JP2009243423A - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リンプホーム走行中にエンストする確率を大幅に低減する燃料供給装置を提供すること。
【解決手段】シフトバイワイヤ機能を備えたFFV車に搭載される燃料供給装置において、シフトバイワイヤ機能がフェールしてFFV車がリンプホーム走行するとき、サブ燃料タンクに蓄えられたガソリンを主燃料であるアルコールに混合し、この混合燃料をエンジンへ供給する。
【選択図】図2
【解決手段】シフトバイワイヤ機能を備えたFFV車に搭載される燃料供給装置において、シフトバイワイヤ機能がフェールしてFFV車がリンプホーム走行するとき、サブ燃料タンクに蓄えられたガソリンを主燃料であるアルコールに混合し、この混合燃料をエンジンへ供給する。
【選択図】図2
Description
本発明は、概して、シフトバイワイヤ機能を備えたFFV車に搭載される燃料供給装置に係り、特に、リンプホーム走行中にエンストする確率を大幅に低減する燃料供給装置に関する。
従来、E100、E85などとして、ガソリンに加えて、代替燃料としてアルコールを同時に(混合)使用可能な車両(Flexible Fuel Vehicle;以下、「FFV車」と称す)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「燃料のアルコール濃度とエンジン温度とに基づいて、燃料を加熱せずエンジンを始動可能か否かを判別し・・・始動不能と判別すると、第1の燃料循環系から第2の燃料循環系に切り換えてサブ燃料タンク内の燃料を加熱手段により加熱」し、「サブ燃料タンク内の燃料の加熱が完了したと判別すると、第2の燃料循環系からエンジンに燃料を供給する」「FFV用エンジンの始動制御方法」が開示されている(段落番号0018参照)。
また、従来、フェール時にはリンプホーム走行を可能にするシフトバイワイヤ式変速機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2には、「レンジセレクトスイッチの操作に伴う接点信号とレンジ位置検出器で検出されるレンジポジション信号とが不一致で、かつその原因が各種の信号線のフェール(断線やショート)あるいはレンジ切換え用アクチュエーターのフェールなどと判定されたときにエンジン出力低下制御」を行い、「接点信号とレンジポジション信号とが・・・共に前進レンジであるときはエンジン出力低下制御」を「解除」して、「エンジンの始動」を「許可」し、「車両のリンプホーム走行」を「可能と」する「自動変速機の変速制御装置」が開示されている(段落番号0008参照)。
特開平5−149223号公報
特開平5−272633号公報
上記特許文献1記載の従来のFFV車は、始動性向上のためにエンジン始動時にサブ燃料タンク内の燃料を用いるものであって、上記特許文献1にはリンプホーム走行について何ら記載されていない。
仮に、上記特許文献2記載の従来の変速制御装置を上記特許文献1記載の従来のFFV車に適用すると、シフトバイワイヤフェール時にはアルコール燃料のみを使用したリンプホーム走行となるため、エンストしてしまう可能性が比較的高い。これは始動直後などのエンジンが暖まっていないときにはより顕著となり得る。
なぜなら、リンプホーム走行は、通常、低速ギアにシフト固定された低駆動力走行であるため、アルコール燃料のみでは着火性が不十分となる可能性が比較的高いからである。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、リンプホーム走行中にエンストする確率を大幅に低減する燃料供給装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、シフトバイワイヤ機能を備えたFFV車に搭載される燃料供給装置であって、上記シフトバイワイヤ機能がフェールして上記FFV車がリンプホーム走行するとき、サブ燃料タンクに蓄えられたガソリンを主燃料であるアルコールに混合し、この混合燃料をエンジンへ供給する、燃料供給装置である。
上記一態様において、上記FFV車は、上記シフトバイワイヤ機能がフェールしたときには、低速ギアにシフト固定してリンプホーム走行を行うように構成されているものとする。
また、上記一態様において、上記FFV車は、主燃料であるアルコールを蓄えたメイン燃料タンクと、サブ燃料であるガソリンを蓄えたサブ燃料タンクとを備えているものとする。
上記一態様によれば、リンプホーム走行時には、アルコール燃料にサブ燃料であるガソリンが混合されてエンジンへ供給されるため、気化性・着火性が向上し、エンジンの継続燃焼が実現されるため、リンプホーム走行中にエンストしてしまう可能性を大幅に低減することができる。
また、上記一態様によれば、リンプホーム走行中に、アルコール燃料のみならずガソリン燃料も用いられるため、アルコール燃料のみ用いる場合と比べてリンプホーム走行による走行距離を延ばすことができる。
なお、上記一態様においては、従来通り、エンジン始動時にもサブ燃料タンクに蓄えられたガソリンが主燃料であるアルコールに混合され、エンジンへ供給されることが始動性向上の観点から好ましい。
本発明によれば、リンプホーム走行中にエンストする確率を大幅に低減する燃料供給装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、主燃料としてアルコール、サブ燃料としてガソリンを用いるFFV車の基本概念、主要なハードウェア構成、作動原理、及び基本的な制御手法等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
図1は、本実施例に係る燃料供給装置100の概略構成図であり、図2は、燃料供給装置100による燃料供給処理の流れを示すフローチャートである。
燃料供給装置100は、主燃料であるアルコールを蓄えた主燃料タンク101と、サブ燃料であるガソリンを蓄えたサブ燃料タンク102とを有する。
また、燃料供給装置100は、噴射前の燃料を一時的に蓄える燃料デリバリパイプ103を有する。燃料デリバリパイプ103には、通常、主燃料であるアルコールが蓄えられているが、後述するように、リンプホーム走行中には、サブ燃料タンク102内のガソリンが燃料デリバリパイプ103に供給されるため、燃料デリバリパイプ103にはアルコールとガソリンの混合燃料が蓄えられることになる。
