JP2009227353A - エレベータ緊急停止装置およびその点検方法 - Google Patents

エレベータ緊急停止装置およびその点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性が高く点検による損傷や騒音を発生しないエレベータ緊急停止装置およびその点検方法を得る。
【解決手段】
駆動バネと電磁石装置とによりレールに離接する楔形摩擦部材を持ち、駆動バネに蓄勢しながら電磁石装置を復帰させる復帰モータを備えたエレベータ緊急停止装置。復帰モータは、電磁石装置を押して保持位置に復帰させる復帰部材を駆動し、復帰部材は保持位置の電磁石装置の解放位置への移動を許容する。駆動バネは復帰バネとともに復帰モータによって蓄勢され、復帰モータは復帰バネにより回転され、復帰部材は待機位置に偏倚されているエレベータ緊急停止装置とその点検方法。
【選択図】図1

Description

この発明はエレベータの緊急停止装置およびその点検方法に関するものである。この出願において電磁石装置について「保持位置」および「解放位置」の用語は、電磁石装置の可動子の位置のことをさす表現である。
従来のエレベータ緊急停止装置としては、モータでバネにエネルギを蓄えて電磁石で保持し、電磁石の解放動作により、バネ力でクサビをレールに接触させることで制動動作を開始するブレーキ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、同様にモータでバネにエネルギを蓄え、電磁石の動作でリンクを解除し、バネ力でブレーキシューをロープに向けて移動させるブレーキ装置も知られている(例えば特許文献2参照)。
また、同様にモータによりエネルギが蓄えられたスプリングを、電磁石による磁気継手で保持し、電磁石への電気を切断することにより、スプリングの力でジョーである偏芯カムを押し出してロープやレールに接触させることで、緊急ブレーキの動作を開始させるブレーキ装置も知られている(例えば特許文献3参照)。
特表2007−521203号公報(エレベータ用の遠隔リセット可能なロープ無し非常停止装置)(7頁12〜8項11行、図6) 特開平2006−188306号公報(エレベータ用ロープブレーキ装置)(6頁18〜8項18行、図2) 特開平8−208149号公報(エレベータの安全ブレーキ)(6頁20〜41行、図3)
このようなエレベータ緊急停止装置においては、通常時に、常時、バネでエネルギを蓄えておくため、モータにブレーキをかけておく必要があるとともに、モータの回転を止める部材(自縛式)を必要とし、これらが故障すると予期せぬ時に緊急ブレーキが動作してしまうという問題があった。
また、特許文献1や特許文献2のものでは、モータを正逆両方向に回転させる必要があり、駆動回路が複雑になるという問題があった。
また、特許文献1のものでは電磁石が移動するため、コイルへの接続線の断線の恐れがあり、特許文献2のものでは複雑なリンク機構を必要とするという問題があった。
さらに、電気的に緊急ブレーキをかける装置では、定期的な動作点検が必要であるが、電磁石の電流を遮断すると、緊急時と同じ大きな衝撃を与える動作をするため、ロープやレールにダメージを与えたり、大きな騒音が発生するという問題もあった。
従って、この発明の目的は信頼性の高いエレベータ緊急停止装置および点検による損傷や騒音を発生しないエレベータ緊急停止装置の点検方法を得ることである。
この発明のエレベータ緊急停止装置は、レールに接触した作動位置およびレールから離れた非作動位置の間で可動の摩擦部材と、上記摩擦部材を上記作動位置に偏倚する駆動バネと、附勢されたとき、上記駆動バネの作用に抗して上記摩擦部材を上記非作動位置に保持する保持位置、および消勢されたとき、上記駆動バネの作用下で上記摩擦部材を上記作動位置にする解放位置の間で可動の電磁石装置と、上記駆動バネに蓄勢しながら上記電磁石装置を上記解放位置から上記保持位置に復帰させる復帰モータとを備えたエレベータ緊急停止装置において、上記電磁石装置および上記復帰モータの間に設けられて、上記電磁石装置を上記保持位置に復帰させる復帰位置、および上記保持位置に復帰した上記電磁石装置から離間して上記電磁石装置の上記解放位置への移動を許容する待機位置の間で可動の復帰部材と、上記復帰部材と上記電磁石装置との間に設けられて上記復帰部材を上記復帰位置から上記待機位置に常時偏倚する復帰バネとを備えたことを特徴とするエレベータ緊急停止装置である。
