JP2013165323A - 画像出力装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】投影面上に画像を見やすく投影できる画像出力装置及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】出力画像の領域を分割領域に分割する領域分割手段と、分割領域に配置される同一内容の画面画像を分割領域ごとに編集し、編集後の画面画像が分割領域に配置されるように画面画像を出力画像に合成する画像作成手段と、画面画像を合成した出力画像を出力する画像出力手段とを有する画像出力装置により上記課題を解決する。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像出力装置及びプログラムに関する。
従来、画像投影装置(プロジェクタ)は画像や動画を投影するためのスクリーンを必要としていた。近年では、設置面に投影することにより、机上に投影することができ、スクリーンとなる場所を探す手間が省ける画像投影装置が知られるようになった(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、画像投影装置により投影面上に画像を投影した場合、例えば画像を見る人は、見る位置によって画像を見づらいことがあるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、投影面上に画像を見やすく投影できる画像出力装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した画像出力装置は、出力画像の領域を分割領域に分割する領域分割手段と、前記分割領域に配置される同一内容の画面画像を前記分割領域ごとに編集し、編集後の前記画面画像が前記分割領域に配置されるように前記画面画像を前記出力画像に合成する画像作成手段と、前記画面画像を合成した前記出力画像を出力する画像出力手段とを有することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、投影面上に画像を見やすく投影できる。
本実施形態に係る投影システムの一例の構成図である。 本実施形態に係る画像投影装置の一例の外観図である。 本実施形態に係る画像投影装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像投影装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る施設情報管理装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る画像投影装置の一例の処理イメージ図である。 本実施形態に係る画像投影装置の投影処理の流れを表した一例のシーケンス図である。 画面数を取得する処理の一例のフローチャートである。 画面数を取得する処理の他の例のフローチャートである。 配置位置を取得する処理の一例のイメージ図である。 配置位置を取得する処理の一例のフローチャートである。 分割領域の4頂点座標を求める方法の一例について説明する説明図である。 描画領域の横の長さを求める方法の一例について説明する説明図である。 画面配置を確定する処理の一例のシーケンス図である。 不要な画面を非表示にする処理の一例のフローチャートである。 不要な画面を非表示にする処理の一例のイメージ図である。 画面を統合する処理の一例のフローチャートである。 画面を統合する処理の一例のイメージ図である。 画面配置設定を保管する処理の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る投影システムの一例の構成図である。投影システム1は画像投影装置10、施設情報管理装置11及びネットワーク12を有する構成である。投影システム1は出力システムの一例である。画像投影装置10は画像出力装置の一例である。画像出力装置は面上に画像を出力できるものであればよく、画像を投影面上に投影する画像投影装置10の他、画像を表示面上に表示する画像表示装置も含まれる。
画像投影装置10はインターネットやLANなどのネットワーク12を介して施設情報管理装置11と通信可能に接続されている。ネットワーク12は有線通信/無線通信の何れかであっても、両方を含むものであってもよい。施設情報管理装置11は施設情報を保持している。なお、施設情報の詳細は後述する。
画像投影装置10は施設情報を利用する場合、ネットワーク12経由で施設情報管理装置11にアクセスし、施設情報を取得する。画像投影装置10は、画像を投影面上に投影する。本実施形態では投影面の一例として画像投影装置の設置面である机上に投影する例について説明するが、設置面(机上)に限るものではない。
なお、図1の投影システム1は1台の画像投影装置10及び1台の施設情報管理装置11が含まれる例を表している。むろん、投影システム1は複数台の画像投影装置10や複数台の施設情報管理装置11が含まれてもよい。また、図1の投影システム1は画像投影装置10と施設情報管理装置11とを一体の構成としてもよい。また、図1の投影システム1は画像投影装置10で行う一部の処理を他のサーバ装置などで行ってもよい。施設情報を利用しないのであれば、施設情報管理装置11は必須でない。
<ハードウェア構成>
図2は本実施形態に係る画像投影装置の一例の外観図である。図2の画像投影装置10は設置面26に画像を投影する例である。図2の画像投影装置10は本体部21、ヒンジ部22、反射光学素子23、投射レンズ24、反射光学素子23を保持する筐体25を有する構成である。画像投影装置10は投影光27により投影面28に画像を投影する。
