JPWO2019181651A1 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置は、配送物(10)の3次元形状を示す形状情報(30)を取得する。情報処理装置は、形状情報(30)に基づいて、配送物(10)に外接する直方体(外接直方体(20))を特定する。そして、情報処理装置は、特定した外接直方体(20)の3辺合計値を算出し、この3辺合計値を表す情報を出力する。

Description

本発明は配送物の配送に関する。
配送物の配送料金の決定方法の1つに、配送物の大きさに基づいて決定するという方法がある。特許文献1から3は、配送物の大きさを計測する機能を有する装置を開示している。特許文献1は、未梱包の宅配物の大きさを計測して、その宅配物を梱包する梱包材を決定する技術を開示している。特許文献2は、高さの異なる複数種類の宅配物収納部を有する宅配ボックス装置において、計測用のボックスで赤外線を使って宅配物の高さを計測することで、宅配物に適した宅配物収納部を決定する技術を開示している。特許文献3は、カメラを使って宅配物の最大辺の長さを計測する技術を開示している。
特開2015−222572号公報 特開2014−166924号公報 特開2006−119792号公報
配送物を決めるための配送物の大きさを表す指標として、例えば、配送物を内包する直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値がある。例えば、この合計値がとりうる数値範囲を複数の区分に分け、区分ごとに配送料金を決めておく。配送物の配送料金は、その配送物の縦、横、及び高さの合計値を含む区分に対応する配送料金となる。
ここで、配送物の中には、直方体以外の形状をしている物もある。例えば、配送したい物が収容された袋などである。このような直方体以外の配送物についても直方体の配送物と同じ基準で配送料金を決定する場合、配送物を直方体に見立ててその縦、横、及び高さの長さを計測し、その合計値に基づいて配送料金が決定される。
配送物を人手で直方体に見立てると、作業者ごとのばらつきが生じてしまう。このことから、同じ配送物であっても配送料金が作業者によって異なるものになってしまうことがある。言い換えれば、作業員が配送物を直方体に見立ててその高さなどを計測するという方法では、配送料金を正確に算定することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、直方体以外の形状の配送物の配送料金を正確に算定できる技術を提供することである。
本発明の情報処理装置は、1)配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得部と、2)形状情報を用いて、配送物に外接する第1直方体を特定し、第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定部と、3)算出した合計値を出力する出力部と、を有する。
本発明の制御方法は、1)配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得ステップと、2)形状情報を用いて、配送物に外接する第1直方体を特定し、第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定ステップと、3)算出した合計値を出力する出力ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、直方体以外の形状の配送物の配送料金を正確に算定できる技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1の情報処理装置の動作の概要を表す図である。 実施形態1の情報処理装置の構成を例示する図である。 情報処理装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 外接直方体の3辺合計値を含む表示画面を例示する図である。 料金情報をテーブル形式で例示する図である。 利用例における情報処理装置の利用環境を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置の機能構成を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 配送物を変形することを促す示唆通知を例示する図である。 直方体が配送物の画像に重畳されて出力される様子を例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
<概要>
前提として、配送物の形状が直方体である場合、その縦、横、及び高さの長さの合計値(以下、3辺合計値)が、その配送物の料金の決定に利用されるとする。より具体的には、3辺合計値がとりうる数値範囲に区分を設け、各区分に対して予め配送料金を対応づけておく。配送物の配送料金は、その配送物の3辺合計値を含む区分に対応する配送料金となる。また、直方体以外の配送物については、その配送物を内部に含むことができる直方体を考え、その直方体の3辺合計値が含まれる区分に対応する配送料金を採用する。以下、上述した3辺合計値がとりうる数値範囲の区分を、サイズ区分と呼ぶ。
ただし、配送料金を決定する指標には、配送物の3辺合計値だけでなく、配送物の重さなどの他の指標が含まれていてもよい。例えば、配送物の重さがとりうる数値範囲に区分(以下、重量区分)を設け、各重量区分に対して配送料金を対応づけておく。配送物の配送料金は、その3辺合計値に基づいて決定される配送料金と、その重さに基づいて決定される配送料金のうち、いずれか高い方とする。
