JP2020154873A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置に記憶されているデータに対して特定の操作を行う際に、ユーザが外部装置に記憶されているデータをダウンロードし、ダウンロードしたデータに対して特定の操作に対応した自端末で特定の操作を実行したデータを、外部装置にアップロードする操作を行う場合と比較して、ユーザの操作を軽減させて、外部装置に記憶されているデータに対して、特定の操作を実行する。【解決手段】情報処理装置10は、ユーザの端末装置から、外部装置に記憶されている文書ファイルに対する、特定の操作の実行の指示を受け付ける受付部30と、受付部30により受け付けた指示に応じて、外部装置から文書ファイルを記憶部14に記憶する制御を行う第1記憶制御部32と、記憶部14に記憶された文書ファイルに対して、指示を実行する実行部34と、実行部34により指示が実行された文書ファイルを、外部装置に記憶する制御を行う第2記憶制御部36と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、コンピュータで実現されるクラウドストレージ管理システムにおけるクラウドストレージ管理方法が記載されている。このクラウドストレージ管理方法は、電子機器のユーザに割り当てられた、クラウドストレージ管理システムと関連するサーバ上の第1クラウドストレージに対するネットワークドライブを構成し、ユーザが利用する少なくとも1つの他のサーバ上の第2クラウドストレージを連動し、ネットワークドライブを通じて第1クラウドストレージと第2クラウドストレージを統合管理する。
また、特許文献2には、複数のクラウドサーバと通信する情報システムが記載されている。この情報システムは、当該情報システムのユーザが複数のクラウドサーバのそれぞれについて保有するアカウントを示すアカウント情報を管理する情報管理部と、ユーザがログインしたときに、アカウント情報を用いて複数のクラウドサーバにアクセスし、複数のクラウドサーバのそれぞれからユーザによる利用の状況を示す利用情報を取得する取得部と、を備える。また、この情報システムは、利用情報によって示されるユーザによる複数のクラウドサーバのそれぞれの利用の状況を、ユーザがログインに際して操作した機器に備わるディスプレイに一覧表示させるユーザインターフェース部を備える。
また、特許文献3には、ファイルの第1インスタンスを格納しているコンピューティングデバイス上で実行される同期フレームワークにアプリケーションの統合を提供する方法が記載されている。コンピューティングデバイスは、ネットワークを介してクラウドサービスと通信可能であり、クラウドサービスは、ファイルの第2インスタンスを格納し、クラウドサービスは、同期エンジンを備える。この方法は、ある期間中にファイルの第1インスタンスへの更新を許容すると共に第2インスタンスへの更新を許容するステップを含む。この方法は、期間中におけるファイルの第1インスタンスと第2インスタンスへの更新に応答して、ネットワークを介して同期フレームワークと同期エンジンとの間で更新を交換することによってファイルの第1インスタンスとファイルの第2インスタンス間の同期を自動的に維持するステップであって、同期フレームワークは、コンピューティングデバイス上で実行される任意のアプリケーションが同期フレームワークと通信することを可能にするインターフェース又はAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を備える、ステップを含む。また、この方法は、コンピューティングデバイス上で実行される第1アプリケーションからインターフェース又はAPIを介して、ファイルに関連する同期ロック要求を受け取るステップを含む。また、この方法は、同期ロック要求に応答して、同期フレームワークによるファイルの第1及び第2インスタンス間の同期を一時的に放棄することを含む同期ロックを提供するステップであって、同期ロック要求が行われている間にファイルの第1及び第2インスタンスの更新が許容され続ける、ステップを含む。
特開2018−97861号公報 特許第5853996号公報 特許第6345330号公報
ところで、外部装置に記憶されているデータに対して、共同編集等の特定の操作を行う場合は、自端末が特定の操作に対応した情報処理装置であれば、ユーザが外部装置から自端末にデータをダウンロードする操作を行い、特定の操作を実行した後に、ユーザが外部装置へデータをアップロードする操作を行う。また、自端末が特定の操作に対応した情報処理装置でなければ、特定の操作に対応した情報処理装置へデータをアップロードし、特定の操作を実行した後に再度自端末にデータをダウンロードする操作を行い、ユーザが外部装置にデータをアップロードする操作を行う必要がある。このように、外部装置に記憶されているデータに対して、特定の操作を行う場合は、特定の操作以外に、ユーザはデータのダウンロードやアップロード等の面倒な操作を行う必要があり、特定の操作を効率的に実行することが難しい。
