JP2009240597A - 内視鏡、先端キャップ付き内視鏡および内視鏡用洗浄シース - Google Patents

内視鏡、先端キャップ付き内視鏡および内視鏡用洗浄シース Download PDF

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Abstract

【課題】気体と液体を合流して噴霧状の気液混合流体とし、噴出口から観察窓に向かって噴出し、観察窓に付着している汚物を効率的に洗浄することができ内視鏡を提供する。
【解決手段】体腔内に挿入される挿入部2aと、この挿入部2aを構成し、少なくとも観察窓7を有する先端部本体2cと、この先端部本体2c側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路としての送気路16、前記先端部本体2c側に液体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路としての送液路17と、前記送気路16から供給される流体と前記送液路17から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓7に向かって噴出する噴出口22を有するノズル19とからなり、前記噴出口22に対し、前記送気路16および送液路17のうち流体供給量が少ない側(送液路17)に前記観察窓22を配置したことを特徴とする内視鏡にある。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡の先端部本体に設けられた観察窓に付着した汚物等を洗浄する流体噴出ノズルを備えた内視鏡、先端キャップ付き内視鏡および内視鏡用洗浄シースに関する。
医療用の内視鏡において、体腔内に挿入する挿入部の先端部本体には照明窓、観察窓が設けられ、体腔内を照明しながら観察できるようになっている。また、先端部本体には流体噴出ノズルが設けられ、照明窓や観察窓に血液、粘液等が付着して視野が損なわれたときに流体噴出ノズルから水と空気を噴出させて洗浄できるようになっている。
例えば、特許文献1には、内視鏡の挿入部の先端部本体に先端キャップを着脱自在に装着し、この先端キャップに送気送水ノズルを設けた構成が開示されている。前記先端部本体には挿入部の手元側と連通する送水チューブと送気チューブが設けられ、送水チューブから送られてくる水と送気チューブから送られてくる空気を観察窓に向かって吹き付けるように構成されている。
前記特許文献1には、先端部本体に送水チューブと送気チューブが接続され、送水チューブと送気チューブが先端部本体に設けられた連通路において合流するようにした構成が開示されている。前記連通路には送気送水ノズルが接続され、この送気送水ノズルから観察窓に向かって水と空気を吹き付けるように構成されている。
また、例えば、特許文献2には、特許文献1と同様に、先端部本体に送水チューブと送気チューブが接続され、送水チューブと送気チューブが先端部本体に設けられた連通路において合流するようにした構成が開示されている。さらに、前記連通路には先端部を細くした送気送水ノズルが接続され、この送気送水ノズルから観察窓に向かって水と空気を吹き付けるように構成されている。
さらに、例えば、特許文献3には、内視鏡の挿入部の先端部本体に、その先端面に開口する空気送出口と水送出口が隣接して設けられ、先端部本体には空気送出口と水送出口に対向してノズルを着脱自在に装着した構成が開示されている。そして、空気送出口から送出される空気と水送出口から送出される水がノズルによって方向変換され、観察窓に向かって吹き付けるように構成されている。
また、例えば、特許文献4には、内視鏡の挿入部に送気路と送水路とが設けられ、この送気路と送水路とが挿入部内で合流して送気送水ノズルに連通した構成が開示されている。さらに、段落番号[0037]には、送水路を流れる水に空気を間欠的に吹き込み、気水混合流体を作って洗浄力を高めることが記載されている。
特開平11−188004号公報 特開平10−151108号公報 特開平7−136102号公報 特開平6−14870号公報
特許文献1,2は、送水チューブと送気チューブが先端部本体に設けられた連通路において合流するように構成されているものの、送水と送気を同時に行うものではなく、送気送水ノズルから観察窓に向かって送水する機能と送気する機能を持たせたものである。つまり、連通路で水と空気を混合させて噴霧状にして観察窓に吹き付けるという技術思想はない。
特許文献3は、先端部本体に空気送出口と水送出口が隣接して設けられ、空気送出口から送出される空気と水送出口から送出される水をノズルによって方向変換して観察窓に向かって吹き付けるように構成されているものの、段落番号[0026]に記載されているように、空気と水を観察窓に向かって選択的に吹き付けるものである。
さらに、特許文献3は、観察窓に近い位置に空気送出口が設けられ、遠い位置に水送出口が設けられている。したがって、仮に空気送出口から空気を、水送出口から水を同時に送出したとしても、水を空気の噴出圧力によって吹き飛ばし、噴霧状にすることはできず、水と空気を混合させて噴霧状にして観察窓に吹き付けるという技術思想はない。
したがって、特許文献1〜3には、いずれも観察窓に汚物が付着して視野が妨げられたときに、水と空気を混合させて噴霧状にして観察窓に吹き付けて洗浄するものではなく、空気と水を観察窓に向かって選択的に吹き付けるものである。このため、洗浄効果を確保するために、水および空気を吹き付ける時間が長くすることが必要な場合がある。その際には、その分だけ水および空気の消費量が増加するという問題がある。
特許文献4には、気水混合流体を作って洗浄力を高めるという記載があるものの、送水中に送気用のバルブを開閉して間欠的に空気を送り込んで、気水混合させるものである。
さらに、引用文献1〜4は、空気と水を用い、あるいはこれらを混合して気水混合流体を作って噴出口から観察窓に向かって噴出するものであるが、観察窓の全面に亘って気水混合流体が行渡るようにするための技術は記載されていない。また、空気と水を混合する際、水の供給量より空気の供給量を多くすると、水と空気が混合しやすいことは実験上明らかであっても、水の供給量より空気の供給量を多くして噴出口から噴出すると、噴出口から気水混合流体が真っ直ぐに噴出せずに、供給量の少ない水側に傾き、観察窓の全面に亘って気水混合流体が行渡らないという不具合がある。したがって、引用文献4においても、水と空気を混合して洗浄に最適となるような噴霧状にして観察窓に吹き付けるものであると想定しても上述のような洗浄効果を得るための工夫が必要となる。
