JP2007056679A - エンジンのlpg燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンジンのLPG燃料供給装置について、エンジンの低温始動から暖機運転の期間において供給燃料に未気化の液体燃料が混入することを回避して、その運転性を良好に維持できるようにする。
【解決手段】 レギュレータ3aに加えヒータユニット3bを併用する加熱気化手段3と、ヒータユニット3bの作動開始・停止の判定を行うヒータ作動判定手段を有する電子制御ユニット10とを備え、電子制御ユニット10がエンジン運転状態を表すデータを基にエンジン要求燃料流量に対応した燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有し、この燃料流量指数を基にヒータ作動判定手段が電気ヒータによる補助加熱の必要性を判定するものとして、電気的な加熱を要しないエンジン冷却水温度であっても、エンジン運転状況により必要に応じてヒータユニット3bによる補助加熱を実行するように制御する。
【選択図】 図3
【解決手段】 レギュレータ3aに加えヒータユニット3bを併用する加熱気化手段3と、ヒータユニット3bの作動開始・停止の判定を行うヒータ作動判定手段を有する電子制御ユニット10とを備え、電子制御ユニット10がエンジン運転状態を表すデータを基にエンジン要求燃料流量に対応した燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有し、この燃料流量指数を基にヒータ作動判定手段が電気ヒータによる補助加熱の必要性を判定するものとして、電気的な加熱を要しないエンジン冷却水温度であっても、エンジン運転状況により必要に応じてヒータユニット3bによる補助加熱を実行するように制御する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、LPG(液化石油ガス)を減圧気化させて得た気化ガスをエンジンに供給するための装置に関し、殊に、LPGの加熱気化手段としてエンジン冷却水の熱を利用することに加え電気ヒータの熱を利用することでエンジンの低温始動から暖機運転の期間においてエンジンの運転性を高めるようにしたLPG燃料供給装置に関する。
LPGは、従前より火花点火エンジンの燃料に用いられており、レギュレータ(ベーパライザ)とミキサとを使用して大気圧程度に減圧させた気化ガスとして吸気管路に吸引させてエンジンに供給する方式が知られている。また、特開平6−17709号公報に記載されているように、LPGを所定正圧の気化ガスに調整してエンジンの吸気管路に噴射させる方式が汎用されている。
前記所定正圧の気化ガスに調整する方式においては、LPG燃料を加熱気化させる手段としてエンジン冷却水の熱を利用することが慣用されている。しかし、斯かるエンジン冷却水の熱を利用する加熱気化手段は、冷機時に冷却水が低温であることから燃料の気化が不充分となりやすく、液体燃料混入により混合気過濃となってエンジンの始動を困難にさせてしまう、という問題点がある。
そこで、実開昭56−41147号公報には、エンジン冷却水の熱を利用することに加え電気ヒータをベーパライザ上流に配置して冷却水の低温時にも燃料を気化できるようにしたものが提案され、さらに、特開平5−223014号公報には、冷却水温度の上昇等から暖機終了の判定を実施し電気ヒータへの通電を自動的に停止するようにしたものが提案されている。
殊に後者のものは、始動時のスタータモータの作動を遅延回路で遅延制御させることでエンジン始動前に電気ヒータによる液体燃料の加温を充分に行うための予熱時間を取るようにしており、エンジン始動後直ちに高出力運転となるような場合であっても電気ヒータのレスポンス時間差に対応して、液体燃料混入によるエンジンの不調を回避しようとしている。
