JP2009226976A - 冬用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪上におけるトラクション性能を向上させることのできる冬用タイヤを提供する。
【解決手段】トレッド14を、ショアA硬度が50〜56であるゴムから成る表面層21と、この上記表面層21を構成するゴムの硬度よりもショアA硬度が2ポイント高い硬度を有するゴムから成る内部層22とから構成し、更に、上記表面層21を、タイヤセンター部10Aの厚さがタイヤショルダー部10Bの厚さよりも厚くなるように形成して、タイヤセンター部10Aではサイプ18が開き易くなるようにするとともに、タイヤショルダー部10Bでの剛性を確保することができるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、冬用タイヤに関するもので、特に、トレッドの陸部にサイプとスパイクピンとを備えた冬用タイヤに関する。
冬用タイヤとして、トレッドの陸部にサイプを設けるとともに、このサイプが形成された陸部にスパイクピンを打ち込んだスパイクタイヤが知られている。このスパイクタイヤのトレッドは、タイヤ表面に配置されたキャップ層とそのタイヤ径方向内側に配置されたベース層と備えており、上記キャップ層にはショアA硬度の低いゴムが、上記ベース層にはショアA硬度の高いゴムが使用されている。上記スパイクピンの一端は上記キャップ層表面から突出し、他端は上記ベース層の中に1/3以上埋設されている。上記のスパイクタイヤを装着した車両が雪氷路上を走行する際には、上記スパイクピンの先端が路面に食い込み、上記サイプの形成された陸部が路面とより密着することで摩擦力を増加させて、雪氷路上での操縦安定性能を確保する。また、表面層であるキャップ層にショアA硬度の低いゴムを使用することでサイプを開き易くし、そのエッジ効果により、雪上でのトラクション性能を確保することができる。一方、ベース層にショアA硬度の高いゴムを使用することで上記スパイクピンの保持性を確保するとともに、トレッドの剛性を確保して、操縦安定性を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−259504号公報
しかしながら、スパイクピンを埋設したベース層の厚さがキャップ層に比べて厚い場合には、トレッド全体の剛性が高くなってサイプが開きにくくなるので、雪上でのトラクション性能が低下してしまうといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、雪上におけるトラクション性能を向上させることのできる冬用タイヤを提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、タイヤのトレッド表面に形成された複数本の溝と、上記溝により区画された陸部と、上記陸部に形成されたサイプを備えた冬用タイヤであって、上記トレッドはタイヤ表面側に配置された表面層と上記表面層のタイヤ径方向内側に配置された内部層とを備えており、上記内部層は上記表面層を構成するゴムの硬度より高い硬度を有するゴムから構成され、上記表面層はタイヤセンター部の厚さがタイヤショルダー部の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の冬用タイヤであって、上記内部層を構成するゴムのショアA硬度は、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度よりも2ポイント以上高いことを特徴とする。なお、トレッドゴムの硬さの指標であるショアA硬度は、材料の表面に鋼球またはダイヤモンド球を投下した時に、上記球の跳ね上がる高さにより決定された硬度(反発硬度)で、値が大きいほど硬い材料である。