JP2009233059A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタや大風量のファンを用いることなく空気を強力に浄化することのできる空気清浄装置を提供する。
【解決手段】 本発明の空気清浄装置を、空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバ1と、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストM1をチャンバ1内に供給する過酸化水素ミスト供給手段2と、遷移金属イオンを含む水溶液を霧化して生成した遷移金属イオンミストM2をチャンバ1内に供給する遷移金属イオンミスト供給手段3と、を具備したものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気清浄装置に関する。
従来の空気清浄装置は、活性炭等を有するフィルタと、このフィルタに空気を通過させるための風圧を生じさせるファンを具備したものが一般的である(特許文献1参照)。このようなフィルタを用いた空気清浄装置においては、空気の清浄能力は、フィルタの性能やファンの風力に大きく依存する。したがって、フィルタが劣化した場合には清浄能力は大幅に低下する。また、清浄能力を向上させるにはファンの風量を大きくする必要があり、風量を大きくした場合には清浄能力は向上するものの騒音が問題となる。
特開2006−230626号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、フィルタや大風量のファンを用いることなく空気を強力に浄化することのできる空気清浄装置を提供することを、課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の空気清浄装置を、空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバ1と、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストM1をチャンバ1内に供給する過酸化水素ミスト供給手段2と、遷移金属イオンを含む水溶液を霧化して生成した遷移金属イオンミストM2をチャンバ1内に供給する遷移金属イオンミスト供給手段3と、を具備したものとする。このようにすることで、チャンバ1内にて過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2とを反応させてヒドロキシラジカルを大量に生成し、この大量のヒドロキシラジカルを用いて空気清浄を行うことができる。したがって、フィルタや大風量のファンを用いることなく空気を強力に浄化することが可能となる。
上記構成の空気清浄装置においては、チャンバ1内に電界を発生させる電界発生手段40と、電界発生手段40によってチャンバ1内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2の少なくとも一方を帯電させる帯電手段41と、を具備することが好適である。このようにすることで、チャンバ1内にて過酸化水素ミストM1や遷移金属イオンミストM2を長時間貯留させることができる。この過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2が順次反応していくことで、チャンバ1内にてヒドロキシラジカルを高効率で生成することが可能となる。
また、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2を異極に帯電させる帯電手段60を具備することも好適である。このようにすることで、チャンバ1内にて過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2を電気的吸引力によって引き合わせ、ヒドロキシラジカルを高効率で生成させることができる。加えて、過酸化水素ミストM1同士、および、遷移金属イオンミストM2同士は反発するので、各ミストM1,M2の凝縮や再結合によるロスを軽減することができる。
また、上記課題を解決するために本発明の空気清浄装置を、空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバ1と、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストM1をチャンバ1内に供給する過酸化水素ミスト供給手段2と、チャンバ1内の過酸化水素ミストM1に紫外線を照射する紫外線照射手段65と、を具備したものとする。このようにすることで、チャンバ1内にて過酸化水素ミストM1を紫外線照射により反応させてヒドロキシラジカルを大量に生成し、この大量のヒドロキシラジカルを用いて空気清浄を行うことができる。したがって、フィルタや大風量のファンを用いることなく空気を強力に浄化することが可能となる。
