JP2009245058A - 商品活用システムおよび商品活用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所持が可能であり、商品として十分機能している限り返品が可能な商品活用システムおよび商品活用方法を得ること。
【解決手段】Aコンビニ新宿店装置1021やAコンビニ渋谷店装置1022は、それぞれ傘112等の特定商品の新品を販売し、これらの中古商品も安価に販売する。ユーザ111は雨が降ったとき身近な店舗で傘112を購入し、天候が回復したらその場に近い店舗でこれを返却してキャッシュバックを受けることで、旅先や出張時に不要な荷物を所持し続ける負担から解放される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一時的に必要な商品を活用する商品活用システムおよび商品活用方法に係わり、特にネットワークを使用して一時的に必要とする物品の活用を図ることのできる商品活用システムおよび商品活用方法に関する。
出張や外出時に突然雨が降ると、傘が必要になる。ところが、雨が完全に止んでしまえば、傘は不要になり、持っているだけで邪魔になる。特に出張中や旅行中には、持ち物が多く、持参する物は必要最小限の物に限定する場合が多い。そこで、多くの人は一番低価格のビニール傘を必要なときに購入して、その場を過ごすことになる。
ところが、このようなビニール傘の品質は良くない場合が多く、強い風が吹いたりすると簡単に壊れてしまう場合が多く、途中で衣服が濡れたり、持参している品物に損害が発生する場合もある。そこで、必要な時に傘をレンタルできる傘レンタルシステムが本発明に関連する第1の関連技術として提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図8は、この第1の関連技術における傘レンタルシステムの概要を説明するためのものである。この傘レンタルシステム400では、全国の各所に傘をレンタルするための第1〜第nの店舗4041〜401nを配置している。また、これら第1〜第nの店舗4041〜401nから共通してアクセスできる交通の要所に管理拠点402を配置している。管理拠点402は使用済みの傘の消毒や修理を行い、これらを常時、多数保管している。
トラック403は、管理拠点402で消毒や修理を行った傘をレンタル用として第1〜第nの店舗4041〜401nにそれぞれ適量の本数配達しておく。傘レンタルシステム400の会員は、雨が降ったとき第1〜第nの店舗4041〜401nのいずれかに出向いてレンタル料金を払って傘を借り、雨が止んで不要となった傘を第1〜第nの店舗4041〜401nのうちの最寄りの店舗に返却する。すると、トラック403が随時、第1〜第nの店舗4041〜401nを回って使用済みの傘を回収し、管理拠点402まで運んで、消毒や修理を行い、必要とする時点まで保管する。
ところが、この第1の関連技術では、傘が使用されるたびにトラック403で第1〜第nの店舗4041〜401nから回収され管理拠点402まで運ばれる。たとえば関東エリアに第1〜第nの店舗4041〜401nとして50店舗が展開されており、管理拠点402が埼玉県の大宮市に存在したとする。すると、トラック403はこれらの51か所の間を頻繁に行き来して傘の運搬を行うことになる。これには、相当数のトラック403が必要となり、輸送コストがかなり掛かることになる。しかも、ある程度頻繁にトラック403が第1〜第nの店舗4041〜401nを行き来しないと、それぞれの店舗に保管したり回収した傘の本数が多くなる。特に回収した傘は長期間放置しておくと不衛生となり、異臭が発生するおそれもある。
そこで、それぞれの店舗に使用済みの傘の回収ボックスを用意しておき、回収ボックス内の傘の本数が所定の本数以上となったときに回収をトラック側に指示し、回収した傘をリサイクルセンタに回して消毒や修理を行うことが第2の関連技術として提案されている(たとえば特許文献2参照)。
特開2003−099682号公報(第0038段落、図3) 特開2007−193825号公報(第0025段落、図1)
しかしながら、この第2の関連技術でも、傘の回収効率が多少よくなるだけであり、レンタル料金に占める運送費が大きいのが現実である。このため、安価なビニール傘と競合することができず、結局は一度使ったら廃棄するビニール傘による環境負荷の増大と商品の無駄遣いを防止することができない。
また、第1および第2の関連技術では、共に管理拠点402やリサイクルセンタで効率的なメンテナンスを行わなければならないため、傘のデザインや機能が現実には統一されてしまう。したがって、個性を尊重するユーザの多い昨今では、耐久力や実用性がデザインや機能に先行し、所持する楽しみがない場合が多いという問題もあった。
更に、気に入った傘がレンタル品として見つかったとしても、それを返さずに自分のものとして所持することはできないという問題があった。これは、レンタル品としての宿命である。特に、レンタルした場所が旅先や出張先のような場合には、返すために大変な出費を払う必要があり、結局は安価な一時しのぎの傘を購入するしかないという問題もあった。
以上、傘のレンタルについて説明したが、旅先等で一時的に使用する商品については、同様の問題が多く、使用を断念するか、安価な商品を購入して身体に危害を及ぼす危険性を抱えたり、商品を簡単に廃棄して地球資源を無駄遣いするといった問題があった。
そこで本発明の目的は、所持が可能であり、商品として十分機能している限りその活用が可能な商品活用システムおよび商品活用方法を提供することにある。
本発明では、(イ)予め定めた特定商品が未使用の新品としてユーザに販売されたときその特定商品に1対1に対応付けられた新品の特定商品であることを示す識別情報を少なくとも一度使用した中古の特定商品であることを示す識別情報に書き換える識別情報書き換え手段と、(ロ)ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別手段と、(ハ)この受付時判別手段でその商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっている場合、その商品が前記した特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、その特定商品の新品商品としての価値よりも低い予め設定した中古商品の価値で販売されるように商品価値を再設定する中古商品価値設定手段とを商品活用システムに具備させる。
