JP2009237328A - 画像形成装置 - Google Patents

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敬彦 山岡
Keita Takahashi
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Abstract

【課題】 複数の記録材のそれぞれ異なる幅方向サイズの各々に対応する長さを有する複数の発熱体を有し、選択された記録材の幅方向サイズに対応する発熱体を駆動する画像形成装置において、一部の発熱体に故障が発生した場合でも最適な画像形成を行うことができる装置を提供すること。
【解決手段】 記録材の幅方向のサイズに応じた複数の発熱体のうち、一部の発熱体が故障した場合に、この故障発熱体の駆動を禁止するとともに、非故障発熱体の駆動は許容するように発熱体選択駆動手段を制御し、且つ、故障発熱体に対応する第1の記録材の搬送を禁止するとともに、前記サイズが非故障発熱体に対応する第2の記録材の搬送は許容するように記録材選択搬送手段を制御することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録材に形成された未定着画像を加熱定着する複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、トナー像等の像を加熱して定着させる方式(熱定着方式)の定着装置が広く用いられている。また、従来、複数の発熱体を備えた画像形成装置が提案されている。
そのうちの一つとして、加熱部分の長さが異なる複数の発熱体を有する定着装置を備える画像形成装置において、省エネモード設定のオン/オフ操作に応じて複数の発熱体の駆動を切り替え、発熱体の長さ以上のサイズの記録材の搬送を禁止しているものがある。これにより、定着装置における消費電力を低減することを可能としている(特許文献1参照)。
ところで、従来の画像形成装置の定着装置においては、定着装置の温度が所定時間内に所定温度まで上がらない等の故障が発生した場合、一部の発熱体のみが故障している場合でも、直ちに定着装置を含む画像形成装置全体の電源をオフし、画像形成も定着動作も禁止するという処理が一般的に行われている。
しかし、複数の発熱体のうち一部の発熱体に故障が発生しても、残りの発熱体を用いるとともに、ウォームアップ時間等の記録制御条件を変更することによって加熱定着に必要な温度を維持し、画像形成を継続可能とする画像形成装置も提案されている。(特許文献2参照)
特登録03445702号公報 特開平9−288430号公報
本発明では、複数の記録材のそれぞれ異なる幅方向サイズの各々に対応する長さを有する複数の発熱体を有し、選択された記録材の幅方向サイズに対応する発熱体を駆動する画像形成装置において、一部の発熱体に故障が発生した場合でも最適な画像形成を行うことができる装置を提供する。
上記目的を達成するため、第1の発明は、搬送方向と直交する方向におけるサイズが異なる複数の記録材を選択的に搬送する記録材選択搬送手段と、搬送される記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記複数の記録材の前記サイズの各々に対応して異なる長さを有する複数の発熱体と、選択された記録材に形成された画像を加熱定着するために、前記複数の発熱体のうち、この選択された記録材の前記サイズに対応する長さの発熱体を駆動して発熱させる発熱体選択駆動手段とを備えた画像形成装置において、前記複数の発熱体のうち、一部の発熱体が故障した場合は、この故障発熱体の駆動を禁止するとともに、非故障発熱体の駆動は許容するように前記発熱体選択駆動手段を制御し、且つ、前記サイズが故障発熱体に対応する第1の記録材の搬送を禁止するとともに、前記サイズが非故障発熱体に対応する第2の記録材の搬送は許容するように前記記録材選択搬送手段を制御する、ことを特徴とする。
第2の発明は、搬送方向と直交する方向におけるサイズが異なる複数の記録材を選択的に搬送する記録材選択搬送手段と、前記複数の記録材の前記サイズの各々に対応して異なる長さを有する複数の発熱体と、搬送される記録材に画像を形成する画像形成手段と、選択された記録材に形成された画像を加熱定着するために、前記複数の発熱体のうち、この選択された記録材の前記サイズに対応する長さの発熱体を駆動して発熱させる発熱体選択駆動手段とを備えた画像形成装置において、前記複数の発熱体のうち一部の発熱体に故障が発生した場合、この故障発熱体の駆動を禁止するとともに、非故障発熱体の駆動は許容するように前記発熱体選択駆動手段を制御し、前記記録材選択搬送手段が、前記サイズが故障発熱体に対応する記録材を選択搬送する際は、故障発熱体よりも長い非故障発熱体を駆動するように制御する、ことを特徴とする。
