JP2009241371A - スクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法 - Google Patents

スクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】はんだの位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができるスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】印刷オフセット設定方法は、第一スキージ211Fを用いてスクリーンマスク201越しに基板100にはんだsA1、sA2を印刷した場合の、実在位置A、Bと印刷位置A’、B’と、第二スキージ211Rを用いてスクリーンマスク201越しに基板101にはんだを印刷した場合の、はんだの実在位置と印刷位置と、から、第一スキージ211Fと第二スキージ211Rとの移動方向の違いを加味した、基板100、101とスクリーンマスク201との相対位置の補正に用いる双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を実装する基板のランド(回路電極部)に、はんだを印刷するスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法に関する。
電子部品の実装においては、リフロー方式により、電子部品を基板にはんだ付けする方法が用いられている。すなわち、まず基板のランドにはんだを印刷し、次いで当該基板を加熱し当該はんだをリフローし、電子部品をランドにはんだ付けする方法が用いられている。この一連の工程において、スクリーン印刷機は、基板のランドにはんだを印刷するのに用いられている。このため、スクリーン印刷機のはんだ印刷精度が、電子部品実装の品質に、大きな影響を与えることになる。
スクリーン印刷機は、スクリーンマスクと、スキージと、を備えている。印刷の際、スクリーンマスクは、基板の上方に配置される。また、スキージは、スクリーンマスクの上方に配置される。スクリーンマスクには、多数の印刷用開口部が開設されている。印刷用開口部は、基板のはんだ印刷予定位置に対応して、開設されている。はんだ(クリームはんだ)は、粘性を有しており、スクリーンマスクの上面に配置されている。スキージは、当該はんだを、スクリーンマスク上面において、水平方向に移動させる。そして、スキージは、当該はんだを、印刷用開口部に流入させる。はんだは、印刷用開口部を通過し、基板のはんだ印刷予定位置に付着する。このように、はんだは、スクリーンマスクの印刷用開口部を介して、基板に印刷される。このため、スクリーン印刷機のはんだ印刷精度を向上させるためには、基板とスクリーンマスクとの位置合わせが重要になる。
この点、特許文献1には、基板とスクリーンマスクとの相対位置の補正を、画像処理により行う方法が開示されている。同文献記載の補正方法の場合、まず、ディスプレイ装置の画面上に、スクリーンマスクの印刷用開口部と、基板のランドと、を重ね合わせた合成画像を形成する。次に、合成画像において、印刷用開口部とランドとの位置がずれている場合、操作者がベクトル情報(基板を移動させる方向および量)を入力する。そして、入力に応じて更新される新たな合成画像を見ながら、印刷用開口部とランドとを画面上で一致させる。このようにして、特許文献1に開示された補正方法の場合、実際に基板にはんだを印刷することなく、基板とスクリーンマスクとの相対位置を補正している。特許文献2にも、同様に、基板とスクリーンマスクとの相対位置を、画像処理により補正する方法が開示されている。
特開2004−330690号公報 特開2006−240124号公報
ところで、実際にはんだを基板に印刷する場合、例えばスクリーンマスクのテンション(張り具合)や、スキージの印刷圧力によるスクリーンマスクのよれなどの要因により、基板のはんだ印刷予定位置に対して、はんだがずれて印刷される場合がある。
このため、特許文献1、特許文献2の補正方法では、言い換えると実際に基板にはんだを印刷せず画像上で基板とスクリーンマスクとの相対位置を補正する方法では、上記実際に印刷する場合に発生するはんだの位置ずれを、補正することができなかった。
加えて、ダブルスキージタイプのスクリーン印刷機(互いに反対方向に移動する一対のスキージを交互に用いることによりはんだを基板に印刷するタイプのスクリーン印刷機)の場合、スキージの移動方向(つまり印刷方向)の違いに起因するはんだの位置ずれも、考慮する必要がある。しかしながら、特許文献1、特許文献2の補正方法では、このような印刷方向の違いにより発生するはんだのずれも、補正することができなかった。
本発明のスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、はんだの位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができるスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法を提供することを目的とする。
以下の括弧内の番号は、請求項の番号に対応している。
(1)上記課題を解決するため、本発明のスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法(以下、適宜「印刷オフセット設定方法」と略称する。)は、移動方向が互いに反対の第一スキージおよび第二スキージを備えるスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法であって、前記第一スキージを用いてスクリーンマスク越しに第一の基板にはんだを印刷した場合の、該はんだの実在位置と、該はんだの予め定められた所定の印刷位置と、前記第二スキージを用いて該スクリーンマスク越しに第一の該基板と別体かつ同種類の第二の該基板に該はんだを印刷した場合の、該はんだの該実在位置と、該はんだの予め定められた所定の該印刷位置と、から、該第一スキージと該第二スキージとの移動方向の違いを加味した、該基板と該スクリーンマスクとの相対位置の補正に用いる双方向オフセット量を、演算することを特徴とする。
本発明の印刷オフセット設定方法は、実際に基板にはんだを試し刷りして、双方向オフセット量を演算している。このため、実際にはんだを印刷する際に発生する要因(前記スクリーンマスクのテンションや、スキージの印刷圧力によるスクリーンマスクのよれなど)を反映して、双方向オフセット量を算出することができる。
また、はんだの試し刷りは、第一スキージおよび第二スキージにより行われる。このため、第一スキージと第二スキージとの移動方向(印刷方向)の違いを加味した双方向オフセット量を算出することができる。