本発明は、外部装置に記憶されているデータに対して特定の操作を行う際に、ユーザが外部装置に記憶されているデータをダウンロードし、ダウンロードしたデータに対して特定の操作に対応した自端末または情報処理装置で特定の操作を実行したデータを、外部装置にアップロードする操作を行う場合と比較して、ユーザの操作を軽減させて、外部装置に記憶されているデータに対して、特定の操作を実行することができる情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、ユーザの端末装置から、外部装置に記憶されているデータに対する、予め定められた操作の実行の指示を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けた指示に応じて、前記外部装置から前記データを自装置の記憶部に記憶する制御を行う第1制御部と、前記記憶部に記憶された前記データに対して、前記指示を実行する実行部と、前記実行部により前記指示が実行された前記データを、前記外部装置に記憶する制御を行う第2制御部と、を備えている。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記第1制御部が、前記データを前記記憶部に記憶した場合に、前記外部装置における前記データの利用を禁止する制御を行い、前記第2制御部が、前記指示が実行された前記データを前記外部装置に記憶した後に、前記外部装置における前記データの利用を許可する制御を行う。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記受付部が、前記記憶部に前記データが記憶された後に、前記ユーザとは別のユーザの端末装置から、前記データに対する操作の実行の指示を受け付け、前記実行部が、前記データに対して、前記別のユーザの端末装置から受け付けた指示を実行する。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記第2制御部が、前記データに対する、最後のユーザの端末装置から受け付けた指示の実行が終了したことを検知した場合に、前記データを、前記外部装置に記憶する制御を行う。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第1態様〜第4態様のいずれか1の態様に係る情報処理装置において、前記受付部が、前記ユーザの端末装置から前記データに対する前記指示を受け付ける際に、前記データを利用するユーザが単独及び複数のいずれであるかを選択的に受け付ける。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第1態様〜第5態様のいずれか1の態様に係わる情報処理装置において、前記第1制御部が、前記ユーザの端末装置から前記データに対する前記指示を受け付けた場合に、前記外部装置に記憶されている第1データと、前記記憶部に記憶されている第2データとを比較し、前記第2データが最新である場合、前記第1データを前記記憶部に記憶する制御を行わず、前記実行部が、前記第2データに対して、前記指示を実行する。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第1態様〜第6態様のいずれか1の態様に係る情報処理装置において、前記第2制御部が、前記指示が実行された前記データを前記外部装置に記憶した後に、前記外部装置の前記データが更新された場合に、前記記憶部に記憶されている前記データを削除する制御を行う。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第1態様〜第7態様のいずれか1の態様に係る情報処理装置において、前記受付部が、前記外部装置に記憶されている複数のデータの各々を表すサムネイルを含む受付画面を、前記ユーザの端末装置に表示させ、前記複数のデータの中から選択されたデータに対して前記指示を受け付ける。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第8態様に係る情報処理装置において、前記受付画面が、前記外部装置に記憶されている複数のデータの各々について、前記記憶部に記憶されているか否かを識別可能に表示する。
また、第10態様に係る情報処理装置は、第8態様又は第9態様の情報処理装置において、前記受付画面が、前記記憶部に記憶されている前記データに対して、操作の実行の指示を行っているユーザの数を表示する。
また、第11態様に係る情報処理装置は、第8態様〜第10態様のいずれか1の態様に係る情報処理装置において、前記受付画面が、前記記憶部に記憶されている前記データに対して、共同編集可能か否かを識別可能に表示する。
更に、上記目的を達成するために、第12態様に係るプログラムは、コンピュータを、第1態様〜第11態様のいずれか1の態様に係る情報処理装置が備える各部として機能させる。
第1態様及び第12態様によれば、外部装置に記憶されているデータに対して特定の操作を行う際に、ユーザが外部装置に記憶されているデータをダウンロードし、ダウンロードしたデータに対して特定の操作に対応した自端末または情報処理装置で特定の操作を実行したデータを、外部装置にアップロードする操作を行う場合と比較して、ユーザの操作を軽減させて、外部装置に記憶されているデータに対して、特定の操作を実行することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、外部装置からのデータのダウンロードに応じて外部装置におけるデータを利用禁止に制御し、外部装置へのデータのアップロードに応じて外部装置におけるデータを利用許可に制御しない場合と比較して、ユーザの操作を軽減させることができる、という効果を有する。
第3態様によれば、記憶部に記憶された同一のデータに対して、複数のユーザによる操作を実行することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、最後のユーザによる指示の実行の終了を検知しない場合と比較して、適切なタイミングで、記憶部に記憶されたデータを外部装置にアップロードすることができる、という効果を有する。
