JP4081952B2 - メール通信システム、メール受信装置、メール送信装置、及び記録媒体 - Google Patents

メール通信システム、メール受信装置、メール送信装置、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メール送信装置とメール受信装置がそれぞれの通信手段によって電子メールを送受信するメール通信システム、メール受信装置、メール送信装置 、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、インターネット、商用ネットワークのパソコン通信等の普及に伴い、プロバイダ(インターネット接続事業者)、パソコン通信事業者等を介した電子メールサービスが急速に普及し、コミュニケーション手段としての地位が確立されてきた。また、最近では、ディジタル携帯電話の高速パケット通信サービス等の開始により、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯装置を利用した電子メールの送受信も行われるようになっている。
【0003】
このようなメール通信システムによる電子メールの送受信では、メールサーバに記憶されたメール管理ソフトやスケジューラ等のアプリケーションで、ユーザが設定した任意の時間にメールサーバから電子メールを自動受信できるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメール通信システムによる電子メールの送受信では、電子メールと共にホームページデータを同時受信する機能をもたないため、受信メールに参照用のホームページアドレス等のURLが含まれている場合、メール受信装置のユーザは、電子メールの受信後、所望のホームページを閲覧するためにプロバイダに再接続しなければならなかった。
【0005】
本発明の課題は、電子メールの受信時にメールデータに含まれるURLに対応するホームページデータを上記メールデータと共に受信可能なメール通信システム、メール受信装置、メール送信装置、及び記録媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明のメール通信システムは、メール用のアプリケーションによって作成されたメールデータを送信するメール送信装置 と、前記メールデータを受信し表示するメール受信装置と、により構成されるメール通信システムにおいて、
前記メール送信装置は、前記メールデータがアクセス情報を含む場合、当該アクセス情報に対応するホームページの表示形態を指示する指示情報を当該メールデータに付加して前記メール受信装置に送信するメールデータ送信手段を備え、
前記メール受信装置は、前記メールデータを受信するメールデータ受信手段と、前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータがアクセス情報を含むか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記メールデータがアクセス情報を含むことが判定された場合、前記アクセス情報に対応するホームページデータを受信するホームページデータ受信手段と、前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータを表示するとともに、前記ホームページデータを前記メールデータに付加された指示情報に基づく表示形態で表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明のメール受信装置は、メール送信装置により送信され、ホームページの表示形態を指示する指示情報が付加されたメールデータを受信するメールデータ受信手段と、このメールデータ受信手段により受信されたメールデータがアクセス情報を含むか否かを判定する判定手段と、この判定手段により前記メールデータがアクセス情報を含むことが判定された場合、前記アクセス情報に対応するホームページデータを受信するホームページデータ受信手段と、前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータを表示するとともに、前記ホームページデータを前記メールデータに付加された指示情報に基づく表示形態で表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明のメール受信装置において、前記ホームページデータ受信手段は、前記アクセス情報に対応するホームページデータの中から画像を除くか否かを選択して受信することを特徴とする。
また請求項2記載の発明のメール受信装置において、前記表示手段は、前記アクセス情報を構成するサーバ名に基づいて選択されたホームページデータを優先的に表示することを特徴とする。
【0010】
請求項6記載の発明のメール送信装置は、メールデータがアクセス情報を含む場合、当該アクセス情報に対応するホームページの表示形態を指示する指示情報を前記メールデータに付加してメール受信装置に送信するメールデータ送信手段を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図11は、本発明を適用した電子メールシステム1の一実施の形態を示す図である。
【0014】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における電子メールシステム1のシステム構成を示す図である。この図1において、電子メールシステム1は、通信事業者と専用回線を介して接続されたメールサーバ10に対して、インターネット等の公衆回線を利用したネットワークN上の複数箇所に設置されたPC20、30、40、50と、が電話回線、ISDN(Integrated Services Digital Network )回線、または専用線等の通信回線を介してアクセスできる構成となっている。
【0015】
なお、図1においては、メールサーバ10とPC20、30、40、50の間の通信を有線接続として図示しているが、これらは無線による通信であってもよい。また、図1では4ヶ所に設置されたメール受信装置或いはメール送信装置20、30、40、50が接続された場合を示しているが、それらの設置箇所数は特に限定されない。
【0016】
図1において、メールサーバ10は、プロバイダやパソコン通信事業者等が備える各種サーバの中でメール管理を専門に担当するサーバであり、プロバイダが備えるルーター(図示せず)を介して公衆回線網等により構成されるネットワークNと接続され、所定のユーザのアドレスへ電子メールを送信し、ユーザ宛の電子メールを蓄積する。
