JP2009223633A - 還元ポイント提供方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】不動産融資契約に応じたインセンティブを利用者に対してカード型記憶媒体の還元ポイントとして還元することにより、系列店舗における利用者の囲い込みに寄与する。
【解決手段】
不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、不動産融資契約の融資金額の関数情報として記憶するポイントデータテーブルTと、入力部31により入力された融資金額の値をキーとしてポイントデータテーブルTに記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する処理と、利用者から提供されたポイントカードPCを受付処理し、決定された還元ポイント数を、受付処理されたポイントカードPCに書き込むコンピュータ29およびカードリーダ/ライタ11と、を含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】
不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、不動産融資契約の融資金額の関数情報として記憶するポイントデータテーブルTと、入力部31により入力された融資金額の値をキーとしてポイントデータテーブルTに記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する処理と、利用者から提供されたポイントカードPCを受付処理し、決定された還元ポイント数を、受付処理されたポイントカードPCに書き込むコンピュータ29およびカードリーダ/ライタ11と、を含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば同一系列の店舗群において商品購入時に利用者が利用するカード型記憶媒体に対して、次回以降の商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを表すポイントデータを書き込むためのポイントデータ還元方法およびシステムに係る。
従来、小売店、スーパー等の同一系列の各店舗においては、その各店舗の利用者(商品購入者)に対して、その同一系列店舗群の利用に対するインセンティブを付与するためのカード型記憶媒体(以下、ポイントカードと記載する)を提供している。
そして、このポイントカードの提供を受けたユーザが対応店舗において商品を購入した際に、その支払い金額に応じて、次回以降の商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを表すポイントデータを利用者に対して還元している。
この還元の具体的な方法として、各店舗には、商品購入場所(代金支払い場所)にコンピュータ端末が設置されており、商品購入時に利用者から提供されたポイントカードをそのコンピュータ端末に受付処理した状態で、その支払い金額に対応する還元ポイントを表すポイントデータをポイントカードに書き込んでいる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−133526号公報
従来のポイント還元方法では、ポイントカードの提供を受けた利用者は、対応する同一系列の店舗群において商品を購入した場合にのみ、商品購入金額に対応するポイントデータを受け取ることができていた。言い換えれば、利用者がインセンティブを受け取ることができるのは、同一系列の店舗群において商品を購入した場合に限られていた。これは、他系列の店舗群からも類似のポイントカードが発行されている現状から考えても、利用者の囲い込みを図るためには十分ではなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、系列店舗からポイント還元用のカード型記憶媒体の提供を受けた者が、所定の金融機関との間で不動産融資契約を締結した際に、その不動産融資契約に応じたインセンティブを、その利用者に対し、当該利用者のカード型記憶媒体の還元ポイントとして還元することを可能にして、上記系列店舗における利用者の囲い込みに寄与することをその目的とする。
請求項1記載の発明は、系列店舗における商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを、利用者が所有するカード型記憶媒体を介して該利用者に提供するための還元ポイント提供システムである。この還元ポイント提供システムは、前記系列店舗と提携された金融機関と前記利用者との間で締結された不動産融資契約における少なくとも融資金額を含む融資契約情報を入力する手段と、前記不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報として記憶する関数情報記憶手段と、前記入力手段により入力された融資金額の値をキーとして前記関数情報記憶手段に記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する還元ポイント数決定手段と、前記利用者から提供された前記カード型記憶媒体を受付処理し、前記決定された還元ポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、を含んでいる。
請求項2記載の発明において、前記不動産融資契約は、前記金融機関から複数の送付ルートの内の何れか1つの選択ルートを経由して請求された不動産融資契約申込書に基いて締結されており、前記関数情報記憶手段は、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報としての前記還元ポイントの数を、前記複数の送付ルート毎に個別に設定記憶する手段であり、前記選択ルートを表す情報を入力する選択ルート入力手段を備え、前記還元ポイント数決定手段は、前記入力手段により入力された融資金額の値および前記選択ルート入力手段により入力された選択ルートを表す情報をキーとして前記関数情報記憶手段に記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する手段である。