また、本発明では、(イ)ユーザの購入しようとする商品に1対1に対応付けられた識別情報によってその商品が予め定めた特定商品であるかを判別する特定商品判別手段と、(ロ)この特定商品判別手段が前記した特定商品であると判別したときこの商品が未使用商品としての新品商品であるか一度人手に渡った中古商品であるかを前記した識別情報によって判別する新品中古判別手段と、(ハ)この新品中古判別手段によって新品商品と判別されたとき予め定めた新品商品の価格でこれを清算し、中古商品と判別されたときには前記した新品の価格よりも低い予め定めた中古商品の価格でこれを清算する清算手段と、(ニ)前記した清算手段によって新品商品の価格で清算した商品の前記した識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換え手段と、(ホ)ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別手段と、(へ)この受付時判別手段でその商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっていると判別されたとき、その商品が前記した特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、これに対して前記した中古商品の価格よりも低い予め定めた価格でこれを買い取る中古商品買い取り時判別手段とを商品活用システムに具備させる。
更に本発明では、(イ)少なくとも新品商品であるか中古商品であるかの識別情報が対応付けられた特定商品がユーザへ販売されるとき前記した識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換え手段と、(ロ)前記した特定商品の販売を受け付けるとき、前記した特定商品の識別と、前記した特定商品が新品商品であるか中古商品であるかの識別とを前記した識別情報から判別する受付時判別手段と、(ハ)前記した受付時判別手段による判別結果に基づいて、前記した特定商品の中古商品に対しては、前記した特定商品の新品商品よりも低い所定の価格を再設定する中古商品価値設定手段とを商品活用システムに具備させる。
更にまた本発明では、(イ)予め定めた特定商品が未使用の新品としてユーザに販売されたときその特定商品に1対1に対応付けられた新品の特定商品であることを示す識別情報を少なくとも一度使用した中古の特定商品であることを示す識別情報に書き換える識別情報書き換えステップと、(ロ)ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別ステップと、(ハ)この受付時判別ステップでその商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっていると判別された場合、その商品が前記した特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、その特定商品の新品商品としての価値よりも低い予め設定した中古商品の価値で販売されるように商品価値を再設定する中古商品価値設定ステップとを商品活用方法に具備させる。
また、本発明では、(イ)ユーザの購入しようとする商品に1対1に対応付けられた識別情報によってその商品が予め定めた特定商品であるかを判別する特定商品判別ステップと、(ロ)この特定商品判別ステップで前記した特定商品であると判別されたときこの商品が未使用商品としての新品商品であるか一度人手に渡った中古商品であるかを前記した識別情報によって判別する新品中古判別ステップと、(ハ)この新品中古判別ステップによって新品商品と判別されたとき予め定めた新品商品の価格でこれを清算し、中古商品と判別されたときには前記した新品の価格よりも低い予め定めた中古商品の価格でこれを清算する清算ステップと、(ニ)前記した清算ステップによって新品商品の価格で清算した商品の前記した識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換えステップと、(ホ)ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別ステップと、(へ)この受付時判別ステップでその商品が前記した特定商品であり、前記した識別情報が中古の特定商品となっていると判別されたとき、その商品が前記した特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、これに対して前記した中古商品の価格よりも低い予め定めた価格でこれを買い取る中古商品買い取り時判別ステップとを商品活用方法に具備させる。
更にまた、本発明では、(イ)少なくとも新品商品であるか中古商品であるかの識別情報が対応付けられた特定商品がユーザへ販売されるとき前記した識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換えステップと、(ロ)前記した特定商品の販売を受け付けるとき、前記した特定商品の識別と、前記した特定商品が新品商品であるか中古商品であるかの識別とを前記した識別情報から判別する受付時判別ステップと、(ハ)前記した受付時判別ステップによる判別結果に基づいて、前記した特定商品の中古商品に対しては、前記した特定商品の新品商品よりも低い所定の価格を再設定する中古商品価値設定ステップとを商品活用方法に具備させる。
以上説明したように本発明によれば、予め定めた特定商品は、新品商品も中古商品も購入できるようにしたので、旅先等で一時的にのみ使用する商品については、中古商品を選択して購入すれば、安価に使用することができる。また、少なくとも一度使用した中古商品を所定の条件で引き取って中古商品として販売するようにしたので、十分使用できる商品が無駄に廃棄される問題の解決の1つの回答とすることができる。
更にレンタル品として商品を流通させるのではなく、商品を購入するという形態を採るので、商品の返却日時や返却場所に拘束されず、気に入った商品であれば大切に使用を続けることができる。
