JP2009243090A - 建築用シャッター装置における落下防止装置 - Google Patents

建築用シャッター装置における落下防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動スプロケットと従動スプロケットとのあいだに懸回される無端のチエンの弛みを検知して、シャッターカーテンの落下防止をする落下防止装置を、部材の兼用化をするとともに、確実な落下防止ができるように構成する。
【解決手段】落下防止装置11を、開閉機6側の駆動スプロケット6eと巻取りドラム2側の従動スプロケット2cとのあいだに懸回される無端のチエン10に弾圧状に当接し、チエン10の弛み検知をすることに伴い変位する検知部18と、該検知部18の変位に基づいて巻取りドラム2の回転規制をする規制部16とを備えて構成し、前記規制部16を、検知部18の弛み検知による変位に伴い非作用位置からスライドして、従動スプロケット2cのチエン10の非懸回部位に噛合する作用位置に変位するように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、建築物の出入り口等の開口部に設けられる建築用シャッター装置における落下防止装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種建築用シャッター装置のなかには、躯体の開口部を開閉するシャッターカーテンを、開口部上方に回転自在に支持され、開閉機の駆動に伴い正逆回転する巻取りドラムに巻装したものがある。このように構成されたものにおいて、前記開閉機側の駆動スプロケットと巻取りドラム側の従動スプロケットとのあいだには無端のチエンが懸回されるが、該チエンが何らかの不測の事態の発生で切断された場合では、巻取りドラムがフリーな状態となり、シャッターカーテンの荷重(自重)に基づいて巻取りドラムを回転させ、シャッターカーテンが落下することが想定される。
これを回避するため、シャッター装置に落下防止装置を設けることが提唱されており、その一例として、巻取りドラム側の従動スプロケットと開閉機側の駆動スプロケットとの間に回転体を設け、該回転体に、駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に張設される無端のチエンに弾圧状に当接する検知部と、従動スプロケットに噛合する規制部とを設ける構成とし、検知部がチエンの弛みを検知することに基づいて回転体が回転することにより、規制部が従動スプロケットに噛合するようにしたものが提唱されている。
特開2007−332602号公報
ところが、前記従来のものにおいて、検知部と規制部とは回転体に一体的に設けられるものであり、検知部がチエンの弛みを検知したとき回転体を回転させるように構成するため、回転体と検知部との間にアーム部を設け、検知部が回転体配設位置から従動スプロケット側に延出した状態でチエンを弾圧するように構成している。このため、従動スプロケットに噛合する規制部も外径方向に延出するアーム部を備えたものとなり、駆動、従動スプロケットの対向間に大きなスペースが必要となるうえ、チエンの弛み検知がなされた場合では、シャッターーテンの荷重を含む大きな負荷がアーム部に作用し、該負荷がアーム部の長さに基づくモーメントを受けて回転体に作用することになり、サイズの大きなシャッター装置に用いた場合では、規制部が破損する惧れがあって問題がある。この問題を解決するには、回転軸と爪部との強度アップ(大型化)を図ることで対応できるが、このようにすると、従動スプロケットと駆動スプロケットとの間のスペースを大きく確保しなければならず、落下防止装置を取付けることができるシャッター装置が限定されて汎用性に劣るという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、躯体開口部に設けたシャッターカーテンを、開口部上方に回転自在に支持した巻取りドラムに巻装し、開閉機の駆動に伴う巻取りドラムの正逆回転でシャッターカーテンの開閉がなされる建築用シャッター装置において、開閉機側の駆動スプロケットと巻取りドラム側の従動スプロケットとのあいだに懸回される無端のチエンに弾圧状に当接し、チエンの弛み検知をすることに伴い変位する検知部と、該検知部の変位に基づいて巻取りドラムの回転規制をする規制部とを備えた落下防止装置を設けるにあたり、前記規制部は、検知部の弛み検知による変位に伴い非作用位置からスライドして、従動スプロケットのチエンの非懸回部位に噛合する作用位置に変位するように構成されている建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項2の発明は、規制部は、従動スプロケットと駆動スプロケットとの軸芯を通る直線を基準線とし、シャッターカーテンを閉鎖する方向の回転を閉鎖回転としたとき、規制部は、従動スプロケットの閉鎖回転方向先側ほど従動スプロケットに近接するガイド体に沿って変位し、前記基準線より閉鎖回転方向基端側で、かつ、従動スプロケットから離間する非作用位置から、従動スプロケットの基準線上部位に噛合する作用位置にスライド変位するように構成されている請求項1に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項3の発明は、規制部は、従動スプロケットに噛合する複数の係止歯を備えて構成されている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項4の発明は、検知部は、長尺状のアーム体の一端部に設けられるものとし、規制部は、前記アーム体の他端部に設けられている請求項1または3の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項5の発明は、落下防止装置は、ベースプレートを介し、従動スプロケットと駆動スプロケットとが軸承される支持ブラケットに位置調整自在に止着されるものとし、支持ブラケットには、ベースプレートの移動規制をするストッパ部材が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項6の発明は、落下防止装置は、従動スプロケットの外周に突き当てられて、従動スプロケットに対する位置決めをするための位置決め部材が着脱自在に設けられている請求項1乃至5の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置である。
請求項1の発明とすることにより、開閉機と巻取りドラムとのあいだの動力伝動装置をそのまま利用することができて部材の兼用化が果せるうえ、落下防止装置のないシャッター装置に対して容易に後付けでき、そのうえ、落下防止装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項2の発明とすることにより、規制部による従動スプロケットの回転規制を一層強固にすることができて、大きなサイズのシャッター装置にも対応できて汎用性を高めることができる。
請求項3の発明とすることにより、規制部による従動スプロケットの回転規制をさらに強固にすることができる。
請求項4の発明とすることにより、規制部による落下防止作動が迅速で、一層信頼性の高い、優れた落下防止装置となる。
請求項5の発明とすることにより、落下防止装置を位置調整自在に設けることができるものでありながら、信頼性の高い落下防止装置とすることができる。
請求項6の発明とすることにより、落下防止装置の従動スプロケットに対する位置決めを容易に行える。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は開口部に建て付けられた建築用シャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、図1に示すように、複数枚のスラット1aの上下端部をインターロック連結等により揺動自在に連結して構成されており、上端に位置するスラット1aに連結された複数の吊り金具1bを介して巻取りドラム2に連結されている。一方、開口部上方には、シャッターカーテン1を基準として屋内外方向一方(本実施の形態では屋外側であるが、屋内側となる場合もある)に突出する状態でシャッターケース3が設けられている。前記シャッターケース3の左右には左右一対の支持ブラケット4、5が一体的に配されており、これら左右一対の支持ブラケット4、5に、前記巻取りドラム2の左右両端部から突出する回転軸2aが回転自在に軸承されている。そして、左側支持ブラケット4に支持された開閉機6と回転軸2aとを連動連結することにより、巻取りドラム2が開閉機6の駆動力に伴い正逆回転するように構成されており、これによって、シャッターカーテン1は、巻取りドラム2から巻出されて開口部を閉鎖する全閉姿勢と、巻取りドラム2に巻取られて開口部を開放する全閉姿勢とのあいだを変姿するように構成されるが、このとき、シャッターカーテン1の左右両端部は、開口部両側に配されたガイドレール7の移動案内を受けながら開閉移動するように構成されており、これらの基本構成は何れも従来通りとなっている。
そして、右側支持ブラケット5は、右側に突出する回転軸2aを軸受け5aを介して回転自在に支持するように構成されている。
一方、左側支持ブラケット4は、図2、3に示すように、前記右側支持ブラケット5に左右方向に対向して配される第一ブラケット8と、該第一ブラケット8の屋外側に連結される第二ブラケット9とにより構成されており、左側に突出する回転軸2aは第一ブラケット8に軸受け8aを介して回転自在に支持されるように構成されている。さらに、左側に突出する回転軸2aは、第一ブラケット8の貫通孔8bを貫通して第一ブラケット8の左方に突出しており、該貫通先端部2bに従動スプロケット2cが一体的に外嵌固定されている。
