JP2009228405A - 引き戸の自動閉扉装置、該自動閉扉装置が取り付けられた引き戸装置、自動閉扉装置キット、及びその設定方法 - Google Patents

引き戸の自動閉扉装置、該自動閉扉装置が取り付けられた引き戸装置、自動閉扉装置キット、及びその設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】取付け簡単な引き戸の自動閉扉装置を提供する。
【解決手段】この装置は、巻回が可能に柔軟とされた閉扉駆動用コード18であって、引き戸の開閉方向に延びるようにして戸枠に取り付けられるようにした閉扉駆動用コードと、引き戸に対して所定位置の軸線の周りで回転可能に取り付けられた回転部材32、閉扉駆動用コードを回転部材の周面に係合させる係合保持部材36と、引き戸が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときに回転部材が閉扉駆動用コード上で転動するに伴い、回転部材を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は引き戸の自動閉扉装置に関する。
開扉した引き戸を自動的に閉扉する装置には、いくつかの形式があるが、その一つの形式としては、戸枠の上部水平枠部に水平に設定された直線状のラックと、引き戸に固定され、上記ラックと作用的に連結されて引き戸が開扉されたときに、該引き戸を閉扉するよう駆動する閉扉駆動装置とからなるものがある。具体的には、閉扉駆動装置は、引き戸に固定されるケーシングと、該ケーシングに回転自在に取り付けられ上記ラックと噛合され、引き戸を開閉することに伴ってラックに沿って転動する歯車と、該歯車との間に上記ラックを通し、該ラックと上記歯車との噛合を維持するホルダーと、引き戸を開扉するときに上記歯車がラックに沿って転動することに伴い該引き戸を閉扉させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置と、開扉されて人の手が離された引き戸が上記バネ装置によって閉扉されるときに制動をかける制動装置を有する。(例えば、特許文献1参照)
この形式の自動閉扉装置では、通常、金属若しくは硬質プラスチックにより形成されるラックの可撓性を利用し、引き戸が開閉時に上下したとしても、それに応じて該ラックが撓み、引き戸の開閉に支障がないようにしている。
特開平11−152955
しかし、このような形式の引き戸の自動閉扉装置においては、基本的に直線状のラックを水平に設定すること必要がある。更に、閉扉駆動装置は、歯車とホルダーとの間に該ラックを水平に通すように、歯車とホルダーとの間に形成されるラックを通すためのロック挿通路を水平になるようにして引き戸に固定する必要がある。
しかし、そのような設定作業は難しく、特に、家庭ですでに取り付けられている引き戸に、一般の人がこのような自動閉扉装置を購入し取り付けようとすることは極めて困難な作業になる。ラック及び閉扉駆動装置が水平に取り付けられないと、ラックが上述のように可撓性があったとしても、引き戸の円滑な開閉には支障となりやすい。このため上記特許文献に開示された装置では、ラックの両端を上下動自在に取り付けることにより、引き戸の上下動に対応することができるようにしている。しかし、例えば、閉扉駆動装置がラックを斜めに通すように取り付けられた場合には、やはり引き戸の円滑な開閉に支障が生じやすい。
本発明は、このような点に鑑み、取り付けが容易で、一般の人でも簡単に取り付けができ、上記ラックに相当する部材(本発明では閉扉駆動用コードとしている)や閉扉駆動装置が水平に設定されなくとも、引き戸の開閉には全く支障なく引き戸の開閉を行うことができるようにした引き戸の自動開閉装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、引き戸(以下に述べる実施形態においては、参照番号20で示す。以下同じ)の自動閉扉装置(10)であって、
実質的に長さ方向へは伸びず、且つ、巻回が可能に柔軟とされた閉扉駆動用コード(18)であって、引き戸の開閉方向に延びるようにして、両端にある閉扉位置側端部(24)及び開扉位置側端部(26)が引き戸及び戸枠の一方に取り付けられるようにした閉扉駆動用コード(18)と、
該引き戸及び戸枠の他方に固定される閉扉駆動装置(22)であって、該引き戸及び戸枠の該他方に対して所定位置の軸線の周りで回転可能に取り付けられた回転部材(32)と、該閉扉駆動用コードを該回転部材の周面に係合させ、該引き戸が開閉されるのに伴い該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するようにする係合保持部材(36)と、引き戸が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときの該閉扉駆動用コードと該閉扉駆動装置との相対的動きに伴い該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するに伴い、該回転部材を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する閉扉駆動装置(22)と
を有する引き戸の自動閉扉装置を提供する。
この自動閉扉装置においては、閉扉駆動用コードがその長さ方向には実質的には伸びず、且つ、巻回が可能に柔軟とされているので、該コードを引き戸の閉扉方向に設定するときに、前述の従来装置のように必ずしも開閉方向に正確に平行に設定する必要はない。すなわち、該コードがたとえば緩んだ状態であっても該コードは係合保持部材によって回転部材に係合され、しかも、巻回可能な程度に柔軟であるために、当該コードに無理な力がかからず、引き戸の円滑な開閉に支障となるようなことはない。また、該コードが斜めに設定されたとしても、当該コードが柔軟であるために、回転部材の該コードに沿った転動に対して支障を生じることはない。閉扉駆動装置の設定も同様である。