以下では、特に断らない限り、説明を簡単にするために、配送料金が配送物の3辺合計値によって決定されるケースについて説明する。その他の指標も用いて配送料金を決定する場合には、例えば、3辺合計値に基づく配送料金と、他の指標に基づいて決定される配送料金とを用いて、配送物の配送料金を決定する。
図1は、実施形態1の情報処理装置(図2に示す情報処理装置2000)の動作の概要を表す図である。図1は情報処理装置2000の動作についての理解を容易にするための概念的な図であり、情報処理装置2000の動作を具体的に限定するものではない。
情報処理装置2000は、配送物10の3次元形状を示す形状情報30を取得する。例えば外接直方体20は、配送物10の外面上の複数の点それぞれの位置を表す点群データである。情報処理装置2000は、形状情報30に基づいて、配送物10に外接する直方体(以下、外接直方体20)を特定する。そして、情報処理装置2000は、特定した外接直方体20の3辺合計値を算出し、この3辺合計値を表す情報を出力する。
図1において、外接直方体20の縦、横、及び高さの長さはそれぞれ 20cm、25cm、及び 40cm である。そのため、外接直方体20の3辺合計値は 85cm である。そこで情報処理装置2000は、「85cm」という3辺合計値を表す情報を出力する。
この例において、「80cm より大きく 100cm 以下」というサイズ区分があるとする。この場合、配送物10の配送料金は、このサイズ区分に対応づけられている配送料金となる。
<作用効果>
直方体以外の形状の配送物10を扱う場合、人が配送物10を直方体に見立ててその縦、横、及び高さの長さを計測し、その3辺合計値に応じて配送料金を決定する。この場合、配送物10を正確に直方体に見立てることができないことも多いと考えられ、配送料金を正確に決定できない恐れがある。
この点、本実施形態の情報処理装置2000によれば、配送物10の3次元形状を表す形状情報30を用いて、配送物10の外接直方体20が特定され、その特定に基づいて3辺合計値が出力される。こうすることで、配送物10を直方体に見立てた場合の3辺合計値を高い精度で算出することができるため、配送物10の配送料金を正確に決定することができる。
また、人が配送物10を直方体に見立てて配送料金を決定する方法では、配送物10を正確に直方体に見立てることができているかどうかを、客観的に判断することが難しい。そのため、配送を受け付ける作業者(以下、受付作業者)が配送物10の3辺合計値を計測して配送料金を決定すると、配送を依頼する依頼者は、その配送料金の決定に不満を感じる可能性がある。一方で、依頼者が配送物10の3辺合計値を計測してその結果を受付作業者に申告すると、受付作業者は依頼者の申告を信じてよいかどうかを判断することが難しい。
この点、本実施形態の情報処理装置2000を用いれば、コンピュータによって出力された3辺合計値に基づいて配送料金を決定することになるため、人手で配送物10を直方体と見立てて算出した3辺合計値に基づいて配送料金を決定する場合と比較し、その信頼度が客観的に見て高くなると言える。そのため、例えば、受付作業者が情報処理装置2000を利用して配送物10の3辺合計値を特定して配送料金を決定しても、依頼者がその決定に不満を感じることはないと考えられる。同様に、依頼者が情報処理装置2000を利用して配送物10の3辺合計値を特定して配送料金を決定し、その配送料金を受付作業者に申告しても、受付作業者は、依頼者の申告を信じることができると言える。このように、情報処理装置2000によれば、直方体以外の形状の配送物10の配送の依頼及び受け付けを、スムーズに行えることができるようになる。
以下、本実施形態の情報処理装置2000についてさらに詳細に説明する。
<情報処理装置2000の機能構成の例>
図2は、実施形態1の情報処理装置2000の構成を例示する図である。情報処理装置2000は、取得部2020、特定部2040、及び出力部2060を有する。取得部2020は、配送物10の3次元形状を示す形状情報30を取得する。特定部2040は、形状情報30を用いて、配送物10に外接する外接直方体20を特定する。さらに特定部2040は、外接直方体20の3辺合計値(縦、横、及び高さの長さの合計値)を算出して出力する。
<情報処理装置2000のハードウエア構成>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、情報処理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は任意の計算機である。例えば計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末である。その他にも例えば、計算機1000は、Personal Computer(PC)やサーバマシンであってもよい。計算機1000は、情報処理装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、又は FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。ただし、ストレージデバイス1080は、RAM など、主記憶装置を構成するハードウエアと同様のハードウエアで構成されてもよい。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1120が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス1080は、情報処理装置2000の機能構成部を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020は、配送物10について形状情報30を取得する(S102)。特定部2040は、形状情報30を用いて、配送物10の外接直方体20を特定する(S104)。特定部2040は、外接直方体20の3辺合計値を算出する(S106)。出力部2060は、算出した3辺合計値を出力する(S108)。