また、手術中に体腔内に空気を供給して気腹させながらの手術は、体腔内に供給する空気が多くなり、過剰送気になると患者への負担が大きくなり、できるだけ体腔内に供給する空気はできるだけ少ないのが望ましいが、洗浄時間が長くならないよう、つまり、体腔内に供給される空気量が多くならないように工夫し、手術時間を管理する必要がある。
本発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、送液路からの液体と送気路からの気体を混合させ、噴霧状にして観察窓に吹き付けることができ、観察窓を効率よく洗浄することができる内視鏡、先端キャップ付き内視鏡および内視鏡用洗浄シースを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に前記観察窓を配置したことを特徴とする内視鏡にある。
また、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に前記噴出口を配置したことを特徴とする内視鏡にある。
また、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記先端部本体に着脱可能に設けられた先端キャップと、前記先端キャップに設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に偏倚させて前記観察窓を前記先端部本体に配置したことを特徴とする先端キャップ付き内視鏡にある。
また、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記先端部本体に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記先端部本体に着脱可能に設けられた先端キャップと、前記先端キャップに設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に偏倚させて前記噴出口を配置したことを特徴とする先端キャップ付き内視鏡にある。
さらに、先端部本体に少なくとも観察窓を有する内視鏡の挿入部に被嵌される洗浄シース本体と、前記洗浄シース本体に設けられ、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記洗浄シース本体に設けられ、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記洗浄シース本体に設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に偏倚させて前記観察窓を先端部本体に配置したことを特徴とする内視鏡用洗浄シースにある。
また、先端部本体に少なくとも観察窓を有する内視鏡の挿入部に被嵌される洗浄シース本体と、前記洗浄シース本体に設けられ、第1の流体源と連通する第1の流路と、前記洗浄シース本体に設けられ、第2の流体源と連通する第2の流路と、前記洗浄シース本体に設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に偏倚させて前記噴出口を配置したことを特徴とする内視鏡用洗浄シースにある。
本発明によれば、送液路からの液体と送気路からの気体を混合させ、噴霧状の気液混合流体を観察窓に吹き付けることができ、しかも、観察窓の全面に亘って気水混合流体を行渡らせて観察窓を効率よく洗浄することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示し、図1(a)は内視鏡装置の全体構成図の斜視図、(b)は内視鏡の先端部本体の正面図である。図1に示すように内視鏡装置1は、内視鏡2と、内視鏡用洗浄シース3と、送気装置としての送気ポンプ4および送液装置としての送液ポンプ5とを備えている。内視鏡2は、例えば、挿入部2aに湾曲部2bを有する硬性鏡であり、挿入部2aの先端部には先端部本体2cが設けられている。挿入部2aの基端部には操作部2dが設けられ、この操作部2dには湾曲部2bを上下または左右方向に湾曲させる湾曲操作レバー2eが設けられている。
内視鏡用洗浄シース3は内視鏡2の挿入部2aに被嵌され、挿入部2aと一体で体腔内に挿入されるようになっている。挿入部2aの先端部本体2cには照明光学系を構成する照明窓6および観察光学系を構成する観察窓7が設けられている。
照明窓6はライトガイドファイバーを介して光源装置(図示しない)に接続されている。観察窓7は観察光学系を通して取り込まれた光学像を電気信号に光電変換する例えばCCD等の撮像素子を備えた撮像装置が備えられている。撮像装置からは信号ケーブルが延出しており、この信号ケーブルはカメラコントロールユニット(図示しない)に接続されている。したがって、照明窓6から出射された照明光によって照明された被写体からの反射光は、観察窓7を通して光学像として取り込まれ、その光学像は撮像素子で電気信号に変換された後、カメラコントロールユニットに伝送される。カメラコントロールユニットでは、電気信号を映像信号に生成した後、表示装置である例えば液晶ディスプレイに出力して、液晶ディスプレイの画面上に内視鏡画像を表示させるようになっている。
前記内視鏡用洗浄シース3は細長な筒状部材として形成され、内視鏡2の挿入部2aの全体を覆うように配置されている。内視鏡用洗浄シース3は、先端側から順に、筒状体である先端構成部8と、マルチルーメンチューブで構成されたチューブ体9とで主に構成されている。先端構成部8はチューブ体9の先端部に設けられている。チューブ体9の基端側には気体供給チューブ10と液体供給チューブ11とが設けられている。
気体供給チューブ10はその途中に設けられた開閉弁12および圧力調節弁13を介して前記送気ポンプ4に接続されている。液体供給チューブ11はその途中に設けられた開閉弁12および送液タンク14を介して前記送液ポンプ5に接続されている。
マルチルーメンチューブで構成されたチューブ体9は、シリコン、ウレタン、テフロン(登録商標)等の軟質な材質あるいはポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の硬質な材質で形成されている。