またこの発明による上述のエレベータ緊急停止装置の点検方法は、エレベータ緊急停止装置を点検するために、上記電磁石装置は上記保持位置にし、上記駆動バネは蓄勢状態にし、上記摩擦部材は上記非作動位置にし、上記復帰モータは消勢し、上記復帰部材は上記待機位置にした状態で、上記復帰モータを附勢し、もって上記復帰部材を上記復帰位置に駆動して上記復帰バネを蓄勢する工程と、次に、上記復帰モータを消勢する工程と、次に、上記電磁石装置を消勢して上記解放位置にし、もって上記駆動バネの解放により上記復帰モータを回転させつつ上記摩擦部材を上記作動位置に移動させる工程とを備えたエレベータ緊急停止装置の点検方法である。
またこの発明による上述のエレベータ緊急停止装置の点検方法は、エレベータ緊急停止装置を点検するために、上記電磁石装置は上記保持位置にし、上記駆動バネは蓄勢状態にし、上記摩擦部材は上記非作動位置にし、上記復帰モータは消勢し、上記復帰部材は上記待機位置にした状態で、上記復帰モータを附勢し、もって上記復帰部材を上記復帰位置に駆動して上記復帰バネを蓄勢する工程と、次に、上記復帰モータを附勢したままで上記電磁石装置を消勢し、上記復帰モータの駆動回路の電気的な点検をする工程とを備えたエレベータ緊急停止装置の点検方法である。
この発明のエレベータ緊急停止装置およびその点検方法によれば、信頼性を高くでき、点検による損傷や騒音の発生を小さくできる。
実施の形態1.
図1および図2はこの発明の実施の形態1によるエレベータ緊急停止装置を示す概略断面図であり、説明のため電磁操作機構部101を拡大して描いてある。図1はエレベータの通常運転時を示し、図2は緊急停止時を示している。エレベータのかご1はガイドレール2a、2bに沿って、巻上機(図示せず)で駆動されるロープ(図示せず)にて走行する。
この発明のエレベータ緊急停止装置は、かご1の下部に設けられたフレーム3に取り付けられた摩擦部材11a、11bを備えており、摩擦部材11a、11bは図2に示すようにレール2a、2bに接触した作動位置と、図1に示すようにレール2a、2bから離れた非作動位置との間で可動である。摩擦部材11aは図示の例ではかご1の上昇および下降方向に向かって次第に細くなった2つの楔部分を持つ楔状部材で、かご1に取り付けられたくわえ金4aと組み合わされている。摩擦部材11aが作動位置となってレール2a、2bに接触したときには、摩擦部材11aは摩擦により加え金4aとレール2aとの間に楔作用で入り込んで、レール2aに対して制動作用をする。
摩擦部材11aは図示の例では2つの楔部分で構成された二等辺三角形の頂点部分をピン12aで枢着されて第1のリンク13aに連結されている。第1のリンク13aはピン14aによりフレーム3に枢着されている。摩擦部材11bも同じようにピン12bで第2のリンク13bに連結されていて、第2のリンク13bはピン14bによりフレーム3に枢着されている。このようにして第1のリンク13a、第2のリンク13bおよび第3のリンク15は、リンク機構19を構成している。
第1および第2のリンク13a、13bは、それぞれ全体としてほぼL字型であり、そのほぼ中央部分でピン14a、14bによりフレーム3上に枢支されている。第2のリンク13bの摩擦部材11bが枢着された端部と反対側の端部には、第3のリンク15の一端が可動ピン16により枢着されており、第3のリンク15はピン17によってフレーム3に枢着されている。第3のリンク15の他端は、第1のリンク13aの摩擦部材11aと反対側の端部に対して互いに対向して近接した位置にある。また、第1、第2のリンクは上下方向に伸びた腕の長さが異なっている。更に第1から3のリンクを併せると通常時はコの字型をなしている。
第1および第2のリンク13a、13bの、ピン14a、14bに対して摩擦部材11aが連結されている端部側の部分には、圧縮ばねである駆動バネ18が接続されていて、摩擦部材11a、11bをレール2a、2bに接触した作動位置に偏倚している。
エレベータ緊急停止装置は更に、フレーム3に取り付けられて、附勢されたとき、図1に示すように、駆動バネ18の作用に抗して摩擦部材11をレール2a、2bから離間した非作動位置に保持する保持位置(図1)となり得る電磁石装置20を備えている。この電磁石装置20はまた、消勢されたとき、図2に示すように、駆動バネ18の作用下で摩擦部材11をレール2a、2bに接触した作動位置にする解放位置(図2)ともなり得るものである。このように電磁石装置20は、図1の保持位置と図2の解放位置との間で可動である。