複数の記録材のそれぞれ異なる幅方向サイズのそれぞれに対応する長さの異なる複数の発熱体を有し、選択された記録材の幅方向サイズに対応する発熱体を駆動する画像形成装置において、一部の発熱体に故障が発生した際、故障発熱体の駆動を禁止した上で、非故障発熱体の駆動を許容することにより、画像形成装置を停止させることなく、非故障発熱体に対応するサイズの記録材を用いた画像形成を行うことを可能とする。
また、故障発熱体よりも長さの長い非故障発熱体を用いることにより、故障発熱体に対応するサイズの記録材を用いた画像形成を行うことを可能とする。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。図1において、100は画像形成装置本体である。
画像形成部126を構成するものとして、電子写真感光ドラム110と、その感光ドラム110の周囲に配置された1次帯電器112、露光制御部120、現像器121、転写帯電器118、クリーニング装置116が装備されている。画像形成部126において、感光ドラム110は、不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転している。そして、感光ドラム110は、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からの被記録画像信号により変調されたレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。感光ドラム110上に形成された静電潜像は、現像器121により現像されて、トナー像として可視化される。
この感光ドラム110上のトナー像は、後述の記録材選択搬送手段から供給されてくる、選択されたサイズの記録材に、転写帯電器118により転写される。
転写後の感光ドラム110では、クリーニング装置116により残留トナーが清掃される。転写後の未定着トナー像を担持した記録材は転写ベルト130によって後述の定着器141に送られ、加圧、加熱により定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出される。
前記記録材選択搬送手段として、本体100内に上段カセット131、下段カセット132、上段ピックアップローラ133、下段ピックアップローラ134が設けられている。また、本体100に外付けでリフタ151とピックアップローラ152を有するデッキ150が装備されている。
この例では、カセット131、132、デッキ150は、A3サイズ、B4サイズ、LGL(リーガル)サイズの記録材については縦向き搬送態様で収容可能であり、B5サイズ、A5サイズ、LTR(レター)サイズの記録材については横向き搬送態様で収容可能である。そして、A4サイズの記録材については、縦向き搬送態様ででも、横向き搬送態様ででも収容可能に構成されている。
ここで、横向き搬送とは、矩形形状の記録材を、その長辺が搬送方向と直交する姿勢で搬送することを言い、縦向き搬送とは、矩形形状の記録材を、その短辺が搬送方向と直交する姿勢で搬送することをいう。
本実施例では、規格形状はA4サイズである記録材に対し、後述の表示・操作部310等において、A4サイズの記録材が横向き搬送態様に収容されていることを「A4」、縦向き搬送態様に収容されていることを「A4R」として扱っている。
また、搬送方向と直交する方向における記録材のサイズを幅方向のサイズと言うこともある。
そして、操作者が表示・操作部で選択したサイズの記録材が対応するピックアップローラによって画像形成部126に向けて搬送される。
次に、図2に従って、定着器141の構成について述べる。
200は定着部材である定着ベルトであり、ポリイミド等の耐熱性樹脂材料を無端ベルト状に成型したものである。定着ベルト200は定着ベルト駆動ローラ201及び発熱体支持ローラ300によって張架されている。発熱体支持ローラ300の内部には円周方向に沿って複数の発熱体302(定着ニップ部に位置する1本のみ図示)が配列支持されている。そして、選択された記録材のサイズに応じてそのうちの一本が定着ニップに位置決めされて発熱駆動され、この選択された記録材のトナーを定着するヒータとして用いられる。発熱体支持ローラ300及び発熱体302に関しては、図3にて後述する。
定着ベルト駆動ローラ201は定着ベルト駆動モータ204によって駆動され定着ベルト200を回転させる。
205は加圧部材である加圧ローラであり、芯金にシリコンゴム等の弾性層を被覆し、さらにその表層に離型層としてフッ素コート層を被服している。