図2〜図4に示すように、チューブ体9は、その外周面に対して中心軸が偏心した偏心孔を有していて、厚肉部9aと薄肉部9bが形成されている。チューブ体9の偏心孔はチューブ体9の先端面および基端面に開口を有する貫通孔であり、内視鏡2の挿入部2aが挿入される内視鏡孔15として形成されている。チューブ体9の肉厚部9aには軸方向に亘って空気等の気体を供給するための第1の流路としての送気路16と、水、洗浄液等の液体を供給するための第2の流路としての送液路17が設けられている。そして、送気路16の基端側は気体供給チューブ10に連通し、送液路17の基端側は液体供給チューブ11に連通している。
内視鏡用洗浄シース3の先端構成部8は円筒状であり、内視鏡2の先端部本体2cの前面に対向する部分には開口部18が設けられている。さらに、先端構成部8の前端部には先端部本体2cの外周部に沿って円弧状のノズル19が一体に設けられている。すなわち、ノズル19は先端部本体2cの外周部に沿う外周壁20a、観察窓7の外周部の一部を囲繞する内周壁20b、端壁20c、20dおよび円弧状の前面壁20eによって囲まれる空間部を有している。
さらに、ノズル19の空間部の内部で、一方の端壁20c側には前記送気路16が開口しており、反対側の端壁20d側には前記送液路17が開口している。したがって、送気路16と送液路17は内視鏡2の先端部本体2cの前端側に向かって開口しており、ノズル19の前面壁20eの内面に対向している。
ノズル19の長手方向の中間部には送気路16から供給された気体(矢印A)と送液路17から供給された液体(W)を合流させ、一時的に滞流させて混合させる合流部21が設けられている。さらに、合流部21の流路径は送気路16および送液路17の流路径より大きく形成され、気体と液体が衝突して乱流となり、効率的に気液が混合するようになっている。合流部21と対向するノズル19の内周壁20bにはノズル19の長手方向に長い矩形長孔からなる噴出口22が設けられ、合流部21で合流混合した気液混合流体を観察窓7に向かって噴出するようになっている。
さらに、噴出口22と観察窓7との位置関係は、噴出口22に対して観察窓7は送液路17の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。つまり、気体と液体を効率よく混合させて威力ある噴霧を生成させるために、比重差が気体<液体であることを考慮して送液路17から供給される液体の供給量は送気路16から供給される気体の供給量より少なく設定されている。そして、観察窓7は流体供給量が少ない送液路17側に偏って配置され、噴出口22から噴出される噴霧状の気液混合流体が観察窓7の全面に向かって吹き付けられるように構成されている。
また、ノズル19の合流部21は先端部本体2cに設けられた観察窓7に向かって連続する面上に設けられており、送気路16から供給された気体と送液路17から供給された液体が合流部21で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口22から観察窓7に向かって噴出し、観察窓7に付着している汚物(粘液、血液等)を吹き飛ばして洗浄することができる。なお、本実施形態では、照明窓も同様に連続した面上に設けられており、照明窓に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
内視鏡2の挿入部2aに内視鏡用洗浄シース3を被嵌すると、挿入部2aの全体はチューブ体9によって覆われる。内視鏡2の先端部本体2cは先端構成部8によって覆われ、先端構成部8のノズル19に設けられた噴出口22は先端部本体2cに設けられた観察窓7および照明窓6に向かって配置される。
このように内視鏡2に内視鏡用洗浄シース3を被嵌した状態で、内視鏡2の挿入部2aを内視鏡用洗浄シース3と一体に患者の体腔内に挿入し、体腔内を観察し、必要に応じて患部を処置する。このとき、観察窓7に汚物が付着して視野が妨げられたり、照明窓6に汚物が付着して照度が低下した場合、観察窓7を遠隔的に洗浄することができる。
すなわち、送気ポンプ4を駆動して送気すると同時に送液ポンプ5を駆動して送液する。送気ポンプ4から送気されると、気体供給チューブ10を介して送気路16に供給され、送液ポンプ5から送液されると、液体供給チューブ11を介して送液路17に供給される。したがって、送気路16の気体と送液路17の液体はノズル19の内部に供給され、送気路16から供給された気体と送液路17から供給された液体が合流部21で衝突して乱流となり、液体と気体が混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口22から観察窓7に向かって噴出する。
このとき、ノズル19の合流部21は先端部本体2cに設けられた観察窓7および照明窓6に連続した面上に設けられている。さらに、観察窓7は流体供給量が少ない送液路17側に偏倚量(S)だけ偏って配置され、噴出口22から噴出される噴霧状の気液混合流体が観察窓7の全面に向かって吹き付けられるため、合流部21で混合して噴霧状の気液混合流体が観察窓7の面方向に噴出し、観察窓7および照明窓6に付着している汚物を効率的に吹き飛ばして洗浄することができる。しかも、噴霧状の気液混合流体であるため、観察窓7および照明窓6の表面に水滴が残ることはなく、瞬時に視野を確保することができるとともに照度を確保できる。
なお、照明窓6をノズル19から噴出される気液混合流体の下流側に偏倚して配置することにより、観察窓7とともに照明窓6を同時に洗浄できる。
図5は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、噴出口22と観察窓7との位置関係を観察窓7に対して噴出口22は送気路16の開口端側に偏倚量(S’)だけ偏倚して設けられている。つまり、気体と液体を効率よく混合させて威力ある噴霧を生成させるために、比重差が気体<液体であることを考慮して送液路17から供給される液体の供給量は送気路16から供給される気体の供給量より少なく設定されている。そして、噴出口22は流体供給量が多い送気路16側に偏って配置され、噴出口22から噴出される噴霧状の気液混合流体が観察窓7の全面に向かって吹き付けられるように構成されている。
