JP2007102262A - 運送料金算出装置 - Google Patents

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剛 丸山
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
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英雄 比田井
Kunihisa Yamaguchi
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Abstract

【課題】直方体でない荷物の運送料金を算出することができる運送料金算出装置を提供する。
【解決手段】非直方体を含む荷物5のサイズを測定する三次元測定装置2およびデータ処理部12と、荷物5の重量を測定する重量測定装置3と、三次元測定装置2およびデータ処理部12によって測定された荷物5のサイズと、重量測定装置3によって測定された荷物5の重量とに基づいて荷物5の運送料金を算出するデータ処理部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物のサイズと重量に基づいて運送料金を算出する運送料金算出装置に関する。
従来から郵便や宅配便等を用いた荷物の輸送が一般的に行われている。郵便や宅配便等で荷物の輸送を依頼する場合、郵便局や宅配便取扱所に備え付けの輸送袋や輸送箱を用いることが可能で、その輸送袋や輸送箱等のサイズで規定される運送料金を適用することができる。しかし、定形外の荷物を輸送する場合には、荷物のサイズを測定し、そのサイズに応じた運送料金を適用する必要がある。
通常、荷物のサイズは、メジャー等を用いて、縦横高さ等を人手により測り、基準表等を参照するなどして、例えば、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ等を決定し、その料金等を決めていた。しかし、このような作業は煩雑であり、また測定者によるばらつきや、測定の度のばらつき等が多く信頼性もあまり高くなかった。
そこで、読み取った荷物の画像に画像処理を施して、荷物の大きさおよび重さを測定し運送料金を算出する情報読取装置が案出されている。この情報読取装置には、荷物、および荷物に貼付される表示媒体の画像を取り込むカメラが設けられており、表示媒体に印刷されているバーコードの一辺の長さを基準として表示媒体の大きさを測定し、さらに表示媒体の大きさから荷物の大きさを測定するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−303222号公報
ところで、コンビニエンスストア等に持ち込まれる個人の荷物は直方体型に限らず、例えば、袋に入れただけの荷物が持ち込まれたり、袋にすら入れないで持ち込まれたりする場合がある。
上述した情報読取装置においては、表示媒体に印刷されているバーコードの一辺の長さを基準として荷物の大きさを測定するため、直方体でない荷物の大きさを測定することができず、直方体でない荷物の運送料金を算出することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、直方体でない荷物の運送料金を算出することができる運送料金算出装置を提供することを目的とする。
本発明の運送料金算出装置は、非直方体を含む荷物のサイズを測定するサイズ測定手段と、前記荷物の重量を測定する重量測定手段と、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された前記荷物の重量とに基づいて前記荷物の運送料金を算出する算出手段とを備えた構成を有している。
この構成により、非直方体を含む荷物のサイズを測定するため、直方体でない荷物の運送料金を算出することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記サイズ測定手段が、前記荷物の三次元形状を含む最小の直方体の大きさを測定する構成を有している。
この構成により、直方体でない荷物のサイズを正確に測定することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記サイズ測定手段が、前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを取得する三次元形状データ取得手段を複数有している。
この構成により、複数の位置から同時に三次元形状データを取得できるため、荷物のサイズを測定する時間を短縮することができる。また、直方体でない荷物のサイズを正確に測定することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記三次元形状データ取得手段が、前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを複数回取得する構成を有している。
