JP2009217332A - コンテンツ利用装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用開始日時までは正規利用を禁止することと試用を可能とすることとを両立させたコンテンツ利用装置の提供。
【解決手段】 コンテンツデータと該データの試用を可能にする利用制限情報の他に、該データの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報を含む。コンテンツデータを利用する操作が行われると操作時刻が取得され、操作時刻が利用開始日時前である場合には利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する。一方、操作時刻が利用開始日時後である場合には、利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可する。こうすると、利用開始日前に購入手続を済ますことができ、利用開始日に購入手続が殺到しない。また、購入手続後であっても正式な利用開始日時までは正規利用を禁止しながら、利用開始日時までの試用を可能とすることができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、試用のみが許可されたコンテンツを正規利用できるようにするコンテンツ利用装置及びプログラムに関する。特に、コンテンツの正式な利用開始日時までは正規利用を禁止するにも関わらず、利用開始日時までの試用を可能としたコンテンツ利用装置及びプログラムに関する。
従来から、インターネットに代表される有線あるいは無線の通信ネットワークを介してコンテンツ配信サーバ(以下、単にサーバ)にアクセスし、該アクセスしたサーバからユーザ所望のコンテンツをいつでも好きなときに購入して利用することのできるコンテンツ利用装置が知られている。この種のコンテンツ利用装置において、サーバ等から予め試用の許可のみがなされている試用コンテンツを取得しておき、この試用コンテンツに基づいて例えば曲の一部範囲の試聴等のコンテンツの試用再生を行った後に、通信ネットワークを介して該コンテンツの購入を決定することで正規利用の許可がなされ、ユーザは該コンテンツを正規利用できるようになることが、以下に示す特許文献1及び特許文献2に記載の発明に開示されている。
特開2004-220357号公報 特開2006-042237号公報
上記特許文献1に記載の発明は、コンテンツの試用と正規利用とを両立させるために、コンテンツ内に「試用」又は「購入」である旨の情報を含む管理情報を持たせておき、この管理情報に基づき試用か正規利用かを制御するようにしている。ユーザが最初に取得するコンテンツは管理情報が「試用」のコンテンツ(試用コンテンツ)、つまり管理情報により再生可能時間が規制される等の機能制限が加えられたコンテンツであって、ユーザはコンテンツを試用すること(例えば曲の一部範囲のみ再生する等)しかできないが、ユーザがコンテンツ購入手続を行うと、前記「試用」の管理情報がサーバから取得した「購入」の管理情報に差し替えられて、ユーザはコンテンツを試用ではなく正規利用することができるようになる。なお、コンテンツが不正利用されることがないよう、「購入」の管理情報は購入手続が行われた個々のコンテンツ利用装置に固有の情報(例えば機器IDなど)に基づいて暗号化されている。
他方、上記特許文献2に記載の発明は、例えば予め決められたコンテンツ発売日等のコンテンツの正式な利用開始日前に購入予約をすることに応じて、該購入予約が受け付けられた時点ではサーバから暗号化されたコンテンツが送られる一方で、発売日になるとサーバから暗号化されたコンテンツを復号するために必要な鍵が電子メールなどを利用して配布され、発売日以降にコンテンツを正規利用できるようにしている。また、鍵だけでなく暗号化されたコンテンツ自体も発売日に送られてくる例も開示されている。
これは、上記特許文献1の発明においてコンテンツの発売日(コンテンツの正式な利用開始日)に、多数のユーザからの購入手続が殺到することによる不都合を回避するために、「購入予約」という方法を採用したものである。例えば、一般的にコンテンツを正式に発売する前にはセールスプロモーションを行う場合があり、そうした場合にユーザが発売前にコンテンツを試用(例えば曲の一部試聴など)できるよう、より多くのユーザに対して事前に試用コンテンツを配布することがある。こうした場合、上記特許文献1に開示された従来技術によると、正式発売日前に購入手続ができてしまうとその時点からコンテンツが正規利用できるようになり都合が悪いので、購入手続をコンテンツの正式発売日後から可能とするように制限する必要がある。しかし、単に購入手続をコンテンツの正式発売後から可能とするように制限するだけでは、発売日に同時にサーバに数多くのユーザからの購入手続が殺到し、サーバの処理能力を超えてサーバダウンを引き起こしたり、あるいは購入手続が混雑してユーザによってはコンテンツを正規利用できるようになるまでかなりの時間待たされる、といった恐れがある。そこで、同時に購入手続が殺到しないようにする技術の一例として、特許文献2に開示されたような「購入予約」する技術が従来から知られている。
しかしながら、特許文献2の発明によると、購入予約に応じて発売日(又はそれ以降)に配布される鍵により暗号化されたコンテンツが発売日に先んじて送られてくるので、ユーザが発売日前にコンテンツを試用することができなくなるという不都合があった。