従って、前述の従来の自動閉扉装置に比べて、その取り付けが極めて容易となり、一般の人でも楽に設定することができる。
具体的には、閉扉駆動用コードは緩みを持たせて引き戸及び戸枠の一方に取り付けるようにすることができる。閉扉駆動用コードにある程度の緩みを持たせることにより、閉扉駆動装置を厳格に位置決めして取り付ける必要が無く、楽に設定することができる。
また、該閉扉駆動用コードを該戸枠に取り付け、該閉扉駆動用コードの開扉位置側端部をコイルバネ(44)などの引き戸の開閉方向で伸縮可能な部材を介して戸枠に取り付けるようにすることができる。または、閉扉駆動用コードを引き戸に取り付け、該閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を引き戸の開閉方向で伸縮可能な部材を介して引き戸に取り付けるようにすることもできる。
このようにすることにより、閉扉駆動用コードを引き戸の開閉方向に緩みのない状態で容易に戸枠に取り付けることが可能となり、しかも、閉扉駆動用コードと閉扉駆動装置の回転部材及び係合保持部材との整合が必ずしも完全でなくとも、無理なく適合できるようにすることができる。
また、閉扉駆動用コード(18)がその長さ方向に沿って一定ピッチで設けられたラック歯(28)を有し、該回転部材の該周面が該ラック歯に噛合するピッチで設けられた歯を有するようにすることができる。
上記のごとくラック歯を設ける代わりに、回転部材の該周面と該閉扉駆動用コードとが摩擦係合するようにすることもできる。
更に、閉扉駆動装置が、それが取り付けられる引き戸又は戸枠に取り外し可能に固定されるケーシングを有し、該ケーシングが該回転部材、該係合保持部材、及び該バネ装置を収納するようにし、閉扉駆動装置を一体のものとして引き戸に取り付けるようにすることができる。具体的には、ケーシングは、引き戸の開閉方向側壁を有し、該側壁にケーブルを通すための開口であって、当該引き戸の自動閉扉装置の設定に当たって生じ得る撓みを妨げないサイズの開口を有するようにすることができる。
本発明はまた、引き戸及び戸枠を有し、上述の如き自動閉扉装置が取り付けられた引き戸装置をも提供する。
本発明は更に、
引き戸の自動閉扉装置キットであって、
実質的に長さ方向へは伸びず、且つ、巻回が可能に柔軟とされた閉扉駆動用コードであって、引き戸の開閉方向に延びるようにして、両端にある閉扉位置側端部及び開扉位置側端部が引き戸及び戸枠の一方に取り付けられるようにした閉扉駆動用コードと、
該引き戸及び戸枠の他方に固定されるケーシングと、該ケーシング内に回転可能に取り付けられ、所定軸線の周りで回転可能とされた回転部材と、該ケーシング内に取り付けられる係合保持部材であって、該閉扉駆動用コードを当該係合保持部材と該回転部材との間に通し、該閉扉駆動用コードを該回転部材の周面に係合させることにより、該閉扉駆動用コードが、該回転部材と該係合保持部材との間を当該閉扉駆動用コードの長さ方向で変位されるときに、該回転部材が該所定軸線の周りで回転されるようにする係合保持部材と、該ケーシング内に取り付けられ、該閉扉駆動用コードが該回転部材と該係合保持部材との間を当該閉扉駆動用コードの長さ方向の所定の一方に変位されてそれにより該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するに伴い、該回転部材を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する閉扉駆動装置と
を有し、
該閉扉駆動用コードの該ケーシングから外に延びている部分が巻回された状態とされている
引き戸の自動閉扉装置キットを提供する。
具体的には、閉扉駆動用コードのケーシングから外に延びた部分が曲げられて、当該閉扉駆動用コードが全体として少なくとも1巻きだけ巻回された状態とされたにものとすることができる。
閉扉駆動用コードは巻回されているので、当該キットを小さくまとめることができ、流通販売がしやすくなる。
該閉扉駆動用コードが、その一端部分をコイルバネにより構成されたものとすることができる。
更に、
閉扉駆動用コード及び閉扉駆動装置を載せる支持シートと、支持シート上の閉扉駆動用コード及び閉扉駆動装置を覆うようにして、支持シートに接するように取り付けられたカバー材とを有するものとして、流通販売がよりしやすいものとすることもできる。具体的には、該カバー材が透明とされている。
本発明では、更に、
上記の如き自動閉扉装置キットを用意し、
閉扉駆動装置のケーシングを引き戸及び戸枠の一方に固定し、
引き戸を閉扉した状態において、閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を引き戸及び戸枠の他方に固定し、
閉扉駆動用コードを該引き戸の開閉方向に延ばして、閉扉駆動用コートの開扉側端部を引き戸及び戸枠の他方に固定するようにして
自動閉扉装置キットを当該引き戸及び戸枠に設定するようにした自動閉扉装置キットの設定方法を提供する。
閉扉駆動装置を固定しておいて、該閉扉駆動装置に対して閉扉駆動用コードを開閉方向で適宜変位させることで、当該閉扉駆動用コードを容易且つ適正に設定することができる。
別の方法としては上記の如き自動閉扉装置キットを用意し、
閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を引き戸及び戸枠の一方に固定し、
