JPH0984213A - 車両の自動充電システム及び充電装置 - Google Patents

車両の自動充電システム及び充電装置

Info

Publication number
JPH0984213A
JPH0984213A JP7237239A JP23723995A JPH0984213A JP H0984213 A JPH0984213 A JP H0984213A JP 7237239 A JP7237239 A JP 7237239A JP 23723995 A JP23723995 A JP 23723995A JP H0984213 A JPH0984213 A JP H0984213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
vehicle
contactor
contactors
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7237239A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shibata
賢次 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP7237239A priority Critical patent/JPH0984213A/ja
Publication of JPH0984213A publication Critical patent/JPH0984213A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助コンタクタを無くして車両側コンタクタ
のレイアウトの自由度を高めるとともに、本充電システ
ムへの他機種車両の流用を図る。 【解決手段】 無人搬送車1の機台底部にはバッテリ5
を充電するための一対の充電コンタクタ6,7が配置さ
れている。無人搬送車1の走行経路上に設置されたベー
ス8には車両側の充電コンタクタ6,7と接触可能に充
電コンタクタ9,10及び補助コンタクタ11が配置さ
れている。充電コンタクタ10と補助コンタクタ11
は、無人搬送車1の充電停止位置で充電コンタクタ7が
充電コンタクタ10と所定接触面積を確保した状態で補
助コンタクタ11とも跨がって接触可能に無人搬送車1
の進行方向に沿って縦列に配置されている。同図右方向
から無人搬送車1が進入して充電コンタクタ7が補助コ
ンタクタ11と接触すると充電装置は充電コンタクタ
9,10への通電を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側の充電コン
タクタと充電装置側の充電コンタクタとが接触したこと
を検知してから通電を開始するインターロック機能を備
えた車両の自動充電システム及び充電装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両に搭載されたバッテリの充
電装置として、車両の走行経路上に車両側充電コンタク
タと接触可能に充電装置側の充電コンタクタを配置し、
車両が所定充電位置に停止したときに双方の充電コンタ
クタを接触状態とさせる装置が開示されている(例えば
実開昭61−104739号公報、実開昭61−202
127号公報、実開平4−14401号公報等)。
【0003】ところで、充電装置側(地上側)の充電コ
ンタクタに電圧を印加しておくと、コンタクタの接触時
に火花が飛んでコンタクタを傷めることになるうえ、誤
って地上側の充電コンタクタに触れると感電の心配もあ
る。そこで、地上側の充電コンタクタに通常時は電圧を
印加せず、車両側の充電コンタクタが地上側の充電コン
タクタと接触したことを確認後、通電を開始させるイン
ターロック機構を備えるものがある。
【0004】例えば、通信等により遠隔から運行制御さ
れて荷の搬送作業を行う無人搬送車の充電を行う充電シ
ステムに、この種のインターロック機能が備えられてい
た。図8に示すように、無人搬送車51はその走行駆動
電源となるバッテリ52を充電するための一対の充電コ
ンタクタ53,54と、インターロック用の補助コンタ
クタ55とをその機台底部にその車幅方向に所定間隔を
開けて並んで備えている。充電コンタクタ54と補助コ
ンタクタ55はバッテリ52の正極に接続され、充電コ
ンタクタ53はバッテリ52の負極に接続されている。
【0005】一方、無人搬送車51の走行経路上には、
車両側の各コンタクタ53,54,55と接触可能に、
地上側の充電コンタクタ56,57と補助コンタクタ5
8が床面上のベース59に突出状態に配置されている。
ここで、補助コンタクタ55,58は、充電コンタクタ
53,54,56,57の接触面積が所定面積だけ確保
されてからはじめて接触するように充電コンタクタ5
3,54,56,57よりも短く形成されていた。
【0006】無人搬送車51が充電停止位置に停止して
双方の充電コンタクタが接触すると、補助コンタクタ5
8と負極側の充電コンタクタ56間に印加されたバッテ
リ電圧、すなわちバッテリ52の残存容量が充電装置6
0に設けられた検出回路61により検知される。つま
り、補助コンタクタ55,58を介して充電コンタクタ
53,54,56,57が十分な面積で接触したこと
と、バッテリ52の残存容量が検知される。
【0007】バッテリ52の残量容量が一定レベル未満
であるときのみ検出回路61によりスイッチ62が閉じ
られて電源63からの充電電流の供給が開始され、バッ
テリ52の充電が行われる。そして、充電完了後、無人
搬送車51は発進する。このとき、補助コンタクタ5
