JP7307751B2 - タイヤにブラインドホールを形成する方法およびブラインドホールにインサートを挿入する方法 - Google Patents

タイヤにブラインドホールを形成する方法およびブラインドホールにインサートを挿入する方法 Download PDF

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Description

開示された解決策は、インサートを含むタイヤ、特に組立タイヤに関する。特に、開示された解決策は、当該タイヤにインサートを挿入するための方法に関する。
スタッドなどのインサートをタイヤに挿入する方法としては、タイヤの製作、すなわちタイヤの製造に伴って、まず、インサートに適した穴を金型で形成し、次いで、金型を取り外し、最終的にタイヤの金型状の穴にインサートを挿入する方法が知られている。
しかしながら、この方法では、タイヤの製作と同時にインサート用の穴を作る必要があり、インサート用の穴の数、位置、形状をタイヤの製造前に知っておく必要があるという欠点がある。
したがって、この方法は、タイヤの製作に先立って数、位置、形状および/または寸法が、既知でない、または完璧に予測されていないインサートを使用して、既に製造されたタイヤを改造するのには適していない。
さらに、前記公知の金型ベースの方法は、インサートを装備することに関してタイヤのばらつきがほとんどない、または全く好ましくない大規模なバッチ製作に主に適しており、特に効率性および作業性の点で好適である。
したがって、この方法は、その数、位置、形状および寸法を含む、用途に適したインサートをタイヤに可変的に装備するのに適していない。
既知の金型ベースの方法に対するこうした不適切性の懸念は、いわゆる「スマート」タイヤの場合に特に顕著であるが、これに限定されるものではない。当該「スマート」タイヤは、摩耗、摩擦、水分、加速度の測定などの可変機能を有する様々なインサートを含んでいてもよいし、タイヤの形状、寸法、およびタイヤ内での位置決めなどの機能を有していてもよい。言い換えれば、「スマート」タイヤは、アプリケーションに適したインサートをタイヤ内に差動的に組み込む方法によって、差動的に「スマート」にしてもよい。言い換えれば、「スマート」タイヤは、インサートの構成の点で調整されることができるのが好ましく、当該調整は、個々のタイヤのレベルで達成されることができるのが最も好ましい。
このような問題は、通常のドリルビットを用いてインサート用の穴を穿孔しても満足に対処することができない。なぜなら、知られているように、こうして生成された円筒状の穴は、当該円筒状の穴から外れてしまうインサートに対して構造的、かつ、幾何学的に誘導して支持することがないからである。
さらに、「スマート」タイヤに典型的に必要とされるインサートは、通常、電子部品を含む、あるいは、そうでなくても、スタッド付きタイヤに典型的に使用される金属および/またはセラミック系の摩擦増加インサートよりも脆弱である。
その結果、いわゆる「スタッドガン」に基づくもののような、タイヤにインサートを挿入するために現在採用されているロボット化または自動化された方法は、「スマート」タイヤで一般的に必要とされる脆弱なインサートを損傷させるリスクを負っている。
前述の観点から、開示された解決策の目的は、タイヤ、特に加硫タイヤ、および類似的には別の方法で製作された組立タイヤにインサートを挿入する際の上述の問題に対処し、緩和することである。
開示された解決策は、組立タイヤにブラインドホールを形成するための方法を含む。この方法は、タイヤのトレッドを形成するトレッドブロックを含む組立タイヤを利用可能に準備し、その後、ブラインドホールが第1の深さにおける第1の断面と第2の深さにおける第2の断面とを有し、第2の断面が第1の断面よりも大きく、第2の深さが第1の深さよりも大きくなるように、タイヤのトレッドブロックにブラインドホールを機械加工することを含む。
開示された解決策の原理は、スリックタイヤまたは溝付きタイヤの場合のように、明瞭なトレッドブロックを構成しないタイヤにも適用される。このような場合、ブラインドホールは、当該タイヤのトレッドに機械加工される。
開示された解決策はまた、組立タイヤのトレッドにインサートを挿入する方法を含み、この方法は、インサートを利用可能に準備することと、組立タイヤに上記のようなブラインドホールを形成することと、その後、インサートをブラインドホールに挿入することと、を含む。
したがって、開示された解決策によれば、当該ブラインドホールは、ブラインドホールが、ブラインドホールからインサートが外れないよう、インサートの構造的、幾何学的に誘導して支持できるように、組立(プレハブ)、すなわち既成のタイヤに機械加工することができる。例えば、底部フランジを有するインサートは、第2の深さの第2の断面がフランジを収容する一方で、インサートの本体の残りの部分がブラインドホールの第1の断面に収容されるように、当該ブラインドホールに取り付けてもよい。
開示された解決策によれば、ブラインドホールは、組立タイヤ内で機械加工されるので、当該ブラインドホールは、タイヤ内の任意の所望の数および/または位置に機械加工することができる。さらに、機械加工の実施形態および方法を適切に選択することにより、以下でさらに詳細に説明するように、ブラインドホールの形状および寸法を選択することもできる。
当該ブラインドホールに取り付け可能なインサートの形状に関して、開示された解決策によれば、インサートは、インサートの底部からインサートの上部に向かって長手方向に延びていてもよい。当該インサートは、底部からの第1の長手方向位置での第1の断面と、底部からの第2の長手方向位置での第2の断面とを有していてもよい。その場合、第1の長手方向位置は、第2の長手方向位置よりも上部に近い位置にあり、第2の断面は、第1の断面よりも大きい。開示された解決策によれば、当該インサートは、インサートの底部がインサートの上部よりもブラインドホール内に深く挿入されるように、ブラインドホール内に挿入してもよい。
このように、インサートの形状は、インサートがブラインドホールから外れないよう、ブラインドホールからの構造的支持を得ることができるように、ブラインドホールの形状と併せて選択してもよい。例えば、インサートは、ブラインドホールの第2の断面と寸法的に適合する底部フランジを構成してもよい。
具体的には、ブラインドホール内でのインサートの設置位置でインサートを確実に、および/またはよりよく留まらせることに関して、開示された解決策によれば、当該ブラインドホールは、ブラインドホールの形状がインサートと幾何学的に一致するように、トレッドブロックに機械加工してもよい。好ましくは、ブラインドホールは、ブラインドホールの壁が、トレッドブロックが製作された後にブラインドホールがトレッドブロックに機械加工されたことを示すマーキングを含むように、機械加工される。
その結果、開示された解決策によるタイヤは、ブラインドホールの壁は、トレッドブロックが製作された後に、ブラインドホールがトレッドブロックに機械加工されたことを示すマーキングを含むようなものであってもよい。代替的または追加的に、開示された解決策によるタイヤは、トレッドブロックからインサートを除去すると、ブラインドホールが露出し、ブラインドホールの壁は、トレッドブロックが製作された後にブラインドホールがトレッドブロックに機械加工されたことを示すマーキングを含むようなものであってもよい。