また、傘等の特定商品について新品商品と併せて中古商品を扱う店舗は、中古商品の販売や引き取りによって顧客を集めることができ、それ以外の商品の販売業績を向上させることができる。
次に本発明を一実施の形態と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態における旅軽システムの概要を表わしたものである。この旅軽システム100は、出張や旅行のように家や勤務場所から遠出したときに、必要なものをその都度、必要な限度で所持することで手軽に旅行や移動を行うことができるシステムである。
この旅軽システム100は、本実施の形態ではインターネット101に接続された「A」というコンビニエンスストア(以下、Aコンビニと略称する。)が経営するシステムである。Aコンビニは、そのAコンビニ新宿店に配置されたAコンビニ新宿店装置1021やAコンビニ渋谷店に配置されたAコンビニ渋谷店装置1022のように、各地のコンビニ装置を配置しており、それぞれがインターネット101に接続されている。インターネット101には、Aコンビニの各店の一般的な販売管理を行うAコンビニ一般管理サーバ103と、旅軽システム100の全体的な管理を行うための旅軽管理サーバ104と、この旅軽システム100の対象となる商品の配送の管理を行う配送管理サーバ105も接続されている。
この旅軽システム100の概要を次に説明する。ユーザ111が出張で東京の新宿に出てきたところ、突然に雨が降り出したとする。ユーザ111はAコンビニの運営する旅軽システム100の会員であるため、最寄りのAコンビニ新宿店に向かい、Aコンビニ新宿店装置1021を使用して傘112を購入する。ユーザ111はその後、仕事を渋谷で行って、帰りがけには雨がやんでいたとする。そこで、ユーザ111は仕事先に近いAコンビニ渋谷店に向かい、Aコンビニ渋谷店装置1022を使用して傘112を返却する。そして、出張先の宿泊地としてのホテル113で夕食を食べるためにAコンビニ渋谷店で飲食物114と、これに使用する飲食用品セット115を購入する。
ここで、傘112はAコンビニ新宿店で新品商品として500円から2000円のものが販売されており、一度以上使用された中古商品は、これらの20パーセントの金額に相当する100円から400円で販売されていたとする。ユーザ111は、新品商品と中古商品のいずれかを購入することができ、そのまま自分の物として所持することができる。また、不要になったときには、商品が破損したり構成部品が欠品した場合を除き新品商品の価格の5パーセントの金額に相当する25円から100円で引き取らせることができる。中古商品の場合にも、この例の場合、25円から100円で引き取らせることができるので、換金の割合は25パーセントになる。
このようにユーザ111は、たとえば傘112の場合には、新品で1000円のものを中古で200円で購入することができ、これをAコンビニのいずれかの店に持参すれば50円のキャッシュバックが得られる。すなわち、その傘112を必要な期間だけ所持して返却した場合の出費は、中古商品を所持した場合に、ビニール傘のような安価のものでない通常の布製の傘であってもわずかに150円となる。しかも最終的には雨が降っていない状態であれば出張から帰ってきた自宅や会社に傘112を持ち運ぶ必要がなく、また、使える商品を廃棄する必要もないので地球環境にやさしい行為となる。
飲食用品セット115については、栓抜き、缶切り、果物ナイフ等の食事の際に使用する繰り返し使用できる商品がセットになっており、旅先でスーパやコンビニで飲食物114や果物を購入したときに便利なものである。飲食用品セット115も品質やデザインあるいは構成商品に応じて幾種類か用意されている。これについても中古商品は新品商品の購入価格に対してわずかな価格で購入することができ、更にAコンビニに持ち込んで返却した場合には所定の割合のキャッシュバックを受けることができる。
傘112や飲食用品セット115の他に、ドライヤ、ジューサ、鋸と電動ドリルのセット、アイロン、トースタ、プリペイド型の携帯電話機、カラオケセット、小型のテレビジョン、CD(Compact Disc)プレイヤ、DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ、アラーム付きラジオ、ノート型パソコン等の、それ自体が消耗品でなく、ある程度長期に使用できる各種の商品が旅軽システム100の対象の商品となる。
新品商品に対する中古商品の価格の比率は、耐久性や使用による外観の劣化の進行度の違いや、衛生面での観点からの洗浄の必要の有無や最低限の動作確認の手間によって定められて商品ごとに個別に定められており、旅軽管理サーバ104内のデータベースに記憶されている。キャッシュバックの価格についても同様である。しかしながら、一般に中古商品は新品商品の価格よりも大幅に安くなっており、中古市場で購入する価格よりも低価格に設定されている。
これは中古商品の外観に多少の傷があっても、機能が損なわれていなければ新品商品の価格から定められる一定の安価な価格に固定して、個々の価格査定の手間を省くようにしたものである。キャッシュバックの価格の比率も同様に商品ごとに一定している。
また、新品商品にはメーカの正規の品質保証期間が付いているのはもちろんであるが、中古商品についてはユーザが旅行等で通常保持すると想定される1週間とか10日間といった期間しか品質保証期間が設定されていない。また、その間に故障した場合にも同種の中古商品に交換するか、定められた金額でキャッシュバックを行うことしかできないようになっている。もちろん、傘112のように使用環境によって破損の可能性の大きな商品については、使用開始時かそれから予め定めたわずかな時間(たとえば中古商品を購入してから1時間以内。)に不具合の指摘がない場合には代替品の交換やキャッシュバックを認めないようにしている。
これにより、それぞれの旅軽用品の中古商品の販売価格やキャッシュバックの際の価格の段階的な査定処理を不要とすると共に、中古商品の割安感を前面に出して、Aコンビニ自体の顧客吸引のための目玉商品的な存在にしている。また、中古商品の流通も旅軽システム100の会員がAコンビニ間で行うものとして、一般の中古市場と性格を大きく異ならせている。
図2は、AコンビニのAコンビニ新宿店装置を一例として示したものである。Aコンビニ新宿店装置1021以外の他店の装置もほぼ同様な構成となっているため、これら他店装置の説明は省略する。
