JP2001344495A - ポイント情報管理方法及び管理システム - Google Patents

ポイント情報管理方法及び管理システム

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JP2001344495A
JP2001344495A JP2000164362A JP2000164362A JP2001344495A JP 2001344495 A JP2001344495 A JP 2001344495A JP 2000164362 A JP2000164362 A JP 2000164362A JP 2000164362 A JP2000164362 A JP 2000164362A JP 2001344495 A JP2001344495 A JP 2001344495A
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Rokuji Adachi
録司 足立
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Toyota Motor Corp
Toyota Finance Corp
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Toyota Motor Corp
Toyota Finance Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】業務サービス利用の累積度合いに応じた顧客へ
の還元を、容易に実現できるようにする。 【解決手段】クレジットカード業務サービスの利用に応
じて付与されるポイントを管理するコンピュータシステ
ムであるポイント情報管理システム10は、使用可能ポ
イント数と累積ポイント数との2つのポイント数情報が
顧客別に登録されたポイント数情報データベース11を
備えて構成されている。ポイント情報管理システム10
は、上記サービスの利用に応じて顧客が獲得したポイン
トを使用可能ポイント数と累積ポイント数との双方に加
算する一方、使用可能ポイント数からは顧客のポイント
数の還元使用によってその使用分だけ減算するようにし
ている。そして、累積ポイント数が所定ポイント数に達
したことをもって、使用可能ポイント数へのボーナスポ
イントの特別加算を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務サービスの利
用に応じて付与されるポイント数の管理に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】各種サービス業では、業務サービスの利
用に応じてポイントを付与し、ポイントの使用によっ
て、キャッシュバックや商品提供などのような顧客への
還元を行うようにしたポイント制度が導入されている。
例えば、航空会社では、顧客の航空機の搭乗マイル数に
応じてポイントを付与し、ポイント数の使用に応じて商
品や航空チケットを提供するなどによる顧客への還元、
いわゆるマイレッジサービスが行われている。またクレ
ジットカード会社では、カード利用額に応じてポイント
を付与し、ポイント数の使用に応じて商品提供やキャッ
シュバックを行うなどによる顧客への還元が行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうしたポ
イント制度と並行、或いはその一環として、業務サービ
スへの今までの顧客の貢献度合い、すなわち業務サービ
ス利用の累積度合いに対して顧客への還元を行うことが
望まれる場合がある。こうした場合、従来にあっては、
次のような困難があった。
【0004】すなわち上記顧客の業務サービス利用の累
積度合いを知るには、各顧客の業務サービス利用の履歴
情報の全てを記録し、保管しておく必要があり、そうし
た履歴にかかる情報量が増大は避けがたいものとなる。
そして、特に顧客数が大量である場合には、記録媒体や
記憶装置の記憶容量の限界から、そうした履歴情報を、
ポイント数の管理を司るコンピュータシステムから常時
利用可能な状態で保存しておくことは、非常に困難であ
る。
【0005】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであって、業務サービス利用の累積度合いに応じた