上記構成の空気清浄装置においては、チャンバ1内に電界を発生させる電界発生手段40と、電界発生手段40によってチャンバ1内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストM1を帯電させる帯電手段41と、を具備することが好適である。このようにすることで、チャンバ1内にて過酸化水素ミストM1を長時間貯留させることができる。この滞留する過酸化水素ミストM1に対して紫外線を照射することで、チャンバ1内にてヒドロキシラジカルを高効率で生成することが可能となる。
また、上記したいずれの空気清浄装置においても、上記過酸化水素ミスト供給手段2は、放電電極26と、放電電極26に水を供給する水供給部28と、放電電極26に対して高電圧を印加する高電圧印加部29と、から成るものであることや、或いは、微細な貫通孔12を有する絶縁スペーサ9の両側に電極を配置した放電部8と、放電部8の電極間に高電圧を印加して貫通孔12内でマイクロプラズマを生じさせる高電圧印加部11と、放電部8の貫通孔12の下流側に水を供給して過酸化水素水を生成する水供給部13と、生成した過酸化水素水を霧化させる霧化手段と、から成るものであることが好適である。このようにすることで、過酸化水素水を外部から供給せずとも過酸化水素ミストM1を継続的に生成することが可能となる。
また、上記したいずれの空気清浄装置においても、チャンバ1内の空気を攪拌させる攪拌機構50を具備することが好適である。このようにすることで、過酸化水素ミストM1等の濃度分布が均一化されるとともに、発生したヒドロキシラジカルが処理対象物質に接触する頻度も上昇し、結果的に高効率での空気清浄が可能となる。
上記したいずれの空気清浄装置においても、処理対象物質の空気中の濃度を検知する濃度検知部55と、濃度検知部55の検知結果に応じて過酸化水素ミストM1の発生量を制御する制御部56と、を具備することが好適である。このようにすることで、処理対象物質の濃度に応じた適切な空気清浄を行うことができる。
請求項1に係る発明は、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストをチャンバ内に供給する過酸化水素ミスト供給手段と、遷移金属イオンを含む水溶液を霧化して生成した遷移金属イオンミストをチャンバ内に供給する遷移金属イオンミスト供給手段とを具備したことで、フィルタや大風量のファンを用いることなく、チャンバ内で大量のヒドロキシラジカルを発生させて強力な空気清浄を行うことができるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、チャンバ内に電界を発生させる電界発生手段と、電界発生手段によってチャンバ内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストと遷移金属イオンミストの少なくとも一方を帯電させる帯電手段とを具備したことで、請求項1に係る発明の効果に加えて、チャンバ内にてヒドロキシラジカルを更に高効率で生成することができるという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、過酸化水素ミストと遷移金属イオンミストを異極に帯電させる帯電手段を具備したことで、請求項1に係る発明の効果に加えて、チャンバ内にてヒドロキシラジカルを更に高効率で生成することができるという効果や、各ミストの凝縮や再結合によるロスが軽減されるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバと、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストをチャンバ内に供給する過酸化水素ミスト供給手段と、チャンバ内の過酸化水素ミストに紫外線を照射する紫外線照射手段とを具備したことで、チャンバ内で大量のヒドロキシラジカルを発生させて強力な空気清浄を行うことができるという効果を奏する。
また請求項5に係る発明は、チャンバ内に電界を発生させる電界発生手段と、電界発生手段によってチャンバ内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストを帯電させる帯電手段とを具備したことで、請求項4に係る発明の効果に加えて、チャンバ内にてヒドロキシラジカルを更に高効率で生成することができるという効果を奏する。
