JP2005157708A - 商品の買い替え斡旋方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の技術で商品の買い替えを斡旋すると、顧客の買い替え期間の平均日数に左右されるため、定期的に買い替えが必要な商品を正しい買い替え期間で斡旋できない問題がある。
【解決手段】 あらかじめ商品ごとに購入間隔日数を設定し、顧客の商品購入履歴情報から購入間隔日数が経過した商品について、顧客に買い替えを斡旋する。
【効果】 商品の買い替え時期に合わせて買い替えを斡旋することで、顧客は商品の買い忘れを防ぐことができ、割引も受けることができる。そして、顧客が定期的に商品を買い換えてくれることで、店舗やメーカは売上を伸ばすことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過去に商品を購入した顧客に対して、商品の買い替えを斡旋する方法およびそのシステムに関する。
店舗が販売する商品において、顧客が特定の商品を繰り返し購入する場合がある。具体的には、ご飯を主食とする顧客なら「米」がそれに該当するし、洗濯を自分で行なう顧客なら「洗剤」や「漂白剤」がそれに該当する。商品を再度購入するまで買い替え期間は顧客によっても異なるし、商品の種類によって異なる。そして、商品によっては顧客が買い替えを忘れていることがある。
そのため、顧客の商品の買い忘れを防止する手段として、店舗が顧客の商品の買い替え時期を予測して、店舗側が顧客に商品購入を斡旋する方法があり、特開平9−231264号公報「オンラインショッピング支援方法およびシステム」が報告されている。これは、顧客の商品購入間隔の平均日数を計算し、最新購入日からその平均日数が経過したら、顧客に商品の斡旋をするという方法である。
特開平9−231264号公報
しかし、特許文献1記載の方法では、顧客が過去に商品を2回以上購入しないと、顧客の商品購入間隔の平均日数を計算できないため、商品を1回しか購入したことの無い顧客に対しては、商品を斡旋することはできないという問題がある。
また、顧客の商品購入間隔の平均日数は、あくまで顧客の買い替え頻度を元に算出するため、斡旋までの日数が顧客によって左右される問題がある。つまり、計算した顧客の商品購入間隔の平均日数が、商品本来の買い替え期間とは異なるめ、所定の期間が経過したら買い替えなくてはいけない商品(防虫剤、消臭剤、定期的に服用する薬品・栄養剤、など)の場合には、本来斡旋すべき時期に斡旋することができないという問題があった。
上記課題を達成するために本発明の商品の買い替え斡旋方法およびシステムは、あらかじめ商品ごとに購入間隔日数を設定し、顧客の商品購入履歴情報から購入間隔日数が経過した商品について、顧客に買い替えを斡旋することを特徴とする。
本発明のメリットは、商品の買い替え時期に合わせて買い替えを斡旋することで、顧客は商品の買い忘れを防ぐことができ、割引も受けることができる。そして、顧客が定期的に商品を買い換えてくれることで、店舗やメーカは売上を伸ばすことができる。
以下、本発明の実施形態を、スーパーのPOS端末および商品管理システムを元にして、図1から図11に基づき説明する。
図1および図2は、本発明の特徴である商品の斡旋を行なうための判定処理手順を示した処理フローであり、各処理の詳細については後述する。
図3は本実施形態において本発明を実現するためのシステム構成図である。01はスーパーのレジにて商品のバーコード読み取り、代金の計算、レシートの発行等を行なうPOS端末、02はスーパーで扱う商品情報や顧客情報等の処理や記録をする管理サーバである。03はスーパー内部のイントラネット回線(通信ネットワーク回線)であり、POS端末01と管理サーバ02間でのデータ通信に利用する。04はインターネット回線網であり、管理サーバにおける外部との情報通信手段である。