Aコンビニ新宿店装置1021を構成する店内には、幾つかの一般商品を陳列する一般商品陳列棚121と、旅軽用品を陳列する旅軽用品陳列棚122と、購入する商品を清算するための清算コーナ123と、旅軽システム100の会員登録等の処理に使用する登録コーナ124が配置されている。旅軽用品陳列棚122は、新品商品と中古商品が区分けされて陳列されている。旅軽用品陳列棚122の中古商品が陳列されている場所には電源コンセントも配置されており、購入を検討する顧客が必要に応じて中古商品のうちの電気製品について最低限の品質確認を行えるようになっている。
清算コーナ123には、複数台のPOS(Point Of Sales)レジ端末125が清算のために配置されており、登録コーナ124にはノート型のパーソナルコンピュータ(パソコン)126が配置されていて、それぞれが通信装置129と接続されている。通信装置129は、たとえばルータによって構成されており、図1に示すインターネット101を介してAコンビニ一般管理サーバ103と、旅軽管理サーバ104および配送管理サーバ105等の各サイトと接続できるようになっている。
パーソナルコンピュータ126は、通常の市販されているパーソナルコンピュータと同様の構成であるが、予め旅軽システム100の会員登録を行うアプリケーションソフトウェアと、旅軽用品陳列棚122の中の所望の商品についての詳細を表示するアプリケーションソフトウェアが格納されている。そして、後者のアプリケーションソフトウェアを起動した状態で、パーソナルコンピュータ126に接続されている無線タグリーダ127にユーザ111が購入を検討する新品商品あるいは中古商品を近接させることで、これに関する詳細情報を取得して表示画面に表示することができるようになっている。また、パーソナルコンピュータ126はカード発行機128を接続しており、ユーザ111が旅軽システム100についての会員登録を行ったとき、そのユーザ情報をバーコードで表わした会員カードを発行するようになっている。
図3は、旅軽用品陳列棚に陳列されている商品の中の傘の一例を示したものである。図2に示した旅軽用品陳列棚122に陳列されている全商品は、この傘112に示されるように無線タグ131が、システム運営者を示すシールあるいは刻印等のマーク132の近傍に配置されている。したがって、ユーザ111(図1)が傘112の無線タグ131の配置されている箇所を無線タグリーダ127に近づけることで、その商品に関する詳細情報を得ることができる。
なお、中古商品が図1で示した飲食用品セット115のように幾つかの商品の集まりとして構成されている場合には、栓抜き、缶切り、果物ナイフ等の食事の際に使用する繰り返し使用できる個々の構成商品にそれぞれ同一グループの商品であることを示した無線タグ131を付けておくようにしてもよいし、セットとなった1まとまりの商品を入れる専用の箱(ケース)を用意しておき、その箱に無線タグ131を1つ配置するようにしてもよい。
図4は、ユーザが旅軽用品陳列棚から中古商品としての傘を1本取り出して無線タグリーダにかざした場合の表示の一例を示したものである。図2に示すパーソナルコンピュータ126の表示画面には、図3に示した傘112の無線タグ131から読み出された詳細情報が表示される。これらは、商品の種類別の商品番号、新品か中古かの種別、新品時の販売価格、中古である場合の販売価格、商品が壊れていない場合における新品商品および中古商品の返品時の価格(キャッシュバック価格)、該当商品の新品購入時および中古で購入した場合の保証期間、中古商品の場合の保証内容、該当する商品についての購入履歴といった情報が表示される。この表示の際に、該当する商品の無線タグ131に詳細なデータが蓄積されていない場合、パーソナルコンピュータ126は必要な情報を図1に示した旅軽管理サーバ104から取得して表示することになる。
パーソナルコンピュータ126の表示画面には、ユーザ111が購入を検討する中古商品の場合に、その商品が購入された状況の履歴が表示されるようになっている。これにより、ユーザ111は、その商品が中古商品の場合にどのような経歴をもって現在に至ったものであるかを知ることができ、購入の際の参考にすることができる。
図5は、旅軽管理サーバの構成の概要を表わしたものである。図1に示した旅軽管理サーバ104以外のAコンビニ一般管理サーバ103は従来のコンビニ用の管理サーバと特に変わらないので、説明を省略する。
旅軽管理サーバ104は、CPU(Central Processing Unit)141と、このCPU141が実行する制御プログラムを格納したメモリ142を備えた主制御部144を有している。旅軽管理サーバ104は、この主制御部144によって各部を制御する。また、これらの各部の少なくとも一部をソフトウェア的に実現するようになっている。このうち通信制御部145は、図1に示したインターネット101を介して旅軽管理サーバ104を各地のコンビニ装置1021、1022、……と接続したり、Aコンビニ一般管理サーバ103および配送管理サーバ105と通信を行うようになっている。
旅軽商品履歴管理データベース146は、各地のコンビニ装置1021、1022……における旅軽用品陳列棚122に陳列された新品商品と中古商品の無線タグ131(図3参照)に格納されている商品番号ごとの購入履歴に関するデータを格納するようになっている。購入履歴の最初のデータ(図4に示した例の場合における「2008.2.1.広島」)は、いずれかのユーザ111が新品商品をPOSレジ端末125で購入したときにその無線タグ131に記録されると共に、所定のタイミングで商品番号に対応させた形で旅軽商品履歴管理データベース146にその内容が新規に登録される。これ以後は、中古商品として同一商品番号の欄に清算あるいは購入の行われた日付と支店名が順に記入されることになる。
旅軽商品価格・保証データベース147は、図2に示した旅軽用品陳列棚122に陳列される傘112等の各商品の種別ごとに新品、中古の販売価格、返品価格、新品、中古の保証期間および新品、中古の保証内容についてのデータを格納するようになっている。ただし、新品商品についての保証内容は、製造メーカが定めているものについてはその内容と同一である。本実施の形態では、返品価格については、新品、中古に問わず同一価格としている。
