JP2004164300A - 商品販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】カード等の導入に係る投資を削減し、簡易かつ安価な構成で顧客情報を管理する。
【解決手段】新規会員登録キーの操作によって顧客を特定する識別番号の新規取得が宣言され(S1のY)、新規に取得された顧客を特定する識別番号(会員番号)が顧客ファイルに存在しない場合には(S7のN)、当該識別番号が顧客ファイルに記憶されるとともに(S8)、当該識別番号を記載した識別番号付き会員券が発行される(S9)。これにより、買物の際に、顧客が識別番号付き会員券を店員に提示するようにすれば、その顧客を特定する会員番号が解かるので、商品の販売に係る販売データに基づく各種情報(例えば、商品買上金額に応じたポイント等)を顧客を特定する識別番号に対応付けることができることから、識別番号付き会員券をいわゆる会員カードとして使用することができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗で使用されるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末やECR(Electric Cash Register)等の商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
量販店や専門店等においては、例えば、商品買上金額に応じたポイントを顧客毎に累積付加し、この累積ポイントに基づいて顧客に特典を与えるポイントサービスシステムが利用されている。このようなポイントサービスシステムによれば、顧客の購買意欲を高めるとともに、固定客を掴むための様々な販売促進活動を支援することができる。
【0003】
このようなポイントサービスシステムを実施するにあたっては、顧客データを管理する顧客ファイルの作成が不可欠である。この顧客ファイルは、POS端末等において作成され、例えば、顧客を識別するための識別番号である会員番号に対応付けて、氏名等の個人情報や累積ポイント等の商品の販売に係る販売データに基づく各種情報を記憶保持している。なお、このような個人情報を有する顧客ファイルのデータを新規に作成するにあたっては、まず、新規にサービスへの入会を希望する顧客に対して店側が予め準備した入会申込書を提示し、この入会申込書に顧客データに係る所定の事項を記入してもらうようにしている場合が多い。
【0004】
そして、このようなポイントサービスシステムを実施するにあたっては、カードを用いて顧客毎のポイントを管理するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
近年においては、ポイントを貯めるだけではなくポイントをその都度支払いにあてることができるポイントサービスシステムに対応すべく、温度変化によってデータ印字の書き換えが自在とされており繰り返し印字可能なリライトカードが多く用いられている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−56463公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、繰り返し印字可能なリライトカードを用いてサービスを提供するような場合、店側では顧客に配布するためのリライトカードを予め大量に準備しなければならず、経費負担増を招くことになる。また、このように配布されたリライトカードは一度も使われないことも多く、特に小規模な店舗においては利益を圧迫することにもなりかねない。
【0008】
本発明は、カード等の導入に係る投資を削減し、簡易かつ安価な構成で顧客情報を管理することができる商品販売データ処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、顧客を特定する識別番号に対して商品の販売に係る販売データに基づく各種情報を対応付けて顧客ファイルに記憶し、レシートをプリンタで印字発行する商品販売データ処理装置において、顧客を特定する前記識別番号の新規取得を宣言する新規番号取得宣言手段と、この新規番号取得宣言手段の宣言に基づいて前記識別番号を新規に取得する新規番号取得手段と、この新規番号取得手段により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在するか否かを判断する第一識別番号探索手段と、この第一識別番号探索手段により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在しないと判断された場合、当該識別番号を前記顧客ファイルに記憶する新規識別番号記憶手段と、この新規識別番号記憶手段により新規に記憶された前記識別番号を記載した識別番号付き会員券を前記プリンタに印字発行させる第一会員券発行手段と、を備える。
【0010】
したがって、顧客を特定する識別番号の新規取得が宣言され、新規に取得された顧客を特定する識別番号が顧客ファイルに存在しない場合には、当該識別番号が顧客ファイルに記憶されるとともに、当該識別番号を記載した識別番号付き会員券が発行される。これにより、買物の際に、顧客が識別番号付き会員券を店員に提示するようにすれば、その顧客を特定する識別番号が解かるので、商品の販売に係る販売データに基づく各種情報(例えば、商品買上金額に応じたポイントや来店回数等)を顧客を特定する識別番号に対応付けることが可能になることから、識別番号付き会員券をいわゆる会員カードとして使用することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売データ処理装置は、量販店や専門店等で使用されるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末に適用されている。