なお、第1、2の実施形態において、硬性内視鏡に洗浄チューブを被嵌する場合について説明したが、軟性内視鏡に洗浄チューブを被嵌する場合についても適用できること勿論である。
図6〜図9は第3の実施形態を示し、本実施形態は、軟性内視鏡に一体に洗浄機能を持たせたものであり、図6は内視鏡の全体の斜視図である。
図6に示すように、軟性内視鏡31は、操作部32に可撓性を有する挿入部33とユニバーサルコード34が設けられ、挿入部33には湾曲部35を介して先端部本体36が設けられている。図7および図8に示すように、先端部本体36には照明光学系を構成する照明窓37および観察光学系を構成する観察窓38が設けられている。照明窓37はライトガイドファイバーを介して光源装置(図示しない)に接続され、観察窓38は観察光学系を通して取り込まれた光学像を電気信号に光電変換する例えばCCD等の撮像素子を備えた撮像装置が備えられている。
挿入部33には空気等の気体を供給するための送気路39と、水、洗浄液等の液体を供給するための送液路40が設けられている。そして、送気路39および送液路40は挿入部33、操作部32およびユニバーサルコード34の内部を通って第1の実施形態と同様に、送気ポンプ4および送液ポンプ5に連通している。
内視鏡31の先端部本体36の前端部にはその外周部に沿って円弧状のノズル41が一体に設けられている。すなわち、ノズル41は先端部本体36の外周部に沿う外周壁41a、観察窓38の外周部の一部を囲繞する内周壁41b、端壁41c、41dおよび円弧状の前面壁41eによって囲まれる空間部41fを有している。この空間部41fは外周壁41aおよび内周壁41bの曲率に沿って円弧状に湾曲し、その中間部に先端開口に向かって先細のテーパ部が形成され、前面視で略T字状に形成されている。
さらに、ノズル41の空間部の内部で、一方の端壁41c側には前記送気路39が開口しており、反対側の端壁41d側には前記送液路40が開口している。したがって、送気路39と送液路40は内視鏡31の先端部本体36の前端側に向かって開口しており、ノズル41の前面壁41eの内面に対向している。
ノズル41の長手方向の中間部には送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体を合流させて混合させる合流部42が設けられている。さらに、この合流部42と対向するノズル41の内周壁41bにはノズル41の噴出口43が設けられ、噴出口43は合流部21で合流混合した気液混合流体を観察窓7に向かって噴出するようになっている。
このように構成されたノズル41の合流部42は先端部本体36に設けられた観察窓38に連続した面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部42で衝突し、乱流になって混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口43から観察窓38に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
さらに、操作部32には送気路39から供給される気体と送液路40から供給される液体の流量を制御し、ノズル41の噴出口43から噴霧状に噴出する気液混合流体を制御する送気・送液ボタン44が設けられている。なお、45は吸引ボタンである。なお、図示しないが、第1の実施形態と同様、ノズル、観察窓、照明窓の順に配置し、ノズルで両窓を洗浄できるようにしてもよい。
次に、第3の実施形態の作用について説明する。
内視鏡31の挿入部33の先端部本体36にはノズル41が一体に設けられ、ノズル41の噴出口43は観察窓38および照明窓37に向かって配置されている。この内視鏡31の挿入部33を患者の体腔内に挿入し、体腔内を観察し、必要に応じて患部を処置する。このとき、観察窓38に汚物が付着して視野が妨げられた場合、観察窓38を遠隔的に洗浄することができる。
すなわち、送気ポンプ4を駆動して送気すると同時に送液ポンプ5を駆動して送液する。送気ポンプ4から送気されると、気体は送気路39に供給され、送液ポンプ5から送液されると、液体は送液路40に供給される。したがって、送気路39の気体と送液路40の液体はノズル41の内部に供給され、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部42で混合し、噴霧状の気液混合流体となって噴出口43から観察窓38に向かって噴出する。
このとき、ノズル41の合流部42は先端部本体36に設けられた観察窓38と連続する面上に設けられているため、合流部42で混合して噴霧状の気液混合流体が観察窓38に噴出し、観察窓38に付着している汚物を効率的に吹き飛ばして洗浄することができる。しかも、噴霧状の気液混合流体であるため、水の粒子がすぐに蒸発するため、観察窓38の表面に水滴が残ることはなく、瞬時に視野を確保することができるとともに照度を確保できる。
また、噴出口43から噴出させる噴霧状の気液混合流体の威力をさらに高くしたい場合、操作部32に設けられた送気・送液ボタン44を制御して気体の圧力を上げることにより、送気路39から供給される気体の圧力が高くでき、気液混合比を任意に制御できる。
図9は第3の実施形態におけるノズル41の変形例を示し、(a)〜(h)は先端部本体36の概略的な正面図であり、いずれも噴出口48と観察窓38との位置関係は、噴出口48に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
(a)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿う局率の円弧状部46が設けられ、この円弧状部46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、合流部47を境界として対称的に左側には2個の送気路39が開口しており、右側には2個の送液路40が開口している。
(b)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿う局率の円弧状の流通路46が設けられ、この流通路46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、合流部47には1個の送液路40が開口しており、左右端部には対称的にそれぞれ1個ずつ送気路39が開口している。