このショアA硬度は市販の硬度計を用いて計測可能である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の冬用タイヤであって、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度の範囲が50〜56であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冬用タイヤであって、上記陸部には、一端が上記表面層の表面から突出し他端が上記内部層に接するかもしくは上記内部層内に達しているスパイクピンが打ち込まれていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の冬用タイヤであって、上記スパイクピンはタイヤショルダー部のみに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、トレッド表面に形成された複数本の溝により区画された陸部にサイプが設けられた冬用タイヤにおいて、上記トレッドを、タイヤ表面側に配置された表面層と、この表面層のタイヤ径方向内側に配置された、上記表面層を構成するゴムの硬度より高い硬度を有するゴムから成る内部層とから構成するとともに、上記表面層を、タイヤセンター部の厚さがタイヤショルダー部の厚さよりも厚くなるように形成し、タイヤセンター部ではサイプが開き易くなるようにしたので、雪上におけるトラクション性能を向上させることができる。
このとき、上記内部層を構成するゴムとして、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度よりも2ポイント以上高いショアA硬度を有するゴムを使用すれば、タイヤセンター部において、サイプを確実に開き易くすることができる。
また、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度の範囲としては、サイプが開き易い程度の硬度である50〜56とすることが好ましく、これにより、雪上におけるトラクション性能を確実に向上させることができる。
また、上記陸部に一端が上記表面層の表面から突出するスパイクピンを打ち込む場合、他端を上記内部層に接するかもしくは上記内部層内に達しているようにすれば、雪上トラクション性能を確保しつつ、ピン抜けを防止することができる。
また、上記スパイクピンを上記表面層の厚さが薄いタイヤショルダー部のみに設ければ、ピン抜けの恐れがないので、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度を更に小さくできる。したがって、サイプが更に開き易くなってエッジ効果が増大するので、雪上におけるトラクション性能を更に向上させることができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本最良の形態に係る冬用タイヤ10の構成を示す断面図で、同図において、11はビード部、11Cはビードコア、12はカーカス層、13a,13bはベルト層、14はトレッド、15はサイドトレッドである。
カーカス層12は、ビード部11に配置された1対のビードコア11Cにトロイド状をなして跨るように設けられた、当該冬用タイヤ10の骨格を成す部材で、このカーカス層12のクラウン部のタイヤ径方向外側に2枚のベルト層13a,13bが配置されている。上記ベルト層13a,13bは、それぞれ、スチールコードもしくは有機繊維を撚ったコードを、赤道方向に対して20°〜70°の角度で交錯するように配置したもので、タイヤ径方向内側に配置されるベルト層13aのコードの延長方向とタイヤ径方向外側に配置されるベルト層13bのコードの延長方向とは互いに交錯している。
トレッド14は上記ベルト層13a,13bのタイヤ径方向外側に配置されたゴム部材(トレッドゴム)で、このトレッド14の表面には複数本の溝16が形成されており、これらの溝16により複数の陸部17A,17B,17Cが区画される。陸部17Aはタイヤセンター部10Aに位置する中央陸部で、陸部17Bは上記中央陸部のタイヤ幅方向の両外側に位置する外側陸部、陸部17Cは上記外側陸部17Bの外側で、タイヤショルダー部10B側に位置するショルダー側陸部である。上記各陸部17A,17B,17Cの表面には、複数のサイプ18が形成されており、かつ、上記中央陸部17Aを除く各陸部17B,17Cには、複数のスパイクピン19が打ち込まれている。
サイドトレッド15は上記トレッド14の端部からタイヤのサイド部に延長して上記カーカス層12を覆うゴム部材である。
