JP2016110510A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多数のクライアントによる先読み処理が同時に行われると、サーバの負荷が増大しすぎる場合がある。【解決手段】 本発明によれば、先読み対象の複数のファイルを特定し、当該特定された先読み対象の複数のファイルを順にサーバからダウンロードしていき、その先読み対象の複数のファイルのうちの1つをサーバからダウンロードした際のダウンロード速度を計算し、当該計算したダウンロード速度が閾値以上か判定する。ダウンロード速度が閾値以上であると判定した場合は、前記先読み対象の複数のファイルのうちの次のファイルのダウンロードを実行する。ダウンロード速度が閾値より小さいと判定した場合は、前記先読み対象の複数のファイルのうち、前記ダウンロード速度にて所定の時間でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルを次の先読み対象としてダウンロードを実行する。【選択図】 図6

Description

本発明は、ファイルの先読み処理においてサーバへの負荷が大きくなりすぎないように制御するための情報処理方法に関する。
従来、クライアントのアプリケーションにおいて、サーバに保存されているファイルを表示対象として選択すると、該アプリケーションは、サーバから該ファイルをローカルにダウンロードし、ダウンロードした画像ファイルを表示する。また、プレビュー表示を行う場合も、表示対象のファイルのプレビュー表示が指示された時に、サーバから当該指示されたファイルをダウンロードするといった処理を行うものがあるが、ファイルを選択してからプレビュー表示が完了するまでに時間が掛かる。
特許文献1では、次にユーザーが読むことが予想されるページを先読みすることが記載されている。例えば、予め設定された優先度に基づきページデータの先読みを行うことが記載されている。先読みを行うことで、選択画像が先読み済み(ダウンロード済み)であれば画像選択後すぐにプレビュー表示を行うことが可能となる。
特開2010−205252号公報
しかしながら、複数の拠点の多数のクライアントから、同時に同一サーバに対するアクセスが試された場合、複数のクライアントによる先読み処理が多数同時に行われ、サーバの負荷が増大することが想定される。サーバの負荷が大きくなると、ファイルのダウンロードに時間が掛かるといった問題がある。そして、ファイルのダウンロードに時間が掛かると、さらに、ファイルを選択した際に当該ファイルの先読み自体も完了していない可能性が高くなり、先読みの効果(画像選択後すぐにプレビュー表示を行えるという効果)も得られなくなってしまう。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、ユーザーの操作に応じて、先読み対象の複数のファイルを特定する特定手段と、前記特定手段で特定された先読み対象の複数のファイルを順にサーバからダウンロードするファイル取得手段と、前記ファイル取得手段により前記先読み対象の複数のファイルのうちの1つをサーバからダウンロードした際のダウンロード速度を計算し、当該計算したダウンロード速度が閾値以上か判定する判定手段と、を有し、前記判定手段で前記ダウンロード速度が前記閾値以上であると判定した場合、前記ファイル取得手段は、前記先読み対象の複数のファイルのうちの次のファイルのダウンロードを実行し、前記判定手段で前記ダウンロード速度が前記閾値より小さいと判定した場合、前記ファイル取得手段は、前記特定手段で特定された先読み対象の複数のファイルのうち、前記ダウンロード速度にて所定の時間でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルを次の先読み対象としてダウンロードを実行することを特徴とする。
本発明によれば、サーバに所定以上の負荷が掛かっていると判断した場合に、先読みするファイルのデータサイズを制限することで、各クライアントがサーバにアクセスする時間が減るのでサーバの負荷を減らすことが出来る。また、先読み処理を全て中止するのではなく、データサイズの小さいファイルを先読みしておくことで先読みされているファイル数が増えるので、ユーザーが選択したファイルが先読みされている確率を上げることが出来る。
システムの構成を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 ファイルサーバのハードウェア構成を示す図である。 文書閲覧アプリケーションのソフトウェア構成を示す図である。 文書閲覧アプリケーションのUI表示の一例を示す図である。 第一の実施形態における、ファイルの先読みのフロー図である。 第一の実施形態における、ファイルの先読み中のサーバ負荷軽減処理のフロー図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
