JP2002116856A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2002116856A
JP2002116856A JP2000311801A JP2000311801A JP2002116856A JP 2002116856 A JP2002116856 A JP 2002116856A JP 2000311801 A JP2000311801 A JP 2000311801A JP 2000311801 A JP2000311801 A JP 2000311801A JP 2002116856 A JP2002116856 A JP 2002116856A
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JP2000311801A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Morita
利広 森田
Takayuki Kuwaori
隆之 桑折
Mikiko Sakurai
美樹子 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に利用条件の全体を知ることができるよ
うにする。 【解決手段】 権利情報格納部105は、曲名を記録す
ると共に、曲の第1の利用条件、および第2の利用条件
の記録する。GUI部101は、曲名に対応させて、第1
の利用条件に対応する第1のアイコンと第2の利用条件
に対応する第2のアイコンの表示を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、コン
テンツを操作する情報処理装置および方法、並びにプロ
グラム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタル技術の普及にともない、
音楽データ、画像データなどの各種のデータがデジタル
的に記録媒体に記録または再生されるようになってき
た。
【0003】著作権保護のため、データに対応する権利
情報に基づいて、そのデータの再生の回数、または利用
できる期間などが制限される場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】データに対応する権利
情報は、再生の回数、または利用できる期間など複数の
利用条件から成る場合がある。このような場合、図1に
示すようなダイアログボックスを表示させなければ、使
用者は、権利情報の内容の全てを知ることが出来なかっ
た。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、面倒な操作を必要とせず、迅速に権利情報
に含まれる利用条件の全体を知ることができるようにす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、コンテンツに関係するデータの記録を制御す
る第1の記録制御手段と、コンテンツの第1の利用条
件、および第2の利用条件の記録を制御する第2の記録
制御手段と、データに対応させて、第1の利用条件に対
応する第1のアイコンと第2の利用条件に対応する第2
のアイコンの表示を制御する表示制御手段とを含むこと
を特徴とする。
【0007】表示制御手段は、データに対応させて、第
1のアイコンおよび第2のアイコンのいずれか一方を表
示させるように表示を制御するようにすることができ
る。
【0008】表示制御手段は、データに対応させて、第
1のアイコンを表示させると共に、第2のアイコンを表
示させるように表示を制御するようにすることができ
る。
【0009】情報処理装置は、第1の利用条件または第
2の利用条件を、コンテンツの再生を許可する回数、コ
ンテンツの再生を許可する期間、およびコンテンツのチ
ェックアウトを許可する回数のいずれか1つとするよう
にすることができる。
【0010】表示制御手段は、第1の利用条件および第
2の利用条件が無い場合、データに対応させて、第3の
アイコンを表示させるように表示を制御するようにする
ことができる。
【0011】請求項6に記載の情報処理方法は、コンテ
ンツに関係するデータの記録を制御する第1の記録制御
ステップと、コンテンツの第1の利用条件、および第2
の利用条件の記録を制御する第2の記録制御ステップ
と、データに対応させて、第1の利用条件に対応する第
1のアイコンと第2の利用条件に対応する第2のアイコ
ンの表示を制御する表示制御ステップとを含むことを特
徴とする。
【0012】請求項7に記載のプログラム格納媒体のプ
ログラムは、コンテンツに関係するデータの記録を制御
する第1の記録制御ステップと、コンテンツの第1の利
用条件、および第2の利用条件の記録を制御する第2の
記録制御ステップと、データに対応させて、第1の利用
条件に対応する第1のアイコンと第2の利用条件に対応
