JP6954001B2 - 宅配受付装置及び宅配受付システム - Google Patents

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Description

本発明は、宅配受付装置及び宅配受付システムに関する。
従来、宅配業者の営業店舗やコンビニエンスストア等においては、以下のような手順で、依頼主から荷物の宅配の受付を行う。詳細には、依頼主が、送付票に依頼主の氏名、住所等の依頼主に関する情報と、送付先の氏名、住所等の送付先に関する情報とを記入する。そして、コンビニエンスストア等の店員が、上述した情報が記入された送付票と、送付したい荷物とを依頼主から受け取ると、メジャーや秤を用いて荷物の外形の寸法及び重量を測定し、測定した結果と送り先の住所とに基づき、宅配料金を決定し、精算を行うことで、宅配受付を完了する。
しかし、上述したような宅配受付においては、荷物の外形寸法及び重量の測定等に時間がかかることから、店員の負担を減らすために、依頼主自身が荷物の寸法及び重量の測定を行うようにすることが好ましい。さらに、店員の負担を減らすことができれば、店舗のレジカウンタにおいて、来店客を長い時間待たせることを避けることができ、来店客へのサービスの向上にもつながる。そこで、近年では、荷物の外形寸法や重量を自動的に測定し、測定結果に基づいて宅配料金を決定する自動宅配受付装置が開発されている。このような自動宅配受付装置の一例としては、下記特許文献1に開示された装置を挙げることができる。
特開2009−245050号公報
しかしながら、上述のような自動宅配受付装置を用いた宅配受付では、店員を介することなく、依頼主が荷物の外形寸法や重量を測定し、宅配料金を決定することができることから、依頼主によって、自動宅配受付装置で受付処理した荷物とは異なる荷物にすり替えて、レジカウンタに持ち込む等の不正行為が行われる可能性がある。
そこで、本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、不正行為を防止することが可能な、新規且つ改良された宅配受付装置及び宅配受付システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、荷物の外形寸法を測定する寸法測定部と、前記荷物のイメージが印刷された、前記荷物の送付票を発行する発行部とを備える、宅配受付装置が提供される。
前記発行部は、前記寸法測定部の測定結果に基づいて生成された前記荷物の外形に類似する前記イメージを前記送付票に印刷してもよい。
前記宅配受付装置は、前記荷物を撮像する撮像部をさらに備え、前記発行部は、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを前記送付票に印刷してもよい。
前記宅配受付装置は、店員が使用する店員用端末へ、前記荷物の識別情報と、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを送信する通信部をさらに備え、前記発行部は、前記荷物の識別情報を含む情報を前記送付票に印刷してもよい。
前記発行部は、前記寸法測定部による測定結果を前記イメージとともに前記送付票に印刷してもよい。
前記宅配受付装置は、前記荷物の重量を測定する第1の重量測定部をさらに備え、前記発行部は、前記荷物の重量の測定結果を前記送付票に印刷してもよい。
前記宅配受付装置は、店員が使用する、前記荷物の重量を測定する第2の重量測定部を有する店員用端末へ、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを送信する通信部をさらに備え、前記発行部は、前記荷物の識別情報を含む情報を前記送付票に印刷してもよい。
前記宅配受付装置は、前記送付票が前記荷物に貼り付けられたことを検知する検知部をさらに備えてもよい。
前記宅配受付装置は、前記荷物の宅配の依頼主から入力操作を受け付ける操作部と、前記荷物が前記寸法測定部の測定可能範囲外の外形寸法を持っているかを判定する判定部とをさらに備え、前記荷物が前記寸法測定部の測定可能範囲外の外形寸法を持っていると判定された場合には、前記操作部は、前記依頼主からの外形寸法の入力を受け付けてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、宅配受付装置と、店員が使用する店員用端末とを含む宅配受付システムであって、前記宅配受付装置は、荷物の外形寸法を測定する寸法測定部と、前記荷物の重量を測定する第1の重量測定部と、前記荷物の識別情報を含む、前記荷物の送付票を発行する発行部と、前記店員用端末へ、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを送信する第1の通信部とを有し、前記店員用端末は、前記荷物の重量を測定する第2の重量測定部と、前記宅配受付装置から、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを受信する第2の通信部と、前記送付票に印刷された前記識別情報を読み取る読取部と、前記第1の重量測定部による前記荷物の重量の測定結果と、前記第2の重量測定部による前記荷物の重量の測定結果とを比較する比較部とを有する、宅配受付システムが提供される。
前記宅配受付システムにおいては、前記宅配受付装置は、前記荷物を撮像する撮像部をさらに有し、前記店員用端末は、前記店員に対して画像を表示する表示部をさらに有し、前記第1の通信部は、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを前記第2の通信部に送信し、前記表示部は、前記第2の通信部によって受信された前記荷物のイメージを表示してもよい。
前記宅配受付システムにおいては、前記宅配受付装置は、前記送付票が前記荷物に貼り付けられたことを検知する検知部をさらに有し、前記第1の通信部は、前記店員用端末へ前記検知部の検知結果を送信してもよい。
前記宅配受付システムは、前記荷物の依頼主の行動を撮像する撮像装置をさらに含み、前記店員用端末は、前記撮像装置によって得られた画像に基づき、前記依頼主が所定の行動を行ったことを検知した場合には、前記店員にアラームを通知してもよい。
以上説明したように本発明によれば、不正行為を防止することが可能な宅配受付装置及び宅配受付システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る宅配受付システム10を示す説明図である。 同実施形態に係る宅配受付装置100の機能ブロック図である。 同実施形態に係るPOS端末500の機能ブロック図である。 同実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る送付票800の一例を説明するための説明図である。 同実施形態の変形例に係る送付票800aの一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態を説明するための説明図である。 本発明の第3の実施形態の宅配受付処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る宅配受付装置100の検知部112を説明するための模式図である。 同実施形態の宅配受付処理を説明するためのシーケンス図である。 同実施形態における表示画面900の一例を説明するための説明図である。 同実施形態における表示画面902の一例を説明するための説明図である。 本発明の第5の実施形態を説明するための説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順を説明するためのフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、類似する構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