この構成により、直方体でない荷物のサイズを正確に測定することができる。また、オクルージョンが生じる領域を低減することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記サイズ測定手段が、前記荷物と特徴点とを撮像する撮像手段を有し、前記三次元形状データ取得手段は、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを取得する構成を有している。
この構成により、撮像手段から荷物までの絶対距離を測定することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記撮像手段が、前記荷物に貼付された伝票を撮像し、前記サイズ測定手段が、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の送付先を決定する送付先決定手段を有し、前記算出手段が、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された前記荷物の重量と、前記送付先決定手段によって決定された前記荷物の送付先とに基づいて前記荷物の運送料金を算出する構成を有している。
この構成により、荷物に貼付された伝票が撮像されて得られた画像に基づいて荷物の送付先が決定されるため、荷物の運送料金を算出する際に荷物の送付先を入力する時間を削減することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記重量測定手段によって測定されて得られた前記荷物の重量を表示する表示手段を備え、前記撮像手段が、前記表示手段によって表示された前記荷物の重さを撮像し、前記サイズ測定手段が、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の重量を決定する重量決定手段を有し、前記算出手段が、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物の大きさと、前記重量決定手段によって決定された前記荷物の重量とに基づいて前記荷物の運送料金を算出する構成を有している。
この構成により、表示された荷物の重量が撮像されて得られた画像に基づいて荷物の重量が決定されるため、荷物の重量を重量測定手段から算出手段に転送することが不要となる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記重量測定手段は、前記荷物を載置するための載置面を有している。
この構成により、荷物の重力状態を安定にすることができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記重量測定手段が、前記荷物を載置するための載置面を有し、前記特徴点が、前記載置面上に付加されている構成を有している。
この構成により、撮像手段の位置を変更する度に位置合わせを行う必要がなくなるため、作業者の手間を省くことができる。
また、本発明の運送料金算出装置は前記載置面は、回転可能に構成されている。
この構成により、荷物の重量の測定を回転可能な載置面で行うことができるため、省スペース化に寄与することができる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記荷物の運送料金の算出指示を入力する入力手段を有し、前記載置面が、前記入力手段による算出指示に応じて回転する構成を有している。
この構成により、載置面を手動で回転させることが不要となり、作業者の手間を省くことができる。また、画像処理で回転量を算出するのに比べて処理時間が短くなる。
また、本発明の運送料金算出装置は、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された重量とを統合して記憶する記憶手段を有している。
この構成により、荷物に関する情報を一括管理することができる。
以上のように本発明は、直方体でない荷物の運送料金を算出することができるという効果を有する運送料金算出装置を提供するものである。
以下、本発明の実施形態における運送料金算出装置について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における運送料金算出装置を示す全体構成図である。また、図2は、本発明の第1の実施の形態における重量測定装置を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、運送料金算出装置1は、三次元測定装置2、重量測定装置3、処理装置4を有して構成されている。
三次元測定装置2は、非直方体の荷物5の三次元形状を表す三次元形状データを取得する。なお、三次元測定装置2は、レーザスキャン方式の三次元形状計測器によって構成されている。また、三次元測定装置2は、ステレオ式や光切断方式等の三次元形状計測器で構成されていてもよい。