また請求項6に係る発明は、過酸化水素ミスト供給手段が、放電電極と、放電電極に水を供給する水供給部と、放電電極に対して高電圧を印加する高電圧印加部とから成ることで、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、過酸化水素水を外部から供給せずとも過酸化水素ミストを継続的に生成することができるという効果を奏する。
また請求項7に係る発明は、酸化水素ミスト供給手段が、微細な貫通孔を有する絶縁スペーサの両側に金属電極を密着配置した放電部と、放電部の電極間に高電圧を印加して貫通孔内でマイクロプラズマを生じさせる高電圧印加部と、放電部の貫通孔の下流側に水を供給して過酸化水素水を生成する水供給部と、生成した過酸化水素水を霧化させる霧化手段とから成ることで、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、過酸化水素水を外部から供給せずとも過酸化水素ミストを継続的に生成することができるという効果を奏する。
また請求項8に係る発明は、チャンバ内の空気を攪拌させる攪拌機構を具備したことで、請求項1〜7のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、過酸化水素ミスト等の濃度分布が均一化されるとともに、発生したヒドロキシラジカルが処理対象物質に接触する頻度も上昇し、結果的に高効率での空気清浄が可能になるという効果を奏する。
また請求項9に係る発明は、処理対象物質の空気中の濃度を検知する濃度検知部と、濃度検知部の検知結果に応じて過酸化水素ミストの発生量を制御する制御部とを具備したことで、請求項1〜8のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、処理対象物質の濃度に応じた適切な空気清浄を行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態における第1例の空気清浄装置の構成を概略的に示している。
本例の空気清浄装置は、空気導入口1aと空気排出口1bとを両端面に有するチャンバ1と、過酸化水素水を霧化させて過酸化水素ミストM1を生成するとともに該過酸化水素ミストM1をチャンバ1内に噴霧して供給する過酸化水素ミスト供給手段2と、遷移金属イオンを含む水溶液を霧化させて遷移金属イオンミストM2を生成するとともに該遷移金属イオンミストM2をチャンバ1内に噴霧して供給する遷移金属イオンミスト供給手段3と、を具備している。以下においては、各手段について順に詳述する。
チャンバ1の空気導入口1aには、処理対象物質(臭い成分、花粉、菌等)を含む空気をチャンバ1内の導入するための送風装置19が設置してあり、送風装置19によって処理対象物質を含む空気を空気導入口1aから導入した後に、空気排出口1bから排出するようになっている。
過酸化水素ミスト供給手段2としては、図2に示すようなホローカソード型の放電部8を用いて過酸化水素水を生成したうえでこれを霧化する構成の噴霧装置4を用いることや、或いは、図3に示すような帯電微粒子水を生成する静電霧化装置25を用いることが好適である。
まず、過酸化水素ミスト供給手段2として噴霧装置4を用いる場合について、図2に基づいて述べる。この噴霧装置4は、装置全体の外殻を成す本体ケース5の外面に吸入口5aと吐出口5bを開口させ、本体ケース5内に、吸入口5aと吐出口5bを連通する風路20を形成したものである。風路20は、下流側に向かう流路途中にて放電部用風路6と分岐風路21とに分岐している。風路20の上記分岐部分の上流側には送風部7を配置し、上記分岐部分の下流側には放電部8を配置している。送風部7を回転駆動させることで、本体ケース5外の空気を吸入口5aから風路20内に導入する。
放電部用風路6は、放電部8の後述の貫通孔12に連通するものである。また、分岐風路21は、後述の金属電極10に沿って放電部8を迂回した後に吐出口5bに連通するものである。
ホローカソード型の放電部8は、アルミナから成る板状の絶縁スペーサ9の厚み方向の両側にそれぞれ板状の金属電極10を密着配置することで、絶縁スペーサ9を一対の電極で挟持した構造となっている。放電部8の電極を成す金属電極10は高電圧印加部11を介して電気接続させており、両金属電極10間に高電圧が印加されるようになっている。絶縁スペーサ9及び金属電極10にはそれぞれ厚み方向に貫通する貫通孔を同一開口形状で設けており、絶縁スペーサ9と金属電極10の上記密着配置により各貫通孔が連通することで、絶縁スペーサ9及び両側の該金属電極10を厚み方向に一直線状に貫く貫通孔12を形成している。上記貫通孔12の孔径は、数100μm程度とマイクロメータサイズの微小径に設けている。