なお、図2に示した画像投影装置10は一例であって、投影面28に画像を投影できる構成であれば他の構成であってもよい。例えば画像投影装置10はヒンジ部22、反射光学素子23、反射光学素子23を保持する筐体25を有さない構成であってもよい。画像投影装置10は投影面28の上空に設けられた設置面(例えば天井)に設置され、投影面28の真上付近から画像を投影する構成であってもよい。
図3は、本実施形態に係る画像投影装置の一例のハードウェア構成図である。図3の画像投影装置10の本体部21は、バス30で相互に接続されているRAM31、CPU32、フラッシュメモリ33、通信I/F34、EEPROM35、操作部36、映像入力部37、映像出力部38、ランプ39、人感センサ40を有する構成である。
RAM31、CPU32、フラッシュメモリ33、EEPROM35、操作部36、映像入力部37、映像出力部38、ランプ39は、基本的な投影機能を実現する部分の一例である。通信I/F34は施設情報管理装置11との連携に利用される。人感センサ40は投影面28の付近にいる人を検知する。なお、人感センサ40は一例であって、投影面28の付近にいる人を検知できれば、センサを利用して人を検知するものであってもカメラにより撮影された画像を画像処理して人を検知するものであってもよい。
操作部36は人(利用者)からの操作を受け付ける。通信I/F34はLANカードなどである。通信I/F34はネットワーク12に接続するために用いられる。映像入力部37は映像の入力を受け付ける。映像出力部38は映像の出力を行う。映像出力部38は例えば液晶プロジェクタの場合、液晶表示装置である。ランプ39は光を発する。ランプ39の発する光は映像出力部38を透過し、投射レンズ24を介して投影面28に投影される。投影面28には映像出力部38に表示された画像が拡大されて表示される。
フラッシュメモリ33、EEPROM35はプログラム、必要なファイル、データ等を格納する。RAM31は画像投影装置10の起動時にフラッシュメモリ33、EEPROM35からプログラムを読み出して格納する。CPU32はRAM31に格納されたプログラムに従って各種処理ブロックを実現する。なお、施設情報管理装置11はパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)などにより実現されるため、施設情報管理装置11の構成についての説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
図1に示すような投影システム1の場合、画像投影装置10は例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は本実施形態に係る画像投影装置の一例の処理ブロック図である。
画像投影装置10はプログラムを実行することで、画面仕様設定部41、画面数取得部42、画面配置管理部43、画面位置決定部44、画面画像作成部45、投影部46、画面配置設定管理部47を実現している。画面仕様設定部41、画面数取得部42、画面配置管理部43、画面位置決定部44、画面画像作成部45、投影部46、画面配置設定管理部47は以下のような役割(操作)を有する。
画面仕様設定部41は、投影の準備をする操作、仕様を決定する操作、画面配置を確定する操作、投影を開始する操作、入力の割り当てを決定する操作を有する。画面数取得部42は画面数を取得する操作を有する。画面配置管理部43は画面を作成する操作、画面配置位置を決定する操作、画面画像を合成する操作、投影を開始する操作、画面を削除する操作、更新画面を決める操作を有する。画面位置決定部44は、配置位置を取得する操作を有する。画面画像作成部45は、画面画像を作成する操作、非表示にする操作を有する。投影部46は投影する操作を有する。画面配置設定管理部47は画面配置設定を保管する操作を有する。なお、図4に示す処理ブロックの処理の詳細は後述する。
また、施設情報管理装置11は例えば図5に示す処理ブロックで実現される。図5は本実施形態に係る施設情報管理装置の一例の処理ブロック図である。施設情報管理装置11はプログラムを実行することで、施設情報公開部51を実現している。施設情報公開部51は画像投影装置10側からの要求により施設情報を画像投影装置10に提供する。
<処理のイメージ>
図6は本実施形態に係る画像投影装置の一例の処理イメージ図である。画像投影装置10は投影面(机上)28に画像を投影する処理に際して以下の特徴を有する。なお、図6は投影面28と画像投影装置10の設置面とが一致している例である。画像投影装置10は投影面28に画像を投影する際、人感センサ40により人61A〜61Dがいる場所を検知する。
図6の例において、画像投影装置10は投影面28を囲むように人61A〜61Dがいることを検知する。画像投影装置10は、検知した人61A〜61Dがいる場所に対応させるように、投影光27により投影可能な領域(以下、投影領域という)内に画像A〜Dを投影する。なお、画像A〜Dは同一内容の画像である。図6の例では人61A〜61Dがいる場所に近い投影領域上に、画像A〜Dをそれぞれ投影している。画像投影装置10は画像A〜Dごとに加工(編集)できる。
なお、図6の例では人感センサ40により検知した人61A〜61Dがいる場所を利用して画像A〜Dを投影する場所を決めているが、利用者が画像A〜Dを投影する場所を決めてもよいし、後述するように施設情報を利用して画像A〜Dを投影する場所を決めてもよい。