算出された双方向オフセット量を用いて、基板とスクリーンマスクとの相対位置の補正を行うことにより、はんだの位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができる。このため、本発明の印刷オフセット設定方法によると、はんだの印刷精度が高くなる。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記第一スキージを用いて前記スクリーンマスク越しに第一の前記基板の複数箇所に前記はんだを試し刷りする第一試印刷工程と、試し刷り後の該基板の複数箇所の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの前記実在位置を確認し、少なくとも二箇所の該はんだの前記印刷位置を設定する第一位置設定工程と、前記第二スキージを用いて該スクリーンマスク越しに第二の該基板の複数箇所に、該はんだを試し刷りする第二試印刷工程と、試し刷り後の該基板の複数箇所の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの該実在位置を確認し、少なくとも二箇所の該はんだの該印刷位置を設定する第二位置設定工程と、該第一スキージを用いた場合の該印刷位置および該実在位置から第一オフセット量を演算し、該第二スキージを用いた場合の該印刷位置および該実在位置から第二オフセット量を演算し、該第一オフセット量および該第二オフセット量から前記双方向オフセット量を演算するオフセット量演算工程と、を有する構成とする方がよい。
本構成の印刷オフセット設定方法は、第一試印刷工程と、第一位置設定工程と、第二試印刷工程と、第二位置設定工程と、オフセット量演算工程と、を有している。すなわち、第一スキージを用いる工程(第一試印刷工程と第一位置設定工程)と、第二スキージを用いる工程(第二試印刷工程と第二位置設定工程)と、が各々対応している。このため、スクリーン印刷機の操作者は、略同様の操作を繰り返すだけで、第一スキージ使用時、第二スキージ使用時の各々に対して、実在位置の確認と印刷位置の設定とを行うことができる。したがって、操作性に優れている。
(3)好ましくは、上記(2)の構成において、前記第二位置設定工程で選択される少なくとも二箇所の前記はんだは、前記第一位置設定工程で選択される少なくとも二箇所の前記はんだと、同位置に配置されている構成とする方がよい。
つまり、本構成は、第一オフセット量および第二オフセット量を、同位置(詳しくは、第一の基板に対する同基板に印刷されたはんだの位置と、第二の基板に対する同基板に印刷されたはんだの位置と、が同位置)に配置されたはんだから、算出するものである。
本構成によると、同位置のはんだの位置データを根拠に、第一オフセット量および第二オフセット量を、算出している。このため、より補正精度が高くなる。
また、第一位置設定工程のはんだの実在位置と、第二位置設定工程のはんだの実在位置とが、近似することになる。並びに、第一位置設定工程のはんだの印刷位置と、第二位置設定工程のはんだの印刷位置とが、一致することになる。このため、第一位置設定工程におけるはんだの実在位置データおよび印刷位置データを残しておけば、第二位置設定工程におけるはんだの実在位置の確認作業および印刷位置の設定作業を、簡単に行うことができる。
(4)好ましくは、上記(2)または(3)の構成において、前記オフセット量演算工程の後に、前記双方向オフセット量により前記スクリーン印刷機を補正する補正工程と、前記第一スキージを用いて第一の前記基板と別体かつ同種類の第三の該基板に前記はんだを試し刷りする第一スキージ確認工程と、前記第二スキージを用いて第一の該基板と別体かつ同種類の第四の該基板に該はんだを試し刷りする第二スキージ確認工程と、のうち、少なくとも一方の工程と、を有する構成とする方がよい。
第一スキージ確認工程および第二スキージ確認工程は、いずれか一方だけ行ってもよい。好ましくは、両工程とも行ってもよい。この場合、第一スキージ確認工程→第二スキージ確認工程の順に行ってもよい。また、第二スキージ確認工程→第一スキージ確認工程の順に行ってもよい。
本構成によると、双方向オフセット量を用いて基板とスクリーンマスクとの相対位置を補正した後、実際にはんだの位置ずれが解消されたか否かを、検証することができる。
(5)好ましくは、上記(2)ないし(4)のいずれかの構成において、前記第一位置設定工程および前記第二位置設定工程のうち、少なくとも一方の工程において、前記印刷位置は、前記スクリーン印刷機の撮像装置により撮像した前記実在位置の前記はんだを該スクリーン印刷機のディスプレイ装置の画面上に表示し、該スクリーン印刷機の入力装置を介して、表示した該はんだの外縁形状に近似するはんだ形状枠を該画面上に形成し、該入力装置を介して、形成した該はんだ形状枠を該画面上の所望の位置に移動させることにより、設定される構成とする方がよい。
本構成によると、操作者が、ディスプレイ装置の画面を見ながら、より直感的にはんだの印刷位置を入力することができる。
(6)また、上記課題を解決するため、本発明のスクリーン印刷機は、試印刷用の基板の上方に配置され、印刷用開口部を有するスクリーンマスクと、該スクリーンマスクの上方において略水平方向に移動可能に配置され、該スクリーンマスクの上面に配置されたはんだを移動させながら該印刷用開口部に押し込むことにより、該基板の複数箇所に該はんだを印刷すると共に、移動方向が互いに反対の第一スキージおよび第二スキージと、試印刷後の該基板の上方に配置され、該基板に印刷された複数の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの実在位置を撮像可能な撮像装置と、該撮像装置により撮像された該実在位置を表示可能な画面を有するディスプレイ装置と、表示された該実在位置の各々に対応する印刷位置を操作者が入力可能な入力装置と、を備えてなるスクリーン印刷機であって、さらに、前記第一スキージを用いて第一の前記基板に試印刷した場合の、前記印刷位置および前記実在位置から第一オフセット量を、前記第二スキージを用いて第一の該基板と別体かつ同種類の第二の該基板に試印刷した場合の、該印刷位置および該実在位置から第二オフセット量を、該第一オフセット量および該第二オフセット量から、該第一スキージと該第二スキージとの移動方向の違いを加味した、該基板と前記スクリーンマスクとの相対位置の補正に用いる双方向オフセット量を、演算可能な演算装置を備えることを特徴とする。
本発明のスクリーン印刷機は、実際に基板にはんだを試し刷りして、双方向オフセット量を演算している。このため、実際にはんだを印刷する際に発生する要因を反映して、双方向オフセット量を算出することができる。
また、はんだの試し刷りは、第一スキージおよび第二スキージにより行われる。このため、第一スキージと第二スキージとの移動方向(印刷方向)の違いを加味した双方向オフセット量を算出することができる。
算出された双方向オフセット量を用いて、基板とスクリーンマスクとの相対位置の補正を行うことにより、はんだの位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができる。このため、はんだの印刷精度が高くなる。
(7)好ましくは、上記(6)の構成において、前記第二オフセット量の演算に用いる少なくとも二箇所の前記はんだは、前記第一オフセット量の演算に用いる少なくとも二箇所の前記はんだと、同位置に配置されている構成とする方がよい。
つまり、本構成は、第一オフセット量および第二オフセット量を、同位置(詳しくは、第一の基板に対する同基板に印刷されたはんだの位置と、第二の基板に対する同基板に印刷されたはんだの位置と、が同位置)に配置されたはんだから、算出するものである。
本構成によると、同位置のはんだの位置データを根拠に、第一オフセット量および第二オフセット量を、算出している。このため、より補正精度が高くなる。
