JP5042944B2 - 商品販売システムおよび商品販売データ処理装置 - Google Patents

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本発明は、スーパーマーケットなどの商品販売店舗における商品販売システムおよび当該システムで使用される商品販売データ処理装置に関する。
従来、スーパーマーケットなどの商品販売店舗では、POS(Point Of Sales)端末などの商品販売データ処理装置が商品の販売処理に使用されている。商品販売データ処理装置により販売処理された商品は、キャッシャ若しくは客本人によりレジ袋に詰められ、それを持って客が退店するという運用が一般的である。
近年では、資源節約や環境保護の観点から上記レジ袋を使用せずに客が予め購入して持参したエコバッグに商品を詰めて退店するという商品の販売形式が普及しつつある。
なお、エコバッグと同様に資源節約や環境保護の観点から携帯型のPCのレンタルという形態を定着させ、PCのリサイクルまたはリユースを促進するための商品取引支援システムおよび商品取引支援方法が特許文献1に開示されている。
特開2004−46735号公報
上記エコバッグの素材には、布やナイロンが使用されることが多く、一度生産した後にデザイン変更しようとする場合には製造コストがかかってしまう。そのため、エコバッグのデザインを変更するスパンが長かったり、デザインの種類が少なかったりしていた。このような状況は、現在の多様化しつつある市場ニーズに鑑みれば好ましいものではなく、他店舗で使用されるエコバッグとのデザインの優劣によっては客離れを生じる蓋然性がある。また、頻繁にデザインを変更して客にエコバッグの買い替えを促したとしても、そもそも資源節約や環境保護を目的とするエコバッグの趣旨を没却しかねない。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エコバッグのデザイン変更に要するコストを低減することができ、さらにはエコバッグのデザインをより個人の嗜好に合わせたものに変更することを可能として客の興味を引き付け、客を囲い込むことができる商品販売システムおよび当該システムで使用される商品販売データ処理装置を提供することである。
本発明は、客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置と、この商品販売データ処理装置により販売処理された商品を収納するための商品収納体と、レジ台上の予め定められた載置位置に載置された前記商品収納体から当該商品収納体の識別情報を検出する検出装置と、前記載置位置に載置された商品収納体と無線でデータ通信を行うデータ通信装置とを備え、前記商品販売データ処理装置は、前記検出装置により前記載置位置に載置された前記商品収納体から前記識別情報が検出されたことに応じて、前記データ通信装置を制御して所定の画像データを当該商品収納体に無線送信するデータ送信制御手段を備え、前記商品収納体は、電力の供給を受けずに表示画像を保持することが可能な画像表示手段と、前記データ通信装置により無線送信された画像データを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段により受信した画像データに基づいて前記画像表示手段に表示される画像を書き換える画像書換手段とを備えてなることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、エコバッグのデザイン変更に要するコストを低減することが可能であり、さらにはエコバッグのデザインをより個人の嗜好に合わせたものに変更することを可能として客の興味を引き付け、客を囲い込むことができる商品販売システムおよび当該システムで使用される商品販売データ処理装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る商品販売システムの構成を説明するための模式図である。店舗内のレジに設置されたレジ台1は、後述のRFID(Radio Frequency Identification)リーダ2、無線データ通信装置3および給電装置4を有するエコバッグ載置ユニット1aが設けられており、その近傍には客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置であるPOS端末10が設置されている。POS端末10は、客側に表示面が向けられた客面ディスプレイ24およびキャッシャ側に表示面が向けられたディスプレイ25を備えている。
客が当該店舗にて商品を購入する際には、店舗内に用意された買い物籠40に商品を詰めてレジ台1上の所定位置に載置するとともに、客が持参したエコバッグ30(商品収納体)を上記エコバッグ載置ユニット1a上に載置する。そしてキャッシャは、買い物籠40に詰められた商品をPOS端末10により登録処理しつつ、エコバッグ30に詰めていく。