第5態様によれば、データを利用するユーザが単独であるか複数であるかを選択することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、記憶部のデータが最新であっても外部装置からデータをダウンロードする場合と比較して、不必要な操作が行われることを抑制することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、外部装置のデータが更新された場合に、記憶部のデータを削除しない場合と比較して、記憶部の記憶容量を有効に活用することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、外部装置の各データを表すサムネイルを含む受付画面を表示させない場合と比較して、ユーザによる操作の実行の指示を容易に受け付けることができる、という効果を有する。
第9態様によれば、ユーザが受付画面を一見するだけで外部装置の各データのうち記憶部に記憶されているデータを把握することができる、という効果を有する。
第10態様によれば、ユーザが受付画面を一見するだけで記憶部のデータに対して操作の実行の指示を行っているユーザの数を把握することができる、という効果を有する。
第11態様によれば、ユーザが受付画面を一見するだけで記憶部のデータに対して共同編集可能か否かを把握することができる、という効果を有する。
実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る情報処理装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るデータ管理プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)は、実施形態に係る共同編集の場合におけるチェックアウト及びチェックインの関係を示す模式図である。(B)は、比較例に係る通常編集の場合におけるチェックアウト及びチェックインの関係を示す模式図である。 実施形態に係る情報処理装置による共同編集処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る記憶部のフォルダ構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る受付画面の一例を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム90の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム90は、情報処理装置10と、複数の端末装置50A、50B、・・・と、複数の外部装置52A、52B、・・・と、を備えている。
本実施形態に係る情報処理装置10には、例えば、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)やサーバコンピュータ等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。情報処理装置10の利用形態は、クラウド又はオンプレミスのいずれであってもよい。ここでいうクラウドとは、企業等が外部のコンピュータ資源をインターネット経由で利用する形態であり、オンプレミスとは、企業等が自社でコンピュータ資源を保有して利用する形態である。情報処理装置10は、複数の端末装置50A、50B、・・・とネットワークを介して接続されると共に、複数の外部装置52A、52B、・・・とネットワークを介して接続される。なお、ネットワークには、インターネットや、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
本実施形態に係る複数の端末装置50A、50B、・・・には、例えば、ユーザが使用するPC、スマートフォン、タブレット端末等の各種デバイスが適用される。以下、複数の端末装置50A、50B、・・・を区別して説明する必要がない場合には、これらを総称して端末装置50ともいう。
本実施形態に係る複数の外部装置52A、52B、・・・には、例えば、サーバコンピュータ等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。以下、複数の外部装置52A、52B、・・・を区別して説明する必要がない場合には、これらを総称して外部装置52ともいう。外部装置52は、複数台でなくてもよく、少なくとも1台設置されていればよい。外部装置52の利用形態は、情報処理装置10と同様に、クラウド又はオンプレミスのいずれであってもよい。
外部装置52は、データの一例である文書ファイルを記憶する外部ストレージとしての機能を有している。外部装置52は、チェックアウト及びチェックイン機能を備えている。チェックアウトは、外部装置52から情報処理装置10に文書ファイルをダウンロードし、かつ、外部装置52側の文書ファイルに自動的にロックがかかる機能(すなわち、他者による利用を禁止する機能)である。一方、チェックインは、情報処理装置10から外部装置52に文書ファイルをアップロードし、かつ、外部装置52側の文書ファイルのロックが自動的に解除される機能(すなわち、他者による利用を許可する機能)である。なお、文書ファイルのロック及びロックの解除を手動で行う場合もあるが、本実施形態では、自動及び手動を含めて、チェックアウト及びチェックイン機能と称する。
本実施形態では、情報処理装置10と端末装置50とがLANを介して接続されており、情報処理装置10と外部装置52とがインターネットを介して接続されているものとして説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、制御部12と、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、通信部20と、を備えている。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、及び入出力インターフェース(I/O)12Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O12Dには、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、通信部20と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O12Dを介して、CPU12Aと相互に通信可能とされる。