顧客への還元を、容易に実現できるようにすることをそ
の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。 (手段)請求項1記載の発明は、業務サービスの利用に
応じて付与されるポイント数をコンピュータ管理する方
法において、前記ポイント数の還元使用に応じてその使
用分だけ減算される第1のポイント情報と、前記ポイン
トの還元使用によっても減算されない第2のポイント情
報とによって前記ポイント数を管理するようにしたもの
である。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
のポイント情報管理方法において、前記第2のポイント
情報によるポイント数が所定のポイント数に達すること
に基づいて前記第1のポイント情報によるポイント数に
更にボーナスポイントを特別加算するようにしたもので
ある。
【0008】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
のポイント情報管理方法において、前記第2のポイント
情報は、そのポイント数が前記所定のポイント数に達す
ることでクリアされるようにしたものである。
【0009】また請求項4記載の発明は、請求項1〜3
のいずれか記載のポイント情報管理方法において、前記
業務サービスをクレジットカードサービスとしたもので
ある。
【0010】また請求項5記載の発明は、業務サービス
の利用に応じて付与されるポイント数をコンピュータ管
理するシステムであって、前記ポイント数の還元使用に
よってその使用分だけ減算される第1のカウンタと、前
記ポイント数の還元使用によっても減算されない第2の
カウンタとを備えて前記ポイント数を管理するようにし
たものである。
【0011】また請求項6記載の発明は、請求項5記載
のポイント情報管理システムにおいて、前記第2のカウ
ンタによる計数ポイント数が所定のポイント数に達する
ことに基づいて前記第1のカウンタによる計数ポイント
数に更にボーナスポイントを特別加算する手段を更に備
えるようにしたものである。
【0012】また請求項7記載の発明は、請求項6記載
のポイント情報管理システムにおいて、前記第2のカウ
ンタを、その計数ポイント数が前記所定のポイント数に
達することでクリアするようにしたものである。
【0013】また請求項8記載の発明は、請求項5〜7
のいずれかに記載のポイント情報管理システム前記業務
サービスがクレジットカードサービスであるものであ
る。 (作用及び効果)請求項1記載の方法及び請求項5記載
の構成では、業務サービスの利用に応じて付与されるポ
イント数のコンピュータ管理において、2つのポイント
情報または2つのカウンタを用いるようにしている。そ
して第1のポイント情報またはカウンタには、上記業務
サービスの利用に応じたポイント付与に応じて加算され
るとともに、ポイント数の還元使用に応じてその使用分
だけ減算されるポイント数情報、すなわち顧客が実際に
還元使用可能なポイント数の情報が記録されるようにな
る。また第2のポイント情報またはカウンタには、上記
業務サービスの利用に応じたポイントの付与に応じて加
算されるものの、ポイント数の還元使用に応じては減算
されることのないポイント数情報、すなわち業務サービ
スの利用に応じて付与されたポイント数の累積が記録さ
れるようになる。これにより、その第2のポイント情報
または第2のカウンタによる計数ポイント数をもとにす
ることで、業務サービスの利用履歴情報を用いずとも、
顧客の業務サービス利用の累積度合いを把握することが
できるようになる。したがって、業務サービス利用の累
積度合いに応じた顧客への還元を、容易に行うことがで
きるようになる。
【0014】また請求項2記載の方法及び請求項6記載
の構成では、第2のポイント情報によるポイント数、ま
たは第2のカウンタによる計数ポイント数が所定のポイ
ント数に達すると、第1のポイント情報によるポイント
数または第1のカウンタによる計数ポイント数に対し
て、更にボーナスポイントが特別加算されるようにな
る。すなわち、顧客の業務サービス利用の累積度合いが
ある程度以上に達することで、実際に顧客が還元使用可
能なポイント数にボーナスポイントが特別加算されるよ
うになる。これにより、業務サービス利用の累積度合い
に応じた顧客への還元を、上記還元使用することのでき