まず、発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるデータ処理システムの構成例を示す図であり、情報処理装置100と、ファイルサーバ101、102とがネットワークを介して通信可能に接続されている。
図1において、情報処理装置100は、ファイルサーバ101及び102に保存されているライブラリを管理するために、ユーザーの使用するPCである。ファイルサーバ101及び102には、画像ファイルや文書ファイルなどのデータがライブラリ内に格納されている。103は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)等のネットワークであって、LAN103を介して各装置は情報の相互通信を行っている。
図2は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。図2において、入力デバイス205は、ユーザーの操作入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスなどである。表示部202は、各種アプリケーションの画面などを表示するディスプレイであり、ユーザーに視覚的な出力情報フィードバックを与える。I/O207は、外部機器との通信を行うインターフェースデバイスであり、有線または無線のネットワークを介して外部機器(ファイルサーバ101や102)と接続する。
また、本発明の各処理を実行する処理部としてコンピュータを機能させるための各種プログラムや、実行に必要な情報を記憶する記憶デバイスとして、RAM203、ROM204、外部メモリ206(ハードディスクやフレキシブルディスクドライブなど)を有する。CPU201は、これらのプログラムや情報をRAM203に読み出して実行することにより、後述する各処理を実現する処理部として機能する。なお、情報処理装置100には、所定のオペレーティングシステム(OS)がインストールされ、かつ、不図示である特定の機能処理を実行する各種のアプリケーションプログラムもインストールされている。ここで、特定の機能処理とは、文書処理、表計算処理、プレゼンテーション処理、画像処理、図形処理等が含まれ、各アプリケーションはそれぞれ独自のデータ構造(ファイル構造)を備える。また、OSは、各ファイルの識別子を参照して対応するアプリケーションに印刷指示を行える構成となっている。また、本実施形態の情報処理装置100には、ファイルサーバに保管されているライブラリを管理するための文書閲覧アプリケーション400がインストールされている。文書閲覧アプリケーション400はライブラリ管理機能、ライブラリ内のファイルを一覧表示する機能、プレビュー表示機能、サムネイル表示機能、表示倍率変更機能、選択ファイルが文書ファイルであった場合に表示ページを変更する機能等を備えているものとする。
図3は、ファイルサーバ101(102)のハードウェア構成図である。CPU301は、ROM303に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、サーバの各種制御処理を実現するための処理部として機能する。RAM302は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。外部メモリ304は、画像ファイルや文書ファイル、各種プログラムを記憶する。ファイルサーバ101(102)は、インターフェースデバイスI/O305を介して接続されたLAN103上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図4は、情報処理装置100で実行される文書閲覧アプリケーション400の機能構成の一例を示す図である。文書閲覧アプリケーション400は、外部メモリ206に記憶されており、CPU201にて実行する際にRAM203及びROM204に読みだされるアプリケーションである。CPU201は文書閲覧アプリケーション400を実行することにより、選択ファイルのプレビュー表示機能とサムネイル表示機能を実現し、出力管理部401、出力画像作成部402、ファイル取得部403、入力管理部404、画面表示管理部405、ライブラリ管理部406として機能する。出力管理部401は、入力デバイス205の操作に応じて、ファイルサーバ101(102)に対して出力処理を行う。例えば、ファイルを移動する際に、ファイルサーバ101(102)に対して対象ファイルを転送するといったものが出力処理である。
