JP2009245050A - 配達物自動引受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な配達物の料金を算出することが可能な、新規かつ改良された配達物自動引受装置を提供する。
【解決手段】配達物が載置され、当該配達物の重量を測定する配達物重量測定部と、少なくとも前記配達物重量測定部に載置された前記配達物を撮像する撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記配達物重量測定部による前記配達物の重量測定結果が前記配達物の重量を表しているか否かを判断する判断部と、を備える配達物自動引受装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、配達物自動引受装置に関する。
例えば、郵便局、コンビニエンスストアなどにおいて、配達物を郵送する場合の配達料金は、一般に配達物の重量や大きさなどに基づいて決定される。ここで、局員や店員などの作業負担軽減、営業時間外の引受などを目的に、配達物の重量や大きさを自動で測定し、当該測定結果に基づいて配達料金を決定する自動引受装置が利用されることもある。
自動引受装置における重量測定は一般に、例えば電子天秤などで測定される。しかしながら、例えば配達物の重量の測定中に利用者が配達物に触れた場合には正確な重量を測定することができない。この際、利用者が配達物を持ち上げることにより実際の重量よりも軽く測定されてしまう。これらの結果、配達料金が正確に算出されないといった問題が発生する場合がある。
特開平9−270073号公報
例えば上記特許文献1では、扉が設けられた箱の中に配達物の重量測定部を設置することにより、配達物の重量測定時に利用者が配達物に触れることを防止することが可能な配達物の引受装置が開示されている。
しかしながら、このような引受装置においては、扉内の重量測定部に配達物が入らないといった問題が発生することがある。結果として引受装置は、配達料金を正確に算出できない場合がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、正確な配達物の配達料金を算出することが可能な、新規かつ改良された配達物自動引受装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、配達物が載置され、当該配達物の重量を測定する配達物重量測定部と、少なくとも前記配達物重量測定部に載置された前記配達物を撮像する撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記配達物重量測定部による前記配達物の重量測定結果が前記配達物の重量を表しているか否かを判断する判断部と、を備える配達物自動引受装置が提供される。
かかる構成により、配達物重量測定部は、配達物重量測定部に載置された配達物の重量を測定することができる。また撮像部は、少なくとも配達物重量測定部に載置された配達物を撮像することができる。さらに判断部は、撮像部によって撮像された画像に基づいて、配達物重量測定部による配達物の重量測定結果が配達物の重量を表しているか否かを判断することができる。その結果、配達物自動引受装置は、配達物の正確な配達料金を算出するために必要な、配達物の重量を測定することができる。
また、前記判断部は、前記画像に基づいて、前記配達物に接触し、前記配達物重量測定部による前記重量測定結果に影響を与える測定結果変動対象物が前記画像に含まれるか否かを検出し、前記測定結果変動対象物が前記画像に含まれない場合に、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断することもできる。
また、前記判断部は、前記測定結果変動対象物として人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出し、前記人体の一部が前記画像に含まれない場合に、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断することもできる。
また、前記撮像部は、少なくとも前記配達物重量測定部に載置された前記配達物の温度分布を表す温度分布画像を撮像し、前記判断部は、前記温度分布画像に基づいて、前記人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出することもできる。
こともできる。
また、前記判断部は、前記撮像部によって撮像された画像に含まれる所定の色相を検出し、前記所定の色相の検出結果に基づいて、前記人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出することもできる。
また、前記配達物自動引受装置は、前記判断部により、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断された場合に、前記重量測定結果に基づいて、前記配達物の配達料金を算出する料金算出部をさらに備えることもできる。
また、前記撮像部は、前記配達物を少なくとも2つの異なる方向から撮像する少なくとも2つの撮像装置を備え、前記配達物自動引受装置は、前記少なくとも2つの撮像装置のそれぞれにより撮像された画像に基づいて、前記配達物の寸法を算出する寸法算出部をさらに備えることもできる。
以上説明したように本発明によれば、正確な配達物の配達料金を自動で算出することが可能な、新規かつ改良された配達物自動引受装置が提供される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(配達物自動引受装置100の外観構成)
本発明の一実施形態に係る配達物自動引受装置100の外観構成について以下図1を参照に説明する。図1は、本実施形態に係る配達物自動引受装置100の外観構成を概略的に表す説明図を示す。
