JP2009232315A - 放送受信装置及び記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分に対応する代替データを、欠損した位置を再生するまでに取得することができる放送受信装置及び記録再生方法を提供する。
【解決手段】欠損データ取得部17が、放送データの欠損した位置を監視すると共に、放送データが欠損した位置を検知した場合に、その欠損位置を再生するまでに、現時点の再生位置、放送データの欠損位置及び代替データの情報に基づいて決定された代替データを取得する。これにより、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分を、その再生開始までに取得することができ、取得した代替データを欠損位置に割り当てることで欠損位置での再生が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送データを受信して記録・再生する放送受信装置及び記録再生方法に関する。
従来、DVDレコーダ等の録画装置をはじめとする放送データを受信して記録する放送受信装置には、放送データの記録中に受信状態が悪化したときにデータの記録を停止すると共に、記録できなかったデータを他の放送データで補充する機能を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−229794号公報
しかしながら、従来の放送受信装置は、タイムシフト再生(所謂“追っかけ再生”)を行っているときのデータ補充についてまでは考慮されていないため、タイムシフト再生中にネットワーク等からデータを補充するようにしたとしても、欠損データ発生箇所の開始時までに補充データの取得が間に合わなくなる虞がある。ここで、タイムシフト再生とは、受信中の放送データの録画と再生を同時に行う機能のことである。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分に対応する代替データを、欠損した位置を再生するまでに取得することができる放送受信装置及び記録再生方法を提供することを目的とする。
本発明の放送受信装置は、放送データを受信する受信手段と、前記放送データを記録する記録手段と、前記記録手段に記録中の前記放送データを読み出して再生する再生手段と、を備えた放送受信装置であって、前記放送データの欠損した位置を監視する監視手段と、前記放送データに対応付けられた代替データの情報を取得する代替データ情報取得手段と、前記再生手段が前記欠損した位置を再生するまでに、前記再生手段の再生位置、前記欠損した位置及び前記代替データの情報に基づいて決定された前記代替データを取得する取得手段と、を有する。
上記構成によれば、放送データの欠損した位置を監視すると共に、放送データが欠損した位置を検知した場合に、その欠損位置を再生するまでに、現時点の再生位置、放送データの欠損位置及び代替データの情報に基づいて決定された代替データを取得する。したがって、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分を、その再生開始までに取得することができ、取得した代替データを欠損位置に割り当てることで欠損位置での再生が可能となる。
また、上記構成において、前記監視手段は、前記受信手段で受信した前記放送データに欠損が有るか否かを判定し、欠損した位置を特定する。
上記構成によれば、欠損した放送データの位置を特定することができる。
また、上記構成において、前記代替データは、前記放送データより低いレートを有している。
上記構成によれば、現在の再生位置と放送データの欠損位置との差に応じたレートの代替データを取得することができる。
また、上記構成において、前記代替データの情報は、前記代替データのレート、データ量の情報を含む。
上記構成によれば、代替データのレート、データ量の情報により、最適な代替データを取得することができる。
また、上記構成において、前記再生位置が前記放送データの欠損した位置に到達する到達時間を予測する予測手段を更に有する。
上記構成によれば、再生位置が欠損位置に到達する到達時間を予測するので、最適な代替データを取得することができる。
また、上記構成において、前記予測手段は、前記再生手段の再生速度に基づき前記到達時間を予測する。
上記構成によれば、再生速度に基づいて到達時間を予測することができる。
また、上記構成において、前記予測手段は、所定の条件に相当する期間をスキップして前記到達時間を予測する。
上記構成によれば、所定の条件(コマーシャルなど)に合致する期間をスキップして到達時間を予測することができる。
また、上記構成において、取得した前記代替データのフォーマットを時間情報と対にして記憶するフォーマット記憶手段を更に有する。
上記構成によれば、取得した代替データのフォーマットを記憶することができる。
また、上記構成において、前記再生手段は、前記フォーマット記憶手段の記憶内容に従って再生方式を切り替えて前記代替データを再生する。
上記構成によれば、フォーマット記憶手段に記憶されたフォーマットに従って再生方式を切替えて代替データを再生することができる。