「スマート」タイヤに典型的に必要とされるインサートに関して、開示された解決策によれば、インサートは、一次容量性コンポーネントおよび一次誘導性コンポーネントから構成してもよい。当該インサートは、タイヤの摩耗などの状態を測定するように構成されてもよく、および/または、湿度または摩擦などの環境パラメータを測定するように構成してもよい――実施例として、インサートは、その目的のためのセンサを構成してもよい――および/または、タイヤの摩耗などの状態を示すように構成されてもよく、および/または、タイヤの摩擦を改善するように構成してもよい。
開示された解決策によれば、ブラインドホールへの取り付け中にインサートの完全性を保護するために、インサートをブラインドホールに挿入する前に、インサートの少なくとも一部をスリーブ内に配置し、次いで、インサートをスリーブとともにブラインドホールに挿入してもよい。
タイヤを示す。 ブラインドホール内のインサートを含むタイヤを半断面で示す。 ブラインドホール内のインサートを含むタイヤと送信機を半断面で示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 例示のインサートを示す。 タイヤのトレッドブロック内のブラインドホールを側面から断面的に見た図を示す。 タイヤのトレッドブロックに、その壁(複数の壁)にマーキングを含むブラインドホールを示す側面から断面的に見た図を示す。 実施例によるブラインドホール内のインサートを側面から断面的に見た図を示す。 実施例によるブラインドホール内のインサートを側面から断面的に見た図を示す。 実施例によるブラインドホール内のインサートを側面から断面的に見た図を示す。 実施例によるインサートを側面から断面的に見た図を示す。 実施例によるブラインドホール内のインサートを側面から断面的に見た図を示す。 側面から断面的に見た、突起を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、突起を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、突起を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、半径方向に拡大した部分を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、半径方向に拡大した部分を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、半径方向に拡大した部分を有するドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、様々な角度で使用されるドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、様々な角度で使用されるドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 側面から断面的に見た、様々な角度で使用されるドリルビットを用いてタイヤのトレッドブロックにブラインドホールを加工する、順次進行していく段階を示す。 実施例によるドリルビットを示す図を示す。 側面から断面的に見た、スリーブ付きインサートを示す。 上から見た、スリーブ付きインサートを示す。 上から見た、フランジを有するインサートを示す。 上から見た、図10c1のスリーブ付きインサートを示す。 上から見た、フランジを有するインサートを示す。 上から見た、図10d1のスリーブ付きインサートを示す。 上から見た、フランジを有するインサートを示す。 上から見た、図10e1のスリーブ付きインサートを示す。 側面から断面的に見た、実施例によるスリーブを示す。 側面から断面的に見た、実施例によるスリーブを示す。 実施例による、スリーブを有するインサートとパンチを側面から断面的に見た図を示す。 実施例による、スリーブ内のインサートとともにスリーブを有するパンチを側面から断面的に見た図を示す。 実施例による、ロッドを用いてスリーブからインサートを排出する様子を示す。 実施例による、スリーブを有するインサートとパンチを側面から断面的に見た図を示す。 実施例による、スリーブ内のインサートとともにスリーブを有するパンチを側面から断面的に見た図を示す。 実施例による、ロッドを用いてスリーブからインサートを排出する様子を示す図を示す。 側面から断面的に見た、ブラインドホール内におけるスリーブ内のインサートを示す。 側面から断面的に見た、スリーブが取り付けられたインサートがブラインドホール内に残るようにスリーブをブラインドホールから除去する、順次進行する段階を示す。 側面から断面的に見た、スリーブが取り付けられたインサートがブラインドホール内に残るようにスリーブをブラインドホールから除去する、順次進行する段階を示す。 側面から断面的に見た、工具を用いてインサートをブラインドホールに挿入する順次進行する段階を示す。 側面から断面的に見た、工具を用いてインサートをブラインドホールに挿入する順次進行する段階を示す。 ブラインドホールにインサートを工具で挿入する様子を側面から断面的に見た図を示す。 図16cのインサート付き工具の一端を側面から断面的に見てクローズアップした図を示す。 代替例によるインサート付き図16dの工具を、側面から断面的に見た図を示す。 トレッドと補強ベルトとの距離を求める様子を側面から断面的に見た図を示す。
図は、開示された解決策の一般的な原理を説明することを意図している。したがって、図中の図は、必ずしも縮尺ではなく、システムコンポーネントの正確なレイアウトを示唆するものではない。
図1aを参照して、開示された解決策は、タイヤ100に関する。当該タイヤ100は、空気圧式および/または組立式であってもよい。
用語の明確化として、また、当業者によって容易に理解されるように、組立(プレハブ)タイヤ100は、製造された、すなわち製作されたタイヤ100を意味し、以下に説明するような追加の付属物なしに、そのままで使用することが可能である。当該組立タイヤ100は、例えば、加硫タイヤ100であってもよいが、別の方法で組立式であってもよい。
このタイヤ100は、例えば、乗用車や二輪車などの乗用車用のタイヤ100であってもよい。当該タイヤ100は、例えば、トラック、キャタピラ、ハーベスタ、フロントローダなどの重機用の、いわゆる重量物用タイヤであってもよい。当該タイヤ100は、冬用タイヤのように、滑りやすい路面で使用するためのタイヤであってもよい。
このタイヤ100は、典型的には、トレッド120を含み、このトレッド120は、タイヤ100の通常の使用中に路面などの表面900に接触する。当該トレッド120は、典型的には、複数のトレッドブロック110を有するトレッドパターンを有する。当該トレッドブロック110は、典型的には、溝122によって囲まれている。
トレッドブロック110の材料、または少なくとも以下に説明する内容に従ってインサート200が取り付けられるトレッドブロック110は、ASTM規格D2240、バージョン15e1に準じた、50ShAから80ShAのショア硬度を有していてもよい。実施例によれば、トレッドブロック(複数のトレッドブロック)は、23℃の温度で当該ショア硬度を有する。