<配送物10について>
配送物10は、配送対象の物であり、任意の形状とすることができる。ここで、配送物10の形状は、直方体であってもよい。配送物10の形状が直方体である場合、特定部2040によって特定される外接直方体20の形状は、配送物10の形状と略一致することになる。
<形状情報30の取得:S102>
取得部2020は、配送物10について形状情報30を取得する(S102)。前述したように、形状情報30は、配送物10の3次元形状を表すデータである。ここで、立体物の3次元形状をデータで表す方法には、点群データで表す方法や面データで表す方法など、既存の種々の方法を利用できる。
形状情報30を生成する方法、すなわち配送物10の3次元形状を表すデータを生成する方法には、既存の種々の方法を利用できる。例えば、3次元スキャナを利用して配送物10をスキャンすることで、配送物10の3次元形状を表すデータを生成することができる。その他にも例えば、配送物10を複数の方向から撮像することで生成される複数の撮像画像を画像解析することで、配送物10の立体形状を表すデータを生成することができる。
取得部2020が形状情報30を取得する方法は様々である。例えば取得部2020は、形状情報30が記憶されている記憶装置から、形状情報30を取得する。その他にも例えば取得部2020は、形状情報30を生成した装置によって送信される形状情報30を受信することで、形状情報30を取得する。
<外接直方体20の特定:S104>
特定部2040は、形状情報30を用いて外接直方体20を特定する。ここで、立体形状に外接する直方体を特定する技術には、既存の技術を利用することができる。例えば、特定部2040は、配送物10の最長の部分を対角線とする直方体を特定し、この直方体を外接直方体20とする。なお、配送物10の最長の部分は、形状情報30が示す配送物10の複数の頂点について頂点間の距離を算出し、距離が最長となる2つの頂点を結ぶことで得ることができる。
その他にも例えば、特定部2040は、配送物10の最長の部分を一辺とする直方体を特定し、その直方体を外接直方体20としてもよい。
<<外接直方体20の大きさについて>>
外接直方体20の3辺合計値を算出するためには、外接直方体20の形状だけでなく、外接直方体20の大きさも特定する必要がある。そのためには、形状情報30に、形状に関する情報だけでなく、実空間上の大きさに関する情報も含まれている必要がある。
この点、一般に、3次元スキャナを利用して得られる点群データには、実空間上の大きさに関する情報も含まれている。例えば、点群データの各点の間の距離の値が、これらの点に相当する実空間上の位置の間の距離の値と等しくなるように、各点の座標が決定されている。
カメラによって生成される撮像画像を用いて形状情報30を生成する場合、例えばカメラの撮像範囲に、大きさが既知である物体を含めておく。例えば配送物10の外面に、その大きさが既知である配送伝票などを付しておく。こうすることで、撮像画像内における配送伝票の形状及び大きさに基づいて、撮像画像を用いて生成する配送物10の3次元形状に、その実空間上の大きさに関する情報を含めることができる。具体的には、形状情報30として、上述した3次元スキャナから得られる点群データと同様のものを生成することができる。
<算出した合計値の出力:S108>
出力部2060は、特定部2040によって算出された外接直方体20の3辺合計値を出力する(S108)。例えば出力部2060は、3辺合計値を示す表示画面を出力する。例えば出力部2060は、ディスプレイ装置を制御して、この表示画面をディスプレイ装置に表示させる。その他にも例えば、出力部2060は、他の装置に対し、表示画面を表す情報(例えば HTML ファイル及びその HTML ファイルから参照する画像)を送信してもよい。この場合、出力部2060から表示画面を受信した装置は、ディスプレイ装置を制御して、その表示画面をディスプレイ装置に表示させる。
図5は、外接直方体20の3辺合計値を含む表示画面を例示する図である。表示画面40は、表示エリア42と表示エリア44を含む。表示エリア42は、3辺合計値が表示される画面領域である。表示エリア44は、外接直方体20が表示される画面領域である。
表示エリア44において、外接直方体20は、配送物10を表す画像に重畳されて表示されている。配送物10を表す画像は、配送物10をカメラで撮像することで得られる配送物10の画像であってもよいし、形状情報30を利用することで生成された配送物10の形状を表す画像であってもよい。なお、配送物10の画像は、配送物10の形状と大きさを外接直方体20と比較できるものであればよく、配送物10のその他の要素(例えば表面の模様など)については省略されてよい。
このように3辺合計値をディスプレイ装置に表示させることで、情報処理装置2000のユーザは、配送物10の配送料金の算出に利用される3辺合計値を容易に把握することができる。さらに、外接直方体20を配送物10の画像に重畳させてディスプレイ装置に表示させることにより、配送物10を直方体と見立てたものとして外接直方体20が妥当であることを、情報処理装置2000のユーザが視覚的に把握することができる。
<配送料金について>