会員データベース148は、図2に示したパーソナルコンピュータ126を使用して会員登録を行ったとき、会員の氏名、電話番号等の会員情報を登録するようになっている。会員登録は、図2に示したPOSレジ端末125のオペレータがユーザ111に質問を行い、氏名、電話番号等の所定の事項を聞きとることによっても行うことができる。
旅軽商品分布管理部149は、図2に示した旅軽用品陳列棚122の中古商品の種類や量が全国的に遍在しないように管理を行うようになっている。これは、本実施の形態の旅軽システム100では、中古商品が各地のコンビニ装置1021、1022……を渡り歩くようになるため、たとえば傘112のある種類の中古商品がAコンビニ新宿店装置1021内に集中して、Aコンビニ渋谷店装置1022には1本もないという事態を極力避けるためのものである。このため、旅軽商品分布管理部149は、特定の中古商品がAコンビニのある店舗で過剰となり、他の店舗で品薄となっている場合に、配送管理サーバ105(図1)にこれらの調整を指示するようになっている。
配送管理サーバ105は、一般の商品を含めた商品の配送を管理するサーバであり、その詳細な図示を省略するが、配送管理サーバ105の指示に応じて、各商品の配送に合わせて中古商品の偏在を解消するように該当する中古商品の店舗間の配送も行うようになっている。もちろん本実施の形態の旅軽システム100では、中古商品自体がユーザ111を媒介としてコンビニ装置1021、1022……間を渡り歩き、引き取られた店舗で販売の対象となる。したがって、すでに説明した第1および第2の関連技術と異なり、中古商品の配送を必ずしも行わなければならないというものでもない。また、中古商品の偏在を解消するための店舗間の配送の負荷は、許容する偏在の程度にもよるが、これらの関連技術と比較すると遥かに低くなることが期待される。
図6は、POSレジ端末の構成の要部を表わしたものである。POSレジ端末125は、CPU151と、このCPU151が実行する制御プログラムを格納したメモリ152を備えた主制御部154を有している。POSレジ端末125は、この主制御部154によって各部を制御する。また、これらの各部の少なくとも一部をソフトウェア的に実現するようになっている。このうち通信制御部155は、図2に示した通信装置129を経由して図1に示したインターネット101上の旅軽管理サーバ104やAコンビニ一般管理サーバ103と通信を行うようになっている。
無線タグリーダ・ライタ156は、コンビニ装置102が取り扱う商品の中で無線タグ131(図3参照)が取り付けられているものとデータの入出力のための通信を行うようになっている。本実施の形態では、図2に示した旅軽用品陳列棚122に陳列された旅軽用品については、それらの管理のために無線タグが取り付けられている。したがって、旅軽用品は無線タグリーダ・ライタ156がデータの入出力を行う。
バーコードリーダ157は、その他の商品でバーコードが付けられているものからのデータの入力に用いられる。なお、旅軽用品を無線タグではなく、バーコードで管理することも可能であるが、この場合にはバーコードに新品商品であるか、中古商品であるかと、固有の商品番号を記述しておく必要がある。
ディスプレイ部158は、その表示画面にタッチパネル159を付属させており、視覚的な表示を行うだけでなく、画面の押下位置に応じた入力操作も可能となっている。キー操作部161は、図示しないキーボード上のキーによって入力操作が可能となっている。印字部162は、レシートや領収書のプリントアウトを行うようになっている。また、POSレジ端末125を使用して新規に旅軽システム100の会員になった者に対する会員カードの発行も可能である。
図7は、ユーザが旅軽用品としての商品を購入する場合のPOSレジ端末の清算処理の様子を表わしたものである。図1および図6と共に説明する。
POSレジ端末125では無線タグリーダ・ライタ156あるいはバーコードリーダ157を使用してユーザ111の購入した商品の情報が入力されると(ステップS201:Y)、それが旅軽用品であるかの判別が行われる(ステップS202)。前記したように旅軽用品のみに無線タグ131(図3参照)が取り付けられている場合には、無線タグリーダ・ライタ156がこの商品を読み取って旅軽用品であることを確認する。旅軽用品以外の商品にも無線タグ131が取り付けられている場合には、読み取った商品番号(図4参照)によって旅軽用品であるか否かの判別が可能である。
ユーザ111の購入した商品が旅軽用品でなければ(ステップS202:N)、その商品についての会計処理が行われる(ステップS203)。この処理が終了した時点で、ユーザ111の購入する全商品の会計処理が終了していなければ(ステップS204:N)、処理がステップS201に戻って次の商品についての会計処理が続行される。
以上のようにして全商品の会計処理が終了した場合には(ステップS204:Y)、購入する商品の合計が算出され、ユーザ111から支払いのための現金を受け取るかクレジットカードや携帯電話機を使用した電子的な支払処理が行われて、レシートの発行とAコンビニ一般管理サーバ103や旅軽管理サーバ104に対する清算報告処理が行われる(ステップS205)。このようにしてPOSレジ端末125における一人のユーザ111に対する清算処理が終了する(エンド)。ここで、清算報告処理はAコンビニ一般管理サーバ103に対してのみ行い、旅軽管理サーバ104への必要な通知はAコンビニ一般管理サーバ103から旅軽管理サーバ104に対して行うようにしてもよい。
ところで、購入商品が旅軽用品である場合には(ステップS202:Y)、会員の購入であるか否かのチェックが行われる(ステップS206)。会員の購入であることが会員カードによって確認された場合には(Y)、その旅軽用品について無線タグ131から得られる情報によって新品商品であるか否かのチェックが行われる(ステップS207)。図4に示したように購入履歴が存在する場合には、その商品の「種別」が「中古商品」となる。購入履歴が存在していない場合には、その商品の「種別」が「新品商品」となる。