放電部8の下流側には、水タンクである水供給部13を配置している。この水供給部13は、放電部8の下流側の金属電極10と接するように配置しており、下流側の金属電極10の貫通孔12と、水供給部13の収容空間とを、連通接続させている。
水が収容される水供給部13には、放電部8の貫通孔12内に連通する流入口14と、後述の給路16に連通する流出口15とが設けてある。水供給部13内への水の補給は、ペルチェユニットを用いて生成した結露水を注入する等の適宜の手段により行う。
なお、図示はしていないが、絶縁スペーサ9の厚み方向の片側にだけ金属電極10を配置し、水供給部13を、もう片側の電極として用いることも好適である。つまり、この場合には、水供給部13を設けてある側とは逆側にだけ金属電極10を配置し、絶縁スペーサ9を挟んで位置することになる金属電極10と水供給部13(即ち、水供給部13に収容される水)とを、一対の電極として高電圧印加部11を介して電気接続させる。
更に、水供給部13には、後述するように生成した過酸化水素水を霧化することで過酸化水素ミストM1を生成する霧化手段として、水供給部13内の過酸化水素水を超音波振動により順次霧化する超音波霧化機構を備えている。上記超音波霧化機構は、水供給部13に設けてある流出口15から適量ずつ過酸化水素水が供給される給路16と、給路16上に配置される表面弾性波素子である超音波振動体17とで、その主体を構成している。超音波振動体17は、DC電源18に接続させている。
上記構成から成る噴霧装置4において過酸化水素ミストM1を生成するには、まず、送風部7によって風路20内に外気を導入して放電部8に送風するとともに、高電圧印加部11によって放電部8の金属電極10間に高電圧を印加させる。この高電圧印加により、放電部8の貫通孔12内で放電が開始され、該貫通孔12内の微小空間において、マイクロメータサイズの微小なプラズマ(以下「マイクロプラズマ」という)が高密度で生成される。上記貫通孔12内のマイクロプラズマ放電により、コロナ放電等と比較して非常に高密度でスーパーオキサイドラジカル、ヒドロキシラジカル等の有効成分が生成される。
放電部8に向けて送られた送風は、放電部用風路6を通じて貫通孔12内に導入される。貫通孔12内に導入された送風は、貫通孔12内にて高密度で生成された上記有効成分を、水供給部13内に送り込む。そして、水供給部13内の水中に大量の上記有効成分が速やかに導入されて溶解することで、水供給部13内に過酸化水素が生成される。
なお、放電部8の貫通孔12は数100μm程度と非常に微小径であるため、水供給部13内に充填される水が貫通孔12内に浸入することはない。したがって、放電部分が濡れて放電状態が変化することがないので、上記有効成分は安定的に生成される。
水供給部13内の過酸化水素水は、流出口15を通じて給路16上の超音波振動体17にまで送り込まれたうえで、DC電源18により駆動されて超音波表面弾性波を生じる超音波振動体17の表面上で、微細に霧化される。ここで生じた過酸化水素ミストM1は、分岐風路21を通じて下流側に送り込まれた送風に乗って、吐出口5bから外部に向けて勢いよく噴霧される。
次に、過酸化水素ミスト供給手段2として静電霧化装置25を用いる場合について、図3に基づいて説明する。この静電霧化装置25は、棒状を成す放電電極26と、放電電極26の先端部に対向して位置するリング状の対向電極27と、放電電極26に結露水を供給する水供給部28と、放電電極26と対向電極27との間に高電圧を印加する高電圧印加部29とで、その主体を構成している。
水供給部28は、冷却部30と放熱部31とを有するペルチェユニット32から成る。ペルチェユニット32には複数のペルチェ素子を配列したペルチェ素子配列部33を設けており、このペルチェ素子配列部33の各ペルチェ素子を、冷却制御部34に接続させて通電制御するように設けている。冷却部30は、ペルチェ素子配列部33の冷却側に接続されるものであり、その上面に放電電極26の基端部を接合させている。また、放熱部31は、ペルチェ素子配列部33の放熱側に接続されるものである。
上記構成から成る静電霧化装置25において過酸化水素ミストM1を生成するには、まず、ペルチェ素子配列部33の各ペルチェ素子に通電して冷却部30側および放電電極26を冷却させることで、放電電極26に結露水を生成する。ここで、高電圧印加部29によって放電電極26に高電圧を印加すると、放電電極26の先端部に保持される水が帯電し、所謂レイリー分裂を繰り返しながらナノメータサイズの粒径を含む帯電微粒子水が生成される。