出力画像作成部402は、プレビュー表示やサムネイル表示の際に表示する画像イメージを作成する。ファイル取得部403は、ファイルサーバ101(102)からファイルを取得してローカルストレージ(情報処理装置の記憶媒体)に保存する。入力管理部404は、画面表示管理部405により表示部202に表示された文書閲覧アプリケーション400のUIを介して、ユーザーによる入力デバイス205の操作を検知し、ユーザーによって為された操作に関する情報を取得する。画面表示管理部405は、文書閲覧アプリケーション400のUI(例えば、図5のようなUI)を表示部202に表示させるための画面表示制御を行う。ライブラリ管理部406は、文書閲覧アプリケーションが登録しているライブラリの管理を行う。登録しているライブラリの情報は外部メモリ206に格納されている。
図5は、文書閲覧アプリケーション400の表示画面を模式的に示した図である。500は、OS上に表示される文書閲覧アプリケーションのウィンドウ画面を表している。
ライブラリ一覧501には、文書閲覧アプリケーション400に登録されているライブラリの一覧が表示される。さらに、ライブラリ内のフォルダも表示されて、各ライブラリのフォルダ階層に従い階層構造で表示される。ライブラリの登録は例えばライブラリ一覧501の領域内でマウス操作の右クリックでコンテキストメニューを表示し、ライブラリ登録の項目を選択することでライブラリ登録のダイアログが表示され、登録対象のライブラリを指定するなどの方法を用いることで登録可能である。ライブラリを登録する際は、フォルダパス、登録ライブラリ名などを入力する。また、認証が必要となる場合はアカウントIDやパスワードなどの認証情報を登録することで接続可能となる。これらの登録情報はライブラリ管理部406で管理されている。
ファイル一覧502には、ライブラリ一覧501でユーザーの指示により選択中のライブラリ(またはフォルダ)内に格納されているファイルの一覧が表示される。
プレビュー画面503には、ファイル一覧502でユーザーの指示により選択中のファイルの指定ページ509のプレビュー画像を表示する。プレビュー画面503の表示は下記のコントロール504〜509で操作可能である。
コントロール504は、プレビュー表示を指示するためのものであり、プレビュー画面503上でサムネイル表示が行われていた場合にプレビュー表示に切り替えることが可能である。なお、サムネイル表示とはプレビュー画面503の代わりに対象ファイルのサムネイル画像を表示することである。文書ファイルなどの複数ページで構成されるファイルは、プレビュー画面503の位置に複数ページのサムネイル画像を並べて表示することが可能である。
コントロール505は、サムネイル表示を指示するためのものであり、プレビュー表示が行われていた場合にサムネイル表示に切り替えることが可能である。
コントロール506は、表示倍率を変更するためのものである。なお、倍率変更時の倍率の指定方法は、該コントロールが指示されるのに応じて表示される調節バー、倍率を、キーボード等の入力手段を用いて入力する方法や、いくつかの固定倍率の中から選択する方法などを用いればよい。また、プレビュー表示とサムネイル表示でそれぞれ倍率を保存している。そのためプレビュー表示504とサムネイル表示505への切り替え時には切り替えに応じて倍率506も切り替えられる。
コントロール507は、プレビュー画面503に表示されているページを1ページ前のページに戻すためのものである。なお、表示中のページが最初のページであった場合には非活性となり選択できなくなる。
コントロール508は、プレビュー画面503に表示されているページを1ページ次のページに進めるためのものである。なお、表示中のページが最後のページであった場合には非活性となり選択できなくなる。
コントロール509は、プレビュー画面503に表示するページをユーザーにより入力された指定ページに変更するための入力ボックスである。コントロール509にキーボード等の入力手段を用い数字を入力すると、そのページのプレビューが表示される。
次に、プレビュー表示の動作の詳細について、図5を用いて説明する。ファイル一覧502でファイルが選択された時にプレビュー画面503へのプレビュー表示処理を開始する。ファイル一覧502で選択されたファイルが、ネットワークを介して接続されたサーバのライブラリに格納されている場合、まず、ファイル取得部403が外部メモリ206の所定の位置に当該選択されたファイルをダウンロードする。なお、既にファイルがダウンロードされて外部メモリ206の所定の位置に格納済みの場合は、当該格納済みのファイルを使用する。ダウンロードされたファイルには、前記ファイルのファイル名と、オリジナルファイルのフォルダパスとファイル名とを紐付ける情報がxmlファイルに保存される。このxmlファイルは、前記オリジナルファイルが移動、削除、リネームされた場合に更新される。ダウンロード完了後、倍率506にしたがって出力画像作成部402が表示可能な画像イメージへの変換を行う。