このように画像投影装置10は例えば投影面28を囲むように人61A〜61Dがいるとき、人61A〜61Dがいる場所に近い投影領域上に、画像A〜Dをそれぞれ投影できるので、人61A〜61Dに対してそれぞれ画像A〜Dを見やすく投影できる。このように、画像投影装置10は、見る位置によって投影された画像が見づらいことがあるという問題を解消できる。また、画像投影装置10は画像A〜Dごとに加工できるので、人61A〜61Dに対して正面となるように画像A〜Dの向きを変え、人61A〜61Dが見やすい向きで画像A〜Dを投影できる。本実施形態の画像投影装置10は投影面28を囲む誰に対しても見やすく画像を投影できるので、効率的な情報共有を行うことができる。
<処理の流れ>
《投影処理》
図7は本実施形態に係る画像投影装置の投影処理の流れを表した一例のシーケンス図である。ステップS1において、画面仕様設定部41は利用者から投影の準備をする操作を受け付ける。つまり、画面仕様設定部41は画像投影装置10の利用に関する利用者からの操作を受け付ける。利用者からの操作の受付は例えば操作部36を利用できる。
ステップS2において、画面仕様設定部41は仕様を決定する操作を実行する。画面仕様設定部41は画面の仕様を作成する。ステップS3において、画面仕様設定部41は画面数を取得する操作を画面数取得部42に要求する。画面数取得部42は投影領域上に画面をいくつ、どんな向きで投影するのかを割り出す機能を提供する。
ステップS4において、画面仕様設定部41は画面数取得部42からのリターンにより画面数、画面向きを取得する。ステップS5において、画面仕様設定部41は投影領域上にいくつの画面を投影するのか(画面数)と、各画面の投影方向(画面向き)と、各画面のサイズ(画面サイズ)とを画面仕様として決定する。
ステップS6において、画面仕様設定部41は画面仕様を引数として、画面を作成する操作を画面配置管理部43に要求する。ステップS7において、画面配置管理部43は画面配置位置を決定する操作を実行する。ステップS8において、画面配置管理部43は配置位置を取得する操作を画面位置決定部44に要求する。画面位置決定部44は、投影領域のサイズと画面数とに基づき、画面を配置する投影領域上の位置を割り出す機能を提供する。つまり、画面位置決定部44は投影領域上のどの位置に画面を配置するのか、投影領域上での画面描画開始位置の座標を決定する。
ステップS9において、画面配置管理部43は画面描画開始位置の座標をリターンとして画面位置決定部44から取得する。ステップS10において、画面配置管理部43は画面描画開始位置の座標と画面仕様とを含む画面配置位置情報を作成する。
ステップS11において、画面配置管理部43は画面仕様、プレビューを引数として画面画像を作成する操作を画面画像作成部45に要求する。画面画像作成部45は画面仕様に基づいて、画面画像の画像データを作成する機能を提供する。つまり、画面画像作成部45は画面配置管理部43から指定された入力データを読み出し、画面仕様に指定される画像変換を行い、画面画像の画像データを作成する。ステップS12において、画面配置管理部43は画面画像の画面データをリターンとして画面画像作成部45から取得する。
また、ステップS13において、画面配置管理部43は画面画像を合成する操作を実行する。ステップS14において、画面配置管理部43は画面配置位置情報に基づき、画面画像の画像データを投影画像の画像データに合成して、投影領域に投影する画面画像を全て含んだ投影画像の画像データを作成する。
ステップS15において、画面配置管理部43は投影画像を引数として、投影する操作を投影部46に要求する。投影部46は、投影画像の画像データを投影領域に投影する機能を提供する。つまり、投影部46は画面配置管理部43から指定された投影画像の画像データを読み出し、投影デバイスを使って光(信号)に変換して投影領域上に投影画像を投影する(映し出す)。
なお、ステップS16において、画面配置管理部43は投影部46からリターンを受信する。ステップS17において、画面仕様設定部41は画面配置管理部43からリターンを受信する。ステップS18において、利用者は投影領域上に投影された投影画像を確認する。
また、ステップS19において、画面仕様設定部41は利用者から画面配置を確定する操作を受け付ける。ステップS20において、利用者は画面配置を確定する操作の受け付け結果を例えば操作部36を利用して確認する。
ステップS21において、画面仕様設定部41は利用者から画面画像を指定した投影を開始する操作を受け付ける。ステップS22において、画面仕様設定部41は画面配置設定を保管する操作を画面配置設定管理部47に要求する。画面配置設定管理部47は画面配置位置情報を画像投影装置10のフラッシュメモリ33又はEEPROM35等の記憶領域に保管する。画面配置設定管理部47は画面配置位置情報の読み出し、又は、書き込み機能を提供する。ステップS23において、画面仕様設定部41はリターンを画面配置設定管理部47から受信する。
ステップS24において、画面仕様設定部41は画面画像を引数とした投影を開始する操作を画面配置管理部43に要求する。ステップS25において、画面配置管理部43は画面仕様、画面画像を引数として、画面画像を作成する操作を画面画像作成部45に要求する。画面画像作成部45は画面配置管理部43から指定された入力データを読み出して画面仕様に指定される画像変換を行い、画面画像の画像データを作成する。ステップS26において、画面配置管理部43はリターンとして画面画像の画面データを画面画像作成部45から取得する。
また、ステップS27において、画面配置管理部43は画面画像を合成する操作を実行する。ステップS28において、画面配置管理部43は画面配置位置情報に基づき、画面画像の画像データを投影画像の画像データに合成して、投影領域に投影する画面画像を全て含んだ投影画像の画像データを作成する。