この帯電微粒子水においては、放電により生じたスーパーオキサイドラジカルやヒドロキシラジカルが溶解することで、過酸化水素水が生成されている。つまり、静電霧化装置25で生じる微細な帯電微粒子水は、過酸化水素ミストM1として利用可能である。静電霧化によって生じた過酸化水素ミストM1は、イオン風に乗って対向電極27の中央孔から噴霧される。
次に、遷移金属イオンミスト供給手段3について、図1に基づいて説明する。遷移金属イオンミスト供給手段3は、遷移金属の化合物を固形状で保持してある遷移金属化合物保持部35と、遷移金属化合物保持部35内に水を供給する水供給部36と、遷移金属化合物保持部35内で生じた遷移金属イオン含む水を霧化させて遷移金属イオンミストM2を生成する霧化部37とから成る。ここで用いる遷移金属としては、Fe(鉄)、Cu(銅)、Mn(マンガン)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)等が挙げられる。また、遷移金属化合物は、例えばFeSO(硫化鉄)等である。
水供給部36は、遷移金属化合物保持部35への水の供給量や供給時間を予め設定したものであることが好ましい。これにより、霧化部37に対して、遷移金属イオンミストが一定量だけ溶解した水を安定的に搬送することができる。
霧化部37は、例えば図2に示したような超音波振動体17を用いた霧化機構であってもよいし、圧力や機械的振動等を用いた他の構成の霧化機構あってもよい。霧化部37で生じた遷移金属イオンミストM2は、チャンバ1内に向けて勢いよく噴霧される。
過酸化水素ミストM1や遷移金属イオンミストM2の噴霧量や粒径は特に限定されないが、噴霧量としては、チャンバ1内に結露が生じない程度が好ましい。また、粒径としては、チャンバ1内で蒸発せずに滞留する時間が長くなるように、数nm〜数十μm程度が好ましい。
したがって、上記構成から成る本例の空気清浄装置においては、チャンバ1内に向けて過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2が共に放出され、空気中に処理対象物質が浮遊するチャンバ1の中央部分において、過酸化水素水(H)と遷移金属イオン(例えば、Fe2+)が反応することになる。上記反応により、数1に示すように、非常に反応性の高いヒドロキシラジカル(・OH)を大量に生成する。
Figure 2009233059
生成されたヒドロキシラジカルは、空気中の処理対象物質(臭い成分、花粉、菌等)に速やかに反応し、処理対象物質を分解又は不活性化する。なお、ヒドロキシラジカルは空気中での寿命が非常に短いが、このように過酸化水素ミストM1を基にして、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを発生させるようにすることで、大量のヒドロキシラジカルを用いた強力な空気清浄を行うことができる。
更に、本例の空気清浄装置にあっては、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを高効率で生成するために、チャンバ1内に電界を発生させる電界発生手段40と、電界発生手段40によってチャンバ1内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストM1を帯電させる帯電手段41とを備えている。チャンバ1内の空気の流れとは、送風装置19によってチャンバ1の空気導入口1aから空気排出口1bへと送り込まれる空気の流れ(図中の実線矢印参照)である。
電界発生手段40は、チャンバ1の空気導入口1a近傍に配置される上流側電極部42と、チャンバ1の空気排出口1b近傍に配置される下流側電極部43と、両電極部42,43間に電圧を印加する電圧印加部44とから成る。また、帯電手段41は、針状電極45と、対向電極46と、両電極45,46間に高電圧を印加してコロナ放電を生じさせる電圧印加部47とから成る。
したがって、チャンバ1内に噴霧される過酸化水素ミストM1は、帯電手段41のコロナ放電によって噴霧直後に負極に帯電する。チャンバ1内において、負極に帯電した過酸化水素ミストM1には、電界発生手段40で生じた電界によって上流側に向けて電気的吸引力(図中の点線矢印参照)が働く。つまり、過酸化水素ミストM1には、送風装置19によって受ける風力と逆方向に電気的吸引力が働くため、チャンバ1内の中央部分に長時間滞留することになる。この滞留する過酸化水素ミストM1に対して、上流側から風に乗った遷移金属イオンミストM2が合流して順次反応していくことで、チャンバ1内の中央部分にてヒドロキシラジカルが高効率で生成される。この過酸化水素ミストM1の滞留時間を増大させる効果は、過酸化水素ミストM1の粒径が小さい場合(例えば、数nm〜数十nm程度の場合)に、特に顕著である。