5,58の接触がなくなり検出回路61の検知電圧が0
Vとなると、スイッチ62が開かれて通電が停止され、
この通電停止後に充電コンタクタ53,54,56,5
7が離間する。従って、充電コンタクタ53,54,5
6,57の接触時及び離間時に火花が飛ばず充電コンタ
クタ53,54,56,57の損傷が防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターロッ
ク機能のための補助コンタクタ55が1個増えることに
より、その配設位置が問題となる。例えば無人搬送車5
1(図9では3輪式)の場合、図9に示すようにその機
台底部には3本のタイヤ64と、軌道線(誘導線)を検
知するための一対の誘導用センサ65とが配設されるこ
とになる。
【0009】無人搬送車51の各コンタクタ53〜55
の配置位置が、進行方向(図9の左右方向)においてタ
イヤ64のトレッドと重複していると、タイヤ64が地
上側の各コンタクタ56〜58に乗り上げて走行経路を
乱す虞れがある。また、誘導用センサ65はその検出距
離が比較的短く床面からの地上高をあまり稼げないの
で、各コンタクタ53〜55の配置位置が進行方向にお
いて誘導用センサ65と重複していると、誘導用センサ
65が地上側のコンタクタ56〜58に干渉する虞れが
ある。
【0010】つまり、コンタクタ53〜55を配置でき
る領域は、進行方向においてタイヤ64及び誘導用セン
サ65に重複しない図9のハッチング領域に限られてし
まい、3つのコンタクタ53〜55を理想的なレイアウ
トで配置することが困難となるという問題があった。例
えば、各コンタクタ53〜55が車幅方向に間隔を開け
て配置されると、バッテリ52に接続するための配線長
が長く必要となる。
【0011】また、補助コンタクタ55,58を備えず
に、充電装置と車両間でのインターロック信号の遣り取
りにより充電コンタクタが接触したことを確認して充電
を開始するインターロック機能を備えた自動充電システ
ムもあり、このような充電システムにおける無人搬送車
には補助コンタクタ55が備えられていない。従って、
補助コンタクタ55を備えていないインターロック機能
の異なる無人搬送車を、充電装置60のインターロック
機能を適用して図8の自動充電システムに流用すること
ができなかった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、車両側の補助コンタク
タを無くして車両側の充電コンタクタのレイアウトの自
由度を高めるとともに、補助コンタクタを備えない他機
種の車両を本充電システムに流用することができる車両
の自動充電システム及び充電装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に記載の発明では、バッテリを搭載するとと
もに、該バッテリに接続された一対の充電コンタクタを
備えた車両と、前記車両側充電コンタクタと接触可能に
前記車両の走行経路上に設けられた一対の地上側充電コ
ンタクタと、前記車両の充電停止位置において、該地上
側充電コンタクタと前記車両側充電コンタクタとが所定
接触面積を確保する状態で、前記車両側充電コンタクタ
のうち一方が該地上側充電コンタクタと跨がって接触可
能に前記車両の進行方向に該地上側充電コンタクタと縦
列配置された補助コンタクタと、前記地上側充電コンタ
クタに供給する充電電流の供給源となる電源と、該電源
から前記地上側充電コンタクタへの充電電流の供給を入
切するためのスイッチ手段と、前記補助コンタクタと該
補助コンタクタと縦列配置されていない側の地上側充電
コンタクタとの間に印加されるバッテリ電圧を検知する
ための検知手段と、該検知手段が検知した前記バッテリ
電圧に基づき前記スイッチ手段を閉路させる制御手段と
を備えた充電装置とから自動充電システムを構成した。
【0014】請求項2に記載の発明では、前記車両は、
機台底部に地上に敷設された軌道線を検知する誘導用セ
ンサを備えた無人搬送車であり、前記車両側充電コンタ
クタは、前記無人搬送車の機台底部にその車幅方向にお
いて車輪及び前記誘導用センサから外れた位置に配置さ
れた。
【0015】請求項3に記載の発明では、前記制御手段
は、前記検知手段が電圧を検知しなくなると前記スイッ
チ手段を開路させるようになっており、前記補助コンタ
クタと縦列に配置された前記地上側充電コンタクタは、
前記補助コンタクタを挟んだ両側に2つ配置され、該2
つの地上側充電コンタクタの前記補助コンタクタを挟ん
だ間隔は、前記車両側充電コンタクタが前記2つの地上
側充電コンタクタに同時に接触可能な距離に設定され
た。
【0016】請求項4に記載の発明では、前記制御手段
は、前記検知手段が検知したバッテリ電圧が充電の必要
がある基準値以下であるときのみ前記スイッチ手段を閉
路させるようにした。
【0017】請求項5に記載の発明では、充電装置を請
求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の構成とした。
従って、請求項1及び請求項5に記載の発明によれば、
車両が充電停止位置にある状態では、車両側充電コンタ
クタと地上側充電コンタクタとが接触して所定接触面積
が確保された状態で、その車両側充電コンタクタのうち
一方が地上側充電コンタクタに跨がって補助コンタクタ
と接触する。そして、補助コンタクタと該補助コンタク
タと縦列配置されていない側の地上側充電コンタクタと
の間に印加されるとともに検知手段に検知されたバッテ
リ電圧に基づき、制御手段によりスイッチ手段が閉路さ
れて電源からの充電電流の供給が開始される。つまり、