以下に説明する本発明の実施形態は、コンビニエンスストアにおける宅配受付に適用した場合を例にして説明する。しかしながら、本発明の実施形態は、コンビニエンスストアで用いられることに限定されるものではなく、宅配業者の営業店舗や小売店やスーパーマーケット、交通機関の駅等の公共施設において用いられてもよく、特に限定されるものではない。
また、以下の説明において、依頼主とは、コンビニエンスストア等に宅配を依頼する荷物を持参した者のことをいい、以下の実施形態においては、実際に宅配を依頼する者と荷物を持参した者が同一であるものとして説明する。しかしながら、本実施形態においては、必ずしも実際に宅配を依頼する者と荷物を持参した者が同一でなくてもよい。
<宅配受付システム10の概要>
まずは、本発明の実施形態の宅配受付システム10の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る宅配受付システム10を示す説明図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る宅配受付システム10は、コンビニエンスストア内に設置された宅配受付装置100、上記コンビニエンスストア内に設置され、店員が使用するPOS端末(店員用端末)500及び通信網600を含む。詳細には、宅配受付装置100、POS端末500及び通信網600は、同一の店舗ごとに設置される。なお、本実施形態に係る宅配受付システム10は、後述する通信網600を含まなくてもよく、この場合、POS端末500は、宅配受付装置100によって発行された送付票800(図5 参照)に基づいて、荷物に関する情報を読み取ることとなる。また、図1に示される当該宅配受付システム10は、1つの宅配受付装置100及び1つのPOS端末500を含んでいるが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、当該宅配受付システム10は、同一店舗に設置された複数の宅配受付装置100を含んでもよく、さらに、同一店舗に設置された複数のPOS端末500を含んでもよい。以下に、本実施形態に係る宅配受付システム10に含まれる各装置の概要を説明する。
(宅配受付装置100)
宅配受付装置100は、コンビニエンスストア内に設けられ、依頼主が持ちこんだ荷物の外形寸法や重量を自動的に測定し、測定結果に基づいて宅配料金を決定し、送付票800(図5 参照)を発行する装置である。依頼主は、当該宅配受付装置100を利用することで、荷物の外形寸法や重量の測定、依頼主及び送付先の情報の入力、宅配料金の決定、送付票800の発行までを、店員を介することなく行うことができる。そして、依頼主は、宅配受付装置100が発行した送付票800を貼付した荷物を、レジカウンタに持ち込むことにより、当該荷物の宅配料金の精算を行うことができる。当該宅配受付装置100は、図1に示すように、依頼主に対して情報を表示し、且つ、当該依頼主からの入力操作を受け付ける操作表示部102、荷物の外形寸法や重量の測定を行う測定部104、送付票800を発行するプリンタ部(発行部)106、荷物を撮像する撮像部110等を含むことができる。なお、宅配受付装置100の詳細については後述する。
(POS端末500)
POS端末500は、店舗内のレジカウンタに設置され、主に、客の購入商品から商品識別コードを読み取り、読み取ったコードに基づいて上記購入商品の情報を取得し、購入商品の金額を表示する。さらに、POS端末500は、顧客との間での購入商品の精算(現金の入出金)を行うこともできる。当該POS端末500は、図1に示すように、現金を処理する現金処理部502、店員に対して情報の表示を行う表示部504、レシートを発行するプリンタ部506、商品識別コードを読み取るハンディスキャナ508、及び店員の操作を受け付ける操作部510等を含む。なお、POS端末500の詳細については後述する。
(通信網600)
通信網600は、同一店舗内に設置された複数の宅配受付装置100やPOS端末500との間で通信を行うための通信網である。通信網600は、例えば、インターネット、電話回線網、衛星通信網等の公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。また、通信網600は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
また、本実施形態に係る宅配受付システム10は、図1には図示されていないが、店舗内に設置され、来店客や依頼主の行動を撮像する監視カメラ(撮像装置)700(図13参照)を含んでいてもよい。また、当該宅配受付システム10は、店舗以外の遠隔地に設置され、POS端末500で取得した情報を集積するデータサーバ(図示省略)を含んでいてもよい。
<宅配受付装置100の詳細構成>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る宅配受付装置100の詳細構成について説明する。図2は、本実施形態に係る宅配受付装置100の機能ブロック図である。図2に示すように、宅配受付装置100は、操作表示部102と、測定部104と、プリンタ部(発行部)106と、通信部(第1の通信部)108と、撮像部110と、検知部112と、制御部114とを主に有する。以下に、当該宅配受付装置100の各機能ブロックについて説明する。なお、本実施形態においては、宅配受付装置100には、通信部108、撮像部110、及び検知部112は必ずしも設けられていなくてもよい。
(操作表示部102)
操作表示部102は、依頼主に対して操作画面等を表示する表示部、及び依頼主からの入力操作を受け付ける操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は、例えば、上述の各種ディスプレイ装置に重ねられるようにして設けられたタッチパネルにより実現される。なお、操作表示部102の操作部と表示部とは、上述のように、操作機能と表示機能の両方の機能を包含する操作表示部として構成されることに限定されるものではなく、例えば、操作部であるキーボードと表示部であるCRTディスプレイ装置との組み合わせのように、別体のものとして構成されていてもよく、さらに、他の機能ブロックと一体となるように設けられていてもよい。
(測定部104)
測定部104は、荷物が載置される載置面を持ち、当該載置面に載置された荷物の外形寸法(縦、横、高さ)や重量を自動的に測定する。詳細には、測定部104は、荷物の外形の寸法を測定する寸法測定部104aと、荷物の重量を測定する重量測定部(第1の重量測定部)104bとを有する。具体的には、寸法測定部104aは、例えば、荷物の外形を検知する光学センサ、圧力センサや、荷物の外形画像を撮像する撮像装置等により実現され、上記載置面に載置された荷物の外形寸法を測定する。また、重量測定部(第1の重量測定部)104bは、例えば、電磁式又はロードセル式の電子天秤等により実現され、上記載置面に載置された荷物の重量を測定する。
(プリンタ部106)
プリンタ部106は、依頼主から入力された依頼主及び送付先に関する情報、荷物の識別情報(例えば、荷物に付与されたお問い合わせ番号)、及び、上述した測定部104の測定結果の情報を紙状媒体(例えば、裏面が粘着面になっているようなシール)に印刷する。さらに、プリンタ部106は、上述の情報等が印刷された上記紙状媒体を所定の長さに切断することにより、送付票800(図5参照)を発行する。