電磁石装置20は、フレーム3に取付けられてコイル23を持つ固定子22と、固定子22に対して可動の可動子21とを備えている。可動子21は、コイル23が附勢されたときに、図1に示す保持位置に電磁気的に吸引されてそのプランジャ21aを図1で左方向に突出させる。この保持位置では、プランジャ21aは、駆動バネ18によって図ので右方向に偏倚されている第1のリンク13aと第3のリンク15の突き合わせられた端部に当接して、これら端部が図の右方向に移動するのを阻止している。
電磁石装置20が図1に示す保持位置にあるときには、可動子21のプランジャ21aによって、摩擦部材11aが第1リンク13aを介して非作動位置に保持されて、レール2aから離間しており、また摩擦部材11bも第3リンク15および第2リンク13bを介して非作動位置に保持されて、レール2bから離間している。
図1に示す位置においてコイル23が消勢されると、プランジャ21aおよび可動子21は、第1および第3のリンク13aおよび15の端部から加えられる駆動バネ18のバネ作用によって、図の右方向に押されて図2に示す解放位置に移動させられる。
電磁石装置20が図2に示す解放位置にあるときには、可動子21のプランジャ21aの保持作用が無くなるため、駆動バネ18のバネ作用により、摩擦部材11aが第1リンク13aを介して作動位置に保持されて、レール2aに接触し、また摩擦部材11bが第2リンク13bを介して作動位置に保持されて、レール2bに接触している。
このときエレベータのかご1が走行中であれば、摩擦部材11a、11bはレール2a、2bとの間の摩擦により引きずられてかご1の走行方向後方の楔状のくわえ金4a、4bとレール2a、2bとの間に挿入され、楔作用により制動される。
このように、第1のリンク13a、第2のリンク13bおよび第3のリンク15によって構成されたリンク機構19は、2つの摩擦部材11a、11bと1つの電磁石装置20との間に設けられていると言うことができる。また、リンク機構19は、各リンクの長さとピンの位置との関係の設定により、摩擦部材11a、11bの作動位置(図2)と非作動位置(図1)との間の移動距離が、電磁石装置20の解放位置(図2)と保持位置(図1)との間の移動距離よりも小さくされている。このため、リンク比が1の場合と比べ、可動子21の移動距離は大きくなるが、可動子21で保持する力が軽減される。
エレベータ緊急停止装置にはまた、リンク機構19に接続された駆動バネ18に蓄勢しながら電磁石装置20を図2に示す解放位置から図1に示す保持位置に復帰させる復帰モータ30が設けられている。
また、電磁石装置20と復帰モータ30との間には、復帰モータ30に結合されたギア31およびラック32である可逆的減速機構34によって支持された板状の復帰部材33が設けられている。復帰部材33は、電磁石装置20の可動子を保持位置(図1)に復帰させる復帰位置(図3)と、保持位置(図1)に復帰した電磁石装置20から離間して電磁石装置20の可動子の解放位置(図2)への移動を許容する待機位置(図1)との間で可動である。
また復帰部材33と電磁石装置20との間には復帰部材33を復帰位置(図3)から待機位置(図1)に常時偏倚する復帰バネ24が設けられている。図示の例では復帰バネ24はフレーム3に取り付けられた固定板25と板状の復帰部材33との間に設けられた圧縮バネであり、常時復帰部材33を復帰モータ30および減速機構34を負荷として回転させて待機位置に向けて移動させようとしている。
通常運転
このようなエレベータ緊急停止装置は、エレベータの通常運転時には図1に示す状態にある。即ち、電磁石装置20が附勢されて保持位置にあり、可動子21がプランジャ21aを図の左方向に突き出させ、リンク機構19を介して駆動バネ18を蓄勢状態にし、摩擦部材11a、11bはレール2a、2bから離間した非作動位置に保持されている。また復帰モータ30は消勢されていて、復帰部材33は復帰バネ24の作用により可動子21から離間した待機位置に保持されている。
緊急停止