出力部2060は、外接直方体20の3辺合計値に基づいて配送物10の配送料金を特定し、特定した配送料金を出力してもよい。例えばこの配送料金は、上述の表示画面40に含める。また、出力部2060は、配送料金に加え、又はそれに代えて、外接直方体20の3辺合計値を含むサイズ区分を表す情報(サイズ区分の名称や、サイズ区分が含む3辺合計値の範囲)を出力してもよい。
3辺合計値に基づいて配送料金を決定する場合、出力部2060は、前述したサイズ区分と配送料金との対応付けを把握できる必要がある。例えば出力部2060は、サイズ区分と配送料金とを対応づけた情報(以下、料金情報)を記憶している記憶装置から、外接直方体20の3辺合計値が含まれるサイズ区分に対応する配送料金を取得する。
図6は、料金情報をテーブル形式で例示する図である。図6に示すテーブルをテーブル200と呼ぶ。テーブル200は、サイズ区分202に対応づけて配送料金204を示す。例えば外接直方体20の3辺合計値が「85cm」であれば、配送料金は「300円」となる。
<利用例>
以下、情報処理装置2000の具体的な利用例について説明する。図7は、利用例における情報処理装置2000の利用環境を例示する図である。図7において、情報処理装置2000は、携帯端末50として実現されている。具体的には、携帯端末50には、情報処理装置2000の機能を実現するアプリケーション60がインストールされている。携帯端末50は、例えば、配送物10の配送を依頼する顧客(以下、依頼者)が所持する携帯端末である。ただし、携帯端末50は、配送を受け付ける店舗に置かれている携帯端末や、配送物10の集荷を行う人物が所持している携帯端末であってもよい。
依頼者は、アプリケーション60を起動し、携帯端末50に設けられているカメラ52で配送物10を撮像する。その結果、カメラ52によって生成された撮像画像を用いて、アプリケーション60が形状情報30を生成する。
アプリケーション60は、形状情報30を利用して外接直方体20を特定し、特定した外接直方体20について3辺合計値を算出する。さらにアプリケーション60は、3辺合計値に基づいて配送物10の配送料金を決定する。
アプリケーション60は、前述した表示画面40を、携帯端末50のディスプレイ装置54に表示させる。依頼者は、この表示画面40を見て、外接直方体20や配送料金の妥当性を確認する。
アプリケーション60は、上述の一連の動作の結果を用いて、配送物10の配送依頼に利用される依頼情報100を生成する。依頼情報100は、少なくとも、アプリケーション60によって生成された配送物10に関する情報を含む。例えば配送物10に関する情報は、配送物10の画像、外接直方体20を表す3次元データ、外接直方体20の3辺合計値、及びその3辺合計値に基づく配送料金を含む。さらに、アプリケーション60は、配送物10に関するその他の情報(配送物10の名前、種類、割れ物か否か、又は要冷蔵か否かなど)の入力を受け付け、この情報を依頼情報100に含めてもよい。
依頼情報100は、依頼者や配送先に関する情報をさらに含んでもよい。依頼者に関する情報は、例えば、依頼者の氏名、住所、及び電話番号などを含む。また、依頼者に関する情報は、上記の情報に加え、又はこれに代えて、予め生成しておいたユーザアカウントのユーザIDを示してもよい。配送先に関する情報は、配送先の住所、受取人の氏名、及び電話番号などを含む。
依頼者は、依頼情報100を生成するための作業を任意の場所で行うことができる。例えば依頼者は、自宅やオフィスなどで依頼情報100の生成を行った後に、配送物10の配送を依頼する店舗へ向かう。また、配送物10の集荷を依頼する場合、依頼者は、集荷を行う人物が集荷場所に来る前に、依頼情報100の生成を行っておく。
依頼者から配送の依頼を受け付ける受付作業者は、受付端末70を操作して依頼情報100を取得することで、配送の依頼を受け付ける。受付端末70は、例えば、配送の依頼を受け付ける店舗に用意されている端末である。その他にも例えば、受付作業者が依頼者の自宅やオフィスに行って配送物10の集荷を行う場合、受付端末70は、受付作業者によって携帯される携帯端末であってもよい。
受付端末70が依頼情報100を取得する方法は任意である。例えば受付端末70は、アプリケーション60と無線通信を行うことで、アプリケーション60から依頼情報100を取得する。その他にも例えば、アプリケーション60が、依頼情報100を QR コード(登録商標)などのコードにエンコードし、そのコードをディスプレイ装置54に表示させてもよい。この場合、受付端末70は、ディスプレイ装置54に表示されたコードを読み取ることで、依頼情報100を取得する。なお、ディスプレイ装置に表示されたコードを読み取ることで情報を取得する技術には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、依頼情報100を予め Web システム等に登録できるようにしておいてもよい。この場合、依頼者は、上記 Web システムを提供する Web ページにアクセスし、依頼情報100の登録を行う。依頼情報100は、依頼者のユーザアカウントに対応づけて登録される。受付端末70は、依頼者のユーザIDに対応づけて登録されている依頼情報100を上記 Web システムから取得することで、配送依頼を受け付ける。なお、配送物10の集荷の依頼は、この Web システムで依頼情報100を登録する際に併せて行えることが好適である。
[実施形態2]
図8は、実施形態2の情報処理装置2000の機能構成を例示する図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
配送物10の形状を変更して、配送物10を小さくできる場合がある。例えば、配送物の素材が紙、布、又は革などといったある程度柔らかい素材であれば、畳んだり一部を内側に向けて押し込んだりすることで、配送物10を小さくすることが可能である。