るポイントに特別加算されるボーナスポイントという態
様で行うことができるようになる。
【0015】また請求項3記載の方法及び請求項7記載
の構成では、第2のポイント情報によるポイント数、ま
たは第2のカウンタによる計数ポイント数が所定のポイ
ント数に達して、上記ボーナスポイントの特別加算がな
された時点で、それら第2のポイント情報または第2の
カウンタがクリアされるようになる。これにより、顧客
の業務サービス利用の累積度合いに応じた顧客への還元
を行いつつも、第2のポイント情報によるポイント数、
または第2のカウンタによる計数ポイント数の値が加算
され続けてオーバーフローすることを回避できるように
なる。
【0016】また請求項4記載の方法及び請求項8記載
の構成では、上記のようなポイント数の管理を、クレジ
ットカードサービスにかかるポイント数の管理に適用す
るようにしている。クレジットカードサービスでは、上
述のように、カード利用額などに応じてポイント数を付
与し、そのポイント数の使用に応じて顧客への還元を行
うようなポイント制度が導入されている。上記方法及び
構成によれば、こうしたクレジットカードサービスにお
いて、業務サービス利用の累積度合いに応じた顧客への
還元を容易に行うことができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について、図1〜図2を参照して詳細に説明する。
ちなみに本実施形態では、クレジットカード業務にかか
るポイント数の管理に、本発明を適用した場合について
説明する。
【0018】本実施形態では、次のようなポイント制度
の運用におけるポイント数の管理を行うようにしてい
る。 <ポイントの付与>ここでは、クレジットカード業務に
かかる以下の業務サービスの利用に応じて、ポイントが
付与されるようになっている。すなわち、クレジットカ
ード利用での買い物をしたとき、その利用金額に応じて
ポイントが付与される。このときのポイント付与率、す
なわち利用金額に対する付与されるポイント数の割合
は、特定の販売店と一般の加盟販売店とでは、異なるよ
うに設定されている。またこれ以外にも、例えば特定商
品の見積もり査定の実施や修理点検などのサービスなど
のような特定加盟店における特定サービスを利用したと
きには、その決済にクレジットカードを利用しなくと
も、カードの提示があれば、ポイントを付与するように
している。
【0019】さらに本実施形態では、顧客が獲得したポ
イント数の累計が所定ポイント数(ここでは1万ポイン
ト)に達した場合に、所定のボーナスポイント(例えば
1,000ポイント)を特別加算するようにしている。
【0020】<ポイントの還元使用>顧客が獲得したポ
イント数は、次のような還元商品との交換によって還元
使用することができる。すなわち、ポイント数に応じた
現金の払い戻し(キャッシュバック)、或いは各種チケ
ット(航空券、食事券、ホテル券など)やカタログに掲
載された商品などとの交換などが、上記ポイントと引き
換えに行うことができる。各還元商品には、交換に要す
るポイント数或いは交換比率が各々設定されており、各
還元商品との交換がなされることで、それに応じたポイ
ント数が消費されるようになっている。
【0021】ちなみに、ポイントと還元商品との交換、
すなわちポイントの還元使用は、販売店等への顧客の申
請に応じて行われる。こうした申請(還元申請)があっ
た場合、該当顧客に十分なポイントが残っているかなど
の資格チェックを行い、それが許諾されれば、上記還元
商品との交換がなされるようになっている。
【0022】また、顧客が獲得したポイントには、ポイ
ントを蓄積しておくことが可能な有効期限が設定されて
おり、ポイント付与時から上記有効期限が経過した時点
で、失効した分のポイントは消滅するようになってい
る。
【0023】さて以下に、以上のポイント制度の運用に
かかる顧客別のポイント情報の管理について説明する。
図1に示されるポイント情報管理システム10は、クレ
ジットカードに加入した顧客別のポイント情報の管理を
司るコンピュータシステムであって、ポイント数情報デ
ータベース(DB)11を備えて構成されている。ポイ
ント数情報データベース11には、上記ポイント制度に
かかるポイント数についての各種情報が顧客別に登録さ
れている。
【0024】ポイント数情報データベース11に登録さ