エレベータの運転中に、かご1あるいは釣合錘の動きに過大速度、過大加速度、停止位置からの逸脱、振動等の、緊急停止させるべき異常が発生した場合には、図示してない異常検知装置からの信号により、電磁石装置20が消勢されて図2に示す状態になる。即ち電磁石装置20は解放位置となり、駆動バネ18のバネ作用力が解放されてリンク機構19を介してプランジャ21aと共に可動子21を図で右方向に押し、摩擦部材11a、11bはレール2a、2bに駆動バネ18によって接触させられた作動位置になっている。このとき復帰モータ30は消勢されていて、復帰部材33は復帰バネ24の作用により待機位置にあるため、可動子21の右方向への移動が妨げられることはない。
レール2a、2bに接触した摩擦部材11a、11bは摩擦力によりエレベータの走行方向に応じてくわえ金4a、4bの上下いずれかとレール2a、2bとの間に引き込まれ、楔作用により大きな制動力を発生してエレベータを緊急停止させる。
復帰動作
このような緊急停止をしてエレベータの異常を解除した後、エレベータ緊急停止装置を復帰させて図1に示す通常運転状態にするためには、まず、かご1の動きによりくわえ金4a、4bに摩擦部材11a、11bが食い込んでいる場合は、かご1を動かして、食い込みを解除する。
次に、電磁石装置20のコイル23に通電した状態で、DCギアードモータなどの復帰モータ30によりギア31を回転させ、図3に示すように図中左右方向にのみ動きうるラックギア32によって、復帰部材33を図中左方向に駆動して復帰位置にする。復帰部材33の復帰位置への移動により、図2の解放位置にあった可動子21がプランジャ21aと共に保持位置に押し込まれ、可動子21が固定子22に当接して保持されて電磁石装置20が保持位置となる。この間に駆動バネ18および復帰バネ24が共にリンク機構19を介して蓄勢され、摩擦部材11a、11bがレール2a、2bから離間した非作動位置となる。
このような図3に示す状態で復帰モータ30を消勢すると、復帰部材33と固定板25との間に設けた復帰バネ24のバネ作用力により、復帰部材33が復帰モータ30を負荷として図で右方向に復帰位置に向かって駆動され、復帰部材33が可動子21が移動する距離以上に離れた復帰位置にまで退避したとき、スイッチ等の位置検出器35により停止させられて図1に示す通常走行状態に戻る。
点検動作
エレベータ緊急停止装置の作動状態の点検をする場合には、かご1を停止させ、エレベータ緊急停止装置を図1に示す通常運転状態にする。即ち、電磁石装置20は保持位置にし、駆動バネ18は蓄勢状態にし、摩擦部材11は非作動位置にし、復帰モータ30は消勢し、復帰部材33は待機位置にする。
次に、復帰モータ30を附勢して図3に示す状態とする。即ち、復帰部材33を図中左方向に駆動して復帰位置にし、復帰バネ24に蓄勢する。このとき電磁石装置20は保持位置にあり、駆動バネ18は蓄勢されており、摩擦部材11a、11bはレール2a、2bから離間した非作動位置にある。
このような図3に示す状態で復帰モータ30を消勢すると、復帰部材33と固定板25との間に設けた復帰バネ24のバネ作用力により、復帰部材33が復帰モータ30を負荷として回転させつつ図で右方向に復帰位置に向かって駆動され、復帰部材33が可動子21が移動する距離以上に離れた復帰位置にまで退避したとき、スイッチ等の位置検出器35により停止させられて図1に示す通常走行状態に戻る。これにより復帰モータ30のみのテストを実施できる。
また、図3に示す状態で電磁石装置20のコイル23を消勢し、復帰モータ30の電源を切断すれば、駆動バネ18および復帰バネ24のバネ作用力が、リンク機構19を介してプランジャ21aを図で右方向に押して電磁石装置20を解放位置にする。このとき、復帰モータ30およびラックギア等の可逆的減速機構34は負荷として回転させられて、可動子21が待機位置に移動する。また、摩擦部材11a、11bは低速度でレール2a、2bに接触して作動位置となり、図2に示す制動状態となる。これにより、エレベータ緊急停止装置の動作状態を点検することができる。
また、図2に示す制動状態にした後、即ち摩擦部材11a、11bを作動位置に移動させた後、エレベータかご1あるいは釣合錘を移動させて摩擦部材11a、11bのくさびがくわえ金4a、4bとレール2a、2bとの間に食い込み、完全な制動が行われるまでの制動作用を確認することもできる。
また、図3の状態で、復帰モータ30に電源を供給したままで、電磁石装置20のコイル23を消勢し、駆動回路のリレーなど電気的な健全性のみを確認することもできる。
