JP2001187517A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2001187517A
JP2001187517A JP37550799A JP37550799A JP2001187517A JP 2001187517 A JP2001187517 A JP 2001187517A JP 37550799 A JP37550799 A JP 37550799A JP 37550799 A JP37550799 A JP 37550799A JP 2001187517 A JP2001187517 A JP 2001187517A
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snow
sipe
pneumatic tire
block
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Kenichi Shibata
賢一 柴田
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Bridgestone Corp
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    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60C11/1281Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライ性能とスノー性能を両立することので
きる空気入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 周方向溝よりも浅く形成されたラグ溝1
6の底部にジグザグ状のサイプ20を形成する。雪上を
走行するとラグ溝16の内部に雪が入り込み、ラグ溝1
6に入り込んだ雪が圧縮され、入り込んだ雪の剪断剛性
が高まるためトラクション性能が向上する。ブロック状
陸部18が雪面から離れる際、ラグ溝16がサイプ20
の溝底から開くため、単に浅く形成したラグ溝に対して
開き易く、ラグ溝16に入り込んだ雪を離し易い。この
ため、ラグ溝16の雪詰まりを防止でき、次に接地する
際にブロック状陸部18を雪面に食い込ませることがで
きる。ブロック状陸部18が接地した時、ジグザグ状に
形成されたサイプ20の壁面同士が強く圧接してブロッ
ク状陸部18の剛性が高まるので高いドライ性能が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気入りタイヤに係
り、特に、ドライ性能とスノー性能を両立できる空気入
りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの運動性能において、パターンの
影響は大きく、トレッドに形成する溝の深さの設定によ
ってドライ性能及びスノー性能に大きく影響していた。
【0003】一般に、雪上を走行するタイヤのトレッド
には、タイヤ周方向に延びる溝とタイヤ軸方向に延びる
溝によって複数のブロックが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のタイ
ヤにおいて、スノー性能(特にトラクション)を上げる
ために図3の従来例1で示すようにラグ溝の深さを深く
設定すると、ラグ溝で区画されたブロックの剛性が落ち
て、接地時のブロックの倒れ込み変形量が大きくなり、
ドライ性能、ブレーキ性能が落ちる傾向にあった。
【0005】また、雪面からトレッドが離れる際に、ラ
グ溝が大きく開くため、ラグ溝に雪が詰まりにくい利点
はあるものの、接地時にラグ溝に入り込んだ雪がラグ溝
内で強く固められないために雪柱(ラグ溝に雪が入り込
むことによって雪面に形成される。)が折れ易く、雪面
に対する引っ掛かりが少なくなるためトラクションの向
上に限界があった。
【0006】そこで、図3の従来例2で示すように溝の
底上げ(溝深さを浅くする。)を実施し、ブロック剛性
を確保してドライ性能及びブレーキ性能を落とさないよ
うにすると、接地時にラグ溝内に入り込んだ雪を強く固
めることができるが、トレッドが路面から離間する際に
ラグ溝の開き量が従来例1よりも小さくなってしまい、
雪面から離間する際にラグ溝内に入り込んだ雪を掴んだ
まま放さないためラグ溝に雪詰まりが生じ易く、次に接
地する際にブロックが雪面に食い込まなくなる場合があ
る。このため、スノー性能(特にトラクション)が落ち
てしまう場合があった。
【0007】このように、従来の空気入りタイヤでは、
ドライ性能とスノー性能を両立することが出来なかっ
た。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、ドライ性能と
スノー性能を両立することのできる空気入りタイヤを提