れるポイント数情報には、使用可能ポイント数と累積ポ
イント数との2つのポイント数に関する情報が含まれて
いる。これら使用可能ポイント数及び累積ポイント数の
情報は、各月毎の会員請求締め日に更新され、前回の締
め日からの期間に顧客が獲得したポイント数や顧客が還
元使用したポイント数が反映されるようになっている。
そして、使用可能ポイント数はその会員請求締め日にお
いて顧客が実際に還元使用することのできるポイント数
を、また累積ポイント数は顧客がそれ迄に獲得したポイ
ント数の累計を、それぞれ示すようになっている。本実
施形態では、これら2つのポイント数の情報を用いるこ
とで、上記のようなポイント制度の効率的な運用を図る
ようにしている。
【0025】また、ポイント数情報データベース11に
は、上記2つのポイント数情報以外にも、顧客別のポイ
ント数の管理にかかる各種情報が登録されている。そし
てそうした情報の1つとして、各顧客の還元使用ポイン
ト数の履歴情報、すなわち顧客がポイントを還元使用し
た日付や、そのとき使用したポイント数などの履歴情報
が登録されている。
【0026】一方、ポイント情報管理システム10は、
カード取引管理システム12に接続されている。カード
取引管理システム12は、クレジットカードを利用した
取引などのカード業務にかかるサービスの利用について
の情報の管理を司るコンピュータシステムであり、そう
した取引の履歴などの情報が顧客別に登録されるカード
取引情報データベース(DB)13を備えて構成されて
いる。
【0027】そして、ポイント情報管理システム10
は、カード取引情報データベース13の取引履歴情報を
併せ参照して、上記使用可能ポイント数と累積ポイント
数との2つのポイント数の情報を定期的に更新するよう
にしている。なお、本実施形態では、ポイント情報管理
システム10は、上記の如く各月毎の会員請求締め日に
行われるバッチ処理として、これら2つのポイント数の
情報の更新にかかる処理を実施するようにしている。
【0028】さて、ポイント情報管理システム10によ
る上記更新にかかる処理が開始されると、まず上記カー
ド取引情報データベース13に登録されたカード取引の
履歴情報を参照して、前回の締め日からの期間に各顧客
がカード利用によって獲得したポイント数の算出を行う
(ステップ100)。そして、算出した獲得ポイント数
を、上記ポイント数情報データベース11に登録された
使用可能ポイント数と累積ポイント数とにそれぞれ加算
する(ステップ101)。
【0029】また、ポイント情報管理システム10は、
同データベース11の還元使用ポイント数の履歴情報を
参照して、前回の締め日からの期間に各顧客が還元使用
したポイント数(消費したポイント数)を求め、これを
使用可能ポイント数から減算する(ステップ102)。
これにより、使用可能ポイント数は、カード利用によっ
て当月期に顧客が獲得したポイント数と使用したポイン
ト数との差分だけ調整がなされて、顧客がそのとき実際
に使用可能なポイント数を示すようになる。したがっ
て、ここでは使用可能ポイント数が、上記第1のポイン
ト数情報或いは第1のカウンタのポイント数に対応して
いる。
【0030】なお、上述したように、ポイントの使用に
は有効期限が設けられており、失効した分のポイントは
消滅するようになっている。こうした期限超過によって
失効した分のポイント数も、ここで減算するようにして
いる。
【0031】これに対して、累積ポイント数には、前回
の締め日からの期間に顧客が獲得したポイント数が加算
されるものの、還元使用した分のポイント数の減算はな
されていない。これにより、累積ポイント数は、顧客が
獲得したポイント数の累計を示すようになる。したがっ
て、ここでは累積ポイント数が、上記第2のポイント数
情報或いは第2のカウンタのポイント数に対応してい
る。
【0032】一方、本実施形態では、ポイント情報管理
システム10は、上記獲得ポイント数を加算した後、累
積ポイント数が上記所定のポイント数(1万ポイント)
に達したか否かを判断するようにしている(ステップ1
03)。ここで、累積ポイント数が上記所定のポイント
数に達したならば、累積ポイント数を一旦クリアし(ス
テップ104)、使用可能ポイント数に所定のボーナス
ポイントを特別加算するようにしている(ステップ10
5)。
【0033】図2は、以上説明した本実施形態でのポイ