しかしながら、前記遅延回路による予熱時間は一定に設定されているため、低温始動時以外の常温始動やエンジン暖機後の再始動においてもスタータの遅延制御が働いてしまい、電気ヒータ作動の必要のない温度域でのスムースな始動を阻害してしまう結果となる。また、ヒータ停止の判断がエンジン冷却水温上昇による暖機完了の判定によることだけでは、例えばエンジン始動後に冷却水温度が上昇してヒータへの通電を停止した場合であっても、エンジン要求燃料流量がベーパライザの気化能力を超えるような場合には、液体燃料の混入によりエンジン運転状態を悪化さてしまうという問題を回避することが出来ない。
特開平6−17709号公報
実開昭56−41147号公報
特開平5−223014号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、LPG燃料の加熱気化にエンジン冷却水の熱を利用することに加え電気ヒータの熱を利用するものとしたエンジンのLPG燃料供給装置について、エンジンの低温始動から暖機運転の期間において供給燃料に未気化の液体燃料が混入することを回避して、その運転性を良好に維持できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、エンジン冷却水を利用するレギュレータに加え電気ヒータを併用してLPGを加熱気化するための加熱気化手段と、エンジン冷却水温検出手段を用いて検知した冷却水温度データを基に電気ヒータの作動開始および停止の判定を行うヒータ作動判定手段を有し電気ヒータの作動を制御する電子制御ユニットと、を備えたエンジンのLPG燃料供給装置において、
電子制御ユニットが、所定の検出手段を用いて検知したエンジン運転状態を表すデータを基にエンジン要求燃料流量に対応した燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有し、ヒータ作動判定手段がこの燃料流量指数とレギュレータの加熱気化能力とを比較して電気ヒータによる補助加熱の必要性を判定することにより、電気ヒータの作動を要しないエンジン冷却水温度であっても、エンジン運転状況により必要に応じて電気ヒータによる補助加熱を実行する制御を行うこととした。
電子制御ユニットが、所定の検出手段を用いて検知したエンジン運転状態を表すデータを基にエンジン要求燃料流量に対応した燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有し、ヒータ作動判定手段がこの燃料流量指数とレギュレータの加熱気化能力とを比較して電気ヒータによる補助加熱の必要性を判定することにより、電気ヒータの作動を要しないエンジン冷却水温度であっても、エンジン運転状況により必要に応じて電気ヒータによる補助加熱を実行する制御を行うこととした。
これにより、冷却水温データを基に電気ヒータの作動を制御してレギュレータのみで始動可能な場合に無駄な電力消費を回避することに加え、エンジン冷却水温度が電気ヒータ作動の不要な基準温度以上であっても、始動直後に全開運転をする場合など、レギュレータの加熱気化能力のみでは不充分となる状況に対応して燃料の補助加熱を実施するものとなるため、未気化の液体部分が供給燃料に混入することによるトラブルを最小限とすることができる。
また、この燃料流量指数算出手段は、エンジン回転数データと所定のエンジン負荷データとの積、或いはエンジン吸入空気量データを基に、エンジンが必要とする燃料流量指数を逐次算出することとすれば、吸気管圧力や有効噴射パルス幅などのエンジン負荷データやエンジン吸入空気量など、エンジン既設の検出手段による検出データを用いてエンジン要求燃料流量に対応する正確な燃料流量指数を求めることができる。
さらに、上述したエンジンのLPG燃料供給装置において、電子制御ユニットは、検知した燃料タンク圧力データおよびエンジン始動前に検知した冷却水温データを基に所定の計算方法でスタータ駆動遅延時間を設定するスタータ遅延時間設定手段を有し、スタータモータ駆動前に必要に応じて燃料の予熱時間を設定して、イグニッションスイッチを入れてもこの予熱時間経過前にスタータモータが駆動しないように制御することにより、エンジン始動時に未気化のLPGがエンジンに送出されることが回避されることに加え、スタータ遅延が不要なエンジン始動時において無用なスタータ駆動遅延制御が行われることが有効に回避される。