供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
実質的にタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝と実質的
にタイヤ軸方向に延びる複数の横溝によって区画された
複数のブロック状陸部をトレッドに備えた空気入りタイ
ヤであって、前記横溝の溝底に、前記横溝の長手方向に
沿って延びるサイプを形成したことを特徴としている。
【0010】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0011】空気入りタイヤが雪上を回転すると、周方
向溝及びラグ溝の内部に雪が入り込む。
【0012】さらに、空気入りタイヤが回転してブロッ
ク状陸部が接面から離れる際、ラグ溝がサイプの溝底か
ら開くため、単に浅く形成したラグ溝よりも開き易く、
ラグ溝に入り込んだ雪を離し易く、雪詰まりを防止する
ことができる。
【0013】このように、ラグ溝の溝底にサイプを形成
してラグ溝を開き易くしたので、ラグ溝自体は浅く形成
することができる。こうすることによって、雪上走行時
にラグ溝に入り込んだ雪をラグ溝の溝底に当接させて固
め、ラグ溝に入り込んだ雪の剪断剛性(路面と平行な方
向)を高めることができるため、空気入りタイヤのトラ
クション性能が向上する。
【0014】さらに、ブロック状陸部が接地すると、サ
イプは、壁面同士が圧接してブロック状陸部の剛性が高
まり、ブロック状陸部の倒れ込み変形を抑えることがで
きる。このため、ブロック状陸部の倒れ込み変形による
接地面積の低下が抑えられ、ドライ性能、ブレーキ性能
が向上する。
【0015】なお、接地していないブロック状陸部のサ
イプは、ブロック状陸部の倒れ込み変形を抑えるため
に、ブロック状陸部が接地した際にサイプの壁面同士が
接触する程度の溝幅とすることが必要である。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記サイプは深さ方向に対
して屈曲する屈曲部を備えていることを特徴としてい
る。
【0017】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0018】サイプに屈曲部を設けると、ブロックが接
地して圧縮された際に、屈曲部においてサイプ壁面同士
が強く圧接し、ブロック剛性を高め、ブロックの倒れ込
み変形を抑えることができる。このため、深さ方向に直
線状に形成されたサイプを備えたタイヤに比較して、ブ
ロックの接地面積が増加し、ドライ性能、ブレーキ性能
が向上する。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記サイプの底部は、他の
部分よりも幅広に形成され、かつ略円弧形状に形成され
ていることを特徴としている。
【0020】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0021】サイプの底部を他の部分よりも幅広に形成
しかつ略円弧形状に形成する、所謂フラスコサイプとす
ることにより、溝底部の応力集中が緩和され、溝底部か
らの亀裂の発生を抑えることができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
トレッドの踏面から前記サイプの溝底までの距離をD、
前記横溝の溝底から前記サイプの溝底までの距離をdと
したときに、(d/D)×100=10〜50%である
ことを特徴としている。
【0023】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0024】トレッドの踏面からサイプの溝底までの距
離Dを一定とし、横溝の溝底からサイプの溝底までの距
離dを変化させた場合、(d/D)×100が10%未
満になると、横溝の溝底部の位置が深くなり、ブロック
剛性が低下する。このため、ドライ性能及びブレーキ性
能が低下する。
【0025】また、横溝の溝底部の位置が深くなると、
横溝内部に入り込んだ雪を圧縮して難くなり、雪上での
トラクション性能が低下する。
【0026】一方、(d/D)×100が50%を越え
ると、横溝の溝底部の位置が浅くなり過ぎ、溝のボリュ
ームが大幅に低下するため、ウエット路面でのハイドロ
プレーニング現象が発生し易くなり好ましくない。
【0027】したがって、(d/D)×100=10〜
50%とすることが好ましい。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記サイプの溝底位置は、前記周方向溝の溝底位置と略
同一であることを特徴としている。
【0029】次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0030】請求項5に記載の空気入りタイヤでは、サ