図4はPOS端末01の構成図を示す。11は本発明のプログラムを実行するCPU、12は本発明のプログラムや演算処理のためのデータを一時的に記憶するメモリ、13は本発明のプログラムを記録するハードディスク等の記憶装置、14は外部装置と通信するための通信制御装置、15はレシートを印刷するレシート印刷装置、16はPOS端末01に必要な電力を供給する電源装置、17は金額や品目等を入力するキー入力装置、18は入力金額や合計金額等を表示する表示装置、19は顧客のクレジットカードや会員カードのリード/ライトを行なうカード制御装置、20は商品のバーコードの読み取りを行なうバーコード読取装置、21は紙幣や硬貨を収納する現金ボックスの出し入れを制御する現金ボックス制御装置である。
図5は管理サーバ02の構成図を示す。31は本発明のプログラムを実行するCPU、32は本発明のプログラムや演算処理のためのデータを一時的に記憶するメモリ、33は本発明のプログラムや商品情報、顧客情報等を記録するハードディスク等の記憶装置、34は外部装置と通信するための通信制御装置、35は管理サーバ02に必要な電力を供給する電源装置である。
図6のテーブルT01はスーパーの商品情報テーブルである。スーパーで販売する商品に関する情報で構成しており、商品を識別するための固有番号である「商品コード」、商品の「商品名」、メーカ小売希望価格である「標準価格」、自スーパーでの「販売価格」、現在スーパーで販売しているか否かが設定されている「販売可否」、顧客に商品の概要を案内するための「商品案内文言」で構成している。本来であれば、スーパーで扱う商品数は数千〜数万種に渡るが、本実施形態においては便宜上3品目のみの扱いとする。
図7のテーブルT02は本発明の特徴である商品の斡旋に必要な情報で構成する商品斡旋情報テーブルである。主に商品の斡旋実施可否の判定に使用される情報で構成しており、そこ構成内容としては、商品を識別するための固有番号である「商品コード」、斡旋できる商品であるか否かが設定されている「斡旋可否」、斡旋する際に商品に適用する「斡旋価格」、商品の使用開始からその用途が終わるまでの使用日数を設定する「消費日数」、斡旋開始から斡旋終了となるまでの日数である「斡旋日数」で構成している。
図8のテーブルT03は、顧客Aの商品購入履歴情報で、顧客Aが商品を購入した段階で生成される。詳細は後述する。
図9のテーブルT04は、顧客Aに斡旋する商品の情報で、本テーブルも後の斡旋処理判定にて生成される。詳細は後述する。
図10のテーブルT05は、スーパーの会員の顧客データであり、顧客に固有に割り振られる「顧客番号」と、「氏名」「住所」「メールアドレス」で構成している。
図11の斡旋情報は、斡旋処理判定にて生成される。詳細は後述する。
本実施形態における前提として、顧客Aはスーパーの会員であり、顧客Aの会員データは会員データテーブルT05の情報であり、管理サーバ02に記録されている。そして顧客Aはスーパーの会員カードを所持しており、その会員カードには顧客番号が記録されている。会員カードはPOS端末01のカード制御装置19で読み取り可能である。
顧客Aは2002年9月16日にスーパーで買い物をしたとする。購入した商品はタンス用防虫剤である「タンス防虫BOX(テーブルT01の商品コードA0005101)」と、殺虫スプレーである「強力殺虫スプレー(テーブルT01の商品コードA0005103)」の2品である。顧客がPOS端末01で商品の決済を行なう際に、POS端末01は顧客Aの会員カードと商品のバーコードを読み取り、その情報をイントラネット回線03経由で管理サーバ02に送信する。管理サーバ02は顧客Aの購入履歴情報としてテーブルT03の情報を自動生成し、記憶装置33に記録する。
テーブルT03自動生成後、管理サーバ02はテーブルT03の情報を元に、本発明の特長である商品の斡旋について斡旋情報生成可否の判定処理を実施する。その処理フローを図1に示す。