このエコバッグ30は、外面部を覆うように取り付けられたフレキシブルディスプレイである電子ペーパー31を備えている。電子ペーパー31は、電気的に表示画像を書き換え可能であるとともに電源の供給停止後も表示画像を維持するメモリ性を有する(画像表示手段)。その他、電子ペーパー31は、折り曲げが可能であること、低消費電力で書き換えが可能であること、薄くて軽いことおよびバックライトなどではなく反射光を利用して表示するため視認性が高いことなどの特徴を有する。
次に、上記エコバッグ載置ユニット1aおよびエコバッグ30について、図2に示したブロック図を用いて説明する。エコバッグ載置ユニット1aは、内部にPOS端末10と通信可能に接続されたRFIDリーダ2、無線データ通信装置3および給電装置4を備えている。一方、エコバッグ30は、内部にエコバッグ30の識別子であるエコバッグIDを記憶したRFIDタグ32、無線データ受信部33、被給電装置34および書換制御回路35を備えている。
RFIDリーダ2は、読み取り用の電波を発してRFIDタグ32に記憶されたエコバッグIDを非接触で読み取りPOS端末10に送信する。給電装置4は、POS端末10からの指令に応じて商用電源5から供給される電力を磁気エネルギに変換して被給電装置34に放出する。被給電装置34は、給電装置4が放出した磁気エネルギを再び電力に変換して無線データ受信部33および書換制御回路35に供給する。このように、給電装置4および被給電装置34は非接触でエコバッグ30に電力を供給する。無線データ通信装置3(データ通信装置)は、POS端末10から電子ペーパー31に表示させるための画像データを受信し、当該画像データを無線データ受信部33(データ受信手段)に対して無線通信により送信する。書換制御回路35は、無線データ通信装置33が受信した画像データに基づいて電子ペーパー31の表示画像の書き換えを行う(画像書換手段)。
次に、POS端末10について説明する。図3は、POS端末10の要部構成を示すブロック図である。POS端末10は、制御の中枢としてCPU11を搭載している。このCPU11に対し、各種制御プログラムなどの固定的データを格納したROM12、処理場面に応じて各種の記憶領域を形成するRAM13、図示しないドロワ開放装置などを制御するI/Oポート14、通信インターフェイス(I/F)15、ハードディスクドライブ(HDD)16、キーボードコントローラ17、客面ディスプレイコントローラ18、ディスプレイコントローラ19、プリンタコントローラ20およびスキャナインタフェース(I/F)21などを、例えばPCIバスなどのバスライン22を介して接続している。
そして、キーボードコントローラ17にキーボード23を接続し、客面ディスプレイコントローラ18に客面ディスプレイ24が備えるタッチパネルセンサ24aとディスプレイ部24bとを接続し、ディスプレイコントローラ19にキャッシャ用のディスプレイ25を接続し、プリンタコントローラ20にレシートプリンタ26を接続し、スキャナインタフェース21にスキャナ27を接続している。
通信インターフェイス15は、RFIDリーダ2、無線データ通信装置3、給電装置4および店舗内のネットワークに接続された店舗サーバなどの外部機器とのデータ通信を制御する。キーボードコントローラ17は、キーボード23から操作されたキーに対応するキー信号を取り込みCPU11に通知する。客面ディスプレイコントローラ18は、CPU11からの指令によりディスプレイ部24bに各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ24aの信号を取り込みタッチ位置座標を求めてCPU11に通知する。ディスプレイコントローラ19は、客の支払う合計金額等の表示データに対応した文字等をディスプレイ25に表示させる。プリンタコントローラ20は、レシートプリンタ26によるレシート印字及びジャーナル印字を制御する。スキャナインタフェース21は、スキャナ27にてスキャニングされたバーコードデータを入力する。なお、キーボード23は、数値データを置数入力するための置数キーの他、PLUキー,小計キー,預/現計キーおよび合計キーなどの各種ファンクションキーを配設したものである。
上記ハードディスクドライブ16には、エコバッグ30が備える電子ペーパー31に表示するための画像データを記憶した表示画像データベース16a(データ記憶手段)および客がエコバッグ30を使用して買い物をした際に付与されるポイントを管理するポイント管理データベース16bが記憶されている。
図4は、表示画像データベース16aに記憶されるデータの構成を示す模式図である。表示画像データベース16aには、画像データDn(n;整数)に対し“商品A購入”,“買上金額が1000円以上”または“累計ポイントが1000ポイント以上”などその画像データを提供するための条件が記憶されている。
図5はポイント管理データベース16bのデータの構成を示す模式図である。ポイント管理データベース16bには、エコバッグ30が備えるRFIDタグ32に記憶されたエコバッグIDに対して過去の当該エコバッグ30の使用に対して付与された累積ポイントが記憶されている。
次に上記のような構成による作用について説明する。
図6は、POS端末10のCPU11が実行する処理の流れ図である。この処理は、ROM12に記憶された制御プログラムに基づいて実行される。