また、第一オフセット量演算用のはんだの実在位置と、第二オフセット量演算用のはんだの実在位置とが、近似することになる。並びに、第一オフセット量演算用のはんだの印刷位置と、第二オフセット量演算用のはんだの印刷位置とが、一致することになる。このため、第一オフセット量演算時のはんだの実在位置データおよび印刷位置データを残しておけば、第二オフセット量演算時のはんだの実在位置の確認作業および印刷位置の設定作業を、簡単に行うことができる。
(8)好ましくは、上記(6)または(7)の構成において、前記第一オフセット量および前記第二オフセット量のうち、少なくとも一方を演算する場合、前記印刷位置は、前記撮像装置により撮像した前記実在位置の前記はんだを前記ディスプレイ装置の前記画面上に表示し、前記操作者が、前記入力装置を介して、表示した該はんだの外縁形状に近似するはんだ形状枠を該画面上に形成し、形成した該はんだ形状枠を該画面上の所望の位置に移動させることにより、前記演算装置に入力される構成とする方がよい。
本構成によると、操作者が、ディスプレイ装置の画面を見ながら、より直感的にはんだの印刷位置を入力することができる。
本発明によると、はんだの位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができるスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法を提供することができる。
以下、本発明のスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法の実施の形態について説明する。
<スクリーン印刷機の機械的構成>
まず、本実施形態のスクリーン印刷機の機械的構成について説明する。以下に示す図においては、左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向、XY平面内における回転方向をθ方向と定義する。なお、X方向は、基板搬送方向に対応する。図1に、本実施形態のスクリーン印刷機の側面図を示す。図1に示すように、本実施形態のスクリーン印刷機1は、主に、印刷部2と基板保持部3と撮像部4とを備えている。
[基板保持部]
基板保持部3は、図示しない支持部より、その全体がZ方向に移動可能に支持されている。基板保持部3は、主に、一対のサイドクランプ30F、30Rと、一対のエッジクランプ31F、31Rと、第一テーブル32と、第二テーブル33と、第三テーブル34と、一対のベルトコンベア35F、35Rと、を備えている。
第三テーブル34は、矩形板状を呈している。第三テーブル34は、図示しないボールベアリングを介して、前記支持部に、X方向、Y方向、θ方向に移動可能に支持されている。
第二テーブル33は、矩形板状を呈している。第二テーブル33は、第三テーブル34の略中央、上方に配置されている。第二テーブル33は、ガイドロッド330に案内されて、図示しないカム機構により、Z方向に移動可能である。また、第二テーブル33は、第三テーブル34に対して、独立して移動可能である。
第一テーブル32は、矩形板状を呈している。第一テーブル32は、第二テーブル33の略中央、上方に配置されている。第一テーブル32は、ガイドロッド330に支持されている。第一テーブル32は、図示しないモータにより、Z方向に移動可能である。また、第一テーブル32は、第二テーブル33に対して、独立して移動可能である。第一テーブル32の上面には、複数のバックアップピン320が装着されている。
一対のエッジクランプ31F、31Rは、Y方向に対向して配置されている。すなわち、エッジクランプ31Fは第三テーブル34の前縁に、エッジクランプ31Rは第三テーブル34の後縁に、各々配置されている。エッジクランプ31F、31Rは、各々上方に延在している。エッジクランプ31Fの先端には、後方に突出する爪部310Fが配置されている。エッジクランプ31Rの先端には、前方に突出する爪部310Rが配置されている。一対の爪部310F、310Rは、Y方向に対向している。一対のエッジクランプ31F、31Rは、各々Y方向に移動可能である。このため、一対のエッジクランプ31F、31R間の間隔は、拡縮可能である。
一対のサイドクランプ30F、30Rは、Y方向に対向して配置されている。すなわち、サイドクランプ30Fは第二テーブル33の前縁に、サイドクランプ30Rは第二テーブル33の後縁に、各々配置されている。サイドクランプ30F、30Rは、各々上方に延在している。サイドクランプ30Fの先端には、後方に突出する挟持部300Fが配置されている。サイドクランプ30Rの先端には、前方に突出する挟持部300Rが配置されている。一対の挟持部300F、300Rは、Y方向に対向している。一対のサイドクランプ30F、30Rのうち、サイドクランプ30Fは固定されている。一方、サイドクランプ30Rは、Y方向に移動可能である。このため、一対のサイドクランプ30F、30R間の間隔は、拡縮可能である。
一対のベルトコンベア35F、35Rは、Y方向に対向して配置されている。ベルトコンベア35Fは、サイドクランプ30Fの挟持部300F下方に配置されている。ベルトコンベア35Rは、サイドクランプ30Rの挟持部300R下方に配置されている。一対のベルトコンベア35F、35Rには、矩形板状の基板100が、橋渡し状に載置されている。
[印刷部]
印刷部2は、スクリーン装置20とスキージ装置21とを備えている。印刷部2は、図示しない架台に配置されている。また、印刷部2は、基板保持部3の上方に配置されている。
スクリーン装置20は、フレーム200とスクリーンマスク201とを備えている。スクリーンマスク201は、フレーム200に所定のテンションで張設されている。スキージ装置21は、スクリーン装置20の上方に配置されている。スキージ装置21は、一対のスキージ用シリンダ装置210F、210Rと、フロントスキージ211Fと、リアスキージ211Rと、ガイド部材212とを備えている。フロントスキージ211Fは、本発明の第一スキージに含まれる。リアスキージ211Rは、本発明の第二スキージに含まれる。
ガイド部材212は、架台に配置されている。ガイド部材212は、前後方向に延在している。一対のスキージ用シリンダ装置210F、210Rは、各々ガイド部材212に配置されている。一対のスキージ用シリンダ装置210F、210Rは、各々ガイド部材212に対して、Y方向に摺動可能である。
フロントスキージ211F、リアスキージ211Rは、各々X方向に長い平板状を呈している。フロントスキージ211Fは、スキージ用シリンダ装置210Fのピストンロッドに固定されている。フロントスキージ211Fは、スキージ用シリンダ装置210Fにより、Z方向に駆動される。リアスキージ211Rは、スキージ用シリンダ装置210Rのピストンロッドに固定されている。リアスキージ211Rは、スキージ用シリンダ装置210Rにより、Z方向に駆動される。また、フロントスキージ211Fは、スキージ用シリンダ装置210Fと共にY方向に移動可能である。並びに、リアスキージ211Rは、スキージ用シリンダ装置210Rと共にY方向に移動可能である。
後述するように、印刷時においては、フロントスキージ211F、リアスキージ211Rは、交互に駆動される。フロントスキージ211Fは、前方から後方に向かって印刷可能である。反対に、リアスキージ211Rは、後方から前方に向かって印刷可能である。フロントスキージ211Fが基板100にはんだを印刷している間、リアスキージ211Rは上方に退出している。同様に、リアスキージ211Rが基板100にはんだを印刷している間、フロントスキージ211Fは上方に退出している。
[撮像部]
