JP2009234764A - ベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパー - Google Patents
ベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパー Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】前後端の端部プーリ2,3と、これら両端部プーリ同士間に亘って無端状に巻回された搬送用ベルト6と、両端部プーリ同士間に多数配置されて搬送用ベルトを支持する支持用プーリ5を具備したベルトコンベヤ装置における投入用ホッパー7であって、後端部プーリ2側に配置されて後方に傾斜する後壁体11と、この後壁体から前方に配置されて外側に傾斜する左右の側壁体12とから構成すると共に、左右の側壁体の下端部同士間の開口幅Bを、後端位置(B1)から前端位置(B2)に向かって漸次広くしたものである。
【選択図】図4
Description
従来、このような投入用ホッパーとしては、搬送用ベルト幅に略等しい開口幅を有するものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
後端の端部プーリ側に配置されて後方に傾斜する後壁体と、この後壁体から前方に配置されて外側に傾斜する左右の側壁体とから構成するとともに、
上記左右の側壁体の下端部同士間の後端位置における開口幅を、その前端位置における開口幅よりも狭くしたものである。
且つ前後端部を除いた中間部分に配置される各支持用プーリが、中央の中央プーリ部および左右の側方プーリ部からなる3分割構成にされるとともに、水平に配置される中央プーリ部に対して左右の側方プーリ部を所定傾斜角度でもって上向きに傾斜させて搬送用ベルトの横断面が下方に突出する凹状となるようにされたベルトコンベヤ装置における、上記搬送用ベルトの後端側に配置されて搬送物を搬送用ベルト上に投入するための投入用ホッパーであって、
後端の端部プーリ側に配置されて後方に傾斜する後壁体と、この後壁体から前方に配置されて外側に傾斜する左右の側壁体とから構成し、
上記後壁体を支持用プーリが分割されていない非分割領域に配置するとともに、上記各側壁体を、上記非分割領域並びに支持用プーリが分割された分割領域で且つ側方プーリ部が略水平姿勢から所定傾斜角度までその傾斜角度が順次増加する傾斜増加範囲および側方プーリ部が所定傾斜角度に維持された傾斜一定範囲の始端部に亘って配置し、
さらに上記左右の側壁体の下端部同士間の後端位置における開口幅を、中央プーリ部の幅に略等しくなるようにするとともに、前端位置における開口幅を、支持用プーリの長さに略等しくなるようにしたものである。
以下、本発明の実施の形態に係るベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパーを図面に基づき説明する。
まず、ベルトコンベヤ装置を、図1および図2に基づき簡単に説明する。
詳しく説明すると、水平で且つ1本もの(つまり3分割されないプーリである)の支持用プーリ5は2本(第1支持用プーリ5Aおよび第2支持用プーリ5B)配置され、3分割され且つ側方プーリ部5bの傾斜角度βが増加(15°→20°→25°→30°)するものが4本(第3支持用プーリ5C〜第6支持用プーリ5F)配置され、3分割され且つ側方プーリ部5bが所定傾斜角度α(35°)にされたものが5本(第7支持用プーリ5G〜第11支持用プーリ5K)配置されている。なお、支持用プーリ5が分割されない範囲を非分割領域LAと、3つに分割される範囲を分割領域LBという。
この投入用ホッパー7は、大きく分けて、後端部プーリ2側に配置されて後方に傾斜する後壁体11と、この後壁体11から前方に配置されて左右外側に傾斜する左右の側壁体12と、この両側壁体12の前端部に配置された前壁体13とから構成されている。また、前壁体13の下端面は、図5の仮想線にて示すように、搬送用ベルト6上に山状に載置された搬送物を通過させ得るように、上方に突出するような湾曲面13aに形成されている。なお、後壁体11、側壁体12および前壁体13については、別々に製作したものであってもよく、また一体に製作したものでもよい。
この投入用ホッパー7の概略形状については、上方から、搬送物を投入するための上部投入部7aと、搬送用ベルト6上に搬送物を導くための下部案内部7cと、下部案内部7cと上部投入部7aとの間を接続する中間接続部7bとから構成されている。なお、開口幅(平面視形状である)について述べると、上部投入部7aは搬送物を投入し易いようにその開口幅が広くされ、また下部案内部7cは上述したように後端側から前端側に行くにしたがって広くなるようにされ、また中間接続部7bは、上部投入部7aと下部案内部7cとを接続するために上方から下方に向かって開口幅が順次狭くなるように、つまり傾斜されている。