重量測定装置3は、荷物載置部23に載置された荷物5の重量を測定し、その重量を重量表示部22に表示する。また、荷物載置部23の下方には回転駆動部21が設けられており、この回転駆動部21は、荷物載置部23および重量表示部22を回転させる。ここで、回転駆動部21は、手動で回転する機構もあるが、本実施形態では、後述する処理装置4の制御部11によって回転するものとする。
なお、荷物5の重量を測定する重量測定機構は一般に用いられているものを使用し、本実施形態では、回転駆動部21の中に重量測定機構が存在するものとする。また、三次元測定装置2と重量測定装置3との相対位置は固定してあるものとする。
また、特徴点24は、平坦な荷物載置部23に対して、凹凸等の特徴的な形状を持つもので、互いの位置関係等を用いて三次元データを解析することによりそれぞれの特徴点を一意に特定できる。
処理装置4は、制御部11、データ処理部12、スタートボタン13、計測モード切替スイッチ14、表示部15を有して構成されている。
制御部11は、三次元測定装置2および重量測定装置3を制御する。
また、データ処理部12は、三次元測定装置2によって取得された荷物5の三次元形状データに基づいて荷物5のサイズを測定し、このサイズと、重量測定装置3によって測定された荷物5の重量とに基づいて荷物5の運送料金を算出する。
また、スタートボタン13が押下されると、制御部11が三次元測定装置2および重量測定装置3を制御することにより、荷物5の三次元形状データおよび重量が測定される。
また、計測モード切替スイッチ14を押下されていない状態でスタートボタン13が押下された場合、定型荷物サイズ測定モードとなり、計測モード切替スイッチ14を押下されている状態でスタートボタン13が押下された場合には、非定型荷物サイズ測定モードとなる。ここで、定型荷物サイズ測定モードとは、例えば、運送業者によって予め決められているサイズの荷物を測定する場合に使用されるモードである。また、非定型荷物サイズ測定モードとは、例えば、運送業者によって予め決められていない形状やサイズの荷物を測定する場合に使用されるモードである。
また、表示部15は、データ処理部12によって算出された荷物5の運送料金を表示する。
以上のように構成された運送料金算出装置1について、図面を用いてその動作を説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態における運送料金算出装置1の動作説明のためのフロー図である。
まず、荷物載置部23に荷物5が載置され、計測モード切替スイッチ14が押下された後にスタートボタン13が押下されると、非定型荷物サイズ計測モードで荷物5の運送料金の算出がスタートする。
次に、三次元測定装置2は、第一回目の三次元測定を行い、荷物5の第一次三次元形状データを取得し(ステップS1)、荷物5の第一次三次元形状データと、回転駆動部21の初期位置に対する回転角度(0度)とを制御部11を介してデータ処理部12に転送する。そして、回転駆動部21が120度回転する(ステップS2)。
次に、三次元測定装置2は、第二回目の三次元測定を行い、荷物5の第二次三次元形状データを取得し(ステップS3)、荷物5の第二次三次元形状データと、回転駆動部21の回転角度(120度)とを制御部11を介してデータ処理部12に転送する。そして、回転駆動部21が120度回転する(ステップS4)。
さらに、三次元測定装置2は、第三回目の三次元測定を行い、荷物5の第三次三次元形状データを取得し(ステップS5)、荷物5の第三次三次元形状データと、回転駆動部21の回転角度(240度)とを制御部11を介してデータ処理部12に転送する。
そして、データ処理部12は、三次元測定装置2が転送した荷物5の三次元形状データと回転駆動部21の回転角度とに基づいて荷物5の外周の三次元座標が連続的に取得できたか否かを判別する(ステップS6)。
ここで、データ処理部12が、荷物5の外周の三次元座標が連続的に取得できたか否かを判別する動作について図4を用いて詳細に説明する。図4は、荷物載置部23をXY平面とし、荷物載置部23に対して垂直方向をZ軸としたときに、後述する合成三次元形状測定データをXY平面に投影した図である。なお、図4における相対三次元測定位置とは、三次元測定時の重量測定装置3の回転中心Oに対する三次元測定装置2の相対位置を表している。
まず、データ処理部12は、三次元測定装置2が転送したK種類の回転駆動部21の回転角度を利用して、三次元測定装置2が転送したK種類の荷物5の三次元形状データを合成することにより合成三次元形状測定データを作成し、図示しない記憶部に記憶させる。なお、初期状態ではK=3である。
次に、データ処理部12は、XY平面上に投影された合成三次元形状測定データを表す三次元頂点群に基づいて、隣接する頂点間の距離(XY平面上の距離)を計算し、全ての隣接する頂点間の距離が閾値以下である場合にステップS9に移る。また、データ処理部12は、隣接する頂点間の距離が閾値以下でない頂点の組がある場合には、Kに1を加えた上でその頂点の組に対して以下の処理を行う。