バッテリの充電が開始される。このとき、充電電流の供
給開始は、車両側充電コンタクタと地上側充電コンタク
タとに所定接触面積が確保された後に行われるので、車
両側充電コンタクタと地上側充電コンタクタとの接触時
に電気火花は発生しない。
【0018】車両には一対の充電コンタクタがあるだけ
なので、そのレイアウトの自由度が高まる。また、他機
種の車両でも一対の充電コンタクタを備えていれば充電
装置側の補助コンタクタと接触可能であるため、他機種
の車両を本充電システムによるインターロック機能にて
充電することが可能となる。つまり、他機種の車両を本
充電システムにおいて流用することが可能となる。
【0019】請求項2及び請求項5に記載の発明によれ
ば、車両側充電コンタクタが、無人搬送車の機台底部に
その車幅方向において車輪及び誘導用センサから外れた
位置に配置されていることから、地上側充電コンタクタ
及び補助コンタクタが、車両走行時における車輪及び誘
導用センサの移動経路から外れた位置に配置されること
になる。そのため、車輪の地上側コンタクタへの乗り上
げや、誘導用センサの地上側コンタクタとの干渉が回避
される。
【0020】請求項3及び請求項5に記載の発明によれ
ば、車両が充電停止位置に停止するときには、車両側充
電コンタクタは、車両の進行方向手前側の地上側充電コ
ンタクタと接触して所定接触面積が確保された状態で2
つの地上側コンタクタに挟まれて位置する補助コンタク
タに接触する。すると、検知手段が検知したバッテリ電
圧に基づき制御手段によりスイッチ手段が閉路されて充
電が開始される。このスイッチ手段が閉路された状態で
車両が発進されたとすると、車両側充電コンタクタは、
発進時に接触していた地上側充電コンタクタから離れる
前に補助コンタクタを挟んだ進行方向先に配置されたも
う一方の地上側充電コンタクタに接触し、その後、発進
時に接触していた地上側充電コンタクタから離れる。車
両側充電コンタクタが2つの地上側充電コンタクタのう
ち一方と接触していれば、車両側充電コンタクタと2つ
の地上側充電コンタクタとはほぼ等電位となるので、こ
の際の車両側充電コンタクタと地上側充電コンタクタと
の接触・離間では電気火花は発生しない。そして、さら
に車両が進行して地上側充電コンタクタが補助コンタク
タから離れると、検知手段が電圧を検知しなくなって制
御手段によりスイッチ手段が開路されて充電電流の供給
が停止される。この充電電流停止後に車両側充電コンタ
クタは発進後に後から接触した地上側充電コンタクタか
ら離れるため、この離間の際にも電気火花は発生しな
い。
【0021】請求項4及び請求項5に記載の発明によれ
ば、検知手段が検知したバッテリ電圧が充電の必要があ
る基準値以下であるときのみ制御手段によりスイッチ手
段が閉路される。すなわち、充電の必要がない車両に対
しては充電を行わない。従って、過充電が防止されるう
え、例えば無人搬送車では作業時間が充電に奪われるこ
とを極力回避することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した無人搬
送車の自動充電システムを図1〜図5に基づいて説明す
る。尚、図4では無人搬送車1の底部を模式的に透視し
ている。
【0023】図3,図4に示すように、車両としての無
人搬送車1は機台底部に車輪としての3輪のタイヤ2と
一対の誘導用センサ3を備え、床面上に敷設された軌道
線4を誘導用センサ3により検知しながら軌道線4に沿
って走行する。無人搬送車1は走行駆動電源となるバッ
テリ5を搭載し、その機台底部にはバッテリ5を充電す
るための車両側充電コンタクタとしての一対の充電コン
タクタ6,7がバネ構造(図示せず)により下方に付勢
された状態で突設されている。図1,図5等に示すよう
に、充電コンタクタ6がバッテリ5の負極に接続され、
充電コンタクタ7がバッテリ5の正極に接続されてい
る。
【0024】各充電コンタクタ6,7は、図4に示すよ
うに無人搬送車1の進行方向においてタイヤ2及び誘導
用センサ3と重複しない位置、すなわち車幅方向におい
て後輪左側(図4では下側)のタイヤ2と左側の誘導用
センサ3とに挟まれた領域内に配置されている。
【0025】図1,図4に示すように、無人搬送車1の
走行経路上にはベース板8が設置され、このベース板8
の上面には地上側充電コンタクタとしての一対の充電コ
ンタクタ9,10及び補助コンタクタ11が突出状態に
配置されている。各コンタクタ9〜11はベース板8の
側方に設置された充電装置12と電気配線13を介して
接続されている。
【0026】図4に示すように、ベース板8上において
充電コンタクタ9は車両側の充電コンタクタタ6の移動
軌跡線上に位置する。また、充電コンタクタ10及び補
助コンタクタ11は、共に車両側の充電コンタクタ7の
移動軌跡線上にあって、車両側の充電コンタクタ6,7
の間隔とほぼ等しい所定間隔をおいて充電コンタクタ9
に対して平行に延びるように縦列配置されている。充電
コンタクタ10は、無人搬送車1の進行方向(図1〜図
4の左右方向)において補助コンタクタ11を中央に挟
んだその両側に2つ配置されている。補助コンタクタ1
1とその両側の充電コンタクタ10との間隔は、車両側
の充電コンタクタ7が補助コンタクタ11と一方の充電
コンタクタ10に跨がって接触可能で、かつその状態で
車両側の充電コンタクタ7と地上側の充電コンタクタ1
0とが所定接触面積を確保して接触可能な所定距離に設
定されている。また、補助コンタクタ11を挟んだ2つ
の充電コンタクタ10の間隔は、車両側の充電コンタク