図1に示すように、配達物自動引受装置100は、主に配達物重量測定部104と、撮像部102と、撮像画像表示部118と、操作表示部106と、証紙発行部112と、紙幣投入部114と、硬貨投入部122と、釣銭放出部116と、音声案内部120とを含む。
配達物重量測定部104は、配達物108が載置される載置台(図示せず)を備える。配達物重量測定部104は、載置台に載置された配達物108の重量を自動で測定する。
撮像部102は、対象物を撮像可能な撮像装置として機能する。撮像部102は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を撮像することが可能な位置に配置され、図1に示される例では、配達物重量測定部104の上方に設置される。もちろん撮像部102は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を撮像することが可能な位置であれば、図1に示される位置に限定されるものではい。
撮像部102は、熱画像撮像装置202およびステレオカメラ204を備えることができる。ここで熱画像撮像装置202は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108の温度分布を表す温度分布画像を撮像可能な撮像装置である。またステレオカメラ204は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を、少なくとも2つの異なる方向から撮像する少なくとも2つの第1撮像装置および第2撮像装置を備える。熱画像装置202およびステレオカメラ204によって撮像された画像に基づいて、後述される判断部214により、配達物重量測定装置104による配達物108の重量測定結果に影響を与える測定結果変動対象物が画像中に含まれるか否かが検出される。
撮像画像表示部118は、撮像部102で撮像された画像を表示する表示画面を備える。撮像画像表示部118は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなど、画像を表示することが可能な表示装置であれば適用することができ、特定の表示装置、表示方式などに限定されるものではない。
操作表示部106は、利用者110への指示、配達物自動引受装置100による各種の処理結果などを表示する表示画面を備える。操作表示部106が備える表示画面は、タッチパネルを利用した表示画面とすることができる。この場合利用者110は、操作表示部106に表示される選択画面などに触れることで、各種サービスの選択などを行うことができる。もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、操作表示部106は、独立した操作ボタンなどを有することも可能である。この場合利用者110は、操作表示部106に示される指示に対して、操作ボタンを押すことなどにより各種サービスの選択などを行うことができる。
音声案内部120は、上記の操作表示部106の表示内容に連動して音声を出力する音声出力部を備える。
支払受領部124は、利用者110によって配達物108の配達に必要な配達料金のうち、紙幣投入のための紙幣投入部114と、硬貨投入のための硬貨投入部122を含む。
なお、図1に示される例では、支払受領部124は、紙幣投入部114および硬貨投入部122を別個に設けて構成されているが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、紙幣投入部114と硬貨投入部122を1つの支払受領部124として構成することも可能である。さらに、支払受領部124は、例えば、クレジットカードやキャッシュカードによる支払いのためのカード読取部、プリペイドカードなどの決済機能を備えたカード状の記憶媒体による支払いのための決済処理部、ICカードやICカードを搭載した携帯電話による電子マネーによる支払いのための決済処理部などを設けることにより、利用者からの配達料金の受領をすることも可能である。
釣銭放出部116は、利用者110に対して投入金額に対する釣銭を返却するための釣銭返却口として機能する。
証紙発行部112は、配達物108の配達に必要な証紙を発行するための証紙発行部として機能する。
なお、図1に示される配達物自動引受装置100の各構成部の配置は本実施形態を説明する上での一例であり、これに限定されるものではなく、図1に示される配置と異なる位置に上記各各構成部が配置されることもできる。
(配達物自動引受装置100の機能構成)
次に、本実施形態に係る配達物自動引受装置100の機能構成について以下図2を参照に説明する。図2は、本実施形態に係る自動引受装置100の機能構成を説明するブロック図を示す。
図2に示すように、配達物自動引受装置100は主に、操作表示部106と、音声案内部120と、配達物重量測定部104と、撮像部102と、撮像画像表示部118と、判断部206と、寸法測定部208と、料金算出部210と、支払受領部124と、証紙発行部112と、釣銭放出部116と、を含む。配達物自動引受装置100を構成するこれらの各機能について、以下説明する。
(操作表示部106、音声案内部120)
操作表示部106は、配達物自動引受装置100が備える各機能に連動して、配達物108の自動引受に関する利用者110への各種案内を表示する。操作表示部106は、例えばタッチパネル形式の表示画面を備えることができる。これにより利用者110は、操作表示部106によって表示画面に表示される各種案内を、当該表示画面に触れることにより選択することができる。もちろん本実施形態はこれに限定されるものではなく、操作表示部106は例えば、各種案内を表示する表示画面と独立した選択ボタンとを備えることもできる。これにより利用者110は、操作表示部106によって表示画面に表示される各種案内を、選択ボタンを押すことなどにより選択することができる。
