JP2009244372A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Takashi Ikeda
貴司 池田
Ryoko Kubo
良子 久保
Ryuhei Amano
隆平 天野
Kiyoko Tsuji
企世子 辻
Naoyuki Ikeda
直之 池田
博明 ▲吉▼田
Hiroaki Yoshida
Keiji Yuyama
啓二 湯山
Ippei Ohashi
一平 大橋
Takahide Kogo
恭英 向後
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Abstract

【課題】 投写領域上に映像光を投写しているときであっても、投写型映像表示装置と投写領域との距離の短縮を図るために設けられた反射ミラーの配置精度を良好に保つことを可能とする投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 投写型映像表示装置100は、映像光生成部200と、投写光学系300とを収容する筐体400を備える。投写型映像表示装置100は、透過領域410が設けられた防護カバー400aを有する。投写光学系300は、反射ミラー320を有する。走行ユニット600は、電池ユニット500によって供給される電力によって、筐体400を支持しながら自走する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像光を投写する投写光学系を有する投写型映像表示装置に関する。
従来、光源が発する光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光をスクリーン上に投写する投写レンズとを有する投写型映像表示装置が知られている。
ここで、スクリーン上に映像を大きく表示するためには、投写レンズとスクリーンとの距離を長くとる必要がある。これに対して、投写レンズから出射される光をスクリーン側に反射する反射ミラーを利用して、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離の短縮を図った投写型表示システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
ここで、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離の短縮を図ると、投写型映像表示装置がスクリーンに近くなり、投写型映像表示装置がユーザの視野に入ることになるため、スクリーンの上下又は横から斜め投写を行う必要がある。例えば、上述した投写型表示システムでは、光変調素子と投写光学系との位置関係を上下方向にシフトするとともに、反射ミラーとして凸面ミラーを用いることにより、投写距離の短縮と斜め投写を行っている。
また、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離の短縮を図るために、反射ミラーは、投写レンズから出射される光が斜め方向からスクリーンに入射することを可能とする位置及び角度で配置される。例えば、上述した投写型表示システムでは、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離の短縮を図るために、凸面ミラーが反射ミラーとして用いられる。
特開2004−45894号公報(請求項1、図2など)
ここで、投写領域上に投写される映像を適切に表示するためには、反射ミラーの配置は非常に重要な要素である。従って、ユーザが反射ミラーに接触すると、反射ミラーの角度などが変わってしまい、投写領域上に投写される映像が適切に表示されなくなってしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、投写領域上に映像光を投写しているときであっても、投写型映像表示装置と投写領域との距離の短縮を図るために設けられた反射ミラーの配置精度を良好に保つことを可能とする投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る投写型映像表示装置は、映像光を生成する映像光生成部(映像光生成部200)と、前記映像光を投写領域上に投写する投写光学系(投写光学系300)と収容する筐体(筐体400)を備える。前記投写光学系は、前記映像光生成部から出射された前記映像光を反射する反射ミラー(反射ミラー320)を有する。投写型映像表示装置は、前記反射ミラーで反射された前記映像光の光路上に設けられた防護カバー(防護カバー400a)と、前記筐体を支持する走行ユニット(走行ユニット600)と、電力を蓄積する電池ユニット(電池ユニット500)とを備える。前記防護カバーは、前記映像光を透過する透過領域(透過領域410)を有する。前記走行ユニットは、前記電池ユニットによって供給される電力によって、前記筐体を支持しながら自走する。