また、購入予約した多くのユーザに対して一斉に復号化のための鍵を発売日に配布するので、結局は鍵を配布するサーバに大きな負担がかかることになって、購入予約したユーザに対する鍵の配布を全て終了するまでには多大な時間を要し、特許文献1の発明と同様にユーザによっては発売と同時に直ぐにコンテンツを正規利用して楽しむことができない恐れがある、という問題点もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、コンテンツの正式な利用開始日時に購入手続を殺到させることなく、前記利用開始日時まではコンテンツの正規利用を禁止することと、購入手続後であっても前記利用開始日時まではユーザがコンテンツを試用できることとを両立させて、予め決められた正式な利用開始日時前のコンテンツの試用と利用開始日時後のコンテンツの正規利用とを適切に制御することができるコンテンツ利用装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るコンテンツ利用装置は、コンテンツデータと該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報と該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報とを含んでなるコンテンツを記憶する記憶手段と、ユーザの前記コンテンツデータの利用操作に応じて、該ユーザ操作がなされた時刻を取得する時刻取得手段と、前記取得した時刻が前記利用開始日時前である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する一方で、前記取得した時刻が前記利用開始日時後である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可するコンテンツ利用手段とを具える。
この発明によると、記憶手段に記憶するコンテンツは、コンテンツデータと該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報の他に、該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報とを含んでなる。ユーザにより前記コンテンツデータを利用する操作が行われた場合には、該ユーザ操作がなされた時刻が時刻取得手段により取得される。そして、コンテンツ利用手段は、この取得した時刻が前記利用開始日時前である場合には、前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する。一方、前記取得した時刻が前記利用開始日時後である場合には、前記利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可する。こうすると、コンテンツの発売日等の予め決められたコンテンツの正式な利用開始日前に購入手続を済ますことができるので、前記利用開始日に購入手続が殺到することがない。また、購入手続後においては前記利用開始日に従いコンテンツの試用と正規利用を管理することによって、購入手続後から前記利用開始日まではコンテンツの正規利用を禁止することと、購入手続後であっても前記利用開始日まではユーザがコンテンツを試用できることとを両立させ、これにより正式な利用開始日前のコンテンツの試用と利用開始日後のコンテンツの正規利用とを適切に制御することができるようになる。
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
本発明によれば、予め決められたコンテンツの正式な利用開始日に購入手続を殺到させることなく、かつ前記利用開始日まではコンテンツの正規利用を禁止することと、購入手続後であっても前記利用開始日まではユーザがコンテンツを試用できることとを両立させて、正式な利用開始日前のコンテンツの試用と利用開始日後のコンテンツの正規利用とを適切に制御することができるようになる、という効果が得られる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係るコンテンツ利用装置を適用した電子音楽装置の全体構成を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子音楽装置は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される、例えば電子楽器やパーソナルコンピュータ等である。
CPU1は、この電子音楽装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、音源・効果回路7、記憶装置8、通信インタフェース(I/F)9がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、例えば図示を省略した通信インタフェース9を介して接続されたサーバコンピュータ(コンテンツサーバ)からコンテンツパッケージ(後述する)等の各種データを受信し、該受信したコンテンツパッケージ等の各種データを一時的に記憶する。また、RAM3はCPU1がプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。本実施例においては、復号されたコンテンツデータなどが一時記憶される。
演奏操作子4Aは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等のようなものであり、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子4A(鍵盤等)は楽音演奏のために使用できるのは勿論のこと、自動演奏の際に用いるピッチやリズムなどを入力するための入力手段として使用することもできる。検出回路4は、演奏操作子4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。
設定操作子(スイッチ等)5Aは、例えばユーザ情報やコンテンツ指定情報等のコンテンツサーバからコンテンツを取得するために必要な各種情報を入力する操作子、取得したコンテンツを再生(例えば自動演奏の開始・停止・終了)等するためのスイッチなどである。勿論、これら以外にも、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウスなどの各種操作子を含んでいてよい。検出回路5は、上記設定操作子5Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じた情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。表示回路6はアクセスしたコンテンツサーバA内に記憶されている多数のコンテンツに関する各種情報を、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに表示することは勿論のこと、取得したコンテンツに関する各種情報やコンテンツ再生時に用いる各種情報(例えば楽音生成にかかるパラメータ等)あるいはCPU1の制御状態などを表示する。