イプの溝底位置を周方向溝の溝底位置と略同一としたの
で、ブロックが路面から離間する際に、最も効果的に横
溝を開かせることができる。なお、サイプの溝底位置を
周方向溝の溝底位置よりも極端に浅い位置に設定した場
合、横溝の開く量が小さくなり、横溝内に雪が詰まり易
くなる。
【0031】請求項6に記載の発明は、実質的にタイヤ
周方向に延びる複数の周方向溝と実質的にタイヤ軸方向
に延びる複数の横溝によって区画された複数のブロック
状陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前
記横溝の溝底に、互いに対向する一方の溝壁面と連続す
る第1の底上げ部を設け、他方の溝壁面に連続すると共
に第1の底上げ部とは一体的に連続しない第2の底上げ
部を設けたことを特徴としている。
【0032】次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0033】空気入りタイヤが雪上を走行すると、周方
向溝及びラグ溝の内部に雪が入り込む。ここで、ラグ溝
には、第1の底上げ部と第2の底上げ部が設けられてい
るので、ラグ溝に入り込んだ雪が第1の底上げ部の頂部
及び第2の底上げ部の頂部に当接して圧縮され、ラグ溝
に入り込んだ雪の剪断剛性(路面と平行な方向)が高ま
るため、空気入りタイヤのトラクション性能が向上す
る。
【0034】また、空気入りタイヤが回転してブロック
状陸部が接面から離れる際、ラグ溝は、第1の底上げ部
と第2の底上げ部との間から開くため、単に浅く形成し
たラグ溝に対して開き易く、ラグ溝に入り込んだ雪を離
し易い。このため、ラグ溝の雪詰まりが防止できる。
【0035】さらに、ブロック状陸部が接地すると、第
1の底上げ部と第2の底上げ部とが圧接してブロック状
陸部の剛性が高まり、ブロック状陸部の倒れ込み変形を
抑えることができる。このため、ブロック状陸部の倒れ
込み変形による接地面積の低下が抑えられ、ドライ性
能、ブレーキ性能が向上する。
【0036】なお、接地していないブロック状陸部の第
1の底上げ部と第2の底上げ部との間隔は、ブロック状
陸部の倒れ込み変形を抑えるために、ブロック状陸部が
接地した際に第1の底上げ部と第2の底上げ部とが接触
する程度の間隔とすることが必要である。
【0037】また、第1の底上げ部と第2の底上げ部
は、各々サイプ長手方向に連続して設けられることが好
ましいが、一部が不連続であっても良い。
【0038】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下に本発明
の空気入りタイヤの第1の実施形態を図1乃至図3にし
たがって説明する。
【0039】図2に示される如く、本実施形態において
空気入りタイヤ10のトレッド12には、タイヤ周方向
(矢印A方向及び矢印B方向)に延びる複数の周方向溝
14と、これらの周方向溝14と交わるタイヤ軸方向
(矢印L方向及び矢印R方向)に延びる多数のラグ溝1
6とが形成されており、これらの周方向溝14とラグ溝
16とによって複数のブロック状陸部18が区分されて
いる。
【0040】なお、図2で示すブロック状陸部18に
は、サイプが省略されているが、必要に応じてサイプを
形成してあっても良い。
【0041】図1に示すように、ラグ溝16の底部に
は、サイプ20が形成されている。本実施形態のサイプ
20は、ラグ溝16の底部付近は、ラグ溝16の長手方
向に沿って直線形状であるが、残りの大部分は、深さ方
向及びサイプ20の長手方向にジグザグ状に形成され
た、所謂3次元サイプである。
【0042】ここで、ブロック状陸部18の踏面18A
からサイプ20の溝底までの距離をD、ラグ溝16の溝
底からサイプ20の溝底までの距離をdとしたときに、
(d/D)×100=10〜50%であることが好まし
い。
【0043】本実施形態では、ブロック状陸部18のタ
イヤ周方向の寸法L0 が35mm、ブロック状陸部18の
タイヤ軸方向の寸法W0 が30mm、周方向溝14の溝幅
W1が6mm、ラグ溝16の溝幅W2 が6mm、踏面18A
からサイプ20の溝底までの距離Dが9mm(周方向溝1
4の深さと同一)、ラグ溝16の溝底からサイプ20の
溝底までの距離dが3mmに設定されている((d/D)
×100=約33%)。
【0044】なお、全体の図示を省略しているが本発明
における空気入りタイヤは、左右サイドウォールと両サ
イドウォール間に跨がってトレッド12を備えるクラウ
ン部がトロイダルに連なり、一方のサイドウォールから
クラウン部を通り他方サイドウォール間に亘って、ナイ
ロン、ポリエステルで代表される繊維コードラジアルプ
ライの少なくとも1枚(通常2枚)、或いはスチールコ
ードラジアルプライの1枚から成るカーカスと、このカ
ーカスとトレッド12間に配置したスチールコード層の
複数枚を含む非伸長性ベルト層によって補強した、公知
の構造を適用することができる。 (作用)本実施形態の空気入りタイヤ10が雪上を走行