図3〜図8は、操作表示部106に表示される表示例を示す。
利用者110が配達物自動引受装置100を利用するにあたり、操作表示部106は、例えば図3に示すように、配達物自動引受装置100が提供することが可能な各種サービスの選択画面を表示することができる。図3に示される例では、操作表示部106は、「国内郵便」と、「国内郵便速達」と、「国際郵便」と、「証紙購入」と、を選択可能なサービスとして表示画面に表示している。これにより利用者110は、表示画面に表示されるサービスを、例えば表示画面に触れることなどにより選択することができる。
図3に示される表示画面において、利用者110が例えば「国内郵便」のサービスを選択した場合、操作表示部106は、図4に示すように、利用者110に対して配達物108を、配達物重量測定部(はかり)104に載せるように指示する画面を表示する。このとき利用者110は、「取消」を選択することにより、図3に示されるサービス選択画面に戻ることも可能である。利用者110が配達物108をはかりに載せた後、後述される配達物重量測定部104によって当該配達物108の重量が測定される。
操作表示部106は、料金算出部210によって配達物108の配達料金が算出されると、表示画面に配達料金を表示することができる。図5は、操作表示部106によって表示画面に表示される配達料金の表示例を示す。
図5に示される例において、利用者110が「確認」を選択した場合、操作表示部106は、例えば図6に示すように、利用者110に対して配達料金を、支払受領部124へ投入するように指示する画面を表示する。これに連動して支払受領部124は、利用者110からの配達料金の受け取りを開始することが可能となる。
その後利用者110が配達料金を支払受領部124へ投入した場合、後述される証紙発行部112は配達物108に貼り付けるための証紙を発行する。操作表示部106は、この証紙発行部112による証紙の発行に連動して、例えば図7に示すように、利用者110に対して証紙を受け取ることを指示する画面を表示する。また操作表示部106は、利用者110によって「連続取引」が選択された場合、図3に示されたサービス選択画面を再び表示する。これにより利用者110は、連続して配達物自動引受装置100によるサービスを受けることができる。
図7に示される例において、利用者110が「確認」を選択した場合、後述される釣銭放出部116は、釣銭、領収書などを放出する。操作表示部106は、この釣銭放出部116による釣銭、領収書などの放出に連動して、例えば図8に示すように、利用者110に対して釣銭、領収書などを受け取るように指示する画面を表示する。
ここで音声案内部120は、操作表示部106によって表示画面に表示される各種案内に連動して、利用者110に対して音声を出力することができる。例えば、図3に示される例では、音声案内部120は、「ご希望のサービスをお選びください」と音声出力することができる。図4に示される例では、「郵便物をはかりに載せてください」と音声出力することができ、他の表示画面においても同様である。これにより利用者110は、配達物108の自動引受に必要な操作、料金内容などの各種案内を、聴覚的にも理解することができる。
このように、操作表示部106および音声案内部120は、配達物自動引受装置100が備える各機能に連動して、利用者110に対する案内などを表示等することができる。同様に、利用者110が操作表示部106によって表示された案内などを選択することにより、配達物自動引受装置100が備える各機能も連動して作動することができる。
なお、図3〜8に示される表示画面は本実施形態を説明する上での一例であり、これらの表示画面、表示位置、選択種類などに限定されるものではない。
(配達物重量測定部104)
配達物重量測定部104は、利用者110によって配達物重量測定部104が備える載置台に載置された配達物108の重量を自動で測定する。このような配達物重量測定部104としては、例えば、電磁式あるいはロードセル式の電子天秤などを適用することができる。ただし、これらに限定されるものではなく、載置台に載置される配達物108の重量を自動で測定できるものであれば、本実施形態に係る配達物重量測定部104に適用することが可能である。
配達物重量測定部104は、重量自動測定機能によって自動測定される配達物108の重量測定値を、以下のようにして重量測定結果として決定する。まず配達物108が載置台に載置されると、配達物重量測定部104は、当該配達物108の重量の測定を開始する。その後一定周期、例えば100msecごとに配達物108の重量を測定し、重量測定値が一定時間安定したか否かを判断する。重量測定値が一定時間安定した場合に、配達物重量測定部104は、当該重量測定値を配達物108の重量測定結果として決定する。なお、上記の測定周期や、重量測定値が安定したか否かを判断する基準などは任意に変更されることができ、限定されるものではない。例えば、空調機の風圧によるゆらぎなどの影響を考慮して、重量測定値が安定したか否かを判断する場合には、所定のしきい値を設定することなども可能である。すなわち、重量測定値が一定時間しきい値内でのみ変動していた場合に、配達物重量測定部104は、当該重量測定値の平均値を重量測定結果として決定することもできる。
これにより配達物重量測定部104は、載置台に載置された配達物108の重量を、重量測定結果として自動で決定することができる。配達物重量測定部104によって決定された重量測定結果は、後述される料金算出部210によって、配達物108の配達料金の算出のためなどに使用される。
(撮像部102)
撮像部102は主に、熱画像撮像装置202およびステレオカメラ204を備える。