ステップS29において、画面配置管理部43は投影画像を引数として、投影する操作を投影部46に要求する。投影部46は、画面配置管理部43から指定された投影画像の画像データを読み出し、投影デバイスを使って光に変換して投影領域上に投影画像を投影する。ステップS30において、画面配置管理部43は投影部46からリターンを受信する。ステップS31において、画面仕様設定部41は画面配置管理部43からリターンを受信する。ステップS32において、利用者は投影領域上に投影された投影画像を確認する。
なお、画面数を取得する操作及び配置位置を取得する操作では、後述するように、画面数の決定や投影領域上での画面描画開始位置の座標の決定に、人感センサ40により検知した人がいる場所を利用してもよいし、施設情報を利用してもよい。また、画面数を取得する操作及び配置位置を取得する操作では、画面数の決定や投影領域上での画面描画開始位置の座標の決定を利用者が行ってもよい。
以下、図7に示したシーケンス図の処理例を説明していく。
《画面数を取得する処理》
図8は画面数を取得する処理の一例のフローチャートである。図8のフローチャートは人感センサ40を利用する例を表している。ステップS51において、画面数取得部42は画面ID=1、画面数=0と設定する。画面IDは画面を一意に識別する為の情報の一例である。画面数は投影領域に投影する画面の数を表している。
ステップS52において、左サイドセンサID=1と設定する。左サイドセンサIDは例えば画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40を一意に識別する為の情報の一例である。
ステップS53に進み、画面数取得部42は左サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されたか否かを判定する。左サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されないと判定すると、画面数取得部42はステップS54に進む。ステップS54において、画面数取得部42は画面ID=1の状態を無効に設定する。
また、ステップS53において、左サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されたと判定すると、画面数取得部42はステップS55に進む。ステップS55において、画面数取得部42は画面ID=1の画面向きを時計回りに90°回転する。画面数取得部42はステップS56に進み、画面ID=1の状態を有効に設定する。
ステップS57に進み、画面数取得部42は画面数に1を加算する。画面数は0から1に変化する。ステップS54又はS57に続いてステップS58に進み、画面数取得部42は左サイドセンサIDに1を加算し、1から2に変化させる。また、画面数取得部42はステップS59に進み、画面IDに1を加算し、1から2に変化させる。
ステップS60に進み、画面数取得部42は左サイドセンサID=2が画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下であるか否かを判定する。
左サイドセンサID=2が画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下であれば、画面数取得部42はステップS53に戻り処理を続ける。つまり、画面数取得部42は画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40の全てについて、ステップS53〜S57の処理を繰り返し行う。
左サイドセンサIDが画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下でなければ、言い換えれば左サイドセンサIDが画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数より大きくなれば、画面数取得部42はステップS61に進む。ここでは画像投影装置10から向かって投影領域の左側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数が2であるとしてステップS61以降の処理を説明する。なお、ステップS61において、画面数は2であったと仮定する。
ステップS61において、右サイドセンサID=1と設定する。右サイドセンサIDは例えば画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40を一意に識別する為の情報の一例である。
ステップS62に進み、画面数取得部42は右サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されたか否かを判定する。右サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されないと判定すると、画面数取得部42はステップS63に進む。ステップS63において、画面数取得部42は画面ID=3の状態を無効に設定する。
また、ステップS62において、右サイドセンサID=1の人感センサ40により人が検知されたと判定すると、画面数取得部42はステップS64に進む。ステップS64において、画面数取得部42は画面ID=3の画面向きを半時計回りに90°回転する。画面数取得部42はステップS65に進み、画面ID=3の状態を有効に設定する。
ステップS66に進み、画面数取得部42は画面数に1を加算する。画面数は2から3に変化する。ステップS63又はS66に続いてステップS67に進み、画面数取得部42は右サイドセンサIDに1を加算し、1から2に変化させる。また、画面数取得部42はステップS68に進み、画面IDに1を加算し、3から4に変化させる。