加圧ローラ205は加圧ローラ駆動モータ206によって回転させられ、対向する位置にある発熱体支持ローラとともに記録材を狭持して、この記録材のトナーを加熱定着する定着ニップを形成している。214と215は定着ベルト駆動モータ204と加圧ローラ駆動モータ206を制御する為のモータ制御部である。
定着ニップに位置決めされた発熱体で加熱された定着ベルト200の表面の温度を検知するため、定着ベルト200と加圧ローラ205の定着ニップの近傍に温度検知素子としてのサーミスタ304が設けられている。サーミスタ304が検知した温度を電気信号として、後述する温度調整制御部305に送り、温度調整制御部305は定着ベルト200の表面温度が定着温度となるように発熱体を制御する。
202はフランジであり、発熱体支持ローラ300に圧入されている。203は発熱体支持ローラ回転モータである。213は発熱体支持ローラ回転位置制御部であり、選択された記録材の幅方向のサイズに対応する長さを有する発熱体を定着ニップ位置に移動させる制御を行っている。
本実施例では、発熱体支持ローラ回転モータ203をステッピングモータとし、フランジ202の軸上のセンサフラグ211を検知して発熱体支持ローラ300の回転位置を検出する位置検知センサ212の入力の変化及び発熱体支持ローラ回転モータ203へと出力するパルス数を用いて、選択された発熱体を定着ニップ部に移動させるように発熱体支持ローラ300を回転移動させる制御を行う。
次に、図3を用いて、本実施例の発熱体支持ローラ300及び発熱体302について述べる。
本実施例においては、発熱体支持ローラ300はアルミニウム材料が用いられており、内部に複数の、記録材搬送方向と直交する方向についての長さの異なる発熱体302A,B,C,D,Eが設けられている。発熱体302A,B,C,D,Eの各々は、それぞれのコネクタ301A,B,C,D,Eを通して各々電力制御部303A,B,C,D,Eと接続しており、電力を供給される。電力制御部303A,B,C,D,Eの各々は、サーミスタ304からの信号のもとで温度調整制御部305によって制御される。
各電力制御部303A,B,C,D,Eには、選択スイッチ部307を介して選択的に電源306からの電力が供給される。また、各電力制御部303A,B,C,D,Eには選択スイッチ部308を介して温度調整制御部305と選択的に接続される。
図3のCPU、ROM、RAMを有する制御回路309は、タッチパネル等の表示・操作部310への操作者の選択操作によって選択された1本の発熱体の電力制御部のみに、電源306の電力と温度調整制御部305の温度調整信号を印加するように選択スイッチ部307、308を制御する。選択されていない発熱体の電力制御部への電力と温度調整信号は、選択スイッチ部307、308によって遮断される。
次に、各発熱体の記録材搬送方向と直交する方向における長さ302a,b,c,d,eについて説明する。本実施例では、発熱体302A,B,C,D,Eはそれぞれ異なる長さで構成されている。
本実施例では、発熱体302Aの長さ302aは、A4サイズ記録材の横向き搬送態様での幅方向の長さであり、かつ、A3サイズ記録材の縦向き搬送態様での幅方向の長さである297mmに、発熱体余裕代としての5mmを加えた、302mmである。
発熱体302Bの長さ302bは、LTR(レター)サイズ記録材の横向き搬送態様での幅方向の長さである279mmに、発熱体余裕代としての5mmを加えた、284mmである。
発熱体302Cの長さ302cは、B5サイズ記録材の横向き搬送態様での幅方向の長さであり、かつ、B4サイズ記録材の縦向き搬送態様での幅方向の長さである257mmに、発熱体余裕代としての5mmを加えた、262mmである。
発熱体302Dの長さ302dは、LGL(リーガル)サイズ記録材の縦向き搬送態様での幅方向の長さである216mmに、発熱体余裕代としての5mmを加えた、221mmである。
発熱体302Eの長さ302eは、A4サイズ記録材の縦向き搬送態様(A4Rサイズ)での幅方向の長さである210mmに、発熱体余裕代としての5mmを加えた、215mmである。
図4は、薄く、幅の狭い板状の発熱体302の断面の形状を示す図である。402は発熱部であり、通電で発熱する電気抵抗体によって構成されている。401、403は絶縁部であり、絶縁部401,403で発熱部402を挟み込む構成となっている。