【0017】
メールサーバ10は、図2に示すブロック図のように、CPU11、入力装置12、RAM13、伝送制御部14、表示装置15、記憶装置16、及び記録媒体16aにより構成され、記録媒体16aを除く各部はバス17に接続されている。
【0018】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶装置16内の記録媒体16aに記憶されている電子メール管理アプリケーションプログラムを読み出して、RAM13内のワークメモリ(図示略)に格納し、このRAM13内に格納した電子メール管理アプリケーションプログラムに従って各種電子メール管理処理を実行し、その処理結果を上記ワークメモリに格納するとともに、表示装置15に表示する。そして、ワークメモリに格納した処理結果を記憶装置16内の記録媒体16aの所定の保存先に保存する。
【0019】
CPU11は、伝送制御部14を介して上記PC20から送信されたURLを受信し、対応するホームページデータをメールデータと共に送信するため、後述するサーバ側URL受信処理(図10参照)を実行する。ここで、URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネットにおいて所定のリソースにアクセスするための情報であり、通常「http://www.company.co.jp/teletext/」等のように、「プロトコル://サーバ名/パス名/」と記述される(アクセス情報)。
【0020】
このサーバ側URL受信処理において、CPU11は、上記PC20が受信対象となるホームページデータの全ての階層データを要求しているか否かを判定し、全階層データを要求している場合、伝送制御部14を介して受信したURLに対応するページにリンクする全てのホームページデータを記憶装置16から読み出し、RAM13に一時的に記憶し、全階層データを要求していない場合、伝送制御部14を介して受信したURLに対応するホームページデータのみを記憶装置16から読み出し、RAM13に一時的に記憶させる。
【0021】
また、CPU11は、PC20がホームページデータとしてテキストデータのみか画像を含む全てのデータを要求しているかを判定し、PC20がテキストデータのみ要求している場合、RAM13に記憶されたホームページデータの中から画像データを除いてRAM13に再記憶し、RAM13に記憶されているホームページデータを上記URLの送信元であるPC20へ伝送制御部14を介して送信する。
【0022】
入力装置12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU11に出力すると共に、マウスによる操作信号をCPU11に出力する。
【0023】
RAM(Random Access Memory)13は、CPU11により実行されるプログラムや各種アプリケーションプログラムを格納するプログラム格納メモリと、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークメモリを有する。例えば、後述するサーバ側URL受信処理において、受信したURLのメインページにリンクするページデータを記憶し、該ページデータの中から画像データ以外のデータを再記憶する。
【0024】
伝送制御部14は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)、またはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、或いは専用線等の通信回線を介してネットワークNに接続される外部機器との通信を行うための通信制御を行う。モデムは、電話回線を介してPC20等の外部機器との通信を行うために、CPU11によって処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調する装置であり、ターミナルアダプタは、ISDN回線を介してPC20等の外部機器との通信を行うために、既存のインタフェースをISDNに対応するインタフェースに変換する装置であり、ルーターは、専用線を介して接続されるPC20がLAN(Local Area Network)を構成している場合に、上記メールサーバ10を含むプロバイダ側のLANとPC20を含むLAN間を接続する装置である。
【0025】
表示装置15は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU11から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
【0026】
記憶装置16は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体16aを有しており、この記録媒体16aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体16aは記憶装置16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体16aには上記システムプログラム及びシステムに対応する各種アプリケーションプログラム、URL受信処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたURL、端末情報等を記憶する。
【0027】
この記憶装置16内の記録媒体16aに記憶される電子メール管理アプリケーションは、例えばSMTP(Simple Mail Transfer Protocol )(TCP/IP環境での電子メール用プロトコル)等の電子メール用プロトコルに基づいて、ネットワークNを介して接続されたPC20等の各通信装置と通信を行うことにより、電子メール等の各種データの送受信管理を行うサーバーアプリケーションである。
【0028】
この記憶装置16内の記録媒体16aには、各ユーザ毎のメールアドレスに対応するメールボックスが設定される。また、メールボックスには、対応するメールアドレスを宛先として他のメールサーバから受信したメールが格納される。なお、このメールボックス内に前記各ユーザ毎のメールアドレスに付加された各サブメールアドレスに対応するサブメールボックスを設定してもよい。サブメールボックスが設定された場合には、電子メールにサブアドレスが付加されている際に、対応するサブアドレスのサブメールボックスに電子メールを格納する。
【0029】