即ち、まず図1に示すように、電磁石装置20は保持位置にし、駆動バネ18は蓄勢状態にし、摩擦部材11a、11bは非作動位置にし、復帰モータ30は消勢し、復帰部材33は待機位置にした通常運転状態とする。この状態から復帰モータ30を附勢して、復帰部材33を復帰位置に駆動して復帰バネ24を蓄勢する。次に、復帰モータ30を附勢したままで電磁石装置20のコイル23を消勢し、復帰モータ30の駆動回路の電気的な点検をすることができる。
これによりレール2a、2bにダメージを与えることなく、大きな音を発生することなく、電磁操作機構による緊急停止装置の点検を行うことができる。点検後は、図3に示した緊急動作後の復帰動作と同様に、正常状態に復帰させることができる。
このように構成されたエレベータ緊急停止装置によれば、摩擦部材11a、11bがレール2a、2bに接触するのは、電磁石の通電が遮断された場合のみとなり、必要な場合にのみ緊急停止させることができる。
また、復帰モータにブレーキが不要で、誤動作の可能性が低い。モータは一方向回転するものであるため駆動回路が簡単でコイルへの配線が容易であるため、モータの駆動回路が簡単となる。従って、エレベータ緊急停止装置が小型、安価にできる。また、エレベータ緊急停止装置の信頼性を確保できる。
この発明のエレベータ緊急停止装置を一実施例に沿って説明したが、様々な変形変更が可能である。例えば、摩擦部材11a、11bとくわえ金4a、4bの組合せは、偏芯カムなど、別の機構を用いることもできる。レール2a、2bの代わりに、ロープブレーキの様にロープを接触対象としても良く、ガバナロープとしても良い。また、運動変換・減速機構としてはラックギアが用いられているが、送りネジ式など、その他のモータの回転を直線運動に変える機構とすることができる。
また、電磁石装置20としては常時通電する必要があるソレノイドを用いたが、永久磁石を用いて保持し、緊急停止時にコイルに通電して永久磁石の力を相殺する方式とすることもできる。
エレベータ緊急停止装置のリンク機構19の代わりに、第3のリンク15を互いにピンで枢着されたリンク対で構成したリンク機構を用いて、一種の平行リンクとしてコンパクトな動作をするようにすることもできる。
さらに、点検方法に関連して、例えば、日常点検では電磁石装置20のコイル23および復帰モータ30等の電気的な点検のみを実施し、定期点検では、低速でレール2a、2bに接触させる機構部を含めた動作点検を実施するという点検を組み合わせて実施しても良い。
本発明の実施の形態1のエレベータ緊急停止装置を通常運転状態で示す概略断面図である。 図1のエレベータ緊急停止装置を緊急停止状態で示す概略断面図である。 図1のエレベータ緊急停止装置を復帰状態で示す概略断面図である。
符号の説明
1 かご、2a、2b レール、11a、11b 摩擦部材、12a、12b 摩擦部材、18 駆動バネ、19 リンク機構、20 電磁石装置、21 可動子、22 固定子、23 電磁コイル、24 復帰バネ、30 復帰モータ、33 復帰部材、35 可逆的減速機構。

Claims (8)

  1. 作動位置および作動位置から離れた非作動位置の間で可動の摩擦部材と、
    上記摩擦部材を上記作動位置に偏倚する駆動バネと、
    附勢されたとき、上記駆動バネの作用に抗して上記摩擦部材が上記非作動位置に保持される保持位置、および消勢されたとき、上記駆動バネの作用下で上記摩擦部材が上記作動位置にされる解放位置の間で可動の電磁石装置と、
    上記駆動バネに蓄勢しながら上記電磁石装置を上記解放位置から上記保持位置に復帰させる復帰モータとを備えたエレベータ緊急停止装置において、
    上記電磁石装置および上記復帰モータの間に設けられて、上記電磁石装置を上記保持位置に復帰させる復帰位置、および上記保持位置に復帰した上記電磁石装置から離間して上記電磁石装置の上記解放位置への移動を許容する待機位置の間で可動の復帰部材と、
    上記復帰部材と上記電磁石装置との間に設けられて上記復帰部材を上記復帰位置から上記待機位置に常時偏倚する復帰バネとを備えたことを特徴とするエレベータ緊急停止装置。
  2. 上記電磁石装置が、電磁コイルと、この電磁コイルによって駆動される可動子とを備え、上記電磁石装置の上記保持位置は、上記可動子が上記電磁コイルによって電磁気的に保持された位置であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ緊急停止装置。
