JP3445702B2 - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンターなどの電子写真式による画像形成装置
おける、転写されたトナー画像を加熱定着する定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の電子写真式の画像形成装置では、
帯電させた感光体ドラム上に、光学系によって原稿の画
像を結像させて静電潜像を形成し、これにトナーを付着
させてトナー画像とし、用紙上に転写したのち熱定着装
置に送り込み、熱定着装置で、加圧ローラとこれと対を
なす加熱ローラとの間に用紙をはさんで送り、用紙上の
トナーを溶融させ、固定・定着させている。
【0003】このような定着装置では、加熱ローラをト
ナーの溶融温度以上に加熱する必要があり、ヒータで通
常185℃程度に保っているが、不使用時間が長い場合
には、この状態で放置すると、電気の無駄となる。そこ
で、余熱スイッチを設け、このスイッチをオンにした
ら、加熱ローラを100℃程度に下げて保ち、省エネに
努めている。そして、次回に使用する場合は、この10
0℃から185℃に上昇させればよく、通常のウォーミ
ングアップ時間より短い時間で画像形成ができるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように1
00℃程度の温度から使用に必要な185℃に昇温させ
るには、かなりの時間を要するので、使用者が使用した
いときにすぐには使えず、非常に不便を感じ、実際上は
あまり使用されないのが実状であった。本発明は、上記
の事実から考えられたもので、確実に電力の消費を低減
でき、しかも、使用時には待ち時間無しで直ちに使用可
能な画像形成装置の定着装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の画像形成装置の定着装置は、定着ローラの
内部に設けられ、定着ローラの長手方向に対して、用紙
サイズのそれぞれの通紙幅に応じて異なる加熱長さを有
する複数のヒータと、省エネモード時に加熱長さが短い
ヒータに切り替え、省エネモードを解除した時に加熱長
さが長いヒータに切り替える省エネスイッチとを具備し
ている。よって、電力の消費を低減可能な画像形成装置
の定着装置を提供できる。
【0006】また、省エネモード時に省エネスイッチに
より切り替えられたヒータの加熱長さ以上の通紙幅を有
する用紙を収納した給紙トレイからの給紙を禁止するこ
とにより、省エネ時の定着不良を防止できる。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の定着装置の構成を示す
図である。同図において、1は加圧ローラで、2は定着
ローラである。定着ローラ2の内部には、2本のヒータ
3,4が設けられており、これらのいずれか一方に通電
することによって、定着ローラ2が加熱されることにな
る。定着ローラ2の温度は、サーミスタなどを利用した
温度検知手段5により測定される。
【0009】ヒータ3,4は、発熱する部分の長さが異
なっており、小サイズヒータ3で加熱すると、図2
(a)に示すように、定着ローラ2のL1の長さだけ定
着に必要な温度まで加熱でき、大サイズヒータ4で加熱
すると、図2(b)に示すように定着ローラ2のL2の
長さだけ加熱することができる。そして、例えば、L1
がA4縦の通紙幅(A4の短い方の辺の長さ)であれ
ば、これ以下の通紙幅を持ったB5縦、A5横、A5
縦、はがき等を定着できる。これに対し、L2は、もっ
と大きなA3縦の通紙幅となっていて、A4横、B5
横、B4縦等の用紙を定着できる。また、大サイズヒー
タ4の消費電力を800Wとすれば、小サイズヒータ3
の消費電力はこれより小さく、500W程度となる。
【0010】図3は本発明の画像形成装置の全体構成を
示す図であるが、同図に示すように、画像形成装置10
には、複数の給紙トレイ11,12,13があり、それ
ぞれが異なったサイズの用紙を収容している。
【0011】図4は図3の画像形成装置の操作パネルを
示す図である。本発明の操作パネル15には、省エネス
イッチ16が設けられている。この省エネスイッチ16
は、オンの場合は小サイズヒータ3に通電され、オフの
場合は大サイズヒータ4に通電がされるように切り替え
る。
【0012】次に、図1から図4及び図5のフローチャ
ートを用いて本発明の定着装置の作用を説明する。通常
使用時は大サイズヒータ4に電力が供給され、設定温度
(たとえば185℃)を保つようにコントロールされて
いる。省エネキー16がオフの場合は(101)、全サ
イズの用紙についてコピーが可能である(103)。作
業者が省エネキー16をオンにすると(101)、大サ
イズヒータ4への通電は中止され、小サイズヒータ3の
みがオンとなり(105)、それに伴い複数の給紙トレ
イ11,12,13の中で大サイズヒータ4を使用しな
ければ定着できない用紙(A4横、B5横、B4縦等の
用紙)があるかを判断し(107)、無ければ通常のコ
ピーが可能となる(109)。しかし、もし、大サイズ
用紙があれば、そのサイズの用紙の使用を不可とし、作