タ7が2つの充電コンタクタ10と同時に接触可能な距
離に設定されている。
【0027】図3,図4等に示すように、無人搬送車1
はその右側部後方に設けられた磁気センサからなるマー
クセンサ14により走行経路側方の壁面等に貼付された
磁気テープからなる停止マーク15を検知すると、図2
に示す充電停止位置で停止するようになっている。この
無人搬送車1の充電停止状態では、充電コンタクタ6が
充電コンタクタ9に全面で接触するとともに、充電コン
タクタ7が進行方向手前側の充電コンタクタ10と補助
コンタクタ11と跨がって、かつ充電コンタクタ7と充
電コンタクタ10とが所定接触面積で接触するようにな
っている。尚、この無人搬送車1の充電停止制御は機台
内に設けられたコントローラ16(図3に示す)により
行われる。
【0028】無人搬送車1は、その機台底部に設けられ
た車両側の送受信器と、軌道線4に沿って点在する地上
側の送受信器(いずれも図示せず)を介した通信により
受信した指令信号に基づき運行制御コンピュータ17に
より運行制御される。運行制御コンピュータ17は作業
指令を与えていない無人搬送車1に対して逐次充電停止
位置に向かうように指令するようになっており、この指
令を受信したコントローラ16は前述した充電停止制御
を実行する。
【0029】また、無人搬送車1が充電停止位置にある
状態では、図2に示すように機台左側部に設けられた受
信器18が送信器19と相対する位置関係となり、無人
搬送車1は運行制御コンピュータ17から送信器19を
介して送信される運行指令信号を受信器18にて受信可
能となっている。
【0030】図5は自動充電システムの電気的構成を示
す回路図ある。同図に示すように、充電装置12は、変
圧回路20,整流回路21,平滑回路22を備えてお
り、電源としての三相交流電源23からの三相交流はこ
れら各回路20〜22を介して所定電圧の直流に変換さ
れる。整流回路21と平滑回路22との間にはスイッチ
手段としてのスイッチング素子24が接続されており、
スイッチング素子24のオン・オフにより充電コンタク
タ9,10への通電の入切が行われるようになってい
る。このスイッチング素子24は制御手段としてのコン
トローラ25に接続されており、そのオン・オフ制御は
コントローラ25により行われる。また、スイッチング
素子24のオン状態では、充電コンタクタ9が低電位
に、充電コンタクタ10が高電位に印加されるようにな
っている。
【0031】また、コントローラ25には充電コンタク
タ9と補助コンタクタ11間に印加される電圧値を検出
可能な検知手段としての電圧検出装置26が接続されて
いる。コントローラ25はスイッチング素子24のオフ
時に電圧検出装置26からの電圧値信号を入力すると、
その電圧値信号が予め設定された所定電圧レベルVo未
満であるか否かを判断し、所定電圧レベルVo 未満であ
ればスイッチング素子24をオンするようになってい
る。つまり、バッテリ5の残存容量が所定レベル未満で
あるときのみ充電が行われる。コントローラ25はスイ
ッチング素子24をオンすると同時にタイマ25aによ
る計時を開始し、その計時時間が予め設定された所定充
電時間Tc に達すると、運行制御コンピュータ17に充
電不要信号S1を出力するようになっている。コントロ
ーラ25は充電中、電圧検出装置26から入力される電
圧値信号に基づき充電電圧をモニタするようになってお
り、充電電圧に異常を検知したときには直ちに充電を中
止するようになっている。
【0032】また、コントローラ25は電圧値信号が所
定電圧レベルVo 以上であるときにも運行制御コンピュ
ータ17に充電不要信号S1を出力する。運行制御コン
ピュータ17は充電不要信号S1を入力すると送信器1
9を介して発進指令信号S2(図4に示す)を無人搬送
車1に対して送信し、無人搬送車1に充電停止位置から
の発進を指令するようになっている。コントローラ25
は無人搬送車1が充電停止位置から発進して充電コンタ
クタ7が補助コンタクタ11と接触しなくなって電圧検
出装置26の検知電圧が0Vとなると、スイッチング素
子24をオフさせるようになっている。
【0033】図5に示すように、無人搬送車1側の充電
コンタクタ7は、詳しくはダイオード27と抵抗28と
が並列接続されたインターロック回路29を介してバッ
テリ5の正極と接続されている。ダイオード27はその
順方向が充電電流の向きとなるように接続されるととも
に、抵抗28が比較的大きな抵抗値に設定されており、
通常時(充電時以外)は充電コンタクタ6,7を触れて
もさほど感電せず、充電時には充電電流の損失が僅かで
済むようになっている。尚、充電時には電圧検出装置2
6を充電電流の一部が流れることになるが、電圧検出装
置26は高抵抗であるためその電流は極く微弱であり充
電電流はほとんど損失しないようになっている。
【0034】次に、この自動充電システムの作用を説明
する。充電停止位置に無人搬送車1がないとき、充電装
置12内のスイッチング素子24はオフ状態にある。運
行制御コンピュータ17は作業指令を与えていない無人
搬送車1に対して逐次充電停止位置に向かうように指令
する。
【0035】この指令を受信した無人搬送車1は充電停
止位置に向かって走行し、マークセンサ14を作動させ
るとともに、マークセンサ14が停止マーク15を検知
すると停止する。その結果、無人搬送車1は図2に示す
充電停止位置で停止する。
【0036】この停止過程で、車両側の充電コンタクタ
6,7は、まず地上側の充電コンタクタ9,10と接触
し、次いで充電に必要な接触面積が確保された状態で補
助コンタクタ11とも跨がって接触する。すると、電圧