新品商品と判別された場合には(図7ステップS207:Y)、購入商品として通信中の商品の無線タグ131に対して、会員番号、購入店、購入日時、購入価格を登録する(ステップS208)。購入の日時まで記録するのは保証期間が時間単位で行われる場合を考慮したものである。購入価格は旅軽商品価格・保証データベース147より定まるが、店舗によってキャンペン価格や時間限定セールを行っている場合には、その価格に従う。ただし、これによって中古商品の価格が変動したり、キャッシュバック時の価格が変化するものではない。無線タグ131購入履歴が記録されるので、この時点で商品の種別(図4参照)は「中古商品」に書き換えられる。以上のようにしてステップS208の登録処理が終了したら、その旅軽用品についてステップS203以降の処理が行われる。
一方、ステップS207で中古商品であると判別された場合には(N)、旅軽商品価格・保証データベース147を参照してその中古商品の価格の決定を行う(ステップS209)。ただし、ステップS208の処理の際も同様であるが、図5に示した旅軽管理サーバ104にアクセスして旅軽商品価格・保証データベース147を読みに行くことは原則として行わない。清算処理を行うコンビニ装置102のキャッシュに該当するデータが残っている場合には、これを参照してその商品の価格を設定する。該当する価格に関するデータが存在しなかった場合に旅軽商品価格・保証データベース147へのアクセスが行われる。旅軽商品価格・保証データベース147で商品の価格が変更される場合には、該当する商品について変更後の価格が各地のコンビニ装置1021、1022、……に通知されることはもちろんである。
POSレジ端末125は、ステップS209で該当する中古商品の価格を判定したら、購入商品として通信中の商品の無線タグ131に対して、会員番号、購入店、購入日時、購入価格を追加登録する(ステップS210)。そして、ステップS203以降の処理に進むことになる。
なお、ステップS206で会員以外が旅軽用品を購入しようとした場合には(N)、会員登録の要請がディスプレイ148に表示される(ステップS211)。POSレジ端末125のオペレータは、ユーザ111に会員登録を行わなければ旅軽用品の購入ができない旨を伝えて、その旅軽用品を購入の対象から除外する。そして、ステップS204以降の処理に進むことになる。ただし、ユーザがPOSレジ端末125を用いて会員登録を行う旨を要求した場合、オペレータは筆記によるユーザ111の電話番号等の所定の事項の記入を求めるように、他人に個人情報が聴取される危険を回避する配慮の下で、会員登録を行う処理を実行してもよい。もちろん、ユーザ111は図2に示した登録コーナ124で会員登録を行った後に、再度、旅軽用品の購入処理を行うことができる。
以上説明した実施の形態の旅軽システム100によれば、旅軽用品として消耗品以外の商品を全国あるいは特定地域に複数配置されたコンビニで販売し、これらが不要になったときには最寄りのコンビニに返却できるようにした。このため、まだ使える商品がゴミとして廃棄されることを極力回避することができ、しかも、返却時にキャッシュを取得できるという経済的な利点もある。また、中古商品の専門家による査定処理をなくすことで通常の市場価格よりも一般に安価な価格で必要な者に提供できるので、ユーザ111は中古商品の値段に不満を持つことが少ない。更に、中古商品として出回る商品の品質やデザインに応じて複数の価格帯の商品を投入できるので、たとえば臨時に使用する傘112であっても、ビニール傘等の安価な、すぐ破損しやすい商品を購入する必要がなく、デザインや機能も配慮された商品を一時的な使用の際にも比較的安価に利用できる利点がある。
また、旅軽システム100の取り扱う商品はレンタル品ではないので、返却する必要はなく、自分で気に入れば使い続けることができる。また、旅軽用品は登録した会員のみが使用することができ、かつ旅軽用品の購入履歴をとることにしたので、他人の所有する旅軽用品を集めて換金する不正行為を防止することができる。
更に、コンビニ等の旅軽用品の取り扱い店では、旅軽用品の購入あるいは返却のためにユーザ111が自分の店舗あるいは同一チェーン店または提携先の店舗に来店を確保することができ、これによって旅軽用品以外の商品の購入を期待することができる。これによる反射効果として、旅軽用品の新品商品における中古商品の価格を通常想定される価格よりも低価格に設定して集客効果を狙うことも可能である。
なお、実施の形態では、中古商品の購入や引き取りもすべて現金や現金での決済を前提としたクレジットカードや携帯電話機での清算処理を行うことにしたが、これに限るものではない。たとえば、旅軽用品の新品商品あるいは他の新品商品の購入に対してポイントを付け、このポイントでのみ中古商品を購入したり、中古商品の返却の際にはポイントのみを与えるようにしてもよい。
また、キャッシュバックの代わりに特定の商品の購入の際に割り引き等の特典を取得できるクーポンを配布することも可能である。クーポンには、必要に応じて広告を付けるようにしてもよい。また、広告もユーザ111が購入した新品商品あるいは中古商品に関連した内容とすることで、購買意欲を刺激して旅軽用品の利用の促進を図ることができる。もちろん、クーポンは紙に印刷されたものである必要はなく、携帯電話機等の情報処理装置でデータとして扱うことのできる電子的なものであってもよい。
更に、旅軽用品を取り扱う店舗は1つのグループ会社のコンビニに限定されるものではなく、複数のグループ会社のコンビニが連携してもよい。この場合に、異なったグループ会社のコンビニに中古商品を引き取らせる場合にはキャッシュバックの金額あるいはポイントの割合を減少あるいは減額してもよい。更には、同一のグループ会社のコンビニで中古商品を引き取らせる場合には現金での支払いに応じるが、他のグループ会社のコンビニで中古商品を引き取らせる場合にはポイントを付けるだけというような違いを持たせることも可能である。
また、実施の形態では全国あるいは特定地域に複数配置される店舗ということでコンビニを取り上げたが、スーパマーケット、デパート、駅の売店、ホテル、医院、金融機関等のように複数の店舗あるいは施設が連携関係にある場所で、本発明を同様に適用可能である。