撮像部4は、X方向移動部材40と、Y方向移動部材41と、一対のX方向ガイドレール42F、42Rと、撮像装置43と、を備えている。撮像部4は、印刷部2と基板保持部3との間に配置されている。
一対のX方向ガイドレール42F、42Rは、図示しない架台に配置されている。一対のX方向ガイドレール42F、42Rは、各々X方向に延在している。また、一対のX方向ガイドレール42F、42RのX方向全長は、各々、印刷部2のX方向全長よりも、長く設定されている。一対のX方向ガイドレール42F、42Rは、基板保持部3を挟んで、Y方向に対向して配置されている。
X方向移動部材40は、本体400と、モータ401と、ボールねじ402と、を備えている。本体400は、Y方向に長い角柱状を呈している。本体400は、一対のX方向ガイドレール42F、42R間に、橋渡し状に載置されている。本体400は、図示しないモータにより、X方向ガイドレール42F、42Rに沿って、X方向に移動可能である。このため、本体400すなわちX方向移動部材40は、印刷部2と基板保持部3との間の隙間に対して、X軸方向に進退可能である。モータ401は、本体400の後端上面に配置されている。ボールねじ402は、モータ401の回転軸に連結されている。ボールねじ402は、Y方向に延在している。
Y方向移動部材41は、X方向移動部材40に配置されている。このため、Y方向移動部材41も、X方向移動部材40同様に、印刷部2と基板保持部3との間の隙間に対して、X軸方向に進退可能である。Y方向移動部材41は、図示しないナットを介してボールねじ402に連結されている。このため、モータ401の駆動力により、Y方向移動部材41は、X方向移動部材40に沿って、Y方向に移動可能である。
撮像装置43は、Y方向移動部材41に配置されている。撮像装置43は、CCDカメラである。X方向移動部材40が一対のX方向ガイドレール42F、42Rに沿って移動することにより、撮像装置43はX方向に移動可能である。Y方向移動部材41がX方向移動部材40の本体400に沿って移動することにより、撮像装置43はY方向に移動可能である。
[基板およびスクリーンマスク]
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1に用いられる基板100およびスクリーンマスク201の構成について説明する。図2(a)に、本実施形態のスクリーン印刷機に用いられる基板の上面図を示す。図2(b)に、本実施形態のスクリーン印刷機に用いられるスクリーンマスクの上面図を示す。
図2(a)に示すように、基板100の四隅のうち対角位置2点には、基板側マークM1、M2が配置されている。基板側マークM1、M2は、基板100にランドを形成する際に、同時に配置される。基板側マークM1、M2には、銅メッキが施されている。
図2(b)に示すように、スクリーンマスク201の略中央部には、基板対応部201a(説明の便宜上、点線枠で囲む。)が配置されている。基板対応部201aは、基板100と同じ形状を呈している。基板対応部201aの四隅のうち対角位置2点には、マスク側マークM10、M20が配置されている。マスク側マークM10、M20は、基板対応部201aの所定箇所をハーフエッチング後、黒色に塗装することにより、基板対応部201aに配置される。マスク側マークM10、M20および基板側マークM1、M2は、前記撮像装置43により撮像される。また、スクリーンマスク201には、多数の印刷用開口部201bが穿設されている。印刷用開口部201bは、基板100のはんだ印刷予定位置に対応して、開設されている。
<スクリーン印刷機の電気的構成>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1の電気的構成について説明する。図3に、本実施形態のスクリーン印刷機のブロック図を示す。図3に示すように、スクリーン印刷機1は、制御部5と撮像装置43と画像処理部6とディスプレイ装置7と撮像装置移動用モータ8と基板位置調整用モータ9とを備えている。
制御部5は、コンピュータ50と、入出力ポート51と、駆動回路52、53と、を備えている。コンピュータ50は、CPU500とROM501とRAM502とを備えている。CPU500は、本発明の演算装置に含まれる。ROM501には、例えば、スクリーンマスク201と基板100との位置合わせ用ルーチンや、はんだ印刷ルーチン等のプログラムやデータ等が格納されている。RAM502には、例えば後述する双方向オフセット量などの各種オフセット量等が格納されている。
駆動回路52は、入出力ポート51を介して、コンピュータ50に接続されている。撮像装置移動用モータ8は、駆動回路52に接続されている。撮像装置移動用モータ8は、図1の撮像装置43をX方向、Y方向に移動させるためのモータである。撮像装置移動用モータ8には、X方向用とY方向用とがあり、図1のモータ401はY方向用モータに相当する。CPU500からの指示により、撮像装置43はX方向、Y方向に移動可能である。
駆動回路53は、入出力ポート51を介して、コンピュータ50に接続されている。基板位置調整用モータ9は、駆動回路53に接続されている。基板位置調整用モータ9は、図1の第三テーブル34をX方向、Y方向、θ方向に移動させるためのモータである。CPU500からの指示により、第三テーブル34は、X方向、Y方向、θ方向に移動可能である。当該移動により、基板100とスクリーンマスク201との位置合わせが行われる。
撮像装置43は、画像処理部6を介して、入出力ポート51に接続されている。撮像装置43が撮像した画像(例えば、マスク側マークM10、M20、基板側マークM1、M2、基板100におけるはんだの印刷状態などの画像)は、画像処理部6により処理され、入出力ポート51に入力される。
ディスプレイ装置7は、画面70を備えている。ディスプレイ装置7は、入出力ポート51に接続されている。画面70には、撮像装置43が撮像した画像が表示される。画面70には、タッチパネル71が表示されている。タッチパネル71は、本発明の入力装置に含まれる。操作者は、タッチパネル71を介して、コンピュータ50に指示を出すことができる。例えば、操作者は、撮像装置移動用モータ8を駆動し、撮像装置43を移動させることができる。また、操作者は、基板位置調整用モータ9を駆動し、第三テーブル34つまり基板100を移動させることができる。
<スクリーン印刷機の動き>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1のはんだ印刷時における動きについて簡単に説明する。
まず、フロントスキージ211Fを用いる場合について説明する。図4に、本実施形態のスクリーン印刷機のフロントスキージ使用時における側面図を示す。なお、図4においては、撮像部4は省略して示す。
はんだ印刷時においては、まず、図1に示す状態から、サイドクランプ30Rを前方に微動させ、基板100をサイドクランプ30F側に寄せる。次いで、一対のエッジクランプ31F、31Rを、互いに近接するように移動させる。それから、第一テーブル32を上昇させ、バックアップピン320により基板100を持ち上げる。そして、基板100前縁を爪部310F下面に、基板100後縁を爪部310R下面に、それぞれ押しつけ、基板100の上面と、挟持部300F、300Rの上面と、を略面一に揃える。