熱画像撮像装置202は、対象物から放出される赤外線放射エネルギを検出するための赤外線センサ(図示せず)を備える。熱画像撮像装置202は、赤外線センサによる検出結果に基づいて、当該対象物の温度分布を撮像することができる。なお赤外線センサは、例えば、マイクロボロメータ、MCT(水銀カドミウムテルル化合物:Mercury Cadmium Tellu)、InSb(インジウム・アンチモン:Indium antimony) QWIP(Quantum Well Infrared Photodetector)などの、対象物から放出される赤外線を検出するための様々な形式のセンサを適用することができる。
熱画像撮像装置202は、配達物重量測定部104に配達物108が載置された後に撮像を開始する。本実施形態に係る撮像部102は、上述されたように、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を撮像することができるように、配達物重量測定部104の上方に設置される。したがって、撮像部102は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108の温度分布を撮像することができる。これにより、例えば配達物重量測定部104に載置された配達物108に利用者110の手が触れている場合などにおいは、撮像部102は、配達物108に触れる利用者110の手の温度分布を含めて撮像することができる。撮像部102によって撮像された温度分布画像に基づいて、後述される判断部206が、配達物108に利用者110の手が触れているか否かなどを判断する。
ステレオカメラ204は、対象物を複数の異なる方向から撮像する少なくとも2つの第1撮像装置および第2撮像装置を備える。ステレオカメラ204は、1つのシャッター機構を備え、当該シャッター機構を制御することにより、対象物を、第1撮像装置および第2撮像装置によって同時に撮像することができる。すなわち、ステレオカメラ204は、対象物を複数の異なる方向から同時に撮像することが可能である。なお本実施形態に係るステレオカメラ204は、2つの撮像装置を備えるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば3以上の撮像装置を備えることも当然に可能である。
ステレオカメラ204は、配達物重量測定部104に配達物108が載置された後に撮像を開始する。本実施形態に係る撮像部102は、上述されたように、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を撮像することができるように、配達物重量測定部104の上方に設置される。したがって、撮像部102は、配達物重量測定部104に載置された配達物108を、ステレオカメラ204によって2つの異なる方向から同時に撮像することができる。撮像部102によって2つの異なる方向から撮像された配達物108の画像は、後述される寸法測定部208に転送され、配達物108の寸法測定に利用される。また、ステレオカメラ204によって撮像された画像は後述される判断部206にも転送され、配達物108に利用者110の手が触れているか否かなどを判断するために利用される。
(判断部206)
判断部206は、撮像部102によって撮像された画像を解析することにより、配達物重量測定部104によって決定された配達物108の重量測定結果の妥当性を判断する。重量測定値の妥当性とは、配達物重量測定部104によって決定された配達物108の重量測定結果が、実際の配達物108の重量のみを表しているか否かを意味する。判断部206は、配達物重量測定部104に載置された配達物108に接触し、重量測定結果に影響を与え得る測定結果変動対象物を検出することにより重量測定結果の妥当性を判断する。ここで測定結果変動対象物とは、配達物重量測定部104に載置された配達物108に接触し、配達物重量測定部104が配達物108の実際の重量を測定することができないようにする要素、例えば人体の一部などをいう。すなわち、判断部206は、例えば、配達物重量測定部104に載置された配達物108に、利用者108の人体の一部が触れているか否かなどを画像解析に基づいて判断する。判断部206は、撮像部102によって撮像された画像を解析するために温度分布解析部212および色相解析部214を備える。
色相解析部214は、撮像部102による撮像画像に基づいて、測定結果変動対象物が撮像画像に含まれるか否かを検出する。色相解析部214は、撮像画像を構成する各画素の色彩情報に基づいて、各画素の色相、彩度、明度などの情報を算出する。配達物108の重量測定結果に影響を与える測定結果変動対象物、例えば人体の一部、物体などは、一般に配達物108とは異なる色相、彩度、明度などを有している。色相解析部214は、撮像画像に含まれる所定の色相領域などを特定することにより、測定結果変動対象物が撮像画像に含まれるか否かを検出する。以下、配達物108に利用者110の手が接触している場合を例に、色相解析部214が、撮像画像中の利用者110の手を、色相領域を特定することによって検出する方法について説明する。
撮像部102によって撮像された画像は、画素ごとに赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、青色(B:Blue)からなるRGB色彩情報を有している。色相解析部214は、このRGB色彩情報をHSV(Hue、Saturation、Brightnes)情報に変換する。ここでHSVとは、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Brightness)の3つの成分からなる情報である。色相とは、赤色、青色、黄色などの色の種類を意味する。彩度とは、色の鮮やかさを意味する。明度とは、色の明るさを意味する。
色相解析部214は、撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のRGB色彩情報を、例えば以下の式によりHSV情報へと変換する。