すると、周方向溝14及びラグ溝16の内部に雪が入り
込む。
【0045】ここで、ラグ溝16の溝底位置が、周方向
溝14の溝底位置よりも浅い位置にあるので、ラグ溝1
6に入り込んだ雪が圧縮され、ラグ溝16に入り込んだ
雪の剪断剛性(路面と平行な方向)が高まるため、空気
入りタイヤ10のトラクション性能が向上する。
【0046】また、空気入りタイヤ10が回転してブロ
ック状陸部18が接面から離れる際、図3に示すよう
に、ラグ溝16は、サイプ20の溝底から開くため、単
に浅く形成したラグ溝に対して開き易く、ラグ溝16に
入り込んだ雪を離し易い。このため、ラグ溝16の雪詰
まりを防止でき、次に接地する際にブロック状陸部18
を雪面に食い込ませることができる。
【0047】さらに、ブロック状陸部18が接地する
と、ジグザグ状に形成されたサイプ20は、壁面同士が
強く圧接してブロック状陸部18の剛性が高まり、ブロ
ック状陸部18の倒れ込み変形を抑えることができる。
このため、ブロック状陸部18の倒れ込み変形による接
地面積の低下が抑えられ、高いドライ性能及びブレーキ
性能が得られる。
【0048】なお、踏面18Aからサイプ20の溝底ま
での距離Dを一定とし、ラグ溝16の溝底からサイプ2
0の溝底までの距離dを変化させた場合、(d/D)×
100が10%未満になると、ラグ溝16の溝底部の位
置が深くなり、ブロック剛性が低下し、ドライ性能及び
ブレーキ性能が低下すると共に、雪上でのトラクション
も若干低下する。
【0049】一方、(d/D)×100が50%を越え
ると、ラグ溝16の底部の位置が浅くなり過ぎ、溝のボ
リュームが大幅に低下するため、ウエット路面でのハイ
ドロプレーニング現象が発生し易くなり好ましくない。
【0050】なお、本実施形態のラグ溝16の溝底は一
定深さに設定されているが、図1の2点鎖線で示すよう
に一部が周方向溝14と同じ深さに設定されていても良
い。
【0051】ラグ溝16の溝底の一部が周方向溝14と
同じ深さに設定されている場合、サイプ20の幅方向の
一方側の部分(サイプ20の壁面とラグ溝16の壁面延
長平面を示す2点鎖線との間の部分)が本発明の第1の
底上げ部に相当し、他方側が第2の底上げ部に相当す
る。 [第2の実施形態]本発明の空気入りタイヤの第2の実
施形態を図4にしたがって説明する。なお、第1の実施
形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0052】図4に示すように、本実施形態では、ラグ
溝16の底部に長手方向直角断面形状が略半円弧状のサ
イプ24が形成されている。
【0053】本実施形態の空気入りタイヤ10において
も、ブロック状陸部18が接地すると、略半円弧状に形
成されたサイプ24の壁面同士が強く圧接してブロック
状陸部18の倒れ込み変形を抑えることができ、ドライ
性能、ブレーキ性能が向上する。
【0054】なお、その他の作用効果は第1の実施形態
と同様である。 [第3の実施形態]本発明の空気入りタイヤの第3の実
施形態を図5にしたがって説明する。なお、第1の実施
形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0055】図5に示すように、本実施形態では、底部
が円弧状でかつ、他の部分よりも幅広に形成されたサイ
プ26がラグ溝16の底部に形成されている。
【0056】このため、サイプ26の溝底部の応力集中
が緩和され、溝底部からの亀裂の発生が抑えられる。 [試験例]本発明の効果を確かめるために、従来例のタ
イヤ2種と、本発明の適用された実施例のタイヤ1種を
用意し、ドライ性能、ウエット性能及びスノー性能につ
いてテストを行った。タイヤサイズは175/80R1
4のものを用いた。
【0057】実施例1のタイヤ:前述した第1の実施形
態のタイヤである。
【0058】従来例1のタイヤ:ラグ溝の溝深さが9mm
に設定され、ラグ溝の溝底にサイプの形成されていない
タイヤである。その他の構成及び寸法は実施例1と同
様。
【0059】従来例2のタイヤ:ラグ溝の溝深さが6mm
に設定され、ラグ溝の溝底にサイプの形成されていない
タイヤである。その他の構成及び寸法は実施例1と同
様。
【0060】なお、タイヤは、6J×14のリムに組付
けて内圧を210kpaとした。
【0061】ドライ性能の試験方法:テストコースでの
テストドライバーによるフィーリング評価で、レーンチ
ェンジ、コーナリング性能を主とした総合評価を実施し
た。
【0062】なお、評価は、10点満点評価とした。
【0063】ウエット性能の試験方法:タイヤを車輛
(フォルクスワーゲン社製ゴルフ)に装着し、ウエット
路面(水深2mm)を時速80km/hで走行中急ブレー
キをかけ、かけた地点から停止した地点までの距離を測
定し、その逆数をウエット性能として、指数表示(従来