引き戸を閉扉し、閉扉駆動用コードを固定した閉扉位置側端部から引き戸の開方向に延ばした状態において、閉扉駆動装置のケーシングを引き戸及び戸枠の他方に固定し、
閉扉駆動用コードを閉扉位置側端部から開扉位置側端部の方向へ伸ばした状態で該引き戸及び戸枠の該一方に固定するようにして
当該自動閉扉装置キットを当該引き戸及び戸枠に設定するようにすることもできる。
この場合も、閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を引き戸及び戸枠の一方に固定した状態としておいて、閉扉駆動装置を適宜位置決めができ、従って、容易且つ適正な設定が可能となる。
本発明では、更に、自動閉扉装置(22)を、
該バネ装置が、
該回転部材と同軸状にされた軸体と、
一端を該軸体に連結され、該軸体の周りに巻かれて他端が該回転部材の内壁面と連結されたゼンマイバネであって、引き戸が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときに該閉扉駆動用コード上で転動し、該軸体に対して相対的に回転する該回転部材によって該軸体の周りで巻き込まれるゼンマイバネと、
該軸体の一端に固定され、略円形の外周面を有し、その周方向で間隔をあけて設けられた複数の係合凹部(154)を有するバネ付勢力調整部材(152)と、
該閉扉駆動装置(22)の所定位置に設けられ、該バネ付勢力調整部材(152)の外周面に該係合凹部(154)に弾性係合することにより、該軸体を所定の回動位置に保持する回転阻止部材(142),(242)とを有するようにすることができる。
このように構成することにより、より軽量化を図りつつ、バネ装置に蓄勢されるバネ力を、自動閉扉装置を組み立てた後でも、簡易且つ簡便に調整することが可能となる。
また、本発明では、上記の回転阻止部材を具備する形態の具体的な構成として、
該回転阻止部材(142)が、該回転部材に接するように延びる細長いバネ部材であって、その両端が該閉扉駆動装置に固定され、中間位置に、該バネ付勢力調整部材(152)に向けて突出し、該係合凹部54に弾性係合される係合部(142−1)を有するバネ部材を備えるようにしたり、
該回転阻止部材(242)が、一端が該閉扉駆動装置に固定され、該バネ付勢力調整部材に隣接する他端に向けて延びる細長いバネ部材であって、該他端に該バネ付勢力調整部材(152)の外周面に向けて突出し、係合凹部(154)に弾性係合される係合凸部(242−1)を有するバネ部材を備えるようにすることができる。
また、本発明では更に、
該バネ付勢力調整部材(152)に隣接して、該軸体と平行な軸線の周りで回転可能とされ、該バネ付勢力調整部材(152)と係合して該ゼンマイバネの巻き込みすぎを防止する巻き過ぎ防止部材(158)を有し、
該バネ付勢力調整部材(152)は、その外周面に1つの凸部(164)を有し、
該巻き過ぎ防止部材(158)は、その外周面に周方向の所定角度範囲において所定間隔をあけて設けた複数の凹部(162)を有し、
該バネ付勢力調整部材(152)が1回転する毎に、該凸部(164)が該凹部(162)に順次係合して該巻き過ぎ防止部材(158)を1増分回転し、最後の凹部(162)と係合した後は、該バネ付勢力調整部材(152)の該凸部(164)が該巻き過ぎ防止部材(158)の外周面と係合することにより当該バネ付勢力調整部材(152)の更なる回転が阻止されるようになされているようにすることができる。
このように巻き過ぎ防止部材を備えることにより、バネ付勢力調整部材の巻き過ぎを効率よく防止して、装置を安定した状態で使用することができる。
本発明は、更に、
該凸部(164)にはバネ部材通過用凹部(168)が設けられて、バネ付勢力調整部材が回転して該凸部(164)が該バネ部材の該係合部(142−1)を通過する際に、該バネ部材通過用凹部(168)が該バネ部材(142)の係合部(142−1)の周りを通って該凸部(168)と該バネ部材の係合部(142−1)とが当接して該バネ付勢力調整部材(52)の回転を阻害しないようにすることができる。
これにより、バネ付勢力調整部材が回転する際に、バネ部材に過剰の負荷をかけることがなくなり、装置を安定して使用することが可能となると共に装置を長期間使用可能とすることができる。
更に、少なくとも一部が該巻き過ぎ防止部材(158)に当接し、該巻き過ぎ防止部材(158)にその回転に対する抵抗力を付与する回転力抵抗部材(166)を有するようにすることができる。
また、該巻き過ぎ防止部材(658)が、該軸線に沿って設けられた第2の軸体の周りに嵌合されて、該軸体の周面に摩擦係合される内周面(658−1)を有し、該第2の軸体の周りで回動可能とされているようにすることができる。
そして、該内周面(658−1)が、全体として円形とされ、該円形の内周面の少なくとも一部に、該内周面よりも半径方向内側に延びて、該第2の軸体の周面と摩擦係合する回転力抵抗部材(684)を有するようにすることができる。
具板的には、該内周面が、その周方向で所定間隔をあけて設けられた複数の凹部(684−2)有し、該凹部が該内周面よりも半径方向外側に位置し、半径方向内側に面する底面を有し、該底面から半径方向内側に突出して、その先端部分が該内周面の内側位置となり、該第2の軸体に押圧係合するようにした凸部(684−1)を有し、該凸部(684−1)が該回転力抵抗部材(684)を構成するようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る引き戸の自動閉扉装置10を取り付けた引き戸装置12を示す。
図示のように、この自動閉扉装置10は、戸枠14の上部枠部16に固定された閉扉位置側端部24と開扉位置側端部26とを有する閉扉駆動用コード18と、引き戸20に固定され、閉扉駆動用コード18に作用的に連結されている閉扉駆動装置22とを有する。