そして、ダウンロードを行うたびに、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロード開始からダウンロード終了までにかかった時間とに基づいて当該ファイルのダウンロード速度を計算し、RAM203に記憶する。前記ファイルが文書ファイル(pdfファイルなど)であった場合は指定ページ509を表示可能な画像イメージへ変換を行う。前記変換処理完了後、プレビュー画面503に前記画像イメージを表示する。ファイル一覧から選択されたファイルのプレビュー表示の動作は、次のファイルのプレビュー表示のための先読み動作、および先読み動作におけるサーバ負荷軽減処理よりも優先して行われる。したがって、選択されたファイルのプレビュー表示が指示された場合、これらの先読み動作に関わる処理は、中断や破棄され、プレビュー表示完了後に再開される。
次に、プレビュー表示における先読み動作(次にプレビュー指示される可能性が高いファイルを先にダウンロードしておくことによりプレビュー表示を速くするための動作)について図5を用いて説明する。先読み動作は、ライブラリ一覧501でネットワークを介するライブラリが選択状態になると開始される。先読みを行う対象ファイルはユーザー操作ごとに予め定義された優先度に従い行う。たとえば、ライブラリ一覧501でライブラリが選択された場合と、ファイル一覧502でファイルが選択された場合とで、適用される優先度が異なる。優先度は定義されたイベントが発生した際に変更され、イベント(ユーザー操作)が発生するたびに優先度に従い先読み対象ファイルのリストを作成する。前記先読み対象ファイルのリストが更新された場合、更新前の先読み処理は中断し、破棄される。前記先読み対象ファイルリストには対象ファイルのフォルダパス、ファイル名が含まれている。
以下にイベント発生からイベントに応じた優先度で前記先読み対象ファイルリストを作成するまでの例を示す。ライブラリ一覧501でネットワーク接続されたサーバのライブラリが選択された場合は、ファイル一覧の先頭の文書から現在のソート順にファイル一覧502に表示可能なファイル数(または表示可能なファイル数の2倍の数)のファイルを、前記先読み対象ファイルリストに追加する。ここで2倍としているのは、現在ファイル一覧502に表示されているファイルと、下に1画面分スクロールした際にファイル一覧502に表示されるファイルが選択される可能性が高いと考えられるからである。
また、ファイル一覧502でファイルが選択された場合は、現在のソート順における選択ファイルの前後から順にファイル一覧502に表示可能なファイル数(または表示可能なファイル数の3倍の数)のファイルを前記先読み対象ファイルリストに追加する。ここで3倍としているのは現在ファイル一覧502に表示されているファイルと、下に1画面分スクロールした際にファイル一覧502に表示されるファイルと、上に1画面分スクロールした際にファイル一覧502に表示されるファイルが選択される可能性が高いと考えられるからである。
このようにイベント(ユーザー操作)ごとに次に表示される可能性が高いと考えられる順に優先度を設定し先読み対象ファイルを決定する。先読み対象ファイルリストの順に従い外部メモリ206の所定の位置にファイルをダウンロードしていく。このとき既にファイルが外部メモリ206の所定の位置に格納されている場合は、タイムスタンプやサイズの比較で同一と判断できれば既にダウンロードされているファイルを使用する。また、1ファイルダウンロードが完了するたびに、当該ダウンロードしたファイルのファイルサイズと、ダウンロード開始からダウンロード終了までにかかった時間とに基づいて、ダウンロード速度を計算して、当該計算したダウンロード速度をRAM203に記憶する。また、1ファイルダウンロードが完了するたびに別プロセスで出力画像作成部402が1ページ目を倍率506に従い表示可能な画像イメージへ変換する。先読み動作としての画像イメージへの変換は通常は1ページ目のみを行い、ファイル一覧502でファイルが選択された時点で、選択ファイルの2ページ目以降の画像イメージへの変換を行う。またサムネイル表示への切り替え505のコマンドが実行されることも考えられるため、2ページ目以降の変換完了後に、サムネイル表示時の倍率に従い1画面に表示されることが可能なページ数分、サムネイルサイズの画像イメージへの変換も行う。画像イメージへの変換は前記先読み対象ファイルのリストが更新された場合、画像イメージへの変換は中断される。
次に、先読み動作におけるサーバ負荷軽減処理について、図6および図7を用いて説明する。ステップS601では、入力管理部404がライブラリ一覧501でネットワークを介して接続されたサーバのライブラリが選択されたというイベントや、ファイル一覧502でファイルが選択されたというイベントなどを感知すると、当該イベントに応じた優先度で先読み対象ファイルのリストを作成する。前記先読み対象ファイルは、先読みの優先度順にリストに格納される。すなわち、先読み対象の複数のファイルを特定してリスト化する。
