JP2011180260A - 投写型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水平面に設けられた投写面上に映像を表示する場合において、ユーザの利便性を向上することを可能とする投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 投写型映像表示装置100は、光源10から出射される光を変調するDMD70と、DMD70から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系110とを備える。投写型映像表示装置100は、少なくとも第1画面及び第2画面を投写面上に表示するようにDMD70を制御する素子制御部320を備える。素子制御部320は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。
【選択図】 図6
【解決手段】 投写型映像表示装置100は、光源10から出射される光を変調するDMD70と、DMD70から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系110とを備える。投写型映像表示装置100は、少なくとも第1画面及び第2画面を投写面上に表示するようにDMD70を制御する素子制御部320を備える。素子制御部320は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。
【選択図】 図6
Description
本発明は、光源から出射される光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光を投写面上に投写する投写光学系とを備える投写型映像表示装置に関する。
従来、光源から出射される光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光を投写面上に投写する投写光学系とを備える投写型映像表示装置が知られている。
ここで、投写型映像表示装置には、外部メモリや携帯機器などの外部記憶媒体が接続可能である。例えば、外部記憶媒体が接続された際に、外部記憶媒体に記憶されたファイルをリストで表示する投写型映像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
ところで、上述した投写型映像表示装置では、壁面などの垂直面に設けられた投写面上に映像を表示することが前提とされているため、投写面上に表示される映像の向きについては、何ら注意が払われていない。
一方で、近年では、机上などに設けられる水平面に設けられた投写面上に映像を表示する投写型映像表示装置が提案されている。このようなケースでは、投写面上に表示される映像を様々な向きから視認することが考えられる。
上述したように、上述した投写型映像表示装置では、投写面上に表示される映像の向きについては、何ら注意が払われていないため、ユーザの利便性が低下してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、水平面に設けられた投写面上に映像を表示する場合において、ユーザの利便性を向上することを可能とする投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る投写型映像表示装置は、光源(光源10)から出射される光を変調する光変調素子(DMD70)と、前記光変調素子から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系(投写光学系110)とを備える。投写型映像表示装置は、少なくとも第1画面及び第2画面を前記投写面上に表示するように前記光変調素子を制御する素子制御部(素子制御部320)を備える。前記素子制御部は、前記第1画面及び前記第2画面の向きを変更可能に構成される。
第1の特徴において、前記第2画面は、前記投写型映像表示装置の操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
第1の特徴において、前記素子制御部は、前記第2画面で選択された映像と同期して、前記第2画面で選択された映像を前記第1画面に表示するように前記光変調素子を制御する。
第1の特徴において、前記素子制御部は、前記第2画面を前記第1画面に切り替えて、前記第2画面で選択された映像を前記第1画面に表示するように前記光変調素子を制御する。
第1の特徴において、前記素子制御部は、前記投写型映像表示装置の電源が投入されたときに外部記憶媒体が接続されていれば、前記外部記憶媒体に記憶された映像の一覧を前記第2画面に表示するように前記光変調素子を制御する。
第1の特徴において、投写型映像表示装置は、前記投写型映像表示装置の操作者の位置を特定可能に構成された電源スイッチをさらに備える。前記素子制御部は、前記電源スイッチによる電源投入によって特定される操作者の位置に応じて、前記第2画面に表示する映像の向きを制御する。
第1の特徴において、前記素子制御部は、前記投写型映像表示装置の電源が切断された後に、前記投写型映像表示装置の電源が投入された場合に、前記投写型映像表示装置の電源が切断されたときに表示されていた映像の位置に、前記投写型映像表示装置の電源が投入されたときの映像を表示するように前記光変調素子を制御する。
本発明によれば、水平面に設けられた投写面上に映像を表示する場合において、ユーザの利便性を向上することを可能とする投写型映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る投写型映像表示装置は、光源から出射される光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系とを備える。投写型映像表示装置は、少なくとも第1画面及び第2画面を前記投写面上に表示するように前記光変調素子を制御する素子制御部を備える。素子制御部は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。