閉扉駆動用コード18は、実質的にその長さ方向へは伸びず、且つ、巻回が可能な程度に柔軟とされ、引き戸20の開閉方向(図示の例では水平方向)に延びるようにして、両端にある閉扉位置側端部24及び開扉位置側端部26が上部枠部16に取り付けられている。巻回が可能な程度に柔軟とは、前述の特許文献1に開示されているような、合成樹脂や金属でできているラックのように、細長くつくられているために、開閉される引き戸が上下動するのに対応するような程度に可撓性を有するというのではなく、例えば、実際に巻き取ることができる程度に柔軟なことを意味する。本願発明者が行った試作品では、30cm程度に巻取りが可能な程度に柔軟なラックを用いることにより、取付けがきわめて容易で、しかも、円滑な開閉操作が可能な自動閉扉装置とすることができた。
図2に示すように、この閉扉駆動用コード18は、具体的には、鋼などの芯線と該芯材の周りに設けられた硬質の樹脂層とからなり、該樹脂層に当該閉扉駆動用コードの長さ方向に沿って一定ピッチでラック歯28を形成したものとすることができる。閉扉位置側端部24及び開扉位置側端部26には、ハトメなどを取り付け、上部枠部16にネジなどにより取り付けることができる。
閉扉駆動装置22は、引き戸20に固定されるケーシング30と、該ケーシングに回転可能に取り付けられた回転部材としての歯車32と、閉扉駆動用コード18のラック歯28を歯車32の歯34に係合させ、該引き戸20が開閉されるのに伴い該歯車32が閉扉駆動用コード18に沿って転動するようにする係合保持部材36と、歯車32の内側に該歯車と同心状に設けられたゼンマイバネ(図示せず)を有し、引き戸20が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときの歯車32の転動に伴い、該歯車32を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する。
バネ装置は、具体的には、ゼンマイバネの一端が歯車32と同軸状に設けられた軸体(図示せず)に連結され、他端が歯車32の内周面に連結されており、該軸体は、図で見て、その手前側の端部に固定された六角形状のバネ付勢力調整部材52にバネ部材42を係合されることにより、所定の角度位置に保持されるようになっている。すなわち、バネ付勢力調整部材52は、その中央部分に設けられた直線状の溝52−1にドライバの先端を係合させて回転することにより当該軸体を回転し、該軸体の周りでのゼンマイバネの巻き込みの程度を調節するようになっている。バネ部材42は、U字状とされ、その両端と中央部分がケーシング30に固定され、2つの直線部分42´が、バネ付勢力調整部材52の六角形外周面の対向する2面と係合することにより、該バネ付勢力調整部材を所要の回動位置に保持するようになっている。
ケーシングには、図2及び図3に示すように、その左右両壁には閉扉駆動用コード18を通すための開口33が設けられており、該開口はケーシングの上部壁まで延び、閉扉駆動用コード18が、当該引き戸自動閉扉装置の取付けに当たって生じ得る撓みの支障にならないようにしている。また、歯車32の歯幅は、ラック歯の幅より広くして、両歯の間の安定した係合を図ることが好ましい。
係合保持部材36は、ケーシング30の一部として形成しても、別体として該ケーシングに固定するようにしてもよく、横断面が下向きのコ字状として閉扉駆動用コード18を両側から挟むように保持するようにすることが好ましい。このようにすることにより、閉扉駆動用コード18が、図4に示すように、その水平視で、当該閉扉駆動装置22を直線状に通らないように設定されたとしても、歯車32から外れることなく当該閉扉駆動装置が円滑に動けるようにすることができる。また、この係合保持部材36は、ローラ状のものとしてケーシングに回転自在に取り付け、閉扉駆動用コードとの摩擦をなるべく少なくするようにすることもできる。
図示の例では、閉扉駆動装置22は、歯車32に噛合された歯車38を有し、引き戸32の閉扉位置に向けての動きに伴い歯車32が回動されるときに、該回動を制動するための制動装置40が設けられている。この制動装置は、例えば上述した特許文献1などに開示されており当業者には周知であるので、詳細な説明は省略する。
図5は、図2に示した実施形態の変形例を示す。
すなわち、この実施形態においては、閉扉駆動用コード18の開扉位置側端部26にコイルバネ44が取り付けられており、当該開扉位置側端部26が該コイルバネを介して上部枠部16に取り付けられている。
このようにすることにより、コイルバネを僅かに伸びるような状態で該閉扉駆動用コードを上部枠部に取り付けることにより、当該コードをたるみのない状態で設定することができる。また、その取付位置も、コイルバネにより限定されたものとならず、容易に設置できる。
本発明の実施形態につき説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、回転体としての歯車をV形プーリのようなものとし、閉扉駆動用コードをVベルトとすることも可能である。
図6は、上述した引き戸の自動閉扉装置のキット46を示す。すなわち、このキットは、閉扉駆動用コード18と閉扉駆動装置22とを有し、閉扉駆動用コード18のケーシング30から外に延びている部分が巻回され、全体として少なくとも1巻きだけ巻回された状態とされている。具体的な例では、この巻回の直径はほぼ30cmとされる。また、このキットは、閉扉駆動用コード18及び閉扉駆動装置22を載せる支持シート48と、支持シート48上の閉扉駆動用コード18及び閉扉駆動装置22を覆うようにして、支持シート48に密接するように取り付けられたカバー材(図示せず)とを有している。このカバー材は透明とされ、内部が見えるようにすることが好ましい。