ステップS602において、ファイル取得部403は、前記ファイルリストに格納されているファイルを調べ、ファイルリストに先読み対象ファイルが格納されている場合はステップS603に進み、先読み対象ファイルが格納されていない場合は先読み処理を終了する。
ステップS603において、先読み対象ファイルが既に外部メモリ206の所定の位置に格納されている場合は当該ダウンロード済みのファイルを使用するため、ステップS608に進む。先読み対象ファイルが外部メモリ206の所定の位置に格納されていない場合は、ステップS604に進む。
ステップS604において、ファイル取得部403は、前記ファイルリストの先頭のファイルをファイルサーバ101(または102)からダウンロードして取得する。このとき、ファイル取得部403はファイルサイズと、ファイル取得に掛かった時間とを測定して、RAM203に記憶する。
ステップS605において、ファイル取得部403は、前記ファイルリストから当該取得したファイルのファイル名を削除する。
ステップS606において、ファイル取得部403は、ステップS604でRAM203に記憶したファイルサイズと時間から単位時間あたりに取得できたファイルサイズ(すなわち、ダウンロード速度)を算出し、RAM203に記憶する。
ステップS607において、ファイル取得部403は、ステップS606でRAM203に記憶したダウンロード速度が閾値以上かを判定することにより、サーバのネットワーク負荷状態を判断する。ダウンロード速度が閾値以上の場合はサーバに負荷が掛かっていないと判断しステップS602に進み、ダウンロード速度が閾値未満の場合はサーバに負荷が掛かっていると判断しステップS701に進む。
なお、ここでの閾値とは、予め設定された設定ダウンロード速度をそのまま閾値として利用する方法、もしくは設定ダウンロード速度から期待されるダウンロード速度を算出した値を閾値として利用する方法を用いて決められているものとする。期待されるダウンロード速度を算出する場合の算出方法は、設定ダウンロード速度の80%など許容できる割合から算出する方法や、情報処理装置100のメモリ使用率などの処理速度に影響する値を加味して算出する方法などが考えられる。例えば、メモリ使用率を加味する場合、ステップS604でダウンロード時のメモリ使用率を取得して、S607で該メモリ使用率を加味して閾値を算出した後にダウンロード速度と比較する。メモリ使用率が高ければ閾値を下げ、メモリ使用率が低ければ閾値を上げるようにして算出する。設定ダウンロード速度の取得方法は、アプリケーション400が設定ダウンロード速度の設定UIを持ち、当該設定UIで設定された値を読み込む方法や、外部メモリ206に保存されている設定ファイル(xmlファイルなど)を読み込む方法などがある。
ステップS608では、先読み対象ファイルが既に外部メモリ206の所定の位置に格納されているため、ファイル取得部403が取得完了したと判断し先読み対象ファイルリストから対象ファイルを削除し、ステップS602に進む。
ステップS609は、入力管理部404がライブラリ一覧501でネットワーク接続されたサーバのライブラリが選択されたというイベントや、ファイル一覧502でファイルが選択されたというイベントなどを感知するたびに開始される。なお、ステップS609は、図6のステップS601〜S607および図7のS701〜708の処理中であっても、当該イベントが検知されると、実行中の処理を中断・破棄して、ステップS601へと移行して先読み対象のファイルのリストを更新する。
ステップS701において、ファイル取得部403は、ファイルリストに先読み対象ファイルが格納されているか判定し、ファイルリストに先読み対象ファイルが格納されている場合はステップS702に進み、先読み対象ファイルが格納されていない場合は先読み処理を終了する。
ステップS702において、先読み対象ファイルが外部メモリ206の所定の位置に格納されているかどうか判定する。ダウンロード済みの先読み対象ファイルがあると判定した場合は、当該既にダウンロードされているファイルを使用するため、ステップS708に進む。外部メモリ206の所定の位置に格納されていない場合(すなわちダウンロード済みでない場合)は、ステップS703に進む。