ステップS69に進み、画面数取得部42は右サイドセンサID=2が画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下であるか否かを判定する。
右サイドセンサID=2が画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下であれば、画面数取得部42はステップS62に戻り処理を続ける。つまり、画面数取得部42は画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40の全てについて、ステップS62〜S66の処理を繰り返し行う。
右サイドセンサIDが画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数以下でなければ、言い換えれば右サイドセンサIDが画像投影装置10から向かって投影領域の右側にいる人を検知する人感センサ40のセンサ数より大きくなれば、画面数取得部42は図8のフローチャートの処理を終了する。
なお、図8のフローチャートの処理は左サイドセンサID及び右サイドセンサIDと画面IDとを対応付けることができる。つまり、図8のフローチャートの処理では左サイドセンサIDにより検知された人の数と右サイドセンサIDにより検知された人の数とが例えば画像投影装置10から向かって投影領域の左側に配置する画面数と画像投影装置10から向かって投影領域の右側に配置する画面数として算出できる。
図9は画面数を取得する処理の他の例のフローチャートである。図9のフローチャートは施設情報を利用する例を表している。ステップS71において、画面数取得部42は施設情報管理装置11の施設情報公開部51に接続して施設情報を取得する。ステップS72において、画面数取得部42は取得した施設情報に対応した施設一覧を例えば操作部36に表示する。なお、施設一覧の表示は画像投影装置10に接続されたPC等に表示させるようにしてもよい。
そして、ステップS73に進み、画面数取得部42は利用者からの施設の選択を受け付ける。ステップS74に進み、画面数取得部42は利用者が指定した施設の施設情報を参照する。ステップS75に進み、画面数取得部42は画面数として施設情報の人数を設定する。
ステップS76に進み、画面数取得部42は画面ID=1を設定する。ステップS77に進み、画面数取得部42は画面ID=1の画面向きを、時計回りに90°回転する。ステップS78に進み、画面IDに1を加算し、1から2に変化させる。ステップS79に進み、画面数取得部42は画面ID=2が(画面数/人の座るテーブルサイド数)以下であるか否かを判定する。
画面ID=2が(画面数/人の座るテーブルサイド数)以下であれば、画面数取得部42はステップS77に戻り処理を続ける。つまり、画面数取得部42は人の座るテーブルサイドの1つ(例えば画像投影装置10から向かって投影領域の左側)に配置される画面の全てについて、ステップS77の処理を繰り返し行う。
画面IDが(画面数/人の座るテーブルサイド数)以下でなければ、言い換えれば画面IDが(画面数/人の座るテーブルサイド数)よりも大きくなれば、画面数取得部42はステップS80に進む。ここでは人の座るテーブルサイド数が2であるとしてステップS80以降の処理を説明する。なお、ステップS75において、画面数は4であったと仮定する。
ステップS80に進み、画面数取得部42は画面ID=3の画面向きを、反時計回りに90°回転する。ステップS81に進み、画面IDに1を加算して、3から4に変化させる。ステップS81に進み、画面数取得部42は画面ID=4が画面数=4以下であるか否かを判定する。
画面ID=4が画面数=4以下であれば、画面数取得部42はステップS80に戻り処理を続ける。つまり、画面数取得部42は人の座るテーブルサイドの1つ(例えば画像投影装置10から向かって投影領域の右側)に配置される画面の全てについて、ステップS80の処理を繰り返し行う。そして、画面IDが画面数以下でなければ、言い換えれば画面IDが画面数よりも大きくなれば、画面数取得部42は図9のフローチャートの処理を終了する。
図9のフローチャートの処理は施設情報の人数(例えばテーブルサイドに座ることのできる人数)を画面数とし、画面数を人の座るテーブルサイド数で割ることで、各テーブルサイドに配置する画面数を算出できる。
《配置位置を取得する処理》
図10は配置位置を取得する処理の一例のイメージ図である。配置位置を取得する処理は図10に示すように投影領域100のどこに各画面を配置するか(映像出力部38が液晶プロジェクタの場合、液晶表示装置が表示する画像のどこに各画像を配置するか)を表す画面描画開始位置の座標102を取得するものである。図10の投影領域100は画面数=4に基づいて4つの分割領域A〜Dに分割されている。画面位置決定部44は分割領域A〜D毎に描画領域101及び画面描画開始位置の座標102を決定する。
なお、配置位置を取得する処理は、以下の既知のパラメータ、前提条件及び方針の下で実施する。既知のパラメータとしては、初期設定の縦の余白、初期設定の横の余白、全体の縦横の長さ、縦の画面数、横の画面数、アスペクト比(例えば16:9、4:3)が含まれる。前提条件としては、画像投影装置10から向かって投影領域100の正面側に人がいないものとする。方針としては、初期設定の横の余白から縦の余白を求め、縦の余白が初期設定の縦の余白より大きければ問題がないものとする。
図11は配置位置を取得する処理の一例のフローチャートである。画面位置決定部44はステップS91に進み、投影領域100の分割数を決定する。投影領域100の分割数は例えば縦の画面数、横の画面数から決定できる。なお、縦及び横の画面数から投影領域100の分割数を決定する処理は様々考えられる。