データ処理部12は、例えば、図4における頂点Aと頂点Bとの頂点間の距離が閾値以下でないとしたとき、回転中心Oを始点とし、頂点Aと頂点Bの中点を結ぶ半直線の角度αを求める。そして、回転駆動部21は、初期状態に対して360−α度回転する(ステップS7)。そして、三次元測定装置2は、第K回目の三次元測定を行い、荷物5の第K次三次元形状データを取得し(ステップS8)、荷物5の第K次三次元形状データと、回転駆動部21の回転角度(360−α度)とを制御部11を介してデータ処理部12に転送し、ステップS6に戻る。
次に、データ処理部12は、合成三次元形状測定データに基づいて荷物5のサイズを測定する(ステップS9)。
ここで、データ処理部12が、荷物5のサイズを測定する動作について詳細に説明する。
本実施形態では、荷物5のサイズを荷物載置部23の平面、すなわちXY平面上に1つの直方体の面を持つ最小外接直方体の3辺の長さの和とする。なお、最小外接直方体とは、三辺の長さの和が最短であり、かつ、荷物5に外接する外接直方体をいう。また、最小外接直方体が、XY平面上に1つの面を持つようにするのは、荷物5が荷物載置部23に置かれた状態が安定的な状態であるからである。例えば、荷物5が天地無用である場合、XY平面上に1つの面を持つ最小外接直方体が荷物5の品質を維持することができる最小の外接直方体となるからである。
以下、データ処理部12が、最小外接直方体を算出する方法について説明する。
まず、データ処理部12は、合成三次元形状測定データの中から高さZの最大値を求める。次に、XY平面に投影された合成三次元形状測定データに対する最小矩形を求める。
ここで、データ処理部12が、XY平面に投影された合成三次元形状測定データに対する最小矩形を求める方法について図面を参照して説明する。図5は、合成三次元形状測定データをXY平面に投影した図であり、図6は、XY平面に投影された合成三次元形状測定データに対して外接凸多角形を生成した図である。また、図7は、頂点に対する外接直線の存在範囲を示す図である。
まず、データ処理部12は、図5に示すようなXY平面に投影された合成三次元形状測定データに対し、図6に示すような外接凸多角形を生成する。このときの外接凸多角形を生成する頂点数をNとする。
次に、データ処理部12は、N個の各頂点に対し、各頂点が矩形に外接するときの直線の傾きを求める。このとき、直線は方向を持つものと定義する。例えば、図7に示すように、データ処理部12が、頂点1に対し、頂点1が矩形に外接するときの直線の傾きを求める場合、頂点11および頂点1を通る直線Lと、頂点1および頂点2を通る直線との間にある斜線で囲まれた範囲が外接直線の存在範囲となる。ここで、頂点はすべて凸多角形の頂点であることを利用すると、全ての頂点に対する外接直線の存在範囲は重複せず、また、何れかの頂点に対する外接直線と直線Lとのなす角度において0から360度の全ての値が何れかの頂点に対する外接直線の範囲となる。
次に、データ処理部12は、各頂点(k=1,2,…N)に対して以下の処理を行う。本実施形態ではk=1の場合に関してのみ図8を用いて説明する。図8は、各頂点に対する外接直線の存在範囲を示すグラフである。
まず、データ処理部12は、頂点1に対する外接直線の存在範囲に90度を加え、その範囲に存在する外接直線の頂点を探索する。図8では、頂点1に対する外接直線の存在範囲が破線a、bで囲まれた範囲で、破線c、dで囲まれた範囲が頂点1に対する外接直線の存在範囲に90度を加えた範囲である。よって、破線c、dで囲まれた範囲に属する外接直線の頂点は頂点4と頂点5であるので、頂点4と頂点5を頂点1に対する右辺頂点とする。
次に、データ処理部12は、頂点1に対する外接直線の存在範囲に180度を加え、その範囲に存在する外接直線の頂点を探索する。図8では、破線e、fで囲まれた範囲に属する外接直線の頂点7を頂点1に対する対辺頂点とする。
次に、データ処理部12は、頂点1に対する外接直線の存在範囲に270度を加え、その範囲に存在する外接直線の頂点を探索する。図8では、破線g、hで囲まれた範囲に属する外接直線の頂点9と頂点10を頂点1に対する左辺頂点とする。
ここで、頂点1を通り凸多角形にも外接する矩形は、頂点1、右辺頂点、対辺頂点、左辺頂点の4頂点を通る。そこで、データ処理部12は、各頂点を通る矩形を求め、その中から最小矩形を抽出する。
すなわち、データ処理部12は、頂点1、頂点4、頂点7、頂点9を通る矩形、頂点1、頂点5、頂点7、頂点9を通る矩形、頂点1、頂点4、頂点7、頂点10を通る矩形、頂点1、頂点5、頂点7、頂点10を通る矩形の4つの矩形それぞれについて最小矩形を求め、4つの最小矩形の中から、最も3辺の和が小さい矩形を抽出する。
以下、データ処理部12が、頂点1、頂点4、頂点7、頂点9を通る矩形のうち最小矩形を求める方法について説明する。