【0012】
ここで、図1はPOS端末1を概略的に示す外観斜視図である。図1に示すように、POS端末1は、ドロワ2上に載置されており、このドロワ2の引出3の開閉を制御する。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によってPOS端末1の動作モードを登録モード・設定モード・精算モード・点検モード等の各業務モードに切り替え設定するためのコントロールキー5、プリンタ6(図5参照)によって印字される取引レシート等を発行するレシート発行口7及びジャーナル窓8が設けられている。また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ9が配置され、このディスプレイ9の近傍には客側の表示部として機能する客側ディスプレイ10が立設されている。さらに、このPOS端末1には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ11が接続されている。加えて、クレジットカード(図示せず)の磁気ストライプに記録されたデータの読み取りを行うための磁気カードリーダ12が、POS端末1の右側下方に設けられている。
【0013】
ここで、図2はキーボード4の各種キーの配列を示す平面図である。キーボード4は、数字を入力するための「0」から「9」までの置数キー4a、新規顧客のデータ(本実施の形態においては、会員番号b(図4参照))の新規取得を宣言するための新規会員登録キー4b、後述する会員券の更新を宣言するための再発行キー4c等をブロック毎に配列した外観構造を有している。また、4a〜4c以外のキーについては、従来のPOS端末やECRが備えるキーであって本実施の形態のPOS端末1に特有の機能とは無関係であるため、その説明は省略する。
【0014】
次に、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を図3に基づいて説明する。図3に示すように、このPOS端末1は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)18を内蔵し、このマイコン18が、前述したキーボード4、コントロールキー5、プリンタ6、ディスプレイ9、客側ディスプレイ10、バーコードスキャナ11、磁気カードリーダ12等の各部をバスライン19と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。また、マイコン18は、CPU(Central Processing Unit)20にバスライン19を介して、起動プログラム等の固定的データを格納する記録媒体であるROM(Read Only Memory)21と各種データを書き替え自在に格納するRAM(Random Access Memory)22とを接続することにより構成されている。RAM22は、可変的なデータを書き替え自在に格納する機能を利用して、各種ワークエリアの機能を果たす。なお、RAM22は、バッテリBTによってバックアップされている。
【0015】
また、マイコン18にはバスライン19を介してHDD(Hard Disk Drive)23が接続されており、このHDD23には、マイコン18を動作させる制御プログラムや商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイル、顧客ファイル等が格納されている。ここで、図4は顧客ファイルFのファイル構造を模式的に示す説明図である。顧客ファイルFには、顧客の商品買上金額に応じた累計ポイントデータを記憶する累計ポイントエリアa、顧客毎に付番される識別番号である会員番号を記憶する会員番号エリアb、顧客の顧客名称データを記憶する顧客名称エリアcにより構成されている。このような顧客ファイルFの顧客名称エリアcに記憶される顧客名称データは、例えば、顧客に対して店側が予め準備した入会申込書を提示し、この入会申込書に顧客データに係る所定の事項を記入してもらい、その入会申込書に記載されている顧客名称である氏名をキーボード4を介して入力したものである。ここに、顧客名称記憶手段が実現されている。
【0016】
さらに、マイコン18にはバスライン19を介して通信I/F24が接続されており、このPOS端末1は、外部のホストコンピュータ等に接続可能になっている。
【0017】
ここで、POS端末1に内蔵されたHDD23に格納された制御プログラムが、マイコン18に実行させる機能について説明する。なお、本実施の形態においては、従来のPOS端末によって行われる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
【0018】
図5は、新規会員登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。新規会員登録処理は、コントロールキー5の切り替えによって登録モードに設定されていることを条件として実行される。
【0019】
この新規会員登録処理は、商品の販売に係る販売データの処理とは別に、所定のタイミングでキーボード4に設けられている新規会員登録キー4bを操作することにより実行される。図5に示すように、新規会員登録キー4bが操作されると(ステップS1のY:新規番号取得宣言手段)、キーボード4の置数キー4aの操作による新規顧客の会員番号となる数値の入力(ステップS2)、及びキーボード4の新規会員登録キー4bの再度の操作(ステップS4)に待機する。
【0020】
キーボード4の置数キー4aの操作による数値の入力があったと判断した場合には(ステップS2のY)、その置数値をRAM22のワークエリアに順次格納する(ステップS3:新規番号取得手段)。また、キーボード4の新規会員登録キー4bの操作があったと判断した場合には(ステップS4のY)、置数値の入力が終了したものと判断し、ステップS5に進む。