ステップS92に進み、画面位置決定部44は各分割領域の4頂点座標を例えば図12に示す計算式を使って求める。図12は分割領域の4頂点座標を求める方法の一例について説明する説明図である。なお、図12のi、jは0始まりとする。また、図12のHは投影領域100の縦の長さ(全体の縦の長さ)とする。図12のWは投影領域100の横の長さ(全体の横の長さ)とする。図12の分割領域のイメージは縦の分割数が2の例を表している。例えば画面位置決定部44は、左からi番目、上からj番目の分割領域の4頂点(左上、左下、右上、右下)座標を、それぞれ式(1)〜式(4)を使って求めることができる。
ステップS93に進み、画面位置決定部44は分割領域の横の長さと初期設定の横の余白から描画領域101の横の長さを例えば図13に示す計算式を使って求める。図13は描画領域の横の長さを求める方法の一例について説明する説明図である。なお、描画領域101とは画面画像を投影する領域である。図13において、hは分割領域の縦の長さとする。wは分割領域の横の長さとする。lhを縦の余白の長さとする。lwは横の余白の長さとする。例えば画面位置決定部44は描画領域101の横の長さを、式(5)を使用して求めることができる。
ステップS94に進み、画面位置決定部44は描画領域101の横の長さとアスペクト比とに基づき、描画領域101の縦の長さと縦の余白の長さとを計算する。なお、描画領域101は分割前の描画領域のアスペクト比を保持した状態にする必要がある。分割前の描画領域とは分割数が0(画面数が1)の場合であって、投影領域100の全面を利用して配置される描画領域を意味する。
分割前の描画領域のアスペクト比を保持した状態にしなければ、分割領域の描画領域101に投影される画像は、もともとの画像に対して変に歪んだ画像になるため、見にくい画像となってしまう。そこで、ステップS94の処理では、分割領域の描画領域101に投影される画像が、もともとの画像に対して変に歪んだ画像になることを防止する。
アスペクト比が16:9の場合、画面位置決定部44は以下の式(6)及び式(7)を利用して求める。
(描画領域の縦の長さ)=(描画領域の横の長さ)×9/16…(6)
(縦の余白の長さ)={(分割領域の縦の長さ)−(描画領域の縦の長さ)}/2…(7)
ステップS95に進み、画面位置決定部44は初期設定の縦の余白の長さが、ステップS94で計算した縦の余白の長さ以下であるか否かを判定する。初期設定の縦の余白の長さがステップS94で計算して求めた縦の余白の長さ以下であれば、画面位置決定部44はステップS98に進む。ステップS98において、画面位置決定部44はステップS94で計算した縦の余白の長さ、初期設定の横の余白の長さから、描画領域の4頂点座標を求める。
一方、ステップS95において、初期設定の縦の余白の長さがステップS94で計算した縦の余白の長さ以下でなければ、画面位置決定部44はステップS94で計算した縦の余白の長さが初期設定の縦の余白の長さより小さいため、ステップS96に進み、初期設定の縦の余白の長さを基準にして横の余白の長さを計算し直す。
ステップS96において、画面位置決定部44は分割領域の縦の長さと初期設定の縦の余白から描画領域101の縦の長さを例えば以下の式(8)から求める。
(描画領域の縦の長さ)=(分割領域の縦の長さ)−2×(初期設定の縦の余白の長さ)…(8)
ステップS97に進み、画面位置決定部44は描画領域101の縦の長さとアスペクト比とに基づき、描画領域101の横の長さと横の余白の長さとを計算する。ステップS98に進み、画面位置決定部44は初期設定の縦の余白の長さ、ステップS97で計算した横の余白の長さから、描画領域の4頂点座標を求める。
《画面配置を確定する処理》
図14は画面配置を確定する処理の一例のシーケンス図である。図14は画面配置を確定するための操作の一例として、人がいない場所の画面を非表示とする操作、複数の画面を1つに統合する操作を表している。
人がいない場所の画面を非表示とする、言い換えれば不要な画面を消す場合、画面仕様設定部41はステップS100において、利用者から非表示(無効)にする画面の画面ID=1を指定した表示設定する操作を受け付ける。ステップS101において、画面仕様設定部41は画面ID=1を引数とした画面を削除する操作を画面配置管理部43に要求する。
ステップS102において、画面配置管理部43は画面ID=1を引数とした非表示にする操作を、画面画像作成部45に要求する。画面画像作成部45はリターンを返す。ステップS104において、画面配置管理部43は画面画像を作成する操作を画面画像作成部45に要求する。画面画像作成部45は画面ID=1の画面を削除した画面画像の画像データを作成する。ステップS105において、画面配置管理部43は画面ID=1の画面を削除した画面画像の画像データをリターンとして画面画像作成部45から取得する。
ステップS106において、画面配置管理部43は画面画像を合成する操作を実行することにより画面ID=1の画面を削除した画面画像を投影中の投影画像に合成する。画面配置管理部43はステップS107において、画面ID=1の画面を削除した画面画像を含んだ投影画像の画像データを作成する。
ステップS108において、画面配置管理部43は投影画像を投影する操作を投影部46に要求する。投影部46は、画面ID=1の画面を削除した画面画像を含んだ投影画像の画像データを読み出し、投影領域100に投影画像を投影する。ステップS109において、画面配置管理部43は投影部46からリターンを受信する。ステップS110において、画面仕様設定部41は画面配置管理部43からリターンを受信する。ステップS111において、利用者は投影領域上に投影された画面ID=1の画面を削除した画面画像を含んだ投影画像を確認する。