このように配送物10を変形できる場合、配送物10を適切に変形して小さくすることにより、配送料金を安くできる場合がある。前述したように、配送物10の配送料金は、外接直方体20の3辺合計値に対応するサイズ区分に対応している。そのため、外接直方体20の3辺合計値に対応するサイズ区分が変わるまで外接直方体20の3辺合計値が小さくなるように配送物10を変形できれば、配送料金が安くなる。
そこで実施形態2の情報処理装置2000は、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いか否かを判定する判定部2080を有する。配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いと判定された場合、実施形態2の出力部2060は、配送物10の変形に関する示唆を表す通知(以下、示唆通知)を出力する。例えば示唆通知は、外接直方体20の3辺合計値と共に表示画面40に含められる。一方、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高くないと判定された場合、出力部2060は、示唆通知を出力しない。なお、ここでいう「配送物10を小さく変形することで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高い」という状況は、配送物10が変形容易な素材である否かを考慮したものである必要はなく、配送物10が変形容易な素材であると仮定したものであってよい。
<作用効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、配送物10を小さく変形することで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高い場合、すなわち配送物10を小さく変形することで配送物10の配送料金を安くできる蓋然性が高い場合、配送物10の変形を示唆する通知が出力される。そのため、依頼者は、配送物10の配送料金を安くできる蓋然性が高いことを把握することができる。
<ハードウエア構成の例>
実施形態2の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<処理の流れ>
図9は、実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ここで、図9と図4のフローチャートで共通する処理には、同一の符号が付されている。S106の後、判定部2080は、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いか否かを判定する(S202)。配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いと判定された場合(S202:YES)、出力部2060は、外接直方体20の3辺合計値と共に示唆通知を出力する(S204)。一方、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高くないと判定された場合(S202:NO)、出力部2060は、外接直方体20の3辺合計値を出力する(S108)。
<判定部2080による判定:S202>
判定部2080は、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いか否かを判定する(S202)。例えば判定部2080は、外接直方体20の3辺合計値と、その3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値とが所定の関係を満たすか否かを判定する。
所定の関係が満たされることは、配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いことを表す。より具体的には、上記所定の関係は、配送物10を小さくすることで外接直方体20の3辺合計値が現在のサイズ区分に含まれなくなる(一つ下のサイズ区分に含まれるようになる)蓋然性が高いことを表す。例えば、外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値との差異がある程度小さければ、配送物10を小さくすることで、配送物10の配送料金を安くできる蓋然性が高いと言える。一方で、外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値との差異が大きいと、サイズ区分を変更できる程度にまで配送物10を小さくすることが難しいと言える。
そこで例えば、上記所定の関係として、「外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値との差異が所定値以下である」という関係や、「外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ下限値との比率が所定値以下である」という関係を採用することができる。
<出力部2060による通知について>
配送物10を小さくすることで配送物10に対応するサイズ区分を変更できる蓋然性が高いと判定された場合(S202:YES)、出力部2060は示唆通知を出力する(S204)。示唆通知は、例えば、配送物10を変形することを促すメッセージである。図10は、配送物10を変形することを促す示唆通知を例示する図である。図10において、示唆通知はメッセージ80であり、表示画面40に含まれている。なお、配送料金は、図6のテーブル200に基づいて定められているものとする。