周知のように、タイヤ100は、回転軸AXRを中心に回転でき、この場合、タイヤ100の構成部分には、半径方向SRに沿って外向きの遠心力が作用する。
特定のタイプのタイヤ100に典型的であり、図1b~1cに示されるように、タイヤ100は、トレッド120とタイヤ100の内面130との間に配置された補強ベルト150を有してもよい。
開示された解決策によれば、当該タイヤ100は、インサート200を備えてもよく、したがって、インサート200を有してもよい。当該インサート200は、例えば、冬タイヤに典型的なような摩擦増加スタッドであってもよい。別の例として、当該インサート200は、タイヤ100のトレッド120の摩耗などの関心のある尺度を感知するように構成してもよい。さらに別の例として、当該インサート200は、スタッドの上述した性能と関心のある尺度を感知する性能とを組み合わせてもよい。
これに対応して、開示された解決策は、インサート200をタイヤ100のトレッド120、好ましくは加硫タイヤ100のような組立タイヤ100に挿入するための方法を含む。
開示された解決策によるタイヤ100は、1つ以上のインサート200を含んでもよい。当該インサート200は、1つ以上の異なるタイプのものであってもよい。
図1cを参照すると、タイヤ100が、関心のある尺度を感知するように構成されたインサート200を含む場合、タイヤ100は、インサート200と通信するように構成された送信機300を含んでもよい。当該送信機300は、タイヤ100の内面130に取り付けられてもよい。当該送信機300は、送信機300の機能に電力を供給するための電源330、好ましくは電力源330と、測定値と、外部装置(複数の外部装置)(図示せず)との通信を実行するための通信回路310とを含んでいてもよい。典型的には、電力源330は、化学エネルギーを電気に変換して電力を供給するように構成された電池である。代替的または追加的に、電源330は、圧電環境発電装置または摩擦電気の環境発電装置のような環境発電装置を含んでもよく、この装置は、電池および/またはコンデンサをその要素の1つとして含んでもよい。
インサート200と送信機300との間の通信の目的のために、インサート200は、例えば図2aおよび2fに示すように、一次誘導性コンポーネント220および一次容量性コンポーネント210を含んでもよく、送信機300は、二次誘導性コンポーネント320を含んでもよい。このような場合、インサート200と送信機300との間の通信は、一次誘導性コンポーネント220が磁気エネルギーを電気に変換することができることに起因して生じてもよく、この磁気エネルギーは、一次容量性コンポーネント210に一時的に蓄えられるようになる。当該磁気エネルギーは、送信機300の二次誘導性コンポーネント320に由来してもよい。送信機300は、それによって、誘導性コンポーネント320を含む送信機300のコンポーネントおよび機能にエネルギーを供給するために、電源330、例えば電池などのエネルギー源を構成してもよい。したがって、受動回路200と送信機300との間の相互作用は、一次誘導性コンポーネント220と二次誘導性コンポーネント320との相互インダクタンスを前提としていてもよい。すなわち、一次誘導性コンポーネント220と二次誘導性コンポーネント320とは、互いに電磁的に接続してもよい。
具体的には、開示された解決策による方法は、送信機300を組立タイヤ100の内面130に取り付けることを含み、送信機300は、インサート200と磁気的に結合するように構成してもよい。当該送信機300は、電源330、通信回路310、および二次誘導性コンポーネント320を含んでもよく、二次誘導性コンポーネント320は、インサート200の一次誘導性コンポーネント220と磁気的に結合するように構成してもよい。
図2a~2iは、開示された解決策によるインサート200の実施例を示す。
図2aに示すように、インサート200は、例えば、送信機300との通信を可能にするために、一次容量性コンポーネント210および一次誘導性コンポーネント220を含んでもよい。図2fに示すように、当該インサート200は、フランジ207を含んでもよい。インサート200が例えばトレッド120の摩耗を感知するように配置されている場合、一次容量性コンポーネント210は、インサート200がトレッド120に挿入された結果、トレッド120とともに摩耗する可能性があり、したがって、トレッド120の摩耗を感知することは、容量性コンポーネント210の容量の摩耗誘発性変化を前提としてもよい。したがって、前述の観点から、インサート200は、タイヤ100の摩耗などの状態を測定するように構成してもよい。
図2bに示すように、インサート200は、表面900と接触するように構成されたインサート200のその端部に硬質金属ピン230を含んでもよい。このようにして硬質金属ピン230を備えるインサート200は、インサート200の他方の端部またはそれに向かってフランジを含んでもよい。このように、インサート200は、タイヤ100の摩擦を改善するように構成してもよい。
図2cに示すように、硬質金属ピン230を含むインサート200は、インサート200の本体に移動可能に接続された支持フランジ235を含んでもよい。したがって、当該支持フランジ235は、インサート200が支持フランジ235に対して移動できるように、すなわち、ある程度の移動を有するが、支持フランジ235から離間することなく移動できるように構成してもよい。このような構成では、表面900に対する硬質金属ピン230の押圧力が制御可能に低減されてもよく、その結果、表面900の摩耗が低減される。
インサート200は、タイヤ100の摩耗などの状態を示すように構成してもよい。このような目的のために、図2dおよび2gに示すように、インサート200は、例えば、インサート200の垂直方向の寸法に沿って可変的に着色されていてもよい。このような可変着色により、インサート200の色に基づいて、インサート200の摩耗の程度を視覚的に観察することができる。図2dおよび2gによって図示されているように、当該可変着色されたインサート200は、その垂直断面に関して、円錐形状もしくは二重円錐形状、または他の幾何学的形状から構成してもよい。
インサート200は、湿度や摩擦などの環境パラメータを測定するように構成してもよい。このような目的のために、図2eに示すように、インサート200は、その目的のためのセンサ240を含んでもよい。このような場合、インサート200は、一次誘導性コンポーネント220などの送信機300と通信するための手段を含んでいてもよい。
図2hおよび2iに示すように、インサート200は、より複雑な幾何学的形状を含んでもよく、その形状は、タイヤのトレッドブロック110のブラインドホール112のような、タイヤのトレッドブロック110内のその取り付け位置にインサート200を留めることを容易にするように構成してもよい。このようなより複雑な幾何学的形状の具体例として、インサート200は、その垂直断面に関して、2つのフランジの場合には図2hに示すように、互いに垂直に離間した2つ以上のフランジを含んでもよい。このようなより複雑な幾何学的形状の別の具体例として、インサート200は、その垂直断面に関して、図2iに示すように、起伏のある側壁を含んでもよい。