なお、この記録媒体16aに記憶するプログラム、データ等は、通信インタフェースにより公衆回線網等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、公衆回線網を介して接続された他の機器側に上記記録媒体を備えた記憶装置を設け、この記録媒体16aに記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0030】
また、上記記録媒体16aに記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部14から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記録媒体16aはネットワークN上に構築されたサーバの記録媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0031】
さらに、前記構成要素の内、入力装置12、表示装置15、及び、ターミナルアダプタ、ルーター等の伝送制御部14の各装置は、メールサーバ10専用に備えずに、プロバイダ等が備える各種サーバが共有する構成であってもよい。
【0032】
次に、図3を参照してPC20の内部構成を詳細に説明する。図3は、PC20の構成を示すブロック図である。この図3において、PC20は、CPU21、入力装置22、RAM23、伝送制御部24、表示装置25、印刷装置26、記憶装置27及び記録媒体27aにより構成され、記録媒体27aを除く各部はバス28により接続されている。
【0033】
CPU21は、伝送制御部24を介して上記メールサーバ10に対してメールデータを送信し、上記メールサーバ10の記憶装置16に記憶されたホームページデータを受信するため、後述するメール送受信処理(図5〜図9参照)を実行する。
【0034】
このメール送受信処理において、CPU21は、ユーザによるメール管理アプリケーション起動の入力操作に応じて、表示装置25に該アプリケーションのメインメニューを表示させ、ユーザの入力装置22からのキー入力操作の待機状態に入り、上記キー入力操作に基づいて、「メールの作成」、「メールの受信」、「その他の処理」の3モードの中から所望のモードを選択し、入力装置22により「メールの作成」モードが選択された場合、後述するメール内容入力処理を実行し、入力装置22からの入力信号に基づいてメールの送信先を設定し、当該メールの送信を指示するキー入力の有無を判定し、当該キー入力が有れば、PC20の伝送制御部24を介してプロバイダに接続し、メールサーバ10に対して上記メールを送信し、上記プロバイダとの接続を切断する。
【0035】
また、CPU21は、「メールの受信」モードが選択された場合、伝送制御部24を介してPC20をプロバイダに接続し、メールサーバ10にPC20宛のメールが有るか否かを判定し、該メールが有れば、伝送制御部24を介して当該メールを受信し、表示装置25に表示させる後述の受信メール表示処理を実行し、メールの受信が正常に完了したか否かを判定し、メール受信が完了した場合、上記プロバイダとの接続を切断する。また、CPU21は、「その他の処理」モードが選択された場合、入力装置22からの入力信号に基づいて後述する受信データ指定処理を実行する。
【0036】
入力装置22は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU21に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU21に出力する。例えば、後述するPC側メール送受信処理において、ユーザによるモード選択、文字入力等を指示する入力信号をCPU21に出力する。
【0037】
RAM23は、CPU21により実行されるプログラムや各種アプリケーションプログラムを格納するプログラム格納メモリと、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークメモリを有する。
【0038】
また、RAM23は、PC側メール送受信処理に係る各種メモリを有し、図4に示すように、端末情報メモリ23a、最優先URLメモリ23b、非受信URLメモリ23c、メール文メモリ23d、階層データ指定メモリ23e、受信データ指定メモリ23f、ワークメモリ23gを有する。
【0039】
端末情報メモリ23aは、例えば後述する受信メール表示処理(図7参照)において、メールサーバ10によるメールデータ、ホームページデータの送信先となるPCの識別情報を一時的に記憶する。最優先URLメモリ23bは、例えば後述するメール内容入力処理(図6参照)において、入力装置22により指定されるURLの中から優先順位が最高位のURLを一時的に記憶する。非受信URLメモリ23cは、例えば後述する受信メール表示処理(図7参照)において、URLに「co.jp」等のサーバ名が含まれるユーザにとって不要と思われるホームページデータがある場合、入力装置22からの入力情報に基づいてそのホームページデータに対応するURLを一時的に記憶する。
【0040】
メール文メモリ23dは、例えば後述するメール内容入力処理(図6参照)において、PC20のユーザによって入力装置22から入力されるメール文を該メール文に含まれるURL等と共にメールデータとして一時的に記憶する。階層データ指定メモリ23eは、例えば後述する受信データ指定処理(図9参照)において、入力装置22による指定入力に基づいて受信対象となるホームページデータの階層を一時的に記憶する。受信データ指定メモリ23fは、例えば後述する受信データ指定処理(図9参照)において、入力装置22による指定入力に基づいて受信対象となるホームページデータを構成するデータ形式を一時的に記憶する。
【0041】
伝送制御部24は、モデム、ターミナルアダプタ、またはルーター等によって構成され、ネットワークNに接続されるメールサーバ10、情報提供事業者、及びマーケティング事業者のそれぞれとの通信を行うための通信制御を行う。
【0042】
表示装置25は、CRT、液晶表示装置等により構成され、CPU21から入力される各種表示データを表示し、例えば、CPU21からの入力信号に基づき、後述する受信メール表示処理(図7〜図8参照)において、メールサーバ10から受信したメールデータやホームページデータをタイル表示、カスケード表示、拡大表示等の表示形態で表示する。
印刷装置26は、PC20に対応する各種アプリケーションプログラムによって作成されたデータ、受信したホームページデータ、メールデータ等を印刷する。
【0043】