実施形態に係る投写型映像表示装置は、光源から出射される光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系とを備える。投写型映像表示装置は、少なくとも第1画面及び第2画面を前記投写面上に表示するように前記光変調素子を制御する素子制御部を備える。素子制御部は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。
実施形態では、素子制御部は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。従って、机上などに設けられる水平面に設けられた投写面上に映像を表示するケースなどのように、様々な方向からユーザが映像を視認することが想定される場合において、ユーザの利便性が向上する。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(床面投写)を示す図である。図2は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。
(投写型映像表示装置の概略構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(床面投写)を示す図である。図2は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。
図1及び図2に示すように、投写型映像表示装置100は、筐体200を有しており、投写面(不図示)に映像を投写する。筐体200には、後述する投写光学系110から出射される光を透過する透過領域210が設けられる。
ここで、投写面は、図1に示すように、床面や机上などの水平面に設けられていてもよく、図2に示すように、壁面などの垂直面(例えば、スクリーン)に設けられてもよい。すなわち、投写型映像表示装置100は、映像光を床面や机上などの水平面に投写するように配置されてもよく、映像光を壁面などの垂直面に投写するように配置されてもよい。
なお、投写型映像表示装置100のサイズは、200ml〜2lの容積を有するペットボトル程度である。例えば、投写型映像表示装置100の容積は、900ml程度であり、投写型映像表示装置100の重量は、800g程度である。投写型映像表示装置100によって表示される映像のサイズは、例えば、20インチ程度である。また、投写型映像表示装置100と投写面との距離が非常に近いことに留意すべきである。
(投写型映像表示装置の光学構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の光学構成を主として示す図である。
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の光学構成を主として示す図である。
図3に示すように、投写型映像表示装置100は、投写光学系110と、照明光学系120と、冷却ファン130と、バッテリ140と、電源基板150と、主制御基板160と、操作基板170とを有する。また、投写型映像表示装置100は、DMD70と、反射プリズム80とを有する。
また、筐体200は、第1筐体200A及び第2筐体200Bによって構成される。上述した透過領域210は、第1筐体200Aに設けられる。なお、第1筐体200Aの一部又は全部は、後述するように、第2筐体200Bに収容可能に構成される。
投写光学系110は、DMD70から出射された色成分光(映像光)を投写面に投写する。具体的には、投写光学系110は、投写レンズ群111と、反射ミラー112とを有する。
投写レンズ群111は、DMD70から出射された色成分光(映像光)を反射ミラー112側に出射する。投写レンズ群111は、投写光学系110の光軸Lを中心とする略円形形状のレンズ、投写光学系110の光軸Lを中心とする略円形形状の一部分によって構成される形状(例えば、下半分の半円形状)のレンズなどを含む。
なお、投写レンズ群111に含まれるレンズの径は、反射ミラー112に近いほど大きいことに留意すべきである。
反射ミラー112は、投写レンズ群111から出射された色成分光(映像光)を反射する。反射ミラー112は、映像光を集光した上で、映像光を広角化する。例えば、反射ミラー112は、投写レンズ群111側に凹面を有する非球面ミラーである。ここで、反射ミラー112は、投写光学系110の光軸Lを中心とする略円形形状の一部分によって構成される形状(例えば、下半分の半円形状)を有する。
反射ミラー112で集光された映像光は、筐体200に設けられた透過領域210を透過する。筐体200に設けられた透過領域210は、反射ミラー112によって映像光が集光される位置近傍に設けられることが好ましい。
照明光学系120は、光源10と、ダイクロイックプリズム30と、ロッドインテグレータ40と、ミラー51と、ミラー52と、レンズ61と、レンズ62と、レンズ63とを有する。
光源10は、複数色の色成分光を個別に出射するように構成される。また、光源10には、光源10で生じる熱を放熱するヒートシンクが併設されていてもよい。なお、光源10は、例えば、光源10R、光源10G及び光源10Bによって構成される。
光源10Rは、赤成分光Rを出射する光源であり、例えば、赤LED(Light Emitting Diode)や赤LD(Laser Diode)である。光源10Rには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンクが併設されてもよい。
光源10Gは、緑成分光Gを出射する光源であり、例えば、緑LEDや緑LDである。光源10Gには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンクが併設されてもよい。
光源10Bは、青成分光Bを出射する光源であり、例えば、青LEDや青LDである。光源10Bには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンクが併設されてもよい。