請求項3記載の発明において、前記書き込み手段は、前記受付処理されたカード型記憶媒体に既に書き込まれている前記利用者の獲得還元ポイントの総数を読み出すポイント総数読み出し手段と、読み出した獲得還元ポイント総数が予め設定された閾値を超えているか否か判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により超えていると判断された場合、前記決定された還元ポイント数に対して所定のボーナスポイント数を加えたポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むボーナスポイント書き込み手段と、を備えている。
請求項4記載の発明において、前記系列店舗における前記利用者による前記カード型記憶媒体の利用頻度を所定の時単位毎に更新記憶する利用頻度更新記憶手段をさらに備え、前記書き込み手段は、前記受付処理されたカード型記憶媒体の利用頻度を前記利用頻度更新記憶手段から読み出す利用頻度読み出し手段と、
読み出した利用頻度が予め設定された閾値を超えているか否か判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により超えていると判断された場合、前記決定された還元ポイント数に対して所定のボーナスポイント数を加えたポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むボーナスポイント書き込み手段と、
を備えている。
読み出した利用頻度が予め設定された閾値を超えているか否か判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により超えていると判断された場合、前記決定された還元ポイント数に対して所定のボーナスポイント数を加えたポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むボーナスポイント書き込み手段と、
を備えている。
請求項5記載の発明は、系列店舗における商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを、利用者が所有するカード型記憶媒体を介して該利用者に提供するためのコンピュータを利用した還元ポイント提供方法であって、
前記系列店舗と提携された金融機関と前記利用者との間で締結された不動産融資契約における少なくとも融資金額を含む融資契約情報を前記コンピュータが認識可能な情報として該コンピュータに入力するステップと、前記不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報として前記コンピュータがアクセス可能なメモリに記憶するステップと、前記入力ステップにより入力された融資金額の値をキーとして、前記コンピュータの処理により前記メモリに記憶された関数情報を参照するステップと、前記関数情報の参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を前記コンピュータの処理により決定するステップと、前記利用者から提供された前記カード型記憶媒体を、前記コンピュータがアクセス可能なカードリーダ/ライタを介して受付処理し、該コンピュータの処理により、前記決定された還元ポイント数を、前記カードリーダ/ライタにおいて受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むステップと、を含んでいる。
前記系列店舗と提携された金融機関と前記利用者との間で締結された不動産融資契約における少なくとも融資金額を含む融資契約情報を前記コンピュータが認識可能な情報として該コンピュータに入力するステップと、前記不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報として前記コンピュータがアクセス可能なメモリに記憶するステップと、前記入力ステップにより入力された融資金額の値をキーとして、前記コンピュータの処理により前記メモリに記憶された関数情報を参照するステップと、前記関数情報の参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を前記コンピュータの処理により決定するステップと、前記利用者から提供された前記カード型記憶媒体を、前記コンピュータがアクセス可能なカードリーダ/ライタを介して受付処理し、該コンピュータの処理により、前記決定された還元ポイント数を、前記カードリーダ/ライタにおいて受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むステップと、を含んでいる。
本発明によれば、カード型記憶媒体を所有する利用者は、自らが満足する不動産融資契約を締結するだけで、対応する系列店舗において商品を何ら実際に購入することなく、融資金額に基く還元ポイントをインセンティブとして取得することができる。
この結果、系列店舗においては、提携金融機関を介して不動産融資契約を締結した利用者の囲い込みに寄与することができる。
この結果、系列店舗においては、提携金融機関を介して不動産融資契約を締結した利用者の囲い込みに寄与することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照にして説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係わるポイントデータ還元システム1は、例えば同一系列の複数店舗それぞれに設置されたポイントデータ還元用の端末3を備えている。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係わるポイントデータ還元システム1は、例えば同一系列の複数店舗それぞれに設置されたポイントデータ還元用の端末3を備えている。