する第2のアイコンの表示を制御する表示制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置、請求項6
に記載の情報処理方法、および請求項7に記載のプログ
ラム格納媒体においては、コンテンツに関係するデータ
の記録が制御され、コンテンツの第1の利用条件、およ
び第2の利用条件の記録が制御され、データに対応させ
て、第1の利用条件に対応する第1のアイコンと第2の
利用条件に対応する第2のアイコンの表示が制御され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係るコンテンツ
データ管理システムの一実施の形態を示す図である。パ
ーソナルコンピュータ1は、ローカルエリアネットワー
クまたはインターネットなどから構成されるネットワー
ク2に接続されている。パーソナルコンピュータ1は、
EMD(Elecrical Music Distribution)サーバ3から受
信した、またはCD(Compact Disc)から読み取った楽音
のデータ(以下、コンテンツと称する)を、そのまま記
録するか、または所定の符号化の方式(例えば、ATRAC3
(商標))に変換するとともにDES(Data Encryption S
tandard)などの暗号化方式で暗号化して記録する。
【0015】パーソナルコンピュータ1は、平文のま
ま、または暗号化して記録しているコンテンツに対応し
て、コンテンツの利用条件を示す権利情報を記録する。
【0016】権利情報は、例えば、その権利情報に対応
するコンテンツを同時に利用することができるポータブ
ルデバイス(Portable Device(PDとも称する))の台
数(後述する、いわゆるチェックアウトできるPDの台
数)を示す。権利情報に示される数だけコンテンツをチ
ェックアウトしたときでも、パーソナルコンピュータ1
は、そのコンテンツを再生できる。
【0017】または、権利情報は、コピーすることがで
きることを示す。コンテンツをポータブルデバイス5−
1乃至5−3にコピーしたとき、パーソナルコンピュー
タ1は記録しているコンテンツを再生できる。コンテン
ツの、ポータブルデバイス5−1乃至5−3に記憶させ
ることができる回数は、制限される場合がある。この場
合、コピーできる回数は、増えることがない。
【0018】または、権利情報は、他のパーソナルコン
ピュータに移動することができるなどを示す。ポータブ
ルデバイス5−1乃至5−3にコンテンツを移動させた
後、パーソナルコンピュータ1が記録しているコンテン
ツは使用できなくなる(コンテンツが削除されるか、ま
たは権利情報が変更されて使用できなくなる)。
【0019】権利情報の詳細は、後述する。
【0020】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タ(例えば、曲名、または再生条件など)と共に、USB
(Universal Sirial Bus)ケーブルを介して、接続され
ているポータブルデバイス5−1に記憶させるととも
に、ポータブルデバイス5−1に記憶させたことに対応
して、記憶させたコンテンツに対応する権利情報を更新
する(以下、チェックアウトと称する)。より詳細に
は、チェックアウトしたとき、パーソナルコンピュータ
1が記録している、そのコンテンツに対応する権利情報
のチェックアウトできる回数は、1減らされる。チェッ
クアウトできる回数が0のとき、対応するコンテンツ
は、チェックアウトすることができない。
【0021】パーソナルコンピュータ1は、暗号化して
記録しているコンテンツを、コンテンツに関連するデー
タと共に、USBケーブルを介して、接続されているポー
タブルデバイス5−2に記憶させるとともに、ポータブ
ルデバイス5−2に記憶させたことに対応して、記憶さ
せたコンテンツに対応する権利情報を更新する。パーソ
ナルコンピュータ1は、暗号化して記録しているコンテ
ンツを、コンテンツに関連するデータと共に、USBケー
ブルを介して、接続されているポータブルデバイス5−
3に記憶させるとともに、ポータブルデバイス5−3に
記憶させたことに対応して、記憶させたコンテンツに対
応する権利情報を更新する。
【0022】また、パーソナルコンピュータ1は、USB
ケーブルを介して、接続されているポータブルデバイス
5−1にパーソナルコンピュータ1がチェックアウトし
たコンテンツを、ポータブルデバイス5−1に消去させ
て(または、使用できなくさせて)、消去させたコンテ
ンツに対応する権利情報を更新する(以下、チェックイ
ンと称する)。より詳細には、チェックインしたとき、
パーソナルコンピュータ1が記録している、対応するコ
ンテンツの権利情報のチェックアウトできる回数は、1
増やされる。
【0023】パーソナルコンピュータ1は、USBケーブ