この自動閉扉装置キットを、引き戸及び戸枠に設定するには、次のようにして行う。
先ず、閉扉駆動装置22のケーシング30を引き戸及び戸枠の一方に固定し、該引き戸を閉扉した状態において、閉扉駆動用コード18の閉扉位置側端部24を引き戸及び戸枠の他方に固定する。次に、閉扉駆動用コード18を引き戸20の開閉方向に延ばして、該閉扉駆動用コートの開扉側端部24を引き戸及び戸枠の他方に固定する。
この場合、閉扉駆動装置22は、閉扉駆動用コード18の閉扉位置側端部24を固定してから、該閉扉駆動用コード18に沿って適宜動かすことができるので、適切な位置に設定することができる。
別の方法としては、閉扉駆動用コード18の閉扉位置側端部24を引き戸及び戸枠の一方に固定し、引き戸20を閉扉し、閉扉駆動用コード18を、固定した閉扉位置側端部から引き戸の開方向に延ばした状態において、閉扉駆動装置22を当該閉扉駆動用ケーブルに沿って動かし、そのケーシングを引き戸及び戸枠の他方に適切な位置に固定し、次に、閉扉駆動用コード18を閉扉位置側端部から開扉位置側端部の方向へ伸ばした状態で引き戸及び戸枠の該一方に固定する。
この場合も、閉扉位置側端部を固定した閉扉駆動用コード18に対して、閉扉駆動装置22を適宜変位させた後に固定することができ、適切な位置に設定することができる。
図7〜9は、本発明の他の実施形態に係る閉扉駆動装置22を示す。
以下、この実施形態につき説明するが、上述の図1〜4に示す装置と基本的構成は同じであり、同じ部材については同じ参照番号を付して示し、その説明は省略する。
この閉扉駆動装置22が図1〜4に示した装置と異なるところは、バネ付勢力調整部材152と、該バネ付勢力調整部材を所要の角度位置に保持する回転阻止部材としてのバネ部材142と、バネ付勢力調整部材152に隣接して設けられたほぼ円形の巻き過ぎ防止部材158とにある。
すなわち、バネ付勢力調整部材152は、ほぼ円形の外周面を有し、該外周面にはその周方向で所定間隔あけて複数の係合凹部154が設けられている。
また、バネ部材142は、バネ力調整部材152に接するように設定された棒状のバネ材である。バネ部材142のほぼ中央部には、係合突起としての係合凸部142−1が設けられ、該係合凸部142−1が係合凹部154と弾性係合することにより、該バネ付勢力調整部材152を所要の角度位置に保持するようになっている。
巻き過ぎ防止部材158は、歯車32内部のゼンマイバネの巻き過ぎを防止するためのものであり、該軸体と平行な軸線の周りで回転可能とされ、その円形外周面には、周方向所定角度範囲において等間隔を開けて複数の凹部162が設けられている。これに対応して、バネ付勢力調整部材152には、その周面に1つの凸部164が設けられ、バネ付勢力調整部材が一回転される毎に、該凸部164が凹部162と係合して、巻き過ぎ防止部材158を所定角度だけ回動するようになっている。
バネ付勢力調整部材152が所定回数回転されると、巻き過ぎ防止部材158の外周面には凸部164が係合する凹部162がなくなるために、該バネ付勢力調整部材が更に回転しようとしても、巻き過ぎ防止部材により、その回転が阻止されて、ゼンマイバネの巻き過ぎが防止されるようになっている。
図8に示すように、バネ付勢力調整部材152は、その中央部分がケーシング30の壁に設けた開口内に突出するようにされ、直線状の溝152−1が外部に露出するようにされている。巻き過ぎ防止部材158は、ケーシングの壁に設けられた、第2の軸体としての軸部30−1の周りに回転可能に取り付けられている。また、巻き過ぎ防止部材158と軸部30−1との間には回転力抵抗部材としてのOリング166が設けられており、摩擦力による巻き過ぎ防止部材の回転方向における抵抗力を付与している。これにより、巻き過ぎ防止部材158の凹部162がバネ付勢力調整部材152の係合凸部142との係合から外れた場合でも、回転方向でがたつかずに静止するようにしている。
また、図9に示すように、凸部164は、その幅方向中央部分に半円形状の凹部168が形成されている。これは、該凸部164がバネ部材142の係合凸部142−1のところを通るときに、該凹部168が係合凸部142−1を跨ぐようにして通過できるようにするものである。
尚、閉扉駆動用コード18の両端部24,26は、それぞれ、位置調整部材172に取り付けられている。位置調整部材172は上下方向で並べられた複数の凹部を有しており、端部24,26を適宜の凹部に引っ掛けることにより当該端部の高さを調整する。
図10は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、該装置は、巻き過ぎ防止部材158に抵抗力を付与する部材として図9に示したOリング166ではなく、巻き過ぎ防止部材の外周面に係合するようにした板バネ174を用いている。この点で、図7〜9に示す形態と異なり、これ以外の点は同じである。
図11は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、該装置は、回転阻止部材としてのバネ部材242が図7に示す形態と異なる。すなわち、バネ部材242は、その一端がケーシングに固定されて、ほぼ90°に折り曲げられて設置されており、その他端に係合凹部154と係合する係合部242−1が設けられている。この点で、図7〜9に示す形態と異なり、これ以外の点は同じである。
図12は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、該装置は、回転阻止部材としてのバネ部材342が図7に示す形態と異なる。すなわち、バネ部材342は、その両端がケーシングに固定された棒状のバネ材が、バネ付勢力調整部材152を挟んで対向する位置に2つ設けられている。この点で、図7〜9に示す形態と異なり、これ以外の点は同じである。