検出装置26によりバッテリ電圧が検知され、その電圧
値信号はコントローラ25に入力される。
【0037】コントローラ25は入力した電圧値信号が
所定電圧レベルVo 未満であればスイッチング素子24
をオンしてバッテリ5の充電を開始させる。充電中、コ
ントローラ25は電圧検出装置26から入力される電圧
値信号に基づき充電電圧をモニタしており、異常電圧を
検知したときには直ちに充電を中止する。この充電時間
はタイマ25aにて計時されており、予め設定された所
定充電時間Tc が経過するとコントローラ25は運行制
御コンピュータ17に充電不要信号S1を出力する。運
行制御コンピュータ17は充電不要信号S1を入力する
と、送信器19を介して無人搬送車1に発進指令信号S
2を送信し、この発進指令信号S2を受信器18にて受
信すると、無人搬送車1は充電停止位置から発進する。
【0038】このとき充電は依然継続されており、無人
搬送車1が図2の状態から左方向に進むと、充電コンタ
クタ7は接触していた充電コンタクタ10(図2で右側
のもの)から離れる前に、補助コンタクタ11を挟んで
進行方向先に配置されたもう一方の充電コンタクタ10
にまず接触し、この接触後に発進時に接触していた充電
コンタクタ10から離れる。このとき充電コンタクタ7
がいずれか一方の充電コンタクタ10に接触していれ
ば、充電コンタクタ7と充電コンタクタ10,10はほ
ぼ等電位にあるので、このときの充電コンタクタ7と充
電コンタクタ10,10との接触・離間においては電気
火花は発生しない。
【0039】次いで無人搬送車1が進行するに伴い充電
コンタクタ7が補助コンタクタ11から離れ、電圧検出
装置26の検知電圧が0Vになると、コントローラ25
はスイッチング素子24をオフさせる。その結果、充電
電流の供給が停止される。この充電電流停止時点では充
電コンタクタ6,7は充電コンタクタ9,10とまだ十
分接触しており、この充電電流停止後、充電コンタクタ
6,7は充電コンタクタ9,10から離れる。その結
果、充電コンタクタ6,7が充電コンタクタ9,10か
ら離れる際に電気火花が飛ぶことはない。
【0040】一方、電圧検出装置26から入力した電圧
値信号が所定電圧レベルVo 以上であってバッテリ5を
充電する必要がないときには、コントローラ25は運行
制御コンピュータ17に対して充電不要信号S1を出力
する。その結果、充電停止位置に停止した無人搬送車1
は直ぐに充電停止位置から発進する。
【0041】こうして作業指令を受けていない手の開い
た無人搬送車1を逐次充電停止位置に向かわせ、開いた
時間を利用して充電を行わせる。また、充電中の無人搬
送車1に指令すべき作業指令が入ったときには、運行制
御コンピュータ17はその無人搬送車1に発進指令をす
る。このとき、タイマ25aが計時継続中ではあるが、
無人搬送車1が発進されて電圧検出装置26の検知電圧
が0Vとなるため充電コンタクタ6,7が充電コンタク
タ9,10から離れる前に充電電流の供給が停止され
る。そのため、充電中に作業指令を受けて発進しても電
気火花が飛ぶことがない。尚、電圧検出装置26が0V
となった時点でタイマ25aはリセットされる。
【0042】このように無人搬送車1の底部に一対の充
電コンタクタ6,7だけとしても、従来技術で述べたよ
うな一対の充電コンタクタの他に補助コンタクタを加え
た3極式の無人搬送車と同様のインターロック機能が得
られる。つまり、本充電システムの採用により車両側を
2極としても、(1) 車両側は充電制御に関与しなくてよ
い、(2) バッテリ電圧・充電電圧を地上側でモニタでき
る、(3) 充電コンタクタの接触・離間に際して火花がで
ない、(4) 感電を防止できるなどの効果が損なわれな
い。
【0043】従って、以上詳述したように本自動充電シ
ステムによれば、以下に列記する効果が得られる。 (a)充電コンタクタ7が充電コンタクタ10と補助コ
ンタクタ11とに跨がって接触できるように、充電コン
タクタ10と補助コンタクタとを充電コンタクタ7の移
動軌跡上において無人搬送車1の進行方向に沿って縦列
に配置した。その結果、無人搬送車1側に一対の充電コ
ンタクタ6,7だけ設ければよくなったため、充電コン
タクタ6,7のレイアウトの自由度を高めることができ
る。例えば、充電コンタクタ6,7のレイアウトをバッ
テリ5の近くの二箇所に設定すればバッテリ5に接続す
るための配線長が短くかくて済む。
【0044】(b)補助コンタクタ11と充電コンタク
タ10とを縦列に配置したことから、無人搬送車1の進
行方向に沿うコンタクタ列を2列で済ませることがで
き、従来技術で述べた3極式のものに比較して1列減ら
すことができる。そして、本実施の形態のように一方の
後輪タイヤ2とこれと同じ側の誘導用センサ3とに挟ま
れた同一領域幅内に一対の充電コンタクタ6,7を集約
して配置した構成においては、従来の3極式のコンタク
タをこれと同じ領域幅内に3列で配置した構成に比較し
て、コンタクタ列が1列減る分だけコンタクタ列をその
領域内のより中央寄りに配置することができる。従っ
て、従来装置に比較して無人搬送車1の機台底部のコン
タクタ6,7と誘導用センサ3との干渉や、タイヤ2の
地上側コンタクタ9,10,11への乗り上げといった
不具合を一層確実に回避することができる。
【0045】(c)地上側の充電コンタクタ9,10と
接触可能な一対の充電コンタクタを機台底部に備えてさ
えいれば、たとえ異機種の無人搬送車1であっても充電
装置12によるインターロック機能を用いた充電を行う
ことができる。つまり、異機種の無人搬送車1を本自動