また、画面を統合する場合、画面仕様設定部41はステップS120において、利用者から統合する画面の例えば画面ID=1〜nを指定した、画面をひとつにする操作を受け付ける。ステップS121において、画面仕様設定部41は統合する画面の例えば画面ID=1〜nを指定した、画面をひとつにする操作を画面配置管理部43に要求する。
なお、画面をひとつにする操作は、前述した画面配置位置を決定する操作により実施される。ステップS122において、画面配置管理部43は画面配置位置を決定する操作を実行する。画面配置管理部43は画面描画開始位置の座標を画面位置決定部44から取得して、画面描画開始位置の座標と画面仕様とを含む画面配置位置情報を作成する。例えば統合された画面の画面描画開始位置の座標は統合された画面の分割領域を統合することにより前述の画面描画開始位置の座標を求める方法で求めることができる。
画面配置管理部43はステップS123に進み、画面配置管理部43は画面画像を作成する操作を画面画像作成部45に要求する。画面画像作成部45は画面配置管理部43から指定された入力データを読み出し、画面仕様に指定される画像変換を行い、ひとつに統合された画面を含む画面画像の画像データを作成する。
ステップS124において、画面配置管理部43はひとつに統合された画面を含む画面画像の画面データをリターンとして画面画像作成部45から取得する。ステップS125において、画面配置管理部43はひとつに統合された画面を含む画面画像を合成する操作を実行する。画面配置管理部43は画面配置位置情報に基づき、ひとつに統合された画面を含む画面画像の画像データを合成して、投影画像の画像データを作成する。
ステップS126において、画面配置管理部43は投影画像を投影する操作を投影部46に要求する。投影部46は、ひとつに統合された画面の画面画像を含んだ投影画像の画像データを読み出し、投影領域100に投影画像を投影する。画面配置管理部43は、ステップS127において、投影部46からリターンを受信する。ステップS128において、画面仕様設定部41は画面配置管理部43からリターンを受信する。ステップS129において、利用者は投影領域上に投影されたひとつに統合された画面の画面画像を含んだ投影画像を確認する。
図15は不要な画面を非表示にする処理の一例のフローチャートである。図16は不要な画面を非表示にする処理の一例のイメージ図である。ステップS131において、利用者は例えば設定画面から画面ID=1の画面を非表示にする設定を行う。
ステップS132に進み、画面仕様設定部41は画面ID=1を引数とした画面を削除する操作を画面配置管理部43に要求する。画面配置管理部43は画面画像作成部45に画面ID=1の画面を削除した画面画像の画像データを作成させる。
ステップS133において、画面配置管理部43は画面ID=1の画面を削除した画面画像を投影中の投影画像に合成し、画面ID=1の画面を削除した画面画像を含んだ投影画像の画像データを作成する。ステップS134において、画面配置管理部43は投影部46に、画面ID=1の画面を削除した画面画像を含んだ投影画像の画像データを投影領域100に投影させる。
図15のフローチャートの処理により、図16(A)に示す画面ID=1〜4の画面を含む投影画像が、図16(B)に示すような投影画像に変化する。図16(B)の投影画像は画面ID=1の画面が非表示になる一方、画面ID=2〜4の画面が表示されたままとなっている。
図17は画面を統合する処理の一例のフローチャートである。図18は画面を統合する処理の一例のイメージ図である。ステップS141において、利用者は例えば設定画面から複数の画面を1つに統合する設定を行う。例えば利用者は図18(A)に示す4つの分割領域に分割されている投影領域100の上側の2つの画面を1つに統合する設定を行うものとする。
ステップS141において、画面仕様設定部41は統合する画面をひとつにする操作を画面配置管理部43に要求し、1つに統合する画面を含む分割領域を統合する。例えば図18(A)に示す上側の2つの分割領域が、図18(B)に示す1つの分割領域に統合される。
ステップS142において、画面配置管理部43は画面配置位置102を決定する操作を実行する。なお、統合された分割領域における画面配置位置102は、図11に示したフローチャートにより決定できる。つまり、画面を統合する処理においては、分割領域の横の長さが図18(B)に示すような統合後の分割領域の横の長さとなる。画面配置管理部43は画面描画開始位置102の座標を画面位置決定部44から取得して、画面描画開始位置の座標と画面仕様とを含む画面配置位置情報を作成する。
画面配置管理部43はステップS143に進み、画面画像を作成する操作を画面画像作成部45に要求する。また、画面画像作成部45は画面配置管理部43から指定された入力データを読み出し、画面仕様に指定される画像変換を行い、ひとつに統合された分割領域用の画面画像の画像データを作成する。
ステップS144において、画面配置管理部43はひとつに統合された分割領域用の画面画像を含む画面画像の画面データを画面画像作成部45から取得する。画面配置管理部43は画面配置位置情報に基づき、ひとつに統合された分割領域用の画面を含む画面画像の画像データを合成して、投影画像の画像データを作成する。
ステップS145において、画面配置管理部43は投影画像を投影する操作を投影部46に要求する。投影部46は、ひとつに統合された分割領域用の画面の画面画像を含んだ投影画像の画像データを読み出し、投影領域100に投影画像を投影する。