音源・効果回路8は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、通信バス1Dを経由して与えられた演奏情報(例えば、ユーザによる鍵盤操作に基づき発生されたMIDIデータや、コンテンツ(音楽再生用データ)の再生に応じて発生されたMIDIデータなど)を入力し、この演奏情報に基づいて楽音を合成して楽音信号を発生する。また、音源・効果回路8は、発生した楽音信号に対して効果を付与する。音源・効果回路8から発生された楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム8Aから発音される。こうした音源・効果回路8とサウンドシステム8Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源・効果回路8はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
記憶装置8は、コンテンツサーバから受信したオリジナルのコンテンツパッケージや該受信したコンテンツパッケージを復号化するための鍵(後述する図3参照)、あるいはCPU1が実行する各種制御プログラム等の制御に関するデータなどを記憶するものである。なお、前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この記憶装置8(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、記憶装置8はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の様々な形態の記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。
通信インタフェース(I/F)9は、図示を省略した外部機器と当該電子音楽装置との間で、MIDI形式のデータを送受信する音楽専用のMIDI入出力インタフェース、あるいはMIDI形式以外のデータや制御プログラムなどの各種情報を送受信する、例えばRS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)、ブルートゥース(商標)、赤外線送受信器等の汎用のデータ入出力インタフェースである。さらには、LAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークを介して、電子音楽装置とネットワーク上の外部機器(例えば、コンテンツ販売サイトを運営するコンテンツサーバ)とを接続することができ、該接続された電子音楽装置とサーバとの間でコンテンツパッケージやその他のデータあるいは制御プログラムなどの各種情報を送受信することができるネットワークインタフェースであってよい。こうした通信インタフェース9は1乃至複数具えていてよく、また有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、上述した電子音楽装置において、演奏操作子4Aは鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、電子音楽装置は演奏操作子4Aやディスプレイ6Aあるいは音源回路7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係るコンテンツ利用装置を適用する装置としては電子楽器に限らず、パーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯型通信端末、あるいはカラオケ装置やゲーム装置など、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。
なお、本電子音楽装置と通信インタフェースを介して接続されるコンテンツサーバは、演奏操作子4A,音源・効果回路7を除いて上記した電子音楽装置とほぼ同じようなハード構成を用いるものとして説明することができることから、その説明を省略する。
本発明に係るコンテンツ利用装置を適用した電子音楽装置は、コンテンツ販売サイトを運営するコンテンツサーバにインターネット等の通信ネットワークを介してアクセスしうる。そして、この発明に従う処理を行うために必要な専用のアプリケーションプログラムを実行することで、コンテンツのダウンロード、コンテンツの購入手続、コンテンツの試聴や正規利用(コンテンツ再生など)等の各種処理を行うことができる。一方、コンテンツサーバはコンテンツの提供(販売)処理を行うサーバ装置であって、通信ネットワークを介してユーザからのコンテンツ配信要求を受け付け、試聴のみが可能なコンテンツ(利用制限があるコンテンツ)を電子音楽装置に対して配信する。また、通信ネットワークを介してユーザからのコンテンツの購入要求(データの正規利用要求)を受け付けた場合には、購入処理した電子音楽装置に対してコンテンツの正規利用を許可するようにしている。このことは後述の説明から明らかになる。
次に、本発明に係るコンテンツ利用装置を適用した図1に示したような電子音楽装置で利用するコンテンツのデータフォーマットについて説明する。図2は、コンテンツのデータフォーマットを説明するための概念図である。詳しくは後述するが、本発明に係るコンテンツ利用装置を適用した電子音楽装置においては、最初に利用制限のあるコンテンツ(試用コンテンツ)の配信を受け試聴のみが可能である一部制限あるデータ再生を行うことしかできなかったものが、購入処理を行うことで正規利用が許可されることに応じて前記コンテンツの利用制限が解除され、当該コンテンツを利用制限のないコンテンツ(正規コンテンツ)として通常のデータ再生等を行うことができるようにしている。そこで、本電子音楽装置で利用するコンテンツは購入処理の前後でそのデータ内容が異なるものであって、図2の上段に示すようなコンテンツ購入処理前に電子音楽装置に無償で提供される試聴のみが可能な「試用コンテンツ」と、図2の下段に示すようなコンテンツ購入処理済の電子音楽装置に提供される利用制限のない「正規コンテンツ」との2種類の形態がある。