ルを介して、接続されているポータブルデバイス5−2
にパーソナルコンピュータ1がチェックアウトしたコン
テンツを、ポータブルデバイス5−2に消去させて(ま
たは、使用できなくさせて)、消去させたコンテンツに
対応する権利情報を更新する。パーソナルコンピュータ
1は、USBケーブルを介して、接続されているポータブ
ルデバイス5−3にパーソナルコンピュータ1がチェッ
クアウトしたコンテンツを、ポータブルデバイス5−3
に消去させて(または、使用できなくさせて)、消去さ
せたコンテンツに対応する権利情報を更新する。
【0024】パーソナルコンピュータ1は、図示せぬ他
のパーソナルコンピュータがポータブルデバイス5−1
にチェックアウトしたコンテンツをチェックインできな
い。パーソナルコンピュータ1は、他のパーソナルコン
ピュータがポータブルデバイス5−2にチェックアウト
したコンテンツをチェックインできない。パーソナルコ
ンピュータ1は、他のパーソナルコンピュータがポータ
ブルデバイス5−3にチェックアウトしたコンテンツを
チェックインできない。
【0025】EMDサーバ3は、パーソナルコンピュータ
1の要求に対応して、ネットワーク2を介して、コンテ
ンツに関連するデータ(例えば、曲名、または再生制限
など)と共に、パーソナルコンピュータ1にコンテンツ
を供給する。
【0026】EMDサーバ3が供給するコンテンツは、所
定の符号化の方式で符号化され、所定の暗号化の方式で
暗号化されている。EMDサーバ3は、コンテンツを復号
するための鍵をパーソナルコンピュータ1に供給する。
【0027】WWW(World Wide Web)サーバ4は、パー
ソナルコンピュータ1の要求に対応して、ネットワーク
2を介して、コンテンツを読み取ったCDに対応するデー
タ(例えば、CDのアルバム名、またはCDの販売会社な
ど)、およびCDから読み取ったコンテンツに対応するデ
ータ(例えば、曲名、または作曲者名など)をパーソナ
ルコンピュータ1に供給する。
【0028】ポータブルデバイス5−1は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツ(すなわち、
チェックアウトされたコンテンツ等)を、コンテンツに
関連するデータ(例えば、曲名、または再生制限など)
と共に記憶する。ポータブルデバイス5−1は、コンテ
ンツに関連するデータに基づいて、記憶しているコンテ
ンツを再生し、図示せぬヘッドフォンなどに出力する。
【0029】例えば、コンテンツに関連するデータとし
て記憶されている、再生制限としての再生回数を超えて
再生しようとしたとき、ポータブルデバイス5−1は、
対応するコンテンツの再生を停止する。コンテンツに関
連するデータとして記憶されている再生制限としての、
再生期限を過ぎた後に再生しようとしたとき、ポータブ
ルデバイス5−1は、対応するコンテンツの再生を停止
する。
【0030】使用者は、コンテンツを記憶したポータブ
ルデバイス5−1をパーソナルコンピュータ1から取り
外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再生させ
て、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォンなど
で聴くことができる。
【0031】ポータブルデバイス5−2は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを、コンテン
ツに関連するデータと共に記憶する。ポータブルデバイ
ス5−2は、コンテンツに関連するデータに基づいて、
記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォ
ンなどに出力する。使用者は、コンテンツを記憶したポ
ータブルデバイス5−2をパーソナルコンピュータ1か
ら取り外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再
生させて、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォ
ンなどで聴くことができる。
【0032】ポータブルデバイス5−3は、パーソナル
コンピュータ1から供給されたコンテンツを、コンテン
ツに関連するデータと共に記憶する。ポータブルデバイ
ス5−3は、コンテンツに関連するデータに基づいて、
記憶しているコンテンツを再生し、図示せぬヘッドフォ
ンなどに出力する。使用者は、コンテンツを記憶したポ
ータブルデバイス5−3をパーソナルコンピュータ1か
ら取り外して、持ち歩き、記憶しているコンテンツを再
生させて、コンテンツに対応する音楽などをヘッドフォ
ンなどで聴くことができる。
【0033】以下、ポータブルデバイス5−1乃至5−
3を個々に区別する必要がないとき、単にポータブルデ
バイス5と称する。