また、第二ブラケット9は、開閉機6の出力軸6aが回転自在に貫通する出力軸貫通孔9aと、該貫通孔9aを中心とする外周部位の都合四箇所に位置し、開閉機6のケーシング6bを支持固定するための取付け用貫通孔9bが開設されている。そして、第二ブラケット9の右側端面に開閉機6のケーシング6bの左端面を突き当て、出力軸6aを出力軸貫通孔9aに貫通させて第二ブラケット9の左方に突出する状態とし、前記四箇所の取付け用貫通孔9bを介してボルト−ナット6cによる締結をすることにより、開閉機6が第二ブラケット9に固定されるように構成されている。そして、第二ブラケット9の左方に突出する出力軸6aの突出先端6dには駆動スプロケット6eが一体的に外嵌されている。
ここで、前記駆動スプロケット6eと従動スプロケット2cとの軸芯同士を連結する基準線Hは、本実施の形態では水平線となる位置関係となっており、また、両スプロケット6e、2cの左側支持ブラケット4からの突出位置が同じになる位置関係となっている。そして、これら駆動、従動スプロケット6e、2cとの間に懸回される無端のチエン10を緊張状態(張設状態)となるように配設することにより、駆動、従動スプロケット6e、2cとのあいだの動力伝動がなされ(連動連結され)、開閉機6の駆動力が巻取りドラム2に伝動されるように構成されている。因みに、駆動、従動スプロケット6e、2cとは、シャッター装置の設置時において、各スプロケット6e、2cがそれぞれ設けられる第一、第二ブラケット8、9を位置調整することにより前記位置関係を確立する構成となっており、該位置調整後に第一、第二ブラケット8、9を溶着等の一体化手段により一体化することにより左側支持ブラケット4が構成されるように設定されている。
尚、4aは第二ブラケット8に積層される補強を兼ねたスペーサプレートである。
そして、本実施の形態の巻取りドラム2は、図2に示すように、反時計回り方向(矢印A方向)に回転(本発明の閉鎖回転に相当する)することによりシャッターカーテン1が巻取りドラム2から巻出される閉鎖作動を行い、時計回り方向に回転することによりシャッターカーテン1が巻取りドラム2に巻取られる開放作動を行うように設定されている。この場合に、チエン10にはシャッターカーテン1の自重が作用して巻取りドラム2を常時反時計回り方向に回転させようとする負荷が作用しており、これによって、シャッター装置において何ら異常のない通常の懸回状態において、チエン10は、駆動、従動スプロケット6e、2cの上部のあいだに配される上側の部位が常時張り(緊張)状態となる張り側チエン10aとなっている。そして、張り側チエン10aは、チエン10が切断した場合、あるいは、シャッターカーテン1が大きく持ち上げられたような場合等、何らかの事故が生じた場合以外は、弛みが生じることがないよう構成されている。
11は本発明が実施され、左側支持ブラケット4に配される落下防止装置であって、該落下防止装置11は、図2に示すように、駆動、従動スプロケット6e、2cの対向間に位置するべく、第二ブラケット9の左側面に設けられている。前記落下防止装置11を構成するベースプレート12は、屋内外方向に長い長孔状の取付け孔12aが上下端部に位置して形成されており、これら取付け孔12aに挿通するボルト−ナット12bを用いて固定されることにより、第二ブラケット9(左側支持ブラケット4)に対して屋内外方向の位置調整がなされた状態で固定されるように設定されている。
また、ベースプレート12の屋外側の端縁には、第二ブラケット9に固定される開閉機6の固定具であるボルト−ナット6cへの干渉を避けるための切欠き凹部12cが形成されている。
そして、ベースプレート12の上下方向中間部に位置する左側面にはガイド体13が固定されている。前記ガイド体13は、図4、5に示すように、主ガイド体14と後述する副ガイド体15とにより構成されている。前記主ガイド体14は金属材により形成されており、従動スプロケット2cの駆動スプロケット6e側を向く外周(屋外側)に近接対向する上下方向長尺状のブロック体で構成されており、該主ガイド体14の従動スプロケット2c側(屋内側)の面が第一ガイド面(本発明のガイド面に相当する)14aに構成されている。前記第一ガイド面14aは、従動スプロケット2cと駆動スプロケット6cとの配設位置により設定される前記基準線Hを跨ぐ状態で設けられるとともに、従動スプロケット2cの駆動スプロケット6e側(屋外側)部位において、閉鎖回転方向(反時計回り方向)先端側であって、本実施の形態では上方ほど従動スプロケット2cに近接する傾斜面に形成されている。