《画面配置設定を保管する処理》
図19は画面配置設定を保管する処理の一例のイメージ図である。画面仕様設定部41は利用者から画面画像を指定した投影を開始する操作を受け付けた際、作成した画面配置位置情報及び画面仕様を画像投影装置10のフラッシュメモリ33又はEEPROM35等の記憶領域に保管する。画面配置位置情報及び画面仕様は利用者ごとに保管しておいてもよい。そして、画面仕様設定部41は次回の投影処理時に、記憶領域に保管されている画面配置位置情報及び画面仕様があれば、記憶領域に保管されている画面配置位置情報及び画面仕様を利用することで、仕様を決定する操作、画面配置位置を決定する操作などをスキップすることもできる。
<まとめ>
本実施形態によれば、画像投影装置10の投影領域100を分割領域に分割して、分割領域ごとに加工した画像を投影することができ、例えば分割領域ごとに人がいる場所を考慮した見やすい向きに画像を投影したり、人がいる場所の付近に画像を投影したりすることができる。したがって、本実施形態によれば投影領域を囲む誰に対しても画像を見やすく投影することができるので、効率的な情報共有を行うことができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、特許請求の範囲に記載した領域分割手段は画面仕様設定部41及び画面数取得部42に相当し、画像作成手段は画面配置管理部43、画面位置決定部44及び画面画像作成部45に相当し、画像出力手段は投影部46に相当し、画面数決定手段は画面数取得部42に相当し、設定手段が画面仕様設定部41に相当する。
1 投影システム
10 画像投影装置
11 施設情報管理装置
12 ネットワーク
21 本体部
22 ヒンジ部
23 反射光学素子
24 投射レンズ
25 筐体
26 設置面
27 投影光
28 投影面
30 バス
31 RAM
32 CPU
33 フラッシュメモリ
34 通信I/F
35 EEPROM
36 操作部
37 映像入力部
38 映像出力部
39 ランプ
40 人感センサ
41 画面仕様設定部
42 画面数取得部
43 画面配置管理部
44 画面位置決定部
45 画面画像作成部
46 投影部
47 画面配置設定管理部
51 施設情報公開部
61A〜61D 人
100 投影領域
101 描画領域
102 画面描画開始位置の座標
特開2007−310194号公報

Claims (7)

  1. 出力画像の領域を分割領域に分割する領域分割手段と、
    前記分割領域に配置される同一内容の画面画像を前記分割領域ごとに編集し、編集後の前記画面画像が前記分割領域に配置されるように前記画面画像を前記出力画像に合成する画像作成手段と、
    前記画面画像を合成した前記出力画像を出力する画像出力手段と
    を有する画像出力装置。
  2. 前記画像作成手段は、前記分割領域に配置される同一内容の画面画像の向きを前記分割領域ごとに回転可能なこと
    を特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  3. 前記画像作成手段は、前記分割領域に配置される同一内容の画面画像の大きさを、初期設定の縦又は横の余白の長さと、アスペクト比とを利用して求めること
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像出力装置。
  4. 前記領域分割手段は、人を検知するセンサの検知結果に基づき、前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数を決定する画面数決定手段と、
    前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数に基づき、前記出力画像の領域から分割する分割領域の数を設定する設定手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の画像出力装置。
  5. 前記領域分割手段は、施設情報を管理する装置から取得した施設情報に基づき、前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数を決定する画面数決定手段と、
    前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数に基づき、前記出力画像の領域から分割する分割領域の数を設定する設定手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の画像出力装置。
  6. 前記領域分割手段は、利用者に、前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数を決定させる画面数決定手段と、
    前記出力画像に配置される同一内容の画面画像の数に基づき、前記出力画像の領域から分割する分割領域の数を設定する設定手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の画像出力装置。
  7. コンピュータを、
    出力画像の領域を分割領域に分割する領域分割手段と、
    前記分割領域に配置される同一内容の画面画像を前記分割領域ごとに編集し、編集後の前記画面画像が前記分割領域に配置されるように前記画面画像を前記出力画像に合成する画像作成手段と、
    前記画面画像を合成した前記出力画像を出力する画像出力手段と
    して機能させるためのプログラム。
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