次に、各発熱体の定着ニップ部への移動制御について説明する。発熱体支持ローラ回転モータ203を回転させ、センサフラグ211が位置検知センサ212を遮光した位置で発熱体302Aが定着ニップ部に位置する。遮光してから発熱体支持ローラ回転モータ203へ10パルス出力した位置で発熱体302Bが定着ニップ部に位置する。また発熱体302Cが定着ニップ部に位置している状況において、発熱体302Eを定着ニップ部に移動させるときは、さらに20パルス出力することによって実現する。逆に発熱体302Aを定着ニップ部に移動させる時は、発熱体支持ローラ回転モータ203を逆回転の方向に20パルス出力することで実現している。以上のように、表示・操作部310への選択入力により、制御回路309が位置検知センサ212の遮光位置からの出力パルスを発熱体支持ローラ回転位置制御部213が管理することによって、選択された発熱体を定着ニップ部に移動させることを可能としている。
選択された発熱体が定着ニップ部に位置した後、制御回路309はこの発熱体に電源306からの電力を供給し、発熱させる。
以上において、画像形成時には操作者が表示・操作部310にて所望サイズの記録材を指定入力する。これにより、制御回路309は、指定された記録材の幅方向の長さに対応する発熱体を定着ニップ部に移動させ、電力を供給する。
サーミスタ304からの信号を用いて、故障判定回路が、後述のように定着ニップ部に位置せしめられた発熱体が故障していないかを判定する。故障していないと判定された場合には、図1で説明したように、選択された記録材がカセット又はデッキのいずれかから送り出されて、この記録材に感光ドラムから未定着トナー像が転写される。そしてこの記録材は、定着器の定着ニップ部を通過してトナー像が定着される。
ここで、本実施例では、画像形成手段によって搬送される記録材に未定着像を形成し、その後、定着器で加熱定着し、排出するまでの一連の動作を画像形成動作とする。
次に、本発明に関わる発熱体支持ローラ上の発熱体のいずれかに故障が発生した場合の装置制御について説明する。
図5に、発熱体支持ローラ300上の発熱体302A,B,C,D,Eのいずれかで故障が発生した場合の動作のフローチャートを示す。なお、発熱体(302A〜302E)の故障検知回路311は、サーミスタ304の検知温度情報を用いて行う。サーミスタ304で検知する温度(定着ニップ部に位置した発熱体の温度に対応している)が、所定時間内に所定温度まで上昇しない場合に、エラーと判断する。この所定時間と所定温度は、個々の装置特性を加味して予め実験的に求めることができる。なお、上記発熱体(302A〜302E)の故障検知方法は、一例であり本発明はこれに限定されず、発熱体にテスト電流を流して断線を検知する等の方法でもよい。
定着ニップ部の発熱体(302A〜302E)で故障を検知すると、制御回路309は、感光ドラムにトナー像を形成するとともにカセット又はデッキから記録材を送出してこれにトナー像を転写する画像形成動作を一旦停止させて、表示・操作部310にエラー表示を行う(S501)。
その後、制限モードに入るかどうかの選択画面を、図6のように表示・操作部310に表示させ、操作者に選択を促す(S502)。ここで、操作者に制限モードへの切り替えを判断させるのは、装置機能の一部を制限した動作であることを、明確に認識してもらうために行う。
制限モードが選択されなかった(図6で「NO」のボタンが押された)場合は、そのまま終了する。
制限モードが選択された(図6で「YES」のボタンが押された)場合、制御回路309は、故障が発生した発熱体(故障発熱体)への選択スイッチ部307、308はオフとして、この故障発熱体の動作を禁止する。加えて、故障が発生していない発熱体(非故障発熱体)への選択スイッチ部307、308はオン可能として非故障発熱体の動作を許可する(S503)。
次に、表示・操作部310で記録材を選択する(S504)。このとき、幅方向のサイズが故障発熱体の長さに対応するサイズの記録材ではなく他のサイズの記録材を選択する。
そして、制御回路309は、選択された記録材の幅方向のサイズに対応する長さを有する非故障発熱体を定着ニップ部に移動させる(S505)。
表示・操作部310の表示手段に、制限モードで動作していることを表示させた後(S506)、制御回路309は、上記非故障発熱体への選択スイッチ部307、308をオンしてこの発熱体を駆動するとともに画像形成動作を再開させる(S507)。これにより、非故障発熱体の長さに対応する幅方向サイズの記録材にトナー像が形成され、定着処理される。
また、表示・操作部310の記録材を選択する表示手段に、故障発熱体に対応する記録材を選択肢表示から外し、非故障発熱体な記録材を選択可能とすることが可能である。その一例を、図6に示す。
図6の表示では、「A4」、「A3」の表示態様は、図1のカセット、デッキのいずれかにそのサイズの記録材は収容されているものの、発熱体302Aが故障したため、選択不可能となったことを示している。また、「A5」、「LTR」、「LGL」は、図1のカセット、デッキにそのサイズの記録材が収容されておらず、その記録材での画像形成はできないことを示している。そして、図6では、「B4」、「B5」、「A4R」の表示態様で示されたサイズの記録材が対応する発熱体は故障しておらず、そのサイズの記録材もカセット、デッキのいずれかに収容されているものとして示されている。