(c)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿って鋭角のM字状の流通路46が設けられ、この流通路46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側には送気路39が開口しており、右側には送液路40が開口している。
(d)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿って湾曲する逆V状部46aと、この逆V状部46aの一端部と連通する水平部46bとからなる流通路46を有しており、逆V状部46aの屈曲部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側には送気路39(または送液路40)が開口しており、右側には送液路40(または送気路39)が開口している。
(e)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿って鈍角のM字状の流通路46が設けられ、この流通路46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側には送気路39が開口しており、右側には送液路40が開口している。
(f)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿う局率の円弧状の流通路46が設けられ、この流通路46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側には送気路39が開口しており、右側には送液路40が開口している。
(g)のノズル41は、先端部本体36には略山形状の流通路46が設けられ、この流通路46の中間部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側には送気路39が開口しており、右側には送液路40が開口している。
(h)のノズル41は、先端部本体36の外周部に沿って湾曲する逆V状部の流通路46が設けられ、この流通路46の屈曲部には合流部47が設けられている。さらに、合流部47から観察窓38の側部に向かって開口する噴出口48が設けられている。また、流通路46の左側端部(上流側)には大口径の送気路39が開口しており、この送気路39より下流側には小口径の送液路40が開口している。
前記各変形例によれば、ノズル41の合流部47は先端部本体36に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられているため、合流部47で混合して噴霧状の気液混合流体が観察窓38の面方向に噴出し、観察窓38に付着している汚物を効率的に吹き飛ばして洗浄することができる。しかも、噴霧状の気液混合流体であるため、観察窓38の表面に水滴が残ることはなく、瞬時に視野を確保することができる。
図10および図11は第4の実施形態を示し、第2の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の前端部にはその外周部に沿って円弧状のノズル51が一体に設けられている。すなわち、ノズル51は先端部本体36の外周部に沿う外周壁51a、観察窓38の外周部の一部を囲繞する内周壁51b、端壁51c、51dおよび円弧状の前面壁51eによって囲まれる空間部51fを有している。この空間部51fは外周壁51aおよび内周壁51bの曲率に沿って円弧状に湾曲している。
さらに、ノズル51の空間部の内部で、一方の端壁51c側には前記送気路39が開口しており、反対側の端壁51d側には前記送液路40が開口している。したがって、送気路39と送液路40は内視鏡31の先端部本体36の前端側に向かって開口しており、ノズル51の前面壁51eの内面に対向している。
ノズル51の長手方向の中間部には送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体を合流させて混合させる合流部52が設けられている。合流部52の流路径は送気路39および送液路40の流路径より大きく形成され、気体と液体が衝突して乱流となり、効率的に気液が混合するようになっている。さらに、この合流部52と対向するノズル51の内周壁51bには横方向に長い矩形長孔からなる噴出口53が設けられ、噴出口53は合流部52で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口53と観察窓38との位置関係は、噴出口53に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成されたノズル51の合流部52は先端部本体36に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部52で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口53から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図12(a)(b)は第5の実施形態を示し、第3,4の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の前端部には観察窓38が設けられている。この観察窓38の隣側には観察窓38が設けられている面36aより前方に突出する突出部36bが設けられている。この突出部36bには先端部本体36の軸方向に円筒状の凹陥部からなる合流部54が設けられている。この合流部54の底部には送気路39と送液路40が開口している。