上記トレッド14は、タイヤ表面側に配置された表面層21とこの表面層21のタイヤ径方向内側に配置された内部層22とを備えている。上記表面層21はショアA硬度が50〜56であるゴムから構成されており、上記内部層22は上記表面層21を構成するゴムの硬度よりショアA硬度で2ポイント高い硬度を有するゴムから構成されている。上記トレッド14の厚さ、すなわち、表面層21の厚さと内部層22の厚さとの合計はほぼ一定である。従来のトレッドでは、図1の破線に示すように、表面層21の厚さと内部層22の厚さはほぼ同じであったが、本例では、表面層21の厚さは、タイヤセンター部10A側で厚く、タイヤショルダー部10B側で薄くなっている。
上記サイプ18は、上記陸部17A,17B,17Cにタイヤ周方向に沿って延びるように形成されており、幅が狭く、深さも上記溝16よりも浅い。なお、上記陸部17には、タイヤ幅方向に延びる図示しないサイプも形成されている。
上記スパイクピン19は上記トレッド14の陸部17B,17Cに、長さ方向がタイヤ径方向に延在するように打ち込まれており、そのタイヤ径方向外側の端部は上記表面層21の表面から突出している。また、上記スパイクピン19のタイヤ径方向内側の端部は、タイヤショルダー部10B側では内部層22に埋設されている。
上記内部層22を構成するゴムの硬度が表面層21を構成するゴムの硬度よりも高い場合には、内部層22が厚い方がスパイクピン19が抜けにくい。例えば、図2(a)に示すように、トレッド14の厚さが12.5mmで、表面層21の厚さが10.5mm、内部層22の厚さが2.0mmである場合には、上記スパイクピン19を引き抜く力は21.8kNであったが、図2(b)に示すように、表面層21の厚さが6.2mm、内部層22の厚さが6.3mmである場合には、上記スパイクピン19を引き抜く力は24.1kNと、約11%だけ大きな力が必要である。
一方、雪上性能(操縦安定性能、制・駆動特性)は硬度の低いゴムから成る表面層21の厚さが厚い方が優れている。これは、上記表面層21のゴムの硬度が低いとサイプ18を開き易く、その結果、エッジ効果により、雪上でのトラクション性能を確保することができるためである。
本例の冬用タイヤ10は、タイヤセンター部10A側ではゴムの硬度が低い表面層21の厚さが厚いので、雪上における操縦安定性能や制・駆動特性に優れている。
一方、タイヤショルダー部10B側は、雪上における操縦安定性能や制・駆動特性よりも旋回時グリップ力などの旋回性能に寄与するので、本例のように、ゴムの硬度が高い内面層22の厚さをタイヤセンター部10Aよりも厚く形成して、タイヤの剛性を確保するようにしている。本例では、旋回時グリップ力などの旋回性能に寄与する外側陸部17Bとショルダー側陸部17Cとにスパイクピン19を配置するようにしている。上記外側陸部17Bと上記ショルダー側陸部17Cは、内部層22の厚さがある程度厚いので、スパイクピン19を上記内部層22内に保持できるので、ピン抜けの心配もない。
なお、タイヤセンター部10A側ではゴムの硬度が低い表面層21の厚さが厚くグリップが大きいので、スパイクピン19がなくても雪上性能を十分に確保できる。
このように本最良の形態では、トレッド14を、ショアA硬度が50〜56であるゴムから成る表面層21と、この上記表面層21を構成するゴムの硬度よりもショアA硬度が2ポイント高い硬度を有するゴムから成る内部層22とから構成し、更に、上記表面層21を、タイヤセンター部10Aの厚さがタイヤショルダー部10Bの厚さよりも厚くなるように形成して、タイヤセンター部10Aではサイプ18が開き易くなるようにするとともに、タイヤショルダー部10Bでの剛性を確保することができるようにしたので、雪上におけるトラクション性能を向上させることができる。
また、内部層22の厚さがある程度厚い、外側陸部17Bとショルダー側陸部17Cとにスパイクピン19を配置したので、スパイクピン19を確実に保持することができるとともに、旋回時グリップ力などの旋回性能を向上させることができる。
なお、上記最良の形態では、スパイクピン19を外側陸部17Bとショルダー側陸部17Cの両方に設けたが、ショルダー側陸部17Cのみに設けてもよい。これにより、上記表面層21の厚さの厚い領域を増やせるので、サイプ18が更に開き易くなり、雪上におけるトラクション性能を向上させることができる。
また、上記例では、陸部17A,17B,17Cに形成したサイプ18を周方向に沿って延びるサイプ(周方向サイプ)としたが、上記陸部17A,17B,17Cに形成するサイプとしては、タイヤの周方向に交差するように延びる横サイプであってもよいし、周方向サイプと横サイプの両方が形成されていてもよい。