ダイクロイックプリズム30は、光源10Rから出射される赤成分光R、光源10Gから出射される緑成分光G、光源10Bから出射される青成分光Bを合成する。
ロッドインテグレータ40は、光入射面と、光出射面と、光入射面の外周から光出射面の外周に亘って設けられる光反射側面とを有する。ロッドインテグレータ40は、ダイクロイックプリズム30から出射された色成分光を均一化する。詳細には、ロッドインテグレータ40は、光反射側面で色成分光を反射することによって、色成分光を均一化する。なお、ロッドインテグレータ40は、ガラスなどによって構成される中実ロッドであってもよく、ミラー面によって内面が構成される中空ロッドであってもよい。
例えば、第1実施形態では、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が大きくなるテーパ形状を有する。但し、実施形態は、これに限定されるものではない。ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が小さくなる逆テーパ形状を有してもよい。
ミラー51及びミラー52は、ロッドインテグレータ40から出射された光をDMD70に導くために、光の光路を折り曲げる反射ミラーである。
レンズ61、レンズ62及びレンズ63は、光源10から出射された色成分光の拡大を抑制しながら、色成分光をDMD70上に略結像するリレーレンズである。
冷却ファン130は、筐体200の外部に連通しており、筐体200内の熱を放出するように構成される。或いは、冷却ファン130は、筐体200の外部の空気を筐体200内に送り込むように構成される。例えば、冷却ファン130は、光源10の近傍に設けられており、光源10を冷却するように構成される。
バッテリ140は、投写型映像表示装置100に供給すべき電力を蓄積する。
電源基板150は、バッテリ140に接続されており、AC電力をDC電力に変換する電力変換回路を有する。
主制御基板160は、投写型映像表示装置100の動作を制御する主制御回路(後述する制御ユニット300)を有する。
操作基板170は、投写型映像表示装置100に設けられる操作部(ボタンなど)に接続されており、操作部から入力される操作信号を主制御基板160(主制御回路)に伝達する。
DMD70は、複数の微小ミラーによって構成されており、複数の微小ミラーは可動式である。各微小ミラーは、基本的に1画素に相当する。DMD70は、各微小ミラーの角度を変更することによって、色成分光が有効光として投写光学系110側に導かれるように色成分光を反射するか否かを切り替える。
反射プリズム80は、照明光学系120から出射される光をDMD70側に透過する。一方で、反射プリズム80は、DMD70から出射される光を投写光学系110側に反射する。
なお、図4及び図5に示すように、第1筐体200Aは、第2筐体200Bの内壁に沿ってスライド可能に構成される。反射ミラー112は、第1筐体200Aのスライドと連動して、回動軸Pを中心として回動する。
(制御ユニットの構成)
以下において、第1実施形態に係る制御ユニットについて、図面を参照しながら説明する。図6は、第1実施形態に係る制御ユニット300を示すブロック図である。制御ユニット300は、投写型映像表示装置100に設けられており、投写型映像表示装置100を制御する。
以下において、第1実施形態に係る制御ユニットについて、図面を参照しながら説明する。図6は、第1実施形態に係る制御ユニット300を示すブロック図である。制御ユニット300は、投写型映像表示装置100に設けられており、投写型映像表示装置100を制御する。
図6に示すように、制御ユニット300は、操作インタフェース310と、素子制御部320とを有する。
なお、制御ユニット300は、映像入力信号を映像出力信号に変換する。映像入力信号は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binによって構成される。映像出力信号は、赤出力信号Rout、緑出力信号Gout及び青出力信号Boutによって構成される。映像入力信号及び映像出力信号は、1フレームを構成する複数の画素毎に入力される信号である。
操作インタフェース310は、操作部400に接続されており、操作部400から操作信号を取得する。なお、操作部400は、投写型映像表示装置100の電源のON/OFFを切り替えるための電源スイッチなどを有する。或いは、操作部400は、十字ボタンなどを含んでもよい。例えば、十字ボタンは、投写型映像表示装置100の操作者を特定するために用いられる。詳細には、投写型映像表示装置100の操作者の位置を示す方向を十字ボタンで指定しながら電源スイッチをONにすることによって、操作者の位置が特定される。
素子制御部320は、映像入力信号を映像出力信号に変換して、映像出力信号に基づいて、DMD70を制御する。
第1実施形態では、素子制御部320は、少なくとも第1画面及び第2画面を投写面上に表示するようにDMD70を制御する。また、素子制御部320は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。なお、第1画面及び第2画面は、ユーザが視認すべき映像が表示される画面である。また、第1画面は、投写型映像表示装置100の操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であってもよい。第2画面は、投写型映像表示装置100の操作者が視認すべき映像が表示される画面であってもよい。
なお、投写型映像表示装置100の操作者が視認すべき映像が第2画面に表示される場合には、素子制御部320は、以下のように、第1画面及び第2画面を投写面上に表示するようにDMD70を制御してもよい。
第1に、素子制御部320は、第1画面及び第2画面を同時に投写面に表示しながら、第2画面で選択された映像と同期して、第2画面で選択された映像を第1画面に表示するようにDMD70を制御してもよい。
第2に、素子制御部320は、第2画面を第1画面に切り替えて、第2画面で選択された映像を第1画面に表示するようにDMD70を制御してもよい。