先端部本体36の突出部36bには合流部54の開口部に対向して前端壁部55が一体に設けられ、合流部54の開口部との間にノズル56が形成されている。このノズル56には観察窓38方向に開口する噴出口57が設けられている。また、噴出口57と観察窓38との位置関係は、噴出口57に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成されたノズル56の合流部54および噴出口57は先端部本体36に設けられた観察窓38と平行で、しかも観察窓38より前方に突出して設けられている。そして、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部54で混合して気液混合流体となったのち、ノズル56の前端壁部55の内面に衝突し、さらに混合されて噴霧状になって噴出口57から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図13(a)(b)は第6の実施形態を示し、第3〜5の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の前端部には観察窓38および照明窓37が設けられている。観察窓38の隣側には観察窓38が設けられている面36aより前方に突出する突出部36bが設けられ、面36aと突出部36bとの間には傾斜面36cが形成されている。突出部36bには先端部本体36と一体にノズル51が設けられている。このノズル51は第3の実施形態と基本的に同一構造であるが、先端部本体36の曲率に沿って円弧状に湾曲し、さらにノズル51の中間部に合流部52が設けられている。ノズル51には傾斜面36cと平行で、観察窓38方向に突出する流体ガイド面58aを有する噴出口58が設けられている。また、噴出口58と観察窓38との位置関係は、噴出口58に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
さらに、ノズル51の空間部の内部には送気路39と送液路40が開口し、送気路39と送液路40は内視鏡31の先端部本体36の前端側に向かって開口しており、ノズル51の内面に対向している。
このように構成されたノズル51の合流部52および噴出口58は先端部本体36に設けられた観察窓38と平行で、しかも観察窓38より前方に突出して設けられている。そして、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部52で混合して気液混合流体となったのち、ノズル51の内面に衝突し、さらに混合されて噴霧状になって噴出口58から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図14(a)(b)は第7の実施形態を示し、第3〜6の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の前端部には、第2の実施形態と同一構造で、先端部本体36の外周部に沿って円弧状のノズル59であり、ノズル59は周囲が壁面で囲まれる空間部を有している。ノズル59の一方の端壁59a側には前記送気路39と接続するL字管60aが貫通してノズル59の内部に開口しており、ノズル59とL字管60aの内部が連通している。反対側の端壁59b側には前記送液路40と接続するL字管60bが貫通してノズル59の内部に開口しており、ノズル59とL字管60bの内部が連通している。したがって、送気路39と送液路40の開口はノズル59の中間部の合流部61に対向している。さらに、合流部61と対向するノズル51の内周壁には観察窓38に向かって噴出口53が設けられ、噴出口53は合流部61で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口53と観察窓38との位置関係は、噴出口53に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成されたノズル59の合流部61は先端部本体36に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部61で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口53から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図15(a)(b)は第8の実施形態を示し、第3〜7の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の前端部には、第3,7の実施形態と同一構造で、先端部本体36の外周部に沿って円弧状のノズル59であり、ノズル59は周囲が壁面で囲まれる空間部を有している。ノズル59の一方の端壁59a側には前面から前記送気路39と接続するU字管61aが貫通してノズル59の内部に開口しており、ノズル59とU字管61aの内部が連通している。反対側の端壁59b側には前面から前記送液路40と接続するU字管61bが貫通してノズル59の内部に開口しており、ノズル59とU字管61Bの内部が連通している。したがって、送気路39と送液路40の開口は先端部本体36の先端面に対向している。さらに、ノズル59の中間部には合流部61が設けられ、合流部61と対向するノズル51の内周壁には噴出口53が設けられ、噴出口53は合流部61で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口53と観察窓38との位置関係は、噴出口53に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成されたノズル59の合流部61は先端部本体36に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部61で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口53から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図16は第9の実施形態を示し、第3〜8の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
内視鏡31の先端部本体36の一側部には傾斜面62が設けられ、この傾斜面62に沿って傾斜ノズル63が先端部本体36と一体に設けられている。傾斜ノズル63には傾斜面62に沿って空間部64が設けられ、この空間部64には前記送気路39と送液路40が開口している。したがって、送気路39と送液路40の開口は傾斜ノズル63の内面に対向している。さらに、傾斜ノズル63の空間部には合流部65が設けられ、合流部65と対向して噴出口66が設けられ、噴出口66は合流部65で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口66と観察窓38との位置関係は、噴出口66に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成された傾斜ノズル63の合流部65は先端部本体36に設けられた観察窓38より後方に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部65で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口66から観察窓37に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