つまり、図6では、「B4」、「B5」、「A4R」のサイズの記録材が選択可能である表示となっている。
(実施例2)
図7に、実施例2におけるフローチャートを示す。なお、発熱体の故障検知については、実施例1と同様である。
また、制限モードを選択した後、故障発熱体の動作を禁止し、非故障発熱体の動作を許可するまでの動作の流れ(S701〜S703)は実施例1と同様である。
非故障発熱体の動作が許可された後、表示・操作部310で、幅方向のサイズが故障発熱体の長さに対応する記録材を、非故障発熱体の長さに対応する記録材に変更可能かを選択する。(S704)。
変更不可の場合は、そのまま終了する。
変更可の場合は、幅方向のサイズが非故障発熱体に対応する記録材のサイズを選択する。(S705)
そして、制御回路309は、選択された記録材の幅方向のサイズに対応する長さを有する非故障発熱体を定着ニップ部に移動させる(S706)。
次に、選択された記録材のサイズに応じて、画像データの倍率を変更するか否かを選択する(S707)。変更する場合は、画像倍率処理手段が、元の画像データを、選択された記録材のサイズに合わせて画像の倍率変更処理を行う(S708)。変更しない場合は、元の画像データのまま次のステップに移る。
表示手段の表示・操作部310に制限モードで動作していることを表示させた後(S709)、制御回路309は上記非故障発熱体への選択スイッチ部307、308をオンしてこの発熱体を駆動するとともに画像形成動作を再開させる(S710)。
(実施例3)
図8に、実施例3におけるフローチャートを示す。なお、発熱体の故障検知については、実施例1と同様である。
また、制限モードを選択した後、故障発熱体の動作を禁止し、非故障発熱体の動作を許可するまでの動作の流れ(S801〜S803)は実施例1と同様である。
非故障発熱体の動作が許可された後、幅方向のサイズが故障発熱体の長さに対応する記録材を、同一面内で90度回転させた態様の記録材がカセット、デッキに存在するか否かを判断する(S804)。つまり、幾何学的形状のサイズは同じであるが、その長辺方向を幅方向とする記録材の替わりにその短辺方向を幅方向とする記録材が存在するか、又は、その短辺方向を幅方向とする記録材の替わりにその長辺方向を幅方向とする記録材が存在するかを判断する。
存在しない場合はそのまま終了する。
存在する場合は、回転後の記録材の形状に合わせて、画像回転処理手段が元の画像データを90度回転処理を行う(S805)。
そして、選択された記録材の幅方向のサイズに対応する非故障発熱体を定着ニップ部に移動させる(S806)。
表示・操作部310に制限モードで動作していることを表示させた後(S807)、制御回路309は上記非故障発熱体への選択スイッチ部307、308をオンしてこの発熱体を駆動するとともに画像形成動作を再開させる(S808)。
(実施例4)
図9に、実施例4におけるフローチャートを示す。なお、発熱体の故障検知については、実施例1と同様である。
また、制限モードを選択した後、故障発熱体の動作を禁止し、非故障発熱体の動作を許可するまでの動作の流れ(S901〜S903)は実施例1と同様である。
非故障発熱体の動作が許可された後、故障発熱体よりも長い非故障発熱体を定着ニップ部に移動させ(S904)、表示手段に制限モードで動作していることを表示させる(S905)。
そして、制御回路309は上記非故障発熱体への選択スイッチ部307、308をオンしてこの発熱体を駆動するとともに画像形成動作を再開させる(S906)。
これにより、故障発熱体に対応するサイズの記録材に対して画像形成動作を行うことが可能となる。
このとき、記録材の幅方向のサイズよりも発熱体の方が長いため、連続して画像形成を行う枚数が多いと、発熱体において記録材が通過しない領域(非通紙領域)の温度が上昇してしまうことがある。
この昇温による影響を最小限に抑えるためには、故障発熱体よりも1サイズ長い非故障発熱体を用いることにより、昇温の影響を最小限に抑える制御を行ってもよい(S1004)。
本実施例において、定着部材として定着ベルトを用いているが、本発明においてはベルトに限るものではなく、スリーブ状などでもよい。
また、本実施例において、発熱体支持ローラを回転させることによって複数の発熱体を移動させているが、定着ニップ部に発熱体を並べて固定する形状でもよい。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に限るものではなく、また、定着する像としてトナー像を用いているが、インクジェット方式などの画像形成装置に用いてもよい。
