JP5594871B2 - シャッターカーテンの降下規制装置、及び、シャッター装置 - Google Patents
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Description
巻取ドラムを駆動するための従動スプロケットと開閉機にて駆動される駆動スプロケットに巻回されるチェーンが、破断、若しくは、脱落した際の異常時において、
前記従動スプロケットの回転を規制するためのシャッターカーテンの降下規制装置であって、
前記チェーンの外周の乗り掛かる接触部と、
前記異常時において前記チェーンによる接触部の乗り掛かりが無くなることで回動する回動部材と、
前記回動部材に設けられ前記異常時に前記従動スプロケットに噛合するストッパーと、を有し、
前記接触部は、前記異常時において、新たに巻回されるチェーンの内側に配置され得る構成とするものである。
前記接触部は、前記回動部材に対する固定角度が調整可能な検知部材に設けられる構成としている。
前記検知部材は、前記回動部材に対して着脱自在に構成されており、前記異常時の復旧作業時においては、新たなチェーンを捲回した後に、前記検知部材を前記回動部材から取り外し、前記接触部が前記チェーンの外周に乗り掛かる状態としたうえで、前記検知部材を前記回動部材に固定させる構成としている。
前記接触部は、前記検知部材に対して着脱自在に構成されており、前記異常時の復旧作業時においては、新たなチェーンを捲回した後に、前記接触部を前記検知部材から取り外し、前記接触部が前記チェーンの外周に乗り掛かる状態としたうえで、前記接触部を前記検知部材に固定させる構成としている。
前記検知部材は、前記チェーンの外側に延出する延出部分を有しており、前記異常時においては、前記延出部分の自重によって、前記検知部材が回動し、前記回動部材が回動される構成としている。
前記チェーンのテンション発生部位の外側には、前記テンション発生部位を外側の少なくとも一部を覆うように、跳ね上り防止部材が設けられる構成としている。
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の降下規制装置を備えるシャッター装置とするものである。
降下規制装置による従動スプロケットの回転規制を維持した状態で、新たなチェーンを巻回することが可能となり、復旧作業を容易に行うことが可能となる。
固定角度を調整することで、様々な大きさの従動スプロケットに対応することが可能となり、汎用性の高い降下規制装置を実現することが可能となる。
検知部材の取り外し、取り付けといった簡易な作業により、降下規制装置を待機状態に戻すことが可能となる。
接触部の取り外し、取り付けといった簡易な作業により、降下規制装置を待機状態に戻すことが可能となる。
延出部分の自重によって回動部材を作動させるというシンプルな構造が可能となって、低コストでの実施が可能となる。
チェーンの破断箇所が大きく跳ね上ろうとした際には、跳ね上り防止部材にチェーンが接触することとなって、大きな跳ね上りを防止することができる。
異常時において、シャッターカーテンの降下が規制されるとともに、復旧作業時が完了するまで、巻取ドラムやシャッターカーテンを人手で支えるなどの必要も無く、復旧作業の作業性に優れ、かつ、安全に作業が行えるシャッター装置を実現することが可能となる。
図1に示すごとく、本実施形態のシャッター装置1は、建物開口部に設けられるものであり、シャッターカーテン2が左右のガイドレール3・3に案内されて上昇/降下することで、建物開口部の開放/閉鎖を行うものである。また、シャッター装置1の上部において、軸受ブラケット5・6が開口部の幅方向に離間して設けられており、両軸受ブラケット5・6の間に巻取ドラム4が配置されている。また、巻取ドラム4は、軸受ブラケット5に対して固定される開閉機7にて回転駆動されるようになっており、操作スイッチ8により開閉機7を操作することで、シャッターカーテン2の上昇/降下が行えるようになっている。
まず、通常時においては、図2に示すごとく、降下規制装置10は待機状態となる。即ち、接触部13がチェーン60に乗り掛かる状態となって、検知部材14が斜め方向に立ち上がった姿勢となり、これに伴って、回動部材12のストッパー11が従動スプロケット41から離れた位置に設定される。
チェーン60が破断した状態では、図7(a)に示すごとく、降下規制装置10によって従動スプロケット41の自由回転が規制された状態となっており、この状態で、破断したチェーン60を取り外す。次に、図7(b)に示すごとく、新たなチェーン60Nを準備し、このチェーン60Nを駆動スプロケット71と従動スプロケット41に巻回する。この作業の際には、降下規制装置10による従動スプロケット41の回転規制が維持されたままとなっているため、従動スプロケット41や巻取ドラムやシャッターカーテンを人手によって押さえるといった必要がない。また、このように、従動スプロケット41の回転規制を行ったままで新たなチェーン60Nの巻回作業が可能となるのは、チェーン60Nの軌道内に、検知部材14及び回動部材12が配置される構成となっているためである。
即ち、図2、図6及び図7に示すごとく、
巻取ドラム4を駆動するための従動スプロケット41と開閉機7にて駆動される駆動スプロケット71に巻回されるチェーン60が、破断、若しくは、脱落した際の異常時において、前記従動スプロケット41の回転を規制するためのシャッターカーテンの降下規制装置10であって、
前記チェーン60の外周の乗り掛かる接触部13と、
前記異常時において前記チェーン60による接触部13の乗り掛かりが無くなることで回動する回動部材12と、
前記回動部材12に設けられ前記異常時に前記従動スプロケット41に噛合するストッパー11と、を有し、
前記接触部13は、前記異常時において、新たに巻回されるチェーン60Nの内側(駆動スプロケット71と従動スプロケット41に巻回されるチェーンの軌道の内側)に配置され得る構成とするものである。