示唆通知には、配送物10に対して行う変形の候補を表す情報が含まれていてもよい。ここで、配送物10の配送料金を安くするためには、外接直方体20の3辺合計値に対応するサイズ区分が一段階小さくなるように配送物10を変形すればよい。そこで出力部2060は、外接直方体20の3辺合計値に対応するサイズ区分よりも一段階下のサイズ区分に対応する直方体の画像を生成し、配送物10の画像に重畳させて出力する。この直方体の画像を見ることで、依頼者は、配送物10をどのように変形することが好ましいのかを容易に把握することができる。
図11は、直方体90が配送物10の画像に重畳されて出力される様子を例示する図である。配送料金は、図6のテーブル200に基づいて定められているものとする。現状、外接直方体20は「80cm より大きく 100cm 以下」というサイズ区分に含まれている。そのため、配送物10を変形して外接直方体20が「60cm より大きく 80cm 以下」というサイズ区分に含まれるようになれば、配送物10の配送料金が安くなる。そこで、図11の表示画面40では、配送物10の画像に、3辺合計値が 80cm である直方体90が重畳されている。
直方体90は、外接直方体20に基づいて作成される。例えば、情報処理装置2000は、外接直方体20の縦、横、及び高さの中で最も長い辺を短くすることで、直方体90を生成する。具体的には、情報処理装置2000は、外接直方体20の3辺合計値と、その3辺合計値に対応するサイズ区分より一段階下のサイズ区分の上限値との差分を算出する。そして情報処理装置2000は、外接直方体20の縦、横、及び高さの中で最も長い辺を、上記差分以上短くすることで、直方体90を生成する。
その他にも例えば、情報処理装置2000は、外接直方体20の各辺を同じ倍率で縮小することで直方体90を生成してもよい。具体的には、情報処理装置2000は、外接直方体20の3辺合計値に対応するサイズ区分より一段階下のサイズ区分の上限値を、外接直方体20の3辺合計値で除算した値を、縮小率として算出する。そして情報処理装置2000は、外接直方体20の各辺にこの縮小率を掛けることで得られる直方体を、直方体90とする。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得部と、
前記形状情報を用いて、前記配送物に外接する第1直方体を特定し、前記第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定部と、
前記算出した合計値を出力する出力部と、を有する情報処理装置。
2. 前記出力部は、前記配送物の画像に前記第1直方体の画像を重畳させて出力する、1.に記載の情報処理装置。
3. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
前記出力部は、前記算出した合計値を含む前記区分、又はその区分に対応する配送料金を表す情報を出力する、1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いか否かを判定する判定部を有し、
前記出力部は、前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いと判定された場合に、前記配送物の変形を促す通知をさらに出力する、1.乃至3.いずれか一つに記載の情報処理装置。
5. 前記出力部は、前記配送物の変形の候補を表す情報を前記通知に含める、4.に記載の情報処理装置。
6. 前記配送物の変形の候補を表す情報は、前記算出した合計値に対応する区分よりも一段階下の区分に含まれる直方体の画像を、前記配送物の画像に重畳させた画像である、5.に記載の情報処理装置。
7. 配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得ステップと、
前記形状情報を用いて、前記配送物に外接する第1直方体を特定し、前記第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定ステップと、
前記算出した合計値を出力する出力ステップと、を有する制御方法。
8. 前記出力ステップにおいて、前記配送物の画像に前記第1直方体の画像を重畳させて出力する、7.に記載の制御方法。
9. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
前記出力ステップにおいて、前記算出した合計値を含む前記区分、又はその区分に対応する配送料金を表す情報を出力する、7.又は8.に記載の制御方法。
10. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いか否かを判定する判定ステップを有し、
前記出力ステップにおいて、前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いと判定された場合に、前記配送物の変形を促す通知をさらに出力する、7.乃至9.いずれか一つに記載の制御方法。
11. 前記出力ステップにおいて、前記配送物の変形の候補を表す情報を前記通知に含める、10.に記載の制御方法。
12. 前記配送物の変形の候補を表す情報は、前記算出した合計値に対応する区分よりも一段階下の区分に含まれる直方体の画像を、前記配送物の画像に重畳させた画像である、11.に記載の制御方法。
13. 7.乃至12.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
この出願は、2018年3月20日に出願された日本出願特願2018−052732号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