Figure 2009245050
・・・(1)
Figure 2009245050
・・・(2)
Figure 2009245050
・・・(3)
Figure 2009245050
・・・(4)
Figure 2009245050
・・・(5)
ここでR、G、Bは、撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のRGB色彩情報の値であり、例えば0〜255の数字で表される。また「MAX」は、撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のRGB値の最大値であり、「MIN」は、最小値である。式(1)からは、ある画素のARG値の中でR値が最大値(MAX)である場合に色相(H)を求めることができる。式(2)からは、ある画素のARG値の中でG値が最大値(MAX)である場合に色相(H)を求めることができる。式(3)からは、ある画素のARG値の中でB値が最大値(MAX)である場合に色相(H)を求めることができる。上記式(1)〜(5)により、Hは0〜359の範囲、Sは0〜255の範囲、Vは0〜255の範囲、の値がそれぞれ算出される。
上記式(1)〜(5)によって、色相解析部214は、撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のHSV値を算出することができる。例えば、撮像部102によって撮像された画像を構成するある画素の色彩情報がR=208、G=145、B=130である場合、H=11、S=95、V=208と算出される。
このようにHSV値は色相に関する値(H)が独立しているため、色相解析部214は、撮像部102によって撮像された画像中の所定の色相領域を特定することができる。色相解析部214は、例えば撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のうち、所定のH値を有する画素が所定のパーセンテージを占めるか否かを判断することができる。
例えば、人間の肌を表す色相は経験的に約H=6〜30であるといわれている。したがって色相解析部214は、撮像部102によって撮像された画像を構成する各画素のうち、H=6〜30を有する画素が所定のパーセンテージを占める場合には、配達物108に人体の一部(肌)が触れていると判断することができる。
なお、撮像画像を構成する各画素のうち所定のH値を有する画素が占める割合は任意に設定されることができ、特定の値に限定されるものではない。また、上記のRGB値、HSV値は本実施形態を説明する上での一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記例ではRGBの値が0〜255の値で表現されているが、その他の数値、例えば0〜1、パーセンテージ表示などにより表されることも当然に可能であり、上記式(1)〜(5)もそれに応じて変更されるものであることが理解されるべきである。
また、上記の例では、肌色領域を特定することにより撮像画像中の人体の手を検出する例を説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、撮像画像中の他の色相領域、彩度領域、明度領域などを特定することにより、人体の手以外を検出することも可能である。
次に温度分布解析部212は、撮像部102が備える熱画像撮像装置202によって撮像された温度分布画像に基づいて、測定結果変動対象物が温度分布画像に含まれるか否かを検出する。以下温度分布解析部212によって、例えば配達物108に利用者100の体の一部が触れているか否かを判断する場合について説明する。
温度分布解析部212は、熱画像撮像装置202によって撮像された温度分布画像に基づいて、熱温度分布画像を構成する画素ごとに被写体の温度を認識することができる。これにより、温度分布解析部212は、熱画像撮像装置202によって撮像された温度分布画像中における、特定の温度を有する領域を認識することができる。すなわち、温度分布解析部212は、熱画像撮像装置202によって撮像された画像中に、ある特定の温度を有する物体がどの程度の領域(割合)を占めているかを認識することができる。
熱画像撮像装置202は、例えば、配達物108に人体の一部が触れている場合においては、体表面から放射される赤外線も上記の赤外線センサによって検出することができる。これにより、温度分布解析部212は、例えば配達物108に触れている人体の一部の温度分布も認識することができる。この結果、温度分布解析部212は、熱画像撮像装置202によって撮像された温度分布画像を構成する各画素のうち、人体の温度を表す温度範囲を有する画素が所定のパーセンテージを占める場合には、配達物106に人体の一部が触れていると判断することが可能である。このように検出する温度範囲や、温度分布画像中に占める所定のパーセンテージなどを決定しておくことにより、温度分布解析部212は、人体の一部に限らず、所定の温度を有する被写体が温度分布画像中に存在するか否かを判断することができる。
上記のように判断部206は、色相解析部214に加えて温度分布解析部212を備えることにより、配達物108に触れている人体の一部などの検出精度を高めることができる。例えば、配達物108に触れている利用者110が手袋をしている場合などにおいては、上記の色相解析部214は、撮像画像中の肌色領域に基づいて当該利用者の手を検出することは難しい。しかしながら、温度分布解析部212による解析を併せて行うことにより、利用者110の温度を認識することができ、配達物108に利用者110の手が触れていると判断することができる。