ント数の管理態様の一例を、1月にクレジットカードに
新規加入した顧客を例として示している。そして、同図
(a)には各月においてカード利用によって顧客が獲得
したポイント数が、同図(b)には同じく各月において
その顧客が還元使用したポイント数が、それぞれ示され
ている。
【0034】同図(c)に示される使用可能ポイント数
は、会員請求締め日において、前回の締め日からの期間
に使用した分のポイント数が減算されるとともに、その
期間に獲得したポイント数が加算される。したがって、
例えば第3月期や第9月期のように、還元使用ポイント
数が獲得ポイント数を上回った場合には、結果として使
用可能ポイント数が減少するようになる。こうして使用
可能ポイント数は、月毎の会員請求締め日において、顧
客が実際に使用可能なポイント数を反映して増減されて
いる。
【0035】これに対して、同図(d)に示される累積
ポイント数には、会員締め日において、前回の締め日か
らの期間に獲得したポイント数が単純に加算されてい
る。このため、累積ポイント数は、ボーナスポイントの
特別加算にかかる所定のポイント数(1万ポイント)に
達するまでは、減少することのないようになっている。
これにより、累積ポイント数には、同顧客の獲得ポイン
ト数の累積が反映されるようになる。
【0036】そして7月の会員請求締め日において、累
積ポイント数が上記所定のポイント数に達すると、使用
可能ポイント数には、獲得ポイント数と還元使用ポイン
ト数との差分に加え、所定のボーナスポイントが更に特
別加算されるようになる。そして、累積ポイント数は、
上記ボーナスポイントの特別加算がなされた後、その値
が一旦クリアされる。なお、ここでは、そのときの累積
ポイント数のうち、上記所定のポイント数を上回った分
だけは、累積ポイント数に残すようにしている。
【0037】そして以降の月の会員請求締め日には通常
どおり、使用可能ポイント数にはその月における獲得ポ
イント数と還元使用ポイント数との差分が、累積ポイン
ト数にはその月における獲得ポイントのみが、各々加算
されている。
【0038】ちなみに本実施形態では、上記ボーナスポ
イントの特別加算がなされて以降、累積ポイント数が上
記所定のポイント数に再び達した場合には、その都度、
使用可能ポイント数に上記ボーナスポイントを特別加算
するようにしている。したがって、ここでは、上記所定
のポイント数(1万ポイント)分のポイント数を顧客が
獲得する毎に、使用可能ポイント数にボーナスポイント
が特別加算されるようになる。
【0039】このように本実施形態では、顧客が実際に
使用することのできるポイント数を示す使用可能ポイン
ト数情報と、顧客がカード利用によって獲得したポイン
ト数の累計を示す累積ポイント数情報との2つのポイン
ト数情報を用いて、ポイント制度の運用にかかるポイン
ト情報を管理するようにしている。そしてこれにより、
顧客が実際に使用可能なポイント数と、その顧客が獲得
したポイント数の累計とを、過去のカード取引の履歴情
報などを参照せずとも、容易に照会することが可能とな
って、上記のようなポイント制度であれ、容易に運用す
ることができるようになっている。
【0040】以上説明した本実施形態によれば、以下に
記載の効果を得ることができるようになる。 (1)本実施形態では、クレジットカード業務にかかる
ポイント制度の運用において、カード利用によって顧客
が獲得したポイント数が加算されるとともにポイントの
還元使用に応じてその分のポイント数が減算される使用
可能ポイント数と、上記獲得ポイント数が加算されるも
のの、上記還元使用に応じては減算されることのない累
積ポイント数との2つのポイント数を用いて、ポイント
情報のコンピュータ管理がなされている。これにより、
上記使用可能ポイント数からは顧客がそのとき実際に還
元使用することのできるポイント数を、また累積ポイン
ト数からは顧客がそれ迄に獲得したポイント数の累計を
それぞれ把握することができるようになる。したがっ
て、過去における顧客のカード利用履歴情報を参照せず
とも、カード利用の累積を容易に把握することができる
ようになり、例えばボーナスポイントの特別加算などの
ような、今までの貢献度合いに応じた顧客への還元を容
易に行うことができるようになる。
【0041】(2)また本実施形態では、累積ポイント
数が上記所定のポイント数に達すると、使用可能ポイン