先ず、CPU11は、ST101として商品販売処理を実行する。この処理では、買い物籠40に入れられた買上商品に付されたバーコードをキャッシャがスキャナ27によりスキャニングし、商品コードを取得する。そして、取得した商品コードに基づいて商品名や商品価格などからなる商品データを店舗サーバに記憶された商品マスタから取得してRAM13に形成した記憶領域に登録していき、キーボード23に設けられた小計キーの操作をトリガとして登録した商品の小計金額を算出する。しかる後、キーボード23に設けられた置数キーの操作による客が支払った代金の入力を受け付け、入力された金額から当該取引の小計金額を減算して釣銭額を算出する。このとき、I/Oポート14がドロワを開放し、プリンタコントローラ20がレシートプリンタ26を制御して取引内容を印字したレシートを発行する。
上記のような商品販売処理の後、ST102として通信インターフェイス15を介してRFIDリーダ2にRFIDタグ32の読み取りを指令する。この指令を受けたRFIDリーダ2は、RFIDタグ32の読み取り用の電波を発信し、RFIDタグ32に記憶されたエコバッグIDの読み取りを試みる。エコバッグIDを読み取ることができたときには、そのエコバッグIDをPOS端末10に送信する。
そして、ST103としてエコバッグIDが読み取られたか否かを判断する。エコバッグIDをRFIDリーダ2から受信している場合にはエコバッグIDを読み取ることができたと判断し(ST103のYes)、ST104としてポイント管理データベース16bから読み取ったエコバッグIDと同一のIDに関連付けて記憶された累積ポイントに所定ポイントを加算する。
続いて、ST105として当該客に提供可能な画像データを表示画像データベース16aから抽出する(データ抽出手段)。この処理については図8の説明にて後述する。抽出された画像データは、ST106として客面ディスプレイコントローラ18の制御の下で客面ディスプレイ24に一覧表示される。このとき画像データが一覧表示されたディスプレイ部24bの画面50の表示例を図7に示している。画面50には、“エコバッグに表示するデザインを選んでください”のような所定のメッセージとともに画像P−1,画像P−2,画像P−3および画像P−4などST105の処理にて抽出された画像データに基づくデザインが表示される(データ表示手段)。客が画面50に表示されたデザインをタッチ操作すると、タッチパネルセンサ24aがタッチ座標に応じた信号をCPU11に送信する。CPU11は、タッチパネルセンサ24aから受信した信号に基づいていずれのデザインが選択されたのかを認識することができる。このように、ディスプレイ部24bに表示された提供可能な画像データの中から任意の画像データの選択を受け付けるタッチパネルセンサ24aとCPU11とは、選択受付手段を構成する。
ST106の処理の後、CPU11は、ST107として画像データの選択がなされたか否かを判断する。ST106およびST107の処理は、上記のように客が画面50に表示されたデザインをタッチ操作して任意の画像データを選択するまで繰り返される(ST107のNo)。画面50に表示されたデザインがタッチ操作されたときには画像データの選択がなされたと判断し(ST107のYes)、ST108として給電装置4に給電の開始を指令する。この指令を受けた給電装置4は、被給電装置34への給電を開始し、被給電装置34は給電された電力を無線データ受信部33と書換制御回路35とに供給する。
次に、CPU11は、ST109として無線データ通信装置3を制御して客が選択したデザインの画像データをエコバッグ30の無線データ受信部33に無線通信にて送信する。このとき、無線データ受信部33は、受信した画像データを書換制御回路35に送り、書換制御回路35は、当該画像データに基づいて電子ペーパー31の表示画像を電気的に書き換える。
この画像データの送信が完了したときには、ST110として給電装置4に給電の停止を指令して一連の処理を終了する。エコバッグ30の電子ペーパー31に表示されたデザインは、給電装置4からの給電が停止された後にも維持される。
一方、ST103の処理にてRFIDリーダ2がRFIDタグ32を読み取ることができなかったときには(ST103のNo)、ST104〜ST110の処理を行わずに当該処理を終了する。なお、RFIDリーダ2がRFIDタグ32を読み取ることができない場合には、当該客がエコバッグの利用者でない場合、エコバッグの利用者であるがエコバッグ30でない通常のエコバッグを使用している場合、またはエコバッグ30の利用者であるがエコバッグ30がエコバッグ載置ユニット1a上の適切な位置に載置されていない場合などが想定される。
続いて、上記105の処理にてCPU11が実行するデザインの抽出処理について説明する。