上記構成において、搬送物、例えば砂利などのバラ物Kを搬送する場合、バケットなどにより投入用ホッパー7にバラ物が投入されると、当然に、後方寄りに投入されることになるが、この後方側では、前方側に比べて、その開口幅が狭くされているため、バラ物による荷重(自重)の一部は、投入用ホッパー7側(特に、左右の側壁体12)にて支持されるため、搬送用ベルト6に作用する(働く)荷重が、従来のように開口幅が搬送用ベルトの略全幅に等しくされた投入用ホッパーに比べてかなり少なくなり、したがってバラ物を投入用ホッパー7から容易に引き出すことができるので、バラ物などの搬送物をスムースに搬送し得る。また、投入用ホッパー7の開口幅を順次変化させているので、全体に狭くしたものに比べて、搬送物の投入量を増やすことができる。つまり、ベルトに作用する荷重を軽減し得るとともに搬送能力についても低下させないベルトコンベヤ装置を提供することができる。
2 前端部プーリ
3 後端部プーリ
5 支持用プーリ
5a 中央プーリ部
5b 側方プーリ部
6 搬送用ベルト
7 投入用ホッパー
11 後壁体
12 側壁体
Claims (3)
- 支持フレームの前後端にそれぞれ設けられた端部プーリと、これら両端部プーリ同士間に亘って無端状に巻回された搬送用ベルトと、上記両端部プーリ同士間で所定間隔おきに配置されて上記搬送用ベルトの往路側を支持する複数の支持用プーリとを具備したベルトコンベヤ装置における、上記搬送用ベルトの後端側に配置されて搬送物を搬送用ベルト上に投入するための投入用ホッパーであって、
後端の端部プーリ側に配置された後壁体と、この後壁体から前方に配置されて外側に傾斜する左右の側壁体とから構成するとともに、
上記左右の側壁体の下端部同士間の後端位置における開口幅を、その前端位置における開口幅よりも狭くしたことを特徴とするベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパー。 - 支持フレームの前後端にそれぞれ設けられた端部プーリと、これら両端部プーリ同士間に亘って無端状に巻回された搬送用ベルトと、上記両端部プーリ同士間で所定間隔おきに配置されて上記搬送用ベルトの往路側を支持する複数の支持用プーリとを具備し、
且つ前後端部を除いた中間部分に配置される各支持用プーリが、中央の中央プーリ部および左右の側方プーリ部からなる3分割構成にされるとともに、水平に配置される中央プーリ部に対して左右の側方プーリ部を所定傾斜角度でもって上向きに傾斜させて搬送用ベルトの横断面が下方に突出する凹状となるようにされたベルトコンベヤ装置における、上記搬送用ベルトの後端側に配置されて搬送物を搬送用ベルト上に投入するための投入用ホッパーであって、
後端の端部プーリ側に配置された後壁体と、この後壁体から前方に配置されて外側に傾斜する左右の側壁体とから構成し、
上記後壁体を支持用プーリが分割されていない非分割領域に配置するとともに、上記各側壁体を、上記非分割領域並びに支持用プーリが分割された分割領域で且つ側方プーリ部が略水平姿勢から所定傾斜角度までその傾斜角度が順次増加する傾斜増加範囲および側方プーリ部が所定傾斜角度に維持された傾斜一定範囲の始端部に亘って配置し、
さらに上記左右の側壁体の下端部同士間の後端位置における開口幅を、中央プーリ部の幅に略等しくなるようにするとともに、前端位置における開口幅を、支持用プーリの長さに略等しくなるようにしたことを特徴とするベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパー。 - 側壁体の下端面を各支持用プーリの上面に沿わせたことを特徴とする請求項2に記載のベルトコンベヤ装置における搬送物投入用ホッパー。
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---|---|---|---|---|
JPS5950924U (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | 日本鉱業株式会社 | 粉粒体の抜き出し装置 |
JPH07285630A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Ishikawajima Materials Handling Equip Co Ltd | 搬送コンベア |
JPH08244984A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ばら物搬送設備の払出し装置 |
JPH11193131A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ベルトフィーダ |
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- 2008-03-28 JP JP2008085102A patent/JP5264243B2/ja active Active
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