本発明の記録再生方法は、放送データを受信する受信工程と、前記放送データを記録する記録工程と、前記記録工程で記録中の前記放送データを読み出して再生する再生工程と、を備えた記録再生方法であって、前記放送データの欠損した位置を監視する監視工程と、前記放送データに対応付けられた代替データの情報を取得する代替データ情報取得工程と、前記再生工程で前記欠損した位置を再生するまでに、前記再生工程での再生位置、前記欠損した位置及び前記代替データの情報に基づいて決定された前記代替データを取得する取得工程と、を有する。
上記方法によれば、放送データの欠損した位置を監視すると共に、放送データが欠損した位置を検知した場合に、その欠損位置を再生するまでに、現時点の再生位置、放送データの欠損位置及び代替データの情報に基づいて決定された代替データを取得する。したがって、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分を、その再生開始までに取得することができ、取得した代替データを欠損位置に割り当てることで欠損位置での再生が可能となる。
本発明によれば、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分に対応する代替データを、欠損した位置を再生するまでに取得することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の携帯端末1は、ワンセグ放送(地上デジタルテレビ放送の移動体向けの放送サービス)を受信して記録再生可能な放送受信装置に相当するものであり、放送アンテナ10、チューナ部11、多重化分離部12、入力装置13、通信処理部14、通信アンテナ15、タイマ部16、欠損データ取得部17、欠損データ記憶メモリ18、録画データ再生処理部19、録画処理部20、録画記憶装置21、映像処理部22、ディスプレイ23、音声処理部24、スピーカ25及び制御部26を有する。
チューナ部11は、放送アンテナ10を介して受信したチャンネルの信号を中間周波信号(IF信号)に変換し、更にIF信号からデジタル信号(TS:トランスポートストリーム)を取り出して出力する。多重化分離部12は、チューナ部11から出力されたTSから必要なデータを抜き出す。入力装置13は、操作キーなどの携帯端末1を操作するための各種信号を入力する。通信処理部14は、ネットワーク網60にアクセスして外部機器(例えば後述する録画再生装置30、コンテンツサーバ50)との間で双方向通信を行う。なお、ネットワーク網はiモード(登録商標)などの専用ネットワーク網や、無線LANやインターネットなどを含む汎用ネットワーク網など、どのような形態でも構わない。なお、通信手段は、携帯電話固有の通信手法や無線LAN、有線LAN、赤外線やブルートゥース等を用いても良く、無線による通信手法を用いる場合、通信処理部14は無線機能を有する。通信アンテナ15は通信処理部14で使用されるアンテナである。タイマ部16は、時間の管理に使用されるものであり、制御部26に時間情報を入力する。
欠損データ取得部17は、録画データ再生処理部19が欠損した位置を再生するまでに、録画データ再生処理部19の再生位置、データが欠損した位置及び代替データの情報に基づいて決定された代替データを取得する。なお、携帯端末1においては、主に圏外となったときにデータの欠損が生ずる。欠損データ取得部17の詳細な構成は後述する。欠損データ記憶メモリ18は、何処から何処までデータが欠損したかを記録する。なお、欠損データ記録メモリ18を録画記憶装置21に設けても良い。
録画データ再生処理部19は、録画記憶装置21に記憶された放送データの再生処理を行う。また、データに欠損が生じて、欠損データ取得部17で代替データが取得された場合、データの再生中にデータ欠損位置に至るまでに代替データを再生して補完する。代替データは、データ欠損が生じた数分だけ有り、録画データ再生処理部19は、データの再生中にデータ欠損位置に至るまでにその欠損位置にて補完された代替データを再生する。
録画処理部20は、データを録画するための処理を行う。録画記憶装置21は、ハードディスク等の大容量記憶装置を有し、データを記憶する。映像処理部22は、録画データ再生処理部19で再生された映像データをディスプレイ23に入力可能な映像信号に変換する。音声処理部24は、録画データ再生処理部19で再生された音声データをスピーカ25に入力可能なアナログの音声信号に変換する。制御部26は、主にマイクロコンピュータで構成され、携帯端末1の各部を制御する。
図2は、欠損データ取得部17の概略構成を示すブロック図である。同図において、欠損データ取得部17は、通信レート検知部171、代替データ情報取得部172、放送レート検知部173、映像レート検知部174、音声レート検知部175、欠損データ監視部176、タイムシフト再生追いつき時間予測部177、取得代替データ種別判断部178、代替データ取得部179、代替データマージ部180、代替データフォーマット記録テーブル181及び代替データ情報記録部182を有する。