図13は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、該装置は、回転阻止部材としてのバネ部材442が図7に示す形態と異なる。すなわち、バネ部材442は、その両端及び中央部分がケーシングに固定された、U字状のバネ材であり、U字状のバネ材の直線部分でバネ力調整部材152を挟さみ、該直線部分の中央部に設けられた係合凸部442−1が係合凹部154と係合するようになされている。この点で、図7〜9に示す形態と異なり、これ以外の点は同じである。
図14は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、巻き過ぎ防止部材の外周面に係合するように板バネ474が設けられて、巻き過ぎ防止部材に抵抗力を付与している点で、図13に示す形態と異なり、これ以外の点は同じである。
図15は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置を示しており、該装置は、バネ付勢力調整部材552、回転阻止部材としてのバネ部材542、及び巻き過ぎ防止部材558が図7に示す形態と異なる。すなわち、バネ付勢力調整部材552は、六角形状の外周面を有し、バネ部材542は1本の棒状のバネ材を3回折り込んでM字状としており、両端部が固定されているとともに折り込んで湾曲した部分もそれぞれ固定されている。そしてバネ付勢力調整部材552は、その対向する2面がバネ部材542と係合している。巻き過ぎ防止部材558は、ほぼ円形であり、六角形状のバネ付勢力調整部材552の各頂点部分と係合する複数の凹部562をその外周面全面に渡って有する。また、外周面には1つの突出部582が設けられており、バネ付勢力調整部材552が突出部582と係合すると、その回転が停止されるようにされている。これらの点で、図7〜9に示す形態と異なり、これら以外の点は同じである。
図16(a)及び(b)は、本発明の更に別の実施形態に係る閉扉駆動装置に用いられる巻き過ぎ防止部材を示している。本実施形態の巻き過ぎ防止部材658は、図7に示す実施形態の閉扉駆動装置において、巻き過ぎ防止部材158及びOリング166の代わりに用いることができる。
本実施形態の巻き過ぎ防止部材658は、第2の軸体としてのケーシングの軸部(図7〜9に示す30−1)に当接する全体として円形とされた内周面658−1に、巻き過ぎ防止部材658にその回転に対する抵抗力を付与する回転力抵抗部材684が、等間隔に3箇所設けられている。各回転力抵抗部材684は、内周面658−1に設けられた凹部(684−2)の底面から半径方向内側に突出して、その先端部分が該内周面の内側位置となり、該第2の軸体に押圧係合するようにした凸部(684−1)により構成されている。この回転力抵抗部材を有することで、摩擦力による巻き過ぎ防止部材の回転方向における抵抗力を付与している。
本発明に係る自動閉扉装置を取り付けた引き戸装置の概要を示す図であり、右に該自動閉扉装置を正面から見た図、左に同自動閉扉装置を側面から見た図を示してある。 本発明にかかる自動閉扉装置の第1の実施形態を示すものであり、閉扉駆動装置の内部を示すように当該閉扉駆動装置のケーシングの手前の側壁を除いて示してある。 図2の自動閉扉装置を上方から見た図である。 図2の自動閉扉装置における閉扉駆動装置に対して閉扉駆動用コードが直線的に通らない場合の例を示す図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第2の実施形態を示すものであり、図2に類似する図である。 本発明に係る自動閉扉装置のキットを示す図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第3の実施形態を示すものであり、図2に類似する図である。 図7に示す自動閉扉装置のA−A断面図である。 図8の一部拡大図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第4の実施形態を示すものであり、図2に類似する図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第5の実施形態を示すものであり、図2に類似する図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第6の実施形態を示すものであり、バネ付勢力調整部材、バネ部材及び巻き過ぎ防止部材のみを示す図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第7の実施形態を示すものであり、図12に類似する図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第8の実施形態を示すものであり、図12に類似する図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第9の実施形態を示すものであり、図2に類似する図である。 本発明にかかる自動閉扉装置の第10の実施形態を示すものであり、(a)は巻き過ぎ防止部材の他の態様を示す図であり、(b)はそのB−B断面図である。
符号の説明
自動閉扉装置10;引き戸装置12;戸枠14;上部枠部16;閉扉駆動用コード18;引き戸20;閉扉駆動装置22;閉扉位置側端部24;開扉位置側端部26;ラック歯28;ケーシング30;歯車32;歯34;係合保持部材36;歯車38;制動装置40;コイルバネ44;自動閉扉装置キット46;支持シート48;バネ付勢力調整部材152;係合凹部154;バネ部材142;係合凸部142−1;巻き過ぎ防止部材158;凹部162;凸部164;軸部30−1;Oリング166;円形凹部168;溝152−1;緩み調整部材172;板バネ174;係合部242−1