詳細には、送付票800には、依頼主から上述の操作表示部102を介して入力された依頼主の氏名や住所、送付先の氏名及び住所が印字されており、依頼主が荷物に貼付することにより(例えば、依頼主は、裏面の粘着面を保護する保護シートをはがして、粘着面を荷物の側面等に貼付する)、荷物の送付先を表示し、荷物の宅配のための処理を行うために用いる送付票として機能する。さらに、送付票800には、荷物を識別するための識別情報(例えば、各荷物に付与されたお問い合わせ番号)や、宅配を行うために必要な情報(送付先住所、荷物種別等)等を含む一次元コード(例えばバーコード)又は二次元コード(例えばQRコード(登録商標)等)が印刷されている。また、本実施形態においては、プリンタ部106は、荷物のイメージ画像802(図5参照)を送付票800に印刷してもよい。
(通信部108)
通信部108は、有線/無線により、個別に設けられた操作表示部102、測定部104及びプリンタ部106等との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部108は、通信ケーブル(図示省略)やLAN(Local Area Network)等を介して、操作表示部102、測定部104及びプリンタ部106との間でデータの送受信を行うこともできる。また、通信部108は、上述の通信網600等を介して、同一店舗内に設置されたPOS端末500等との間でデータ(荷物の識別情報、測定結果、イメージ画像等)の送受信を行うこともできる。
(撮像部110)
撮像部110は、荷物を撮像する撮像装置からなり、例えば、測定部104に載置された荷物を撮像することができるよう、当該測定部104の上方に設けられる。詳細には、撮像部110は、対象空間から発せられる光を集光して撮像面に光像を形成し、撮像面に形成された光像を電気的な画像信号に変換することにより画像を取得する。また、撮像部110は、例えば、被写体である荷物から発せられる光を集光する撮影レンズ及びズームレンズなどの撮像光学系、及び、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有してもよい。
(検知部112)
検知部112は、上述の測定部104により測定された荷物に送付票800(図5参照)が貼付されたことを検知する検知部であり、例えば、測定部104に載置された荷物に送付票800が貼付されたことを検知するために、当該測定部104又は測定部104の周囲に設けられる。詳細には、検知部112は、例えば、コードスキャナ等により実現され、送付票800に印刷された一次元コード又は二次元コードを検知することにより、測定部104に載置された荷物に送付票800が貼付されたことを検知することができる。そして、当該検知部112による検知結果は、上述の通信部108を介してPOS端末500へ送信されてもよい。
(制御部114)
制御部114は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、当該CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、当該CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、及びデータ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置等のデータ格納用記憶装置等で構成される。このような制御部114により、宅配受付装置100の動作全般が制御される。例えば、制御部114は、荷物を識別するための識別情報を生成したり、上述の寸法測定部104aの測定結果に基づいて生成された、荷物の外形に類似するイメージ画像802(図5 参照)を生成したりする生成部114aとして機能することができる。また、制御部114は、測定部104に載置された荷物が、寸法測定部104aの測定範囲外の外形寸法を持っているかどうかを判定する判定部114bとして機能することができる。
なお、上述したこれらの宅配受付装置100の各機能ブロックは別個に設けられていてもよく、もしくは、一体のものとして設けられていてもよく、本実施形態においては、特に限定されるものではない。
<POS端末500の詳細構成>
次に、図3を参照して、本実施形態に係るPOS端末500の詳細構成について説明する。図3は、本実施形態に係るPOS端末500の機能ブロック図である。図3に示すように、POS端末500は、現金処理部502と、表示部504と、プリンタ部506と、ハンディスキャナ(読取部)508と、操作部510と、重量測定部(第2の重量測定部)512と、記憶部514と、制御部516と、通信部(第2の通信部)518とを主に有する。以下に、POS端末500の各機能ブロックについて説明する。なお、本実施形態に係るPOS端末500は、重量測定部512を有していなくてもよい。
(現金処理部502)
現金処理部502は、現金の入出金に関する処理を行うことができる。詳細には、現金処理部502は、例えば、店員が顧客から受け取って、入金した現金を計数し、後述する制御部516に計数結果を通知する。また、現金処理部502は、計数された現金を格納する格納処理、及び釣銭を出金する出金処理を行うこともできる。
(表示部504)
表示部504は、店員に対して画像や、上述の現金処理部502における処理結果等の表示を行う。表示部504は、例えば、LCD装置、OLED装置等により実現される。具体的には、表示部504は、例えば、上述した宅配受付装置100から送信された荷物のイメージ画像を表示することができる。また、表示部504は、店舗内に設置された監視カメラ700によって、店内の客や依頼主の所定の行動が検知された場合には、所定の行動を検知した旨の情報を表示してもよい。
(プリンタ部506)
プリンタ部506は、紙状媒体へPOS端末500における取引結果を印刷し、印刷された紙状媒体を所定の長さに切断して、レシートして発行する。
(ハンディスキャナ508)
ハンディスキャナ508は、送付票800に印刷された一次元コード又は二次元コードから情報(例えば、荷物の識別情報等)を光学的に読み取る(スキャンする)データコードリーダの一例である。
(操作部510)
操作部510は、POS端末500を操作する店員の入力操作を受け付ける操作部であり、例えば、各種ボタン、テンキー、キーボード等から実現される。
(重量測定部512)
重量測定部512は、POS端末500の近傍に設けられ、依頼主が持ち込んだ荷物の重量を測定する。例えば、重量測定部512は、電磁式又はロードセル式の電子天秤等により実現される。なお、重量測定部512の測定結果は、POS端末500の表示部504に表示されてもよく、後述する制御部516に出力されてもよく、もしくは、重量測定部512に設けられた表示部(図示省略)に表示されてもよい。
(記憶部514)
記憶部514は、POS端末500において行なわれた取引の情報等を格納する記憶部であり、HDD装置等のデータ格納用記憶装置等で構成される。
(制御部516)
制御部516は、演算処理装置であるCPU、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM等で構成される。このような制御部516により、POS端末500の動作全般が制御される。例えば、制御部516は、宅配受付装置100における荷物の重量の測定結果と、上述した重量測定部512における荷物の重量の測定結果とを比較する比較部516aとして機能することができる。
(通信部518)
通信部518は、有線/無線により、メインサーバ(図示省略)や宅配受付装置100等との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部518は、通信ケーブル(図示省略)やLAN等を介して、メインサーバとの間でデータの送受信を行うこともできる。また、通信部518は、例えば、LAN等を介して、同一店舗内に設置された宅配受付装置100から、荷物の識別情報、イメージ画像、重量等の測定結果等を受信することができる。
<本発明の実施形態をなすに至った経緯>
次に、本発明の実施形態の具体的な説明に先立ち、本発明者らが本発明の実施形態をなすに至った経緯について説明する。