16は第一ガイド面14aに沿って移動自在に変位する規制部であって、該規制部16は金属材で形成されており、従動スプロケット2cの屋外側(駆動スプロケット6e側)であって、チエン10が懸回されることのない部位に位置するギア歯2dに噛合する上下方向三つの第一、第二、第三係止歯16a、16b、16cが形成されている。これら第一〜第三係止歯16a、16b、16cは、下方に位置する係止歯(第三係止歯16c)ほど従動スプロケット2c側に突出する状態で形成されているとともに、最上位の第一係止歯16aは、先端が切欠かれた形状に形成されている。。そして、これら第一〜第三係止歯16a、16b、16cは、駆動スプロケット6e側の面が前記第一ガイド面14aに摺動自在となる第一摺動面16dに構成されている。そして、規制部16は、第一ガイド面14aの下端部に位置する非作用位置にある状態では、駆動、従動スプロケット6e、2cの軸芯を通る基準線Hよりも下方で、かつ、従動スプロケット2cから離間しており、各係止歯16a、16b、16cが従動スプロケット2cのギア歯2dに噛合することはないように設定されており、この状態から、第一ガイド面14aに沿って上方にスライド変位した作用位置にある状態では、各係止歯16a、16b、16cが駆動、従動スプロケット6e、2cの軸芯を通る基準線H上に位置して、従動スプロケット2cのギア歯2dに噛合するように設定されている。
ここで、14bは第一ガイド面14aの従動スプロケット2c側(屋内側)に位置し、ベースプレート12に一体的に配されたスペーサであって、該スペーサ14bは、規制部16と従動スプロケット2cとが左側支持ブラケット4から同位置となって、左右方向の位置合せがなされるようにするための部材であって、スペーサ14bの左側面は、規制部16の右端面である第二摺動面16eが摺動する第二ガイド面14cとなっている。
ここで、前記第一、第二ガイド面14a、14cには樹脂材が設けられ、金属材で形成された規制部16が円滑に摺動するように構成されている。
さらに、前記規制部16には、左側に突出するボス16fが一体形成されており、該ボス16fに、上下方向に長いアーム体17の基端部(本発明の他端部)が溶着等の一体化手段により固定されている。前記アーム体17の先端部(本発明の一端部)には検知部18が設けられているが、該検知部18は、枢支ピン18aを介して回転(揺動)自在な状態で連結されている。そして、検知部18は、後述するように、規制部16が非作用位置に位置する状態において、駆動、従動スプロケット6e、2cのあいだに懸回されるリング状のチエン10の上側の張り側チエン10aに対し、該張り側チエン10aのリング内側から当接するように設定されている。そして、検知部18は、樹脂製のローラ当接体18bの両側面に積層する一対の支持プレート18cとを、螺子18dにより緊締して一体化することにより構成されており、ローラ当接体18bは、チエン10を構成するローラ部10bが転動自在に当接するように設定されている。
尚、ローラ当接体18bと支持プレート18cとは、チエン10の長さ方向に長く形成され、複数(本実施の形態では三個)のローラ部10bに当接可能な長さに設定されている。そして、検知部18は、アーム体17の先端部に対し、長尺方向中間部において枢支ピン18aを介して回転自在に枢支されていることにより、検知部18のチエン10への当接角度を自由に回転変化させることができるとともに、チエン10が切断したような場合に、上方に跳ね上げられたチエン10が仮に検知部18に絡みついたとしても、検知部18をアーム体17に対して揺動させることにより、アーム体17の変位(規制部16の変位)を損なうことがないように構成されている。
また、前記アーム体17の基端部であって規制部16が一体的に連結される部位には、左側に突出する弾機支持片17aが形成されており、該弾機支持片17aには、付勢弾機19の一端部が連結されている。さらに、前記規制部16の左端面には、従動スプロケット2c側(屋内側)の端部に位置して、樹脂材で形成された案内片16gが螺子16hを用いて固着されている。
一方、前記ガイド体13を構成する副ガイド体15は金属材により構成されており、図4、5に示すように、規制部16の左端面のうち、屋内側に突出する第二、第三係止歯16b、16cの前記突出部位の左端面を摺動自在にガイドする第三ガイド面15aと、第三ガイド面15aの屋外側端部から左方に起立し、第一ガイド面14aに平行となるガイド面に形成され、前記規制部案内片16gの屋内側面に従動スプロケット2c側から当接して、案内片16gを移動案内する第四ガイド面15bと、第三、第四ガイド面15a、15bの上端部から屋外側に延出する上端片15cとが一体に形成されている。ここで、第三ガイド面15aは、図2、5に示すように、従動スプロケット2cの屋外側部位を左側から覆うように設けられており、これによって、従動スプロケット2cの落下防止装置11との対向部位が左側支持ブラケット4(第二ブラケット9)と第三ガイド面15aとの対向間に位置するように構成されている。
尚、補助ガイド体15は、螺子15dを用いて主ガイド体14とベースプレート11とに一体的に固定されている。さらに、補助ガイド体15には、上端片15cから、第一ガイド面14aに沿って斜め上方に延出する弾機支持片15eが形成されており、該弾機支持片15eに、前記付勢弾機19の先端部が連結されている。