ここで、図3aを参照すると、開示された解決策によれば、インサート200が、タイヤ100のブロック、好ましくは組立タイヤ100のトレッド120に挿入される。そのために、タイヤ100のトレッド120を形成するトレッドブロック110を含むタイヤ100を利用可能に準備し、インサート200を利用可能に準備した後、タイヤのトレッドブロック110にブラインドホール112を加工してもよい。その後、インサート200は、ブラインドホール112に挿入してもよい。
なお、タイヤ100が空気圧式のタイヤ100である場合には、加工時にタイヤ100はブラインドホール112に空気を入れられてもよい。
当該ブラインドホール112は、穿孔によってトレッドブロック110に製造されてもよい。ここで、穿孔によって、とは、回転切削具で穴を切削することをいう。以下、当該回転切削具は、ドリルビットとも称する。
まだ図3aを参照すると、当該ブラインドホール112は、その底部112aからトレッドブロック110の開口部112bまで、長手方向z200に沿って延びており、長手方向z200は、ブラインドホール112の位置でタイヤの半径方向SRと、平行かまたは最大で75度の角度αを形成している。
実施例によれば、ブラインドホール112は、回転中空、すなわち、回転中実の形状の中空空間である。この場合、長手方向z200を中心に回転する。
引き続き図3aを参照すると、底部112aと開口部112bとの間で、ブラインドホール112は壁(複数の壁)112cによって区切られている。図3aに見られるように、壁(複数の壁)112cは、その/それらの垂直方向の進行に関して非線形であってもよい。すなわち、ブラインドホール112は、第1の深さde1における第1の断面C1と、第2の深さde2における第2の断面C2とを有し、それらの断面C1およびC2は、互いに異なっていてもよい。ブラインドホール112内の設置位置におけるインサート200の滞留性を向上させる目的のために、特に、その表面900に面していない端部にフランジ207を含むインサート200の場合には、ブラインドホール112は、ある深さから別の深さよりも広くなっていてもよい。すなわち、ブラインドホール112は、第1の深さde1における第1の断面C1と、第2の深さde2における第2の断面C2とを有し、第2の断面C2は、第1の断面C1よりも大きく、第2の深さde2は、第1の深さde1よりも大きい場合がある。
ここで、図3bを参照すると、ブラインドホール112の壁(複数の壁)112cは、トレッドブロック110が製作された後にブラインドホール112がトレッドブロック110に機械加工されたことを示すマーキング113または複数のマーキング113を含んでいてもよい。当該マーキング113または複数のマーキング113は、ブラインドホール112の加工時、すなわち、壁(複数の壁)112cがマーキング(複数のマーキング)113を含むような方法でブラインドホール112を加工する際に設けるようにしてもよい。事実上、マーキング(複数のマーキング)113は、ブラインドホール112が、タイヤ100の製作中に、例えば金属ロッドではなく、機械加工によって製造されたものであることを識別することが可能であることを意味する。当該マーキング(複数のマーキング)113は、例えば、ブラインドホール112が製造される実施形態にもたらされる固有のまたは制御された結果としての粗さによって構成してもよい。
このように、開示された解決策はまた、タイヤ100のトレッド120を形成するトレッドブロック110を含む組立タイヤ100を含み、トレッドブロック110の少なくとも1つは、ブラインドホール112を画定し、ブラインドホール112は、第1の深さde1における第1の断面C1と、第2の深さde2における第2の断面C2とを有し、第2の断面C2は、第1の断面C1よりも大きく、第2の深さde2は、第1の深さde1よりも大きく形成されている。さらに、特に、当該タイヤ100において、ブラインドホール112の壁112cは、トレッドブロック110が製作された後に、ブラインドホール112がトレッドブロック110に機械加工されたことを示すマーキング113を含む。
これに対応して、開示された解決策はまた、タイヤ100のトレッド120を形成するトレッドブロック110を含む組立タイヤ100と、トレッドブロック110の1つに配置された取り外し可能なインサート200とを含み、トレッドブロック110からインサート200を取り外すことにより、ブラインドホール112が露出し、ブラインドホール112は、第1の深さde1における第1の断面C1と、第2の深さde2における第2の断面C2とを有し、第2の断面C2は第1の断面C1よりも大きく、第2の深さde2は第1の深さde1よりも大きくなるようになっている。さらに、特に、当該タイヤ100において、ブラインドホール112の壁112cは、トレッドブロック110が製作された後に、ブラインドホール112がトレッドブロック110に機械加工されたことを示すマーキング113を含む。
当該マーキング(複数のマーキング)113は、図5bに図示された例のように、接着剤114が使用される場合、ブラインドホール112とブラインドホール112内に取り付けられたインサート200との間の摩擦をさらに増大させてもよく、および/またはブラインドホール112とインサート200との間のより大きな接着力を可能にしてもよい。このように、接着剤114は、インサート200のブラインドホール112への取り付け位置におけるインサート200の滞留を改善するために、インサート200とトレッドブロック110との間に塗布してもよい。
ここで、図4aを参照すると、開示された解決策によれば、インサート200は、インサートの底部202からインサートの上部204まで長手方向z200に沿って延びている。さらに、インサート200は、その上部204とその底部202との間に側壁205または複数の側壁205を含む。さらに、インサート200は、底部202からの第1の長手方向位置r1における第1の断面A1と、底部202からの第2の長手方向位置r2における第2の断面A2とを有し、ここで、第1の長手方向位置r1は、第2の長手方向位置r2よりも上部204の近くに位置し、第2の断面A2は、第1の断面A1よりも大きい。
実施例によれば、好ましくは、ブラインドホール112が回転中空である場合、インサート200は回転中実である。
とは言うものの、好ましくは、インサート200およびインサート200を受けるブラインドホール112は、実質的に同じ幾何学的形状である。すなわち、好ましくは、ブラインドホール112は、ブラインドホール112の形状がインサート200と幾何学的に一致するように、トレッドブロック110に機械加工される。そうすることにより、インサート200とブラインドホール112との間に均一でほとんど隙間がないので、ブラインドホール112内のインサート200の設置位置での滞留性が改善される。インサート200とブラインドホール112が実質的に同じ幾何学的形状である場合、ブラインドホール112は、その壁(複数の壁)112cおよびその底部202の材料構成が、ブラインドホール112が伸びることを可能にし、それによって体積を増加させるので、ブラインドホール112の体積の点でインサート200よりも小さい場合があることを理解されたい。