記憶装置27は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体27aを有しており、この記録媒体27aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体27aは記憶装置27に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体27aにはPC20に対応する各種アプリケーションプログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0044】
また、この記録媒体27aに記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記録媒体27aを備えた記憶装置を設け、この記録媒体27aに記憶されているプログラム、データ等を通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0045】
以上がメールサーバ10、PC20の内部構成についての説明である。
なお、PC30、40、50の全体構造については、上述したPC20の構成と同一であるため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0046】
次に、本実施の形態における各装置の動作を説明する。
まず、図1のPC20によって、ネットワークNを介して電子メールを送受信する際に実行されるPC側メール送受信処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0047】
図5において、まずCPU21は、ユーザによるメール管理アプリケーション起動の入力操作に基づいて、表示装置25に該アプリケーションのメインメニューを表示させる(ステップS1)。次に、CPU21は、ユーザによる入力装置22からのキー入力操作の待機状態に入り、上記キー入力操作(ステップS2;Yes)に基づいて、「メールの作成」、「メールの受信」、「その他の処理」の3モードの中から所望のモードを選択する(ステップS3)。
【0048】
ここで、入力装置22により「メールの作成」が選択された場合(ステップS3)、CPU21は、後述するメール内容入力処理を実行する(ステップS4、図6参照)。次に、CPU21は、入力装置22からの入力信号に基づいてメールの送信先を設定し(ステップS5)、当該メールの送信を指示するキー入力の有無を判定する(ステップS6)。ここで、当該キー入力が有れば(ステップS6;Yes)、CPU21は、PC20の伝送制御部24を介してプロバイダに接続し(ステップS7)、メールサーバ10に対して上記メールを送信する(ステップS8)。メール送信完了後、CPU21は上記プロバイダとの接続を切断する(ステップS9)と共に、再度ステップS1に戻り、表示装置25にメインメニューを表示させ、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0049】
なお、ステップS2において、モード選択を指示するキー入力が無ければ(ステップS2;No)、CPU21は当該キー入力操作の待機状態を継続する。また、ステップS6において、メール送信キーの入力が無ければ(ステップS6;No)、ステップS2に戻り、再びモードを選択するキー入力操作の待機状態に入る。
【0050】
また、ステップS3において、「メールの受信」モードが選択された場合、CPU21は伝送制御部24を介してPC20をプロバイダに接続し(ステップS10)、メールサーバ10にPC20宛のメールが有るか否かを判定する(ステップS11)。ここで、当該メールが有れば(ステップS11;Yes)、伝送制御部24を介して当該メールを受信し(ステップS12)、そのメールを表示装置25に表示させる後述の受信メール表示処理を実行する(ステップS13)。
【0051】
次に、CPU21は、メールの受信が正常に完了したか否かを判定し(ステップS14)、メール受信が完了した場合(ステップS14;Yes)、上記プロバイダとの接続を切断する(ステップS15)と共に、再度ステップS1に戻り、表示装置25にメインメニューを表示させ、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0052】
なお、ステップS11において、PC20宛のメールが無ければ(ステップS11;No)、CPU21は上記プロバイダとの接続を切断し、ステップS15以降の処理に移行する。また、ステップS14において、受信メールの表示処理が終了していなければ(ステップS14;No)、再度ステップS11に戻り、再び受信メールの有無を判定し、ステップS11以降の処理に移行する。
【0053】
また、ステップS3において、「その他の処理」モードが選択された場合、CPU21は、入力装置22からの入力信号に基づいて後述する受信データ指定処理(図9参照)を実行する(ステップS16)。また、CPU21は、終了後再度ステップS2に戻り、モード選択を指示するキー入力の待機状態に入る。
【0054】
次に、CPU21により図5のステップS4において実行されるメール内容入力処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0055】
まずCPU21は、入力装置22からの入力信号に基づいてメール内容を入力する(ステップS41)。次に、CPU21は、当該メールの入力内容を解析し(ステップS42)、メール文の作成が終了したか否かを判定する(ステップS43)。ここで、メール文の作成が終了した場合(ステップS43;Yes)、当該メール文をRAM23のメール文メモリ23dに記憶し(ステップS44)、次処理へ移行する。
【0056】
また、ステップS43において、メール文の作成が終了していない場合(ステップS43;No)、CPU21はホームページアドレス等のURLの入力の有無を判定し(ステップS45)、URLの入力が有れば(ステップS45;Yes)、当該URLを上記メール文に添付してRAM23のメール文メモリ23dに記憶する(ステップS46)。次に、CPU1は、上記メール文に含まれるURLの優先順位を決定し(ステップS47)、RAM23の最優先URLメモリ23bに記憶する。
【0057】
次いで、CPU1は、ステップS47において決定されたURLの指定順位以下の優先順位を1順位ずつ下にずらし(ステップS48)、当該URLに対応するホームページを表示装置25に表示するサイズ(通常表示、拡大表示等)を決定する(ステップS49)。表示サイズ決定後、次処理へ移行する。
【0058】