ト数に対して、更にボーナスポイントを特別加算するよ
うにしている。すなわち、顧客のカード利用の累積が所
定以上に達することで、実際に顧客が還元使用可能なポ
イント数にボーナスポイントが特別加算されるようにな
る。これにより、上記カード利用の累積に応じた顧客へ
の還元を、ポイントに特別加算されるボーナスポイント
という態様で行うことができるようになる。
【0042】(3)また本実施形態では、累積ポイント
数が所定のポイント数に達し、使用可能ポイント数に上
記ボーナスポイントの特別加算がなされた時点で、累積
ポイント数がクリアされるようになる。これにより、顧
客のカード利用の累積に応じた顧客への還元を行いつつ
も、累積ポイント数の値が加算され続けてオーバーフロ
ーすることを回避できるようになる。また上記のように
累積ポイント数を一旦クリアした以降、カード利用によ
る顧客の獲得ポイントを累積ポイント数に加算していく
ようにすれば、上記の如く、ボーナスポイントを繰り返
し特別加算することができるようにもなる。
【0043】なお、以上説明した本実施形態は、次のよ
うに変更してもよい。 ・上記実施形態では、カード利用に応じて顧客に付与さ
れるポイント数の管理について説明したが、こうしたク
レジットカード業務サービス以外の業務サービスにおけ
るポイント数の管理についても、上記実施形態と同様或
いはそれに準じた態様での管理方法或いは管理システム
を適用することができる。
【0044】・またポイント数の付与条件についても、
上記実施形態の条件に限らず、任意であり、例えば店舗
での商品の買い物金額や店舗への来店の回数などに応じ
てポイント数を付与するようにしてもよい。要は、業務
サービスの利用に応じて付与され、そのポイント数に応
じて顧客への還元を行うポイント制度であれば、上記実
施形態と同様またはそれに準じた2つのポイント数を用
いてポイント情報を管理するようにしてもよい。すなわ
ち、上記業務サービスの利用に応じたポイントの付与に
応じてその分のポイント数が加算されるとともに、ポイ
ントの還元使用に応じてその分のポイント数が減算され
るポイント数についてのポイント数情報或いはカウンタ
(使用可能ポイント数)を用いて、顧客が実際に還元使
用することのできるポイント数を管理する。そしてこれ
に加え、上記業務サービスの利用に応じたポイントの付
与に応じてその分のポイント数が加算されるものの、ポ
イントの還元使用に応じてはポイント数が減算されるこ
とのないポイント数についてのポイント数情報或いはカ
ウンタ(累積ポイント数)を用いて、顧客に付与された
ポイント数の累計を管理する。このようにポイント数の
管理を行えば、任意のポイント制度であれ、上記実施形
態と同様或いはそれに準じた効果を得ることができる。
【0045】・また上記実施形態では、業務サービスの
利用によって顧客に付与されたポイント数の累計(累積
ポイント数)が所定のポイント数に達して、その利用の
累積度合いに応じた顧客への還元がなされることをもっ
て、上記ポイント数の累計を管理するためのポイント数
情報或いはカウンタ(累積ポイント数)をクリアするよ
うにしているが、クリアを行わずに、そのまま同ポイン
ト情報或いはカウンタに顧客が付与されたポイント数を
加算し続けるようにしてもよい。こうした場合、そのポ
イント数情報或いはカウンタから、過去における顧客の
業務サービス利用の累積度合いを把握することができる
ようになり、その累積度合いに応じた顧客への還元を行
うことができるようになる。
【0046】・また上記実施形態では、顧客が所定のポ
イント数分のポイントを獲得する毎に、すなわち顧客に
所定のポイント数分のポイントが付与される毎に、実際
に還元使用することのできるポイント数(使用可能ポイ
ント数)にボーナスポイントを特別加算するようにして
いるが、こうしたボーナスポイントの特別加算の条件に
ついても、任意に変更してもよい。例えば、業務サービ
スの利用に応じて顧客に付与されたポイント数の累計が
所定のポイント数に達したときの1度に限り、ボーナス
ポイントを特別加算するようにするようにしてもよい。
また、繰り返しボーナスポイントを特別加算する場合に
おいても、2度目以降の特別加算に必要な所定のポイン
ト数を変更したり、或いは特別加算されるボーナスポイ
ントのポイント数を変更したりするようにしてもよい。
【0047】・また上記実施形態では、業務サービスの