そして、落下防止装置11は、付勢弾機19の付勢力に抗して規制部16を非作用位置に位置せしめ、チエン10の上側に位置する張り側チエン10aのリング内側の面に検知部18を当接させることにより、チエン10の弛みを検知する状態となるように設定されている。この状態において、検知部18は、張り側チエン10aにより移動規制を受けることにより規制部16を非作用位置に保持するように設定されており、付勢弾機19は、アーム体17(規制部16、検知部18)を第一、第二、第三、第四ガイド面14a、14c、15a、15bに沿う斜め上方に向けて付勢するように設定されている。尚、この状態における付勢弾機19の付勢力は、駆動、従動スプロケット6e、2cのあいだの張り側チエン10aに作用する張力よりも小さく設定されており、通常の使用状態において駆動、従動スプロケット6e、2c間の動力伝動を損なうことがなく、しかも、張り側チエン10aの張力が消失したときにはアーム体17を迅速に上方変位させて、規制部16を作用位置に変位させることができる大きさとなるように設定されている。そして、チエン10が弛み、検知部18に対する張り側チエン10aの張力が消失すると、後述するように、検知部18がアーム体17とともに迅速に上方変位して、規制部16を作用位置に変位せしめ、第一〜第三係止歯16a、16b、16cが従動スプロケット2cに噛合することにより、従動スプロケット2cの閉鎖方向の回転(反時計回り方向の回転)を規制してシャッターカーテン1の落下防止をするように構成されている。
ここで、落下防止装置11のベースプレート12を支持ブラケット4に固定するにあたり、本実施の形態のように、長孔12aを用いて位置調整自在とすることにより、既設のシャッター装置に落下防止装置11を設けることが容易になるが、ベースプレートを位置調整自在に設ける必要は必ずしもなく、一体的に溶着等による一体化手段で固定することも可能である。
ところで、チエン10の弛みに基づいて規制部16が従動スプロケット2cに噛合して従動スプロケット2cの回転規制がなされると、シャッターカーテン1自重に基づく負荷は、従動スプロケット2c、規制部16を介してガイド体13に作用する。このようになると、ガイド体13が固定されるベースプレート12と支持ブラケット4との固定部位に負荷が作用することになるが、本実施の形態のように、ベースプレート12を長孔12aを用いて左側支持ブラケット4(第二ブラケット9)に対して位置調整自在に固定した場合では、ベースプレート12が長孔12a部位において位置ズレし、規制部16と従動スプロケット2cとの噛合状態が損なわれることが想定される。そこで、本実施の形態では、左側支持ブラケット4(第二ブラケット9)に固定されたベースプレート12にストッパ部材20を設けて、長孔12aを用いて固定されたベースプレート12が位置ズレしないように配慮されている。
前記ストッパ部材20は、第二ブラケット9の左側面において、ベースプレート12の屋外側に隣接する状態で設けられている。ストッパ部材を構成するストッパ本体20aは、上下に一対の固定片20bを備えて構成されており、該ストッパ本体20aは、第二ブラケット9の屋外側端部に開設され、開閉機6を固定するために開設された取付け用貫通孔9bに螺入されるボルト−ナット6cを用い、開閉機6とともに固定されるように設定されている。前記上下の固定片20bは、ベースプレート12の屋外側端部における上下に位置して形成されたストッパ受け片12dに近接対向して形成されており、これら固定片20bには、ストッパ受け片12dの左端部に対向する部位に位置して螺子受け体20dがそれぞれ設けられており、該螺子受け体20dにそれぞれ貫通状に形成された各螺子孔20eに、屋外側から調整螺子21をそれぞれ螺入し、これら調整螺子21の螺入先端部を上下のストッパ受け片12dに突き当てた状態として調整螺子21をナット21a締めすることにより、上下の調整螺子21が移動規制を受け、ベースプレート12の位置ズレを防止するように構成されている。
尚、ストッパ部材20は、前記構成に限定されることはなく、落下防止をしたときに、ベースプレート12の長孔12aに基づく位置ズレが防止される構成であればよい。
つぎに、図6、7に基づいて、落下防止装置11によるシャッターカーテン1の落下防止作動について説明する。
シャッター装置の通常の使用状態において、前述したように、検知部18は張り側チエン10aに弾圧しており、該張り側チエン10aの張力に基づく移動規制を受けており、規制部16は、一点鎖線で示すように、第一〜第四ガイド面14a、14c、15a、15bにガイドされる状態で下端部に位置する非作用位置に保持されている(図6における一点鎖線)。