その後、撮像装置43により、撮像装置43上方のスクリーンマスク201のマスク側マークM10、M20と、撮像装置43下方の基板100の基板側マークM1、M2と、を撮像する。そして、撮像データを基に基板位置調整用モータ9を駆動し、マスク側マークM10と基板側マークM1、およびマスク側マークM20と基板側マークM2が、各々Z方向に対向するように、基板100の位置を調整する。
それから、撮像装置43を、印刷部2と基板保持部3との間の隙間から、退出させる。そして、基板保持部3を上昇させ、図4に示すように、スクリーンマスク201下面に基板100上面を当接させる。続いて、フロントスキージ211Fを下降させ、スクリーンマスク201上面に当接させる。そして、フロントスキージ211Fを、図4中白抜き矢印で示すように、前方から後方に向かって移動させる。ここで、スクリーンマスク201上面には、クリームはんだが配置されている。このため、クリームはんだも、フロントスキージ211Fに押され、前方から後方に向かって移動する。そして、クリームはんだは、多数の印刷用開口部201bに押し込まれる。印刷用開口部201bを通過したクリームはんだが、基板100のはんだ印刷予定位置に付着する。このようにして、フロントスキージ211Fにより、はんだが基板100に印刷される。
次いで、リアスキージ211Rを用いる場合について説明する。図5に、本実施形態のスクリーン印刷機のリアスキージ使用時における側面図を示す。なお、図5においては、撮像部4は省略して示す。
リアスキージ211Rを用いる場合とフロントスキージ211Fを用いる場合との相違点は、スキージの移動方向(印刷方向)だけである。すなわち、リアスキージ211Rは、フロントスキージ211Fとは反対に、後方から前方に向かって移動する。
<印刷オフセット設定方法>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1の印刷オフセット設定方法について説明する。本来であれば、印刷前に基板側マークM1、M2と、マスク側マークM10、M20とを位置合わせすることにより、基板100のはんだ印刷予定位置とスクリーンマスク201の印刷用開口部201bとはZ方向に重なるはずである。しかしながら、スクリーンマスク201の製造方法等に起因して、基板側マークM1、M2と、マスク側マークM10、M20とを位置合わせしても、はんだ印刷予定位置と印刷用開口部201bとがずれる場合がある。そこで、本実施形態のスクリーン印刷機1においては、以下の印刷オフセット設定方法を実行することにより、当該はんだ印刷予定位置と印刷用開口部201bとのずれを補正している。
印刷オフセット設定方法は、実際に基板100、101にはんだを印刷することにより行う。印刷オフセット方法は、第一試印刷工程と、第一位置設定工程と、第二試印刷工程と、第二位置設定工程と、オフセット量演算工程と、補正工程と、第一スキージ確認工程と、第二スキージ確認工程と、を有している。
[第一試印刷工程]
第一試印刷工程においては、まず、図4に示すように、フロントスキージ211Fを用いて、第一の基板100に実際にはんだを印刷する。次いで、基板100を下降させ、基板100におけるはんだの印刷状況を、撮像装置43により撮像する。撮像されたはんだの画像は、図3に示すように、画像処理部6で画像処理され、ディスプレイ装置7の画面70に表示される。
[第一位置設定工程]
第一位置設定工程においては、操作者が、画面70上の複数のタッチパネル71を介して、双方向オフセット量の演算に用いるのに適したはんだを、少なくとも二箇所選択する。すなわち、実在位置を確認し、当該実在位置に対する印刷位置を設定するはんだを、少なくとも二箇所選択する。ここで、選択するはんだは、補正精度向上のため、できるだけ離れている方が好ましい。図6に、本実施形態の印刷オフセット設定方法に用いられる基板の上面図を示す。図6に示すように、本実施形態では、基板100の対角位置に配置された二箇所(A点、B点)のはんだを選択する。
まず、A点について説明する。図7に、本実施形態の印刷オフセット設定方法における第一位置設定工程の実在位置確認時の画面を示す。図7に示すように、画面70には、複数のタッチパネル71が配置されている。操作者は、複数のタッチパネル71のうち、十字キー710を用いて、基板100上面の多数のはんだの中から、A点に配置されたはんだsA1、sA2を選択する。すなわち、二つのはんだsA1、sA2の実在位置を確認する。二つのはんだsA1、sA2のほぼ真上に十字線が重なったら、操作者は、確認ボタン72を押す。
次に、操作者は、画面70上の二つのはんだsA1、sA2に、はんだ形状枠を配置する。図8に、本実施形態の印刷オフセット設定方法における第一位置設定工程のはんだ形状枠配置時の画面を示す。図8に示すように、画面70には、タッチパネル71として、形状選択ボタン711、サイズ変更ボタン712、サイズ変更方向選択ボタン713が配置されている。操作者は、形状選択ボタン711により、はんだsA1、sA2の外縁形状に近似したはんだ形状枠fA1、fA2を選択する。そして、操作者は、サイズ変更ボタン712により、はんだ形状枠fA1、fA2の大きさを、画面70上のはんだsA1、sA2の大きさに合うように調整する。この際、操作者は、サイズ変更方向選択ボタン713により、大きさ調整時のはんだ形状枠fA1、fA2の伸縮方向を選択する。二つのはんだsA1、sA2の外縁形状と、はんだ形状枠fA1、fA2とが重なったら、操作者は、確認ボタン72を押す。
続いて、操作者は、画面70上に形成したはんだ形状枠fA1、fA2を、はんだsA1、sA2をずらしたい位置(つまり印刷位置)まで、移動させる。図9に、本実施形態の印刷オフセット設定方法における第一位置設定工程の印刷位置設定時の画面を示す。図9に示すように、操作者は、十字キー710を用いて、はんだ形状枠fA1、fA2を印刷位置まで移動させる。はんだ形状枠fA1、fA2の移動距離は、XY表示部73(図9中、点線楕円で囲む。)で確認することができる。はんだ形状枠fA1、fA2を印刷位置まで移動させたら、すなわち印刷位置の設定が終わったら、操作者は、確認ボタン72を押す。このようにして、A点のはんだsA1、sA2に対する実在位置の確認と印刷位置の設定とが完了する。
続いて、図6のB点についても、同様の手順で、はんだの実在位置の確認と印刷位置の設定とを行う。以上説明したように、第一位置設定工程においては、A点、B点の双方について、はんだの実在位置の確認と印刷位置の設定とを行う。
[第二試印刷工程]
第二試印刷工程においては、まず、第一の基板100をスクリーン印刷機1から払い出す。続いて、図5に示すように、第一の基板100と同種類であって、かつ別体の基板101を、新たに配置する。そして、リアスキージ211Rを用いて、第二の基板101に実際にはんだを印刷する。それから、基板101を下降させ、基板101におけるはんだの印刷状況を、撮像装置43により撮像する。撮像されたはんだの画像は、図3に示すように、画像処理部6で画像処理され、ディスプレイ装置7の画面70に表示される。
[第二位置設定工程]
第二位置設定工程においては、操作者が、画面70上の複数のタッチパネル71を介して、双方向オフセット量の演算に用いるのに適したはんだを、少なくとも二箇所選択する。すなわち、実在位置を確認し、当該実在位置に対する印刷位置を設定するはんだを、少なくとも二箇所選択する。ここで、コンピュータ50のRAM502には、第一位置設定工程における実在位置データ、印刷位置データが記憶されている。このため、操作者は、第一位置設定工程において選択したA点、B点の実在位置を、迅速に確認することができる。並びに、操作者は、第一位置設定工程において選択したA点、B点の印刷位置を、迅速に設定することができる。A点、B点における実在位置の確認作業、印刷位置の設定作業は、第一位置設定工程同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。