なお、過酸化水素ミスト供給手段2として、図3に示す静電霧化装置25を用いた場合には、過酸化水素ミストM1となる帯電微粒子水は生成時から負極に帯電しているので、図示のようなコロナ放電を生じさせる構成は省略しても構わない。この場合、過酸化水素ミスト供給手段2を成す静電霧化装置25が、帯電手段41を兼ねたものになる。
また、図示例の帯電手段41は過酸化水素ミストM1のみを帯電させているが、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2の少なくとも一方を帯電させる構成であればよい。一方を帯電させる場合には、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2のうち、チャンバ1内において下流側から供給される方のミストを帯電させることが好適である。
更に、本例の空気清浄装置にあっては、チャンバ1内の空気を攪拌させる攪拌機構50を備えている。攪拌機構50は、チャンバ1内にて遷移金属イオンミストM2と過酸化水素ミストM1が合流する箇所の空気(即ち、チャンバ1の中央部分の空気)を主に攪拌させるものである。この攪拌により、遷移金属イオンミストM2と過酸化水素ミストM1の濃度分布が均一化されるとともに、発生したヒドロキシラジカルが処理対象物質に接触する頻度も上昇し、結果的に高効率での空気清浄が可能となる。
更に、本例の空気清浄装置にあっては、処理対象物質の空気中の濃度を検知する濃度センサから成る濃度検知部55と、濃度検知部55の検知結果に応じて過酸化水素ミストM1および遷移金属イオンミストM2の発生量を制御する制御部56とを具備している。濃度検知部55は、処理対象物質である臭い成分、花粉、菌等のうち少なくとも一つの濃度を検知するものであればよい。制御部56は、濃度検知部55で検知される濃度が所定の閾値よりも低い場合には、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2の発生量を減少させるように過酸化水素ミスト供給手段2および遷移金属イオンミスト供給手段3を制御し、また、濃度検知部55で検知される濃度が所定の閾値よりも高い場合には、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2の発生量を減少させるように過酸化水素ミスト供給手段2および遷移金属イオンミスト供給手段3を制御する。
上記した本例の空気清浄装置においては、チャンバ1内にてヒドロキシラジカルを生成させて処理対象物質を処理するので、従来の空気清浄装置のようなフィルタや大風量のファンを用いることなく、空気を強力に浄化することができる。したがって、清浄能力がフィルタの劣化により低下することや、大風量のファンの騒音が問題になることがない。
次に、本発明の実施形態における第2例の空気清掃装置について、図4に基づいて説明する。なお、上記した第1例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
本例の空気清浄装置においては、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを高効率で生成するための手段として、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2を異極に帯電させる帯電手段60を具備している。なお、電界発生手段40については具備していない。
本例の帯電手段60は、過酸化水素ミストM1を負極に帯電させる過酸化水素ミスト帯電手段61と、遷移金属イオンミストM2を正極に帯電させる遷移金属イオンミスト帯電手段62とから成る。両帯電手段61,62は、いずれも第1例の帯電手段41と同様の構成であって、針状電極45と対向電極46と電圧印加部47とから成る。過酸化水素ミスト帯電手段61においては針状電極45が負極となるように電圧を印加し、遷移金属イオンミスト帯電手段62においては針状電極45が正極となるように電圧を印加する。