また、ステップS45において、メール文にURLの入力が無ければ(ステップS45;No)、CPU21は、表示装置25に表示されたメール文の入力位置を示すカーソルポインタが移動したか否かを判定し(ステップS50)、当該カーソルポインタが移動した場合(ステップS50;Yes)、CPU21は移動位置へカーソルを移動させ(ステップS51)、次処理へ移行する。なお、ステップS50において、カーソルポインタの移動が無い場合(ステップS50;No)、次処理へ移行する。
【0059】
次に、CPU21により図5のステップS13において実行される受信メール表示処理について図7〜図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0060】
まずCPU21は、伝送制御部24を介して受信したメールを表示装置25に表示させる(ステップS131)。当該受信メール内にホームページアドレス等のURLが有るか否かを判定する(ステップS132)。受信メール内にURLが有れば(ステップS132;Yes)、CPU21は当該URLに「go.jp」が含まれるか否かを判定する(ステップS133)。ここで、「go.jp」が含まれない場合(ステップS133;No)、CPU21は上記メールに含まれる最初のURLを指定する(ステップS134)。
【0061】
一方、ステップS133において、「go.jp」が含まれる場合(ステップS133;Yes)、CPU21は、「go.jp」を含むURLを受信対象として指定し(ステップ141)、後述するステップS136以降の処理に移行する。この時、当該URLの優先順位を最高位に移動させる。なお、ステップS132において、上記受信メール内にURLが無ければ(ステップS132;No)、後述するステップS156以降の処理に移行する。
【0062】
次に、CPU21は、指定されたURLが「go.jp」を含むか否かを判定する(ステップS135)。ここで、指定されたURLに「go.jp」が含まれない場合(ステップS135;No)、CPU21は当該URLに「co.jp」が含まれるか否かを判定する(ステップS136)。ここで、指定されたURLに「co.jp」が含まれない場合(ステップS136;No)、CPU21は、RAM23の受信データ指定メモリ23fの指定状態に基づいて、PC20が受信するホームページデータは、テキストデータのみか画像データを含む全データかを判定する(ステップS137)。
【0063】
なお、ステップS135において、指定されたURLに「go.jp」が含まれる場合(ステップS135;Yes)、及び、ステップS136において、指定されたURLに「co.jp」が含まれる場合(ステップS136;Yes)には、ステップS145以降の処理に移行する。
【0064】
また、ステップS137において、受信データがテキストデータのみの指定である場合(ステップS137;Yes)、CPU21は、画像データを除くデータをRAM23の階層データ指定メモリ23fの指定状態に基づいて決定された受信対象となるホームページデータの階層を識別するデータ(以下、「階層データ」と称する。)、URL、ホームページデータを受信する端末を識別するデータ(以下、「端末情報」と称する。)等と共にメールサーバ10へ送信する(ステップS138)。
【0065】
これに対して、ステップS137において、受信データが全てのデータの指定である場合(ステップS137;Yes)、CPU21は、画像データを含む全ての受信データをRAM23の階層データ指定メモリ23fの指定状態に基づいて決定された階層データ、端末情報等と共にメールサーバ10へ送信する(ステップS142)。
【0066】
次に、CPU21は、指定されたURLに対応するホームページデータをメールサーバ10から伝送制御部24を介して受信したか否かを判定する待機状態に入る(ステップS139)。ここで、PC20が上記ホームページデータを受信した場合(ステップS139;Yes)、CPU21は、当該ホームページデータをダウンロードする(ステップS140)。なお、ステップS139において、PC20が上記ホームページデータを受信しなかった場合(ステップS139;No)、CPU21は、再び上記ホームページデータの受信待機状態に入る。
【0067】
次に、CPU21は、指定のURLが拡大表示の対象とされているか否かを判定する(ステップS143)。ここで、拡大表示指定されている場合(ステップS143;Yes)、CPU21は、ダウンロードされたホームページデータを表示装置25の拡大領域25cに表示させる(ステップS144)。なお、ステップS143において、拡大表示指定されていない場合(ステップS143;No)、CPU21は、ダウンロードされたホームページデータを表示装置25のサムネイル表示領域25bに並べて表示させる(ステップS153)。
【0068】
次いで、CPU21は、上記メール文の中に次のURLが有るか否かを判定し(ステップS145)、次のURLが無ければ(ステップS145;No)、上記サムネイル表示を拡大する指示の有無を判定する(ステップS147)。なお、ステップS145において、次のURLが有る場合(ステップS145;Yes)、CPU21は、当該URLを指定し(ステップS146)、再度ステップS133に戻り、それ以降の処理を繰り返して実行する。
【0069】
また、ステップS147において、上記サムネイル表示を拡大する指示が有れば(ステップS147;Yes)、CPU21は、表示画面上に既に拡大表示されているホームページデータが有るか否かを判定する(ステップS148)。ここで、既に拡大表示されているホームページデータが有る場合(ステップS148;Yes)、CPU21は、指示されたホームページデータを拡大し、表示装置25の拡大表示領域25cに重ね表示する(ステップS149)。そして、再びステップS147に戻り、上記サムネイル表示を拡大する指示の有無の判定の待機状態に入る。
【0070】
また、ステップS147において、上記サムネイル表示を拡大する指示が無ければ(ステップS147;No)、CPU21は、入力装置22により当該サムネイル表示を拡大する指示の待機状態に入り、当該指示の有無を判定する(ステップS154)。ここで、入力装置22からの拡大指示入力が有れば(ステップS154;Yes)、CPU21は、指示されたホームページデータを縮小し、元のサムネイル表示に戻し、サムネイル表示領域25bに表示させる(ステップS155)。そして、再びステップS147に戻り、上記サムネイル表示を拡大する指示の有無の判定の待機状態に入る。
【0071】