[オフセット量演算工程]
オフセット量演算工程においては、図3に示すCPU500が、第一オフセット量(XF、YF、θF)と、第二オフセット量(XR、YR、θR)とを演算する。また、第一オフセット量と第二オフセット量とから、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を演算する。
最初に、第一オフセット量(XF、YF、θF)の演算について説明する。第一オフセット量(XF、YF、θF)は、第一位置設定工程で得られた実在位置と印刷位置とのずれから算出される。
具体的には、フロントスキージ211F使用時における実在位置A点と印刷位置とのX方向のずれ量(A点に配置されたはんだsA1のX方向のずれ量と、はんだsA2のX方向のずれ量と、の平均値)をXAF、フロントスキージ211F使用時における実在位置B点と印刷位置とのX方向のずれ量(B点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのX方向のずれ量と、他方のはんだのX方向のずれ量と、の平均値)をXBF、として、フロントスキージ211F使用時におけるX方向のオフセット量XFは、以下の式から算出される。
Figure 2009241371
また、フロントスキージ211F使用時における実在位置A点と印刷位置とのY方向のずれ量(A点に配置されたはんだsA1のY方向のずれ量と、はんだsA2のY方向のずれ量と、の平均値)をYAF、フロントスキージ211F使用時における実在位置B点と印刷位置とのY方向のずれ量(B点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのY方向のずれ量と、他方のはんだのY方向のずれ量と、の平均値)をYBF、として、フロントスキージ211F使用時におけるY方向のオフセット量YFは、以下の式から算出される。
Figure 2009241371
また、フロントスキージ211F使用時における実在位置と印刷位置とのθ方向のずれ量θFは、図6に示すように、直線Lと直線L’との交角として求められる。ここで、直線Lは、実在位置A点と実在位置B点とを結ぶ直線である。実在位置A点の座標は、A点に配置されたはんだsA1、sA2の実在位置の中点として求められる。同様に、実在位置B点の座標は、B点に配置された一対のはんだの実在位置の中点として求められる。
また、直線L’は、印刷位置A’点と印刷位置B’点とを結ぶ直線である。印刷位置A’点の座標は、A点に配置されたはんだsA1、sA2の印刷位置の中点として求められる。同様に、印刷位置B’点の座標は、B点に配置された一対のはんだの印刷位置の中点として求められる。このようにして、第一オフセット量(XF、YF、θF)が演算される。
次に、第二オフセット量(XR、YR、θR)の演算について説明する。第二オフセット量(XR、YR、θR)は、第二位置設定工程で得られた実在位置と印刷位置とのずれから算出される。
具体的には、リアスキージ211R使用時における実在位置A点と印刷位置とのX方向のずれ量(A点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのX方向のずれ量と、他方のはんだのX方向のずれ量と、の平均値)をXAR、リアスキージ211R使用時における実在位置B点と印刷位置とのX方向のずれ量(B点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのX方向のずれ量と、他方のはんだのX方向のずれ量と、の平均値)をXBR、として、リアスキージ211R使用時におけるX方向のオフセット量XRは、以下の式から算出される。
Figure 2009241371
また、リアスキージ211R使用時における実在位置A点と印刷位置とのY方向のずれ量(A点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのY方向のずれ量と、他方のはんだのY方向のずれ量と、の平均値)をYAR、リアスキージ211R使用時における実在位置B点と印刷位置とのY方向のずれ量(B点に配置された二つのはんだのうち、一方のはんだのY方向のずれ量と、他方のはんだのY方向のずれ量と、の平均値)をYBR、として、リアスキージ211R使用時におけるY方向のオフセット量YRは、以下の式から算出される。
Figure 2009241371
また、リアスキージ211R使用時における実在位置と印刷位置とのθ方向のずれ量θRは、フロントスキージ211F使用時における実在位置と印刷位置とのθ方向のずれ量θF同様に、実在位置二点間を結ぶ直線と、印刷位置二点間を結ぶ直線と、の交角として求められる(図6参照)。
次に、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)の演算について説明する。双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)は、第一オフセット量(XF、YF、θF)および第二オフセット量(XR、YR、θR)から算出される。
具体的には、X方向のオフセット量NewX、Y方向のオフセット量NewY、θ方向のオフセット量Newθは、各々以下の式から算出される。
Figure 2009241371
Figure 2009241371
Figure 2009241371
また、印刷方向によるずれを考慮して、フロントスキージ211F使用時の印刷方向のオフセット量NewF、リアスキージ211R使用時の印刷方向のオフセット量NewRは、各々以下の式から算出される。
Figure 2009241371
Figure 2009241371
このようにして算出された双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)は、図3のRAM502に格納される。
[補正工程]
補正工程においては、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)に基づいて、基板位置調整用モータ9を駆動し、基板100、101の位置を補正する。そして、基板100、101とスクリーンマスク201との相対位置を補正する。
[第一スキージ確認工程]
第一スキージ確認工程においては、図4に示すように、再度、実際に基板100を用いて、はんだの試し刷りを行う。そして、操作者が、画面70を介して、はんだが基板100の所定位置に印刷されていることを確認する。
[第二スキージ確認工程]
第二スキージ確認工程においては、図5に示すように、再度、実際に基板101を用いて、はんだの試し刷りを行う。そして、操作者が、画面70を介して、はんだが基板101の所定位置に印刷されていることを確認する。このようにして、本実施形態の印刷オフセット設定方法は実行される。
<作用効果>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1およびその印刷オフセット設定方法の作用効果について説明する。