第1の特徴によれば、防護カバーは、反射ミラーで反射された映像光の光路上に設けられている。従って、ユーザが反射ミラーに接触して反射ミラーの角度などが変わることを抑制することができる。また、防護カバーは、反射ミラーで反射された映像光を透過する透過領域を有する。従って、投写領域上に照射される映像光が防護カバーによって妨げられることがない。このように、投写型映像表示装置と投写領域との距離の短縮を図るために設けられた反射ミラーの配置精度を良好に保つことができる。
走行ユニットは、電池ユニットによって供給される電力によって筐体を支持しながら自走する。従って、投写型映像表示装置を容易に移動することができる。
第1の特徴において、投写型映像表示装置は、前記映像光生成部を遠隔操作するリモートコントローラ(リモートコントローラ700)を検出する検出部(検出部255)をさらに備える。前記走行ユニットは、前記検出部によって検出された前記リモートコントローラに追従して、前記筐体を支持しながら自走する。
第1の特徴において、投写型映像表示装置は、前記走行ユニットが自走する走行経路上に設けられた経路ガイド(経路ガイド800)を検出する検出部をさらに備える。前記走行ユニットは、前記検出部によって検出された前記経路ガイドに応じて、前記筐体を支持しながら自走する。
第1の特徴において、前記反射ミラーは、前記反射ミラーと前記投写領域との間において、前記映像光生成部から出射された前記映像光を集光する。前記透過領域は、前記反射ミラーによって前記映像光が集光される位置近傍に配置される。
第1の特徴において、前記防護カバーは、前記反射ミラー側から前記投写領域側に連通する開口を有する。前記透過領域は、前記開口である。
第1の特徴において、前記防護カバーの少なくとも一部は、光透過性部材によって構成されている。前記透過領域は、前記光透過性部材によって構成される。
本発明によれば、スクリーン上に映像光を投写しているときであっても、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離の短縮を図るために設けられた反射ミラーの配置精度を良好に保つことを可能とする投写型映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の構成を示す図である。
図1に示すように、投写型映像表示装置100は、映像光生成部200と投写光学系300とを収容する筐体400と、電池ユニット500を収容する走行ユニット600とを有する。第1実施形態では、投写型映像表示装置100は、設置面210(例えば、床面)上に設置される。投写型映像表示装置100は、後述する走行ユニット600の自走によって設置面210上を移動する。
映像光生成部200は、映像光を生成する。具体的には、映像光生成部200は、映像光を出射する表示素子40を少なくとも有する。表示素子40は、投写光学系300の光軸Lに対してシフトした位置に設けられている。表示素子40は、例えば、反射型液晶パネル、透過型液晶パネル、DMD(Digital Micromirror Device)などである。映像光生成部200の詳細については後述する(図2を参照)。
投写光学系300は、映像光生成部200から出射された映像光を投写する。ここで、投写光学系300は、設置面210に設けられた投写領域220上に映像光を投写する。具体的には、投写光学系300は、投写レンズ310と、反射ミラー320とを有する。
投写レンズ310は、映像光生成部200から出射された映像光を反射ミラー320側に出射する。
反射ミラー320は、投写レンズ310から出射された映像光を反射する。反射ミラー320は、映像光を集光した上で、映像光を広角化する。例えば、反射ミラー320は、映像光生成部200側に凹面を有する非球面ミラーである。
防護カバー400aは、筐体400の一部を構成する。防護カバー400aは、反射ミラー320を保護するカバーである。防護カバー400aは、少なくとも、反射ミラー320で反射された映像光の光路上に設けられている。防護カバー400aは、映像光を透過する透過領域410を有する。
このように、投写光学系300は、透過領域410を透過した映像光を、設置面210に設けられた投写領域220上に投写する。
電池ユニット500は、走行ユニット600に電力を供給する。第1実施形態では、電池ユニット500は、例えば、燃料電池である。電池ユニット500は、燃料(例えば、メタノール)と酸化剤(例えば、空気)との電気化学反応によって電力を発生させる。電池ユニット500の詳細については後述する(図3を参照)。
走行ユニット600は、筐体400を支持する。走行ユニット600は、電池ユニット500によって供給される電力によって自走する。走行ユニット600の詳細については後述する(図4を参照)。
(映像光生成部の構成)