このポイントデータ還元端末3は、対応する店舗STにおける例えば商品購入場所(代金支払い場所)に設置されており、上記同一系列の複数店舗において利用可能に発行されたカード型記憶媒体としてのゴールドポイントカード?(以下、単にポイントカードPCと記載する)に対して、次回以降の商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを表すポイントデータを書込(蓄積)可能に構成されている。
具体的には、ポイントデータ還元端末3は、カードリーダ/ライタ11を備えている。このカードリーダ/ライタ11は、ポイントカードPCを挿置する挿置部を有し、利用者から提供され、かつ挿置部に挿置されたポイントカードPCを受付処理し、ポイントカードPC内に蓄積されたデータを読み取る(リードする)機能およびポイントカードPCに対してデータを書き込む(ライトする)機能を有している。
また、ポイントデータ還元端末3は、このカードリーダ/ライタ11に接続されたコンピュータ13を備えている。このコンピュータ13は、データ記憶用のメモリ13aを有している。
さらに、ポイントデータ還元端末3は、ポイントカードPCを提供した利用者が商品購入した際に、その商品に添付されたバーコード(商品識別コード、商品名、金額等)の読み取り処理や、オペレータのキーボード入力処理により、商品購入金額や、実際に利用者が支払った金額をコンピュータ13へ入力する支払い金額データ入力部15を備えている。
ポイントデータ還元端末3は、利用者の今回の商品購入の領収書を表すレシートを印刷するためのレシート印刷部17を備えている。
コンピュータ13の内部メモリ13aには、1回の購入金額(支払い金額)に対して利用者に還元されるポイントの割合を表すポイント割合データが記憶されている。
ポイントデータ還元端末3は、ポイントカードPC利用毎に、そのポイントカードPCに蓄積されている獲得還元ポイント総数と、所定時単位(例えば月や年)あたりの還元ポイントの獲得頻度(カード利用頻度)とをそれぞれコンピュータ13の制御に基いて更新記憶するためのポイント管理部19を備えている。
このポイントデータ還元システム1によれば、例えば、店舗STを利用して所望の商品を購入しようと欲した利用者は、その商品を持ってポイントデータ還元端末3の前に行き、商品および自らのポイントカードPCを端末3の操作を担当するオペレータに提供する。
オペレータは、提供されたポイントカードPCをカードリーダ/ライタ11の挿置部に挿置してカードリーダ/ライタ11を介して受付処理する。このとき、支払い金額データ入力部15は、オペレータのバーコード読み取り処理および/またはキーボードによるデータ入力処理により入力された支払い金額データをコンピュータ13に入力する。
このとき、コンピュータ13は、図2に示すように、メモリ13aに記憶されたポイント割合データを参照して、入力された支払い金額データに対応する還元ポイントを表すポイントデータを求め、求めたポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(蓄積する)(ステップS1)。
例えば、ステップS1の処理においては、コンピュータ13は、カードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCに現在蓄積されている還元ポイントを読み取り、読み取った還元ポイントに対し、今回求めた通常ポイントを加算し、その合計還元ポイントを表すポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む。
次いで、コンピュータ13は、ポイントカードPCに蓄積されている該ポイントカードPCのユニークな識別情報であるカードIDを読み取り、対応する商品購入日の日付(商品購入年月日、言い換えれば、還元ポイント獲得年月日)、今回獲得還元ポイント数、および今回の還元ポイント後の総ポイント数を、読み取ったカードIDに関連付けてポイント管理情報としてポイント管理部19および/またはポイントカードPCの記憶領域に記憶する(ステップS2)。
続いて、コンピュータ13は、利用者から支払われた支払い金額に対応する支払い金額データがオペレータから支払い金額データ入力部15を介して入力された際に、入力された支払い金額データと購入金額データとの間の清算処理を実行し、その実行結果に基づいて、店舗名、店舗コード、商品データ(商品識別コード、商品名、商品点数、)、商品購入金額データ(商品点数毎および合計金額)、支払い金額データ、差額データ、および還元ポイントデータ等を、レシート印刷部17を介してレシート用紙に印刷する(ステップS3)。
この結果、ポイントカードPCを携帯する利用者は、同一系列の複数店舗の内のどの店舗においても、その店舗の商品を購入する毎に、購入金額に対応する還元ポイントを取得してポイントカードPC内に蓄積記憶することができる。
一方、ポイントデータ還元システム1は、上記同一系列の複数店舗グループと提携された金融機関21により構築された融資契約融合ポイント提供システム23を備えている。
この融資契約融合ポイント提供システム(以下、単に融合ポイント提供システムと記載する)23は、カード/リーダライタ11、通信インタフェース(I/F)25、Webサーバ(コンピュータ)27、コンピュータ29、入力部31、およびディスプレイ33を備えている。この構成要素11、25、27、29、31、および33は、ローカルネットワークである例えばLANを介して互いに通信可能に接続されている。
同一の符号を付して示してあるように、カードリーダ/ライタ11は、ポイントデータ還元端末3に設置されたカードリーダ/ライタ11と同等の機能を有している。
通信I/F25は、ルータ、ファイアウォール等のインターネットNを経由する際のルーティング処理機能およびセキュリティ保持機能を有している。
Webサーバ27は、通信I/F25を介してインターネットNの一部として機能しており、閲覧ソフトウェアであるWebブラウザを介して閲覧およびデータ入力できる形式(例えばHTML形式)のファイル(複数の閲覧・データ入力用Webページ)をインターネットN上に保持する機能を有している。このWebサーバ27は、インターネットN上の存在場所を表す所定のURLを有している。