本実施形態のスクリーン印刷機1およびその印刷オフセット設定方法は、実際に基板100、101にはんだsA1、sA2を試し刷りして、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を演算している。このため、実際にはんだsA1、sA2を印刷する際に発生する要因(スクリーンマスク201のテンションや、フロントスキージ211F、リアスキージ211Rの印刷圧力によるスクリーンマスク201のよれなど)を反映して、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を算出することができる。
また、はんだsA1、sA2の試し刷りは、フロントスキージ211Fおよびリアスキージ211Rにより行われる。このため、フロントスキージ211Fとリアスキージ211Rとの移動方向(印刷方向)の違いを加味した双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を算出することができる。
算出された双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を用いて、基板100、101とスクリーンマスク201との相対位置の補正を行うことにより、はんだsA1、sA2の位置ずれを、印刷方向の違いを加味して、高精度に補正することができる。このため、本実施形態のスクリーン印刷機1およびその印刷オフセット設定方法によると、はんだsA1、sA2の印刷精度が高くなる。
また、本実施形態の印刷オフセット設定方法は、第一試印刷工程と、第一位置設定工程と、第二試印刷工程と、第二位置設定工程と、オフセット量演算工程と、を有している。すなわち、フロントスキージ211Fを用いる工程(第一試印刷工程と、第一位置設定工程)と、リアスキージ211Rを用いる工程(第二試印刷工程と、第二位置設定工程)と、が各々対応している。このため、操作者は、略同様の操作を繰り返すだけで、フロントスキージ211F使用時、リアスキージ211R使用時の各々に対して、実在位置の確認と印刷位置の設定とを行うことができる。したがって、操作性に優れている。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1およびその印刷オフセット設定方法によると、第一位置設定工程および第二位置設定工程共に、A点、B点のはんだsA1、sA2を選択している。このため、より補正精度が高くなる。
また、第一位置設定工程におけるはんだsA1、sA2の実在位置データ、印刷位置データはRAM502に記憶されている。このため、第二位置設定工程におけるはんだの実在位置の確認作業および印刷位置の設定作業を、簡単に行うことができる。
また、本実施形態の印刷オフセット設定方法は、オフセット量演算工程の後に、補正工程と、第一スキージ確認工程と、第二スキージ確認工程と、を有している。このため、双方向オフセット量(NewX、NewY、Newθ)、(NewF、NewR)を用いて基板100、101とスクリーンマスク201との相対位置を補正した後、実際にはんだsA1、sA2の位置ずれが解消されたか否かを、検証することができる。
また、第一位置設定工程、第二位置設定工程において、印刷位置は、まずスクリーン印刷機1の撮像装置43により撮像した実在位置のはんだsA1、sA2をスクリーン印刷機1のディスプレイ装置7の画面70上に表示し、次いでタッチパネル71を介して、はんだsA1、sA2の外縁形状に近似するはんだ形状枠fA1、fA2を画面70上に形成し、最後にはんだ形状枠fA1、fA2を画面70上の所望の位置に移動させることにより、設定される。このため、操作者は、ディスプレイ装置7の画面70を見ながら、直感的にはんだsA1、sA2の印刷位置を入力することができる。
<その他>
以上、本発明のスクリーン印刷機およびその印刷オフセット設定方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、上記実施形態においては、第一試印刷工程と、第一位置設定工程と、第二試印刷工程と、第二位置設定工程と、を実行してから、オフセット量演算工程を行った。しかしながら、まず第一試印刷工程と第一位置設定工程との後に第一オフセット量演算工程を設定して第一オフセット量を演算し、次いで第二試印刷工程と第二位置設定工程との後に第二オフセット量演算工程を設定して第二オフセット量を演算し、最後にこれら第一オフセット量と第二オフセット量とから双方向オフセット量を演算してもよい。
また、上記実施形態においては、まずフロントスキージ211Fを用い次にリアスキージ211Rを用いたが、スキージを用いる順序は逆であってもよい。また、上記実施形態においては、第一オフセット量XFを、フロントスキージ211F使用時のA点のX方向のずれ量XAFとB点のX方向のずれ量XBFとの平均値とした。また、第一オフセット量YFを、フロントスキージ211F使用時のA点のY方向のずれ量YAFとB点のY方向のずれ量YBFとの平均値とした。また、第二オフセット量XRを、リアスキージ211R使用時のA点のX方向のずれ量XARとB点のX方向のずれ量XBRとの平均値とした。また、第二オフセット量YRを、リアスキージ211R使用時のA点のY方向のずれ量YARとB点のY方向のずれ量YBRとの平均値とした。しかしながら、第一オフセット量(XF、YF)、第二オフセット量(XR、YR)の設定方法は特に限定しない。
また、上記実施形態においては、はんだsA1、sA2の外縁形状に近似したはんだ形状枠fA1、fA2を形成することにより、印刷位置を設定した。しかしながら、はんだsA1、sA2の形状抽出は、自動的に行ってもよい。また、二次元ではなく、三次元抽出を行ってもよい。
また、片方向の印刷のみを行うスクリーン印刷機の場合は、第一オフセット量(XF、YF、θF)あるいは第二オフセット量(XR、YR、θR)のみから、印刷精度を確保することができる。
本発明の一実施形態のスクリーン印刷機の側面図である。 (a)は同スクリーン印刷機に用いられる基板の上面図である。(b)は同スクリーン印刷機に用いられるスクリーンマスクの上面図である。 同スクリーン印刷機のブロック図である。 同スクリーン印刷機のフロントスキージ使用時における側面図である。 同スクリーン印刷機のリアスキージ使用時における側面図である。 本実施形態の印刷オフセット設定方法に用いられる基板の上面図である。 同印刷オフセット設定方法における第一位置設定工程の実在位置確認時の画面の模式図である。 同工程のはんだ形状枠配置時の画面の模式図である。 同工程の印刷位置設定時の画面の模式図である。
符号の説明
1:スクリーン印刷機、2:印刷部、3:基板保持部、4:撮像部、5:制御部、6:画像処理部、7:ディスプレイ装置、8:撮像装置移動用モータ、9:基板位置調整用モータ。
20:スクリーン装置、21:スキージ装置、30F:サイドクランプ、30R:サイドクランプ、31F:エッジクランプ、31R:エッジクランプ、32:第一テーブル、33:第二テーブル、34:第三テーブル、35F:ベルトコンベア、35R:ベルトコンベア、40:X方向移動部材、41:Y方向移動部材、42F:X方向ガイドレール、42R:X方向ガイドレール、43:撮像装置、50:コンピュータ、51:入出力ポート、52:駆動回路、53:駆動回路、70:画面、71:タッチパネル(入力装置)、72:確認ボタン、73:XY表示部