図17は第10の実施形態を示し、第3〜9の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は斜視型内視鏡67に採用したもので、斜視型内視鏡67の先端部本体68の前端部には傾斜面69が設けられ、この傾斜面69には観察窓70が設けられている。さらに、傾斜面69の一側部には傾斜面69に沿って傾斜ノズル63が先端部本体68と一体に設けられている。傾斜ノズル63は第8の実施形態と基本的には同一構造であり、傾斜面69に沿って空間部64が設けられ、この空間部64には前記送気路39と送液路40が開口している。したがって、送気路39と送液路40の開口は傾斜ノズル63の内面に対向している。さらに、傾斜ノズル63の空間部には合流部65が設けられ、合流部65と対向して噴出口66が設けられ、噴出口66は合流部65で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口66と観察窓38との位置関係は、噴出口66に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成された傾斜ノズル63の合流部65は先端部本体68に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部65で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口66から観察窓38に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
なお、第3〜第10の実施形態においては、軟性内視鏡について説明したが、硬性内視鏡においても適用できることは勿論である。
図18〜図21は第11の実施形態を示し、第3〜10の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は先端キャップ付き内視鏡を示し、軟性内視鏡70の挿入部71の先端部本体72には観察窓38および照明窓37が設けられている。さらに、挿入部71には送気路39および送液路40が設けられ、先端部本体72の前端面には送気路39および送液路40の開口が設けられている。
さらに、先端部本体72の外周面には環状の係合溝73が設けられ、先端部本体72には係合溝73に係合する係合凸部74を有する先端キャップ75が着脱可能に嵌合されている。先端キャップ75が円筒状で、前端部には先端キャップ75の外周部に沿って円弧状のノズル76が一体に設けられている。すなわち、ノズル76は先端キャップ75の外周部に沿う外周壁76a、観察窓38の外周部の一部を囲繞する内周壁76b、端壁76c、76dおよび円弧状の前面壁76eによって囲まれる空間部76fを有している。この空間部76fは外周壁76aおよび内周壁76bの曲率に沿って円弧状に湾曲している。
さらに、ノズル76の空間部の内部で、一方の端壁76c側には前記送気路39が開口しており、反対側の端壁76d側には前記送液路40が開口している。したがって、送気路39と送液路40は先端キャップ75の前端側に向かって開口しており、ノズル76の前面壁76eの内面に対向している。
ノズル76の長手方向の中間部には送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体を合流させて混合させる合流部77が設けられている。さらに、この合流部77と対向するノズル76の内周壁76bには噴出口78が設けられ、噴出口78は合流部77で合流混合した気液混合流体を観察窓38に向かって噴出するようになっている。また、噴出口78と観察窓38との位置関係は、噴出口78に対して観察窓38は送液路40の開口端側に偏倚量(S)だけ偏倚して設けられている。
このように構成されたノズル76の合流部77は先端部本体72に設けられた観察窓38と同一平面上に設けられており、送気路39から供給された気体と送液路40から供給された液体が合流部77で混合して噴霧状の気液混合流体となって噴出口78から観察窓38に向かって噴出し、観察窓38に付着している汚物を吹き飛ばして洗浄することができる。
なお、本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態を示し、(a)は内視鏡と内視鏡用洗浄シースの全体構成を示す斜視図、(b)は内視鏡の先端部本体の正面図。 同実施形態を示し、シース体の横断面図。 同実施形態を示し、内視鏡の先端部の縦断側面図。 同実施形態を示し、図3のA−A線に沿う断面図。 本発明の第2の実施形態を示し、図3のA−A線に対応する断面図。 本発明の第3の実施形態を示し、軟性内視鏡の斜視図。 同実施形態を示し、内視鏡の先端部の斜視図。 同実施形態を示し、内視鏡の先端部の縦断側面図。 同実施形態の変形例を示し、(a)〜(h)は異なるノズルの概略的正面図。 本発明の第4の実施形態を示し、先端部本体のノズルの斜視図。 同実施形態を示し、先端部本体のノズルの正面図。 本発明の第5の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)はB−B線に沿う断面図。 本発明の第6の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)はC−C線に沿う断面図。 本発明の第7の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)は先端部本体の縦断側面図。 本発明の第8の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)は先端部本体の縦断側面図。 本発明の第9の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)は先端部本体の縦断側面図。 本発明の第10の実施形態を示し、(a)は先端部本体の正面図、(b)は先端部本体の縦断側面図。 本発明の第11の実施形態を示し、先端キャップ付き内視鏡の斜視図。 同実施形態を示し、先端キャップ付き内視鏡の先端部本体の縦断側面図。 同実施形態を示し、図19のD−D線に沿う断面図。 同実施形態を示し、図19のE−E線に沿う断面図。