まず処理F01では、顧客Aの購入履歴情報であるテーブルT03の先頭行(項番000001の行)を処理対象とし、テーブル1行のデータを取得する。
処理F02では、処理F01のデータ取得処理は正常か否かを判定する。データ取得処理が正常でなければ、データ読み取り終了として処理を終了する。本実施形態においては、データ取得処理は正常であり、処理F03に遷移する。
処理F03では、処理F01にて取得したデータの商品コードを用いて、商品斡旋情報テーブルT02から「斡旋可否」情報を取得する。本実施形態においては、商品コードは「A0005101」であり、テーブルT02の「斡旋可否」情報は「○」が取得できる。
処理F04では、処理F03にて取得した「斡旋可否」情報の判定処理を行なう。「斡旋可否」情報が「×」であれば、商品の斡旋は不可能なため、処理F08に遷移する。本実施形態にいては、「斡旋可否」情報は「○」であり、処理F05に遷移する。
次に処理F05では、テーブルT02から「消費日数」情報を取得し、商品の斡旋開始日を算出する。斡旋開始日は、本日から消費日数だけ日付が経過した日である。本実施形態においては、消費日数は180日、本日の日付は2002年9月16であり、本日から180日経過した2003年3月15日が斡旋開始日となる。
次に処理F06にて、商品斡旋情報テーブルT02から斡旋日数情報を取得し、商品の斡旋終了日を算出する。本実施形態においては、「斡旋日数」は30日、斡旋開始日の日付は2003年3月10であり、本日から30日経過した2003年4月14日が斡旋終了日となる。
次に処理F07にて、顧客Aの斡旋情報としてテーブルT04に対し「商品コード」「購入日」「斡旋開始日」「斡旋終了日」「斡旋済フラグ」の各情報を追記する。斡旋済フラグについては、「未済」をセットする。
最後に処理F08にて、テーブルT03の次行を処理対象とし、テーブルの1行のデータを取得する。そして、処理F02に遷移し、顧客Aの購入履歴情報テーブルT03の全商品について斡旋が可能か否かの判定処理を繰り返す。本実施形態においては、テーブルT03の次行である項番000002の商品の斡旋が可能か否かを判定する。項番000002の商品の斡旋判定処理は省略するが、処理F03で取得できる「斡旋可否」情報は「×」であるため、処理F04の判定処理で「NO」となり、商品の斡旋情報は生成されない。
判定処理の結果、本実施形態においては顧客Aの斡旋情報テーブルT04が形成されることになる。
生成されたテーブルT04については、管理サーバが定期的にテーブルT04の判定処理を行い、斡旋可能な時期になったと判定した時点で、顧客に商品の斡旋を実施する。
本実施形態においては、管理サーバがテーブルT04の判定処理を実施する契機を毎日深夜の午前0時1分とする。テーブルT04の判定処理について、その処理フローを図2に示す。処理日時は、顧客Aが商品を購入した次の日である2002年9月17日の午前0時1分に判定処理が行なわれたものとして、説明する。
まず処理F11では、顧客Aの斡旋情報テーブルであるテーブルT04の先頭行(項番0001の行)を処理対象とし、テーブル1行のデータを取得する。
処理F12では、処理F11のデータ取得処理は正常か否かを判定する。データ取得処理が正常でなければ、判定すべき斡旋情報が終了したものとして処理F21に遷移する。本実施形態においては、データ取得処理は正常であり、処理F13に遷移する。
処理F13では、「本日の日付」が処理F11で取得した「斡旋終了日」を経過したか否かを判定する。もし、本日の日付が斡旋終了日を経過していれば処理F14に遷移し、T04の処理対象となっている斡旋情報は期限切れのデータとして削除する。本実施形態においては、本日の日付は2002年9月17日であり、斡旋終了日の2003年4月14日は経過していないので、処理F15に遷移する。