前記したように、開示された解決策によれば、インサート200は、インサート200の底部202がインサート200の上部204よりもブラインドホール112内に深く挿入されるようにブラインドホール112に挿入してもよい。
したがって、インサート200は、インサート200の表面900に面していない端部にフランジ207が存在するように、インサート200の他の部分よりも幅の広いフランジ207を含んでもよい。フランジ207は、インサート200の断面が最大になる平面上に存在するように、すなわち、最大断面Pmaxの平面上にインサート200の最大断面積Amaxが存在するように配置されてもよい。しかしながら、最大断面積Amaxは、図4b~4cの例にしたがって図示されるように、特定のフランジ207に対応する必要はない。
ここで、図6a~6cを参照すると、ブラインドホール112は、ドリルビット400の長手方向に延びるシャフト410を含むドリルビット400を使用して穿孔することにより、タイヤ100のトレッドブロック110に機械加工してもよい。さらに、当該ドリルビット400は、シャフト410から半径方向に延びるフランジ430のような突起420(図9に具体的に示すように)を含んでもよい。このような場合、ドリルビット400の突起420を用いて、ブラインドホール112の第2の断面C2を形成してもよい。このように、図6a~6cに順次示されているように、突起420を含むドリルビット400を、長手方向z200に沿ってトレッドブロック110内に貫通させることによって第1の断面C1を形成し、その後、長手方向z200に対して垂直に移動することによって、第2の断面C2を突起420で形成してもよい。
代替的または追加的に、そして、ここで、図7a~7cを参照すると、ブラインドホール112は、ドリルビット400の長手方向に延びるシャフト410を含むドリルビット400を使用して穿孔することによって、タイヤ100のトレッドブロック110に機械加工してもよい。さらに、ドリルビット400のシャフト410の一部450は、使用時に半径方向に拡大するように構成してもよい。この場合、シャフト410の半径方向に拡大する部分450を利用して、ブラインドホール112の第2の断面C2を形成してもよい。換言すれば、ブラインドホール112の第2の断面C2は、ドリルビット400の半径方向拡大部450を用いて形成してもよい。このように、図7a~7cに順次図示されるように、半径方向拡大部450を含むドリルビット400は、半径方向拡大部450が非拡大状態で、長手方向z200に沿ってトレッドブロック110に貫通し、それによって第1の断面C1を形成してもよい。その後、半径方向拡大部450を拡大してもよく、それにより、拡大状態の拡大部450が第2の断面C2を形成してもよい。そして最後に、ドリルビット400は、半径方向拡大部450が非拡大状態にあり、形成されたブラインドホール112から引き出してもよい。
代替的または追加的に、そして、ここで、図8a~8cを参照して、シャフト410の長手方向をトレッド120の法線N1に対して様々な角度で配置することによって、ブラインドホール112の第2の断面C2が第1の断面C1よりも大きくなるような方法でシャフト410を含むドリルビット400を使用して穿孔することによって、タイヤ100のトレッドブロック110にブラインドホール112を機械加工してもよい。したがって、図8a~8cに順次図示するように、ドリルビット400は、まず長手方向z200に沿ってトレッドブロック110に貫通し、その後、ドリルビット400は、ブラインドホール112の底部112aがその開口部112bよりも断面的に大きくなるような方法で様々な角度に傾斜してもよい。結果として得られるブラインドホール112は、形状的には回転中空であってもよい。
次に、図16aおよび16bを参照すると、インサート200をブラインドホール112に挿入しながら、第1の断面C1を有するブラインドホール112の少なくとも一部を横方向に拡開するように、インサート200をブラインドホール112に挿入してもよい。すなわち、インサート200をブラインドホール112に挿入する前に、ブラインドホール112をより拡開させてもよく、こうすることにより、インサート200をブラインドホール112に挿入しやすくなる。このような拡開を容易にするために、ブラインドホール112を含むトレッドブロック110の材料は、23℃の温度で50ShA~80ShAのショア硬度を有していてもよい。
実施例によれば、そして図16bに示すように、このような後からの拡開は、少なくとも3つのジョー502、504を使用することによって行ってもよい。当該ジョー502、504は、工具500の一部であってもよく、その工具500は、以下に説明するように、追加の機能を含んでもよい。
インサート200をブラインドホール112に挿入した後、ジョー502、504をブラインドホール112から取り外してもよく、それにより、トレッドブロック110は、上述したことに従って、インサート200を包み込むことができる。
インサート200をブラインドホールに挿入することに関連して任意のジョー502、503が採用されているかどうかにかかわらず、インサート200および/またはブラインドホール112に摩擦低減物質を適用することによって挿入しやすくしてもよい。このような摩擦低減物質はまた、後述するように、図14および図15a~15bに示すように、ブラインドホールからのスリーブ550の取外を容易にしてもよい。
ここで、図10aおよび10bを参照して、インサート200をブラインドホール112に挿入する前に、上述した方法にしたがって、インサート200またはインサート200の少なくとも一部をスリーブ550内に配置してもよい。実施例によれば、インサート200またはインサート200の少なくとも一部を、吸引を使用してスリーブ550内に配置してもよい。この目的のために、スリーブ550は、吸引圧力源(図示せず)からの吸引圧力をスリーブのキャビティ565内に搬送され得る導管および/または開口部を含んでもよく、このキャビティ565は、インサート200またはインサート200の少なくとも一部を収容するためのものである。
インサート200またはインサート200の少なくとも一部をスリーブ550に配置することにより、インサート200を、ブラインドホール112への挿入中に保護してもよい。例えば、スリーブ550を使用することにより、インサート200がブラインドホール112に挿入される間、インサート200の寸法および形状の完全性が確保されるようにしてもよい。このように、インサート200を、スリーブ550を用いてブラインドホールに挿入してもよい。このような挿入の後、そして図14および図15a~15bに順次図示されているように、スリーブ550は、インサート200がブラインドホール112内のその設置位置に残っている状態で、ブラインドホール112から取り外してもよい。
図10aおよび10bに示すように、スリーブ550は、壁555を含み、この壁は、インサート200の少なくとも一部を横方向に取り囲むように構成してもよい。壁555は、金属、セラミック、ポリマー、または複合材料で作られていれば有益である。壁555の厚さt555は、少なくとも0.3mmが好ましい。