【0021】
なお、本実施の形態においては、キーボード4の新規会員登録キー4bの操作によって置数値の入力が終了したものと判断したが、これに限るものではない。入力桁数を監視するようにして所定の桁数に達したところで置数値の入力が終了したものと判断するようにしても良いし、置数値の入力が終了したことを宣言する入力確定キーを別途設けて操作させるようにしても良い。
【0022】
ここで、キーボード4の置数キー4aの操作によって入力される数値は、新規顧客が任意に決定することができる。例えば、電話番号や生年月日等を会員番号に用いることができる。
【0023】
ステップS5においては、RAM22のワークエリアに格納されている置数値が適正であるか否かを判断する。ここで、置数値が適正であるか否かは、例えば、桁数(10桁であるか否かなど)により判断される。
【0024】
RAM22のワークエリアに格納されている置数値が適正でないと判断した場合には(ステップS5のN)、新規顧客の会員番号の入力は無かったものと判断され、エラー処理が実行される。
【0025】
一方、RAM22のワークエリアに格納されている置数値が適正であると判断した場合には(ステップS5のY)、新規顧客の会員番号の入力が有ったものと判断され、そのRAM22のワークエリアに格納されている置数値をキーにして顧客ファイルFの会員番号bをサーチし(ステップS6)、同一の会員番号が顧客ファイルFの会員番号bに有るか否かを判断する(ステップS7:第一識別番号探索手段)。
【0026】
顧客ファイルFの会員番号bに同一の会員番号はないと判断した場合には(ステップS7のN)、新規に入力された会員番号は有効であるので、ステップS8に進む。なお、同一の会員番号が有ると判断した場合には(ステップS7のY)、重複付番になってしまうため、エラー処理を行う。
【0027】
ステップS8では、キーボード4の置数キー4aの操作によって入力された新規顧客の会員番号が、顧客ファイルFの会員番号bに追加される。ここに、新規識別番号記憶手段の機能が実行される。
【0028】
続くステップS9では、キーボード4の置数キー4aの操作によって入力された新規顧客の会員番号をコードシンボルであるバーコードに変換して印字データを生成し、生成された印字データに基づきプリンタ6を駆動することにより、識別番号付き会員券である会員番号付き会員券が発行される。ここで、図6は発行された会員番号付き会員券R1の一例を示す平面図である。図6に示すように、会員番号付き会員券R1には、新規顧客の会員番号Aが付番されて印刷されているとともに、当該会員番号Aを表わすバーコードBが印刷されている。ここに、第一会員券発行手段の機能が実行される。
【0029】
このようにして発行された会員番号付き会員券R1は、新規に会員となった顧客に手渡され、いわゆる会員カードとして用いられることになる。この場合、会員番号付き会員券R1をクリアケース等に入れるようにしても良い。
【0030】
買物の際に、このようにして発行された会員番号付き会員券R1を顧客が店員に提示することで、その顧客を特定する会員番号が解かるので、商品の販売に係る販売データに基づく各種情報(例えば、商品買上金額に応じたポイント等)を顧客を特定する会員番号に対応付けることができる。
【0031】
また、このようにして会員番号付き会員券R1を発行する際には、新規顧客に対して店側が予め準備した入会申込書を提示し、この入会申込書に顧客に係る所定の事項を記入してもらう。そして、閉店後等に、この入会申込書に記載されている顧客名称である氏名をキーボード4を介して入力し、顧客ファイルFの顧客名称エリアcに顧客名称データを記憶する。
【0032】
次に、登録モードにおけるカード更新処理について説明する。ここで、図7は登録モードにおけるカード更新処理の流れを概略的に示すフローチャートである。カード更新処理は、コントロールキー5の切り換え操作によって登録モードに設定されていることを条件として実行される。
【0033】
このカード更新処理は、商品の販売に係る販売データの処理とは別に、所定のタイミングでキーボード4に設けられている再発行キー4cを操作することにより実行される。図7に示すように、再発行キー4cが操作されると(ステップS11のY:会員券再発行宣言手段)、バーコードスキャナ11の操作による会員番号付き会員券R1のバーコードBの読取り(ステップS12)、及びキーボード4の再発行キー4cの再度の操作(ステップS14)に待機する。
【0034】
バーコードスキャナ11の操作による会員番号付き会員券R1のバーコードBの読取りがあったと判断した場合には(ステップS12のY)、その読み取ったバーコードBに基づく会員番号をRAM22のワークエリアに順次格納する(ステップS13:識別番号取得手段)。また、キーボード4の再発行キー4cの操作があったと判断した場合には(ステップS14のY)、会員番号の入力が終了したものと判断し、ステップS15に進む。
【0035】
なお、本実施の形態においては、キーボード4の再発行キー4cの操作によって会員番号の入力が終了したものと判断したが、これに限るものではない。入力桁数を監視するようにして所定の桁数に達したところで会員番号の入力が終了したものと判断するようにしても良いし、会員番号の入力が終了したことを宣言する入力確定キーを別途設けて操作させるようにしても良い。
【0036】
続くステップS15では、RAM22のワークエリアに格納されている読み取ったバーコードBに基づく会員番号をキーにして顧客ファイルFの会員番号bをサーチする。そして、同一の会員番号が顧客ファイルFの会員番号bに有るか否かを判断する(ステップS16:第二識別番号探索手段)。