通信レート検知部171は、現在の通信レートを検知する。代替データ情報取得部172は、代替データのフォーマット、データ量などを取得する。放送レート検知部173は、現在録画しているデータの放送レートを検知する。映像レート検知部174は、現在再生している映像レートを検知する。音声レート検知部175は、現在再生している音声レートを検知する。
欠損データ監視部176は、データの何処が欠損したかを監視する。タイムシフト再生追いつき時間予測部177は、タイムシフト再生が欠損位置まであと何秒で追いつくかを予測する。すなわち、放送データの欠損位置と現在の再生位置との差と再生速度により追いつき時間を予測する。なお、追いつき時間を予測する際に、圏外発生頻度、自動スキップ時間、ユーザによる再生スキップ頻度を考慮することも可能である。取得代替データ種別判断部178は、“音声のみ”、“映像のみ”、“映像及び音声”、“映像、音声及びデータ放送”、“放送データ”の各代替データの種別を判断する。なお代替データは、各種別ごとに、圧縮方式や圧縮レートを変更するなどして、更に細分化してもよい。例えば、“映像のみ”の場合、圧縮方式としてMPEG−2とH.264とを用意しておいたり、更に圧縮レートを上げたものを用意しておいてもよい。その場合はデータ種別として圧縮方式や圧縮レートが追加される。以降、代替データに“音声データのみ”、映像データ及び音声データ”、“映像データ、音声データ及びデータ放送”、“放送データ”を用いた場合を例に説明を行うが、上記のように本種別を更に細分化し圧縮方式や圧縮レートを追加してもよい。
代替データ取得部179は、前述した代替データを取得する。代替データマージ部180は、データの欠損部分を代替データで補完する処理を行う。代替データフォーマット記録テーブル181は、代替データのフォーマットを時間情報と対にして記録するテーブルである。なお、“音声データのみ”、“映像データ及び音声データ”、“映像データ、音声データ及びデータ放送”、“放送データ”の各代替データは独自のフォーマットになるので、それぞれのフォーマットを時間情報と対にして記録する。代替データ情報記録部182は、代替データフォーマット記録テーブル181に代替データのフォーマットを時間情報と対にして記録する。上記録画データ再生処理部19(図1参照)は、代替データフォーマット記録テーブル181の記録内容に従って再生方式を切り替えて代替データの再生を行う。
なお、放送アンテナ10、チューナ部11及び多重化分離部12は受信手段を構成する。また、録画処理部20及び録画記憶装置21は記録手段を構成する。録画データ再生処理部19は再生手段に対応する。また、欠損データ監視部176は監視手段に対応する。また、代替データ情報取得部172は代替データ情報取得手段に対応する。また、代替データ取得部179は取得手段に対応する。また、タイムシフト再生追いつき時間予測部177は予測手段に対応する。また、代替データフォーマット記録テーブル181はフォーマット記憶手段に対応する。
次に、図3は、上述した携帯端末1が代替データを取得する元である録画再生装置30及びコンテンツサーバ50のそれぞれの概略構成を示すブロック図である。携帯端末1は、録画再生装置30及びコンテンツサーバ50の少なくとも1つから代替データを取得する。図3において、録画再生装置30は、例えば家庭にあるDVDレコーダのような機器であり、放送アンテナ31、チューナ部32、多重化分離部33、入力装置34、通信処理部35、タイマ部36、録画記憶装置37、録画処理部38及び制御部39を有する。
チューナ部32は、放送アンテナ31を介して受信したチャンネルの信号を中間周波信号(IF信号)に変換し、更にIF信号からデジタル信号(TS)を取り出して出力する。多重化分離部33は、チューナ部32から出力されたTSから必要なデータを抜き出す。入力装置34は、操作キーなどの装置を操作するための情報を入力する。通信処理部35は、モデム等の有線でインターネット等のネットワーク網60に接続する通信機器を有し、ネットワーク網60に接続された機器との間で双方向通信を行う。本実施の形態では、ネットワーク網60を介して携帯端末1と双方向通信を行う。なお、モデム等の有線でネットワーク網60に接続する通信機器の他に、赤外線やブルートゥース等を用いても良く、これらを用いる場合、通信処理部35は無線機能を有する。
タイマ部36は、時間の管理に使用されるものであり、制御部39に時間情報を入力する。録画記憶装置37は、放送データ記憶部37Aと代替データ記憶部37Bを有し、放送データ記憶部37Aはチューナ部32で受信された放送データを記憶し、代替データ記憶部37Bは複数種類の代替データを記憶する。代替データ記憶部37Bに記憶される代替データは、放送データ記憶部37Aに記憶される放送データと1対1で対応している。但し、“音声データのみ”、“映像データ及び音声データ”、“映像データ、音声データ及びデータ放送”、“放送データ”の各データでフォーマットが異なる。
録画処理部38は、代替データを録画するためにデータ量(通信量)が下がるようにデータを圧縮したり、フォーマットを変えたりする。制御部39は、主にマイクロコンピュータで構成され、装置各部を制御する。