図2から理解できるように、「試用コンテンツ」及び「正規コンテンツ」は共に、利用管理情報(「試用」又は「購入」)とコンテンツデータ(実体データ)とを1つにまとめてパッケージングしたコンテンツパッケージの形態のデータフォーマットで構成され、また二重鍵方式で暗号化されている。このコンテンツパッケージ全体は、所定の第1鍵で暗号化されている。暗号化(又は復号化)の際に用いる第1鍵は、例えば当該コンテンツを利用可能な全ての電子音楽装置(メーカーや機種あるいは装置の種類等を問わない)に予め与えられる共通の鍵(一般には秘密の鍵)である。
コンテンツデータは例えばMIDIデータ、オーディオデータ、動画データ等のコンテンツを構成する再生用の実体データそのものを記憶する。勿論、コンテンツデータは複数種類のデータを含んで構成されていてよく、その場合コンテンツデータには複数の実体データが記憶されてよい。コンテンツデータは利用管理情報と1つにまとめられてコンテンツパッケージとして生成される前に、所定の第2鍵で暗号化される。暗号化(又は復号化)の際に用いる第2鍵は、例えば当該コンテンツを利用可能な全ての電子音楽装置のうち、電子音楽装置に予め付されたメーカーや機種あるいは装置の種類等が同じであれば同一番号である所定の管理番号等に基づき生成される鍵(一般には秘密の鍵であって、上記第1鍵とは異なる)である。
利用管理情報は、本コンテンツを購入手続されていない「試用コンテンツ」又は購入手続された「正規コンテンツ」のいずれかに特定するための情報であって、その内容は大きく「購入/試用のライセンス情報」、「利用開始日時情報(時限情報)」、「試用の際の利用制限情報」とに分けられる。「購入/試用のライセンス情報」は購入手続前のコンテンツにおいては「試用」(例えばフラグ「0」で表す)であって、「購入/試用のライセンス情報」が「試用」の場合、「試用の際の利用制限情報」に規定されている利用制限の範囲内でのみ当該コンテンツを利用(再生)することができる。「試用の際の利用制限情報」に規定されている利用制限の範囲については後に一例を示す。他方、「購入/試用のライセンス情報」は購入手続後のコンテンツにおいては「購入」(例えばフラグ「1」で表す)であって、「購入/試用のライセンス情報」が「購入」の場合、「利用開始日時情報(時限情報)」に規定された日時(コンテンツの正式な利用開始日に相当する)以降においては、「試用の際の利用制限情報」に規定されている利用制限の範囲といった制限なしに、自由に当該コンテンツを利用(再生)することができる一方で、「利用開始日時情報(時限情報)」に規定する日時以前においては、「試用の際の利用制限情報」に規定されている利用制限の範囲内でのみ当該コンテンツを利用(再生)することができるようにしている。なお、利用制限なしに自由に当該コンテンツを利用できる場合であっても、例えば著作権等の違反事項に抵触する恐れがある不正なコンテンツコピーなどといったコンテンツ利用の一形態については、当然に禁止する等の基本的な制限があることは言うまでもない。
上記利用管理情報についても、コンテンツデータと1つにまとめられてコンテンツパッケージとして生成される前に、所定の鍵で暗号化される。暗号化(又は復号化)の際に用いる鍵は、「購入/試用のライセンス情報」が「試用」か「購入」かでそれぞれ異なる。「試用」である場合には、コンテンツデータを暗号化した際に用いられたのと同じ第2鍵を用いる。一方、「購入」である場合には、例えば当該コンテンツを利用可能な個々の電子音楽装置に予め付されている各装置に固有のユニークな番号である固有IDに基づき生成される第3鍵を用いる。
上記「試用コンテンツ」及び「正規コンテンツ」の各コンテンツパッケージに含まれるコンテンツデータ(実体データ)は、どのような種類のデータであってもよい。例えば本電子音楽装置が電子楽器の場合、オーディオ,MIDI,動画等の音楽再生用データの他に、波形データやパラメータ等の電子楽器における音色データ、あるいは電子楽器のレジストレーションデータや自動伴奏用スタイルデータなどであってもよい。また、当然にこうしたコンテンツデータのデータ種類毎に、利用制限のある試用コンテンツと利用制限のない正規コンテンツとでは、データ再生等のコンテンツの利用形態(制限形態)が異なることは言うまでもない。
コンテンツの利用形態(制限形態)の一例を示すと、例えば、音楽再生用データの場合、試用コンテンツでは「所定の時間分だけ再生」,「特定パートのみ再生」,「劣化した音質(画質)で再生」(上述した「試用の際の利用制限情報」に規定されている利用制限の範囲によって決まる、以下同じ)等するのに対して、正規コンテンツでは「全時間分再生」,「全パート再生」,「最高音質(画質)再生」等する。電子楽器の音色データの場合、試用コンテンツでは「発音のみ」,「同時発音数制限」等とするのに対して、正規コンテンツでは「発音だけでなく音色のエディット可能」,「同時発音数無制限」等とする。電子楽器のレジストレーションデータの場合、試用コンテンツでは「設定のみ」,「レジストシーケンスを先頭から再生するのみ」等とするのに対して、正規コンテンツでは「設定に加えてレジストレーションデータのエディット可能とする」,「レジストシーケンスを自由な位置から再生可能にする(例えば一部区間をリピートするなど)」等とする。電子楽器の自動伴奏用スタイルデータの場合、試用コンテンツでは「特定コードのみ音高変換可能とする」,「メインセクションのみ再生可能とする」等とするのに対して、正規コンテンツでは「全てのコードで音高変換可能とする」,「全てのセクションを再生可能とする」等とする。
本発明に係るコンテンツ利用装置を適用した電子音楽装置では、ユーザがサーバから取得した試用コンテンツに関し、購入手続を行うことで前記試用コンテンツを購入済みの正規コンテンツとするが、所定の利用開始日までは試用コンテンツと同様に利用制限ある範囲内でのみ当該コンテンツを利用することしかできないようにしておき、予め決められた利用開始日時を経過すれば特にユーザが特別な手続きを行わなくても当該コンテンツを利用制限なしに利用して楽しむことができるようにしている。