頂点1、頂点4、頂点7、頂点9のXY平面に投影したデータをそれぞれ(x1,y1)、(x4,y4)、(x7,y7)、(x9,y9)とすると、4頂点を通る矩形は以下の直線1〜4で囲まれる領域で表される。
Y=tanΘ*(x−x1)+y1 直線1
Y=tan(Θ+90)*(x−x4)+y4 直線2
Y=tanΘ*(x−x7)+y7 直線3
Y=tan(Θ+90)*(x−x9)+y9 直線4
ここで、Θの存在範囲は、頂点1の外接直線の存在範囲と、頂点4の外接直線の存在範囲から90度ずらした存在範囲と、頂点7の外接直線の存在範囲から180度ずらした存在範囲と、頂点9の外接直線の存在範囲から270度ずらした存在範囲との積集合である。
このときの矩形の一辺の長さEDGE1は、直線1と直線2の交点と、直線1と直線4との交点との距離で算出することができ、以下の式で表される。
(数1)
EDGE1=|cosΘ*(x4−x9)+sinΘ*(y4−y9)| (1)
また、矩形のもう一辺の長さEDGE2は、直線1と直線2の交点と、直線2と直線3の交点との距離で算出することができ、以下の式で表される。
(数2)
EDGE2=|cosΘ*(y1−y7)−sinΘ*(x1−x7)| (2)
次に、データ処理部12は、EDGE1+EDGE2を最小化するΘを求め、そのときのEDGE1+EDGE2の値を最小値として求める。ここで、データ処理部12は、図示しない記憶部にEDGE1+EDGE2を最小化するΘを記憶させるようになっていてもよい。
そして、データ処理部12は、頂点1、頂点5、頂点7、頂点9を通る矩形、頂点1、頂点4、頂点7、頂点10を通る矩形、頂点1、頂点5、頂点7、頂点10を通る矩形のそれぞれに関しても同様にして最小値を求める。
そして、データ処理部12は、頂点1、頂点4、頂点7、頂点9を通る矩形、頂点1、頂点5、頂点7、頂点9を通る矩形、頂点1、頂点4、頂点7、頂点10を通る矩形、頂点1、頂点5、頂点7、頂点10を通る矩形の最小値を比較することにより、頂点1に外接する場合の外接最小矩形の最小値を求める。
データ処理部12は、同様に頂点k(k=2,3,…N)に外接する場合の外接最小矩形を求め、頂点k(k=1,2,3,…N)に外接する外接最小矩形の中から、凸多角形の外接最小矩形を算出する。
データ処理部12は、外接最小矩形の最小値にZの最大値を加算することにより、最小外接直方体の3辺の長さの和、すなわち荷物5のサイズを得る。
なお、本実施形態では、荷物5のサイズを、従来の宅配便荷物サイズの設定方法に準じて、最小外接直方体の3辺の長さの和で定義したが、これに限らず、荷物5の体積で定義するようになっていてもよい。この場合には、EDGE1*EDGE2を最小化するΘを求め、そのときのEDGE1*EDGE2の値が最小値となる。ここで、データ処理部12は、図示しない記憶部にEDGE1*EDGE2を最小化するΘを記憶させるようになっていてもよい。そして、データ処理部12は、EDGE1*EDGE2の値とZの最大値を積算することにより、荷物5の体積、すなわち荷物5のサイズを得る。
また、XY平面に加えて、YZ平面、ZX平面に投影された合成三次元形状データに対する最小矩形を求めることにより、最小外接直方体を算出するようになっていてもよい。これにより、より正確に最小外接直方体を算出することができる。
次に、重量測定装置3は、荷物載置部23に載置された荷物5の重量を測定し(ステップS10)、その重量を制御部11を介してデータ処理部12に転送する。
次に、データ処理部12は、荷物5のサイズと重量に基づいて荷物5の運送料金を算出する(ステップ11)。
ここで、データ処理部12が、荷物5のサイズと重量に基づいて荷物5の運送料金を算出する方法について図9を参照して説明する。図9は、荷物5のサイズと重量から荷物タイプを決定するための荷物タイプ決定テーブルを示す図である。
まず、データ処理部12は、荷物5のサイズと重量に基づいて、図9に示すような荷物タイプ決定テーブルを用いて、荷物5の荷物タイプをAからGの何れかに決定する。
次に、図示しない入力部は、荷物5の送付先を入力する。入力部は、例えば、表示部15がタッチパネル式となっており、表示部15に表示された地図をタッチすることによって荷物5の送付先を入力するようになっている。ここで、入力部は、いつでも荷物5の送付先を入力することができるようになっている。
データ処理部12は、荷物5の荷物タイプ、送付先、予め設定してある送付元に基づいて荷物5の運送料金を算出し、表示部15は、データ処理部12によって算出された運送料金を表示する。
なお、ステップS1、S3、S5、S8において、三次元測定装置2は、荷物5を撮像し、データ処理部12は、三次元測定装置2によって撮像されて得られた荷物5の画像に基づいて三次元形状データを取得するようになっていてもよい。