【0037】
顧客ファイルFの会員番号bに同一の会員番号はないと判断した場合には(ステップS16のN)、更新は不可能であるので、エラー処理を行う。
【0038】
一方、同一の会員番号が有ると判断した場合には(ステップS16のY)、顧客ファイルFの顧客名称エリアcに記憶されている顧客名称データを取得し(ステップS17)、取得した顧客名称データに基づいてプリンタ6を駆動することにより、顧客名称付き会員券が発行される。ここで、図8は発行された顧客名称付き会員券R2の一例を示す平面図である。図8に示すように、顧客名称付き会員券R2には、会員番号付き会員券R1と同様に、新規顧客の会員番号A及び当該会員番号Aを表わすバーコードBが印刷されている。加えて、顧客名称付き会員券R2には、バーコードスキャナ11により読み取られた会員番号に対応付けられて顧客ファイルFに記憶されている顧客名称データに基づく顧客名称Cが印刷されている。ここに、第二会員券発行手段の機能が実行される。
【0039】
このようにして顧客名称を付加された顧客名称付き会員券R2は、顧客に手渡され、顧客名称付きの会員カードとして用いられることになる。このように顧客名称が付加された顧客名称付き会員券R2となってからクリアケース等に入れるようにしても良い。顧客名称付き会員券R2を持っている顧客は、少なくとも2度目の来店であることから、再度使用する可能性が高いからである。
【0040】
ところで、このようなカード更新処理は、会員番号付き会員券R1,顧客名称付き会員券R2を紛失した場合にも有効である。このように会員番号付き会員券R1,顧客名称付き会員券R2を紛失した場合には、ステップS12での入力処理が異なることになる。すなわち、バーコードスキャナ11の操作によるバーコード入力はできないので、ステップS12では、キーボード4の置数キー4aの操作によって数値を入力するようにすれば良い。したがって、会員番号は顧客が覚えやすいものが良く、前述したように電話番号や生年月日等であれば忘れることはないため、紛失時の再発行がし易くなる。
【0041】
このように本実施の形態においては、新規会員登録キー4bの操作によって顧客を特定する識別番号の新規取得が宣言され、新規に取得された顧客を特定する識別番号である会員番号が顧客ファイルFに存在しない場合には、当該会員番号が顧客ファイルFに記憶されるとともに、当該会員番号Aを記載した識別番号付き会員券である会員番号付き会員券R1が発行される。これにより、買物の際に、顧客が会員番号付き会員券R1を店員に提示するようにすれば、その顧客を特定する会員番号Aが解かるので、商品の販売に係る販売データに基づく各種情報(例えば、商品買上金額に応じたポイント等)を顧客を特定する会員番号に対応付けることができることから、会員番号付き会員券R1をいわゆる会員カードとして使用することができるので、カード等の導入に係る投資を削減し、簡易かつ安価な構成で顧客情報を管理することができる。
【0042】
また、本実施の形態においては、再発行キー4cの操作によって会員券再発行が宣言され、バーコードスキャナ11の操作やキーボード4の置数キー4aの操作によって取得された識別番号である会員番号が顧客ファイルFに存在する場合には、当該会員番号Aとこの会員番号に対応付けられて顧客ファイルFに記憶されている顧客名称データに基づく顧客名称Cとを記載した顧客名称付き会員券R2が発行される。これにより、識別番号付き会員券である会員番号付き会員券R1を顧客名称付き会員券R2に容易に変更でき、また、会員番号付き会員券R1や顧客名称付き会員券R2を紛失した場合の再発行を簡単に行うことができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、コードシンボルとしてバーコードを用いたが、これに限るものではなく、二次元コード等を用いるようにしても良い。
【0044】
なお、本実施の形態では、制御プログラムがHDD23に格納されていたが、これに限るものではなく、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
【0045】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施の形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
【0046】
さらに、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施の形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
【0047】
さらに、本実施の形態においては、商品販売データ処理装置として1台のスタンドアロン型のPOS端末1に適用したが、これに限るものではなく、複数台のPOS端末とホストコンピュータとで構成されるPOSシステムを適用しても良い。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、カード等の導入に係る投資を削減し、簡易かつ安価な構成で顧客情報を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図2】キーボードの各種キーの配列を示す平面図である。
【図3】POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】顧客ファイルのファイル構造を模式的に示す説明図である。
【図5】新規会員登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図6】会員番号付き会員券の一例を示す平面図である。