制御部12は、情報処理装置10の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、情報処理装置10の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部12の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部12の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部14としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部14には、本実施形態に係るデータ管理プログラム14Aが記憶される。なお、このデータ管理プログラム14Aは、ROM12Bに記憶されていてもよい。このデータ管理プログラム14Aは、例えば、富士ゼロックス株式会社製のDocu Works(登録商標)等の文書管理ソフトウェアの一機能として実現される。
データ管理プログラム14Aは、例えば、情報処理装置10に予めインストールされていてもよい。データ管理プログラム14Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、情報処理装置10に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部16には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部16は、タッチパネルを一体的に有していてもよい。操作部18には、例えば、キーボードやマウス等の操作入力用のデバイスが設けられている。表示部16及び操作部18は、情報処理装置10のユーザから各種の指示を受け付ける。表示部16は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
通信部20は、インターネットや、LAN、WAN等のネットワークに接続されており、端末装置50及び外部装置52の各々との間でネットワークを介して通信が可能とされる。
ところで、上述したように、外部装置52に記憶されている文書ファイルに対して特定の操作を行う際に、端末装置50が特定の操作に対応していない情報処理装置であった場合、ユーザが外部装置52に記憶されている文書ファイルをダウンロードし、ダウンロードした文書ファイルに対して特定の操作に対応した情報処理装置に文書ファイルをアップロードし特定の操作を実行した後に、再度自端末に文書ファイルをダウンロードし、特定の操作を実行した文書ファイルを外部装置52にアップロードする操作を行う場合がある。この場合、特定の操作以外に、ユーザは文書ファイルのダウンロードやアップロード等の面倒な操作を行う必要があり、特定の操作を効率的に実行することが難しい。なお、ここでいう特定の操作とは、一例として、特殊なフォーマットの文書ファイルの閲覧・編集や、複数のユーザによる文書ファイルの共同編集等が含まれる。
このため、本実施形態に係る情報処理装置10のCPU12Aは、記憶部14に記憶されているデータ管理プログラム14AをRAM12Cに書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10のCPU12Aは、受付部30、第1記憶制御部32、実行部34、及び第2記憶制御部36として機能する。なお、第1記憶制御部32は、第1制御部の一例であり、第2記憶制御部36は、第2制御部の一例である。また、本実施形態では、第1記憶制御部32及び第2記憶制御部36を区別して説明するが、1つの記憶制御部として実現してもよい。
本実施形態に係る受付部30は、ユーザの端末装置50から、外部装置52に記憶されている文書ファイルに対する、特定の操作の実行の指示を受け付ける。なお、本実施形態では、文書ファイルをデータの一例として説明するが、対象とするデータは文書に限定されるものではなく、画像等であってもよい。
本実施形態に係る第1記憶制御部32は、受付部30により受け付けた指示に応じて、外部装置52から文書ファイルをダウンロードして自装置の記憶部14に記憶する制御を行う。本実施形態においては、文書ファイルが外部装置52から記憶部14に複写される。図3に示す記憶部14には、外部装置52からダウンロードされた文書ファイルが記憶されている。
本実施形態に係る実行部34は、記憶部14に記憶された文書ファイルに対して、受付部30で受け付けた指示に従って、特定の操作を実行する。
本実施形態に係る第2記憶制御部36は、実行部34により指示が実行された文書ファイルを、外部装置52にアップロードして外部装置52に記憶する制御を行う。本実施形態においては、文書ファイルが記憶部14から外部装置52に複写される。
すなわち、外部装置52に記憶されている文書ファイルに対して特定の操作を行う際に、ユーザは情報処理装置10に対して特定の操作の実行の指示を行うだけでよい。このため、ユーザは特定の操作を行う以外に、文書ファイルのダウンロードやアップロード等の面倒な操作を行う必要がなく、ユーザの操作を軽減させて、特定の操作が効率的に実行される。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の作用を説明する。なお、図4は、本実施形態に係るデータ管理プログラム14Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、ユーザの端末装置50には、一例として、後述の図8に示す受付画面が表示されており、外部装置52に記憶されている文書ファイルを指定して、特定の操作の実行の指示の受け付けが可能とされる。なお、ここでの特定の操作は、一例として、複数のユーザによる文書ファイルの共同編集に関する操作である。