そこで、まずサーバから電子音楽装置に試用コンテンツをダウンロードする「試用コンテンツ取得処理」について、図3を用いて説明する。図3は、「試用コンテンツ取得処理」の一実施例を示すフローチャートである。この実施例では電子音楽装置側でコンテンツ取得処理を、サーバ側でコンテンツ配信処理をそれぞれ独立に実行することにより、試用コンテンツ取得のための一連の処理を実現するが、各装置間では所定の情報を送受信しながら並行して各々の処理を行う。そこで、ここでは説明を理解しやすくするために、サーバアクセス開始から試用コンテンツ配信終了までの一連の処理の流れに沿って上記各処理の動作について説明する。
電子音楽装置はユーザ所望の音楽コンテンツを販売するコンテンツサーバに対してアクセスし、該アクセスしたサーバが配信(販売)する多数のコンテンツの中から、例えばコンテンツの検索操作などのユーザ操作に応じて試聴を希望するコンテンツを特定する(ステップC1)。該コンテンツの特定が行われると、コンテンツの取得要求をサーバに送信する(ステップC2)。この際には、コンテンツの取得要求とともに、例えば機種が同じである電子音楽装置に予め付与されている所定の管理番号等もサーバに対して送信する。
サーバでは電子音楽装置からコンテンツの取得要求と管理番号等とを受信すると、「試用コンテンツ」を電子音楽装置に対して送信する(ステップS1)。すなわち、取得要求に基づき多数記憶したコンテンツデータから該当のコンテンツデータを特定し、受信した管理番号等に基づき生成された第2鍵を用いて、予めコンテンツデータ毎に用意されている利用管理情報と前記特定したコンテンツデータとをそれぞれ暗号化する。さらにこれらを1つにまとめたコンテンツパッケージを、予め用意されている全ての電子音楽装置に共通の第1鍵(第2鍵とは異なる)で暗号化したもの(試用コンテンツ)を、電子音楽装置に対して送信する。勿論、予め暗号化済みの試用コンテンツを用意しておき、それを送信するだけであってもよい。この際に、サーバは所定のユーザ管理データベース(図示せず)に、各ユーザがコンテンツ毎に試用コンテンツを取得済みであるか否かを登録しておく。電子音楽装置はサーバからコンテンツパッケージ(試用コンテンツ)を取得すると、記憶装置8等に保存(記憶)する(ステップC3)。
なお、サーバから試用コンテンツを取得したユーザは、該取得した試用コンテンツを他者に対して自由に配布することが可能である。すなわち、試用コンテンツは通信ネットワークを介したサーバからの配信によって取得することに限らず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の様々な形態の記憶媒体、あるいは半導体メモリなどから取得できるようにしてあってよい。ただし、ユーザにより配布された試用コンテンツを利用することができる他者は、暗号化した際に用いられた第2鍵及び第1鍵が同じである電子音楽装置を使用するユーザに限られることは言うまでもない。
次に、前記取得した試用コンテンツに関して購入手続を行う「コンテンツ購入(ライセンス購入)処理」について、図4を用いて説明する。図4は、「コンテンツ購入処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理においても、電子音楽装置側とサーバ側とでそれぞれ独立に実行されるコンテンツ購入のための一連の処理の流れに沿って動作を説明する。
電子音楽装置は試用コンテンツを取得した先のサーバに対してアクセスし、ユーザ操作に応じてユーザが購入を希望するコンテンツの購入要求をサーバに送信するとともに、当該電子音楽装置に予め付与されているユニークなIDなどの各装置に固有の情報(固有ID)をサーバに送信する(ステップC11)。
サーバはコンテンツ利用装置から購入要求と固有IDとを受信すると、購入要求に基づいてコンテンツ取得の対価をユーザに対して課金するための課金処理を行う(ステップS11)。課金処理は公知のどのような方法であってもよいことから、ここではその説明を省略する。なお、コンテンツサーバ自体が課金処理を行うものに限らず専用サーバが行うものであってよい。ステップS12は、購入要求されたコンテンツに対応して予め決められている利用開始日時情報を日時データベースから取得する。図示を省略した前記日時データベースは予めサーバに用意されたデータベースであって、コンテンツ毎に発売日や発表日などのコンテンツの正式な利用開始日時を記憶したものである。コンテンツの正式な利用開始日時は、コンテンツ提供者やサーバ運営者等が日時データベースに登録することができる。このコンテンツの利用開始日時は同一のコンテンツであっても、サーバにアクセスした電子音楽装置が設置されている国や地域等(つまりアクセス地域)によって、あるいはユーザにコンテンツの対価として課金する料金が高額か低額であるかによってその日時が異なるように設定されていてよい。
ステップS13は、前記日時データベースから取得した利用開始日時を元に購入用の利用管理情報を生成し、該生成した利用管理情報を前記取得した固有IDに基づき生成される第3鍵で暗号化し、これを電子音楽装置に対して送信する。この場合、購入用の利用管理情報については個々の電子音楽装置に付されている固有IDにより暗号化されていることから、配信経路において他者が不正に購入用の利用管理情報を取得したとしても、そのような他者が固有IDを取得することは不可能であるので取得したコンテンツを復号化することはできない。したがって、不正に購入の利用管理情報を取得した他者はコンテンツを利用することができないようにしている。
なお、利用開始日時を日時データベースから取得して購入用の利用管理情報を生成することなく、予め利用開始日時を登録済みの購入用の利用管理情報を用意しておき、これを第3鍵で暗号化して送信するようにしてもよい。
なお、試用コンテンツをサーバから取得していないユーザである場合には、購入用の利用管理情報とコンテンツデータをまとめたコンテンツパッケージ(正規コンテンツ)を送信するようにしてよい。この場合には、第3鍵で購入用の利用管理情報を暗号化することに加えて、該当のコンテンツデータを第2鍵で暗号化し、さらにこれらをまとめたコンテンツパッケージを第1鍵で暗号化したものを送信することは言うまでもない。ただし、試用コンテンツをサーバから取得していないが記憶媒体等から取得しており、該試用コンテンツ取得に関してサーバに登録済みのユーザである場合には、サーバ側で試用コンテンツを取得済みのユーザであることを判断して、第3鍵で暗号化した購入用の利用管理情報のみを送信するだけでよい。