例えば、Webサーバ27には、利用者がインターネットNを介して不動産融資契約(住宅ローン融資契約)を申し込むための不動産融資契約申込画面を表すWebページPが予め記憶されている。
例えば、本実施形態では、不動産融資として、長期固定金利の住宅ローンである「フラット35」の融資契約申込書を含む資料の送付を申し込むための画面を表すWebページPが予め記憶されている。
情報入力部31は、金融機関21における担当者のマニュアル操作に
応じて、コンピュータ29に対し、融資契約情報等の情報を、そのコンピュータ29が処理可能な形式に変換して入力する機能を有している。
応じて、コンピュータ29に対し、融資契約情報等の情報を、そのコンピュータ29が処理可能な形式に変換して入力する機能を有している。
コンピュータ29には、図1に示すように、融資の可否および妥当な融資金額を算出するための算出モデル(算出プログラム)Mと、融資契約申込書の入手ルート(入手経由)毎に、融資金額と利用者還元ポイントの値および/または割合との関係を表す情報(関数情報)が予め格納されたポイントデータテーブルTとが記憶されている。
ディスプレイ33は、コンピュータ29の処理結果および/またはWebサーバ27の処理結果等を表すデータを表示する機能を有している。
一方、ポイントカードPCを所有している店舗利用者(利用者)は、上記WebブラウザBが搭載された例えばパーソナルコンピュータや携帯電話等の通信端末41を利用可能になっている。
この通信端末41は、図1に示すように、WebブラウザBが記憶されたメモリ43を有するコンピュータ45と、このコンピュータ45を、電話回線や光回線等の通信回線および所望のプロバイダ等を経由してインターネットNに対してアクセス可能にするための通信I/F47と、を備えている。
また、通信端末41は、コンピュータ45の処理により得られたWebページ等のデータを表示するためのディスプレイ49と、利用者の操作に応じたGUI機能およびWebブラウザBの機能により、ディスプレイ24に表示されたWebページ等のデータを介してコンピュータ45に対し、所望の情報を入力するための入力部51と、を備えている。
次に、本実施形態に係るポイントデータ還元システム1の全体動作について説明する。
ポイントカードPCを有している同一系列の複数の店舗利用者(利用者)が所望の不動産の購入契約を不動産販売業者と締結する際、この利用者が、不動産購入資金として金融機関21により提供されている住宅ローン「フラット35」を利用したいと欲したとする。
このとき、利用者は、次の異なる3つのルート{(A)インターネット、(B)職域企業、および(C)モデルルーム}を介して、金融機関21に対して、住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付を要求することができる。
(A)インターネット経由の場合
利用者は、通信端末41の入力部51を介してWebブラウザBを起動させ、上記融合ポイント提供システム23に対応するWebサイトのURLを入力する。この結果、WebブラウザBおよびコンピュータ45の処理により、通信I/F47およびインターネットNを介してWebサーバ27がアクセスされる(図3;ステップS10)。
利用者は、通信端末41の入力部51を介してWebブラウザBを起動させ、上記融合ポイント提供システム23に対応するWebサイトのURLを入力する。この結果、WebブラウザBおよびコンピュータ45の処理により、通信I/F47およびインターネットNを介してWebサーバ27がアクセスされる(図3;ステップS10)。
このとき、Webサーバ27は、自サーバ内のHTML形式のファイル群から、不動産融資契約申込画面であるWebページPを選択し、選択したWebページPを通信端末41に対してダウンロードする(ステップS11)。
通信端末41のコンピュータ45は、WebブラウザBに基く処理により、ダウンロードされてきたWebページPを受信してディスプレイ49に表示する(ステップS12)。
このWebページPには、例えば利用者の住所、電話番号等の連絡先情報入力エリアAR1および融資契約申込書の送付要求を指示するためのクリッカブルなボタンAR2がそれぞれ表示されている(図3参照)。
利用者は、ディスプレイ49に表示されたWebページPを見ながら、入力部51を操作して、エリアAR1に対応する連絡先情報を入力し、入力後、ボタンA2をクリックする。
このとき、コンピュータ45は、ボタンA2のクリックに応じて、WebブラウザBに基いて、エリアAR1に入力された連絡先情報を含む融資契約申込書送付要求をWebサーバ27に送信する(ステップS13)。
Webサーバ27は、送信されてきた融資契約申込書送付要求を受け取り、その融資契約申込書送付要求および連絡先情報を表す文字情報を、金融機関21の担当者が視認可能な形態でディスプレイ33に表示する(ステップS14)。
この結果、担当者は、ディスプレイ33に表示された連絡先に対応する利用者から送られた、住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付要求を認識することができる。
したがって、担当者は、その連絡先に対して、住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を郵送することができる。
この結果、利用者は、住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を受け取ることができる。
(B)職域企業経由の場合
利用者が、金融機関21が営業許可をもらって出入りが許されている企業および団体(職域企業と記載する)の従業員である場合、金融機関21の担当員に対して、自らの連絡先情報および住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付を指示することにより、対応の営業マンを介して、上記住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を受け取ることができる。