加えて、このスタータ駆動遅延制御を行うエンジンのLPG燃料供給装置に、運転者にスタータ遅延制御中であることを認知させるスタータ遅延表示手段を設け、これがスタータ遅延制御期間のみ作動することとすれば、スタータスイッチを入れてもスタータモータが駆動しない理由を運転者が容易に知ることが出来る。
さらに加えて、上述したエンジンのLPG燃料供給装置において、電子制御ユニットは、エンジン冷却水温データおよびエンジン回転数データを基にインジェクタの燃料噴射量を加熱気化手段の加熱気化能力内に制限するための最大噴射パルス幅を設定する最大噴射幅設定手段を有しており、算出された通常の噴射パルス幅がこの最大噴射パルス幅を超える場合に、これを超えない範囲内に補正制御、或いは加熱気化手段の加熱気化能力内となるように燃料カット制御することとすれば、エンジン始動直後に高出力運転等を行う場合等でも加熱気化手段の気化能力を上回る燃料流量とならないものとして、LPGが液体のまま送出されることを確実に回避することができる。
本発明によると、エンジンの低温始動から暖機運転の期間において、エンジン供給燃料に液体燃料が混入することを有効に回避して、その運転性を良好に維持できるものである。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、本実施の形態のLPG燃料供給装置を備えたエンジンの配置図を示す図1において、燃料タンク1にはLPG燃料が液体の状態で貯留されており、燃料タンク1から延びた燃料供給管路9Aがベーパライザ3aと電気ヒータを内装したヒータユニット3bとからなる加熱気化手段3に接続している。また、燃料供給管路9Aにおいて燃料タンク1出口寄りには遮断弁2aが、加熱気化手段3入口寄りには遮断弁2bが配設されている。
加熱気化手段3は、LPGを液体の状態から減圧・気化して所定正圧の気化ガスに調整するものであり、入口側に電気ヒータを熱源に用いたヒータユニット3bが設けられ、その下流側にはエンジン冷却水を熱源に用いたベーパライザ3aが設けられており、さらにベーパライザ3aには図示しない調圧手段が付設されている。また、加熱気化手段3から延びる燃料供給管路9Bはエンジン4の吸気管路4bに設置したインジェクタ5に接続されている。
エンジン冷却水を熱源とするベーパライザ3aは、一般的に用いられる周知のベーパライザ(レギュレータ)と同様の構成であり、エンジン4に設けられた冷却水ジャケット4aと冷却水通路8a,8bで接続されてエンジン冷却水が循環し、その熱でLPGを加熱して生成した気化ガスが調圧手段で所定正圧に調整されて、燃料供給管路9Bに送出されるようになっている。
また、ベーパライザ3aの上流側に設けられたヒータユニット3bは、例えば平板状のPTCヒータ等の電気ヒータを収装してLPGとの間で熱交換を行うものであり、これが電子制御ユニット10に電気的に接続されて、その作動を制御されるようになっている。
電子制御ユニット10は、記憶手段に一般的なエンジン制御プログラムがインストールされたものであるが、通常の燃料噴射制御機能に加えて、イグニッションキイON時から暖機運転終了時までのエンジン運転初期において、エンジン冷却水温度やエンジン運転状態を表す種々のデータを基に電気ヒータによる補助加熱の必要性をきめ細かく判断しその作動を制御するためのヒータ作動判定手段を有しているとともに、電気ヒータでLPGを加熱する充分な予熱期間をエンジン始動前に確保する目的で、バッテリ40との間に配置されたリレー43を介してスタータモータ42の駆動を遅延制御するためのスタータ遅延時間設定手段を有している。また、加熱気化手段3の加熱気化能力に応じた最大噴射パルス幅の設定をする最大噴射幅設定手段を有し、計算された噴射パルス幅が設定された最大噴射幅を超えると判断した場合に、これを超えないようにパルス幅を修正制御、或いは燃料カット制御するものとした点を特徴としている。さらに、運転席の前方に配置されたスタータ遅延表示手段としてのランプ44の点灯を制御するようになっている。