図4のステップ100では、受付部30が、ユーザの端末装置50から、外部装置52に記憶されている複数の文書ファイルの中から指定された文書ファイル(以下、「指定文書ファイル」という。)に対して、特定の操作の実行の指示を受け付ける。なお、受付部30は、ユーザの端末装置50から指定文書ファイルに対する指示を受け付ける際に、指定文書ファイルを利用するユーザが単独及び複数のいずれであるかを選択的に受け付ける。共同編集の場合、指定文書ファイルを利用するユーザが複数であることを受け付ける。
ステップ102では、第1記憶制御部32が、記憶部14に指定文書ファイルが記憶されているか否かを判定する。記憶部14に指定文書ファイルが記憶されていると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ104に移行し、記憶部14に指定文書ファイルが記憶されていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ106に移行する。
ステップ104では、第1記憶制御部32が、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルが最新か否かを判定する。具体的に、外部装置52に記憶されている指定文書ファイルと、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルとを比較して、記憶部14の指定文書ファイルが最新であるか否かを判定する。例えば、外部装置52の指定文書ファイル及び記憶部14の指定文書ファイルの各々の更新日時や、バージョン等を比較することで、最新であるか否かを判定する。但し、更新日時やバージョンが同一である場合には、記憶部14の指定文書ファイルを最新と判定する。記憶部14の指定文書ファイルが最新であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ108に移行し、記憶部14の指定文書ファイルが最新ではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ106に移行する。
ステップ106では、第1記憶制御部32が、外部装置52から、指定文書ファイルをダウンロードして記憶部14に記憶する制御を行う。この際、記憶部14に既に指定文書ファイルが記憶されている場合には、外部装置52からの指定文書ファイルが上書き保存される。第1記憶制御部32は、外部装置52からダウンロードした指定文書ファイルを記憶部14に記憶した場合、外部装置52における指定文書ファイルの利用を禁止する制御(すなわちチェックアウト)を行う。ここで、図5(A)及び図5(B)を参照して、共同編集の場合におけるチェックアウト及びチェックインの関係について説明する。
図5(A)は、本実施形態に係る共同編集の場合におけるチェックアウト及びチェックインの関係を示す模式図である。また、図5(B)は、比較例に係る通常編集の場合におけるチェックアウト及びチェックインの関係を示す模式図である。
図5(A)に示すように、ユーザA、ユーザB、及びユーザCによる共同編集の場合、ユーザAからの指示に応じてチェックアウト(COUT)が行われ、最後のユーザCからの指示に応じてチェックイン(CIN)が行われる。一方、図5(B)に示すように、ユーザA、ユーザB、及びユーザCによる通常編集(単独編集)の場合、ユーザA、ユーザB、及びユーザCの個々にチェックアウト(COUT)及びチェックイン(CIN)が行われる。
次に、ステップ108では、実行部34が、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルに対して、ステップ100で受け付けた指示に従って、特定の操作を実行する。なお、ステップ104で記憶部14の指定文書ファイルが最新と判定された場合には、外部装置52の指定文書ファイルをダウンロードして記憶部14に記憶する制御は行われない。このため、記憶部14の指定文書ファイルに対してそのまま指示が実行される。
ここで、特定の操作が共同編集である場合、上記ステップ108では、受付部30が、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルに対して、一例として、上述の図5(A)に示すように、ステップ100のユーザ(図5(A)の例ではユーザA)とは別のユーザ(図5(A)の例ではユーザB、ユーザC)の端末装置50から、当該指定文書ファイルに対する操作の実行の指示を受け付ける。そして、実行部34が、当該指定文書ファイルに対して、別のユーザの端末装置50から受け付けた指示を実行する。
ステップ110では、第2記憶制御部36が、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルに対する指示の実行の終了を検知したか否かを判定する。具体的に、特定の操作が共同編集である場合、編集中の指定文書ファイルを閉じる操作を行ったユーザが最後のユーザとなる。つまり、最後のユーザによる指定文書ファイルを閉じる操作を検知することで、当該指定文書ファイルに対する指示の実行の終了が検知される。指定文書ファイルに対する指示の実行の終了を検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ112に移行し、指定文書ファイルに対する指示の実行の終了を検知していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ110で待機となる。