処理F15では、処理F11で取得した「斡旋済みフラグ」の判定処理を行なう。「斡旋済みフラグ」が「済」であれば、顧客への商品の斡旋が完了しているため斡旋は行なわない。本実施形態においては、斡旋済みフラグは「未済」であるため、処理F16に遷移する。
処理F16では、「本日の日付」が処理F11で取得した「斡旋開始日」に到達したか否かを判定する。「本日の日付」が「斡旋開始日」に到達していなければまだ斡旋時期ではないため、処理F20に遷移して次行の斡旋情報を対象にして判定処理を実施する。「本日の日付」が「斡旋開始日」に到達していれば、斡旋処理が実施可能なため、処理F17に遷移する。本実施形態においては、「本日の日付」は2002年9月17日であり、「斡旋開始日」は2003年3月15日であるため、「本日の日付」が「斡旋開始日」に到達しておらず、結果として斡旋処理は実施されない。つまり「本日の日付」が「斡旋開始日」に到達する2003年3月15日までは商品の斡旋は実施されない処理フローとなっている。
では、日時が経過し、2003年3月15日の午前0時1分に図2の判定処理が行なわれたものとして、再度図2の処理フロー説明する。
処理F11から処理F15までは上記と同様の判定処理のため、省略する。
処理F16では、「本日の日付」が処理F11で取得した「斡旋開始日」に到達したか否かを判定する。本実施形態においては、「本日の日付」は2002年3月15日であり、「斡旋開始日」は2003年3月15日である。「本日の日付」が「斡旋開始日」に到達したため、商品の斡旋処理が実施可能となり、処理F17に遷移する。
処理F17では、斡旋する商品が現在販売可能か否か判定する。つまり商品の斡旋が可能でも、「商品の在庫切れ」「商品販売を中止」等の理由で商品の販売できない場合は、顧客に商品を斡旋しても顧客は商品を購入できないため、斡旋は行なわない。判定方法は、商品情報テーブルT01を参照し、斡旋する商品の「販売可否」情報が「×」であれば、処理F20に遷移し、商品の斡旋は行なわない。本実施形態においては、「販売可否」情報は「○」であり、処理F19に遷移する。
処理F19では、商品の斡旋を行なうための斡旋情報を生成する。斡旋情報の生成例を図11に示す。斡旋情報として、図11のフォーマットに対してa01に顧客氏名、a02に購入日、a03に商品名、a04に斡旋開始日、a05に販売価格、a06に斡旋価格、a07に斡旋終了日、a08に店名、の各情報をセットし、商品の消費期限が切れる旨の案内を生成する。なお、この処理F19で生成された図11の斡旋情報は、後の処理F21で実際に顧客への斡旋処理が実施される。
処理F20では、テーブルT04の次行を処理対象とし、テーブルの1行のデータを取得する。そして、処理F12から処理F20の処理を繰り返し、顧客Aの斡旋情報テーブルT04の全斡旋情報について斡旋を実施するか否か判定処理を繰り返す。本実施形態においては、テーブルT04のデータは1行のみであり、処理F12の判定処理後は処理F21に遷移する。
最後に処理F21では、これまでに生成された商品斡旋情報を元に、顧客への斡旋処理を実施する。本実施形態においては、管理サーバ02に記録された会員データテーブルT05記載のメールアドレスを取得し、管理サーバ02がインターネット04を経由して顧客に斡旋情報を電子メールで送付する。なお、斡旋方法については、斡旋情報を紙にプリントアウトし、顧客データベース上の住所に郵送してもよい。また、顧客がスーパーに買い物に来た際に、POS端末01が管理サーバ02から斡旋情報を取得し、レシート印刷装置15から印刷してもよい。
上記の手順により、顧客Aは180日前に購入した商品「タンス防虫BOX」の消費期限の到来を知り、商品の買い替えの必要性を知ることができる。また、斡旋した商品を割引で購入できる手段を提供することで、顧客Aは再度スーパーで商品を購入してくれる可能性が高くなる。