このように判断部206は、測定結果変動対象物が撮像画像中に含まれるか否かを検出することができる。例えば利用者110が配達物108に触れていた場合などは、判断部206は、配達物重量測定部104によって決定された配達物108の重量測定結果が妥当でないと判断することができる。すなわち、配達物自動引受装置100は、実際の配達物108の重量と異なる重量測定結果に基づいて配達料金を算出することを防止することができる。この結果、配達物自動引受装置100は、配達物108の実際の重量に基づいた配達料金を正確に算出することが可能となる。
なお、本実施形態に係る配達物自動引受装置100は、撮像画像に基づいて上記の色相解析および温度分布解析を行うが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、判断部206は、色相解析部214または温度分布解析部212のいずれか一方のみを備えることもできる。これは配達物自動引受装置100に要求される精度、コストなどに応じて自由に変更することが可能である。
(撮像画像表示部118)
撮像画像表示部118は、上記の撮像部102で撮像された画像を表示する表示画面を含む。例えば、上記の判断部206によって、配達物108に利用者110の手が触れていると判断された場合に、撮像画像表示部118は、撮像部102で撮像された画像を表示することができる。
図9の(a)は、判断部206によって利用者110の手が検出された場合の、撮像画像表示部118の表示例を示す。図9の(a)に示すように、撮像画像表示部118には、配達対象物108に触れている利用者110の手を含む撮像画像が表示される。これにより配達物自動引受装置100は、利用者110に対して、視覚的に配達物108の重量測定が正確に行われていないことを認識させることができる。
なお、図9の(a)は撮像画像表示部118の表示例を示す一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、判断部206によって判断された利用者110の手の部分を矢印や丸などで指し示すことや、他の警告メッセージ等を表示することも可能である。また撮像画像表示部118は、配達物自動引受装置100が任意に備える構成であり、配達物自動引受装置100は、撮像画像表示部118を備えない構成とすることも可能である。
(寸法測定部208)
寸法測定部208は、撮像部102が備えるステレオカメラ204によって撮像された2枚の撮像画像に基づいて、配達物重量測定部104に載置された配達物108の寸法を測定する。
上述されたように、ステレオカメラ204は、少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108を、2つの異なる方向から撮像する。寸法測定部208は、この2つの画像に基づいて配達物108の寸法を測定する。具体的には、寸法測定部208は、2つの撮像画像の視差に基づいて、三角測量の原理により撮像部102から配達物108までの距離「Y1」を算出する。寸法測定部208は、撮像部102から配達物重量測定部104までの距離「Y2」を記憶する記憶部などを備える。これにより寸法測定部208は、配達物108の高さ寸法Yを算出することができる。すなわち、寸法測定部208は、配達物108の高さ寸法「Y」を、Y=Y2−Y1として算出することができる。さらに寸法測定部208は、当該配達物108の高さYに基づいて、当該配達物108の各寸法を算出することができる。
このように、撮像部102が2つの撮像装置を有するステレオカメラを備えることにより、寸法測定部208は、配達物重量測定部104に載置された配達物108の各寸法の寸法測定結果を算出することができる。この結果、例えば配達物108の配達料金が少なくとも当該配達物108の寸法に基づいて決定される場合においても、配達物自動引受装置100は、寸法測定部208による寸法測定結果に基づいて、配達物108の配達料金を正確に算出することが可能である。
(料金算出部210)
料金算出部210は、上記の配達物重量測定部104による配達物108の重量計測結果と、寸法測定部208による配達物108の寸法測定結果とに基づいて、当該配達物108の配達料金を算出する。一般に、配達物108の配達料金は、配達物108の重量および寸法に基づいて決定される。料金算出部210は、配達物108の重量・寸法と配達料金との関係を表す料金テーブルに関するデータファイルを保管する料金テーブル記憶部などを備える。これにより、料金算出部210は、料金テーブル記憶部に保管される料金テーブルに基づいて、配達物108の配達料金を自動で算出することができる。
ここで、料金算出部210は、上記判断部206が、配達物重量測定部104による重量測定結果が配達物108のみの重量を表していると判断した場合に、配達物108の配達料金を算出する。したがって、判断部206によって配達物108に例えば利用者110の手が触れていると判断されたような場合には、料金算出部210は、配達物108の配達料金を算出しない。この結果、本実施形態に係る配達物自動引受装置100が備える料金算出部210は、配達物108の重量および寸法に基づいて正確な配達料金を算出することが可能である。
(証紙発行部112、支払受領部124、釣銭放出部116)
本実施形態に係る支払受領部124は主に、紙幣投入部114および硬貨投入部122を含む。図6に示すように、操作表示部106が配達料金の支払いを利用者110に対して要求した場合、支払受領部124は、利用者110からの料金の投入を受け付ける。これにより利用者110は、配達物自動引受装置100によって算出された配達料金を、紙幣は紙幣投入部114へ、硬貨は硬貨投入部122へ投入することにより支払うことができる。
その後証紙発行部112は、配達物108に貼り付ける証紙を発行する。
釣銭清算部204は、上記料金算出部210によって算出された配達料金と、利用者110によって支払受領部124を介して投入された投入金額とに基づいて、釣銭の有無を判断する。例えば、金額を利用者110が支払受領部124を介して投入した投入金額が、配達料金よりも多い場合、釣銭清算部204は利用者110の投入金額と配達料金との差額を算出する。釣銭清算部204はその後、算出された差額を釣銭として、釣銭放出口へ放出する。