以上のように本発明の第1の実施の形態の運送料金算出装置1によれば、三次元測定装置2およびデータ処理部12が非直方体の荷物5のサイズを測定するため、直方体でない荷物5の運送料金を算出することができる。
なお、本実施形態では、図4に示すように、回転駆動部21は制御部11により回転量を制御できるため、特徴点24は使用されていない。しかし、回転駆動部21を手動で制御する場合、特徴点24が重要な役割を持つ。図3のステップS2において、回転駆動部21の回転を手動で行った場合、何度回転したかを厳密に測定するときに特徴点24を用いる。すなわち、一回目の三次元測定から抽出された特徴点24の位置と、二回目の三次元測定から抽出された特徴点24の位置により特徴点24の移動量を算出することで回転駆動部21の回転量を算出する。本実施形態では、1つの三次元装置2を用いて荷物を回転駆動部21により回転させることにより3方向からの三次元形状を測定したが、複数の三次元装置を用いて荷物を複数方向から撮影することも可能である。
(第2の実施の形態)
図10は、本発明の第2の実施の形態における重量測定装置の平面図である。また、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して、その説明を省略する。なお、本実施の形態では、三次元測定装置2として画像ベースで測定を行う測定装置を用いて、定型荷物サイズを測定する場合について説明する。
図10に示すように、荷物載置部23には、荷物5の載置場所を指示するための載置位置指示部25が設けられている。特徴点24は、荷物載置部23の同一平面上に存在することと、色、形や特徴点同士の位置関係を用いることにより、画像データから一意に特徴点の三次元座標を算出できる点である。また、特徴点24は、第1の実施の形態と同様、複数方向から荷物を撮影したときの、三次元測定装置2の移動量を測定する際に使用される。
以上のように構成された運送料金算出装置1について、その動作概略を説明する。
まず、載置位置指示部25の直角部分に直方体の荷物5の直角部をあてがうように荷物が配置された後に、三次元測定装置2は、荷物5、重量表示部22、荷物5に貼付された伝票、および特徴点24の画像を撮像する。ここで、荷物5の直角部を載置位置指示部25の直角部分にあてがうように配置させるのは、直方体の角が撮像できないように配置されてしまうことを避けることが目的である。
データ処理部12は、三次元測定装置2によって撮像されて得られた特徴点24の画像から特徴点24の三次元位置を抽出する。
次に、データ処理部12は、抽出した特徴点24の三次元位置と、三次元測定装置2によって撮像されて得られた荷物5の画像に基づいて、荷物5の3辺の長さ、すなわち荷物5のサイズを測定する。
そして、データ処理部12は、三次元測定装置2によって撮像されて得られた重量表示部22の画像に基づいて荷物5の重量を決定し、荷物5のサイズと重量に基づいて荷物5の荷物タイプを決定する。
そして、データ処理部12は、三次元測定装置2によって撮像されて得られた伝票の画像に基づいて荷物5の送付先を決定する。
そして、データ処理部12は、荷物5の荷物タイプ、送付先、予め設定してある送付元に基づいて荷物5の運送料金を算出し、表示部15は、データ処理部12によって算出された運送料金を表示する。
以上のように本発明の第2の実施の形態の運送料金算出装置1によれば、表示された荷物5の重量が撮像されて得られた画像に基づいて荷物5の重量を決定するため、荷物5の重量を重量測定装置3からデータ処理部12に転送することが不要となる。また、荷物5に貼付された伝票が撮像されて得られた画像に基づいて荷物5の送付先を決定するため、荷物5の運送料金を算出する際に荷物5の送付先を入力する時間を削減することができる。
本発明の第1の実施の形態における運送料金算出装置を示す全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態における重量測定装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における運送料金算出装置の動作説明のためのフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における合成三次元形状測定データをXY平面に投影した図である。 本発明の第1の実施の形態における合成三次元形状測定データをXY平面に投影した図である。 本発明の第1の実施の形態におけるXY平面に投影された合成三次元形状測定データに対して外接凸多角形を生成した図である。 本発明の第1の実施の形態における頂点に対する外接直線の存在範囲を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における各頂点に対する外接直線の存在範囲を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態における荷物のサイズと重量から荷物タイプを決定するための荷物タイプ決定テーブルを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における重量測定装置を示す平面図である。