例えば、図10aおよび10bに示すように、インサート200がフランジ207を含む場合、スリーブ550の壁555は、インサート200の、フランジ207を構成しない部分を取り囲んでもよい。すなわち、インサート200からフランジ207を除いて、インサート200をブラインドホール112に取り付ける間、スリーブ550内に存在してもよい。このような場合、有利には、スリーブ550の壁555の厚さt555は、インサート200のブラインドホール112への取り付けの間にフランジ207がスリーブ550から支持を得ることができるように、フランジ207の外側への突出に対応する。さらに、有利には、スリーブ550の断面形状は、図10c1~2、10d1~2および10e1~2の実施例によって図示されるように、実行可能なフランジ207も含めて、インサート200の断面形状に対応する。
ここで、図11a~11bを参照すると、当該スリーブ550は、インサート200またはインサート200の一部を受けるように構成されたキャビティ565を含んでもよい。さらに、スリーブ550は、少なくとも第1の開口部560、および場合によっては第2の開口部570を含んでもよい。第1の開口部560は、第1の断面A3を有する。
ここで、図12a~12bを参照すると、スリーブ550の第1の断面A3は、インサート200の第2の断面A2よりも小さく構成してもよく、その場合、インサート200の一部、例えばそのフランジ207は、図12bに示すように、スリーブ550のキャビティ565の外側に残っている。このような場合、好ましくは、キャビティ565の幾何学的形状は、キャビティ565内に収容されるインサート200の一部の幾何学的形状と実質的に一致する。
代替的に、そして今、図13a~13bを参照すると、スリーブ550の第1の断面A3は、インサート200の第2の断面A2と少なくとも等しくなるように構成してもよく、その場合、インサート200の全体または実質的にインサート200の全体が、図13bに示すように、スリーブ550のキャビティ565内に収容されてもよい。このような場合、好ましくは、キャビティ565の幾何学的形状は、キャビティ565内に収容されるインサート200の幾何学的形状と実質的に一致する。
可能性として、スリーブ550は、図12a~12cおよび図13a~13cに示すように、パンチ512の一体部分となるように配置してもよい。当該パンチ512は、インサート200をブラインドホール112に挿入するために使用してもよい。図16a~16eに示すように、当該パンチ512は、インサート200をブラインドホール112内に挿入するために採用されるように構成された工具500の一部であってもよく、その工具500はまた、上述したジョー502、504を含んでもよい。
スリーブ550がパンチ512の一体部分となるように配置されている場合、スリーブ550は、図13aおよび13bと整合的に図16eに示すように、実質的にインサート200の全体、または図12aおよび12bと整合的に図16dに示すように、インサート200の一部を受けるように構成されたキャビティ565を含んでいてもよい。
スリーブ550が、インサート200をブラインドホール112に挿入するために使用する、当該パンチ512の一体部分である場合、図14および図15a~15bに示すように、スリーブ550は、インサート200をスリーブとともにブラインドホール112に挿入した後に、ブラインドホール112から取り外してもよい。そうすることで、実施例により、そして図12cおよび13cに示すように、ロッド514を使用して、スリーブ550からインサート200を排出してもよく、またはこのような排出をしやすくしてもよく、そのロッド514は、インサート200をスリーブ550から押し出してもよい。代替的にまたは追加的に、加圧ガスを、同様の排出目的のために使用することができる。このように、ロッド514および/または加圧ガスのこのような使用目的のために、スリーブ550は、図11aおよび11bで示されるように、第2の開口部570を備えてもよい。
図16a~16dに示すように、インサート200をタイヤ100に挿入するために使用するように構成された工具500は、ジョー502、504および/またはパンチ512――場合によってはスリーブ550も含む――および/または排出ロッド514および/または加圧ガスベースの排出機能を含んでいてもよい。
上述したように、そしてここで図17を参照すると、タイヤ100、例えば組立タイヤ100は、トレッド120とタイヤ100の内面130との間に補強ベルト150を含んでもよい。このような場合、タイヤのトレッドブロック110に機械加工されたブラインドホール112が貫通せず、それによって補強ベルト150を損傷させないことが好ましい。したがって、好ましくは、ブラインドホール112を加工する方法は、トレッド120と補強ベルト150との間の距離d150を判定することと、ブラインドホール112の深さd112がトレッド120と補強ベルト150との間の距離d150よりも小さくなるように、トレッドブロック110に当該ブラインドホール112を機械加工することとを含む。すなわち、好ましくは、ブラインドホール112は、トレッド120から補強ベルト150まで延びるのではなく、トレッドブロック110内のより浅い位置まで延びるような方法で機械加工される。
さらなる可能性として、タイヤ100が補強ベルト150の上部にさらに要素を含む場合、その要素は、好ましくは、それらの要素にブラインドホール112を機械加工しても損傷を受けないように、当該要素の厚さは、直前で説明したことに従って、ブラインドホール112を機械加工する際に考慮してもよい。すなわち、このような場合、好ましくは、ブラインドホール112を機械加工する方法は、トレッド120と補強ベルト150との間の距離d150を判定することと、ブラインドホール112の深さd112が、トレッド120と補強ベルト150との間の距離d150に加えて、ブラインドホール112で貫通されない他の要素の厚さを加えた値よりも小さくなるように、トレッドブロック110に当該ブラインドホール112を機械加工することとを含む。
トレッド120と補強ベルト150との間の距離d150を判定することは、例えば、補強ベルト150が鋼などの強磁性体または常磁性体の金属などの強磁性体または常磁性体の材料を含むことを前提としていてもよい。この場合、トレッド120と補強ベルト150との間の距離d150の判定は、誘導位置センサ600を用いて達成してもよい。このような誘導位置センサ600は、強磁性体または常磁性体のターゲットまでの距離を感知するように構成してもよい。
100 タイヤ
110 タイヤのトレッドブロック
112 ブラインドホール
112a ブラインドホールの底部
112b ブラインドホールの開口部
112c ブラインドホールの壁
113 マーキング
114 接着剤
120 タイヤのトレッド
122 溝
130 タイヤの内面
150 補強ベルト
155 プライ
200 インサート
202 インサートの底部
204 インサートの上部
205 インサートの側面
207 インサートのフランジ
210 一次容量性コンポーネント
220 一次誘導性コンポーネント
230 ハードメタルピン
235 支持フランジ
240 センサ
300 送信機
310 通信回路
320 二次誘導性コンポーネント
330 電源
340 センサ
400 ドリルビット