充電システムに流用することができる。例えばインター
ロック方式が異なり、充電装置と無人搬送車間でのイン
ターロック信号の遣り取りにより充電コンタクタの接触
を確認して充電を開始する自動充電システムにおける無
人搬送車でも本自動充電システムに流用することができ
る。勿論、インターロック機能を備えない充電システム
における無人搬送車1であっても、一対の充電コンタク
タさえ備えていれば本自動充電システムに流用できる。
【0046】(d)補助コンタクタ11を挟んだ両側に
充電コンタクタ10を2つ縦列配置し、かつ車両側の充
電コンタクタ7が2つの充電コンタクタ10及び補助コ
ンタクタ11に同時に接触可能としたので、車両側の充
電コンタクタ7が補助コンタクタ11から離れると充電
電流の供給が停止される構成であっても、無人搬送車1
が充電停止位置から離れる際にも電気火花が発生しない
ようにすることができる。
【0047】(e)電圧検出装置26に検知されたバッ
テリ電圧が充電の必要がある所定電圧レベルVo 未満で
あるときのみスイッチング素子24をオンするように
し、バッテリ電圧がVo 以上で充電の必要がない無人搬
送車1に対しては充電を行わないようにしたので、過充
電を防止できるうえ、無人搬送車の作業時間が充電に奪
われることを極力回避することができる。
【0048】(f)作業指令を与えていない無人搬送車
1を逐次充電停止位置に向かわせ、逐次バッテリ残存容
量を確認し、バッテリ残存容量が充電の必要がある程に
少なかったときにはバッテリ5を充電するようにしたの
で、いつもバッテリ残存容量を一定レベル以上にほぼ維
持することができ、作業中にバッテリ容量不足となる事
態を極力回避できる。
【0049】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次
のように構成することもできる。 (1)機台底部における充電コンタクタ6,7の配置パ
ターンは、前記実施の形態に限定されずタイヤ及び誘導
用センサと機台進行方向において重複しない領域(例え
ば図9のハッチング領域)内で適宜変更することができ
る。例えば車幅方向に間隔を隔して平行に隣接せず、図
6に示すように機台前後方向(進行方向)に各充電コン
タクタ6,7がずれた平行状態に配置されていてもよ
い。この場合、各充電コンタクタ6,7との相対位置を
保てるように地上側の充電コンタクタ9と、充電コンタ
クタ10及び補助コンタクタ11とを図6に示す配置パ
ターンに設定する。この構成によっても、前記実施の形
態と同様の効果が得られる。
【0050】また、図7に示すように、充電コンタクタ
6,7をその移動経路が同一線上となるように、車幅方
向にずらさずに配置してもよい。この場合、各充電コン
タクタ6,7との相対位置を保てるように地上側の充電
コンタクタ9と、充電コンタクタ10及び補助コンタク
タ11とを図7に示すような直線上に並ぶ配置パターン
に設定する。この構成によれば、地上側のコンタクタ9
〜11の全てが走行経路に沿って一直線上に並ぶので、
地上側の各コンタクタ9〜11へのタイヤの乗り上げ及
び、誘導用センサと地上側の各コンタクタ9〜11との
干渉を一層確実に回避することができる。
【0051】(2)例えば実開平4−14401号公報
に開示の装置のように車両機台側部に一対の充電コンタ
クタを設けてもよい。この構成によっても、充電装置側
(地上側)の各コンタクタを、車両側充電コンタクタと
接触可能、かつ充電コンタクタのうち一方と補助コンタ
クタとが進行方向に縦列配置するように設ければ、機台
側部に一対の充電コンタクタを備えた車両に対してもイ
ンターロック機能での充電が可能となる。
【0052】(3)タイマ25aが所定充電時間を計時
し終わったらスイッチング素子24をオフさせる構成と
してもよい。この構成によっても、無人搬送車1が充電
停止位置から離れる際にも火花は発生しない。
【0053】(4)電圧検出装置26から入力される電
圧値信号に基づきバッテリ5の満充電のために必要な所
要充電時間をコントローラ25が演算やマップ等により
求めるようにしてもよい。この構成によれば、最低必要
な充電時間だけ無人搬送車1が停止するだけとなるの
で、作業時間が充電に奪われる時間を一層少なくするこ
とができる。
【0054】(5)充電コンタクタ10を補助コンタク
タ11に対して車両進行方向手前側の一つだけとしても
よい。この構成の場合、タイマ25aが所定充電時間を
計時し終わったらスイッチング素子24をオフさせれ
ば、無人搬送車1が充電停止位置を離れる際にも火花は
発生しない。また、無人搬送車1を来た経路を戻る方向
に充電停止位置から発進させれば、前記実施の形態のよ
うに電圧検出装置26の検知電圧が0Vとなったときに
スイッチング素子24をオフさせる構成であっても、充
電停止位置から離れるときにも火花は発生しない。
【0055】(6)補助コンタクタをプラス側の充電コ
ンタクタ10に代え、マイナス側の充電コンタクタ9と
縦列配置させてもよい。この場合、電圧検出装置26は
補助コンタクタとプラス側の充電コンタクタ10とに接
続する。
【0056】(7)無人搬送車以外の車両に本発明を適
用してもよい。例えば有人車両の場合、充電不要・充電
完了をランプ等で運転者に知らせる手段を設ければよ
い。前記実施の形態から把握され、特許請求の範囲に記
載されていない発明を、その効果とともに以下に記載す
る。
【0057】(イ)請求項4に記載の発明において、前
記車両を充電のため運行制御し、前記充電停止位置を通
過する前記車両に該充電停止位置にて停止するように指
令するとともに、前記検知手段が検知した前記バッテリ