ステップS703において、ファイル取得部403は、ファイルサーバから最後にダウンロードを行った時のダウンロード速度からn秒(所定の時間:例えば5秒)でダウンロード可能なファイルサイズを算出する。すなわち、ダウンロード可能なファイルサイズは、ダウンロード速度とn秒の積に基づいて算出される。なお、n秒は、ファイルサーバの処理能力、先読み対象ファイル数の最大値(表示画面と前後1画面分に表示されるファイル数:例えば60ファイル)、アクセスしてくる情報処理装置の台数、などに基づいて予め実験的に求めておけばよい。例えば、先読み対象ファイル数の最大値とnの積が情報処理装置1台の1回のアクセス時間となるので、その値と、単位時間あたりに新たにアクセスしてくると想定される情報処理装置の台数とを考慮して、同じ時間帯にアクセス中の情報処理装置の台数が、ファイルサーバの処理能力以下に収まるように、n秒が設定される。したがって、情報処理装置のアクセスタイミングが集中することが予想される場合は、n秒を短めに設定しておけばよいし、情報処理装置のアクセスタイミングがあまり集中しないと予想される場合は、n秒を長めに設定しておけばよい。なお、n秒の設定は上述した手法に限るものではなく、その他の方法を用いて定めても良い。
そして、上述したようにファイルサイズを算出した後、前記先読み対象ファイルリストの先頭から順にダウンロード可能サイズ以下のファイルを検索する。検索にヒットした場合(すなわち、n秒でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルがあった場合)は、ステップS704に進み、ヒットしなかった場合は終了する。ここで終了した場合は、例えば入力管理部404がライブラリ一覧501でネットワーク接続されたサーバのライブラリが選択されたというイベントや、ファイル一覧502でファイルが選択されたというイベントなどを検知した場合や、一定時間後に再開される。
ステップS704において、ファイル取得部403は、前記ファイルリストの検索にヒットしたファイル(n秒でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイル)を順にファイルサーバから取得する。このとき、ファイル取得部403は当該取得したファイルのファイルサイズと、ファイル取得に掛かった時間を測定してRAM203に記憶する。取得が完了するとステップS705で前記ファイルリストから取得完了したファイルを削除する。
ステップS706において、ファイル取得部403がステップS704でRAM203に記憶したファイルサイズと時間とに基づいて、単位時間あたりに取得されたファイルサイズ(ダウンロード速度)を算出し、RAM203に記憶する。
ステップS707において、ファイル取得部403がステップS706でRAM203に記憶したダウンロード速度が閾値以上かを判定することにより、サーバのネットワーク負荷状態を判断する。ダウンロード速度が閾値以上の場合はサーバに負荷が掛かっていないと判断してステップS602に進み、ダウンロード速度が閾値未満の場合はサーバに負荷が掛かっていると判断しステップS701に進む。
ステップS708では、先読み対象ファイルが既に外部メモリ206の所定の位置に格納されているためファイル取得部403が取得完了したと判断して、ファイルリストから先読み対象ファイルを削除し、ステップS701に進む。
上述したような処理により、サーバに負荷がかかっていると判断した場合は、サイズの大きなファイルのダウンロードを避け、サーバへの負荷を軽減しながらも先読みを続けることで、ユーザーの利便性を向上する。すなわち、サーバに所定以上の負荷が掛かっていると判断した場合に、先読みするファイルのデータサイズを制限することで、各クライアントがサーバにアクセスする時間が減るのでサーバの負荷を減らすことが出来る。また、先読み処理を全て中止するのではなく、データサイズの小さいファイルを先読みしておくことで先読みされているファイル数が増えるので、ユーザーが選択したファイルが先読みされている確率を上げることが出来る。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、ステップS607(ステップS707)でダウンロード速度が閾値未満だった場合、ステップS703において、n秒以内でダウンロード可能なファイルを検索している。そして、ステップS703で検索ヒットした場合に、ファイル取得部403がファイルサーバから当該検索されたファイルをダウンロードしている。これにより、ファイルサーバにアクセスする時間を減らして負荷軽減を図っている。しかし、n秒以内でダウンロード可能なファイルすべてがダウンロード終了するまでの間は負荷軽減の効果が小さくなる。
第2の実施形態ではステップS607、ステップS707でダウンロード速度が閾値未満だった場合にステップS604、ステップS704でダウンロードを開始する前に、予め決められた時間待機する(例えば数秒間待機する)。