410 ドリルビットのシャフト
420 ドリルビットの突起
430 ドリルビットのフランジ
450 ドリルビットシャフトの一部
500 工具
502 工具のジョー
504 工具のジョー
510 シリンダ
512 パンチ
514 ロッド
550 スリーブ
555 スリーブの壁
560 スリーブの第1の開口部
565 スリーブのキャビティ
570 スリーブの第2の開口部
600 位置センサ
900 表面
α 角度
A1 インサートの第1の断面
A2 インサートの第2の断面
A3 スリーブの第1の断面
Amax インサートの最大断面積
AXR 軸方向
C1 ブラインドホールの第1の断面
C2 ブラインドホールの第2の断面
112 ブラインドホールの深さ
150 トレッドと補強ベルトの間の距離
de1 ブラインドホールの第1の深さ
de2 ブラインドホールの第2の深さ
N1 トレッドの法線
Pmax 最大断面の平面
r1 インサート内第1の長手方向位置
r2 インサート内第2の長手方向位置
SR 半径方向
555 スリーブ壁の厚さ
z200 長手方向

Claims (20)

  1. 組立タイヤ(100)にブラインドホール(112)を形成する方法であって、
    前記タイヤ(100)のトレッド(120)を形成するトレッドブロック(110)を含む前記組立タイヤ(100)を利用可能に準備することと、
    その後、
    前記タイヤ(100)のトレッドブロック(110)に前記ブラインドホール(112)を穿孔することを含み、
    前記ブラインドホール(112)は、
    第1の深さ(de1)における第1の断面(C1)と、
    第2の深さ(de2)における第2の断面(C2)と、を有し、
    前記第2の断面(C2)が前記第1の断面(C1)よりも大きく、前記第2の深さ(de2)が前記第1の深さ(de1)よりも大きく、
    前記トレッドブロック(110)の材料は、ASTM規格D2240、バージョン15e1に準じて、23℃の温度で、50ShAから80ShAのショア硬度を有し、
    前記方法は、
    ドリルビット(400)の長手方向に延びるシャフト(410)を含むドリルビット(400)を使用することを含み、
    前記ドリルビット(400)は、前記シャフト(410)から半径方向に延びるフランジ(430)のような突起(420)をさらに含み、前記方法は、前記ドリルビット(400)の前記突起(420)を使用して前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)を形成することを含み、
    および/または
    前記シャフト(410)の一部(450)が使用中に半径方向に拡大するように構成されており、前記方法は、前記シャフト(410)の前記半径方向に拡大した部分(450)を使用して前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)を形成することを含み、
    および/または
    前記方法は、前記シャフト(410)の長手方向を前記トレッド(120)の法線(N1)に対して様々な角度で配置することにより、前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)を形成することを含む、方法。
  2. 前記組立タイヤ(100)は、前記トレッド(120)と前記組立タイヤ(100)の内面(130)との間に補強ベルト(150)を含み、
    前記方法は、
    前記トレッド(120)と前記補強ベルト(150)との間の距離(d150)を判定することと、
    前記ブラインドホール(112)の深さ(d112)が、前記トレッド(120)と前記補強ベルト(150)との間の前記距離(d150)よりも小さくなるように、前記トレッドブロック(110)に前記ブラインドホール(112)を穿孔することと、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記補強ベルト(150)は、強磁性体または常磁性体の材料を含み、
    前記方法は、
    誘導位置センサ(600)を用いて、前記トレッド(120)と前記補強ベルト(150)との間の前記距離(d150)を判定することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記強磁性体または常磁性体の材料は、強磁性体または常磁性体の金属である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記強磁性体または常磁性体の材料は、鋼である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ブラインドホール(112)は、前記ブラインドホール(112)の壁(112c)が、前記トレッドブロック(110)が製作された後に前記ブラインドホール(112)が前記トレッドブロック(110)に穿孔されたことを示すマーキング(113)を含むように穿孔される、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 組立タイヤ(100)のトレッド(120)にインサート(200)を挿入する方法であって、前記方法は、
    前記インサート(200)を利用可能に準備することと、
    前記請求項1から6のいずれかの前記方法で、組立タイヤ(100)にブラインドホール(112)を形成することと、
    その後、
    前記インサート(200)を前記ブラインドホール(112)に挿入することと、を含む、方法。
  8. 前記インサート(200)が
    前記インサート(200)の底部(202)から前記インサート(200)の上部(204)まで長手方向(z200)に延びており
    前記底部(202)からの第1の長手方向位置(r1)における第1の断面(A1)と
    前記底部(202)から第2の長手方向位置(r2)における第2の断面(A2)と、を有し、
    前記第1の長手方向位置(r1)は、前記第2の長手方向位置(r2)よりも前記上部(204)に近い位置にあり、前記第2の断面(A2)は、前記第1の断面(A1)よりも大きく、
    前記方法は、
    前記インサート(200)の前記底部(202)が前記インサート(200)の前記上部(204)よりも前記ブラインドホール(112)内に深く挿入されるように、前記インサート(200)を前記ブラインドホール(112)に挿入することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記インサート(200)は、
    一次容量性コンポーネント(210)および一次誘導性コンポーネント(220)を含むか、または
    前記タイヤ(100)の状態を測定するように構成されているか、または
    環境パラメータを測定するように構成されているか、または
    前記環境パラメータを測定するためのセンサ(240)を含むか、または
    前記タイヤ(100)の状態を示すように構成されているか、または
    前記タイヤ(100)の摩擦を改善するように構成されている、請求項8に記載の方法。