電圧が基準値を超えて前記スイッチ手段が閉路されない
ときには当該車両に該充電停止位置からの発進を指令す
る運行指令制御手段を備えた。この構成によれば、バッ
テリ残存容量が所定値未満で充電の必要がある車両のみ
を充電することができるとともに、逐次バッテリ残存容
量が確認されるのでバッテリ容量不足となることを回避
できる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
5に記載の発明によれば、車両の充電停止位置におい
て、地上側充電コンタクタと車両側充電コンタクタとが
所定接触面積を確保する状態で、車両側充電コンタクタ
のうち一方が地上側充電コンタクタと跨がって接触可能
に補助コンタクタを車両の進行方向に沿って地上側充電
コンタクタと縦列配置したので、車両側が関与すること
がないインターロック機能を実現するために車両側に必
要なコンタクタを一対の車両側充電コンタクタだけとす
ることができる。そのため、車両側コンタクタが2つで
済むことから車両側コンタクタのレイアウトの自由度を
高められる。また、一対の車両側充電コンタクタを備え
ていればよいことから、他機種の車両を本充電システム
に流用することができる。
【0059】請求項2及び請求項5に記載の発明によれ
ば、車両側充電コンタクタを、無人搬送車の機台底部に
その車幅方向において車輪及び誘導用センサから外れた
位置に配置し、地上側の各コンタクタが車輪及び誘導用
センサの移動経路から外れた位置に配置されるようにし
たため、地上側コンタクタへの車輪の乗り上げや、誘導
用センサと地上側コンタクタとの干渉を極力回避するこ
とができる。
【0060】請求項3及び請求項5に記載の発明によれ
ば、補助コンタクタを挟んだ両側に地上側充電コンタク
タを2つ縦列配置し、かつ車両側充電コンタクタが2つ
の地上側充電コンタクタ及び補助コンタクタに同時に接
触可能としたので、車両側充電コンタクタが補助コンタ
クタから離れると充電電流の供給が停止されるようにし
たとき、車両が充電停止位置から離れる際にも電気火花
が発生しないようにすることができる。
【0061】請求項4及び請求項5に記載の発明によれ
ば、検知手段に検知されたバッテリ電圧が充電の必要が
ある基準値以下であるときのみスイッチ手段を閉路する
ようにし、充電の必要がない車両に対しては充電を行わ
ないようにしたので、過充電を防止できるうえ、充電に
無人搬送車の作業時間が奪われることを極力回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車とベースとの位置関係を示す模式平
面図。
【図2】同じく模式平面図。
【図3】無人搬送車の模式側面図。
【図4】自動充電システムの一部透視平面図。
【図5】無人搬送車と充電装置の電気的構成を示す回路
図。
【図6】別例のコンタクタの配置パターン図。
【図7】図6と異なる別例の同じく配置パターン図。
【図8】従来システムの模式斜視図。
【図9】従来装置の一部透視平面図。
【符号の説明】
1…車両としての無人搬送車、2…車輪としてのタイ
ヤ、3…誘導用センサ、4…軌道線、5…バッテリ、
6,7…車両側充電コンタクタとしての充電コンタク
タ、9,10…地上側充電コンタクタとしての充電コン
タクタ、11…補助コンタクタ、12…充電装置、23
…電源としての三相交流電源、24…スイッチ手段とし
てのスイッチング素子、25…制御手段としてのコント
ローラ、26…検知手段としての電圧検出装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを搭載するとともに、該バッテ
    リに接続された一対の充電コンタクタを備えた車両と、 前記車両側充電コンタクタと接触可能に前記車両の走行
    経路上に設けられた一対の地上側充電コンタクタと、前
    記車両の充電停止位置において、該地上側充電コンタク
    タと前記車両側充電コンタクタとが所定接触面積を確保
    する状態で、前記車両側充電コンタクタのうち一方が該
    地上側充電コンタクタと跨がって接触可能に前記車両の
    進行方向に該地上側充電コンタクタと縦列配置された補
    助コンタクタと、前記地上側充電コンタクタに供給する
    充電電流の供給源となる電源と、該電源から前記地上側
    充電コンタクタへの充電電流の供給を入切するためのス
    イッチ手段と、前記補助コンタクタと該補助コンタクタ
    と縦列配置されていない側の地上側充電コンタクタとの
    間に印加されるバッテリ電圧を検知するための検知手段
    と、該検知手段が検知した前記バッテリ電圧に基づき前
    記スイッチ手段を閉路させる制御手段とを備えた充電装
    置とを備えた車両の自動充電システム。
  2. 【請求項2】 前記車両は、機台底部に地上に敷設され
    た軌道線を検知する誘導用センサを備えた無人搬送車で
    あり、 前記車両側充電コンタクタは、前記無人搬送車の機台底
    部にその車幅方向において車輪及び前記誘導用センサか
    ら外れた位置に配置された請求項1に記載の車両の自動
    充電システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検知手段が電圧を
    検知しなくなると前記スイッチ手段を開路させるように
    なっており、 前記補助コンタクタと縦列に配置された前記地上側充電
    コンタクタは、前記補助コンタクタを挟んだ両側に2つ
    配置され、該2つの地上側充電コンタクタの前記補助コ
    ンタクタを挟んだ間隔は、前記車両側充電コンタクタが