第3に、素子制御部320は、投写型映像表示装置100の電源が投入されたときに投写型映像表示装置100に外部記憶媒体が接続されていれば、外部記憶媒体に記憶された映像の一覧を第2画面に表示するようにDMD70を制御してもよい。
なお、外部記憶媒体は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成されるメモリ媒体、パーソナルコンピュータ、ハードディスクなどである。また、映像の一覧は、映像のサムネイルであってもよく、映像の名称の一覧であってもよい。
第4に、素子制御部320は、操作部400の操作(電源スイッチ及び十字キー)を用いて投写型映像表示装置100の電源が投入された場合に、操作部400の操作によって特定される操作者の位置に応じて、第2画面の向きを制御してもよい。
第5に、素子制御部320は、投写型映像表示装置100の電源が切断された後に、投写型映像表示装置100の電源が投入された場合に、投写型映像表示装置100の電源が切断されたときに表示されていた映像の位置に、投写型映像表示装置100の電源が投入されたときの映像を表示するようにDMD70を制御してもよい。
(第1画面及び第2画面の表示例)
以下において、第1実施形態に係る第1画面及び第2画面の表示例について、図面を参照しながら説明する。
以下において、第1実施形態に係る第1画面及び第2画面の表示例について、図面を参照しながら説明する。
(第1表示例)
第1表示例では、操作者及び視聴者の区別は特にない。例えば、図7に示すように、2つの画面が異なる向きで表示されてもよい。或いは、図8に示すように、4つの画面が異なる向きで表示されてもよい。
第1表示例では、操作者及び視聴者の区別は特にない。例えば、図7に示すように、2つの画面が異なる向きで表示されてもよい。或いは、図8に示すように、4つの画面が異なる向きで表示されてもよい。
ここで、図8に示すように、4つの画面が異なる向きで表示される場合において、映像A、映像B、映像C、映像D、映像Eを全ユーザが視認するケースについて考える。このようなケースにおいて、投写型映像表示装置100は、各ユーザが正しい向きで映像A〜映像Eを視認することができるように、映像の向きを変えながら映像を回覧するように構成されてもよい。例えば、図9に示すように、映像A〜映像Dが表示されている場合に、図10に示すように、映像Eを表示して、映像Aを非表示にするケースについて例示する。このようなケースでは、映像Eを表示するとともに、映像B〜映像Dが表示される画面を切り替えるとともに、映像Cの向きが変更される。
(第2表示例)
第2表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
第2表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
具体的には、図11〜図13に示すように、第1画面には、視聴者の位置に応じて映像が表示され、第2画面には、操作者の位置に応じて映像が表示される。図11〜図13では、第1画面及び第2画面の向きの組み合わせ例が示されているが、これら以外の組み合わせで、第1画面及び第2画面が表示されてもよい。或いは、図14に示すように、第2画面は、複数の領域に分割して表示されてもよい。
ここで、操作者の位置に応じて、第2画面の向きを制御するケースでは、例えば、図11〜図14に示すように、操作者が視認する向きで第2画面が表示される。なお、操作者の位置は、上述したように、例えば、操作部400の操作(電源スイッチ及び十字キー)を用いて投写型映像表示装置100の電源が投入された場合に、操作部400の操作によって特定される。
また、第2画面には、図15に示すように、映像のサムネイルが表示されてもよい。或いは、第2画面には、図16に示すように、映像の名称や属性の一覧が表示されてもよい。或いは、第2画面には、図17に示すように、投写型映像表示装置100の操作メニューの一覧(「画質」、「映像」、「設定」など)が表示されてもよい。
さらに、図18に示すように、操作部400の操作などによって、投写面における第2画面の位置及び向きが切り替え可能に構成されていてもよい。なお、操作部400の操作などによって、投写面における第2画面のサイズが切り替え可能に構成されていてもよい。
(第3表示例)
第3表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
第3表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
ここで、図19に示すように、第1画面及び第2画面は、同時に投写面上に表示される。また、第2画面には、複数の映像候補が表示される。第1画面には、第2画面で選択された映像候補と同期して、第2画面で選択された映像候補が表示される。
例えば、図19に示すように、第2画面において、映像“2”が選択された場合に、第1画面には、第2画面で選択された映像“2”と同期して、映像“2”が表示される。同様に、第2画面において、映像“4”が選択された場合に、第1画面には、第2画面で選択された映像“4”と同期して、映像“4”が表示される。
(第4表示例)
第4表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
第4表示例では、第1画面は、操作者以外の視聴者が視認すべき映像が表示される画面であり、第2画面は、操作者が視認すべき映像が表示される画面である。
ここで、図20及び図21に示すように、第1画面及び第2画面は、同時ではなくて、別々に投写面上に表示される。また、第2画面には、複数の映像候補が表示される。第2画面で映像が選択された場合に、第2画面を第1画面に切り替えて、第2画面で選択された映像が第1画面に表示される。
例えば、図20に示すように、第2画面において、映像のサムネイルの中から、映像“5”が選択された場合に、第2画面を第1画面に切り替えて、第2画面で選択された映像“5”が第1画面に表示される。