  10. 前記インサート(200)は、前記タイヤ(100)の摩耗を測定または示すように構成されている、請求項9に記載の方法。
  11. 前記インサート(200)は、湿度または摩擦を測定するように構成されている、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記ブラインドホール(112)の形状が前記インサート(200)と幾何学的に一致するように、トレッドブロック(110)に当該前記ブラインドホール(112)を穿孔することを含む、請求項7から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記インサート(200)を前記ブラインドホール(112)に挿入しながら、前記第1の断面(C1)を有する前記ブラインドホール(112)の少なくとも前記一部を横方向に延伸させることを含む、請求項7から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記インサート(200)を前記ブラインドホール(112)に挿入する前に、前記インサート(200)の少なくとも一部をスリーブ(550)内に配置することと、
    前記インサート(200)を前記スリーブ(550)とともに前記ブラインドホール(112)に挿入することと、を含む、請求項7から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記インサート(200)の少なくとも一部は、吸引を利用して前記スリーブ(550)内に配置される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記スリーブ(550)は、前記インサート(200)を前記ブラインドホール(112)内に挿入するために使用されるパンチ(512)の一体的な部分であり、
    これにより、前記方法は、
    前記インサート(200)を前記スリーブ(550)とともに前記ブラインドホール(112)に挿入した後、前記スリーブ(550)を前記ブラインドホール(112)から取り外すことを含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記インサート(200)は、加圧ガスおよび/またはロッド(514)を用いて前記スリーブ(550)から排出される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記スリーブ(550)の壁(555)は、前記インサート(200)の少なくとも一部を横方向に取り囲むように構成されており、
    前記壁(555)は、金属、セラミック、ポリマーまたは複合材料で形成されており、
    前記スリーブ(550)の前記壁(555)の厚さ(t555)が少なくとも0.3mmである、請求項14から17のいずれかに記載の方法。
  19. タイヤ(100)のトレッド(120)を形成するトレッドブロック(110)と、
    ASTM規格D2240、バージョン15e1に準じて、23℃の温度で、50ShAから80ShAのショア硬度を有し、第1の深さ(de1)における第1の断面(C1)と、第2の深さ(de2)における第2の断面(C2)とを有するブラインドホール(112)を画定する少なくとも1つの前記トレッドブロック(110)であって、前記第2の断面(C2)が前記第1の断面(C1)よりも大きく、前記第2の深さ(de2)が前記第1の深さ(de1)よりも大きい、トレッドブロック(110)とを含み、
    前記ブラインドホール(112)の壁(112c)は、前記トレッドブロック(110)が製作された後に、前記ブラインドホール(112)が前記トレッドブロック(110)に穿孔されたことを示すマーキング(113)を含み、
    前記マーキング(113)は、ドリルビット(400)の長手方向に延びるシャフト(410)を含むドリルビット(400)を使用することにより前記ブラインドホール(112)が穿孔されたことを示し、
    前記ドリルビット(400)は、前記シャフト(410)から半径方向に延びるフランジ(430)のような突起(420)をさらに含み、前記マーキング(113)は、前記ドリルビット(400)の前記突起(420)を使用して前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)を形成することを示し、
    および/または
    前記マーキング(113)は、前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)が前記シャフト(410)の前記半径方向に拡大した部分(450)を使用して形成されたことを示し、
    および/または
    前記マーキング(113)は、前記ブラインドホール(112)が前記シャフト(410)の長手方向を前記トレッド(120)の法線(N1)に対して様々な角度で配置することにより形成されたことを示す、組立タイヤ(100)。
  20. タイヤ(100)のトレッド(120)を形成するトレッドブロック(110)と、
    前記トレッドブロック(110)からインサート(200)を取り外すと、第1の深さ(de1)における第1の断面(C1)および第2の深さ(de2)における第2の断面(C2)を有するようなブラインドホール(112)を露出するように、前記トレッドブロック(110)の1つに配置された取り外し可能なインサート(200)であって、前記第2の断面(C2)は、前記第1の断面(C1)よりも大きく、前記第2の深さ(de2)は、前記第1の深さ(de1)よりも大きい、インサート(200)と、を含み、
    前記トレッドブロック(110)の1つは、ASTM規格D2240、バージョン15e1に準じて、23℃の温度で、50ShAから80ShAのショア硬度を有し、
    前記ブラインドホール(112)の壁(112c)は、前記トレッドブロック(110)が製作された後に、前記ブラインドホール(112)が前記トレッドブロック(110)に穿孔されたことを示すマーキング(113)を含み、
    前記マーキング(113)は、ドリルビット(400)の長手方向に延びるシャフト(410)を含むドリルビット(400)を使用することにより前記ブラインドホール(112)が穿孔されたことを示し、
    前記ドリルビット(400)は、前記シャフト(410)から半径方向に延びるフランジ(430)のような突起(420)をさらに含み、前記マーキング(113)は、前記ドリルビット(400)の前記突起(420)を使用して前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)を形成することを示し、
    および/または
    前記マーキング(113)は、前記ブラインドホール(112)の前記第2の断面(C2)が前記シャフト(410)の前記半径方向に拡大した部分(450)を使用して形成されたことを示し、
    および/または
    前記マーキング(113)は、前記ブラインドホール(112)が前記シャフト(410)の長手方向を前記トレッド(120)の法線(N1)に対して様々な角度で配置することにより形成されたことを示す、組立タイヤ(100)。
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