Claims (28)

  1. 引き戸の自動閉扉装置であって、
    実質的に長さ方向へは伸びず、且つ、巻回が可能に柔軟とされた閉扉駆動用コードであって、引き戸の開閉方向に延びるようにして、両端にある閉扉位置側端部及び開扉位置側端部が引き戸及び戸枠の一方に取り付けられるようにした閉扉駆動用コードと、
    該引き戸及び戸枠の他方に固定される閉扉駆動装置であって、該引き戸及び戸枠の該他方に対して所定位置の軸線の周りで回転可能に取り付けられた回転部材と、該閉扉駆動用コードを該回転部材の周面に係合させ、該引き戸が開閉されるのに伴い該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するようにする係合保持部材と、引き戸が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときの該閉扉駆動用コードと該閉扉駆動装置との相対的動きに伴い該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するに伴い、該回転部材を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する閉扉駆動装置と
    を有する引き戸の自動閉扉装置。
  2. 閉扉駆動用コードは緩みを持たせて該引き戸及び戸枠の一方に取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の引戸の自動閉扉装置。
  3. 該閉扉駆動用コードが該戸枠に取り付けられ、該閉扉駆動用コードの該開扉位置側端部が引き戸の開閉方向で伸縮可能な部材を介して戸枠に取り付けられるようにした請求項1に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  4. 該閉扉駆動用コードが該引き戸に取り付けられ、該閉扉駆動用コードの該閉扉位置側端部が引き戸の開閉方向で伸縮可能な部材を介して引き戸に取り付けられるようにした請求項1に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  5. 該伸縮可能な部材がコイルバネとされている請求項3又は4に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  6. 該閉扉駆動用コードがその長さ方向に沿って一定ピッチで設けられたラック歯を有し、該回転部材の該周面が該ラック歯に噛合するピッチで設けられた歯を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の引き戸の自動閉扉装置。
  7. 該回転部材の該周面と該閉扉駆動用コードとが摩擦係合するようにされた請求項1乃至5のいずれかに記載の引き戸の自動閉扉装置。
  8. 該閉扉駆動装置が、それが取り付けられる該引き戸又は戸枠に取り外し可能に固定されるケーシングを有し、該ケーシングが該回転部材、該係合保持部材、及び該バネ装置を収納するようにした請求項1乃至7のいずれかに記載の引き戸の自動閉扉装置。
  9. 該ケーシングは、引き戸の開閉方向側壁を有し、該側壁に該ケーブルを通すための開口であって、当該引き戸の自動閉扉装置の設定に当たって生じ得る撓みを妨げないサイズの開口を有するようにした請求項8に記載の引戸の自動閉扉装置。
  10. 引き戸及び戸枠を有し、請求項1乃至9のいずれかに記載された自動閉扉装置が取り付けられた引き戸装置。
  11. 引き戸の自動閉扉装置キットであって、
    実質的に長さ方向へは伸びず、且つ、巻回が可能に柔軟とされた閉扉駆動用コードであって、引き戸の開閉方向に延びるようにして、両端にある閉扉位置側端部及び開扉位置側端部が引き戸及び戸枠の一方に取り付けられるようにした閉扉駆動用コードと、
    該引き戸及び戸枠の他方に固定されるケーシングと、該ケーシングに回転可能に取り付けられ、所定軸線の周りで回転可能とされた回転部材と、該ケーシングに取り付けられる係合保持部材であって、該閉扉駆動用コードを当該係合保持部材と該回転部材との間に通し、該閉扉駆動用コードを該回転部材の周面に係合させることにより、該閉扉駆動用コードが、該回転部材と該係合保持部材との間を当該閉扉駆動用コードの長さ方向で変位されるときに、該回転部材が該所定軸線の周りで回転されるようにする係合保持部材と、該ケーシングに取り付けられ、該閉扉駆動用コードが該回転部材と該係合保持部材との間を当該閉扉駆動用コードの長さ方向の所定の一方に変位されてそれにより該回転部材が該閉扉駆動用コード上で転動するに伴い、該回転部材を該転動と反対方向に転動させるバネ付勢力を蓄勢するバネ装置とを有する閉扉駆動装置と
    を有し、
    該閉扉駆動用コードの該ケーシングから外に延びている部分が巻回された状態とされている
    引き戸の自動閉扉装置キット。
  12. 該閉扉駆動用コードの該ケーシングから外に延びた部分が曲げられて、当該閉扉駆動用コードが全体として少なくとも1巻きだけ巻回された状態とされている請求項11に記載の引き戸の自動閉扉装置キット。
  13. 該閉扉駆動用コードが、その一端部分をコイルバネにより構成されてなる請求項11又は12に記載の自動閉扉装置キット。
  14. 該閉扉駆動用コード及び該閉扉駆動装置を載せる支持シートと、該支持シート上の該閉扉駆動用コード及び該閉扉駆動装置を覆うようにして、該支持シートに接するように取り付けられたカバー材とを有する請求項11乃至13のいずれかに記載の自動閉扉装置キット。