なお、本実施形態に係る配達物自動引受装置100は、例えば、配達料金に対する領収書、クレジットカードやキャッシュカード、プリペイドカード、ICカード、電子マネーなどによる支払いに対する明細書、などを発行する機能を別途備えてもよく、上記の例に限定されるものではない。また、配達物自動引受装置100が例えば、切手、印紙、はがきなどの販売機能も備えている場合などにおいては、利用者110による購入代金の支払い後に、これらの切手、印紙、はがきなどを発行する機能を備えることも当然に可能である。
このように、本実施形態に係る配達物自動引受装置100は、上記のような各機能を備えている。これにより配達物自動引受装置100は、配達物重量測定部104によって配達物108の重量測定結果を決定することができる。配達物自動引受装置100はさらに、判断部206によって撮像部102による撮像画像に基づいて、配達物重量測定部104による重量測定結果が、配達物108のみの重量を表しているか否かを判断することができる。配達物自動引受装置100は、この判断結果に基づいて、配達物重量測定部104による重量測定結果および寸法測定部208による寸法測定結果により、配達物108の配達料金を、算出することができる。
また、本実施形態に係る配達物自動引受装置100は、前記の特許文献1に開示される引受装置と異なり、重量測定部104を、扉を設けた箱の中に備える必要がない。したがって、配達物108を重量測定部に載置するたびに配達物の出し入れ、扉の開閉などの利用者110の負担を軽減することもできる。
この結果、本実施形態に係る配達物自動引受装置100は、配達物108の配達料金を正確に自動で算出することが可能となる。
(配達物自動引受の処理フロー)
以下に本実施形態に係る配達物自動引受装置100の処理フローを、図10を参照に説明する。
図10は、本実施形態に係る配達物自動引受装置100による、配達物108の引き受け処理のフローチャートを示す。
配達物自動引受装置100は、例えば図3に示されたように、操作表示画面106にサービス選択画面を表示する(ステップ300)。これにより利用者110は配達物自動引受装置100が処理可能なサービスを選択することができる。
利用者110がステップ300においてサービスを選択した場合、配達物自動引受装置100は、操作表示画面106の案内表示を更新する。例えば利用者110が国内郵便のサービスを選択した場合、配達物自動引受装置100、図4に示されたように、配達物108をはかり(配達物重量測定部104)に置くように操作表示画面106に案内画面を表示する(ステップ302)。
利用者110によって配達物重量測定部104に配達物108が載置されると、配達物自動引受装置100は、撮像部102によって少なくとも配達物重量測定部104に載置された配達物108の撮像を開始する(ステップ304)。
配達物自動引受装置100はその後、配達物重量測定部104に載置された配達物108の重量を測定する(ステップ306)。上記のように、配達物重量測定部104は、重量測定結果が一定時間安定したか否かを判断する(ステップ308)。ステップ308において重量測定結果が安定していないと判断された場合には、ステップ306に戻り重量測定を継続する。一方重量測定結果が一定時間安定したと判断された場合には、配達物重量測定部104は、配達物108の重量測定結果を決定する。
ステップ308において重量測定結果が決定された場合、配達物自動引受装置100は、判断部206によって、撮像部102による撮像画像を解析する(ステップ310)。判断部206は、上述されたように、撮像画像に対して色相解析および温度分布解析を行うことができる。判断部308は、この解析結果に基づいて、配達物重量測定部104によって決定された重量測定結果が妥当か否か、すなわち配達物108のみの重量を表しているか否かを判断する(ステップ312)。
判断部308が、配達物重量測定部104によって決定された重量測定結果が、配達物108のみの重量を表していないと判断した場合、例えば配達物108に利用者110の手などが触れている場合には、判断結果を利用者110に通知する(ステップ328)。例えば、図9(a)に示すように撮像画像表示部118に表示し、図9(b)に示すように操作表示部106に表示し、音声案内部120を介して音声出力することもできる。
一方判断部308が、配達物重量測定部104によって決定された重量測定結果が、配達物108のみの重量を表している判断した場合、配達物自動引受装置100は、寸法測定部208によって、配達物108の各寸法値を算出する(ステップ314)。寸法測定部208は、上述されたように、撮像部102が備えるステレオカメラによって撮像された2つの撮像画像の視差に基づいて、配達物108の各寸法値を算出する。
配達物自動引受装置100はその後、配達物重量測定部104による配達物108の重量計測結果と、寸法測定部208による配達物108の寸法測定結果とに基づいて、当該配達物108の配達料金を算出する(ステップ316)。このとき配達物自動引受装置100は、当該配達料金の算出結果や配達料金の支払い案内を、例えば図5に示すように、操作表示部106に表示する(ステップ318)。
利用者110によって配達料金が支払受領部124に投入された場合、配達物自動引受装置100は、証紙発行部112によって証紙を発行する(ステップ322)。その後配達物自動引受装置100は、利用者110が操作表示部106に表示される連続取引(図7)を選択したか否かを判断する。配達物自動引受装置100は、利用者110が連続取引を選択したと判断した場合、ステップ300に戻って再びサービス選択画面を操作表示部106に表示する。一方配達物自動引受装置100は、利用者110が操作表示部106に示される確認(図7)を選択したと判断した場合、釣銭放出部116を介して釣銭、領収書などを放出する(ステップ326)。