この状態において、チエン10が切断する等の不測の事態が生じて張り側チエン10aの張力が消失すると、図6の実線で示すように、検知部18は、張り側チエン10aによる移動規制が解除され、付勢弾機19の付勢力を受けて上方に変位するチエン10の弛み検知がなされた状態となる。一方、巻取りドラム2側では、従動スプロケット2cがシャッターカーテン1の自重を受けて反時計回り方向の回転(閉鎖回転)を開始しようとする。このとき、検知部18の上方変位とともに、規制部16は第一〜第四ガイド面14a、14c、15a、15bに沿って上方変位して、規制部16の第一〜第三係止歯16a、16b、16cのうち、最上位の第一係止歯16aがスプロケット2cのギア歯2dに当接する。
前記状態から、さらに従動スプロケット2cが反時計回り方向に回転する一方、規制部16が付勢弾機19の付勢力を受けて上方変位を行うことにより、図7に示すように、規制部16の第一〜第三係止歯16a、16b、16cの全てがギア歯2dに噛合する作用姿勢となるように設定されている。そして、規制部16が作用姿勢となった状態では、規制部16は、第一ガイド面14aにより上方、および、外径側への変位が規制されており、これによって、規制部16が従動スプロケット2cと第一ガイド面14cとの間に介装された楔のような状態となって、規制部16の第一〜第三係止歯16a、16b、16cによる従動スプロケット2cとの噛合状態が維持された状態となり、従動スプロケット2cの反時計回り方向の回転が規制され、シャッターカーテン1の自重落下を防止するように設定されている。
このとき、落下防止装置11は、規制部16、検知部18との両者が上方にスライド移動することで落下防止する構成となっていて、従来の回転体に検知部と規制部とを設けるもののように、駆動、従動スプロケット6e、2cとの間のスペースを大きく確保する必要がないように構成されている。しかも、このものにおいて、規制部16が従動スプロケット2cを回転規制することにより生じる負荷は、ガイド体13(主に主ガイド体14)により受ける構成となっていて、ガイド体13に強度を持たせることで強度アップを図ることができ、これによって、駆動、従動スプロケット6e、2cの間のスペースを格別大きく確保することなく、サイズの大きい大型のシャッター装置に対応することができるように構成されている。
また、規制部16は、第一〜第三係止歯16a、16b、16cが従動スプロケット2cの屋外側のギア歯2dであって、チエン10が懸回されないギア歯2dに噛合していて確実な噛合がなされているが、さらに、周回り方向三つの第一、第二、第三係止歯16a、16b、16cにより従動スプロケット2cに噛合することで、一層確実な噛合状態となるように構成されている。また、このものでは、第一〜第三係止歯16a、16b、16cのうち、第一係止歯16aは、駆動、従動スプロケット6e、2cの軸芯を通る基準線Hよりも上方のギア歯2dに噛合しているが、第二、第三係止歯16b、16cは第一係止歯16aよりも従動スプロケット2c側に突出し、しかも、反時計回り方向(上方)に向けて回転しようとする従動スプロケット2cに対して、付勢弾機19の付勢力を受けて従動スプロケット2cに近付く状態で上方にスライド変位して、駆動、従動スプロケット6e、2cの軸芯を通る基準線Hよりも下方に位置する状態でギア歯2dに噛合するように設定されている。これによって、従動スプロケット2cと第一〜第三係止歯16a、16b、16cとの噛合は、シャッターカーテン1の自重による反時計回り方向の負荷を受けて一層強固になっており、従動スプロケット2cの反時計回り方向の回転規制が確実になされるように構成されている。さらに、規制部16は、先端部に検知部18が設けられたアーム体17の基端部に設けられることにより、検知部18によるチエン10の弛み検知に迅速に対応することができるように構成されており、これによって、規制部16は、従動スプロケット2cが自重降下するべく反時計回り方向に回転するのを迅速、確実、かつ、強固に規制することができるように構成されている。
一方、従動スプロケット2cと規制部16との噛合部は、前述したように、左側支持ブラケット4(第二ブラケット9)と第三ガイド面15aとの対向間に位置するようになっている。これによって、規制部16と衝撃的に噛合するような場合でも、従動スプロケット2cが変形して噛合解除されるような不具合を防止できるように構成されている。
尚、落下防止装置11は、規制部16の第一、第二、第三係止歯16a、16b、16cと従動スプロケット2cとの対向距離、ガイド体13に形成される第一〜第四ガイド面14a、14c、15a、15bの傾斜角度、従動スプロケット付勢弾機19の付勢力の大きさ等に基づいて、落下防止装置11の検知精度、および、規制部16の第一〜第三係止歯16a、16b、16cがギア歯2dに係止して巻取りドラム2の回転規制をするまでの時間が決定される。そして、これらの要素を使用条件に応じて適宜設定することにより、最適化された落下防止装置11を構成することができる。