チャンバ1内に噴霧される過酸化水素ミストM1は、過酸化水素ミスト帯電手段61によって噴霧直後に負極に帯電する。また、チャンバ1内に噴霧される遷移金属イオンミストM2は、遷移金属イオンミスト帯電手段62によって噴霧直後に正極に帯電する。したがって、チャンバ1内において、負極に帯電した過酸化水素ミストM1と正極に帯電した遷移金属イオンミストM2との間には互いに電気的吸引力が働き、チャンバ1の中央部分において順次反応することでヒドロキシラジカルが高効率で生成される。なお、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2の帯電は正負が逆であってもよい。
次に、本発明の実施形態における第3例の空気清掃装置について、図5に基づいて説明する。なお、上記した第1例および第2例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、第1例および第2例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
本例の空気清浄装置においては、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを高効率で生成するための手段として、第1例で上記した手段と第2例で上記した手段とを組み合わせている。つまり、本例では、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2を異極に帯電させる帯電手段60と、過酸化水素ミストM1と遷移金属イオンミストM2のうちチャンバ1内において下流側から供給される方のミスト(即ち、過酸化水素ミストM1)に対してチャンバ1内の空気の流れとは逆方向の電気的吸引力を与える電界発生手段40とを備えている。本例では、過酸化水素ミストM1を負極に、遷移金属イオンミストM2を正極に帯電させる。
したがって、本例の空気清浄装置においては、チャンバ1内に噴霧されて負極に帯電した過酸化水素ミストM1は、電界発生手段40で生じた電界により働く電気的吸引力によって、チャンバ1内の中央部分に長時間滞留する。そして、この過酸化水素ミストM1に対して、風圧および電気的吸引力によって上流側から運ばれる遷移金属イオンミストM2が合流して順次反応していくことで、チャンバ1内の中央部分にてヒドロキシラジカルが高効率で生成される。
次に、本発明の実施形態における第4例の空気清掃装置について、図6に基づいて説明する。なお、上記した第1例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
本例の空気清浄装置においては、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを高効率で生成するための手段として、チャンバ1内の過酸化水素ミストM1に対して紫外線を照射する紫外線照射手段65を具備している。なお、遷移金属イオンミスト供給手段3については具備していないが、具備していてもよい。
紫外線照射手段65は、チャンバ1の外壁に設けた照射窓66と、照射窓66を通じてチャンバ1の中央部分に対して紫外線を照射するようにチャンバ1外に設置した紫外線ランプ67と、紫外線ランプ67への電力供給を制御する照射制御部68とから成る。
上記構成から成る本例の空気清浄装置においては、チャンバ1内に向けて過酸化水素ミストM1が放出されるとともに、この過酸化水素ミストM1に向けて紫外線が照射される。そして、空気中に処理対象物質が浮遊するチャンバ1の中央部分において、紫外線を照射された過酸化水素ミストM1は、数2に示すように、非常に反応性の高いヒドロキシラジカルを生成する。ヒドロキシラジカルは寿命が非常に短いが、このように過酸化水素ミストM1を基に、チャンバ1の中央部分でヒドロキシラジカルを発生させるようにすることで、強力な空気清浄を行うことができる。
Figure 2009233059
なお、本例の空気清浄装置においても、チャンバ1内に電界を発生させる電界発生手段40と、電界発生手段40によってチャンバ1内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストM1を帯電させる帯電手段41とを備えている。
チャンバ1内において、負極に帯電した過酸化水素ミストM1には、電界発生手段40で生じた電界によって上流側に向けて電気的吸引力が働く。つまり、過酸化水素ミストM1には、送風装置19によって受ける風力と逆方向に電気的吸引力が働くため、チャンバ1内の中央部分に長時間滞留する。この中央部分で滞留する過酸化水素ミストM1に対して、照射窓66を通じて外部から紫外線を照射することで、チャンバ1内の中央部分にてヒドロキシラジカルが高効率で生成される。