コンテンツサーバ50は、放送局又はプロバイダが有するものであり、通信処理部51、録画記憶装置52及び制御部53を有する。通信処理部51は、モデム等の有線でインターネット等のネットワーク網60に接続する通信機器を有し、ネットワーク網60に接続された機器との間で双方向通信を行う。本実施の形態では、ネットワーク網60を介して携帯端末1と双方向通信を行う。なお、モデム等の有線でネットワーク網60に接続する通信機器の他に、赤外線やブルートゥース等を用いても良く、これらを用いる場合、通信処理部51は無線機能を有する。
録画記憶装置52は、放送データ記憶部52Aと代替データ記憶部52Bを有し、放送データ記憶部52Aは放送データを記憶し、代替データ記憶部52Bは複数種類の代替データを記憶する。代替データ記憶部52Bに記憶される代替データは、放送データ記憶部52Aに記憶される放送データと1対1で対応している。但し、“音声データのみ”、“映像データ及び音声データ”、“映像データ、音声データ及びデータ放送”、“放送データ”の各データでフォーマットが異なる。
次に、上記携帯端末1の動作を説明する。まず図4を参照して追いつき時間予測について説明する。同図において、各時刻は以下の通りである。
:現在の録画位置(時刻)
:現在の再生位置(時刻)
rs:録画開始位置(時刻)
:tに最も近い欠損データの位置
(a)、(b)に示すように、録画開始からtが経過して行く。そして、(c)に示すように、所定時間後から追いかけ再生を開始する。このときtで示す位置に最初の欠損が発生したとすると、(d)に示すように、追いかけ再生することで現在の再生位置tが欠損の発生した位置tに近づいて行く。このとき追いつき予想時間は、
(t−t)/再生速度 …(1)
で求めることができる。
また、欠損データ量は、
(t〜tまでの欠損時間)×放送波のデータレート …(2)
で求めることができる。
次に、図5に示すフローチャートを参照して携帯端末1の欠損データ取得部17と制御部26の動作を説明する。同図において、動作を開始すると、まず欠損データ取得終了要求が有るかどうか欠損データ取得部17が判定する(ステップST10)。この欠損データ取得終了要求は制御部26から与えられる。欠損データ取得終了要求が制御部26から与えられると、欠損データ取得部17は動作を終了する。欠損データ取得終了要求が与えられない場合は、欠損データ取得部17は、データ欠損が有るかどうか判定し(ステップST11)、データ欠損が無い場合は代替データが有るかどうか判定する(ステップST12)。データ欠損が有る場合は、制御部26がタイムシフト再生中かどうか判定する(ステップST13)。
ステップST12において、代替データが無い場合はステップST10に戻り、代替データが有る場合は欠損データ取得部17が放送データを取得する(ステップST14)。なお、欠損データが有るかどうかの判定は例えば1秒〜2秒周期で行われる。放送データを取得した後、欠損データ取得部17はデータ代替処理を行い(ステップST15)、次いで、取得箇所、フォーマットを記録する(ステップST16)。ステップST15及びステップST16はデータ欠損が無い場合(すなわちステップST11、ステップST12、ステップST14の経路で進む場合)は行う必要が無いので何もせず通過するのみである。ステップST16の処理を通過した後、ステップST10に戻る。
また、データ欠損が有る場合(ステップST11の判定で「Yes」の場合)で、タイムシフト再生中で無い場合(ステップST13の判定で「No」の場合)は、欠損データ取得部17はステップST17で放送データの取得を行い、ステップST15のデータ代替処理及びステップST16の取得箇所、フォーマットの記録処理を行う。
一方、タイムシフト再生中である場合(ステップST13の判定で「Yes」の場合)、欠損データ取得部17はタイムシフト時データ取得処理を行う(ステップST18)。すなわち、代替データの取得を行う。このタイムシフト時データ取得処理の詳細は後述する。代替データを取得した後、欠損データ取得部17はステップST15でデータ代替処理を行う。そして、ステップST16で取得箇所とフォーマットを記録する。すなわち、欠損データ補完処理のために時間情報とフォーマットをテーブル化する。
(タイムシフト時データ取得処理)
図6は、タイムシフト時データ取得処理を示すフローチャートである。同図において、まず取得代替データ種別判別部178が代替データの種別を取得する(ステップST181)。代替データの種別は、“音声のみ”、“映像及び音声”、“映像、音声及びデータ放送”、“放送データ”である。代替データの種別を取得した後、代替データ情報取得部172〜音声レート検知部175がレート検出処理を行う(ステップST182)。