さらに、本実施の形態の落下防止装置11には、シャッター装置に取付ける際に用いる位置決め体(位置決め部材に相当する)22がベースレート12に着脱自在に設けられている。前記位置決め体22は、図2、4の二点鎖線で示すように、従動スプロケット2c(ギア歯2d)の外周に沿う円弧面22aが屋内外両側面に形成されたものに構成され、ベースプレート12の上下二箇所に位置して回転自在に設けられている。そして、ベースプレート12を支持ブラケット4(第二ブラケット9)に固定する際に、上下一対の位置決め体22の円弧面22aを従動ブラケット2cの外周に当接させた状態として固定することにより、従動スプロケット2cと規制部16との位置決めができるように設定されている。これによって、落下防止装置11の位置決めを容易に、しかも、正確に行うことができて、取付け作業の所要時間を短縮できるように構成されている。因みに、位置決め体22は、落下防止装置11を支持ブラケット4に組込んだ後に取外されるものであり、チエン10による動力伝動を邪魔したり、損なうようなことはない。
尚、位置決め体は、円弧面の形状(曲率半径)をシャッター装置の従動スプロケットの外径に合わせて適宜変化させることができ、このようにすることで、落下防止装置11を異なる機種のシャッター装置に対しても容易に設置できるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、落下防止装置11は、不測の事態が生じてチエン10が切断され、張り側チエン10aの張力に基づく移動規制がなくなると、検知部18が付勢弾機19の付勢力を受けて弛み検知をすることにより、規制部16が検知部18とともに上方にスライド変位し、第一〜第三係止歯16a、16b、16cが巻取りドラム2側の従動スプロケット2cのギア歯2dに噛合する作用姿勢となって、シャッターカーテン1の自重に基づく巻取りドラム2の回転を規制して、シャッターカーテン1の落下を防止する。このとき、規制部16は、検知部18の変位に伴い上方にスライド変位して、従動スプロケット2cのチエン10が懸回されていない部位(チエン10の非懸回部位)に噛合する構成となっているので、第一〜第三係止歯16a、16b、16cの従動スプロケット2cへの噛合が確実で、信頼性の高い落下防止装置11とすることができる。しかも、従来のように、別途巻取りドラムにラチェットのような一体回転する部材を設けることなく、従動スプロケット2cを落下防止装置11の構成部材としてそのまま用いることができるので、構成の簡略化を果すことができる。そのうえ、既設のシャッター装置に落下防止用装置11を設ける場合に、予め設置されている巻取りドラム2の構成や、支持ブラケット4の構成を一切変化させることなく取付けることができ、この結果、必要に応じて落下防止装置11を後付けすることを、簡単、かつ、容易に行うことができる。
しかも、このものでは、規制部16がガイド体13に対してスライド変位することで従動スプロケット2cの回転規制をする構成であるので、コンパクト化を実現することができて、狭い空間に設けることが可能となって汎用性を高めることができる。
そのうえ、本発明が実施されたものにあっては、規制部16(第一〜第三係止歯16a、16b、16c)は、シャッターカーテン1の自重に基づいて反時計回り方向(上方)に向けて回転する従動スプロケット2cの軸芯部位を通る基準線H上の部位に形成されたギア歯2dに対して、従動スプロケット2cに近付く状態で噛合するようにしたので、規制部16が従動スプロケット2cとガイド体13との間に楔状に噛合し、しかも、シャッターカーテン1の自重を受けた従動スプロケット2cの回転力が、第一〜第三係止歯16a、16b、16cとギア歯2dとの噛合状態を強固にする方向に作用することになって、規制部16による従動スプロケット2cの回転規制を一層強固にすることができ、サイズの大きいシャッター装置にも対応することが可能となる。
そのうえ、本発明が実施されたものにあっては、規制部16に第一〜第三係止歯16a、16b、16cが設けられていて、複数の(三つの)ギア歯2dに噛合する状態となるので、従動スプロケット2cへの噛合状態を一層確実にすることができる。
しかも、このものでは、検知部18が先端部に設けられるアーム体17の基端部に規制部16を設ける構成としたので、検知部18による弛み検知に基づく変位がそのまま規制部16の非作用位置から作用位置への変位となって、検知部18による弛み検知に基づいて規制部16が迅速に従動スプロケット2cの回転規制を行うことができて、一層信頼性の高い、優れた落下防止装置11とすることができる。しかも、検知部18と規制部16との両者が上方変位することにより落下防止をする構成となっているので、落下防止装置11の配設スペースを小さくできて、駆動、従動スプロケット6e、2cとの対向間が狭いようなシャッター装置にも採用することができて、汎用性を高めることができる。
さらに、このものにおいて、落下防止装置11は、支持ブラケット4に対して位置調整自在に取付けることができるので、多様なシャッター装置に対応することができるうえ、精度の高い落下防止を実現できるが、このものでは、位置調整自在とすることで想定される落下防止装置11の支持ブラケット4に対する位置ズレをストッパ部材22により防止することができるので、信頼性の高い落下防止装置11とすることができる。