【図7】カード更新処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図8】顧客名称付き会員券の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…商品販売データ処理装置、6…プリンタ、A…識別番号、B…コードシンボル、C…顧客名称、F…顧客ファイル、R1…識別番号付き会員券、R2…顧客名称付き会員券

Claims (8)

  1. 顧客を特定する識別番号に対して商品の販売に係る販売データに基づく各種情報を対応付けて顧客ファイルに記憶し、レシートをプリンタで印字発行する商品販売データ処理装置において、
    顧客を特定する前記識別番号の新規取得を宣言する新規番号取得宣言手段と、
    この新規番号取得宣言手段の宣言に基づいて前記識別番号を新規に取得する新規番号取得手段と、
    この新規番号取得手段により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在するか否かを判断する第一識別番号探索手段と、
    この第一識別番号探索手段により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在しないと判断された場合、当該識別番号を前記顧客ファイルに記憶する新規識別番号記憶手段と、
    この新規識別番号記憶手段により新規に記憶された前記識別番号を記載した識別番号付き会員券を前記プリンタに印字発行させる第一会員券発行手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記第一会員券発行手段は、前記識別番号をコードシンボル化して記載することを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 新規に記憶された顧客を特定する前記識別番号に対応付けてその顧客の名称である顧客名称データを前記顧客ファイルに記憶する顧客名称記憶手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 会員券再発行を宣言する会員券再発行宣言手段と、
    この会員券再発行宣言手段の宣言に基づいて顧客を特定する前記識別番号を取得する識別番号取得手段と、
    この識別番号取得手段により取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在するか否かを判断する第二識別番号探索手段と、
    この第二識別番号探索手段により取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在すると判断した場合、当該識別番号とこの識別番号に対応付けられて前記顧客ファイルに記憶されている前記顧客名称データに基づく顧客名称とを記載した顧客名称付き会員券を前記プリンタに印字発行させる第二会員券発行手段と、を備えることを特徴とする請求項3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 顧客を特定する識別番号に対して商品の販売に係る販売データに基づく各種情報を対応付けて顧客ファイルに記憶し、レシートをプリンタで印字発行する商品販売データ処理装置が備えるコンピュータを制御するプログラムであって、
    顧客を特定する前記識別番号の新規取得を宣言させる新規番号取得宣言機能と、
    この新規番号取得宣言機能における宣言に基づいて前記識別番号を新規に取得させる新規番号取得機能と、
    この新規番号取得機能により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在するか否かを判断する第一識別番号探索機能と、
    この第一識別番号探索機能により新規に取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在しないと判断した場合、当該識別番号を前記顧客ファイルに記憶する新規識別番号記憶機能と、
    この新規識別番号記憶機能により新規に記憶された前記識別番号を記載した識別番号付き会員券を前記プリンタに印字発行させる第一会員券発行機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記第一会員券発行機能は、前記識別番号をコードシンボル化して記載することを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  7. 新規に記憶された顧客を特定する前記識別番号に対応付けてその顧客の名称である顧客名称データを前記顧客ファイルに記憶する顧客名称記憶機能を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5または6記載のプログラム。
  8. 会員券再発行を宣言させる会員券再発行宣言機能と、
    この会員券再発行宣言機能の宣言に基づいて顧客を特定する前記識別番号を取得する識別番号取得機能と、
    この識別番号取得手段により取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在するか否かを判断する第二識別番号探索機能と、
    この第二識別番号探索機能により取得された前記識別番号が前記顧客ファイルに存在すると判断した場合、当該識別番号とこの識別番号に対応付けられて前記顧客ファイルに記憶されている前記顧客名称データに基づく顧客名称とを記載した顧客名称付き会員券を前記プリンタに印字発行させる第二会員券発行機能と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
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