電子制御ユニット10は、これらの制御機能に加えて燃料タンク1に配設された圧力センサ11からの燃料タンク圧力データ、吸気管4bに配設された圧力センサ12からの吸気管圧力データ、冷却水通路8aに配設された温度センサ13からの冷却水温度データ、エンジン4に配設された回転数モニタ14からのエンジン回転数データを逐次検知するようになっており、エンジン回転数データと吸気管圧力や有効噴射パルス幅などのエンジン負荷レベルを表す吸気管圧力データのいずれか一つのデータとの積から、エンジン要求燃料流量に対応する燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有している。尚、燃料流量指数は吸気管4bに配設された図示しない吸入空気量検出手段によるエンジン吸入空気量データのみから算出するものとしてもよい。
次に、本実施の形態のLPG燃料供給装置において、電子制御ユニット10の制御に基づく作用について図2乃至図4のグラフ用いて詳細に説明する。
図2を参照して、エンジン冷却水温度が、ヒータ作動の規準となるヒータ作動規準水温よりも低い場合を説明する。エンジン4の始動に際し、イグニッションキイ41を回すことでイグニッション信号がONになると、電子制御ユニット10のヒータ作動判定手段は温度センサ13で検知したエンジン冷却水温度データを基に電気的な液体燃料の加熱が必要であるか否かを検討し、必要と判断した場合に電気ヒータ通電信号をONとする制御を行うものであり、この電気ヒータ通電信号のON後、スタータモータ42駆動までの間に所定の予熱時間をとるように制御している。そして、スタータ遅延表示手段としてのランプを予熱時間中点灯させており、運転者にスタータ遅延制御中であることを知らせている。
斯かる予熱時間は、燃料タンク1内に配設された圧力センサ11からの燃タンク圧力データおよびエンジン始動前に取り込んだ冷却水温度データを基に、電子制御ユニット10のスタータ遅延時間設定手段が所定の計算方法で算出したものであり、ヒータユニット3b通電開始後にこの予熱時間が経過してからスタータが作動するように制御することで、エンジン始動時に未気化の液体燃料が吸入されることが最小限に抑えられる。そして、このヒータユニット3bの作動は、冷却水温度がヒータ作動基準水温に達した時点で停止され、その後はレギュレータ3a単独による加熱気化に移行するものであり、これにより無駄な電力消費が回避される。
次に、図3を参照して、イグニッションキイON時にエンジン冷却水温度がヒータ作動規準水温よりも高い場合を説明すると、イグニッションキイ41をONにすると同時にスタータモータが駆動し、ヒータユニット3bの作動は行わない制御となる。しかし、このグラフの場合、エンジン始動直後から高出力運転を実施していることから、燃料流量指数算出手段が算出する燃料流量指数が急激に上昇してベーパザイザ3aによる加熱気化能力を超えてしまうことになる。
そこで、電子制御ユニット10のヒータ作動判定手段は、ベーパライザ3aの加熱気化能力に対応して設定されたヒータ作動規準流量を燃料流量指数が超える部分でヒータユニット3bを作動させるように制御している。これにより、エンジン始動後においてエンジン要求燃料流量がベーパザイザ3aによる加熱気化能力を超える場合であっても、ヒータユニット3bによる補助加熱を実施することで供給燃料に液体部分が混入する事態を回避して、エンジンの運転状態を良好に維持できるものとなっている。
図4を参照して、ヒータユニット3bによる補助加熱を実施してもエンジン要求燃料流量が加熱気化手段の加熱気化能力を超える場合について説明する。エンジン始動時に冷却水温度がヒータ作動規準水温を僅かに下回ることでヒータユニット3bが作動されているとともに、スタータモータ駆動までに比較的短い余熱時間を取っている。そして、ヒータユニット3bの作動を停止した後において、図2のグラフの場合と同様に燃料流量指数がヒータ作動規準粒流量を超えた時点で、ヒータユニット3bを再作動させて補助加熱を行うものである。