利用者が、金融機関21が営業許可をもらって出入りが許されている企業および団体(職域企業と記載する)の従業員である場合、金融機関21の担当員に対して、自らの連絡先情報および住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付を指示することにより、対応の営業マンを介して、上記住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を受け取ることができる。
(C)モデルルーム経由の場合
利用者が金融機関21と提携するモデルルームに出向いた場合には、利用者は、モデルルームの営業マンに対して、自らの連絡先情報および住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付を指示することにより、対応の営業マンを介して、上記住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を受け取ることができる。
利用者が金融機関21と提携するモデルルームに出向いた場合には、利用者は、モデルルームの営業マンに対して、自らの連絡先情報および住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書の送付を指示することにより、対応の営業マンを介して、上記住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を受け取ることができる。
このようにして、住宅ローン「フラット35」の融資契約申込書を含む資料を入手した利用者は、その資料を検討して、住宅ローン「フラット35」の融資契約を申し込むか否かを判断する。この結果、申し込むと判断した場合、融資契約申込書に必要事項を記載するとともに、融資契約に必要な書類を用意する。そして、利用者は、記載済みの融資契約申込書および用意した必要書類を金融機関21に郵送する。
金融機関21の担当者は、利用者から郵送されてきた融資契約申込書および必要書類を受け取る。そして、担当者は、情報入力部31を操作することにより、受け取った融資契約申込書および必要書類の内容表す融資契約申込情報を、コンピュータ29に対して入力する。この結果、入力された融資契約申込情報は、コンピュータ29が処理可能な形式に変換されて該コンピュータ29に入力される(ステップS15)。
本実施形態においては、融資契約申込情報には、融資希望者の年齢、前年年収、購入予定物件の代金、借入申込額、返済期間、返済方法(元利均等、元金均等)、および申込書入手ルート{(A)〜(C)の何れか}等が含まれている。
コンピュータ29に内蔵された算出モデルMは、融資契約申込情報に含まれる上記各項目をパラメータとして、それぞれのパラメータに基いて、融資の可否、妥当な融資金額、返済回数等を算出するように設計されている。
すなわち、コンピュータ29は、情報入力部31を介して入力されてきた融資契約申込情報の各パラメータを算出モデルMに入力することにより、融資の可否および妥当な融資金額を算出し、算出した融資の可否、妥当な融資金額、返済回数等を表す情報を、担当者に視認可能な情報としてディスプレイ33に表示する(ステップS16)。
ディスプレイ33に表示された結果を参酌して、担当者(あるいは担当チーム)が最終的な融資の可否、融資可能な場合の融資金額および返済回数等を決定する(融資契約処理F、図1参照)。
そして、担当者は、決定した融資可否および融資情報(融資可の場合)を含む書類を郵送にて対応する利用者に送付する。
本実施形態において、融資情報には、可能な融資金額、固定金利、返済回数、住宅ローン「フラット35」の正式融資契約案内、および契約締結時における利用者所有ポイントカードPCの持参依頼等が含まれている。
このとき、例えば、融資情報を受け取った利用者は、その融資情報の内容を見て正式に住宅ローン「フラット35」の融資契約を金融機関21と締結するか否かを判断する。
この結果、住宅ローン「フラット35」の融資契約を金融機関21と締結すると判断した場合、利用者は、所有するポイントカードPCを持参して、金融機関21に出向き、上記融資情報に基づく住宅ローン「フラット35」の融資契約を金融機関21との間で正式に締結する。
この正式締結を受けて、金融機関21の担当者は、情報入力部31を操作することにより、締結した融資契約に基く融資金額および申込書入手ルート{(A)〜(C)の何れか}を、コンピュータ29に対して入力する。この結果、入力された締結した融資契約に基く融資金額および申込書入手ルートは、コンピュータ29が処理可能な形式に変換されて該コンピュータ29に入力される(ステップS17)。
また、担当者は、利用者が持参したポイントカードPCを受け取り、受け取ったポイントカードPCを、カードリーダ/ライタ11の挿置部に挿置してカードリーダ/ライタ11を介して受付処理する。
このとき、コンピュータ29は、情報入力部31を介して入力された融資金額および申込書入手ルートをキーとして、該コンピュータ29に記憶されたポイントデータテーブルTを参照する(ステップS18)。
例えば、ポイントデータテーブルTには、図4に示すように、利用者に対して提供できる還元ポイント数あるいは還元ポイント割合を表すデータが、入手ルートを表す情報と、互いに連続するように分割された融資金額範囲を表す情報との関数として記憶されている。
例えば、入手ルートがインターネット経由であり、かつ融資金額範囲が1000万以上かつ2000万円未満の場合には、利用者に対する還元ポイントは30,000ポイントが還元ポイント数として設定されており、また、入手ルートが職域経由であり、かつ融資金額範囲が3000万以上かつ4000万円未満の場合には、利用者に対する還元ポイントは100,000ポイントが還元ポイント数として設定されている。
一方、入手ルートがモデルルーム経由である場合には、融資金額の大小に関係なく、一律融資金額の0.2%が還元ポイント割合として設定されている。
すなわち、コンピュータ29は、ポイントデータテーブルTを参照した結果に基づいて、入力された融資金額および申込書入手ルートに対応する還元ポイント数を求める(ステップS19)。なお、入力された融資金額および申込書入手ルートに対応するデータが還元ポイント割合の場合には、融資金額に対して還元ポイント割合を乗算し、得られた金額に相当するポイント数を還元ポイント数として求める。