先に説明したように、コンビニエンスストア等における宅配受付においては、まず、依頼主が、送付票に、依頼主の氏名、住所等の依頼主に関する情報と、送付先の氏名、住所等の送付先に関する情報とを記入する。そして、店員が、送付票と送付したい荷物とを依頼主から受け取ると、メジャーや秤を用いて荷物の外形寸法及び重量を測定し、測定結果と送り先の住所とに基づき宅配料金を決定し、精算を行う。
しかし、上述したような宅配受付においては、荷物の外形寸法及び重量の測定等に時間がかかることから、荷物の測定作業は店員にとって負担となる。また、近年、コンビニエンスストア等においては、提供されるサービスが多岐に亘ることから店員の手が空いていないことが多く、上述のような手順で宅配受付を店員が行った場合、状況によっては、レジカウンタの業務処理が滞り、来店客を長い時間待たせることにもなる。
そこで、コンビエンスストア等においては、上述した宅配受付装置100を店内に設置し、依頼主に当該宅配受付装置100を使用してもらうことで、店員の負担を減らすことを検討している。
ここで、本実施形態に係る宅配受付装置100の具体的な使用手順を、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順を説明するためのフローチャートである。本実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順は、図4に示すように、ステップS101からステップS117までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順の各ステップを説明する。
(ステップS101)
まず、コンビニエンスストアに来店した依頼主は、持参した荷物を宅配受付装置100の測定部104に載置する。
(ステップS103)
宅配受付装置100は、測定部104に載置された荷物の外形寸法及び重量を自動的に測定する。
(ステップS105)
宅配受付装置100は、上述のステップS103で得られた測定結果等に基づき、荷物の宅配種別を設定する。例えば、宅配受付装置100は、荷物の縦、横、高さの3辺の長さの合計値と重量とに基づいて、当該荷物が、宅配業者が予め定めた荷物のサイズ区分のどれに当てはまるかを決定する。
(ステップS107)
次に、依頼主は、操作表示部102に対して入力操作を行うことにより、送付先の氏名及び住所等の送付先に関する情報を宅配受付装置100に入力する。この際、依頼主は、配達希望日時等の情報の入力を行ってもよい。
(ステップS109)
さらに、依頼主は、操作表示部102に対して入力操作を行うことにより、依頼主の氏名及び住所等の依頼主に関する情報を宅配受付装置100に入力する。
(ステップS111)
宅配受付装置100は、宅配業者が予め定めた料金区分に従って、上述のステップS105で決定した荷物のサイズ区分と、上述のステップS107で入力された送付先住所とに基づいて、宅配料金を設定する。さらに、宅配受付装置100は、上述のように設定した宅配料金を操作表示部102に表示する。
(ステップS113)
宅配受付装置100は、上述のステップS111で設定した宅配料金に依頼主が同意したことが確認できた場合(例えば、依頼主が、操作表示部102に表示された同意ボタン(図示省略)に対して操作を行った場合)には、入力された情報等に基づき、送付票800(図5 参照)を発行する。送付票800には、先に説明したように、荷物を識別するための識別情報や、宅配を行うために必要な情報(送付先住所、荷物種別、宅配料金等)等を含む一次元コード又は二次元コードが印刷されている。
(ステップS115)
依頼主は、発行された送付票800(図5参照)を荷物に貼付する。
(ステップS117)
依頼主は、送付票800(図5参照)が貼付された荷物をレジカウンタに持ち込む。レジカウンタの店員が送付票800に印刷された一次元又は二次元コードに対してハンディスキャナ508をかざすことにより、POS端末500は、荷物に関する情報(例えば、識別情報)を読み取り、宅配料金の精算や宅配の受付を行う。
しかしながら、上述のような宅配受付装置100を用いた宅配受付では、店員を介することなく、依頼主だけで荷物の外形寸法及び重量の測定や送付票800(図5参照)の発行を行うことができることから、依頼主による不正行為が行われる可能性がある。例えば、不正行為としては、依頼主が、宅配受付装置100で測定した荷物とは異なる荷物にすり替えてレジカウンタに持ち込んだり、宅配受付装置100で測定した後に、さらに荷物を詰め込んだりするようなことが挙げられる。
そこで、本発明者らは、このような不正行為を防止すべく、本発明の実施形態を創作するに至った。以下に、本発明者らは創作した本発明の実施形態の詳細を順次説明する。
まずは、店員等が、宅配受付装置100において測定した測定結果等と、レジカウンタに持ち込まれた荷物とを比較、確認することにより、上述した不正行為を防止する本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
まず、図5及び図6を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る送付票800の一例を説明するための説明図であり、図6は、本実施形態の変形例に係る送付票800aの一例を説明するための説明図である。
本実施形態においては、宅配受付装置100は、図5に示すような、荷物のイメージ画像802が印刷された送付票800を発行する。詳細には、宅配受付装置100は、寸法測定部104aによる荷物の外形寸法の測定結果に基づいて、荷物の外形に類似するイメージ画像、具体的には、荷物の外形に近似した直方体のイメージ画像802を生成して、送付票800に印刷する。その際、宅配受付装置100は、イメージ画像802とともに、寸法測定部104aによる外形寸法の測定結果(縦、横、高さ)を印刷してもよく、さらに、重量測定部104bによる荷物の重量の測定結果を印刷してもよい。
レジカウンタの店員は、依頼主から、荷物と、宅配受付装置100で発行された送付票800を受け取った際、送付票800に印刷されたイメージ画像802と、受け取った荷物とを比較することにより、受け取った荷物が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認することができる。イメージ画像802は、縦、横、高さの関係が一目でわかるような直方体で表現されていることから、店員は、一目で宅配受付装置100によって測定された荷物の外形を把握することができる。従って、本実施形態によれば、店員は、受け取った荷物が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であるかどうかを外形(詳細には、縦、横、高さの比率)によって瞬時に判断することができることから、店員の手を煩わせることなく、宅配受付装置100で測定した荷物とは異なる荷物にすり替えてレジカウンタに持ち込むといった不正行為を防止することができる。
また、本実施形態の変形例として、宅配受付装置100は、図6に示すような荷物のイメージ画像804が印刷された送付票800aを発行してもよい。当該イメージ画像804は、宅配受付装置100に設けられた撮像部110によって撮像された、実際の荷物の撮像画像である。店員は、送付票800aに印刷されたイメージ画像804と、受け取った荷物とを比較することにより、受け取った荷物が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認することができる。