以下において、第1実施形態に係る映像光生成部の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る映像光生成部200を主として示す図である。映像光生成部200は、図2に示した構成に加えて、電源回路(不図示)、映像信号処理回路(不図示)などを有する。ここでは、表示素子40が透過型液晶パネルであるケースについて例示する。
映像光生成部200は、光源10と、フライアイレンズユニット20と、PBSアレイ30と、複数の液晶パネル40(液晶パネル40R、液晶パネル40G、液晶パネル40B)と、クロスダイクロイックプリズム50とを有する。
光源10は、バーナ及びリフレクタによって構成されるUHPランプなどである。光源10が発する光は、赤成分光、緑成分光及び青成分光を含む。
フライアイレンズユニット20は、光源10が発する光を均一化する。具体的には、フライアイレンズユニット20は、フライアイレンズ20a及びフライアイレンズ20bによって構成される。
フライアイレンズ20a及びフライアイレンズ20bは、それぞれ、複数の微少レンズによって構成される。各微少レンズは、光源10が発する光が液晶パネル40の全面に照射されるように、光源10が発する光を集光する。
PBSアレイ30は、フライアイレンズユニット20から出射された光の偏光状態を揃える。第1実施形態では、PBSアレイ30は、フライアイレンズユニット20から出射された光をP偏光に揃える。
液晶パネル40Rは、赤成分光の偏光方向を回転させることによって赤成分光を変調する。液晶パネル40Rの光入射面側には、一の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を透過して、他の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を遮光する入射側偏光板41Rが設けられている。液晶パネル40Rの光出射面側には、一の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を遮光して、他の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を透過する出射側偏光板42Rが設けられている。
同様に、液晶パネル40G及び液晶パネル40Bは、それぞれ、緑成分光及び青成分光の偏光方向を回転させることによって緑成分光及び青成分光を変調する。液晶パネル40Gの光入射面側には、入射側偏光板41Gが設けられており、液晶パネル40Gの光出射面側には、出射側偏光板42Gが設けられている。液晶パネル40Bの光入射面側には、入射側偏光板41Bが設けられており、液晶パネル40Bの光出射面側には、出射側偏光板42Bが設けられている。
クロスダイクロイックプリズム50は、液晶パネル40R、液晶パネル40G及び液晶パネル40Bから出射された光を合成する。クロスダイクロイックプリズム50は、投写レンズ310側に合成光を出射する。
また、映像光生成部200は、ミラー群(ダイクロイックミラー111、ダイクロイックミラー112、反射ミラー121〜反射ミラー123)と、レンズ群(コンデンサレンズ131、コンデンサレンズ140R、コンデンサレンズ140G、コンデンサレンズ140B、リレーレンズ151〜リレーレンズ152)とを有する。
ダイクロイックミラー111は、PBSアレイ30から出射された光のうち、赤成分光及び緑成分光を透過する。ダイクロイックミラー111は、PBSアレイ30から出射された光のうち、青成分光を反射する。
ダイクロイックミラー112は、ダイクロイックミラー111を透過した光のうち、赤成分光を透過する。ダイクロイックミラー112は、ダイクロイックミラー111を透過した光のうち、緑成分光を反射する。
反射ミラー121は、青成分光を反射して青成分光を液晶パネル40B側に導く。反射ミラー122及び反射ミラー123は、赤成分光を反射して赤成分光を液晶パネル40R側に導く。
コンデンサレンズ131は、光源10が発する白色光を集光するレンズである。
コンデンサレンズ140Gは、液晶パネル40Gに緑成分光が照射されるように、緑成分光を略平行光化する。コンデンサレンズ140Bは、液晶パネル40Bに青成分光が照射されるように、青成分光を略平行光化する。
コンデンサレンズ140R、リレーレンズ151〜リレーレンズ152は、緑成分光及び青色成分光と同様に、液晶パネル40Rに赤成分光が照射されるように、赤成分光を略結像及び略平行光化する。
(電池ユニットの構成)
以下において、第1実施形態に係る電池ユニットの構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る電池ユニット500を示す図である。ここでは、電池ユニット500がダイレクトメタノール燃料電池であるケースについて例示する。