また、ステップS148において、現在拡大表示されているホームページデータが無い場合(ステップS148;No)、CPU21は、図11(b)に示すようにサムネイル表示領域25bにホームページデータを重ねてサムネイル表示させ(ステップS150)、同図(b)の拡大表示領域25cに示す拡大表示領域を確保する(ステップS151)。次に、CPU21は、ステップS147において指示されたホームページデータを拡大し、拡大表示領域25cに表示させる(ステップS152)。そして、再びステップS147に戻り、上記サムネイル表示を拡大する指示の有無の判定の待機状態に入る。
【0072】
また、ステップS154において、入力装置22からの拡大指示入力が無ければ(ステップS154;No)、CPU21は、上述した受信メール表示処理を終了する指示入力の有無を判定し(ステップS156)、当該入力が有れば(ステップS156;Yes)、図5のステップS14に戻りそれ以降の処理に移行する。なお、当該入力が無ければ(ステップS156;No)、再度ステップS147に戻りそれ以降の処理に移行する。
【0073】
次に、CPU21により図5のステップS16において実行される受信データ指定処理について図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0074】
まずCPU21は、受信したホームページデータの階層の指定の有無を判定する(ステップS161)。ここで、階層指定が有れば(ステップS161;Yes)、指定された階層を図4に示したRAM23の階層データ指定メモリ23eに記憶する(ステップS162)。また、ステップS161において、階層指定が無ければ(ステップS161;No)、CPU21は、上記ホームページデータ中の受信対象となるデータの指定の有無を判定し(ステップS163)、受信データの指定が有れば(ステップS163;Yes)、CPU21は、上記受信データが画像を除くデータか全てのデータかを入力装置22からの指定入力に応じて受信データ指定メモリ23fに記憶する(ステップS164)。そして、再度図5のステップS2に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0075】
また、ステップS163において、受信データの指定が無ければ(ステップS163;No)、他の処理へ移行し(ステップS165)、再度図5のステップS2に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0076】
次に、メールサーバ10のCPU11により実行されるサーバ側URL受信処理について図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0077】
次に、CPU11は、上記PC20が受信対象となるホームページデータの全ての階層データを要求しているか否かを判定する(ステップS21)。ここで、全階層データを要求している場合(ステップS21;Yes)、CPU11は、伝送制御部14を介して受信したURLに対応するページにリンクする全てのホームページデータを記憶装置16から読み出し、RAM13に一時的に記憶する(ステップS22)。また、ステップS21において、全階層データを要求していない場合(ステップS21;No)、CPU11は、伝送制御部14を介して受信したURLに対応するホームページデータのみを記憶装置16から読み出し、RAM13に一時的に記憶する(ステップS27)。
【0078】
次に、CPU11は、上記PC20がホームページデータとしてテキストデータのみか画像を含む全てのデータを要求しているかを判定する(ステップS23)。ここで、PC20がテキストデータのみ要求している場合、CPU11は、ステップS22またはステップS27においてRAM13に記憶されたホームページデータの中から画像データを除いてRAM13に再記憶する(ステップS24)。なお、ステップS23において、PC20が画像データを含む全データを要求している場合、ステップS24の処理を省略してステップS25以降の処理に移行する。
【0079】
次に、CPU11は、RAM13に記憶されているホームページデータを上記URLの送信元であるPC20へ伝送制御部14を介して送信する(ステップS25)。そして、CPU11は、上記ホームページデータをRAM13から消去して(ステップS26)上述したサーバ側URL受信処理を終了する。
【0080】
なお、これらのフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されており、CPU11、21はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、各CPUは伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0081】
次に、上記各処理に基づく具体的処理例として、図11に示す実際の表示画面を参照してPC20が受信したメール文に含まれるURLに対応するホームページデータの表示方法を説明する。同図(a)は、PC20が受信したメール文に5つのURLが含まれる場合のホームページデータの表示例を示す図である。
【0082】
同図(a)において、メール文表示領域25aには受信されたメール文が表示され、サムネイル表示領域25bには当該メール文に含まれるURLに対応するホームページデータが各ホームページデータの優先順位に基づいてサムネイル形式で一覧表示される。この場合、受信データに階層指定があるため、サムネイル表示領域25bにはホームページ5の下層にリンクされたホームページ5−1が他のホームページと同時にタイル表示される。
【0083】
また、PC20のユーザによる入力装置22からの指示入力に応じて、サムネイル表示領域25bの下方に拡大表示領域25cを形成し、サムネイル表示領域25bに表示された複数のホームページデータの中から所定のホームページデータを拡大表示領域25cに拡大して表示する。この時、拡大表示されたホームページデータ以外のホームページデータは、拡大表示領域25cを除くサムネイル表示領域25bにカスケード表示される。
【0084】
上述のように、本実施の形態における電子メールシステム1では、PC20は、受信したメール文にURLが含まれる場合、各URLの優先順位に基づいて対応するホームページデータを表示できるため、ユーザは自らURLを指定することなく、通常のメール受信操作を行うだけで所望のホームページデータを閲覧できる。また、上記メール文に複数のURLが含まれる場合、その中から所望のURLに対応するホームページデータのみを拡大表示できるため、ユーザは受信メールに関連して必要な情報を迅速且つ容易に入手できる。
【0085】