電子音楽装置は、サーバから受信したコンテンツパッケージを第1鍵で復号化する(ステップC12)。これにより、1つのコンテンツパッケージ(試用コンテンツ)を、共に第2鍵で暗号化されている試用の利用管理情報とコンテンツデータとに分ける。ステップC13は、試用の利用管理情報を前記受信した第3鍵で暗号化されている購入用の利用管理情報に差し替える。ステップC14は、差し替えられた購入用の利用管理情報とコンテンツデータとをまとめたコンテンツパッケージを第1鍵で再度暗号化して記憶装置8に保存(記憶)する。すなわち、電子音楽装置に「試用コンテンツ」を取り込んだ時点で、コンテンツそのもの(コンテンツデータ)は既に電子音楽装置に記憶されるが、試用の利用管理情報によって利用制限をかけることで、これを試聴用のコンテンツデータたらしめている。そして、電子音楽装置はコンテンツの購入手続がなされるとサーバから購入用の利用管理情報のみを取得するだけで、利用制限のない通常のデータ再生等が可能な「正規コンテンツ」を得ることになる。これによると、コンテンツデータ(実体データ)自体のダウンロードは「試用コンテンツ」取得時の一回のみで済む。
次に、電子音楽装置に記憶されたコンテンツ(試用コンテンツ又は正規コンテンツ)を利用する「コンテンツ利用処理」について、図5を用いて説明する。図5は、「コンテンツ利用処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は電子音楽装置においてデータ再生が指示されたような場合に実行される処理であって、上述した他の処理のようにサーバとの間で所定の情報を送受信しながら並行して各々の処理を行う類のものでなく、電子音楽装置が単独で実行する処理である。
ステップC21は、第1鍵でコンテンツパッケージを復号化する。これにより、1つのコンテンツパッケージを、第2鍵で暗号化されているコンテンツデータと、第2鍵で暗号化されている試用の利用管理情報又は第3鍵で暗号化されている購入用の利用管理情報とに分ける。ステップC22は、第2鍵又は各装置に固有の情報(固有ID)に基づき生成される第3鍵を用いて利用管理情報を復号化する。すなわち、試用コンテンツ又は正規コンテンツは第1鍵と第2鍵と第3鍵とを組み合わせて二重に暗号化されていることから、当該コンテンツを利用可能とするためには暗号化した際に用いられた鍵に従って復号化を行わなければならない。そこで、暗号化に応じた鍵を用いてコンテンツパッケージに含まれる情報の復号化を実行する。ステップC23は、復号化した利用管理情報のライセンス情報が「購入」であるか否かを判定する。この判定は、単に第3鍵による利用管理情報の復号化が成功したら、利用管理情報のライセンス情報が「購入」であると判定してよい。反対に、第2鍵による利用管理情報の復号化が成功したら、利用管理情報のライセンス情報が「購入」でない(つまり「試用」である)と判定してよい。勿論、さらに復号化した利用管理情報のライセンス情報が「購入」又は「試用」であることを確認してよいことは言うまでもない。
復号化した利用管理情報のライセンス情報が「購入」でない場合には(ステップC23のNO)、当該コンテンツパッケージは「試用コンテンツ」であると判断し、該コンテンツデータを第2鍵で復号化したものをRAM3等に一時記憶し試用を許可する(ステップC31)。例えば、RAM3等に一時記憶されたコンテンツデータ(音楽再生用データ)を利用制限情報に基づく利用制限に従って再生機能を制限する等によって、ユーザはコンテンツを試聴のみできる。ステップC31の処理後は、ステップC28の処理を実行する。一方、復号化した利用管理情報のライセンス情報が「購入」である場合には(ステップC23のYES)、当該コンテンツパッケージは「正規コンテンツ」であると判断し、現在時刻を所定の時刻サーバ(コンテンツサーバ自身であってもよいし、他の専用サーバであってもよい)から取得する(ステップC24)。ステップC25は、時刻サーバから現在時刻を取得できたか否かを判定する。時刻サーバから現在時刻を取得できなかった場合には(ステップC25のNO)、時刻を取得できないので正規利用できない旨をユーザに対して表示するなどして通知する(ステップC29)。この場合、ステップC31の処理に従ってユーザはコンテンツを試聴することができるのみである。
時刻サーバから現在時刻を取得できた場合には(ステップC25のYES)、取得した現在時刻が利用開始日時情報以降であるか否かを判定する(ステップC26)。取得した現在時刻が利用開始日時情報以降でない場合には(ステップC26のNO)、利用開始日時まで正規利用できない旨をユーザに対して表示するなどして通知する(ステップC30)。この場合にも、ステップC31の処理に従ってユーザはコンテンツを試聴することができるのみである。取得した現在時刻が利用開始日時情報以降である場合には(ステップC26のYES)、コンテンツデータを第2鍵で復号化して正規利用を許可する(ステップC27)。ステップC28は、例えば再生終了操作等のユーザ操作に応じたコンテンツの利用終了指示に応じて、前記ステップC27又はステップC31で復号化されてRAM3に一時記憶した復号後のコンテンツデータを消去する。
上述したように、本電子音楽装置においては利用制限のあるコンテンツの配信を受け試聴のみが可能であったものが、購入手続(ライセンス購入)を行うことで正規利用が許可されることに応じて前記コンテンツの利用制限が解除され、当該コンテンツを利用制限なしで通常のデータ再生等(音楽再生用データの場合)を行うことができる。ただし、従来と異なり、ユーザは購入済みであれば直ぐにコンテンツを利用制限なしに利用できるわけではなく、サーバ側(コンテンツ提供者や配信者)に予め決められている利用開始日時以降でなくては本コンテンツを利用制限なしに利用(再生等)することができず、前記利用開始日時までは続けて試聴のみしかできないようになっている。以下、説明する。