なお、上述の説明においては、本実施形態をコンビニエンスストアに設置された宅配受付装置100による宅配受付に適用した場合を説明しているが、本実施形態はこのような場合に適用することに限定されるものではない。例えば、依頼主が、自宅等で荷物の外形寸法や重量の測定を行い、宅配業者のwebサイト上で事前に当該測定の結果や送付先の住所を登録した後に、コンビニエンスストアに荷物を持ち込むような宅配受付においても、本実施形態を適用することができる。この場合、依頼主は、自宅等においてスマートフォン(図示省略)のカメラを利用して荷物の画像を取得し、さらに無線などの通信機能を備えた重量計を利用して荷物の重量を測定し、重量計は、その測定結果をスマートフォンに送信する。そして、スマートフォンは上記webサイトを介して取得した画像及び重量の測定結果を宅配業者に送信する。さらに、依頼主は、コンビニエンスストア等に当該荷物を持ち込み、例えばコンビニエンスストアに設置されたマルチメディアキオスク端末(図示省略)を使用して上述のような送付票800aを発行し、当該コンビニエンスストアのレジカウンタにおいて料金の精算を行うこととなる。そして、レジカウンタの店員が、送付票800aに印刷されたイメージ画像804と、受け取った荷物とを比較することにより、受け取った荷物が、事前に上記webサイトに登録された正当な荷物であることを確認する。店員が上述のような確認を行うことにより、依頼主に不正行為を起こさせないように抑制する効果を期待することができる。また、本実施形態は、宅配受付機能を有する宅配ボックス等にも適用することができる。
<第2の実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。図7は、本発明の第2の実施形態を説明するための説明図である。本実施形態においては、POS端末500は、図7に示すように、レジカウンタ300に設置された重量測定部512を有する。
詳細には、本実施形態においては、宅配受付装置100は、荷物の外形寸法や重量の測定等を行った際に、荷物の識別情報とともに、測定した荷物の重量の測定結果を、通信部108を介してPOS端末500へ送信する。送信された重量の測定結果は、識別情報に紐づけられて、POS端末500に格納される。そして、図7に示すように、店員400は、依頼主によりレジカウンタ300に持ち込まれた荷物200の重量を、レジカウンタ300に設置された重量測定部512によって測定する。さらに、店員400は、ハンディスキャナ508を荷物200に貼付された送付票800の一次元又は二次元コードにかざすことにより、POS端末500に当該荷物200の識別情報を読み取らせる。
そして、POS端末500は、読み取った識別情報に基づき、格納された情報から宅配受付装置100における当該荷物の重量の測定結果を抽出し、抽出した荷物の重量の測定結果と、上記重量測定部512における荷物の重量の測定結果とを比較して、重量が一致するか否かを判定し、当該判定結果を、表示部504を介して店員400に通知する。さらに、店員400は、重量が一致したと判定された旨の通知に基づき、持ち込まれた荷物が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であると判断し、当該荷物の宅配を受け付ける。従って、本実施形態においては、重量の測定結果に基づき、持ち込まれた荷物200が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物200であるかどうかを判定することができる。従って、本実施形態によれば、宅配受付装置100で測定した荷物とは異なる荷物にすり替えてレジカウンタ300に持ち込むといった不正行為を防止することができる。
なお、レジカウンタ300に設置された重量測定部512は、宅配受付装置100と同様に、荷物の外形寸法を測定する寸法測定部(図示省略)を有していてもよく、この場合、宅配受付装置100は、荷物の識別情報とともに、測定した荷物の外形寸法の測定結果をPOS端末500へ送信することとなる。そして、POS端末500は、荷物の重量だけでなく、外形寸法が一致しているか否かを判定することとなる。
また、上記重量測定部512は、レジカウンタ300に設けられ、POS端末500との間で通信できないような秤(図示省略)であってもよい。この場合、店員400によって、POS端末500の表示部504に表示された宅配受付装置100における重量の測定結果と、上記秤の測定結果とが一致するか否かを判定することとなる。
なお、上述の説明においては、かかる例に限定されるものではない。例えば、依頼主が、自宅等で荷物の外形寸法の測定を行い、宅配業者のwebサイト上で事前に当該測定の結果や送付先の住所を登録した後に、コンビニエンスストアに荷物を持ち込むような宅配受付においても、本実施形態を適用することができる。この場合、依頼主は、自宅等においてスマートフォン(図示省略)のカメラ等を利用して荷物の画像を取得し、上記webサイトを介して取得した画像を宅配業者に送信する。さらに、依頼主は、コンビニエンスストア等に当該荷物を持ち込むと、店員400はPOS端末500を利用して、荷物の画像を取得する。POS端末500による上記荷物の画像取得方法は、例えば、店舗内のマルチメディアキオスク端末(図示省略)が発行するレシートに印刷された二次元コードのスキャンによりサーバ(図示省略)からPOS端末500が画像を取得したり、依頼主のスマートフォンが表示する二次元コードのスキャンによりサーバからPOS端末500が画像を取得したり、または依頼主のスマートフォンから無線で直接、POS端末500が荷物の画像を取得するなど、特に限定されるものではない。次に、店員400又はPOS端末500は、取得した荷物の画像を基に、受け取った荷物が、事前に上記webサイトに登録された正当な荷物であることを確認する。POS端末500の画像解析による確認又は店員400が上述のような確認を行うことにより、依頼主に不正行為を起こさせないように抑制する効果を期待することができる。最後に、POS端末500は、重量測定部512から受信した荷物200の重量と、測定済の荷物の外形寸法とを基に、料金を計算し、精算する。本実施形態は、宅配受付機能を有する宅配ボックス等にも適用することができる。
<第3の実施形態>
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。図8は、本実施形態の宅配受付処理を説明するためのシーケンス図である。本実施形態においては、宅配受付装置100は、荷物200を撮像する撮像部110を有しており、撮像した荷物200の画像(イメージ)をPOS端末500に送信する。店員400が、POS端末500に表示された、宅配受付装置100から送信された荷物200の画像と、レジカウンタ300に持ち込まれた荷物200とを比較することにより、持ち込まれた荷物200が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認することができる。
詳細には、本実施形態に係る宅配受付処理は、図8に示すように、ステップS201からステップS219までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る宅配受付処理の各ステップを説明する。
(ステップS201)
宅配受付装置100は、依頼主によって測定部104に載置された荷物200の外形寸法及び重量を自動的に測定する。
(ステップS203)
宅配受付装置100は、測定部104に載置された荷物200を撮像する。
(ステップS205)
宅配受付装置100は、依頼主から操作表示部102を介して入力された送付先の氏名及び住所等の送付先に関する情報、及び、依頼主の氏名及び住所等の依頼主に関する情報を取得する。
(ステップS207)
宅配受付装置100は、上述のステップS201で測定した測定結果と、上述のステップS205で取得した送付先住所とに基づいて、宅配料金を設定する。宅配受付装置100は、設定した宅配料金に依頼主が同意したことが確認できた場合には、当該荷物200を識別するための識別情報を生成する。
(ステップS209)
宅配受付装置100は、ステップS207で生成した識別情報とともに、上述のステップS203で撮像した荷物200の画像を荷物情報としてPOS端末500へ送信する。