符号の説明
1 運送料金算出装置
2 三次元測定装置(サイズ測定手段、三次元形状データ取得手段、撮像手段)
3 重量測定装置(重量測定手段)
4 処理装置
5 荷物
11 制御部
12 データ処理部(サイズ測定手段、算出手段)
13 スタートボタン(入力手段)
14 計測モード切替スイッチ
15 表示部
21 回転駆動部
22 重量表示部(表示手段)
23 荷物載置部
24 特徴点
25 載置位置指示部

Claims (12)

  1. 非直方体を含む荷物のサイズを測定するサイズ測定手段と、
    前記荷物の重量を測定する重量測定手段と、
    前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された前記荷物の重量とに基づいて前記荷物の運送料金を算出する算出手段とを備えることを特徴とする運送料金算出装置。
  2. 前記サイズ測定手段は、前記荷物の三次元形状を含む最小の直方体の大きさを測定することを特徴とする請求項1に記載の運送料金算出装置。
  3. 前記サイズ測定手段は、前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを取得する三次元形状データ取得手段を複数有することを特徴とする請求項2に記載の運送料金算出装置。
  4. 前記三次元形状データ取得手段は、前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを複数回取得することを特徴とする請求項3に記載の運送料金算出装置。
  5. 前記サイズ測定手段は、前記荷物と特徴点とを撮像する撮像手段を有し、
    前記三次元形状データ取得手段は、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の三次元形状を表す三次元形状データを取得することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の運送料金算出装置。
  6. 前記撮像手段は、前記荷物に貼付された伝票を撮像し、
    前記サイズ測定手段は、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の送付先を決定する送付先決定手段を有し、
    前記算出手段は、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された前記荷物の重量と、前記送付先決定手段によって決定された前記荷物の送付先とに基づいて前記荷物の運送料金を算出することを特徴とする請求項5に記載の運送料金算出装置。
  7. 前記重量測定手段によって測定されて得られた前記荷物の重量を表示する表示手段を備え、
    前記撮像手段は、前記表示手段によって表示された前記荷物の重さを撮像し、
    前記サイズ測定手段は、前記撮像手段によって撮像されて得られた画像に基づいて前記荷物の重量を決定する重量決定手段を有し、
    前記算出手段は、前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物の大きさと、前記重量決定手段によって決定された前記荷物の重量とに基づいて前記荷物の運送料金を算出することを特徴とする請求項5に記載の運送料金算出装置。
  8. 前記重量測定手段は、前記荷物を載置するための載置面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の運送料金算出装置。
  9. 前記重量測定手段は、前記荷物を載置するための載置面を有し、
    前記特徴点が、前記載置面上に付加されていることを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れかに記載の運送料金算出装置。
  10. 前記載置面は、回転可能に構成されていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の運送料金算出装置。
  11. 前記荷物の運送料金の算出指示を入力する入力手段を有し、
    前記載置面は、前記入力手段による算出指示に応じて回転することを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れかに記載の運送料金算出装置。
  12. 前記サイズ測定手段によって測定された前記荷物のサイズと、前記重量測定手段によって測定された重量とを統合して記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れかに記載の運送料金算出装置。
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