画像形成装置本体の側断面図。 定着器の概要図。 発熱体に関する構成図。 発熱体の断面図。 実施例1に関する制御フローチャート。 表示手段の表示・操作部300。 実施例2に関する制御フローチャート。 実施例3に関する制御フローチャート。 実施例4に関する制御フローチャート。
符号の説明
100 本体
110 電子写真感光ドラム
120 露光制御部
126 画像形成部
131 上段カセット
132 下段カセット
141 定着器
200 定着ベルト
205 加圧ローラ
300 発熱体支持ローラ
302A,B,C,D,E 発熱体
303A,B,C,D,E 電力制御部
304 サーミスタ
305 温度調整制御部
306 電源
307,308 選択スイッチ部
309 制御回路
310 表示・操作部
401,403 絶縁部
402 発熱部

Claims (6)

  1. 搬送方向と直交する方向におけるサイズが異なる複数の記録材を選択的に搬送する記録材選択搬送手段と、
    搬送される記録材に未定着像を形成する画像形成手段と、
    前記複数の記録材の前記サイズの各々に対応して異なる長さを有する複数の発熱体と、
    選択された記録材に形成された画像を加熱定着するために、前記複数の発熱体のうち、この選択された記録材の前記サイズに対応する長さの発熱体を駆動して発熱させる発熱体選択駆動手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記複数の発熱体のうち、一部の発熱体が故障した場合は、
    この故障発熱体の駆動を禁止するとともに、非故障発熱体の駆動は許容するように前記発熱体選択駆動手段を制御し、且つ、前記サイズが故障発熱体に対応する第1の記録材の搬送を禁止するとともに、前記サイズが非故障発熱体に対応する第2の記録材の搬送は許容するように前記記録材選択搬送手段を制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 選択可能な記録材を選択肢表示する表示手段を有し、
    前記表示手段は、前記第1の記録材を、記録材の選択肢表示から除くことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像データの記録倍率を変更処理する画像倍率処理手段を有し、
    前記第1の記録材に対応する画像データの記録倍率を、前記第2の記録材の大きさに対応するように変更処理するように前記画像倍率処理手段を制御し、
    この記録倍率を変更処理された画像データを用いて前記第2の記録材に画像形成を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画像データを回転処理する画像回転処理手段を有し、
    前記第2の記録材が前記第1の記録材を90度回転させた形状である場合、
    前記第1の記録材に対応する画像データを90度回転処理するように前記画像回転処理手段を制御し、この回転処理された画像データを用いて、前記第2の記録材に画像形成を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 搬送方向と直交する方向におけるサイズが異なる複数の記録材を選択的に搬送する記録材選択搬送手段と、
    搬送される記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記複数の記録材の前記サイズの各々に対応して異なる長さを有する複数の発熱体と、
    選択された記録材に形成された画像を加熱定着するために、前記複数の発熱体のうち、この選択された記録材の前記サイズに対応する長さの発熱体を駆動して発熱させる発熱体選択駆動手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記複数の発熱体のうち一部の発熱体に故障が発生した場合、
    この故障発熱体の駆動を禁止するとともに、非故障発熱体の駆動は許容するように前記発熱体選択駆動手段を制御し、
    前記記録材選択搬送手段が、前記サイズが故障発熱体に対応する記録材を選択搬送する際は、故障発熱体よりも長い非故障発熱体を駆動するように制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記故障発熱体のかわりに、前記故障発熱体よりも1サイズ長さの長い非故障発熱体を駆動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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