また、上記した各例の空気清浄装置においては、チャンバ1内の気流を更に積極的に制御するための図示しない気流発生部を備えておくことも好適である。具体的には、チャンバ1内に複数の処理対象物質感知センサや過酸化水素センサを設けるとともに、複数のファン等から成る気流発生部を配置しておくことで、センサの検知結果に基づいて気流を制御して処理効率を上げることができる。例えば、第4例の空気清浄装置のように紫外線照射によりラジカルを発生させる構成であれば、気流制御によって過酸化水素ミストM1が紫外線照射範囲に長時間滞留した後に処理対象物質と混合するように気流制御することが望ましい。
本発明の実施形態における第1例の空気清浄装置の概略図である。 同上の空気清浄装置に備える過酸化水素ミスト供給手段の一例である。 同上の空気清浄装置に備える過酸化水素ミスト供給手段の他例である。 本発明の実施形態における第2例の空気清浄装置の概略図である。 本発明の実施形態における第3例の空気清浄装置の概略図である。 本発明の実施形態における第4例の空気清浄装置の概略図である。
符号の説明
1 チャンバ
2 過酸化水素ミスト供給手段
3 遷移金属イオンミスト供給手段
8 放電部
9 絶縁スペーサ
11 高電圧印加部
12 貫通孔
13 水供給部
26 放電電極
27 対向電極
28 水供給部
29 高電圧印加部
40 電界発生手段
41 帯電手段
50 攪拌機構
55 濃度検知部
56 制御部
60 帯電手段
65 紫外線照射手段
M1 過酸化水素ミスト
M2 遷移金属イオンミスト

Claims (9)

  1. 空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバと、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストをチャンバ内に供給する過酸化水素ミスト供給手段と、遷移金属イオンを含む水溶液を霧化して生成した遷移金属イオンミストをチャンバ内に供給する遷移金属イオンミスト供給手段と、を具備することを特徴とする空気清浄装置。
  2. チャンバ内に電界を発生させる電界発生手段と、電界発生手段によってチャンバ内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストと遷移金属イオンミストの少なくとも一方を帯電させる帯電手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 過酸化水素ミストと遷移金属イオンミストを異極に帯電させる帯電手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  4. 空気中の処理対象物質を導入した後に排出するチャンバと、過酸化水素水を霧化させて生成した過酸化水素ミストをチャンバ内に供給する過酸化水素ミスト供給手段と、チャンバ内の過酸化水素ミストに紫外線を照射する紫外線照射手段と、を具備することを特徴とする空気清浄装置。
  5. チャンバ内に電界を発生させる電界発生手段と、電界発生手段によってチャンバ内の空気の流れ方向とは逆方向の電気的吸引力を受けるように過酸化水素ミストを帯電させる帯電手段と、を具備することを特徴とする請求項4に記載の空気清浄装置。
  6. 上記過酸化水素ミスト供給手段は、放電電極と、放電電極に水を供給する水供給部と、放電電極に対して高電圧を印加する高電圧印加部と、から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気清浄装置。
  7. 上記過酸化水素ミスト供給手段は、微細な貫通孔を有する絶縁スペーサの両側に電極を配置した放電部と、放電部の電極間に高電圧を印加して貫通孔内でマイクロプラズマを生じさせる高電圧印加部と、放電部の貫通孔の下流側に水を供給して過酸化水素水を生成する水供給部と、生成した過酸化水素水を霧化させる霧化手段と、から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気清浄装置。
  8. チャンバ内の空気を攪拌させる攪拌機構を具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の空気清浄装置。
  9. 処理対象物質の空気中の濃度を検知する濃度検知部と、濃度検知部の検知結果に応じて過酸化水素ミストの発生量を制御する制御部と、を具備することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の空気清浄装置。

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