利用に応じて付与されるポイント数の累計(累積ポイン
ト数)が所定のポイント数に達したときに、実際に還元
使用することのできるポイント数(使用可能ポイント
数)にボーナスポイントを特別加算することをもって、
業務サービス利用の累積に応じた顧客への還元を行うよ
うにしているが、例えば記念の還元商品を提供するな
ど、そのときの顧客への還元をボーナスポイント以外の
任意の態様で行ってもよい。その場合であれ、業務サー
ビスの利用に応じたポイントの付与に応じてその分のポ
イント数が加算されるものの、ポイントの還元使用に応
じてはポイント数が減算されることのないポイント数に
ついてのポイント数情報或いはカウンタを用いてポイン
ト数を管理することで、過去における顧客の業務サービ
スの利用履歴を参照することなく、顧客の業務サービス
利用の累積度合いを容易に把握することができ、その累
積度合いに応じた顧客への還元を容易に行うことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態についてポイント数管理シ
ステムの構成及びそのポイント数管理にかかる情報処理
の流れを併せ示す略図。
【図2】同実施形態におけるポイント数の管理態様例を
示す略図。
【符号の説明】
10…ポイント情報管理システム、11…ポイント数情
報データベース、12…カード取引管理システム、13
…カード取引情報データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/10 G06F 17/10 C G07G 1/12 321 G07G 1/12 321M Fターム(参考) 3E042 BA18 CC01 CC02 CD04 5B049 BB17 BB46 CC05 CC08 CC31 CC39 DD05 EE02 EE28 FF09 5B055 CB08 CC10 FA01 FB03 FB04 KK01 KK09 KK19 5B056 BB77 HH01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】業務サービスの利用に応じて付与されるポ
    イントをコンピュータ管理する方法において、 前記ポイント数の還元使用に応じてその使用分だけ減算
    される第1のポイント情報と、前記ポイント数の還元使
    用によっても減算されない第2のポイント情報とによっ
    て前記ポイント数を管理することを特徴とするポイント
    情報管理方法。
  2. 【請求項2】前記第2のポイント情報によるポイント数
    が所定のポイント数に達することに基づいて前記第1の
    ポイント情報によるポイント数に更にボーナスポイント
    を特別加算する請求項1記載のポイント情報管理方法。
  3. 【請求項3】前記第2のポイント情報は、そのポイント
    数が前記所定のポイント数に達することでクリアされる
    請求項2記載のポイント情報管理方法。
  4. 【請求項4】前記業務サービスがクレジットカードサー
    ビスである請求項1〜3のいずれかに記載のポイント情
    報管理方法。
  5. 【請求項5】業務サービスの利用に応じて付与されるポ
    イントをコンピュータ管理するシステムであって、 前記ポイント数の還元使用によってその使用分だけ減算
    される第1のカウンタと、前記ポイント数の還元使用に
    よっても減算されない第2のカウンタとを備えて前記ポ
    イント数を管理することを特徴とするポイント情報管理
    システム。
  6. 【請求項6】前記第2のカウンタによる計数ポイント数
    が所定のポイント数に達することに基づいて前記第1の
    カウンタによる計数ポイント数に更にボーナスポイント
    を特別加算する手段を更に備える請求項5記載のポイン
    ト情報管理システム。
  7. 【請求項7】前記第2のカウンタは、その計数ポイント
    数が前記所定のポイント数に達することでクリアされる
    請求項6記載のポイント情報管理システム。
  8. 【請求項8】前記業務サービスがクレジットカードサー
    ビスである請求項5〜7のいずれかに記載のポイント情
    報管理システム。
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