図9(a)の構成では、一端がベース部材15のピン15bに係止される弾性体17(バネやゴム)により、検知部材14を異常時における作動方向(矢印R1)に回動付勢することで、異常時において検知部材14の回動をより確実に行う構成とするものである。
2 シャッターカーテン
3 ガイドレール
4 巻取ドラム
4a 回転軸
5 軸受ブラケット
6 軸受ブラケット
7 開閉機
7a 出力軸
10 降下規制装置
11 ストッパー
12 回動部材
13 接触部
13a ローラ部材
14 検知部材
14c 延出部分
15 ベース部材
15a 回動軸
41 従動スプロケット
42 歯溝
43 歯
51 跳ね上り防止部材
60 チェーン
70 開閉機ブラケット
71 駆動スプロケット
Claims (7)
- 巻取ドラムを駆動するための従動スプロケットと開閉機にて駆動される駆動スプロケットに巻回されるチェーンが、破断、若しくは、脱落した際の異常時において、
前記従動スプロケットの回転を規制するためのシャッターカーテンの降下規制装置であって、
前記チェーンの外周が乗り掛かる接触部と、
前記接触部と連結され、前記異常時において前記チェーンによる接触部の乗り掛かりが無くなることで回動する回動部材と、
前記回動部材に設けられ前記異常時に前記回動部材が回動した際に前記従動スプロケットに噛合して従動スプロケットの回転を規制するストッパーと、を有し、
前記異常時において新たにチェーンを前記従動スプロケットに巻回する際に、前記接触部を新たなチェーンの外周に乗り掛からせて前記回動部材の角度姿勢を規定することにより、
前記回動部材のストッパーが新たに巻回されるチェーンの内側において、前記従動スプロケットから離れた位置に配置して降下規制装置を待機状態とする、
シャッターカーテンの降下規制装置。
- 前記接触部は、前記回動部材に対する固定角度が調整可能な検知部材に設けられる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のシャッターカーテンの降下規制装置。 - 前記検知部材は、前記回動部材に対して着脱自在に構成されており、前記異常時の復旧作業時においては、新たなチェーンを捲回した後に、前記検知部材を前記回動部材から取り外し、前記接触部が前記チェーンの外周に乗り掛かる状態としたうえで、前記検知部材を前記回動部材に固定させる構成とする、
ことを特徴とする、請求項2に記載のシャッターカーテンの降下規制装置。 - 前記接触部は、前記検知部材に対して着脱自在に構成されており、前記異常時の復旧作業時においては、新たなチェーンを捲回した後に、前記接触部を前記検知部材から取り外し、前記接触部が前記チェーンの外周に乗り掛かる状態としたうえで、前記接触部を前記検知部材に固定させる構成とする、
ことを特徴とする、請求項2に記載のシャッターカーテンの降下規制装置。 - 前記検知部材は、前記チェーンの外側に延出する延出部分を有しており、前記異常時においては、前記延出部分の自重によって、前記検知部材が回動し、前記回動部材が回動される構成とする、
ことを特徴とする、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のシャッターカーテンの降下規制装置。 - 前記チェーンのテンション発生部位の外側には、前記テンション発生部位を外側の少なくとも一部を覆うように、跳ね上り防止部材が設けられる、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のシャッターカーテンの降下規制装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の降下規制装置を備えるシャッター装置。
Priority Applications (1)
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JP2010088290A JP5594871B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | シャッターカーテンの降下規制装置、及び、シャッター装置 |
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Publications (2)
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JP2011219948A JP2011219948A (ja) | 2011-11-04 |
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Family
ID=45037263
Family Applications (1)
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JP2010088290A Active JP5594871B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | シャッターカーテンの降下規制装置、及び、シャッター装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5594871B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4824362Y1 (ja) * | 1968-05-04 | 1973-07-16 | ||
JPS5442111Y2 (ja) * | 1975-11-05 | 1979-12-07 |
-
2010
- 2010-04-07 JP JP2010088290A patent/JP5594871B2/ja active Active
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JP2011219948A (ja) | 2011-11-04 |
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