また、このものでは、予め落下防止装置に位置決め体22を組込んでおくことにより、従動スプロケット2cに対する位置決めが容易にでき、汎用性の高い落下防止装置11を容易に取付けることが可能となる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、駆動、従動スプロケットの屋内外の配設状態は前記実施の形態と同様であるが、従動スプロケットが時計回り方向に回転することでシャッターカーテンが閉鎖するように構成されるシャッター装置も想定される。このものでは、リング状のチエンにおける張り側チエンは下側となり、この場合では、落下防止装置の規制部、検知部、ガイド体を、前記実施の形態のものを上下方向に反転した位置関係で設けることで、前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。このように、落下防止装置は、駆動、従動スプロケットの位置関係、従動スプロケットの閉鎖回転の方向に基づいて、落下防止装置の規制部、検知部、ガイド体の姿勢が設定されるように構成されている。
建築用シャッター装置の概略正面図である。 巻取りドラム配設状態を説明する一部断面側面図である。 図2におけるX−X断面図である。 落下防止装置の側面図である。 図4におけるX−X断面図である。 落下防止装置による作動状態を説明する要部拡大側面図である。 落下防止装置による落下防止状態を説明する要部拡大側面図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
2 巻取りドラム
2c 従動スプロケット
4 左側支持ブラケット
6 開閉機
6e 駆動スプロケット
8 第一ブラケット
9 第二ブラケット
10 チエン
10a 張り側チエン
11 落下防止装置
12 ベースプレート
12a 取付け孔
13 ガイド体
14 主ガイド体
14a 第一ガイド面
15 補助ガイド体
15a 第三ガイド面
16 規制部
16a 第一係止歯
17 アーム体
18 検知部
19 付勢弾機
20 ストッパ部材
21 調整螺子
22 位置決め体

Claims (6)

  1. 躯体開口部に設けたシャッターカーテンを、開口部上方に回転自在に支持した巻取りドラムに巻装し、開閉機の駆動に伴う巻取りドラムの正逆回転でシャッターカーテンの開閉がなされる建築用シャッター装置において、開閉機側の駆動スプロケットと巻取りドラム側の従動スプロケットとのあいだに懸回される無端のチエンに弾圧状に当接し、チエンの弛み検知をすることに伴い変位する検知部と、該検知部の変位に基づいて巻取りドラムの回転規制をする規制部とを備えた落下防止装置を設けるにあたり、前記規制部は、検知部の弛み検知による変位に伴い非作用位置からスライドして、従動スプロケットのチエンの非懸回部位に噛合する作用位置に変位するように構成されている建築用シャッター装置における落下防止装置。
  2. 規制部は、従動スプロケットと駆動スプロケットとの軸芯を通る直線を基準線とし、シャッターカーテンを閉鎖する方向の回転を閉鎖回転としたとき、規制部は、従動スプロケットの閉鎖回転方向先側ほど従動スプロケットに近接するガイド体に沿って変位し、前記基準線より閉鎖回転方向基端側で、かつ、従動スプロケットから離間する非作用位置から、従動スプロケットの基準線上部位に噛合する作用位置にスライド変位するように構成されている請求項1に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置。
  3. 規制部は、従動スプロケットに噛合する複数の係止歯を備えて構成されている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置。
  4. 検知部は、長尺状のアーム体の一端部に設けられるものとし、規制部は、前記アーム体の他端部に設けられている請求項1または3の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置。
  5. 落下防止装置は、ベースプレートを介し、従動スプロケットと駆動スプロケットとが軸承される支持ブラケットに位置調整自在に止着されるものとし、支持ブラケットには、ベースプレートの移動規制をするストッパ部材が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置。
  6. 落下防止装置は、従動スプロケットの外周に突き当てられて、従動スプロケットに対する位置決めをするための位置決め部材が着脱自在に設けられている請求項1乃至5の何れか1項に記載の建築用シャッター装置における落下防止装置。
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