次いで、コンピュータ29は、カードリーダ/ライタ11を介して、ポイントカードPCに現在蓄積されている還元ポイントを読み取り、読み取った還元ポイントに対し、今回求めた還元ポイント数、すなわち不動産融資契約締結に基くインセンティブとして得られた還元ポイント数を加算し、その合計還元ポイント数を表す還元ポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(ステップS20)。
この結果、利用者の所有するポイントカードPCには、対応する系列店舗と提携された金融機関21との間に締結された住宅ローン融資契約の融資金額に対応する還元ポイントが蓄積される。
以上述べたように、本実施形態によれば、系列店舗で利用できるポイントカードPCを所有する利用者は、その系列店舗と提携された金融機関21に対する不動産融資契約(住宅ローン融資契約)を締結したことにより、系列店舗を実際に利用することなく、該系列店舗で購入用金額として利用できる還元ポイントを取得することができる。
言い換えれば、ポイントカードPCを所有する利用者は、自らが満足する住宅ローン融資契約を締結するだけで、対応する系列店舗において商品を何ら実際に購入することなく、融資金額に基く還元ポイントをインセンティブとして取得することができる。
この結果、系列店舗においては、金融機関21を介して住宅ローン融資契約を締結した利用者の囲い込みに寄与することができる。
また、本実施形態によれば、金融機関21においては、他の金融機関が提供する同種の住宅ローン融資契約よりも利用者に対して便宜を与えることができ、金融機関21が提供する住宅融資契約の成約数の向上が期待できる。
さらに、本実施形態によれば、利用者による不動産融資契約申込書の入手ルート毎に、融資金額と利用者還元ポイントの値および/または割合との関係を表す情報(関数情報)が予め設定されている。
このため、例えば、図4のポイントデータテーブルTに示すように、職域ルートを介して送付された不動産融資契約申込書を介して不動産融資契約が締結された場合に、その職域ルートに対応する融資金額範囲毎の還元ポイント数を、他の入手ルート(例えばインターネットルート)を介して送付された不動産融資契約申込書に基いて締結された不動産融資契約の場合における対魚融資金額範囲毎の還元ポイント数よりも増大させることができる。
この結果、職域ルートを利用した不動産融資契約の成約数の向上が期待できるとともに、職域企業の従業員の不動産融資契約に関する満足度の向上が期待できる。
さらに、モデルルームルートを介して送付された不動産融資契約申込書を介して不動産融資契約が締結された場合に、そのモデルルームルートに対応する還元ポイント数を、融資金額範囲の変化に関係なく一定にすることができる。
この結果、モデルルームの営業マンは、対象となるモデルルームの購入および購入における不動産融資契約締結をそれぞれ利用者に勧める際に、融資金額に対応して獲得できる還元ポイント数を容易に計算して利用者に提供することができる。
したがって、モデルルーム営業マンの営業効率の向上に寄与することができる。
したがって、モデルルーム営業マンの営業効率の向上に寄与することができる。
なお、本実施形態では、金融機関21との間の不動産融資契約を締結した利用者のポイントカードPCに対して、金融機関21に設置されたカードリーダ/ライタ11を介して還元ポイントを提供(蓄積)したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態の変形例として、利用者による系列店舗における所望の店舗(例えば、店舗ST)利用時において、所有するポイントカードPCに蓄積するように構成してもよい。
また、本実施形態およびその変形例においては、利用者が所有するポイントカードPCの現在までの使用状態を表すパラメータである(1)獲得総ポイント数および(2)所定の時単位におけるポイントカードPCの使用頻度に基いて、ポイントカードPCに書き込むべき不動産融資契約に係る還元ポイント数に対して、さらにボーナスポイントを追加することも可能である。
例えば、このボーナスポイント追加処理に係るポイントデータ還元システム1の動作を図5および図6を用いて説明する。
ステップS19の処理完了後、コンピュータ29は、そのステップS19の処理により求められた不動産融資契約に基く還元ポイント数を表す情報を、対応する利用者のポイントカードPCのカードIDに関連付けた状態で通信I/F25を介して各系列店舗のポイントデータ還元端末3に対して送信する(図5;ステップS30)。
このとき、各系列店舗のポイントデータ還元端末3におけるコンピュータ13は、金融機関21のコンピュータ29から送信されてきた還元ポイント数を表す情報(カードID付き)を受信し、受信した還元ポイント数を表す情報(カードID付き)をポイント管理部19に蓄積記憶する(ステップS31)。
そして、ポイントカードPCを所有する利用者が、系列店舗における店舗STに来店し、そのポイントカードPCを端末3の操作を担当するオペレータに提供する。
オペレータは、提供されたポイントカードPCをカードリーダ/ライタ11の挿置部に挿置してカードリーダ/ライタ11を介して受付処理する。
受付処理終了後、コンピュータ13は、カードリーダ/ライタ11を介して、ポイントカードPCに記憶されたカードIDを読み出し、読み出したカードIDに対応する不動産融資契約に基く還元ポイント数がポイントデータ管理部19に記憶されているか否か判断する(ステップS32)。
この判断の結果NO(不動産融資契約に基く還元ポイント数が記憶されていない)の場合、コンピュータ13は、処理を終了する。
一方、ステップS32の判断の結果YES(不動産融資契約に基く還元ポイント数が記憶済み)の場合、コンピュータ13は、カードIDをキーとしてポイントデータ管理部19あるいはポイントカードPC自体に記憶された獲得還元ポイント総数を読み出し、読み出した獲得還元ポイント総数が所定の閾値を超えているか否か判断する(ステップS33)。