図8は、デザインの抽出処理にてCPU11が実行する処理の流れ図である。先ず、ST201として表示画像データベース16aから一つ画像データを選択し、その画像データに関連付けて記憶された条件を抽出する。次に、ST202としてST201の処理にて抽出された条件が満たされるか否かを判断する。このとき、条件を満たすと判断されるときには(ST202のYes)、ST203としてRAM13に当該画像データをロードする。一方、条件を満たさないと判断されるときには(ST202のNo)、当該画像データをRAM13にロードしない。次に、ST204として条件を未比較の画像データが表示画像データベース16aに記憶されているか否かを判断する。条件を未比較の画像データが表示画像データベース16aに記憶されていると判断されるときには(SY204のYes)、ST201の処理に戻って条件を未比較の画像データを一つ抽出する。このように、デザイン抽出処理は、表示画像データベース16aに記憶された全ての画像データについて、それぞれに関連付けられた条件を満たすか否かを判断するまで繰り返される。
ここで、デザイン抽出処理について具体例を挙げて説明する。例えば、画像データD1が選択された場合には、関連付けられた条件として“商品A購入”が抽出される(ST201)。このとき、RAM13に記憶された当該取引の商品データが参照され、商品Aが購入されたか否かが判断される(ST202)。商品Aが購入されているときには当該条件を満たすと判断され(ST202のYes)、RAM13に当該画像データがロードされる(ST203)。
また、画像データD2が選択された場合には、関連付けられた条件として“買上金額が1000円以上”が抽出される(ST201)。このとき、RAM13に記憶された当該取引の小計金額が参照され、買上金額が1000円以上であるか否かが判断される(ST202)。買上金額が1000円以上であるときには当該条件を満たすと判断され(ST202のYes)、RAM13に当該画像データがロードされる(ST203)。
また、画像データD3が選択された場合には、関連付けられた条件として“累積ポイントが1000ポイント以上”が抽出される(ST201)。このとき、ポイント管理データベース16bに記憶された上記ST102の処理にて読み取ったエコバッグIDに関連付けて記憶された累積ポイント数が参照され、1000ポイント以上付与されているか否かが判断される(ST202)。累積ポイントが1000ポイント以上であるときには当該条件を満たすと判断され(ST202のYes)、RAM13に当該画像データがロードされる(ST203)。さらに、ポイント管理データベース16bの当該エコバッグIDに関連付けて記憶された累積ポイントから1000ポイントが減算される。
その他、表示画像データベース16aにおいて画像データに関連付けられる条件としては、季節が所定条件を満たすこと、日時が所定条件を満たすこと、現金決済,カード決済または電子マネー決済など所定の決済方法で決済がなされたこと、過去の取引データが所定条件を満たすこと、または所定のクーポン券が提示されたことなど各種の条件を設定可能である。
このように、当該商品販売システムでは、新たにエコバッグを製造することなく電子ペーパー31に表示される画像を変更することでエコバッグのデザインを変更することができる。そのため、エコバッグのデザイン変更に要するコストを低減することが可能である。
また、客面ディスプレイ24には客に提供可能なエコバッグ30のデザインが一覧表示され、客はその中から所望のデザインを選択することができるので、客が自身の嗜好に合わせてエコバッグ30のデザインを変更することができる。また、会計時に客が自身の嗜好に合ったデザインを選択するので、当該店舗にて買物をしようとするインセンティブとなり、客の囲い込みに繋がる。
また、給電装置4と被給電装置34とを設けたことにより非接触でエコバッグ30に給電することができるので、いちいち給電用のプラグを接続したり、エコバッグ30にバッテリーなどの電源供給手段を設けたりする必要がなく余計な手間が省ける。
また、エコバッグ30の表示手段として電子ペーパーを採用しているので、多量の商品を収納してエコバッグ30の形状が変形しても画像表示に影響はなく、高い視認性を保つことが出来る。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲内にて各構成要素を適宜変形して具体化することができる。
例えば、上記実施形態においては上記ST103の処理にてRFIDリーダ2によりRFIDタグ32に記憶されたエコバッグIDが読み取れたことをトリガーに、エコバッグ30がエコバッグ載置ユニット1aに載置されたとしてST104〜ST110の処理が実行されるとしたが、客がエコバッグ30の利用客である際にキャッシャが操作する操作キーをキーボード23に設け、この操作キーが操作されたことをトリガーとしてST104〜ST110の処理が行われるようにしてもよい。この場合には、ポイント管理データベース16bのデータ構成をエコバッグIDを用いない構成に変更するか、他の方法でPOS端末10がエコバッグIDを取得できる手段を講じればよい。当該他の方法としては、キャッシャが直接キーボード23から客のエコバッグIDを入力する方法や、POS端末10にカードリーダを接続して顧客が所持する記憶媒体に記憶させたエコバッグIDを読み取らせる方法などが考えられる。