    前記2つの地上側充電コンタクタに同時に接触可能な距
    離に設定された請求項1又は請求項2に記載の車両の自
    動充電システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検知手段が検知し
    たバッテリ電圧が充電の必要がある基準値以下であると
    きのみ前記スイッチ手段を閉路させる請求項1〜請求項
    3のいずれか一項に記載の車両の自動充電システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
    載の充電装置。
JP7237239A 1995-09-14 1995-09-14 車両の自動充電システム及び充電装置 Pending JPH0984213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237239A JPH0984213A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 車両の自動充電システム及び充電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237239A JPH0984213A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 車両の自動充電システム及び充電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0984213A true JPH0984213A (ja) 1997-03-28

Family

ID=17012457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7237239A Pending JPH0984213A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 車両の自動充電システム及び充電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0984213A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244372A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2014207788A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱重工業株式会社 交通システム、及び給電方法
JP2021087328A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 Dmg森精機株式会社 無人搬送車、及び無人搬送システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244372A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2014207788A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱重工業株式会社 交通システム、及び給電方法
JP2021087328A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 Dmg森精機株式会社 無人搬送車、及び無人搬送システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4476947A (en) Electric car and roadway system
US10940762B2 (en) Assembly of a ground power supply system and an electric vehicle
CN103246287A (zh) 无人行驶作业车的控制装置
CN102452400B (zh) 自动搬运车的控制方法
JP2001128304A (ja) 電気自動車の走行充電システム
JPH1051960A (ja) 移動車の自動充電装置
JPH0525126B2 (ja)
JP2009213337A (ja) バッテリ充電システム
CN108790856A (zh) 车辆
JPH08251716A (ja) 車両の自動充電方法、自動充電システム、充電器及び車両
JPH0984213A (ja) 車両の自動充電システム及び充電装置
JP2819657B2 (ja) 無人車におけるトロリ式充電装置
JPWO2019229479A5 (ja)
KR101837200B1 (ko) 가이드웨이형 유도급전충전시스템
JPS60211511A (ja) 無人車の誘導走行方法
JPH06351103A (ja) 無人搬送車の自動充電装置
JPH0934548A (ja) 誘導式運搬車の自動誘導方法
JPH0745764Y2 (ja) 無人車の走行制御装置
JP4168895B2 (ja) 移動体用走行制御装置及び移動体
CN211741923U (zh) Agv小车及其全向控制装置
JP6709304B2 (ja) 車両
JP4774066B2 (ja) 充電システム
JPH01172078A (ja) 自動車の組立ライン
JPH0330883Y2 (ja)
JPH09101819A (ja) 搬送車走行制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106