  15. 該カバー材が透明とされている請求項14に記載の自動閉扉装置キット。
  16. 請求項11乃至13のいずれかに記載の自動閉扉装置キットを用意し、
    該閉扉駆動装置の該ケーシングを引き戸及び戸枠の一方に固定し、
    該引き戸を閉扉した状態において、該閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を該引き戸及び戸枠の他方に固定し、
    該閉扉駆動用コードを該引き戸の開閉方向に延ばして、該閉扉駆動用コートの開扉側端部を該引き戸及び戸枠の他方に固定するようにして
    該自動閉扉装置キットを当該引き戸及び戸枠に設定するようにした自動閉扉装置キットの設定方法。
  17. 請求項11又は12に記載の自動閉扉装置キットを用意し、
    該閉扉駆動用コードの閉扉位置側端部を該引き戸及び戸枠の一方に固定し、
    該引き戸を閉扉し、該閉扉駆動用コードを固定した閉扉位置側端部から該引き戸の開方向に延ばした状態において、該閉扉駆動装置のケーシングを引き戸及び戸枠の他方に固定し、
    該閉扉駆動用コードを該閉扉位置側端部から開扉位置側端部の方向へ伸ばした状態で該引き戸及び戸枠の該一方に固定するようにして
    当該自動閉扉装置キットを当該引き戸及び戸枠に設定するようにした自動閉扉装置キットの設定方法。
  18. 該バネ装置が、
    該回転部材と同軸状にされた軸体と、
    一端を該軸体に連結され、該軸体の周りに巻かれて他端が該回転部材の内壁面と連結されたゼンマイバネであって、引き戸が閉扉位置から開扉位置に向けて動かされるときに該閉扉駆動用コード上で転動し、該軸体に対して相対的に回転する該回転部材によって該軸体の周りで巻き込まれるゼンマイバネと、
    該軸体の一端に固定されたバネ付勢力調整部材と、
    該閉扉駆動装置の所定位置に設けられ、該バネ付勢力調整部材の外周面に弾性係合することにより、該軸体を所定の回動位置に保持する回転阻止部材と、
    を有する請求項1記載の引き戸の自動閉扉装置。
  19. 該バネ付勢力調整部材の外周面が多角形とされ、該回転阻止部材が、該多角形の少なくとも1つの面に弾性係合するバネ部材により形成されている請求項18記載の引き戸の自動閉扉装置。
  20. 該バネ付勢力調整部材が、ほぼ円形の外周面を有し、その周方向で間隔をあけて設けられた複数の凹部を有し、
    該回転阻止部材が該凹部に弾性係合される係合突起を有するバネ部材から形成されている請求項18に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  21. 該バネ部材が、該回転部材に接するように延びる細長いバネ部材であって、その両端が該閉扉駆動装置に固定され、中間位置に該係合突起が設けられている請求項20に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  22. 該バネ部材の一端が該閉扉駆動装置に固定され、該バネ付勢力調整部材に隣接する他端に向けて延び、該他端に該係合凸部が設けられている請求項20に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  23. 該バネ付勢力調整部材に隣接して、該軸体と平行な軸線の周りで回転可能とされ、該バネ付勢力調整部材と係合して該ゼンマイバネの巻き込みすぎを防止する巻き過ぎ防止部材を有し、
    該バネ付勢力調整部材は、その外周面に1つの凸部を有し、
    該巻き過ぎ防止部材は、その外周面に周方向の所定角度範囲において所定間隔をあけて設けた複数の凹部を有し、
    該凸部は該バネ付勢力調整部材が1回転する毎に、該凹部が順次係合して該巻き過ぎ防止部材を所定角度ごと回転し、最後の係合凹部と係合した後は、該巻き過ぎ防止部材の外周面と係合することにより当該バネ付勢力調整部材の更なる回転が阻止されるようになされている請求項20乃至22のいずれかに記載の引き戸の自動閉扉装置。
  24. 該凸部にはバネ部材通過用凹部が設けられて、バネ付勢力調整部材が回転して該凸部が該バネ部材の該係合部を通過する際に、該凸部と該バネ部材の係合部とが当接して該バネ付勢力調整部材の回転を阻害しないようにした請求項23に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  25. 更に、少なくとも一部が該巻き過ぎ防止部材に当接し、該巻き過ぎ防止部材にその回転に対する抵抗力を付与する回転力抵抗部材を有する請求項23又は24に記載の引き戸の自動閉扉装置。
  26. 該巻き過ぎ防止部材が、該軸線に沿って設けられた第2の軸体の周りに嵌合されて、該軸体の周面に摩擦係合される内周面を有し、該第2の軸体の周りで回動可能とされている請求項23又は24に記載の自動閉扉装置。
  27. 該内周面が、全体として円形とされ、該円形の内周面の少なくとも一部に、該内周面よりも半径方向内側に延びて、該第2の軸体の周面と摩擦係合する回転力抵抗部材を有する請求項26に記載の自動閉扉装置。
  28. 該内周面が、その周方向で所定間隔をあけて設けられた複数の凹部を有し、該凹部が該内周面よりも半径方向外側に位置し、半径方向内側に面する底面を有し、該底面から半径方向内側に突出して、その先端部分が該内周面の内側位置となり、該第2の軸体に押圧係合するようにした凸部を有し、該凸部が該回転力抵抗部材を構成するようにした請求項27に記載の自動閉扉装置。
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