電池ユニット500は、メタノールタンク510と、バッファタンク520と、燃料電池スタック530と、気液分離機540と、複数のポンプ550(ポンプ550a、ポンプ550b、ポンプ550c)とを有する。
メタノールタンク510は、純メタノール又は高濃度メタノール(以下、メタノールと併称する。)を貯蔵する。メタノールは、ポンプ550aによって、メタノールタンク510からバッファタンク520へ送られる。
バッファタンク520内において、メタノールは、所定の濃度(例えば、約1mol/L)に希釈される。希釈されたメタノールは、ポンプ550bによって、バッファタンク520から燃料電池スタック530へ送られる。なお、バッファタンク520内には、燃料電池スタック530から排出される液体成分と気体成分とが流入する。気体成分は、バッファタンク520の外部へ排出される。
燃料電池スタック530は、メタノールと酸素との電気化学反応を利用して電力を発生させる。具体的には、燃料電池スタック530は、アノード531とカソード532とを有する。アノード531には、バッファタンク520から送られる希釈されたメタノールが供給される。カソード532には、ポンプ550cによって吸引される空気が供給される。これによって、メタノールと空気(酸素)との電気化学反応が生じる。このような電気化学反応によって発生される電力は、走行ユニット600に供給される。なお、アノード531は、メタノールと二酸化炭素とを気液分離機540に排出する。カソード532は、空気と生成水とを気液分離機540に排出する。
気液分離機540は、燃料電池スタック530から排出される排出物(メタノール、二酸化炭素、空気及び生成水)を液体成分と気体成分とに分離する。気液分離機540は、液体成分と気体成分とをバッファタンク520へ排出する。
(走行ユニットの構成)
以下において、第1実施形態に係る走行ユニットの構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る走行ユニット600を示す図である。
走行ユニット600は、車体610と、モータ620と、駆動系630と、操舵部640と、複数のタイヤ650(タイヤ650a、タイヤ650b、タイヤ650c、タイヤ650d)とを有する。
車体610は、走行ユニット600の外形を形作る。車体610は、筐体400の下に配置される。車体610は、筐体400を支持する。
モータ620は、燃料電池スタック530から供給される電力によって駆動力を発生させる。モータ620は、駆動力を駆動系630に伝える。
駆動系630は、モータ620によって発生される駆動力をタイヤ650a及び650bに伝える。これにより、走行ユニット600は、設置面210上を自走する。
操舵部640は、タイヤ650c及び650dの向きを変える。これにより、走行ユニット600は、設置面210上で方向転換する。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100に設けられた制御ユニット250を示すブロック図である。制御ユニット250は、映像光生成部200に設けられる。
図5に示すように、制御ユニット250は、取得部251と、映像制御部252と、走行ユニット制御部253とを有する。
取得部251は、DVD再生装置などの外部機器から映像データを取得する。映像データは、投写領域220上に映像を表示するためのデータである。
映像制御部252は、投写領域220上に表示される映像を制御する。すなわち、映像制御部252は、表示素子40(液晶パネル40R〜液晶パネル40B)を制御する。具体的には、映像制御部252は、取得部251によって取得された映像データを用いて、投写領域220上に映像を表示する。
走行ユニット制御部253は、ユーザ操作に応じて、走行ユニット600を制御する。具体的には、走行ユニット制御部253は、モータ620と操舵部640とを制御することによって、走行ユニット600を前進、後退、又は、方向転換させる。
(作用及び効果)
第1実施形態では、防護カバー400aは、反射ミラー320で反射された映像光の光路上に設けられている。従って、ユーザが反射ミラー320に接触して反射ミラー320の角度などが変わることを抑制することができる。また、防護カバー400aは、反射ミラー320で反射された映像光を透過する透過領域410を有する。従って、投写領域220上に照射される映像光が防護カバー400aによって妨げられることがない。このように、投写型映像表示装置100と投写領域220との距離の短縮を図るために設けられた反射ミラー320の配置精度を良好に保つことができる。
第1実施形態では、走行ユニット600は、設置面210上を自走する。具体的には、走行ユニット600は、電池ユニット500によって供給される電力によって、筐体400を支持しながら自走する。従って、投写型映像表示装置100を容易に移動させることができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。第2実施形態では、投写型映像表示装置は、リモートコントローラを検出する検出部を備える。走行ユニットは、リモートコントローラに追従して自走する。