業者にその旨を知らせるために、操作パネルの表示部1
7(図4)に、例えば、「A3,B4はコピーできませ
ん」といったメッセージを表示する(111)。ただ
し、通紙方向を変更すれば、コピーできる場合がある。
たとえば、A4横を選択した場合はコピー不可である
が、これをA4縦に変更すれば、コピー可能となるの
で、通紙方向の異なる給紙トレイを手動により選択する
(113)。通紙方向の変更でも対応できない場合は、
操作パネル上の省エネキー16を手動によりオフにする
(115)。これによって、大サイズヒータに通電さ
れ、定着ローラが設定温度に達したら、コピー動作可能
となる。
【0013】図6は、本発明の他の定着方法のフローチ
ャートである。図5の定着方法であれば、大サイズの用
紙を選択すると、改めて省エネスイッチ16をオフにし
なければならない。作業者がその画像形成装置の使用法
を充分に理解していれば問題ないが、理解していない
と、なぜコピーできないのか理解できず、適切な対応が
できない場合も生じる。そこで、この図6の実施例で
は、上記の切り替え作業を無くすようにしている。
【0014】すなわち、作業者が操作パネル上で省エネ
キーをオンとし(101)、かつコピー不能な大サイズ
の用紙を選択した場合(117)、自動的に省エネモー
ドを抜けだし(119)、大サイズヒータ4への通電を
開始するようにしたものである。勿論、大サイズを選択
しない場合は、通常どおりのコピーが可能となる(12
1)。
【0015】図7は、本発明の定着方法のまた別の実施
例である。上記の実施例では、作業者が省エネスイッチ
をオンにするまで省エネを図ることができないので、電
力の無駄を生じる。そこで、一定時間不使用状態が続い
た場合には、自動的に省エネスイッチ16がオンになる
ようにした。
【0016】すなわち、省エネキーがオフの場合(20
1)、画像形成装置内のタイマーがスタートし(20
3)不使用時間Tの測定を開始する(205)。不使用
の限度時間を300secとした場合、Tが300se
cを越えたかどうか調べ(207)、越えていれば省エ
ネスイッチをオンにし(209)自動的に省エネを行
う。300sec以下の場合は、なお待機中であるか否
かを調べ(211)、待機中であればタイマーのカウン
トを続け、途中で使用を開始すればタイマのカウンタを
0払いし、不使用状態になるのを待つ(213)。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
定着ローラの内部に設けられ、定着ローラの長手方向に
対して、用紙サイズのそれぞれの通紙幅に応じて異なる
加熱長さを有する複数のヒータと、省エネモード時に加
熱長さが短いヒータに切り替え、省エネモードを解除し
た時に加熱長さが長いヒータに切り替える省エネスイッ
チとを具備している。よって、電力の消費を低減可能な
画像形成装置の定着装置を提供できる。
【0018】また、省エネモード時に省エネスイッチに
より切り替えられたヒータの加熱長さ以上の通紙幅を有
する用紙を収納した給紙トレイからの給紙を禁止するこ
とにより、省エネ時の定着不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の構成を示す図で、(a)は
側面図、(b)は定着ローラの構造を示す断面図であ
る。
【図2】(a),(b)は各ヒータにより加熱される定
着ローラの加熱範囲を示す図である。
【図3】本発明の画像形成装置の全体構成を示す図であ
る。
【図4】画像形成装置の操作パネルを示す図である。
【図5】本発明の定着方法のフローチャートである。
【図6】本発明の別の定着方法のフローチャートであ
る。
【図7】本発明のさらに別の定着方法のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 加圧ローラ 2 定着ローラ 3 ヒータ 4 ヒータ 16 省エネスイッチ L1,L2 加熱長さ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱された定着ローラと加圧ローラとの
    間に用紙を挟んで送り、用紙上のトナー画像を定着させ
    る画像形成装置の定着装置において、 前記定着ローラの内部に設けられ、前記定着ローラの長
    手方向に対して、用紙サイズのそれぞれの通紙幅に応じ
    て異なる加熱長さを有する複数のヒータと、 省エネモード時に加熱長さが短い前記ヒータに切り替
    、省エネモードを解除した時に加熱長さが長い前記ヒ
    ータに切り替える省エネスイッチとを具備することを特
    徴とする画像形成装置の定着装置。
  2. 【請求項2】 省エネモード時に前記省エネスイッチに
    より切り替えられた前記ヒータの加熱長さ以上の通紙幅
    を有する用紙を収納した給紙トレイからの給紙を禁止す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の定着
    装置。
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