レート検出処理を行った後、タイムシフト再生追いつき時間予測部177が追いつき時間を予測する(ステップST183)。追いつき予想時間は前述した(1)式に従って求める。追いつき時間予測処理を行った後、通信レート検知部171が現在の通信レートを取得する(ステップST184)。次いで、取得代替データ種別判別部178がダウンロード可能データ量の計算を行う(ステップST185)。ダウンロード可能データ量は、ステップST183の処理で取得した追いつき時間予測値とステップST184の処理で取得した通信レートから求める。例えば、追いつき予測時間が10秒であったときに、現在の通信レートからどれ位の量のデータをダウンロードできるか計算する。
ダウンロード可能データ量を求めた後、代替データを放送データで取得可能かどうか判定する(ステップST186)。この判定は、取得代替データ種別判断部178が行う。放送データで取得可能であれば、代替データ取得部179が録画再生装置30又はコンテンツサーバ50から放送データを取得する(ステップST187)。これに対して、放送データで取得不可能であれば、映像と音声とデータ放送の取得が可能か否かを判定する(ステップST188)。この判定も、取得代替データ種別判断部178が行う。
映像と音声とデータ放送の取得が可能であれば、代替データ取得部179が録画再生装置30又はコンテンツサーバ50から映像と音声とデータ放送を取得する(ステップST189)。これに対して、映像と音声とデータ放送の取得が不可能であれば、映像と音声の取得が可能か否かを判定する(ステップST190)。この判定も、取得代替データ種別判断部178が行う。映像と音声の取得が可能であれば、代替データ取得部179が録画再生装置30又はコンテンツサーバ50から映像と音声を取得し(ステップST191)、映像と音声の取得が不可能であれば音声のみ取得する(ステップST192)。ステップST187、ステップST189、ステップST191又はステップST192の処理を行った後、タイムシフト時データ取得処理を終了する。
(レート検出処理)
図7は、レート検出処理を示すフローチャートである。同図において、放送レート検出処理(ステップST1821)、映像レート検出処理(ステップST1822)、音声レート検出処理(ステップST1823)、代替データレート検出処理(ステップST1824)を順次行う。放送レート検出処理は放送レート検知部173で行われ、映像レート検出処理は映像レート検知部174で行われ、音声レート検出処理は音声レート検知部175で行われ、代替データレート検出処理は代替データ情報取得部172で行われる。
(タイムシフト再生処理)
図8は、録画データ再生処理部19のタイムシフト再生処理を示すフローチャートである。同図において、まず代替データフォーマット記録テーブル(図2に示す代替データフォーマット記録テーブル181)からデータフォーマットと時間が対になった情報を制御部26が取得する(ステップST20)。次いで、制御部26は代替データフォーマット記録テーブルから取得した情報から再生フォーマット変化点が有るか否かを判定する(ステップST21)。すなわち、フォーマットが変化している点が有るかどうか判定する。例えば、“放送データ”から“映像と音声とデータ放送”に変化している点が有るかどうか判定する。
再生フォーマット変化点が有る場合、録画データ再生処理部19は再生方式を切替える(ステップST22)。そして、録画データ再生処理部19は切替えた再生方式で再生を開始する(ステップST23)。再生を開始した後、ユーザ操作による再生終了要求が有るか否かを制御部26が判定し(ステップST24)、再生終了要求が無ければステップST20に戻り、再生要求が有れば録画データ再生処理部19は再生を停止し(ステップST25)、本処理を終える。一方、ステップST21の判定において、再生フォーマット変化点が無い場合は、ステップST22及びステップST23をスキップしてステップST24に移行する。
このように本実施の形態の携帯端末1によれば、欠損データ監視部176が、放送データの何処が欠損したかを監視し、放送データが欠損した位置を検知した場合に、タイムシフト再生追いつき時間予測部177が、当該欠損位置を再生するまでにあと何秒で追いつくかを予測し、取得代替データ種別判断部178が、タイムシフト再生追いつき時間予測部177が予測した時間と、通信レート検知部171が検知した現在の通信レートと、代替データ情報取得部172が取得した代替データのフォーマット及びデータ量等と、放送レート検知部173が検知した現在録画しているデータの放送レートと、映像レート検知部174が検知した現在再生している映像レートと、音声レート検知部175が検知した現在再生している音声レートとを基に、“音声のみ”、“映像と音声”、“映像と音声とデータ放送”、“放送データ”の種別を判断し、代替データ取得部179が、取得代替データ種別判断部178が判断した種別に基づいて代替データを取得し、代替データマージ部180が、代替データ取得部179で取得された代替データで欠損位置を補完する。したがって、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分に対応する代替データを、欠損した位置を再生するまでに取得して補完することができる。