更に、本実施の形態では旅軽用品として出張や旅行に一時的に必要となる商品を説明したが、これらに限定されるものではない。乳母車、スキー用品のように従来、レンタル用品として扱われた一時的に使用する商品についても、購入と一時的な所持の双方が可能であり、中古商品については機能的な不具合がないことを条件として簡単なチェックと最小限の手入れによって安価な価格を提供することができるものすべてに対して、本発明を適用することができることは当然である。
たとえば傘112が返却された場合には、ユーザ111の前で店員がこれを開いてみて、骨が折れていなかったり布地が破れていなければ返却の条件を満たすものとする。傘は、手に持った棒状の物の先端部分を中心としてシート状の材料を頭上に所定範囲に広げることで、上空から降ってくる雨、雪、砂塵、紫外線といったものを受け止めて、これらを頭上に直接落下させない、あるいは人体から遮蔽するのを補助するという基本機能を備えている。したがって、この基本機能のみを追求した傘は、上記したチェックだけを行えばよい。また、ワンタッチで開くジャンプ傘のように付加機能を備えている傘は、その付加機能が損なわれているかを追加的にチェックする。傘の表面や棒の部分が汚れている場合には、店舗の前に設置された洗い場等で洗ってくることを要求して返却の受け付けを拒否すればよい。
回収した傘は、洗い場で水を掛けて洗い、来客の傘の水切り用に設置してある傘の水切り機で水を切って、必要により雑巾で拭いた後に、図2に示した旅軽用品陳列棚122の該当する箇所に陳列する。他の旅軽用品も同様に専用の業者に委託せずに、店員が空いた時間を使用して最小限のメンテナンスを行って旅軽用品陳列棚122の該当する箇所に陳列する。旅軽用品陳列棚122のコーナに陳列できない商品であることがわかった場合には、定期的にそれらの商品をAコンビニの本部に送って処理を一任する。ユーザ111が持ってきた中古商品でキャッシュバックの条件に合わなかったものも、必要により廃棄手数料を徴収して引き取り、Aコンビニの本部に送って処理を一任することになる。Aコンビニの本部では、これらを原則として廃棄するが、セットものの構成部品の欠品が補充できるような場合には、これらを補充して中古商品として再利用することも可能である。
なお、実施の形態では各地のコンビニ装置1021、1022……や、Aコンビニ一般管理サーバ103、旅軽管理サーバ104および配送管理サーバ105がインターネット101を用いて通信を行うことにしたが、これらの一部または全部が専用線、電話回線等の他の通信ネットワークを介して接続されてもよいことは当然である。
また、実施の形態では無線タグ131としてデータの書き込みが可能なものを使用したが、商品自体の識別情報のみの読み出しを行う無線タグの使用も可能である。この場合には、傘112等の旅軽用品に取り付けられている無線タグ自体の識別情報と図4に示した購入履歴等のデータとを対応付けて記憶する記憶手段がネットワーク上等の他の場所に必要になることは当然である。このような無線タグを使用することで、旅軽用品に取り付ける無線タグ131のコストダウンを図ることができる他に、個々の無線タグ131に格納されているデータの改ざんや、個人情報の漏洩の危険性といった問題の解消を図ることができる。
更に、商品自体の識別情報のみの読み出しを行う無線タグの使用と同様に、旅軽用品に個々の商品の固有の情報の付されたバーコードを付けた場合にも、その固有のID(identifier)に対応する識別情報を別に管理することで、本発明を適用することができることは当然である。
更にまた実施の形態ではユーザがPOSレジ端末125に商品を持ってくることのみを前提として説明したが、業者が販売のために新品商品をPOSレジ端末125に持ってくる場合も含めて発明を捉えてもよいことは当然である。
本発明の実施の形態における旅軽システムの概要を表わしたシステム構成図である。 本実施の形態でAコンビニ新宿店装置の構成の概要を表わした配置図である。 本実施の形態で旅軽用品陳列棚に陳列されている商品の中の傘の一例を示した正面図である。 本実施の形態で傘を無線タグリーダにかざした場合に行われる表示の一例の説明図である。 本実施の形態の旅軽管理サーバについて構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施の形態のPOSレジ端末の構成の要部を表わしたブロック図である。 本実施の形態で旅軽用品を購入する場合のPOSレジ端末の清算処理の様子を表わした流れ図である。 第1の関連技術における傘レンタルシステムの概要を示した説明図である。
符号の説明
100 旅軽システム
101 インターネット
102 コンビニ装置
103 Aコンビニ一般管理サーバ
104 旅軽管理サーバ
111 ユーザ
112 傘
115 飲食用品セット
122 旅軽用品陳列棚
125 POSレジ端末
131 無線タグ
141、151 CPU
142、152 メモリ
146 旅軽商品履歴管理データベース
147 旅軽商品価格・保証データベース
148 会員データベース
149 旅軽商品分布管理部
156 無線タグリーダ・ライタ
157 バーコードリーダ
162 印字部

Claims (10)

  1. 予め定めた特定商品が未使用の新品としてユーザに販売されたときその特定商品に1対1に対応付けられた新品の特定商品であることを示す識別情報を少なくとも一度使用した中古の特定商品であることを示す識別情報に書き換える識別情報書き換え手段と、
    ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別手段と、
    この受付時判別手段でその商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっている場合、その商品が前記特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、その特定商品の新品商品としての価値よりも低い予め設定した中古商品の価値で販売されるように商品価値を再設定する中古商品価値設定手段
    とを具備することを特徴とする商品活用システム。
  2. ユーザの購入しようとする商品に1対1に対応付けられた識別情報によってその商品が予め定めた特定商品であるかを判別する特定商品判別手段と、
    この特定商品判別手段が前記特定商品であると判別したときこの商品が未使用商品としての新品商品であるか一度人手に渡った中古商品であるかを前記識別情報によって判別する新品中古判別手段と、