図6は、第2実施形態に係る投写型映像表示装置100の構成を示す図である。図6では、図1と同様の構成について同様の符号を付している。以下においては、第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
図6に示すように、第2実施形態では、投写型映像表示装置100(映像光生成部200)は、リモートコントローラ700によって遠隔操作される。具体的には、リモートコントローラ700は、ユーザからの指示を示す指示信号と、リモートコントローラ700の位置検出に用いられる位置検出信号とを送信する。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第2実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係る投写型映像表示装置100に設けられた制御ユニット250を示すブロック図である。なお、図7では、図5と同様の構成について同様の符号を付している。
図7に示すように、制御ユニット250は、図5に示した構成に加えて、受信部254と、検出部255とを有する。
受信部254は、リモートコントローラ700から送信される指示信号を受信する。受信部254は、受信した指示信号を映像制御部252に送信する。
映像制御部252は、指示信号に応じて、投写領域220上に表示される映像を制御する。すなわち、映像制御部252は、表示素子40(液晶パネル40R〜液晶パネル40B)を、指示信号に応じて制御する。具体的には、映像制御部252は、指示信号に応じて、取得部251によって取得された映像データを投写領域220上へ表示する。
検出部255は、リモートコントローラ700を検出する。具体的には、検出部255は、リモートコントローラ700から送信される位置検出信号を検出して、リモートコントローラ700の位置を検出する。
走行ユニット制御部253は、検出部255によって検出されたリモートコントローラ700の位置に応じて、走行ユニット600を制御する。具体的には、走行ユニット制御部253は、走行ユニット600がリモートコントローラ700に追従するように、モータ620と操舵部640とを制御する。
(作用及び効果)
第2実施形態では、投写型映像表示装置100は、映像光生成部200を遠隔操作するリモートコントローラ700を検出する検出部255を備える。走行ユニット600は、リモートコントローラ700に追従して、筐体400を支持しながら自走する。従って、投写型映像表示装置100をさらに容易に移動させることができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。第3実施形態では、投写型映像表示装置は、経路ガイドを検出する検出部を備える。走行ユニットは、経路ガイドに応じて自走する。
図8は、第3実施形態に係る投写型映像表示装置の構成を示す図である。図8では、図1と同様の構成について同様の符号を付している。以下においては、第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
図8に示すように、第3実施形態では、走行ユニット600が自走する走行経路上に複数の経路ガイド800(経路ガイド800a〜経路ガイド800d)が設けられる。各経路ガイド800は、走行経路上において所定の間隔で設けられる。各経路ガイド800は、例えば、アクティブ型RFID(Radio Frequency IDentification)である。各経路ガイド800は、各経路ガイド800の位置検出に用いられる位置検出信号を送信する。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第3実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図9は、第3実施形態に係る投写型映像表示装置100に設けられた制御ユニット250を示すブロック図である。図9では、図5と同様の構成について同様の符号を付している。
図9に示すように、制御ユニット250は、図5に示した構成に加えて、検出部256を有する。検出部256は、各経路ガイド800を検出する。具体的には、検出部256は、各経路ガイド800から送信される位置検出信号を検出して、各経路ガイド800の位置を検出する
走行ユニット制御部253は、検出部256によって検出された経路ガイド800の位置に応じて、走行ユニット600を制御する。具体的には、走行ユニット制御部253は、走行ユニット600が経路ガイド800に応じて自走するように、モータ620と操舵部640とを制御する。
(作用及び効果)