また、上記例では、内部層22を構成するゴムのショアA硬度を上記表面層21を構成するゴムの硬度よりも2ポイント高くしたが、どの程度高くするかは上記2ポイントに限定されるものではなく、トレッドパターンやトレッド14の厚さなど、タイヤ種に応じて適宜決定される。
ショアA硬度が低いゴムから成る表面層の厚さがタイヤセンター部10Aで厚くタイヤショルダー部10Bで薄い本発明によるタイヤ(本発明)と、表面層の厚さが一定である従来のタイヤ(従来例)とを準備し、上記各タイヤを試験車両に搭載して雪上性能試験を行った結果を図3の表に示す。なお、本発明のタイヤのタイヤセンター部における表面層の厚さは10.5mm、内部層の厚さは2.0mmで、ショルダー部における表面層の厚さは6.2mm、内部層の厚さは6.3mmである。一方、従来例のタイヤでは、タイヤセンター部、ショルダー部ともに、表面層の厚さは6.2mm、内部層の厚さは6.3mmである。また、上記各タイヤのタイヤサイズは195/65R15、使用リムは6.5J,内圧は240kPaである。
また、雪上性能試験の試験方法と評価方法は以下の通りである。
SNOW操縦安定性能は、本発明のタイヤと従来のタイヤとをそれぞれ試験車両に搭載し雪上を走行させたときのドライバーのフィーリング評価により行い、従来例を100とした指数で評価した。数字が高い程性能が高い。
SNOWブレーキ性能は、車速30km/hで雪上を走行した後、ブレーキをかけて減速し車速が5km/hになるまでに要する時間(減速時間)を測定し、従来例を100とした指数で評価した。数字が高い程減速時間が短く、ブレーキ性能が高い。
SNOWアクセル性能は、車速10km/hで雪上を走行した後、アクセルを踏んで加速し車速が35km/hに到達するのに要する時間(加速時間)を測定し、従来例を100とした指数で評価した。数字が高い程加速時間が短く、アクセル性能が高い。
図3の表から明らかなように、ショアA硬度が低いゴムから成る表面層の厚さがタイヤセンター部で厚い本発明によるタイヤの方が、雪上性能が高いことが確認された。
このように、本発明によれば、スパイクピンの保持性を確保しつつ、雪上におけるトラクション性能を向上させることのできる冬用タイヤを得ることができるので、車両の安全性を向上させることができる。
本発明の最良の形態に係る冬用タイヤの構成を示す図である。 スパイクピンの打ち込み状態とピン抜けとの関係を説明するための図である。 雪上性能の試験結果を示す表である。
符号の説明
10 冬用タイヤ、10A タイヤセンター部、10B タイヤショルダー部、
11 ビード部、11C ビードコア、12 カーカス層、13a,13b ベルト層、14 トレッド、15 サイドトレッド、16 溝、17 陸部、18 サイプ、
19 スパイクピン、21 表面層、22 内部層。

Claims (5)

  1. タイヤのトレッド表面に形成された複数本の溝と、上記溝により区画された陸部と、上記陸部に形成されたサイプを備えた冬用タイヤであって、上記トレッドはタイヤ表面側に配置された表面層と上記表面層のタイヤ径方向内側に配置された内部層とを備えており、上記内部層は上記表面層を構成するゴムの硬度より高い硬度を有するゴムから構成され、上記表面層はタイヤセンター部の厚さがタイヤショルダー部の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする冬用タイヤ。
  2. 上記内部層を構成するゴムのショアA硬度は、上記表面層を構成するゴムのショアA硬度よりも2ポイント以上高いことを特徴とする請求項1に記載の冬用タイヤ。
  3. 上記表面層を構成するゴムのショアA硬度の範囲が50〜56であることを特徴とする請求項2に記載の冬用タイヤ。
  4. 上記陸部には、一端が上記表面層の表面から突出し他端が上記内部層に接するかもしくは上記内部層内に達しているスパイクピンが打ち込まれていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冬用タイヤ。
  5. 上記スパイクピンはタイヤショルダー部のみに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の冬用タイヤ。
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