(ステップS211)
POS端末500は、上記識別情報と荷物200の画像とを受信し、上記識別情報に紐づけて荷物200の画像を荷物情報として格納する。
(ステップS213)
宅配受付装置100は、送付票800(図5参照)を発行する。送付票800には、先に説明したように、荷物200を識別するための識別情報や、宅配を行うために必要な情報(送付先住所、荷物種別等)等を含む一次元コード又は二次元コードが印刷されている。
(ステップS215)
依頼主は、発行された送付票800(図5参照)を荷物200に貼付し、当該荷物200をレジカウンタ300へ持ち込む。レジカウンタ300の店員400は、送付票800に印刷された一次元又は二次元コードに対してハンディスキャナ508をかざし、POS端末500に荷物200の識別情報等を読み取らせる。
(ステップS217)
POS端末500は、読み取った識別情報に紐づけられた荷物200の画像を格納した情報から抽出し、抽出した荷物200の画像を表示部504に表示する。
(ステップS219)
店員400は、表示部504に表示された荷物200の画像と、持ち込まれた荷物200とを比較することにより、荷物200が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認する。店員400によって、正当な荷物であると確認された荷物200は、宅配料金の精算が行われることにより、宅配受付が完了する。
以上のように、レジカウンタ300の店員400は、POS端末500の表示部504に表示された荷物200の画像と、持ち込まれた荷物200とを比較することにより、持ち込まれた荷物200が、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認することができる。従って、本実施形態によれば、店員400は、画像に基づいて、持ち込まれた荷物200が宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であるかどうかを瞬時に判断することができる。その結果、本実施形態によれば、店員400の手を煩わせることなく、宅配受付装置100で測定した荷物とは異なる荷物にすり替えてレジカウンタ300に持ち込むといった不正行為を防止することができる。
なお、上述の説明においては、店員400の目視によって、画像と持ち込まれた荷物200とを比較することにより、宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを確認していたが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、レジカウンタ300の上方に、レジカウンタ300に持ち込まれた荷物200を撮像する撮像装置(図示省略)を設け、POS端末500等において、宅配受付装置100において撮像された画像と上記撮像装置によって撮像された画像との特徴点をそれぞれ抽出して、抽出した特徴点の照合を行ってもよい。このような画像認識技術を利用することにより、店員400に負担をかけることなく、持ち込まれた荷物200が宅配受付装置100によって測定された正当な荷物であることを自動的に確認することができる。
<第4の実施形態>
次に、宅配受付装置100によって測定された荷物200に適切に送付票800が貼付されたかどうかを監視することにより、不正行為を防止する第4の実施形態を図9から図12を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る宅配受付装置100の検知部112を説明するための模式図であり、図10は、本実施形態の宅配受付処理を説明するためのシーケンス図である。さらに、図11は、本実施形態における表示画面900の一例を説明するための説明図であり、図12は、本実施形態における表示画面902の一例を説明するための説明図である。
まず、本実施形態においては、図9に示すように、測定部104には、測定部104に載置された荷物200の側面と向かい合う位置に、送付票800が荷物200に適切に貼付されたことを検知する検知部112が設けられている。
そして、本実施形態においては、宅配受付装置100は、荷物200を測定部104に載置したままの状態で、荷物200に送付票800を貼付するように依頼主を誘導する。さらに、宅配受付装置100は、送付票800を荷物200に貼付したことが確認(検知)された後に、荷物200を測定部104から取り除くように依頼主を誘導する。この際、宅配受付装置100は、荷物200に適切に送付票800が貼付されたかどうかの監視(検知)を検知部112によって行いつつ、測定部104を用いて荷物200の重量に変化が生じていないかどうかの監視を行う。宅配受付装置100は、上述の監視による監視結果の情報(監視情報)(検知結果)をPOS端末500へ送信する。そして、レジカウンタ300の店員400は、POS端末500を介して監視結果を参照することにより、適切に送付票800が貼付されたかどうかを確認し、荷物200の宅配を受け付ける。従って、本実施形態によれば、上述のような監視を行うことにより、宅配受付装置100で測定した後にさらに荷物を詰め込んだりするような不正行為を防ぐことができる。
詳細には、本実施形態に係る宅配受付処理は、図10に示すように、ステップS301からステップS317までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る宅配受付処理の各ステップを説明する。
(ステップS301)
宅配受付装置100は、依頼主によって測定部104に載置された荷物200の外形寸法及び重量を自動的に測定する。
(ステップS303)
宅配受付装置100は、依頼主から入力された送付先の氏名及び住所等の送付先に関する情報、及び、依頼主の氏名及び住所等の依頼主に関する情報を取得する。
(ステップS305)
宅配受付装置100は、上述のステップS301で測定した測定結果と、上述のステップS303で取得した送付先住所とに基づいて、宅配料金を設定する。宅配受付装置100は、設定した宅配料金に依頼主同意したことが確認できた場合には、当該荷物200を識別するための識別情報を生成し、送付票800を発行する。
(ステップS307)
宅配受付装置100は、荷物200を測定部104に載置したままの状態で、荷物200に送付票800を貼付するように依頼主を誘導する。例えば、宅配受付装置100は、図11に示すような表示画面900を操作表示部102に表示する。当該表示画面900には、依頼主に対して、荷物200を測定部104(測定台)に載置したままの状態で、当該荷物200に発行された送付票800を貼付するように誘導するための文言等が含まれている。なお、当該表示画面900には、送付票800を、荷物200の、検知部(コードリーダ)112と対向する面に貼付するように誘導するような文言等が含まれていることが好ましい。そして、依頼主は、表示画面900の誘導に従って、発行された送付票800を荷物200に貼付する。
さらに、宅配受付装置100は、検知部112によって送付票800に印刷された一次元コード又は二次元コードを検知することにより、荷物200に適切に送付票800が貼付されたかどうかの監視を行う。併せて、宅配受付装置100は、送付票800が貼付されるまでの間に、測定部104を用いて荷物200の重量に変化がないかどうかを監視する。
(ステップS309)
宅配受付装置100は、荷物200に送付票800が貼付されたかどうか、及び、貼付されるまでの間に荷物200の重量に変化がなかったかどうかの監視の結果である監視情報を、荷物200の識別情報とともに、POS端末500へ送信する。例えば、宅配受付装置100は、荷物200の重量に変化が生じることなく、荷物200に送付票800が貼付された場合には、適切に送付票800が貼付された旨を示す監視情報をPOS端末500へ送信する。