第3実施形態では、投写型映像表示装置100は、経路ガイド800を検出する検出部256を備える。経路ガイド800は、走行ユニット600が自走する走行経路上に設けられる。走行ユニット600は、経路ガイド800に応じて自走する。すなわち、第3実施形態では、走行ユニット600を自動走行させることができる。従って、投写型映像表示装置100をさらに容易に移動させることができる。
このような投写型映像表示装置100は、所定の走行経路が設けられた施設(ホテル、学校、庭園、博物館、植物園、動物園など)に適用できる。具体的には、走行経路上に設けられた経路ガイドに応じて走行ユニット600を自動走行させながら順に映像を表示するような場合に効果的である。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した実施形態では特に触れていないが、防護カバー400aは、反射ミラー320から投写領域220側に連通する開口を有していてもよい。透過領域410は、このような開口であってもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、防護カバー400aの少なくとも一部は、透明樹脂やガラスなどの光透過性部材によって構成されていてもよい。透過領域410は、このような光透過性部材によって構成されていてもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、反射ミラー320は、反射ミラー320と投写領域220との間において、映像光生成部200から出射された映像光を集光する。透過領域410は、反射ミラー320によって映像光が集光される位置近傍に設けられることが好ましい。
上述した実施形態では、反射ミラー320として非球面ミラーを用いるケースについて例示したが、反射ミラー320はこれに限定されるものではない。例えば、反射ミラー320として自由曲面ミラーを用いてもよい。収差や解像度について工夫をすれば、反射ミラー320として球面ミラーを用いてもよい。
上述した実施形態では、映像光生成部200の構成として複数の表示素子40を用いるケース(3板式)について例示したが、映像光生成部200の構成はこれに限定される物ではない。映像光生成部200の構成として単数の表示素子40を用いてもよい(単板式)。
上述した実施形態では、制御ユニット250は、映像光生成部200に設けられているが、制御ユニット250は、走行ユニット600内に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、電池ユニット500は、走行ユニット600に収容されているが、電池ユニット500は、筐体400に収容されていてもよい。
上述した実施形態では、投写領域220が設置面210に設けられているが、投写領域220の位置は、これに限定されるものではない。投写領域220は、壁面や天井面に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、投写型映像表示装置100が設置面210上に設置されているケースについて例示したに過ぎない。投写型映像表示装置100は、ホテルなどの施設のトイレ、庭園、博物館、植物園、動物園などのように、様々な場所に設置可能である。
上述した実施形態では、電池ユニット500がダイレクトメタノール燃料電池であるケースについて例示したに過ぎない。電池ユニット500としては、周知の化学電池又は物理電池を利用することができる。
上述した第1実施形態では特に触れていないが、筐体400には、ユーザが操作する操作パネルが取り付けられていてもよい。この場合、ユーザは、操作パネルを用いて走行ユニット600を制御することができる。
上述した第2実施形態では特に触れていないが、走行ユニット制御部253は、リモートコントローラ700との間隔を所定の間隔に保つように、走行ユニット600を加速又は減速させてもよい。
上述した第3実施形態では、複数の経路ガイド800は、設置面210に設けられているが、各経路ガイド800は、壁面や天井面に設けられていてもよい。また、各経路ガイド800は、不規則な間隔で設けられていてもよい。
上述した第3実施形態では、経路ガイド800としてアクティブ型RFIDが用いられているが、経路ガイド800は、これに限定されるものではない。例えば、経路ガイド800は、発光素子であってもよい。この場合、検出部256は、発光素子が発光する位置を検出すればよい。また、経路ガイド800は、走行経路上に描かれた線(ガイドライン)であってもよい。この場合、検出部256は、周知の画像認識技術によってガイドラインを検出すればよい。
上述した第3実施形態では特に触れていないが、走行ユニット600に乗車スペースを設けてもよい。これによって、投写型映像表示装置100とともにユーザを移動させることができる。従って、ユーザに特定の方向から映像を見せることができる。