例1のタイヤを100とする)し表1に示した。
【0064】数値が大きい程ウエット性能に優れている
ことを表す。
【0065】スノー性能の試験方法:雪上にて時速10
km/h〜35km/hまでの加速タイムを計測し、指数表示
(従来例1のタイヤを100とする)し表1に示した。
【0066】数値は小さいほど加速タイムが短く、スノ
ー性能に優れていることを表す。
【0067】
【表1】
【0068】試験の結果、本発明の適用された実施例の
タイヤは、ドライ性能及びウエット性能に関しては従来
例1,2のタイヤと同等以上の性能が得られ、スノー性
能に関しては略同等の性能が得られた。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
空気入りタイヤ及び請求項6に記載の空気入りタイヤは
上記の構成としたので、ドライ性能とスノー性能を両立
できる、という優れた効果を有する。
【0070】また、請求項2に記載の空気入りタイヤは
上記の構成としたので、ドライ性能及びブレーキ性能を
更に向上させることができる。
【0071】請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、溝底部からの亀裂の発生を抑えること
ができる、という優れた効果を有する。
【0072】請求項4に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、ドライ性能とスノー性能を両立し、ウ
エット性能を低下させない、という優れた効果を有す
る。
【0073】請求項5に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、ブロックが路面から離間する際に最も
効果的に横溝を開かせることができる、最も雪詰まりを
抑えることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤ
のラグ溝を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の施形態に係る空気入りタイヤの
トレッドの一部を示す平面図である。
【図3】従来例1のタイヤ、従来例2のタイヤ及び第1
の実施形態のタイヤの作用を比較する説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤ
のラグ溝を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る空気入りタイヤ
のラグ溝を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ(空気入りタイヤ) 12 トレッド 14 周方向溝 16 ラグ溝 18 ブロック状陸部 20 サイプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的にタイヤ周方向に延びる複数の周
    方向溝と実質的にタイヤ軸方向に延びる複数の横溝によ
    って区画された複数のブロック状陸部をトレッドに備え
    た空気入りタイヤであって、 前記横溝の溝底に、前記横溝の長手方向に沿って延びる
    サイプを形成したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記サイプは深さ方向に対して屈曲する
    屈曲部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記サイプの底部は、他の部分よりも幅
    広に形成され、かつ略円弧形状に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 トレッドの踏面から前記サイプの溝底ま
    での距離をD、前記横溝の溝底から前記サイプの溝底ま
    での距離をdとしたときに、(d/D)×100=10
    〜50%であることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記サイプの溝底位置は、前記周方向溝
    の溝底位置と略同一であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 実質的にタイヤ周方向に延びる複数の周
    方向溝と実質的にタイヤ軸方向に延びる複数の横溝によ
    って区画された複数のブロック状陸部をトレッドに備え
    た空気入りタイヤであって、 前記横溝の溝底に、互いに対向する一方の溝壁面と連続
    する第1の底上げ部を設け、他方の溝壁面に連続すると
    共に第1の底上げ部とは一体的に連続しない第2の底上
    げ部を設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。
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