このステップS33の判断の結果NO(獲得還元ポイント総数が所定の閾値を超えていない)の場合、コンピュータ13は、ポイントデータ管理部19に記憶された住宅ローン融資契約に基く還元ポイント数を、獲得還元ポイント総数に対して加算し、その合計還元ポイント数を表す還元ポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(ステップS34)。
一方、ステップS33の判断の結果YES(獲得還元ポイント総数が所定の閾値を超えている)の場合、コンピュータ13は、ポイントデータ管理部19に記憶された不動産融資契約に基く還元ポイント数に対して所定のボーナスポイントを加算したポイント数を、獲得還元ポイント総数に対してさらに加算し、その合計還元ポイント数を表す還元ポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(ステップS35)。
また、ステップS32の判断の結果YES(不動産融資契約に基く還元ポイント数が記憶済み)の場合、コンピュータ13は、カードIDをキーとしてポイントデータ管理部19あるいはポイントカードPC自体に記憶された所定時単位(例えば月や年)あたりのカード利用頻度を読み出し、読み出したカード利用頻度が所定の閾値を超えているか否か判断する(ステップS33A)。
このステップS33Aの判断の結果NO(カード利用頻度が所定の閾値を超えていない)の場合、コンピュータ13は、ポイントデータ管理部19に記憶された不動産融資契約に基く還元ポイント数を、獲得還元ポイント総数に対して加算し、その合計還元ポイント数を表す還元ポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(ステップS34A)。
一方、ステップS33Aの判断の結果YES(カード利用頻度が所定の閾値を超えている)の場合、コンピュータ13は、ポイントデータ管理部19に記憶された住宅ローン融資契約に基く還元ポイント数に対して所定のボーナスポイントを加算したポイント数を、ポイントカードPCに蓄積された獲得還元ポイント総数に対してさらに加算し、その合計還元ポイント数を表す還元ポイントデータをカードリーダ/ライタ11を介してポイントカードPCの記憶領域に書き込む(ステップS35A)。
以上述べたように、本変形例によれば、系列店舗と提携された金融機関21に対する住宅ローン融資契約を締結した利用者の内、系列店舗に対する貢献度の高い利用者(支払い金額が高い、あるいは頻繁に系列店舗を使用している)に対しては、住宅ローン融資契約に基く還元ポイントに加えて、例えばその貢献度に応じたボーナスポイントをさらに利用者に対して提供することができる。
この結果、系列店舗においては、金融機関21を介して住宅ローン融資契約を締結した利用者の囲い込みにさらに寄与することができる。
なお、本実施形態では、ポイント管理部19は、各系列店舗に設置した場合について説明しているが、この場合、店舗毎にポイント管理部19に記憶されたカードID毎のポイント管理情報(総獲得ポイント数、カード利用頻度等)は、その内容が常に同一の内容となるように、ポイントカードの利用に応じて更新される。
また、ポイント管理部19は、各系列店舗に設置されたポイントデータ還元端末3が通信回線を介してアクセスできるセンタサーバに設置しておくことも可能である。この場合も、ポイント管理部19に記憶されたカードID毎のポイント管理情報(総獲得ポイント数、カード利用頻度等)は、店舗毎のポイントカードの利用に応じて更新される。
さらに、本実施形態で述べたように、ポイントカードPCを所有し、かつ金融機関21と不動産融資契約を締結した利用者は、系列店舗において「まとめ買い」を行う際に、その利用者専用の販売員(コンシェルジェ)の提供サービスを受けることができる。このコンシェルジェは、対応店舗の全フロアにおいて利用者の商品購入のアドバイスを行うものである。この結果、ポイントカードPCを所有し、かつ金融機関21と不動産融資契約を締結した利用者に対するサービスをさらに向上させることができ、その利用者の囲い込みにさらに寄与することができる。
最後に、本発明は、本実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の主題および記載した請求項の範囲内においては、本発明の構成を多様に変更・変形して実施することが可能である。
1 ポイントデータ還元システム
3 ポイントデータ還元端末
11 カードリーダ/ライタ
13、29、45 コンピュータ
13a、43 メモリ
15 支払い金額データ入力部
17 レシート印刷部
19 ポイント管理部
21 金融機関
23 融資契約融合ポイント提供システム
25、47 通信I/F
27 Webサーバ
31 入力部
33、49 ディスプレイ
51 入力部
PC ポイントカード
N ネットワーク
3 ポイントデータ還元端末
11 カードリーダ/ライタ
13、29、45 コンピュータ
13a、43 メモリ
15 支払い金額データ入力部
17 レシート印刷部
19 ポイント管理部
21 金融機関
23 融資契約融合ポイント提供システム
25、47 通信I/F
27 Webサーバ
31 入力部
33、49 ディスプレイ
51 入力部
PC ポイントカード
N ネットワーク
Claims (5)
- 系列店舗における商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを、利用者が所有するカード型記憶媒体を介して該利用者に提供するための還元ポイント提供システムであって、
前記系列店舗と提携された金融機関と前記利用者との間で締結された不動産融資契約における少なくとも融資金額を含む融資契約情報を入力する手段と、
前記不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報として記憶する関数情報記憶手段と、
前記入力手段により入力された融資金額の値をキーとして前記関数情報記憶手段に記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する還元ポイント数決定手段と、