    この新品中古判別手段によって新品商品と判別されたとき予め定めた新品商品の価格でこれを清算し、中古商品と判別されたときには前記新品の価格よりも低い予め定めた中古商品の価格でこれを清算する清算手段と、
    前記清算手段によって新品商品の価格で清算した商品の前記識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換え手段と、
    ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別手段と、
    この受付時判別手段でその商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっていると判別されたとき、その商品が前記特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、これに対して前記中古商品の価格よりも低い予め定めた価格でこれを買い取る中古商品買い取り時判別手段
    とを具備することを特徴とする商品活用システム。
  3. 少なくとも新品商品であるか中古商品であるかの識別情報が対応付けられた特定商品がユーザへ販売されるとき前記識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換え手段と、
    前記特定商品の販売を受け付けるとき、前記特定商品の識別と、前記特定商品が新品商品であるか中古商品であるかの識別とを前記識別情報から判別する受付時判別手段と、
    前記受付時判別手段による判別結果に基づいて、前記特定商品の中古商品に対しては、前記特定商品の新品商品よりも低い所定の価格を再設定する中古商品価値設定手段
    とを具備することを特徴とする商品活用システム。
  4. 前記特定商品は、傘であり、前記予め定めた特定機能とは手に持った棒状の物の先端部分を中心としてシート状の材料を頭上に所定範囲に広げることが可能であることと、この広げたシート状の材料が所定の物質に対して十分な遮蔽能力を保持していること特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の商品活用システム。
  5. 前記識別情報は、特定商品にそれぞれ配置された無線タグに書き込まれることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の商品活用システム。
  6. 前記識別情報は、特定商品にそれぞれ配置された固有の情報の付された無線タグに対応する情報であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の商品活用システム。
  7. 前記識別情報は、特定商品にそれぞれ配置された固有の情報の付されたバーコードに対応する情報であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の商品活用システム。
  8. 予め定めた特定商品が未使用の新品としてユーザに販売されたときその特定商品に1対1に対応付けられた新品の特定商品であることを示す識別情報を少なくとも一度使用した中古の特定商品であることを示す識別情報に書き換える識別情報書き換えステップと、
    ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別ステップと、
    この受付時判別ステップでその商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっていると判別された場合、その商品が前記特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、その特定商品の新品商品としての価値よりも低い予め設定した中古商品の価値で販売されるように商品価値を再設定する中古商品価値設定ステップ
    とを具備することを特徴とする商品活用方法。
  9. ユーザの購入しようとする商品に1対1に対応付けられた識別情報によってその商品が予め定めた特定商品であるかを判別する特定商品判別ステップと、
    この特定商品判別ステップで前記特定商品であると判別されたときこの商品が未使用商品としての新品商品であるか一度人手に渡った中古商品であるかを前記識別情報によって判別する新品中古判別ステップと、
    この新品中古判別ステップによって新品商品と判別されたとき予め定めた新品商品の価格でこれを清算し、中古商品と判別されたときには前記新品の価格よりも低い予め定めた中古商品の価格でこれを清算する清算ステップと、
    前記清算ステップによって新品商品の価格で清算した商品の前記識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換えステップと、
    ユーザから中古品の販売を受け付けるとき、その商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっているか否かを判別する受付時判別ステップと、
    この受付時判別ステップでその商品が前記特定商品であり、前記識別情報が中古の特定商品となっていると判別されたとき、その商品が前記特定商品についての予め定めた特定機能を保持していることを条件として、これに対して前記中古商品の価格よりも低い予め定めた価格でこれを買い取る中古商品買い取り時判別ステップ
    とを具備することを特徴とする商品活用方法。
  10. 少なくとも新品商品であるか中古商品であるかの識別情報が対応付けられた特定商品がユーザへ販売されるとき前記識別情報を新品商品から中古商品に書き換える識別情報書き換えステップと、
    前記特定商品の販売を受け付けるとき、前記特定商品の識別と、前記特定商品が新品商品であるか中古商品であるかの識別とを前記識別情報から判別する受付時判別ステップと、
    前記受付時判別ステップによる判別結果に基づいて、前記特定商品の中古商品に対しては、前記特定商品の新品商品よりも低い所定の価格を再設定する中古商品価値設定ステップ
    とを具備することを特徴とする商品活用方法。
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