各実施形態によれば、上述したように、反射ミラー320を設けることによって、投写型映像表示装置と投写領域との距離が短縮される。従って、投写型映像表示装置と投写領域との間に人などが入り込んで、映像光が遮られることを抑制することができる。また、光源10としてLDを用いた場合に、レーザ光(映像光)が人に照射される可能性を低減することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100を示す図である。 第1実施形態に係る映像光生成部200の構成を示す図である。 第1実施形態に係る電池ユニット500の構成を示す図である。 第1実施形態に係る走行ユニット600を示す図である。 第1実施形態に係る制御ユニット250について示す図である。 第2実施形態に係る投写型映像表示装置100を示す図である。 第2実施形態に係る制御ユニット250について示す図である。 第3実施形態に係る投写型映像表示装置100を示す図である。 第3実施形態に係る制御ユニット250について示す図である。
符号の説明
10・・・光源、20・・・フライアイレンズユニット、30・・・PBSアレイ、40・・・表示素子、41・・・入射側偏向板、42・・・出射側偏向板、50・・・クロスダイクロイックプリズム、100・・・投写型映像表示装置、111・・・ダイクロイックミラー、112・・・ダイクロイックミラー、121〜123・・・反射ミラー、131・・・コンデンサレンズ、140・・・コンデンサレンズ、151〜152・・・リレーレンズ、200・・・映像光生成部、210・・・設置面、220・・・投写領域、250・・・制御ユニット、251・・・取得部、252・・・映像制御部、253・・・通信部、254・・・受信部、255・・・検出部、256・・・検出部、300・・・投写光学系、310・・・投写レンズ、320・・・反射ミラー、400・・・筐体、400a・・・防護カバー、410・・・透過領域、500・・・電池ユニット、510・・・メタノールタンク、520・・・バッファタンク、530・・・燃料電池スタック、531・・・アノード、532・・・カソード、540・・・気液分離機、550a〜550c・・・ポンプ、600・・・走行ユニット、610・・・車体、620・・・モータ、630・・・駆動系、640・・・操舵部、650a〜650d・・・タイヤ、700・・・リモートコントローラ、800a〜800d・・・経路ガイド

Claims (6)

  1. 映像光を生成する映像光生成部と、前記映像光を投写領域上に投写する投写光学系とを収容する筐体を備えており、所定設置面上に設置される投写型映像表示装置であって、
    前記投写光学系は、前記映像光生成部から出射された前記映像光を反射する反射ミラーを有しており、
    前記反射ミラーで反射された前記映像光の光路上に設けられた防護カバーと、前記筐体を支持する走行ユニットと、電力を供給する電池ユニットとを備え、
    前記防護カバーは、前記映像光を透過する透過領域を有しており、
    前記走行ユニットは、前記電池ユニットによって供給される電力によって、前記筐体を支持しながら自走することを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記映像光生成部を遠隔操作するリモートコントローラを検出する検出部をさらに備え、
    前記走行ユニットは、前記検出部によって検出された前記リモートコントローラに追従して、前記筐体を支持しながら自走することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記走行ユニットが自走する走行経路上に設けられた経路ガイドを検出する検出部をさらに備え、
    前記走行ユニットは、前記検出部によって検出された前記経路ガイドに応じて、前記筐体を支持しながら自走することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記反射ミラーは、前記反射ミラーと前記投写領域との間において、前記映像光生成部から出射された前記映像光を集光し、
    前記透過領域は、前記反射ミラーによって前記映像光が集光される位置近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記防護カバーは、前記反射ミラー側から前記投写領域側に連通する開口を有しており、
    前記透過領域は、前記開口であることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記防護カバーの少なくとも一部は、光透過性部材によって構成されており、
    前記透過領域は、前記光透過性部材によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
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