さらに、PC20は受信したメール文に含まれるURLが「go.jp」を含む場合には、当該URLを受信する際の優先順位を最高位に移動させる機能を有することにより、メール受信時にユーザにとって重要度が高いと思われる公的機関等のホームページデータを最前面に表示することが可能となる。このため、ユーザは有意義な情報を見落とすこと無く迅速に入手できる。
【0086】
また、PC20は受信したメール文に含まれるURLが「co.jp」等を含む場合には、当該URLに対応するホームページデータを除外して受信する機能を有することにより、ユーザにとって不要と思われるバナー広告等の情報を自動的に排除できる。また、ユーザによる受信データの設定内容に応じて、画像データを除いたホームページデータのみを受信する機能を有することにより、複数の画像データ表示に伴う表示速度の低下を防止できる。
【0087】
PC20は受信したメール文に含まれるURLに対応するホームページデータにリンクする下位層データの中から表示対象となる階層データを指定する機能を有することにより、受信メールの重要度に応じて表示するホームページデータの階層を自由に設定変更できるため、ユーザは受信メールのタイトルや送信者等のメール情報毎に、より詳細な情報を迅速且つ容易に入手できる。
【0088】
なお、本実施の形態の詳細部分については、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記実施の形態では、メール送信装置とメール受信装置を同一の装置として説明したが、ネットワークNに接続された任意の装置をメール送信装置またはメール受信装置として使用することも勿論可能である。
【0089】
また、上記実施の形態では、受信メール表示処理において表示される表示情報に対して拡大表示及び表示順を指定する構成としたが、縮小表示等の表示形態を追加したり、それらの表示を切り替え可能な機能を付加する構成としてもよい。さらに、上記実施の形態では、受信データに基づいてメールデータとホームページデータを画面上に同時表示する構成としたが、メールデータの表示に代えてホームページデータのみを表示する構成としてもよい。
【0090】
また、上記実施の形態では、受信メール表示処理において画像を除くデータを受信し、サーバ側URL受信処理において画像を除くデータを再記憶する構成としたが、これらのデータは画像データに限らず、音声データや写真データ等のテキストデータに比べて容量の大きいものであればどの様なものでもよい。
【0091】
また、上記実施の形態では、受信メール表示処理において「go.jp」を含むURLに対応するホームページデータを最優先で受信する構成としたが、ユーザの指定に応じて比較的重要度が高いと思われるサーバ名を含むURLを優先して受信する構成としてもよい。また、「co.jp」を含むURLに対応するホームページデータを受信しない構成としたが、「ne.jp」、「ac.jp」等のユーザにとって直接不要と思われるサーバ名を含むURLを全て除外する構成としてもよい。また、各装置における各種の細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であることは勿論である。
【0092】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のメール通信システムによれば、受信したメール文にアクセス情報が含まれる場合、各アクセス情報の優先順位に基づいて対応するホームページデータを表示できるため、ユーザはプロバイダへの再接続やアクセス情報の指定をすることなく、通常のメール受信操作を行うだけで所望のホームページデータを閲覧できる。
【0093】
請求項2記載の発明のメール受信装置によれば、受信したメール文にアクセス情報が含まれる場合、各アクセス情報の優先順位に基づいて対応するホームページデータを表示できるため、ユーザは自らアクセス情報を指定することなく、通常のメール受信操作を行うだけで所望のホームページデータを閲覧できる。
【0094】
請求項3記載の発明のメール受信装置によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、例えば受信メールの重要度に応じて表示するホームページデータの階層を自由に設定変更できるため、ユーザは受信メールのタイトルや送信者等のメール情報毎に、より詳細な情報を迅速且つ容易に入手できる。
【0095】
請求項4記載の発明のメール受信装置によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、例えばユーザによる受信データの設定内容に応じてホームページデータの中から画像データを除いたデータのみを受信する機能を有することにより、複数の画像データの表示に伴う表示速度の低下を防止できる。
【0096】
請求項5記載の発明のメール受信装置によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、例えば受信したメール文に含まれるアクセス情報が「go.jp」等を含む場合に、当該アクセス情報に対応するホームページデータを優先的に受信する機能を有することにより、比較的重要度が高いと思われる公的機関等の発信する情報を前面に表示できる。また、受信したメール文に含まれるアクセス情報が「co.jp」等を含む場合には、当該アクセス情報に対応するホームページデータを除いて受信する機能を有することにより、ユーザにとって不要と思われるバナー広告等の情報を自動的に除外できる。このため、ネットワーク上の通信負荷を低減できるだけでなく、複数のホームページデータの中からの所望のホームページデータの検索が容易になる。
【0097】
請求項6記載の発明のメール送信装置によれば、受信したメール文にアクセス情報が含まれる場合、各アクセス情報の優先順位に基づいて対応するホームページデータを表示できるため、ユーザは自らアクセス情報を指定することなく、通常のメール受信操作を行うだけで所望のホームページデータを閲覧できる。
【0098】
請求項7記載の発明の記録媒体によれば、受信したメール文にアクセス情報が含まれる場合、各アクセス情報の優先順位に基づいて対応するホームページデータを表示可能なプログラムをコンピュータで実行することができる。このため、ユーザは自らアクセス情報を指定することなく、通常のメール受信操作を行うだけで所望のホームページデータを閲覧できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態における電子メールシステム1のシステム構成を示す図である。