前記利用者から提供された前記カード型記憶媒体を受付処理し、前記決定された還元ポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、
を備えたことを特徴とする還元ポイント提供システム。 - 前記不動産融資契約は、前記金融機関から複数の送付ルートの内の何れか1つの選択ルートを経由して請求された不動産融資契約申込書に基いて締結されており、
前記関数情報記憶手段は、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報としての前記還元ポイントの数を、前記複数の送付ルート毎に個別に設定記憶する手段であり、
前記選択ルートを表す情報を入力する選択ルート入力手段を備え、
前記還元ポイント数決定手段は、前記入力手段により入力された融資金額の値および前記選択ルート入力手段により入力された選択ルートを表す情報をキーとして前記関数情報記憶手段に記憶された関数情報を参照し、その参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を決定する手段であることを特徴とする請求項1記載の還元ポイント提供システム。 - 前記書き込み手段は、前記受付処理されたカード型記憶媒体に既に書き込まれている前記利用者の獲得還元ポイントの総数を読み出すポイント総数読み出し手段と、
読み出した獲得還元ポイント総数が予め設定された閾値を超えているか否か判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により超えていると判断された場合、前記決定された還元ポイント数に対して所定のボーナスポイント数を加えたポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むボーナスポイント書き込み手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の還元ポイント提供システム。 - 前記系列店舗における前記利用者による前記カード型記憶媒体の利用頻度を所定の時単位毎に更新記憶する利用頻度更新記憶手段をさらに備え、
前記書き込み手段は、前記受付処理されたカード型記憶媒体の利用頻度を前記利用頻度更新記憶手段から読み出す利用頻度読み出し手段と、
読み出した利用頻度が予め設定された閾値を超えているか否か判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により超えていると判断された場合、前記決定された還元ポイント数に対して所定のボーナスポイント数を加えたポイント数を、該受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むボーナスポイント書き込み手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか1項記載の還元ポイント提供システム。 - 系列店舗における商品購入時において購入用金額として利用できる還元ポイントを、利用者が所有するカード型記憶媒体を介して該利用者に提供するためのコンピュータを利用した還元ポイント提供方法であって、
前記系列店舗と提携された金融機関と前記利用者との間で締結された不動産融資契約における少なくとも融資金額を含む融資契約情報を前記コンピュータが認識可能な情報として該コンピュータに入力するステップと、
前記不動産融資契約のインセンティブとしての還元ポイントの数を、前記不動産融資契約の融資金額の関数情報として前記コンピュータがアクセス可能なメモリに記憶するステップと、
前記入力ステップにより入力された融資金額の値をキーとして、前記コンピュータの処理により前記メモリに記憶された関数情報を参照するステップと、
前記関数情報の参照結果に基づいて、該融資金額値に対応する還元ポイント数を前記コンピュータの処理により決定するステップと、
前記利用者から提供された前記カード型記憶媒体を、前記コンピュータがアクセス可能なカードリーダ/ライタを介して受付処理し、該コンピュータの処理により、前記決定された還元ポイント数を、前記カードリーダ/ライタにおいて受付処理されたカード型記憶媒体に書き込むステップと、
を備えたことを特徴とする還元ポイント提供方法。
Priority Applications (1)
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JP2008067678A JP2009223633A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 還元ポイント提供方法およびシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008067678A JP2009223633A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 還元ポイント提供方法およびシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009223633A true JP2009223633A (ja) | 2009-10-01 |
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ID=41240334
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JP2008067678A Pending JP2009223633A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 還元ポイント提供方法およびシステム |
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2008
- 2008-03-17 JP JP2008067678A patent/JP2009223633A/ja active Pending
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