また、上記実施形態においては図1に示したPOS端末10を備える商品販売システムの構成を例に説明したが、本発明に係る商品販売システムは、縦型スキャナを用いたチェックアウトシステムやセルフチェックアウトシステムに対しても適用できることは言うまでもない。
また、ST106の処理にて提供可能な画像データを客面ディスプレイ24のディスプレイ部24aに表示させるとしたが、ディスプレイを備えた別端末をPOS端末10に接続し、この端末に提供可能な画像データを表示させるようにしてもよい。この場合、当該端末に客面ディスプレイ24と同様のタッチパネルや操作釦を設けて画像データの選択ができるようにする。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより
種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全体構成要素から幾つ
かの構成要素を削除してもよい。
本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を、以下に付記する。
[1]客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置と、この商品販売データ処理装置により販売処理された商品を収納するための商品収納体と、前記商品収納体とデータ通信を行うデータ通信装置とを備え、前記商品販売データ処理装置は、前記データ通信装置を制御して所定の画像データを前記商品収納体に送信するデータ送信制御手段を備え、前記商品収納体は、電力の供給を受けずに表示画像を保持することが可能な画像表示手段と、前記データ通信装置により送信された画像データを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段により受信した画像データに基づいて前記画像表示手段に表示される画像を書き換える画像書換手段とを備えてなることを特徴とする商品販売システム。
[2]前記商品販売データ処理装置は、前記商品収納体の画像表示手段に表示するための画像データを記憶したデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された画像データの中から所定条件を満たす画像データを抽出するデータ抽出手段と、このデータ抽出手段が抽出した画像データを表示するデータ表示手段と、このデータ表示手段が表示した画像データの中から任意の画像データの選択を受け付ける選択受付手段とを備え、前記データ送信制御手段は、前記データ通信装置を制御して前記選択受付手段が選択を受け付けた画像データを前記商品収納体に送信することを特徴とする上記[1]に記載の商品販売システム。
[3]前記画像書換手段が前記画像表示手段に表示される画像を書き換えるのに必要な電力を前記商品収納体に供給する給電装置をさらに備え、前記商品収納体は、前記給電装置からの電力供給を受け付ける被給電手段をさらに備えてなることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の商品販売システム。
[4]前記給電装置は前記商品収納体の被給電手段に非接触で給電することを特徴とする上記[3]に記載の商品販売システム。
[5]前記商品収納体の画像表示手段は、電子ペーパーであることを特徴とする上記[1]乃至[4]のうちいずれか1に記載の商品販売システム。
[6]販売処理された商品を収納するための商品収納体であって、電力の供給を受けずに表示画像を保持することが可能な画像表示手段と、客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置から送信された画像データを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段により受信した画像データに基づいて前記画像表示手段に表示される画像を書き換える画像書換手段とを備えてなることを特徴とする商品収納体。
[7]前記画像表示手段は、電子ペーパーであることを特徴とする上記[6]に記載の商品収納体。
本発明の一実施形態における商品販売システムを説明するための模式図。 同実施形態における商品販売システムを説明するためのブロック図。 同実施形態におけるPOS端末10の要部構成を示すブロック図。 同実施形態における表示画像データベースのデータ構成を示す模式図。 同実施形態におけるポイント管理データベースのデータ構成を示す模式図。 同実施形態においてPOS端末のCPUが実行する処理の流れ図。 同実施形態において客面ディスプレイに表示されるデザイン一覧表示の一例を示す図。 同実施形態においてPOS端末のCPUが実行するデザイン抽出処理の流れ図。
符号の説明
1a…エコバッグ載置ユニット、2…RFIDリーダ、3…無線データ通信装置、4…給電装置、5…商用電源、10…POS端末、30…エコバッグ、31…電子ペーパー、32…RFIDタグ、33…無線データ受信部、34…被給電装置、35…書換制御回路

Claims (7)

  1. 客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置と、
    この商品販売データ処理装置により販売処理された商品を収納するための商品収納体と、