或いは、図21に示すように、第2画面において、映像の名称や属性の一覧の中から、映像“B”が選択された場合に、第2画面を第1画面に切り替えて、第2画面で選択された映像“B”が第1画面に表示される。
なお、操作部400の操作などによって、第1画面の向きが切り替え可能に構成されていてもよい。例えば、図22に示すように、操作者及び視聴者が投写面に対して同じ側に位置する場合には、第1画面及び第2画面が同じ向きに表示されてもよい。
(作用及び効果)
第1実施形態では、素子制御部320は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。従って、机上などに設けられる水平面に設けられた投写面上に映像を表示するケースなどのように、様々な方向からユーザが映像を視認することが想定される場合において、ユーザの利便性が向上する。
第1実施形態では、素子制御部320は、第1画面及び第2画面の向きを変更可能に構成される。従って、机上などに設けられる水平面に設けられた投写面上に映像を表示するケースなどのように、様々な方向からユーザが映像を視認することが想定される場合において、ユーザの利便性が向上する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、光変調素子として、DMD(Digital Micromirror Device)を例示したに過ぎない。光変調素子は、反射型の液晶パネルであってもよい。
10…光源、30…ダイクロイックプリズム、40…ロッドインテグレータ、51〜52…ミラー、61〜63…レンズ、70…DMD、80…反射プリズム、100…投写型映像表示装置、110…投写光学系、111…投写レンズ群、112…反射ミラー、120…照明光学系、130…冷却ファン、140…バッテリ、150…電源基板、160…主制御基板、170…操作基板、200…筐体、200A…第1筐体、200B…第2筐体、210…透過領域、300…制御ユニット、310…操作部インタフェース、320…素子制御部、400…操作部
Claims (7)
- 光源から出射される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子から出射される光を水平面に設けられた投写面上に投写する投写光学系とを備える投写型映像表示装置であって、
少なくとも第1画面及び第2画面を前記投写面上に表示するように前記光変調素子を制御する素子制御部を備え
前記素子制御部は、前記第1画面及び前記第2画面の向きを変更可能に構成されることを特徴とする投写型映像表示装置。 - 前記第2画面は、前記投写型映像表示装置の操作者が視認すべき映像が表示される画面であることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
- 前記素子制御部は、前記第2画面で選択された映像と同期して、前記第2画面で選択された映像を前記第1画面に表示するように前記光変調素子を制御することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
- 前記素子制御部は、前記第2画面を前記第1画面に切り替えて、前記第2画面で選択された映像を前記第1画面に表示するように前記光変調素子を制御することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
- 前記素子制御部は、前記投写型映像表示装置の電源が投入されたときに外部記憶媒体が接続されていれば、前記外部記憶媒体に記憶された映像の一覧を前記第2画面に表示するように前記光変調素子を制御することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
- 前記投写型映像表示装置の操作者の位置を特定可能に構成された電源スイッチをさらに備え、
前記素子制御部は、前記電源スイッチによる電源投入によって特定される操作者の位置に応じて、前記第2画面に表示する映像の向きを制御することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。 - 前記素子制御部は、前記投写型映像表示装置の電源が切断された後に、前記投写型映像表示装置の電源が投入された場合に、前記投写型映像表示装置の電源が切断されたときに表示されていた映像の位置に、前記投写型映像表示装置の電源が投入されたときの映像を表示するように前記光変調素子を制御することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2010042546A Withdrawn JP2011180260A (ja) | 2010-01-29 | 2010-02-26 | 投写型映像表示装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013165323A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Ricoh Co Ltd | 画像出力装置及びプログラム |
JP2016008999A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 |
US10474020B2 (en) | 2017-06-02 | 2019-11-12 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method for controlling display apparatus to display an image with an orientation based on a user's position |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010042546A patent/JP2011180260A/ja not_active Withdrawn
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