なお、顧客に提供する商品の割引手段にはいくつかの方法がある。
自動的に割引を適用できる手段としては、顧客Aがスーパーで斡旋された商品をPOS端末01で決済する際に、まずは顧客Aの会員カードをPOS端末01のカード制御装置19が読み取り、顧客番号を識別する。そして、顧客番号を管理サーバ02に問い合わせ、顧客Aに斡旋した商品の商品コードと斡旋価格(割引価格)を取得する。そして顧客Aが購入する商品の中に斡旋した商品がある場合には、斡旋価格を自動的に適用することで、顧客Aに割引を適用することができる。
そのほかの割引手段としては、電子メールで顧客Aに送付した斡旋情報を紙でプリントアウトすることで、POS端末がその紙を読み取って商品の割引を適用する手段がある。
また、店舗にクーポン発行機を設置し、顧客Aが会員カードをクーポン発行機に読ませる方法がある。つまり、斡旋した商品の一覧をクーポン発行機に表示し、顧客Aが購入したい商品を選択することで、割引券を紙などの媒体に出力したり、会員カードに割引情報を書き込んだりする方法もある。この方法の場合、斡旋された商品の閲覧や割引券発行をスーパーで行なうことができるため、割引券を紙にプリントアウトする手間や、プリントアウトした紙を持ち歩くという手間が無い顧客側のメリットがある。
本実施形態により、顧客は商品の買い忘れを防ぐことができ、割引も受けることができる。そして、顧客が定期的に商品を買い換えてくれることで、店舗やメーカは売上を伸ばすことができる。
本発明の効果が大きい商品としては、購入から買い替えまでのサイクルが比較的長い商品が挙げられる。買い替えまでのサイクルが長い商品は顧客が買い替え時期を忘れやすいことが多く、商品の買い替えが遅れることは、結果として顧客の商品購入頻度が減少することになり、店舗やメーカの売上にも影響を及ぼすことにもなる。もし、本発明によって顧客が定期的に商品を買い換えれば、その分商品の購入頻度が増加し、店舗やメーカは売上を伸ばすことができる。
なお、本実施形態では顧客が購入した商品について斡旋したが、商品の購入を斡旋する際に、類似製品も同時に斡旋し、購入の選択肢を増やすことで顧客の購入意欲を刺激する方法がある。
以下変形例1として、スーパーのPOS端末および商品管理システムの上記実施形態の説明に対して、図12と図13を加えて説明する。
図12は、商品斡旋テーブルT02に列「競合商品コード」を追加したものである。つまり、斡旋する商品の競合商品をあらかじめデータベースに登録しておき、仮に商品コード「A0005101」の商品を斡旋する際に、競合商品コード「A0005102」の商品も同時に斡旋することで、顧客は競合商品を比較して好きな商品を購入することができる。
図13は、本変形例1を実現するための処理フローである。本処理フローは上記実施形態で説明した図2の処理フローにおいて、処理F19と処理F20の間に追加して実施するものである。
図13の処理フローについて説明する。説明は、上記実施形態における図2の処理F19を終了した時点であるものとし、図13の処理F31に処理が遷移したものとする。
処理F31では、商品斡旋情報テーブルT05から「競合商品コード」を取得し、その競合商品コードの判定処理を行なう。競合商品コードが存在しなければ、競合商品は存在しないため、処理F20に遷移する。本変形例1においては、商品コードA0005101の製品に対して競合商品コードA0005102が存在するため、処理F32に遷移する。
処理F32では、商品斡旋情報テーブルT05から競合商品の「斡旋可否」情報を取得し、判定処理を行なう。「斡旋可否」情報が「×」であれば、斡旋不可能であり、処理F20に遷移する。本変形例1においては、商品コードA0005102の「斡旋可否」情報は「○」であり、処理F33に遷移する。