符号の説明
2a…挿入部、2c…先端部本体、7…観察窓、16…送気路、17…送液路、19…ノズル、21…合流部、22…噴出口

Claims (15)

  1. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の先端部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、
    前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に前記観察窓を配置したことを特徴とする内視鏡。
  2. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、
    前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に前記噴出口を配置したことを特徴とする内視鏡。
  3. 前記噴出口は、前記観察窓が配置された面に連続してもしくは当該面に略平行な面に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡。
  4. 前記噴出口は、前記観察窓に向かって配置され、前記噴出口から前記観察窓が配置された先端部表面方向に沿って流体が噴出されることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡。
  5. 前記第1の流路は送気路、第2の流路は送液路であり、前記送気路から送気される気体と前記送液路から送液される液体は、前記ノズルの内部で合流して混合されることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡。
  6. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の先端部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、
    前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記先端部本体に着脱可能に設けられた先端キャップと、
    前記先端キャップに設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に偏倚させて前記観察窓を前記先端部本体に配置したことを特徴とする先端キャップ付き内視鏡。
  7. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の先端部を構成し、少なくとも観察窓を有する先端部本体と、
    前記先端部本体側に液体を供給するために形成され、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記先端部本体側に気体を供給するために形成され、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記先端部本体に着脱可能に設けられた先端キャップと、
    前記先端キャップに設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に偏倚させて前記噴出口を配置したことを特徴とする先端キャップ付き内視鏡。
  8. 前記噴出口は、前記観察窓が配置された面に連続してもしくは当該面に略平行な面に配置されていることを特徴とする請求項6または7記載の先端キャップ付き内視鏡。
  9. 前記噴出口は、前記観察窓に向かって配置され、前記噴出口から前記観察窓が配置された先端部表面に沿って流体が噴出されることを特徴とする請求項6または7記載の先端キャップ付き内視鏡。
  10. 前記第1の流路は送気路、第2の流路は送液路であり、前記送気路から送気される気体と前記送液路から送液される液体は、前記ノズルの内部で合流して混合されることを特徴とする請求項6または7記載の先端キャップ付き内視鏡。
  11. 先端部本体に少なくとも観察窓を有する内視鏡の挿入部に被嵌される洗浄シース本体と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記噴出口に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が少ない側に偏倚して前記観察窓を前記先端部本体に配置したことを特徴とする内視鏡用洗浄シース。
  12. 先端部本体に少なくとも観察窓を有する内視鏡の挿入部に被嵌される洗浄シース本体と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、第1の流体源と連通する第1の流路と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、第2の流体源と連通する第2の流路と、
    前記洗浄シース本体に設けられ、前記第1の流路から供給される流体と前記第2の流路から供給される流体を混合した混合流体を前記観察窓に向かって噴出する噴出口を有するノズルとからなり、
    前記観察窓に対し、前記第1の流路および第2の流路のうち流体供給量が多い側に偏倚させて前記噴出口を配置したことを特徴とする内視鏡用洗浄シース。
  13. 前記噴出口は、前記観察窓が配置された面に連続してもしくは当該面に略平行な面に配置されていることを特徴とする請求項11または12記載の内視鏡用洗浄シース。
  14. 前記噴出口は、前記観察窓に向かって配置され、前記噴出口から前記観察窓が配置された先端部表面に沿って流体が噴出されることを特徴とする請求項11または12記載の内視鏡用洗浄シース。
  15. 前記第1の流路は送気路、第2の流路は送液路であり、前記送気路から送気される気体と前記送液路から送液される液体は、前記ノズルの内部で合流して混合されることを特徴とする請求項11または12記載の内視鏡用洗浄シース。
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