燃料デリバリパイプ103内に蓄えられた燃料は、着火性を向上させることを狙いとして、例えば始動前や始動直後に、例えば短時間、図示しない加熱装置により加熱されてもよい。
また、燃料供給装置100は、主燃料タンク101内に蓄えられた主燃料であるアルコールを燃料デリバリパイプ103へ導くフューエルポンプ104と、サブ燃料であるガソリンを蓄えたサブ燃料タンク102と燃料デリバリパイプ103の間に設けられた注入調整弁105と、を有する。
注入調整弁105は、図2のフローチャートに示すように、リンプホーム走行ではない通常の走行中には閉じられており(図2のS201の「NO」でS203へ進む)、リンプホーム走行中には(図2のS201の「YES」)、サブ燃料タンク102内のガソリンが燃料デリバリパイプ103へ供給されるように、例えば所定の時間間隔で、開弁される(図2のS202)。
このようにして燃料デリバリパイプ103に一時的に蓄えられた燃料は、燃料噴射装置106へ供給され、図示しないエンジンの燃焼室内又は吸気管内に噴射される。
また、燃料供給装置100は、フューエルポンプ104、注入調整弁105、及び、燃料噴射装置106を制御するエンジン制御ECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)107を有する。
エンジンECU107は、通常走行中、当業者には既知の通り、フューエルポンプ104の駆動量及び燃料噴射装置106による噴射量を制御し、図示しないエンジンの運転を制御する。
他方、シフトバイワイヤ(SBW)ECU108からシフトバイワイヤ機能がフェールし、リンプホーム走行に入った旨伝達を受けると、エンジンECU107は、図2を参照して既に説明したように、注入調整弁105を開いて、燃料デリバリパイプ103において主燃料であるアルコールとサブ燃料であるガソリンとを混合させる。
エンジンECU107は、例えば注入調整弁105の開弁時間の長さを調整することによって、サブ燃料タンク102から燃料デリバリパイプ103へ供給されるガソリン量を制御する。
このように、本実施例においては、リンプホーム走行中には、主燃料であるアルコールに混合させる形でサブ燃料であるガソリンも図示しないエンジンへ燃料として供給されるため、リンプホーム走行中の供給燃料の気化性・着火性を高めることができる。
したがって、本実施例によれば、低速ギアにシフト固定された低駆動力走行であるリンプホーム走行中であっても、エンジン燃焼を継続させ、エンストの発生を回避することができる。
特に、寒冷地や始動直後などエンジンが十分に暖まっていない状態でリンプホーム走行が行われることになった場合には、効果的である。
また、本実施例によれば、リンプホーム走行中に主燃料であるアルコールのみならずサブ燃料であるガソリンをも利用するため、リンプホーム走行による走行距離を延ばすことができる。
なお、当業者には明らかなように、上記一実施例においては、リンプホーム走行時に加えて、従来通り、始動性(エンジン始動時の着火性)を向上させる狙いで、エンジン始動時にもサブ燃料であるガソリンが主燃料であるアルコールへ混合され、エンジンへ供給されることが好ましい。
本発明に係る燃料供給装置は、シフトバイワイヤ機能を備え、アルコールを主燃料、ガソリンをサブ燃料として用いるFFV車に利用できる。対象車両の外観デザイン、重量、サイズ、走行性能等はいずれも不問である。
100 燃料供給装置
101 主燃料タンク
102 サブ燃料タンク
103 燃料デリバリパイプ
104 フューエルポンプ
105 注入調整弁
106 燃料噴射装置
107 エンジン制御ECU
108 シフトバイワイヤ(SBW)ECU
101 主燃料タンク
102 サブ燃料タンク
103 燃料デリバリパイプ
104 フューエルポンプ
105 注入調整弁
106 燃料噴射装置
107 エンジン制御ECU
108 シフトバイワイヤ(SBW)ECU
Claims (1)
- シフトバイワイヤ機能を備えたFFV車に搭載される燃料供給装置であって、
前記シフトバイワイヤ機能がフェールして前記FFV車がリンプホーム走行するとき、サブ燃料タンクに蓄えられたガソリンを主燃料であるアルコールに混合し、この混合燃料をエンジンへ供給する、ことを特徴とする燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008093620A JP2009243423A (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008093620A JP2009243423A (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009243423A true JP2009243423A (ja) | 2009-10-22 |
Family
ID=41305594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008093620A Pending JP2009243423A (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009243423A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119850A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Kia Motors Corp | 車両の燃料供給システム |
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008093620A patent/JP2009243423A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013119850A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Kia Motors Corp | 車両の燃料供給システム |
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