ステップ112では、第2記憶制御部36が、ステップ108で指示が実行された指定文書ファイルを、外部装置52にアップロードして外部装置52に記憶する制御を行う。つまり、第2記憶制御部36は、共同編集中の指定文書ファイルに対する、最後のユーザの端末装置50から受け付けた指示の実行が終了したことを検知した場合に、当該指定文書ファイルを、外部装置52に記憶する制御を行う。この際、第2記憶制御部36は、指示が実行された指定文書ファイルを外部装置52に記憶した後に、外部装置52における当該指定文書ファイルの利用を許可する制御(すなわちチェックイン)を行う。
なお、第2記憶制御部36は、上記指示が実行された指定文書ファイルを外部装置52に記憶した後に、外部装置52の指定文書ファイルが更新された場合、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルを削除する制御を行うようにしてもよい。
ステップ114では、受付部30が、一例として、後述の図8に示す受付画面の更新を行い、本データ管理プログラム14Aによる一連の処理を終了する。
なお、上記では、特定の操作として、共同編集を例に説明したが、特殊なフォーマットの文書ファイルの閲覧・編集を行う場合でも同様である。この場合、特殊なフォーマットの文書ファイルの閲覧・編集を行うために、情報処理装置10には予め閲覧・編集専用のアプリケーション・プログラムが格納されている。このため、ユーザの端末装置50から情報処理装置10に対して、文書ファイルの閲覧・編集の操作の実行を指示するだけで、情報処理装置10により、文書ファイルのダウンロード、表示、編集、及びアップロードが自動的に実行される。
次に、図6〜図8を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10による共同編集処理について更に具体的に説明する。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置10による共同編集処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図6に示すように、情報処理装置10は、受付部40、記憶制御部42、及び実行部44を備えている。なお、受付部40は、上述の受付部30と同様の機能を有し、実行部44は、上述の実行部34と同様の機能を有している。ここでは、第1制御部及び第2制御部を1つの記憶制御部42として説明する。
受付部40は、外部装置52に記憶されている複数の文書ファイルの内容を表示、管理し、ユーザにより指定された文書ファイルに対する単独編集又は共同編集の指示を受け付ける。なお、受付部40は、情報処理装置10ではなく、端末装置50に設けられていてもよい。
具体的に、受付部40は、外部装置52のフォルダ構成、外部装置52に記憶されているファイル情報等を管理する。なお、ファイル情報には、文書ファイルのサムネイル画像、更新日時、作成日時、ページ数、及び外部装置52内でのアクセス権等が含まれる。
記憶制御部42は、上述したように、外部装置52に記憶されている複数の文書ファイルのうちユーザにより指定された文書ファイルのダウンロード、及び、アップロードを制御する。記憶制御部42は、一例として、図7に示すように、記憶部14のフォルダ構成を管理する。
図7は、本実施形態に係る記憶部14のフォルダ構成の一例を示す模式図である。
図7の(A)では、複数の外部装置52(ここでは外部装置1及び外部装置2で表す。)の各々に記憶されている文書ファイルのフォルダ構成をベースとした、記憶部14のフォルダ構成を示している。また、図7の(B)では、複数の外部装置52の各々に記憶されている文書ファイルの操作日時をベースとした、記憶部14のフォルダ構成を示している。
ここで、記憶部14には、外部装置52から大量の文書ファイルが複写されて記憶される。このため、記憶部14に記憶された文書ファイルのうち、一定期間操作されなかった文書ファイルや、外部装置52側で独自に編集された文書ファイル等を定期的に削除するようにしてもよい。また、記憶部14に一時的に複写して編集処理の終了後にすぐに削除するようにしてもよい。
記憶制御部42は、外部装置52毎に、ユーザID(Identification)やパスワードを管理する。また、記憶制御部42は、記憶部14に記憶された文書ファイル毎に、外部装置52の識別番号、外部装置52内のファイルID(URL(Uniform Resource Locator)等)、ファイルの更新日時、アクセス権、及び記憶部14内のファイルID(URL等)等を管理する。
実行部44は、記憶制御部42により外部装置52から記憶部14にダウンロードされて記憶された文書ファイルに対して、単独編集又は共同編集を行うエディタ機能を有している。
図6に戻り、ステップS1では、受付部40が、ユーザの端末装置50から、外部装置52に記憶されている複数の文書ファイルのうちユーザにより指定された文書ファイルに対する共同編集の指示を受け付ける。なお、文書ファイルの指定は、一例として、図8に示す受付画面を表示させて行われる。
図8は、本実施形態に係る受付画面60の一例を示す正面図である。
図8に示す受付画面60は、受付部40により端末装置50に表示される。この受付画面60では、複数の外部装置52を便宜的に外部装置1及び外部装置2として表すものとする。
図8に示す受付画面60は、外部装置1及び外部装置2のうち、外部装置1のフォルダ1に格納されている複数の文書ファイル(図8の例では文書1〜文書5の5個。)を表すサムネイル画像を表示している。
文書1には、端末装置50のユーザ自身が編集していることを示すアイコン62が付与されている。アイコン62の数字(図8の例では「5」。)は文書1を編集しているユーザの数を表している。つまり、文書1は、端末装置50のユーザ自身も含め5名のユーザが共同編集している状態を表している。