100:基板、101:基板、200:フレーム、201:スクリーンマスク、201a:基板対応部、201b:印刷用開口部、210F:スキージ用シリンダ装置、210R:スキージ用シリンダ装置、211F:フロントスキージ(第一スキージ)、211R:リアスキージ(第二スキージ)、212:ガイド部材、300F:挟持部、300R:挟持部、310F:爪部、310R:爪部、320:バックアップピン、330:ガイドロッド、400:本体、401:モータ、500:CPU(演算装置)、501:ROM、502:RAM、710:十字キー、711:形状選択ボタン、712:サイズ変更ボタン、713:サイズ変更方向選択ボタン、
A:実在位置、A’:印刷位置、B:実在位置、B’:印刷位置、M1:基板側マーク、M10:マスク側マーク、M2:基板側マーク、M20:マスク側マーク、NewX:双方向オフセット量、NewY:双方向オフセット量、Newθ:双方向オフセット量、NewF:双方向オフセット量、NewR:双方向オフセット量、XF:第一オフセット量、YF:第一オフセット量、θF:第一オフセット量、XR:第二オフセット量、YR:第二オフセット量、θR:第二オフセット量、XAF:ずれ量、XBF:ずれ量、YAF:ずれ量、YBF:ずれ量、XAR:ずれ量、XBR:ずれ量、YAR:ずれ量、YBR:ずれ量、fA1:はんだ形状枠、fA2:はんだ形状枠、sA1:はんだ、sA2:はんだ。

Claims (8)

  1. 移動方向が互いに反対の第一スキージおよび第二スキージを備えるスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法であって、
    前記第一スキージを用いてスクリーンマスク越しに第一の基板にはんだを印刷した場合の、該はんだの実在位置と、該はんだの予め定められた所定の印刷位置と、
    前記第二スキージを用いて該スクリーンマスク越しに第一の該基板と別体かつ同種類の第二の該基板に該はんだを印刷した場合の、該はんだの該実在位置と、該はんだの予め定められた所定の該印刷位置と、から、
    該第一スキージと該第二スキージとの移動方向の違いを加味した、該基板と該スクリーンマスクとの相対位置の補正に用いる双方向オフセット量を、演算するスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法。
  2. 前記第一スキージを用いて前記スクリーンマスク越しに第一の前記基板の複数箇所に前記はんだを試し刷りする第一試印刷工程と、
    試し刷り後の該基板の複数箇所の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの前記実在位置を確認し、少なくとも二箇所の該はんだの前記印刷位置を設定する第一位置設定工程と、
    前記第二スキージを用いて該スクリーンマスク越しに第二の該基板の複数箇所に、該はんだを試し刷りする第二試印刷工程と、
    試し刷り後の該基板の複数箇所の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの該実在位置を確認し、少なくとも二箇所の該はんだの該印刷位置を設定する第二位置設定工程と、
    該第一スキージを用いた場合の該印刷位置および該実在位置から第一オフセット量を演算し、該第二スキージを用いた場合の該印刷位置および該実在位置から第二オフセット量を演算し、該第一オフセット量および該第二オフセット量から前記双方向オフセット量を演算するオフセット量演算工程と、
    を有する請求項1に記載のスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法。
  3. 前記第二位置設定工程で選択される少なくとも二箇所の前記はんだは、前記第一位置設定工程で選択される少なくとも二箇所の前記はんだと、同位置に配置されている請求項2に記載のスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法。
  4. 前記オフセット量演算工程の後に、
    前記双方向オフセット量により前記スクリーン印刷機を補正する補正工程と、
    前記第一スキージを用いて第一の前記基板と別体かつ同種類の第三の該基板に前記はんだを試し刷りする第一スキージ確認工程と、前記第二スキージを用いて第一の該基板と別体かつ同種類の第四の該基板に該はんだを試し刷りする第二スキージ確認工程と、のうち、少なくとも一方の工程と、
    を有する請求項2または請求項3に記載のスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法。
  5. 前記第一位置設定工程および前記第二位置設定工程のうち、少なくとも一方の工程において、
    前記印刷位置は、前記スクリーン印刷機の撮像装置により撮像した前記実在位置の前記はんだを該スクリーン印刷機のディスプレイ装置の画面上に表示し、該スクリーン印刷機の入力装置を介して、表示した該はんだの外縁形状に近似するはんだ形状枠を該画面上に形成し、該入力装置を介して、形成した該はんだ形状枠を該画面上の所望の位置に移動させることにより、設定される請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のスクリーン印刷機の印刷オフセット設定方法。
  6. 試印刷用の基板の上方に配置され、印刷用開口部を有するスクリーンマスクと、
    該スクリーンマスクの上方において略水平方向に移動可能に配置され、該スクリーンマスクの上面に配置されたはんだを移動させながら該印刷用開口部に押し込むことにより、該基板の複数箇所に該はんだを印刷すると共に、移動方向が互いに反対の第一スキージおよび第二スキージと、
    試印刷後の該基板の上方に配置され、該基板に印刷された複数の該はんだのうち、少なくとも二箇所の該はんだの実在位置を撮像可能な撮像装置と、
    該撮像装置により撮像された該実在位置を表示可能な画面を有するディスプレイ装置と、
    表示された該実在位置の各々に対応する印刷位置を操作者が入力可能な入力装置と、
    を備えてなるスクリーン印刷機であって、
    さらに、前記第一スキージを用いて第一の前記基板に試印刷した場合の、前記印刷位置および前記実在位置から第一オフセット量を、
    前記第二スキージを用いて第一の該基板と別体かつ同種類の第二の該基板に試印刷した場合の、該印刷位置および該実在位置から第二オフセット量を、
    該第一オフセット量および該第二オフセット量から、該第一スキージと該第二スキージとの移動方向の違いを加味した、該基板と前記スクリーンマスクとの相対位置の補正に用いる双方向オフセット量を、
    演算可能な演算装置を備えることを特徴とするスクリーン印刷機。
  7. 前記第二オフセット量の演算に用いる少なくとも二箇所の前記はんだは、前記第一オフセット量の演算に用いる少なくとも二箇所の前記はんだと、同位置に配置されている請求項6に記載のスクリーン印刷機。
  8. 前記第一オフセット量および前記第二オフセット量のうち、少なくとも一方を演算する場合、
    前記印刷位置は、前記撮像装置により撮像した前記実在位置の前記はんだを前記ディスプレイ装置の前記画面上に表示し、前記操作者が、前記入力装置を介して、表示した該はんだの外縁形状に近似するはんだ形状枠を該画面上に形成し、形成した該はんだ形状枠を該画面上の所望の位置に移動させることにより、前記演算装置に入力される請求項6または請求項7に記載のスクリーン印刷機。
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