図6は、購入手続及び利用開始日時の前後におけるコンテンツ利用制限について説明するための概念図である。図6(a)は、購入手続が全く行われていない場合のコンテンツ利用制限を示す。この場合、購入手続が全く行われていないことから、試用の利用管理情報と購入用の利用管理情報の差し替えが行われることがない(図4のステップC13参照)。したがって、試用コンテンツはいつまでたっても正規コンテンツになりえず(正規利用が許可されない)、サーバから取得してから利用開始日時までは勿論のこと利用開始日時以降においても、試用コンテンツのまま利用制限ある範囲内でのみしか当該コンテンツを利用できない。
図6(b)は、利用開始日時前に購入手続が行われた場合のコンテンツ利用制限を示す。この場合、利用開始日時前に購入手続が行われることから、サーバから取得した試用コンテンツは利用開始日時前に既に正規コンテンツになる。しかし、購入手続が利用開始日時前に行われたものである場合、購入手続してから利用開始日時が到来するまでの期間は、正規コンテンツであるが試用コンテンツの時と同様に利用制限ある範囲内でのみしか当該コンテンツを利用することができない(正規利用が許可されない)。そして、利用開始日時が到来するのにあわせて、正規コンテンツは利用制限なしに当該コンテンツを利用することができるようになり、そして利用開始日時以降はいつでも利用制限なしにコンテンツを利用できる(正規利用が許可される)。こうした利用開始日時による正規コンテンツの利用制限は、利用管理情報に含まれる利用開始日時情報(時限情報)によって行われることは既に説明したとおりである。
図6(c)は、利用開始日時後に購入手続が行われた場合のコンテンツ利用制限を示す。この場合、利用開始日時後に購入手続が行われることから、サーバから取得した試用コンテンツは購入手続後から正規コンテンツになる。この場合、試用コンテンツを取得してから購入手続を行うまでの間においては、試用コンテンツは正規コンテンツになりえない。したがって、サーバから取得してから利用開始日時までは勿論のこと利用開始日以降においても購入手続が行われるまで、試用コンテンツのまま利用制限ある範囲内でのみしか当該コンテンツを利用できないが、購入手続後はすぐに正規コンテンツとなり、かつ購入手続を行った時点で既に利用開始日時を過ぎてしまっていることから、購入手続後はいつでも利用制限なしにコンテンツを利用できる(正規利用が許可される)。
以上のようにすると、購入手続前のコンテンツについては常に試用とする一方で、購入手続後のコンテンツについては購入済みであることを表す情報(「購入」のライセンス情報)と共に利用開始日時情報が設定されることに基づき、利用開始日時以降なら正式利用とし、利用開始前なら試用とする。このように、本発明に係るコンテンツ利用装置においてはコンテンツの利用制限を、購入済みであるか否かを表すライセンス情報(利用管理情報に含まれる)だけでなく、利用開始日時情報(利用管理情報に含まれる)に従って行うようにした。すなわち、購入前後のコンテンツの正規利用/試用の可否の制御に加えて、さらに購入後のコンテンツにおいて正規利用/試用の可否を時限管理することができるようにしたことから、これにより例えば発売日等の予め決められたコンテンツの正式な利用開始日時に購入手続を殺到させることなく、前記利用開始日時まではコンテンツの正規利用を禁止することと、購入手続後であっても前記利用開始日時まではユーザがコンテンツを試用できることとを両立させて、正式な利用開始日時前におけるコンテンツの試用と利用開始日時後におけるコンテンツの正規利用とを適切に制御することができるようになる。
なお、上述した実施例においては、取得した現在時刻が利用開始日時情報以降でない場合に、利用開始日時まで正規利用できない旨をユーザに対して表示するなどして通知する(図5のステップC30参照)ようにしたがこれに限らず、例えば利用開始日時までの残り期間をユーザに対して表示するなどして通知するようにしてもよい。この際に通知する残り期間が短い期間である場合には(例えば5分以下)、残り期間のカウントダウンを実行するタイマを起動した利用予約状態(再生待機状態)とし、利用開始日時に達した時点で(つまりタイマ残存時間が0)コンテンツの正規利用を開始するようにしてもよい。例えば、コンテンツが音楽再生用データの場合、利用開始日時の5分前にコンテンツ利用指示がなされたら、その時点から利用開始日時までの残り時間をカウントダウンし、利用開始日時に達した時点で音楽再生用データの再生を自動的に開始するようにしてよい(利用開始日時に達するまでは再生待機状態)。
なお、現在時刻が利用開始日時以降である場合に(図5のステップC26がYESである)、利用開始日時情報を無効化(例えば、利用開始日時情報を「制限なし」とする)してもよい。こうすると、利用開始日時以降は時刻サーバから時刻を取得できなかったとしても、利用制限なしにコンテンツを利用することができるようになる。
なお、購入手続前の「試用コンテンツ」におけるコンテンツの利用制限と、購入手続後であって利用開始日時前の「正規コンテンツ」におけるコンテンツの利用制限とを異なる利用制限とするように、利用制限情報として利用制限の範囲を複数のレベルに分けて持たせるようにしてもよい。例えば、コンテンツが音楽再生用データの場合、購入手続後は試聴できる時間長を長くする等の利用制限を緩める、あるいは購入手続後はコンテンツに予め含まれているボーナスコンテンツを試聴できるようにする、など購入手続前後において利用制限の範囲を分けるとよい。
この発明に係るコンテンツ利用装置を適用した電子音楽装置の全体構成を示したハード構成ブロック図である。 コンテンツのデータフォーマットを説明するための概念図である。 試用コンテンツ取得処理の一実施例を示すフローチャートである。 コンテンツ購入処理の一実施例を示すフローチャートである。 コンテンツ利用処理の一実施例を示すフローチャートである。 コンテンツ利用制限について説明するための概念図である。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4、5…検出回路、4A…演奏操作子、5A…設定操作子、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源・効果回路、7A…サウンドシステム、8…記憶装置、9…通信インタフェース、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)