文書2には、他のユーザが編集していることを示すアイコン64が付与されている。アイコン64の数字(図8の例では「1」。)は文書2を編集している他のユーザの数を表している。つまり、文書2は、1名の他のユーザが編集している状態を表している。
文書3には、記憶部14に記憶されていない、つまり、外部装置1からダウンロードしていないことを示すアイコン66が付与されている。これとは逆に、このアイコン66が付与されていない文書1、2、4、5は、記憶部14に記憶されている、つまり、外部装置1からダウンロードされている文書である。
文書4には、いずれのアイコンも付与されていない。いずれのアイコンも付与されていない文書4は、記憶部14に記憶されており、かつ、共同編集が可能な文書である。
文書5には、単独編集のみが可能なことを示すアイコン68が付与されている。つまり、このアイコン68が付与されている文書5は、単独編集のみが可能であり、共同編集が禁止されている文書である。
上記より、受付画面60は、外部装置1に記憶されている複数の文書ファイルの各々を表すサムネイルを含んでいる。受付部40は、この受付画面60を端末装置50に表示させ、外部装置1に記憶されている複数の文書ファイルの中から操作対象として選択された文書ファイルに対して指示を受け付ける。
また、受付画面60は、外部装置1に記憶されている複数の文書ファイルの各々について、記憶部14に記憶されているか否かを識別可能に表示する。具体的に、一例として、文書ファイルのサムネイルにアイコン66が付与されているか否かで識別される。
また、受付画面60は、記憶部14に記憶されている文書ファイルに対して、特定の操作の実行の指示を行っているユーザの数を表示する。具体的に、一例として、アイコン62の数字や、アイコン64の数字により表される。
また、受付画面60は、記憶部14に記憶されている文書ファイルに対して、共同編集可能か否かを識別可能に表示する。具体的に、一例として、文書ファイルにアイコン68が付与されているか否かで識別される。
なお、受付画面60では、文書ファイルに対する操作の指示を受け付ける際に、外部装置52に記憶されている文書ファイルに対して操作の指示を実行するか、あるいは、記憶部14に記憶されている文書ファイルに対して操作の指示を実行するかを選択可能としてもよい。
次に、図6に戻り、ステップS2では、受付部40が、記憶制御部42に対して、一例として、図8に示す受付画面60を介してユーザにより指定された文書ファイル(指定文書ファイル)の共同編集を行うことを通知する。
ステップS3では、記憶制御部42が、指定文書ファイルが外部装置52から取得されているか、つまり、記憶部14に記憶されているか否かを判定する。指定文書ファイルが外部装置52から取得されていると判定した場合、ステップS4に移行し、指定文書ファイルが外部装置52から取得されていないと判定した場合、ステップS5に移行する。
ステップS4では、記憶制御部42が、記憶部14に記憶されている指定文書ファイルと、外部装置52に記憶されている対象文書ファイルとを比較し、記憶部14の指定文書ファイルが最新か否かを判定する。なお、最新か否かは、一例として、指定文書ファイルの更新日時やバージョン等から判定される。記憶部14の指定文書ファイルが最新であると判定した場合、ステップS7に移行し、記憶部14の指定文書ファイルが最新ではないと判定した場合、ステップS5に移行する。
ステップS5では、記憶制御部42が、外部装置52に対して、指定文書ファイルのダウンロードを要求する。
ステップS6では、記憶制御部42が、外部装置52から指定文書ファイルをダウンロードし、ダウンロードした指定文書ファイルを記憶部14に記憶する制御を行う。なお、記憶制御部42は、上述したように、指定文書ファイルを記憶部14に記憶した場合、外部装置52における指定文書ファイルの利用を禁止する制御(すなわちチェックアウト)を行う。なお、前回の指定文書ファイルのダウンロード後に、外部装置52の指定文書ファイルが更新されていない場合には、外部装置52からのダウンロードは行わなくてもよい。
ステップS7では、記憶制御部42が、実行部44に対して、共同編集の実行を指示する。このとき、記憶制御部42では、共同編集を行う指定文書ファイルに関するURLや更新日時等の情報を管理する。なお、記憶制御部42は、別のユーザから、受付部40を介して、同一の指定文書ファイルに対する共同編集の実行が指示された場合、上述のステップS3〜ステップS6の処理をスキップし、実行部44に対して、共同編集の実行を指示する。この際、外部装置52に記憶されている同一の指定文書ファイルはチェックアウトされているため、編集することはできない。
ステップS8では、実行部44が、記憶制御部42からの指示に従って、記憶部14の指定文書ファイルに対して、一例として、上述の図5(A)に示すように、複数のユーザによる共同編集を実行する。
ステップS9では、実行部44が、共同編集していたユーザの1人が指定文書ファイルを閉じる操作を行ったことを検知した場合、共同編集の終了と判定し、記憶制御部42に対して、共同編集終了を通知する。
ステップS10では、記憶制御部42が、記憶部14の指定文書ファイルを外部装置52にアップロードし、アップロードした指定文書ファイルを外部装置52に記憶する制御を行う。なお、記憶制御部42は、上述したように、指定文書ファイルを外部装置52に記憶した場合、外部装置52における指定文書ファイルの利用を許可する制御(すなわちチェックイン)を行う。
ステップS11では、記憶制御部42が、受付部40に対して、指定文書ファイルに関する情報を更新したことを通知する。例えば、指定文書ファイルの共同編集を行っているユーザの数を更新したことを通知する。