【図2】図1のメールサーバ10の要部構成を示すブロック図である。
【図3】図1のPC20の要部構成を示すブロック図である。
【図4】図3のRAM23に形成されるデータ格納領域を示す図である。
【図5】図3のCPU21により実行されるPC側メール送受信処理を示すフローチャートである。
【図6】図3のCPU21により実行されるメール内容入力処理を示すフローチャートである。
【図7】図3のCPU21により実行される受信メール表示処理を示すフローチャートである。
【図8】図3のCPU21により実行される受信メール表示処理を示すフローチャートである。
【図9】図3のCPU21により実行される受信データ指定処理を示すフローチャートである。
【図10】図2のCPU11により実行されるサーバ側URL受信処理を示すフローチャートである。
【図11】図3の表示装置25への出力結果の一例を示す図であり、(a)はメール受信時におけるサムネイル表示例を示す図であり、(b)はメール受信時における拡大表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子メールシステム
10 メールサーバ
11 CPU
12 入力装置
13 RAM
14 伝送制御部
15 表示装置
16 記憶装置
16a 記録媒体
17 バス
20 PC
21 CPU
22 入力装置
23 RAM
23a 端末情報メモリ
23b 最優先URLメモリ
23c 非受信URLメモリ
23d メール文メモリ
23e 階層データ指定メモリ
23f 受信データ指定メモリ
23g ワークメモリ
24 伝送制御部
25 表示装置
25a メール文表示領域
25b サムネイル表示領域
25c 拡大表示領域
26 印刷装置
27 記憶装置
27a 記録媒体
28 バス
30、40、50 PC
N ネットワーク

Claims (7)

  1. メール用のアプリケーションによって作成されたメールデータを送信するメール送信装置と、前記メールデータを受信し表示するメール受信装置と、により構成されるメール通信システムにおいて、
    前記メール送信装置は、
    前記メールデータがアクセス情報を含む場合、当該アクセス情報に対応するホームページの表示形態を指示する指示情報を当該メールデータに付加して前記メール受信装置に送信するメールデータ送信手段を備え、
    前記メール受信装置は、
    前記メールデータを受信するメールデータ受信手段と、
    前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータがアクセス情報を含むか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記メールデータがアクセス情報を含むことが判定された場合、前記アクセス情報に対応するホームページデータを受信するホームページデータ受信手段と、
    前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータを表示するとともに、前記ホームページデータを前記メールデータに付加された指示情報に基づく表示形態で表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするメール通信システム。
  2. メール送信装置により送信され、ホームページの表示形態を指示する指示情報が付加されたメールデータを受信するメールデータ受信手段と、
    このメールデータ受信手段により受信されたメールデータがアクセス情報を含むか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により前記メールデータがアクセス情報を含むことが判定された場合、前記アクセス情報に対応するホームページデータを受信するホームページデータ受信手段と、
    前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータを表示するとともに、前記ホームページデータを前記メールデータに付加された指示情報に基づく表示形態で表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするメール受信装置。
  3. 前記ホームページデータ受信手段は、前記アクセス情報に対応するホームページデータにリンクする下位層のホームページデータを受信することを特徴とする請求項2記載のメール受信装置。
  4. 前記ホームページデータ受信手段は、前記アクセス情報に対応するホームページデータの中から画像を除くか否かを選択して受信することを特徴とする請求項2記載のメール受信装置。
  5. 前記表示手段は、前記アクセス情報を構成するサーバ名に基づいて選択されたホームページデータを優先的に表示することを特徴とする請求項2記載のメール受信装置。
  6. メールデータがアクセス情報を含む場合、当該アクセス情報に対応するホームページの表示形態を指示する指示情報を前記メールデータに付加してメール受信装置に送信するメールデータ送信手段を備えることを特徴とするメール送信装置
  7. メール用のアプリケーションによって作成されたメールデータを送信するメール送信装置と、前記メールデータを受信し表示するメール受信装置と、により構成されるメール通 信システムにおいて、
    前記メール送信装置のコンピュータを、
    前記メールデータがアクセス情報を含む場合、当該アクセス情報に対応するホームページの表示形態を指示する指示情報を当該メールデータに付加して前記メール受信装置に送信するメールデータ送信手段として機能させ、
    前記メール受信装置のコンピュータを、
    前記メールデータを受信するメールデータ受信手段、
    前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータがアクセス情報を含むか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により前記メールデータがアクセス情報を含むことが判定された場合、前記アクセス情報に対応するホームページデータを受信するホームページデータ受信手段、
    前記メールデータ受信手段により受信されたメールデータを表示するとともに、前記ホームページデータを前記メールデータに付加された指示情報に基づく表示形態で表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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