これにより、複数の情報処理装置100がステップS604、ステップS704でダウンロードするタイミングをずらすことが出来るため、ファイルサーバに掛かる負荷を分散させることが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。その処理は、上述した実施例の機能を実現させるソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. ユーザーの操作に応じて、先読み対象の複数のファイルを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された先読み対象の複数のファイルを順にサーバからダウンロードするファイル取得手段と、
    前記ファイル取得手段により前記先読み対象の複数のファイルのうちの1つをサーバからダウンロードした際のダウンロード速度を計算し、当該計算したダウンロード速度が閾値以上か判定する判定手段と、
    を有し、
    前記判定手段で前記ダウンロード速度が前記閾値以上であると判定した場合、前記ファイル取得手段は、前記先読み対象の複数のファイルのうちの次のファイルのダウンロードを実行し、
    前記判定手段で前記ダウンロード速度が前記閾値より小さいと判定した場合、前記ファイル取得手段は、前記特定手段で特定された先読み対象の複数のファイルのうち、前記ダウンロード速度にて所定の時間でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルを次の先読み対象としてダウンロードを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記ユーザーの操作によりライブラリ一覧の中から選択されたライブラリに応じて、前記先読み対象の複数のファイルを特定する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記ユーザーの操作によりファイル一覧の中から選択されたファイルに応じて、前記先読み対象の複数のファイルを特定する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. ユーザーにより特定の操作が為されると、前記ファイル取得手段によるダウンロードを中断し、前記特定手段による先読み対象の複数のファイルの特定を更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段で前記ダウンロード速度が前記閾値より小さいと判定した場合、前記ファイル取得手段は、所定の時間待機した後に、前記特定手段で特定された先読み対象のファイルのうち、前記ダウンロード速度にて所定の時間でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルを次の先読み対象としてダウンロードを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  7. 情報処理装置の特定手段が、ユーザーの操作に応じて、先読み対象の複数のファイルを特定する特定ステップと、
    前記情報処理装置のファイル取得手段が、前記特定ステップで特定された先読み対象の複数のファイルを順にサーバからダウンロードするファイル取得ステップと、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記ファイル取得ステップで前記先読み対象の複数のファイルのうちの1つをサーバからダウンロードした際のダウンロード速度を計算し、当該計算したダウンロード速度が閾値以上か判定する判定ステップと、
    を有し、
    前記判定ステップで前記ダウンロード速度が前記閾値以上であると判定した場合、前記ファイル取得ステップでは、前記先読み対象の複数のファイルのうちの次のファイルのダウンロードを実行し、
    前記判定ステップで前記ダウンロード速度が前記閾値より小さいと判定した場合、前記ファイル取得ステップでは、前記特定ステップで特定された先読み対象の複数のファイルのうち、前記ダウンロード速度にて所定の時間でダウンロード可能なファイルサイズ以下のファイルを次の先読み対象としてダウンロードを実行することを特徴とする情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021171423A1 (ja) * 2020-02-26 2021-09-02 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びデータフロー編集プログラム
CN115473806A (zh) * 2022-08-12 2022-12-13 北京奇艺世纪科技有限公司 资源下载控制方法、装置、电子设备和计算机可读介质

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