処理F33では、斡旋する競合商品について商品情報テーブルT01から販売可否情報を取得し、判定処理を行なう。販売可否情報が「×」であれば、競合商品は販売しておらず、競合商品の斡旋も不可能でり、処理F20に遷移する。本変形例1においては、販売可否が「○」であり、処理F34に遷移する。
処理F34では、競合商品の斡旋情報を生成する。生成する斡旋情報は基本的には図11と同様であるが、斡旋商品と競合商品との価格差等の比較情報も表示してよい。そして、生成された斡旋情報は、図2の処理F21で実際に顧客に対して斡旋処理が実施される。
本変形例1の顧客メリットは、購入の選択肢が増えることである。場合によっては、顧客が以前に購入した商品を気に入ることができない場合もあり、そのときには他の商品を勧める手段ともなる。
また、店舗側のメリットとしては、積極的に販売したい商品を競合商品としてデータベースに登録できることがある。つまり、販促対象商品の売上数向上手段や、在庫品の処理手段として利用することができる。
また、本発明を顧客が購入した商品の消耗品の斡旋に利用しても良い。例えば、半年に1回フィルターの交換が必要な浄水器を顧客が購入したとする。この時、顧客に対して半年後にフィルター交換を斡旋し、割引手段を提供することで、消耗品の定期的な交換を促すことができる。これにより、顧客は忘れがちな消耗品の交換に気付くことができるうえ、定期的な消耗品の購入により、メーカは消耗品での売上を向上させることができる。
本発明の実施形態、商品斡旋可否判定の処理フロー図。 本発明の実施形態、商品斡旋処理の処理フロー図。 本発明の実施形態、本発明を実現するためのシステム構成図。 本発明の実施形態、POS端末01の構成図。 本発明の実施形態、管理サーバ02の構成図。 本発明の実施形態、商品情報テーブル。 本発明の実施形態、商品斡旋情報テーブル。 本発明の実施形態、顧客Aの購入履歴情報テーブル。 本発明の実施形態、顧客Aの斡旋情報テーブル。 本発明の実施形態、会員データテーブル。 本発明の実施形態、斡旋情報の出力例。 本発明の変形例1、商品斡旋情報テーブル。 本発明の変形例1、競合商品斡旋処理の処理フロー図。
符号の説明
01…POS端末、02…管理サーバ、03…スーパーのイントラネット回線、04…インターネット回線網、11…CPU、12…メモリ、13…記憶装置、14…通信制御装置、15…レシート印刷装置、16…電源装置、17…キー入力装置、18…表示装置、19…カード制御装置、20…バーコード読取装置、21…現金ボックス制御装置、31…CPU、32…メモリ、33…記憶装置、34…通信制御装置、35…電源装置。

Claims (4)

  1. 店舗で販売する商品情報と、前記商品の消費期間情報と、顧客の商品購入履歴情報と、顧客への情報通知手段と、を備えることにより、顧客が購入した商品について、購入日から前記消費期間情報の消費期間が経過した場合に、顧客への前記情報通知手段によって、顧客に商品の買い替えを斡旋することを特徴とする商品買い替え斡旋方法およびシステム。
  2. 請求項1記載の商品の買い替え斡旋方法およびシステムにおいて、前記商品の割引情報と、割引情報の出力手段を備えることにより、顧客への商品の買い替え斡旋時に商品の割引手段も同時に提供することを特徴とする商品買い替え斡旋方法およびシステム。
  3. 請求項1および請求項2記載の商品の買い替え斡旋方法およびシステムにおいて、商品の決済手段を備えることにより、買い替えの斡旋を受けた商品を顧客が購入する際、前記割引手段の割引を前記決済手段が適用することを特徴とする商品買い替え斡旋方法およびシステム。
  4. 請求項1および請求項2記載の商品の買い替え斡旋方法およびシステムにおいて、顧客が情報を閲覧できる表示手段と、を備えることにより、顧客への商品の買い替え斡旋情報および前期割引情報を閲覧できることを特徴とする商品買い替え斡旋方法およびシステム。
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