実施形態1の情報処理装置の動作の概要を表す図である。 実施形態1の情報処理装置の構成を例示する図である。 情報処理装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 外接直方体の3辺合計値を含む表示画面を例示する図である。 料金情報をテーブル形式で例示する図である。 利用例における情報処理装置の利用環境を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置の機能構成を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 配送物を変形することを促す示唆通知を例示する図である。 直方体が配送物の画像に重畳されて出力される様子を例示する図である。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020は、配送物10について形状情報30を取得する(S102)。特定部2040は、形状情報30を用いて、配送物10の外接直方体20を特定する(S104)。特定部2040は、外接直方体20の3辺合計値を算出する(S106)。出力部2060は、算出した3辺合計値を出力する(S108)。
そこで例えば、上記所定の関係として、「外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値との差異が所定値以下である」という関係や、「外接直方体20の3辺合計値とその3辺合計値に対応するサイズ区分の下限値との比率が所定値以下である」という関係を採用することができる。

Claims (13)

  1. 配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得部と、
    前記形状情報を用いて、前記配送物に外接する第1直方体を特定し、前記第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定部と、
    前記算出した合計値を出力する出力部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記出力部は、前記配送物の画像に前記第1直方体の画像を重畳させて出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
    前記出力部は、前記算出した合計値を含む前記区分、又はその区分に対応する配送料金を表す情報を出力する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
    前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いか否かを判定する判定部を有し、
    前記出力部は、前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いと判定された場合に、前記配送物の変形を促す通知をさらに出力する、請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力部は、前記配送物の変形の候補を表す情報を前記通知に含める、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記配送物の変形の候補を表す情報は、前記算出した合計値に対応する区分よりも一段階下の区分に含まれる直方体の画像を、前記配送物の画像に重畳させた画像である、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 配送物の3次元形状を示す形状情報を取得する取得ステップと、
    前記形状情報を用いて、前記配送物に外接する第1直方体を特定し、前記第1直方体の縦、横、及び高さの長さの合計値を算出する特定ステップと、
    前記算出した合計値を出力する出力ステップと、を有する制御方法。
  8. 前記出力ステップにおいて、前記配送物の画像に前記第1直方体の画像を重畳させて出力する、請求項7に記載の制御方法。
  9. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
    前記出力ステップにおいて、前記算出した合計値を含む前記区分、又はその区分に対応する配送料金を表す情報を出力する、請求項7又は8に記載の制御方法。
  10. 配送物を含む直方体の縦、横、及び高さの合計値の数値範囲を複数に区分けした各区分に対応づけて、配送物の配送料金が定められており、
    前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いか否かを判定する判定ステップを有し、
    前記出力ステップにおいて、前記配送物を変形して小さくすることで前記配送物の配送料金を安くできる蓋然性が高いと判定された場合に、前記配送物の変形を促す通知をさらに出力する、請求項7乃至9いずれか一項に記載の制御方法。
  11. 前記出力ステップにおいて、前記配送物の変形の候補を表す情報を前記通知に含める、請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記配送物の変形の候補を表す情報は、前記算出した合計値に対応する区分よりも一段階下の区分に含まれる直方体の画像を、前記配送物の画像に重畳させた画像である、請求項11に記載の制御方法。
  13. 請求項7乃至12いずれか一項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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