    予め定められた載置位置に載置された前記商品収納体から当該商品収納体の識別情報を検出する検出装置と、
    前記載置位置に載置された前記商品収納体と無線でデータ通信を行うデータ通信装置とを備え、
    前記商品販売データ処理装置は、
    前記検出装置により前記載置位置に載置された前記商品収納体から前記識別情報が検出されたことに応じて、前記データ通信装置を制御して所定の画像データを当該商品収納体に無線送信するデータ送信制御手段を備え、
    前記商品収納体は、
    電力の供給を受けずに表示画像を保持することが可能な画像表示手段と、
    前記データ通信装置により無線送信された画像データを受信するデータ受信手段と、
    このデータ受信手段により受信した画像データに基づいて前記画像表示手段に表示される画像を書き換える画像書換手段とを備えてなることを特徴とする商品販売システム。
  2. 前記検出装置により前記載置位置に載置された前記商品収納体から前記識別情報が検出されたことに応じて、前記画像書換手段が前記画像表示手段に表示される画像を書き換えるのに必要な電力を当該商品収納体に非接触で供給する給電装置をさらに備え、
    前記商品収納体は、前記給電装置からの電力供給を受け付ける被給電手段をさらに備えてなることを特徴とする請求項1に記載の商品販売システム。
  3. 前記商品収納体は、前記識別情報を記憶したRFIDタグをさらに備え、
    前記検出装置は、前記載置位置に載置された前記商品収納体が備える前記RFIDタグから非接触で前記識別情報を検出するRFIDリーダであることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品販売システム。
  4. 前記商品販売データ処理装置は、
    前記商品収納体の画像表示手段に表示するための画像データを記憶したデータ記憶手段と、
    このデータ記憶手段に記憶された画像データの中から所定条件を満たす画像データを抽出するデータ抽出手段と、
    このデータ抽出手段が抽出した画像データを表示するデータ表示手段と、
    このデータ表示手段が表示した画像データの中から任意の画像データの選択を受け付ける選択受付手段とを備え、
    前記データ送信制御手段は、前記データ通信装置を制御して前記選択受付手段が選択を受け付けた画像データを前記載置位置に載置された前記商品収納体に無線送信することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1に記載の商品販売システム。
  5. 前記商品販売データ処理装置は、前記検出装置により検出された前記識別情報に対してポイントを付与するポイント付与手段をさらに備え、
    前記データ抽出手段は、前記検出装置により検出された前記識別情報に対して前記ポイント付与手段により付与されたポイント数が所定数を超えることを条件に、前記データ記憶手段に記憶された画像データの中から当該条件の成立に対して割り当てられた画像データを抽出することを特徴とする請求項4に記載の商品販売システム。
  6. 電力の供給を受けずに表示画像を保持することが可能な画像表示手段を備えるとともにこの画像表示手段に表示された画像を外部から受信する画像データにて書き換える商品収納体と、予め定められた載置位置に載置された前記商品収納体から当該商品収納体の識別情報を検出する検出装置と、前記載置位置に載置された前記商品収納体から無線でデータ通信を行うデータ通信装置と、を有する商品販売システムにて使用され、客が買い上げる商品の販売処理を行う商品販売データ処理装置であって、
    前記商品収納体の前記画像表示手段に表示するための画像データを記憶したデータ記憶手段と、
    前記検出装置により前記識別情報が検出されたことに応じて、前記データ記憶手段に記憶された画像データの中から所定条件を満たす画像データを抽出するデータ抽出手段と、
    このデータ抽出手段が抽出した画像データを表示するデータ表示手段と、
    このデータ表示手段が表示した画像データの中から任意の画像データの選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記データ通信装置を制御して前記選択受付手段が選択を受け付けた画像データを前記載置位置に載置された前記商品収納体に無線送信するデータ送信制御手段と、
    を備えてなることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  7. 前記検出装置により検出された前記識別情報に対してポイントを付与するポイント付与手段をさらに備え、
    前記データ抽出手段は、前記検出装置により検出された前記識別情報に対して前記ポイント付与手段により付与されたポイント数が所定数を超えることを条件に、前記データ記憶手段に記憶された画像データの中から当該条件の成立に対して割り当てられた画像データを抽出することを特徴とする請求項6に記載の商品販売データ処理装置。
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