即ち、エンジン始動直後の全開加速などでエンジン要求燃料流量が加熱気化手段3の加熱気化能力を超えた場合にインジェクタ5とベーパライザ3aとの間に液体のLPGが溜まってベーパライザ3aの調圧性能が悪化する等のトラブルを生じる。そこで、最大噴射幅設定手段がエンジン水温とエンジン回転数に応じて加熱気化手段3の加熱気化能力を超えない最大噴射パルス幅を設定し、計算上の噴射パルス幅がこの最大噴射パルス幅を超えた場合に、これを修正して最大噴射パルス幅を超えない範囲に制御している。
このような制御とすることで、始動直後から高出力運転を行う場合等にエンジン要求燃料流量が、ベーパライザ3aによる加熱気化にヒータユニット3bによる補助加熱を加えた加熱気化能力をも超えてしまう場合であっても、インジェクタ5の噴射量となる噴射パルス幅を電子制御ユニット10がこれを超えない範囲に制御することができ、暖機運転終了までの間に混合気過濃による運転性悪化やエンジンストールなどのトラブルを有効に回避することができる。尚、この場合、噴射パルス幅を修正する代わりに燃料カット制御するようにしても同様である。
1 燃料タンク、 3 加熱気化手段、 3a レギュレータ、 3b ヒータユニット、 4 エンジン、 4b 吸気管路、 5 インジェクタ、 9A,9B 燃料供給管路、 10 電子制御ユニット、 11,12 圧力センサ、 13 温度センサ、 14 回転数モニタ、 41 イグニッションスイッチ、 42 スタータモータ、 44 ランプ
Claims (5)
- エンジン冷却水を利用するレギュレータに加え電気ヒータを併用してLPGを加熱気化する加熱気化手段と、エンジン冷却水温検出手段を用いて検知した冷却水温度データを基に前記電気ヒータの作動開始および停止の判定を行うヒータ作動判定手段を有し前記電気ヒータの作動を制御する電子制御ユニットと、を備えたエンジンのLPG燃料供給装置において、
前記電子制御ユニットが、所定の検出手段を用いて検知したエンジン運転状態を表すデータを基にエンジン要求燃料流量に対応した燃料流量指数を算出する燃料流量指数算出手段を有し、前記ヒータ作動判定手段が前記燃料流量指数と前記レギュレータの加熱気化能力とを比較して前記電気ヒータによる補助加熱の必要性を判定することにより、前記電気ヒータの作動を要しないエンジン冷却水温度であってもエンジン運転状況により必要に応じて前記電気ヒータによる補助加熱を実行する制御を行うことを特徴とするエンジンのLPG燃料供給装置。 - 前記燃料流量指数算出手段が、エンジン回転数データと所定のエンジン負荷データとの積、或いはエンジン吸入空気量データを基に、前記燃料流量指数を逐次算出する手段である請求項1に記載したエンジンのLPG燃料供給装置。
- 前記電子制御ユニットが、検知した燃料タンク圧力データおよびエンジン始動前に検知した冷却水温データを基に所定の計算方法によりスタータモータの駆動を遅延させるためのスタータ遅延時間を設定するスタータ遅延時間設定手段を有しており、スタータ駆動前に燃料の予熱時間を設定するものとして、イグニッションスイッチを入れても前記予熱時間経過前にスタータモータを駆動させない請求項1または2に記載したエンジンのLPG燃料供給装置。
- 前記エンジンのLPG燃料供給装置は、運転者にスタータ駆動遅延制御中であることを認知させるスタータ遅延表示手段を備えており、該スタータ遅延表示手段がスタータ遅延制御期間のみ作動する請求項3に記載したエンジンのLPG燃料供給装置。
- 前記電子制御ユニットが、前記冷却水温データおよびエンジン回転数データを基にインジェクタの燃料噴射量を前記加熱気化手段の加熱気化能力内に制限するための最大噴射パルス幅を設定する最大噴射幅設定手段を有しており、算出された通常の噴射パルス幅が前記最大噴射パルス幅を超える場合に、該最大噴射パルス幅を超えない範囲内に補正制御、或いは前記加熱気化手段の加熱気化能力内となるように燃料カット制御を行う請求項1,2,3または4に記載したエンジンのLPG燃料供給装置。
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