なお、図10に示される処理フローは、本実施形態に係る配達物自動引受装置100による処理の一例であり、これに限定されるものではない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、配達物自動引受装置100は、熱画像撮像装置202およびステレオカメラ204を有する撮像部102を備えるが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、撮像部102は、熱画像撮像装置202またはステレオカメラ204のいずれか一方を備えてもよい。配達物自動引受装置100に要求されるサービス、コストなど様々な状況に応じて任意に選択することが可能である。
また、上記実施形態では、配達物自動引受装置100は、配達物108の各寸法を測定する寸法測定部208を備えるが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、配達物108の配達料金が重量によってのみ決定される配達サービスのみを取り扱う場合などは、配達物自動引受装置100は、寸法測定部208を備えないことも可能である。同様に本実施形態に係る料金算出部210は、配達物108の重量および寸法に基づいて配達料金を算出しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、料金計算部208は、配達物重量測定部104による重量測定結果または寸法測定部208による寸法測定結果のいずれか一方に基づいて、配達料金を算出することも可能である。
本発明の一実施形態に係る配達物自動引受装置の外観構成の概略を表す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の機能構成の概略を表す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の操作表示部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の判断部によって、人体の一部などが検出された場合の、操作表示部および撮像画面表示祖部の別の表示例を示す説明図である。 同実施形態に係る配達物自動引受装置の処理の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
100 配達物自動引受装置
102 撮像部
104 配達物重量測定部
106 操作表示部
108 配達物
110 利用者
112 証紙発行部
114 紙幣投入部
116 釣銭放出部
118 撮像画像表示部
124 支払受領部
120 音声案内部
202 熱画像撮像装置
204 ステレオカメラ
206 判断部
208 寸法測定部
210 料金計算部
212 温度分布解析部
214 色相解析部

Claims (7)

  1. 配達物が載置され、当該配達物の重量を測定する配達物重量測定部と、
    少なくとも前記配達物重量測定部に載置された前記配達物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記配達物重量測定部による前記配達物の重量測定結果が前記配達物の重量を表しているか否かを判断する判断部と、
    を備えることを特徴とする、配達物自動引受装置。
  2. 前記判断部は、前記画像に基づいて、前記配達物に接触し、前記配達物重量測定部による前記重量測定結果に影響を与える測定結果変動対象物が前記画像に含まれるか否かを検出し、前記測定結果変動対象物が前記画像に含まれない場合に、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断することを特徴とする、請求項1に記載の配達物自動引受装置。
  3. 前記判断部は、前記測定結果変動対象物として人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出し、前記人体の一部が前記画像に含まれない場合に、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断することを特徴とする、請求項2に記載の配達物自動引受装置。
  4. 前記撮像部は、少なくとも前記配達物重量測定部に載置された前記配達物の温度分布を表す温度分布画像を撮像し、
    前記判断部は、前記温度分布画像に基づいて、前記人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出することを特徴とする、請求項3に記載の配達物自動引受装置。
  5. 前記判断部は、前記撮像部によって撮像された画像に含まれる所定の色相を検出し、前記所定の色相の検出結果に基づいて、前記人体の一部が前記画像に含まれるか否かを検出することを特徴とする、請求項3または4に記載の配達物自動引受装置。
  6. 前記判断部により、前記重量測定結果が前記配達物の重量を表していると判断された場合に、前記重量測定結果に基づいて、前記配達物の配達料金を算出する料金算出部をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の配達物自動引受装置。
  7. 前記撮像部は、前記配達物を少なくとも2つの異なる方向から撮像する少なくとも2つの撮像装置を備え、
    前記配達物自動引受装置は、前記少なくとも2つの撮像装置のそれぞれにより撮像された画像に基づいて、前記配達物の寸法を算出する寸法算出部をさらに備えることを特徴とする、請求項6に記載の配達物自動引受装置。
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