本発明は、タイムシフト再生中にデータ欠損が生じて録画できなかった部分に対応する代替データを、欠損した位置を再生するまでに取得することができるといった効果を有し、ワンセグ放送を受信して記録再生可能な携帯端末等の放送受信装置への適用が可能である。
本発明の一実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図 図1の携帯端末の欠損データ取得部の概略構成を示すブロック図 図1の携帯端末の代替データ取得元である録画再生装置及びコンテンツサーバのそれぞれの概略構成を示すブロック図 図1の携帯端末の追いつき時間予測を説明するための図 図1の携帯端末の欠損データ取得部の動作を説明するためのフローチャート 図1の携帯端末の欠損データ取得部の動作を説明するためのフローチャート 図1の携帯端末の欠損データ取得部の動作を説明するためのフローチャート 図1の携帯端末の録画データ再生処理部の動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 携帯端末
10、31 放送アンテナ
11、32 チューナ部
12、33 多重化分離部
13、34 入力装置
14、35、51 通信処理部
15 通信アンテナ
16、36 タイマ部
17 欠損データ取得部
18 欠損データ記録メモリ
19 録画データ再生処理部
20、38 録画処理部
21、37、52 録画記憶装置
22 映像処理部
23 ディスプレイ
24 音声処理部
25 スピーカ
26、39、53 制御部
30 録画再生装置
37A、52A 放送データ記憶部
37B、52B 代替データ記憶部
50 コンテンツサーバ
171 通信レート検知部
172 代替データ情報取得部
173 放送レート検知部
174 映像レート検知部
175 音声レート検知部
176 欠損データ監視部
177 タイムシフト再生追いつき時間予測部
178 取得代替データ種別判断部
179 代替データ取得部
180 代替データマージ部
181 代替データフォーマット記録テーブル
182 代替データ情報記録部

Claims (10)

  1. 放送データを受信する受信手段と、
    前記放送データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録中の前記放送データを読み出して再生する再生手段と、を備えた放送受信装置であって、
    前記放送データの欠損した位置を監視する監視手段と、
    前記放送データに対応付けられた代替データの情報を取得する代替データ情報取得手段と、
    前記再生手段が前記欠損した位置を再生するまでに、前記再生手段の再生位置、前記欠損した位置及び前記代替データの情報に基づいて決定された前記代替データを取得する取得手段と、
    を有する放送受信装置。
  2. 前記監視手段は、前記受信手段で受信した前記放送データに欠損が有るか否かを判定し、欠損した位置を特定する請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記代替データは、前記放送データより低いレートを有している請求項1又は請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記代替データの情報は、前記代替データのレート、データ量の情報を含む請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の放送受信装置。
  5. 前記再生位置が前記放送データの欠損した位置に到達する到達時間を予測する予測手段を更に有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の放送受信装置。
  6. 前記予測手段は、前記再生手段の再生速度に基づき前記到達時間を予測する請求項5に記載の放送受信装置。
  7. 前記予測手段は、所定の条件に相当する期間をスキップして前記到達時間を予測する請求項5又は請求項6に記載の放送受信装置。
  8. 取得した前記代替データのフォーマットを時間情報と対にして記憶するフォーマット記憶手段を更に有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の放送受信装置。
  9. 前記再生手段は、前記フォーマット記憶手段の記憶内容に従って再生方式を切り替えて前記代替データを再生する請求項8に記載の放送受信装置。
  10. 放送データを受信する受信工程と、
    前記放送データを記録する記録工程と、
    前記記録工程で記録中の前記放送データを読み出して再生する再生工程と、を備えた記録再生方法であって、
    前記放送データの欠損した位置を監視する監視工程と、
    前記放送データに対応付けられた代替データの情報を取得する代替データ情報取得工程と、
    前記再生工程で前記欠損した位置を再生するまでに、前記再生工程での再生位置、前記欠損した位置及び前記代替データの情報に基づいて決定された前記代替データを取得する取得工程と、
    を有する記録再生方法。
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