さらに、宅配受付装置100は、荷物200に送付票800が貼付されたことが確認された後には、例えば、図12に示すような表示画面902を操作表示部102に表示する。当該表示画面902には、依頼主に対して、荷物200に送付票800が貼付されたことが確認されたため、荷物200を、測定部104(測定台)から取り除き、レジカウンタ300へ持ち込むように誘導するための文言等が含まれている。従って、依頼主は、表示画面902の誘導に従って、送付票800が貼付された荷物200をレジカウンタ300へ持ち込むこととなる。
(ステップS311)
POS端末500は、宅配受付装置100から、荷物200を識別するための識別情報とともに、上述の監視情報を受信し、受信した監視情報を当該識別情報と紐づけて格納する。
(ステップS313)
レジカウンタ300の店員400は、依頼主によって持ち込まれた荷物200に貼付された送付票800に印刷された一次元コード又は二次元コードに対してハンディスキャナ508をかざすことにより、POS端末500に、荷物200の識別情報等を読み取らせる。
(ステップS315)
POS端末500は、読み取った識別情報に紐づけられた監視情報を表示部504に表示する。
(ステップS317)
店員400は、表示部504に表示された監視情報を参照することにより、持ち込まれた荷物200は、宅配受付装置100によって測定され、その重量が変化することなく送付票800が適切に貼付された、正当な荷物であるかどうかを確認する。店員400によって、正当な荷物であると確認された荷物200は、宅配料金の精算等が行われることにより宅配受付が完了する。
以上のように、本実施形態によれば、宅配受付装置100によって測定された荷物200に、重量が変化することなく、適切に送付票800が貼付されたかどうかを監視することにより、例えば、宅配受付装置100で測定した後にさらに荷物を詰め込んだりするような不正行為を防ぐことができる。
なお、上述した検知部112は、送付票800に印刷された一次元コード又は二次元コードを検知するコードリーダであるとして説明したが、本実施形態においては、検知部112は、測定部104の周囲に設けられ、測定部104に載置された荷物200を撮像することができる撮像装置(図示省略)であってもよい。この場合、送付票800には、当該撮像装置によって認識しやすい形状や色彩を持つ所定のマーク等が印刷されていてもよく、当該マークを上記撮像装置によって検知することにより、荷物200に適切に送付票800が貼付されたかどうかを監視することができる。
<第5の実施形態>
次に、コンビニエンスストアの店舗内に設置された監視カメラ(撮像装置)700を利用して、不正行為を防止する本発明の第5の実施形態を、図13を参照して説明する。図13は、本発明の第5の実施形態を説明するための説明図である。
詳細には、本実施形態においては、宅配受付システム10は、通信網600を介してPOS端末500に接続された監視カメラ700を含む。当該監視カメラ700は、コンビニエンスストアの店舗内に滞在する依頼主や来店客の行動を撮像することができ、撮像した撮像画像を解析して、依頼主等の不審な行動(所定の行動)を検知する。例えば、不審な行動とは、図13に示すように、宅配受付装置100で測定した荷物200とは異なる荷物200aにすり替えてレジカウンタ300に持ち込んだり、宅配受付装置100で測定した後に、さらに荷物を詰め込んだりするような行動が挙げられる。そして、このような不審な行動が検知された場合には、本実施形態に係る宅配受付システム10は、POS端末500の表示部504を介して店員400にアラームを通知する。例えば、当該アラームは、不審な行動が検知された画像の情報が含まれていてもよく、他の情報が含まれていてもよい。さらに、例えば、当該アラームに基づいて、店員400が不審な行動に係る人物に直接確認等を行うことができることから、本実施形態によれば、宅配受付装置100で測定した荷物200とは異なる荷物200aにすり替えてレジカウンタ300に持ち込むといった不正行為を防止することができる。
なお、上述の説明においては、不審な行動が検知された場合には、POS端末500の表示部504を介して店員400にアラームを通知するとして説明したが、本実施形態においてはこれに限定されるものではなく、例えば、POS端末500にスピーカ(図示省略)を設け、当該スピーカによって音声を出力することにより、店員にアラームを通知してもよい。
<第6の実施形態>
ところで、荷物200のサイズ、形状によっては、上述したような測定部104ではその外形寸法が測定できない場合がある。例えば、荷物200が、スキー板やゴルフクラブ等のような、測定部104に収まらないような長さであったりする場合である。そこで、本実施形態においては、上述のような場合には、依頼主に店舗内に備え付けたメジャー等によって荷物200の外形寸法を測定してもらい、宅配受付装置100は、当該依頼主からの測定値の入力を受け付けるようにする。このようにすることで、上述の宅配受付装置100は、様々は形状の荷物200の宅配受付を行うことができるようになる。以下に、このような本発明の第6の実施形態を、図14を参照して説明する。図14は、本発明の第6の実施形態に係る宅配受付装置100の使用手順を説明するためのフローチャートである。
詳細には、本実施形態に係る宅配受付処理は、図14に示すように、ステップS401からステップS421までの複数のステップが含まれている。以下に、本実施形態に係る宅配受付処理の各ステップを説明する。なお、本実施形態のステップS401及びステップS403は、図4のステップS101及びステップS103と同じであり、さらに、本実施形態のステップS409からステップS421は、図4のステップS105からステップS117と同じであることから、ここではこれらのステップの説明を省略し、ステップS405及びステップS407のみを説明する。
(ステップS405)
宅配受付装置100は、測定部104に載置された荷物200が、測定部104で測定できない荷物かどうかの判定を行う。詳細には、宅配受付装置100は、ステップS403で行われた、測定部104による荷物200の外形寸法の測定の結果を参照して、当該荷物200が、測定部104で測定可能な範囲を超えた(測定可能範囲外)の外形寸法を持つかどうかの判定を行う。より具体的には、例えば、上記測定結果が測定部104の測定可能な範囲の最大値又は最小値と同じであった場合には、宅配受付装置100は、荷物200が測定可能範囲外の外形寸法を持つと判断する。そして、宅配受付装置100は、荷物200が測定可能範囲外の外形寸法を持つことから、測定可能な荷物でないと判定された場合には、ステップS407へ進む。一方、宅配受付装置100は、荷物200が測定可能範囲内の外形寸法を持つことから、測定可能な荷物であると判定された場合には、ステップS409へ進む。
(ステップS407)
宅配受付装置100は、依頼主に対して、荷物200の寸法を店舗内に備え付けのメジャー等によって測定し、その測定値を入力するように誘導するための表示画面(図示省略)を操作表示部102に表示して、依頼主による測定値の入力を待つ。
宅配受付装置100は、依頼主による測定値の入力が行われた場合には、ステップS409へ進む。
なお、本実施形態においては、発行される送付票800には、依頼主によって荷物200の外形寸法が測定された旨を示す表示が印刷されていることが好ましい。このようにすることで、レジカウンタ300の店員400に対して、持ち込まれた荷物200の外形寸法の再測定や、外形寸法の確認を促すことができ、不正行為を防止することができる。
以上のように、本実施形態によれば、上述したような測定部104では荷物200の外形寸法が測定できない場合であっても、宅配受付装置100によって受付を行うようにすることができる。