ステップS12では、受付部40が、上記更新の通知に従って、一例として、上述の図8に示す受付画面60の指定文書ファイルに関する情報を更新し、処理を終了する。
このように本実施形態によれば、外部装置52に記憶されている文書ファイルに対して共同編集の操作を行う際に、ユーザは情報処理装置10に対して共同編集の操作の実行の指示を行うだけでよい。このため、ユーザは共同編集の操作を行う以外に、文書ファイルのダウンロードやアップロード等の面倒な操作を行う必要がなく、ユーザの操作を軽減させて、共同編集の操作が効率的に実行される。
以上、実施形態に係る情報処理装置を例示して説明した。実施形態は、情報処理装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、これらのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。例えば、本実施形態に係る端末装置と情報処理装置とが一体となっていてもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 情報処理装置
12 制御部
12A CPU
12B ROM
12C RAM
12D I/O
14 記憶部
14A データ管理プログラム
16 表示部
18 操作部
20 通信部
30、40 受付部
32 第1記憶制御部
34、44 実行部
36 第2記憶制御部
42 記憶制御部
50、50A、50B 端末装置
52、52A、52B 外部装置
60 受付画面
62、64、66、68アイコン
90 情報処理システム

Claims (12)

  1. ユーザの端末装置から、外部装置に記憶されているデータに対する、予め定められた操作の実行の指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けた指示に応じて、前記外部装置から前記データを自装置の記憶部に記憶する制御を行う第1制御部と、
    前記記憶部に記憶された前記データに対して、前記指示を実行する実行部と、
    前記実行部により前記指示が実行された前記データを、前記外部装置に記憶する制御を行う第2制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記第1制御部は、前記データを前記記憶部に記憶した場合に、前記外部装置における前記データの利用を禁止する制御を行い、
    前記第2制御部は、前記指示が実行された前記データを前記外部装置に記憶した後に、前記外部装置における前記データの利用を許可する制御を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付部は、前記記憶部に前記データが記憶された後に、前記ユーザとは別のユーザの端末装置から、前記データに対する操作の実行の指示を受け付け、
    前記実行部は、前記データに対して、前記別のユーザの端末装置から受け付けた指示を実行する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2制御部は、前記データに対する、最後のユーザの端末装置から受け付けた指示の実行が終了したことを検知した場合に、前記データを、前記外部装置に記憶する制御を行う請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記ユーザの端末装置から前記データに対する前記指示を受け付ける際に、前記データを利用するユーザが単独及び複数のいずれであるかを選択的に受け付ける請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1制御部は、前記ユーザの端末装置から前記データに対する前記指示を受け付けた場合に、前記外部装置に記憶されている第1データと、前記記憶部に記憶されている第2データとを比較し、前記第2データが最新である場合、前記第1データを前記記憶部に記憶する制御を行わず、
    前記実行部は、前記第2データに対して、前記指示を実行する請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2制御部は、前記指示が実行された前記データを前記外部装置に記憶した後に、前記外部装置の前記データが更新された場合に、前記記憶部に記憶されている前記データを削除する制御を行う請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記受付部は、前記外部装置に記憶されている複数のデータの各々を表すサムネイルを含む受付画面を、前記ユーザの端末装置に表示させ、前記複数のデータの中から選択されたデータに対して前記指示を受け付ける請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記受付画面は、前記外部装置に記憶されている複数のデータの各々について、前記記憶部に記憶されているか否かを識別可能に表示する請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記受付画面は、前記記憶部に記憶されている前記データに対して、操作の実行の指示を行っているユーザの数を表示する請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  11. 前記受付画面は、前記記憶部に記憶されている前記データに対して、共同編集可能か否かを識別可能に表示する請求項8〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータを、請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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