  3. 上記復帰モータと上記電磁石装置との間に可逆的減速機構を備えたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のエレベータ緊急停止装置。
  4. 上記摩擦部材と上記電磁石装置との間に設けられ、上記摩擦部材の上記作動位置と上記非作動位置との間の移動距離を、上記電磁石装置の上記解放位置と上記保持位置との間の移動距離よりも小さくするリンク機構を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベータ緊急停止装置。
  5. 上記リンク機構が、2つの上記摩擦部材と1つの上記電磁石装置との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベータ緊急停止装置。
  6. 作動位置および作動位置から離れた非作動位置の間で可動の摩擦部材と、
    上記摩擦部材を上記作動位置に偏倚する駆動バネと、
    附勢されたとき、上記駆動バネの作用に抗して上記摩擦部材を上記非作動位置に保持する保持位置、および消勢されたとき、上記駆動バネの作用下で上記摩擦部材を上記作動位置にする解放位置の間で可動の電磁石装置と、
    上記駆動バネに蓄勢しながら上記電磁石装置を上記解放位置から上記保持位置に復帰させる復帰モータとを備えたエレベータ緊急停止装置において、
    上記電磁石装置および上記復帰モータの間に設けられて、上記電磁石装置を上記保持位置に復帰させる復帰位置、および上記保持位置に復帰した上記電磁石装置から離間して上記電磁石装置の上記解放位置への移動を許容する待機位置の間で可動の復帰部材と、
    上記復帰部材と上記電磁石装置との間に設けられて上記復帰部材を上記復帰位置から上記待機位置に常時偏倚する復帰バネとを備えたエレベータ緊急停止装置を点検するために、
    上記電磁石装置は上記保持位置にし、上記駆動バネは蓄勢状態にし、上記摩擦部材は上記非作動位置にし、上記復帰モータは消勢し、上記復帰部材は上記待機位置にした状態で、上記復帰モータを附勢し、もって上記復帰部材を上記復帰位置に駆動して上記復帰バネを蓄勢する工程と、
    次に、上記復帰モータと上記電磁石装置とを消勢して上記電磁石装置を上記解放位置にし、もって上記駆動バネの解放により上記復帰モータを回転させつつ上記摩擦部材を上記作動位置に移動させる工程とを備えたエレベータ緊急停止装置の点検方法。
  7. 上記摩擦部材を上記作動位置に移動させる工程の後、エレベータかごあるいは釣合錘を移動させて上記摩擦部材の制動作用を確認する工程を備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ緊急停止装置の点検方法。
  8. 作動位置および作動位置から離れた非作動位置の間で可動の摩擦部材と、
    上記摩擦部材を上記作動位置に偏倚する駆動バネと、
    附勢されたとき、上記駆動バネの作用に抗して上記摩擦部材を上記非作動位置に保持する保持位置、および消勢されたとき、上記駆動バネの作用下で上記摩擦部材を上記作動位置にする解放位置の間で可動の電磁石装置と、
    上記駆動バネに蓄勢しながら上記電磁石装置を上記解放位置から上記保持位置に復帰させる復帰モータとを備えたエレベータ緊急停止装置において、
    上記電磁石装置および上記復帰モータの間に設けられて、上記電磁石装置を上記保持位置に復帰させる復帰位置、および上記保持位置に復帰した上記電磁石装置から離間して上記電磁石装置の上記解放位置への移動を許容する待機位置の間で可動の復帰部材と、
    上記復帰部材と上記電磁石装置との間に設けられて上記復帰部材を上記復帰位置から上記待機位置に常時偏倚する復帰バネとを備えたエレベータ緊急停止装置を点検するために、
    上記電磁石装置は上記保持位置にし、上記駆動バネは蓄勢状態にし、上記摩擦部材は上記非作動位置にし、上記復帰モータは消勢し、上記復帰部材は上記待機位置にした状態で、上記復帰モータを附勢し、もって上記復帰部材を上記復帰位置に駆動して上記復帰バネを蓄勢する工程と、
    次に、上記復帰モータを附勢したままで上記電磁石装置を消勢し、上記復帰モータの駆動回路の電気的な点検をする工程とを備えたエレベータ緊急停止装置の点検方法。
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