なお、上述の説明では、宅配受付装置100は、測定可能な荷物でないと判定された場合には、依頼主による荷物200の測定結果の入力を受け付けるものとして説明したが、本実施形態においてはこれに限定されるものではなく、店員に測定及び入力を依頼するように依頼主を誘導する表示画面(図示省略)を表示してもよい。このようにすることで、店員が測定を行うこととなるため、依頼主による不正行為を防止することができる。
<まとめ>
以上のように、本発明の各実施形態においては、店員400等により、持ち込まれた荷物200が宅配受付装置100で測定した正当な荷物であることを確認することができることから、宅配受付装置100で測定した荷物200とは異なる荷物200aにすり替えてレジカウンタ300に持ち込む等といった不正行為を防止することができる。
なお、上述の本発明の各実施形態に記載された構成の全部又は一部は、組み合わせて実施することができる。さらに、上述の実施形態は、依頼主が、自宅等で宅配業者のwebサイト上で事前に登録した後に、コンビニエンスストア等に荷物200を持参するような宅配受付や、宅配受付機能を有する宅配ボックス等にも適用することが可能である。
<補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上述した本発明の各実施形態の宅配受付処理における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。さらに、各ステップの処理についても、必ずしも記載された方法に沿って処理されなくてもよく、例えば、他の機能部によって他の方法で処理されていてもよい。
さらに、上記の実施形態に係る宅配受付処理の少なくとも一部は、コンピュータを機能させる情報処理プログラムとして、ソフトウェアで構成することが可能であり、ソフトウェアで構成する場合には、これらの方法の少なくとも一部を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に収納し、宅配受付装置100等、もしくは、宅配受付装置100等と接続された他の装置に読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。さらに、これらの方法の少なくとも一部を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
10 宅配受付システム
100 宅配受付装置
102 操作表示部
104 測定部
104a 寸法測定部
104b、512 重量測定部
106、506 プリンタ部
108、518 通信部
110 撮像部
112 検知部
114、516 制御部
114a 生成部
114b 判定部
200、200a 荷物
300 レジカウンタ
400 店員
500 POS端末
502 現金処理部
504 表示部
508 ハンディスキャナ
510 操作部
514 記憶部
516a 比較部
600 通信網
700 監視カメラ
800、800a 送付票
802、804 イメージ画像
900、902 表示画面

Claims (13)

  1. 荷物の外形寸法を測定する寸法測定部と、
    前記荷物のイメージが印刷された、前記荷物の送付票を発行する発行部と、
    を備える、
    宅配受付装置。
  2. 前記発行部は、前記寸法測定部の測定結果に基づいて生成された前記荷物の外形に類似する前記イメージを前記送付票に印刷する、請求項1に記載の宅配受付装置。
  3. 前記荷物を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記発行部は、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを前記送付票に印刷する、請求項1に記載の宅配受付装置。
  4. 店員が使用する店員用端末へ、前記荷物の識別情報と、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを送信する通信部をさらに備え、
    前記発行部は、前記荷物の識別情報を含む情報を前記送付票に印刷する、
    請求項3に記載の宅配受付装置。
  5. 前記発行部は、前記寸法測定部による測定結果を前記イメージとともに前記送付票に印刷する、請求項2又は3に記載の宅配受付装置。
  6. 前記荷物の重量を測定する第1の重量測定部をさらに備え、
    前記発行部は、前記荷物の重量の測定結果を前記送付票に印刷する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の宅配受付装置。
  7. 店員が使用する、前記荷物の重量を測定する第2の重量測定部を有する店員用端末へ、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを送信する通信部をさらに備え、
    前記発行部は、前記荷物の識別情報を含む情報を前記送付票に印刷する、
    請求項6に記載の宅配受付装置。
  8. 前記送付票が前記荷物に貼り付けられたことを検知する検知部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の宅配受付装置。
  9. 前記荷物の宅配の依頼主から入力操作を受け付ける操作部と、
    前記荷物が前記寸法測定部の測定可能範囲外の外形寸法を持っているかを判定する判定部と、
    をさらに備え、
    前記荷物が前記寸法測定部の測定可能範囲外の外形寸法を持っていると判定された場合には、前記操作部は、前記依頼主からの外形寸法の入力を受け付ける、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の宅配受付装置。
  10. 宅配受付装置と、店員が使用する店員用端末とを含む宅配受付システムであって、
    前記宅配受付装置は、
    荷物の外形寸法を測定する寸法測定部と、
    前記荷物の重量を測定する第1の重量測定部と、
    前記荷物の識別情報を含む、前記荷物の送付票を発行する発行部と、
    前記店員用端末へ、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを送信する第1の通信部と、
    を有し、
    前記店員用端末は、
    前記荷物の重量を測定する第2の重量測定部と、
    前記宅配受付装置から、前記荷物の識別情報と前記荷物の重量の測定結果とを受信する第2の通信部と、
    前記送付票に印刷された前記識別情報を読み取る読取部と、
    前記第1の重量測定部による前記荷物の重量の測定結果と、前記第2の重量測定部による前記荷物の重量の測定結果とを比較する比較部と、
    を有する、
    宅配受付システム。
  11. 前記宅配受付装置は、前記荷物を撮像する撮像部をさらに有し、
    前記店員用端末は、前記店員に対して画像を表示する表示部をさらに有し、
    前記第1の通信部は、前記撮像部によって撮像された前記荷物のイメージを前記第2の通信部に送信し、
    前記表示部は、前記第2の通信部によって受信された前記荷物のイメージを表示する、
    請求項10に記載の宅配受付システム。
  12. 前記宅配受付装置は、前記送付票が前記荷物に貼り付けられたことを検知する検知部をさらに有し、
    前記第1の通信部は、前記店員用端末へ前記検知部の検知結果を送信する、
    請求項10又は11に記載の宅配受付システム。
  13. 前記荷物の依頼主の行動を撮像する撮像装置をさらに含み、
    前記店員用端末は、前記撮像装置によって得られた画像に基づき、前記依頼主が所定の行動を行ったことを検知した場合には、前記店員にアラームを通知する、
    請求項10〜12のいずれか1項に記載の宅配受付システム。
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