Claims (6)

  1. コンテンツデータと該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報と該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報とを含んでなるコンテンツを記憶する記憶手段と、
    ユーザの前記コンテンツデータの利用操作に応じて、該ユーザ操作がなされた時刻を取得する時刻取得手段と、
    前記取得した時刻が前記利用開始日時前である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する一方で、前記取得した時刻が前記利用開始日時後である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可するコンテンツ利用手段と
    を具えるコンテンツ利用装置。
  2. コンテンツデータと、試用のみを許可するライセンス情報及び該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報からなる第1管理情報とを含んでなる試用コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    ユーザの購入手続操作に基づき、前記取得したコンテンツデータの正規利用を希望するとき、通信ネットワークに接続された所定のサーバ装置に対して購入要求を発信する購入手続手段と、
    前記購入要求に応じて、前記コンテンツデータの正規利用を許可するライセンス情報及び該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報及び該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報からなる第2管理情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置から受信する受信手段と
    をさらに具えてなり、
    前記記憶手段は、前記取得した試用コンテンツに含まれる第1管理情報を前記受信した第2管理情報に置き換えて記憶することにより、前記取得した試用コンテンツを前記利用開始日時情報に基づいて試用又は正規利用のいずれかに許可される正規コンテンツに変更して記憶することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ利用装置。
  3. 前記第1管理情報と前記第2管理情報とは、それぞれ異なる鍵データにより暗号化されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ利用装置。
  4. 前記コンテンツ利用手段は、前記時刻取得手段による時刻の取得ができなかった場合、前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用のみを許可することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテンツ利用装置。
  5. コンピュータに、
    コンテンツデータと該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報と該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報とを含んでなるコンテンツを所定の記憶手段に記憶する手順と、
    ユーザの前記コンテンツデータの利用操作に応じて、該ユーザ操作がなされた時刻を取得する手順と、
    前記取得した時刻が前記利用開始日時前である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する一方で、前記取得した時刻が前記利用開始日時後である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  6. コンピュータに、
    コンテンツデータと、試用のみを許可するライセンス情報及び該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報からなる第1管理情報とを含んでなる試用コンテンツを取得する手順と、
    ユーザの購入手続操作に基づき、前記取得したコンテンツデータの正規利用を希望するとき、通信ネットワークに接続された所定のサーバ装置に対して購入要求を発信する手順と、
    前記購入要求に応じて、前記コンテンツデータの正規利用を許可するライセンス情報及び該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報及び該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報からなる第2管理情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置から受信する手順と、
    前記取得した試用コンテンツに含まれる第1管理情報を前記受信した第2管理情報に置き換えることによって、前記試用コンテンツを、コンテンツデータと該コンテンツデータの正規利用を許可するライセンス情報と該コンテンツデータの試用を可能にする利用制限情報と該コンテンツデータの正規利用の利用開始日時を特定した利用開始日時情報とを含んでなる正規コンテンツに変更して所定の記憶手段に記憶する手順と、
    ユーザの前記コンテンツデータの利用操作に応じて、該ユーザ操作がなされた時刻を取得する手順と、
    前記取得した時刻が前記利用開始日時前である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうける前記コンテンツデータの試用を許可する一方で、前記取得した時刻が前記利用開始日時後である場合には前記利用制限情報に基づく利用制限をうけることのない前記コンテンツデータの正規利用を許可する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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