【0034】図3は、パーソナルコンピュータ1の構成
を説明する図である。CPU(CentralProcessing Unit)
11は、後述する機能を実現するための各種アプリケー
ションプログラムや、OS(Operating System)を実際に
実行する。ROM(Read-only Memory)12は、一般的に
は、CPU11が使用するプログラムや演算用のパラメー
タのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(Ran
dom-Access Memory)13は、CPU11の実行において使
用するプログラムや、その実行において適宜変化するパ
ラメータを格納する。これらはCPUバスなどから構成さ
れるホストバス14により相互に接続されている。
【0035】ホストバス14は、ブリッジ15を介し
て、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interfac
e)バスなどの外部バス16に接続されている。
【0036】キーボード18は、CPU11に各種の指令
を入力するとき、使用者により操作される。マウス19
は、ディスプレイ20の画面上のポイントの指示や選択
を行うとき、使用者により操作される。ディスプレイ2
0は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)な
どから成り、各種情報をテキストやイメージで表示す
る。HDD(Hard Disk Drive)21は、ハードディスクを
駆動し、それらにCPU11によって実行するプログラム
や情報を記録または再生させる。
【0037】ドライブ22は、装着されている磁気ディ
スク41、光ディスク42(CDを含む)、光磁気ディス
ク43、または半導体メモリ44に記録されているデー
タまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプ
ログラムを、インターフェース17、外部バス16、ブ
リッジ15、およびホストバス14を介して接続されて
いるRAM13に供給する。
【0038】USBポート23−1には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス5−1が接続される。USBポ
ート23−1は、インターフェース17、外部バス1
6、ブリッジ15、またはホストバス14を介して、HD
D21、CPU11、またはRAM13から供給されたデータ
(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス5−1
のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス5−1に
出力する。
【0039】USBポート23−2には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス5−2が接続される。USBポ
ート23−2は、インターフェース17、外部バス1
6、ブリッジ15、またはホストバス14を介して、HD
D21、CPU11、またはRAM13から供給されたデータ
(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス5−2
のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス5−2に
出力する。
【0040】USBポート23−3には、USBケーブルを介
して、ポータブルデバイス5−3が接続される。USBポ
ート23−3は、インターフェース17、外部バス1
6、ブリッジ15、またはホストバス14を介して、HD
D21、CPU11、またはRAM13から供給されたデータ
(例えば、コンテンツまたはポータブルデバイス5−3
のコマンドなどを含む)をポータブルデバイス5−3に
出力する。
【0041】スピーカ24は、インタフェース17から
供給された音声信号を基に、コンテンツに対応する所定
の音声を出力する。
【0042】これらのキーボード18乃スピーカ24
は、インターフェース17に接続されており、インター
フェース17は、外部バス16、ブリッジ15、および
ホストバス14を介してCPU11に接続されている。
【0043】通信部25は、ネットワーク2が接続さ
れ、CPU11、またはHDD21から供給されたデータ(例
えば、コンテンツの送信要求など)を、所定の方式のパ
ケットに格納して、ネットワーク2を介して、送信する
とともに、ネットワーク2を介して、受信したパケット
に格納されているデータ(例えば、コンテンツなど)を
CPU11、RAM13、またはHDD21に出力する。
【0044】通信部25は、外部バス16、ブリッジ1
5、およびホストバス14を介してCPU11に接続され
ている。
【0045】以下、USBポート23−1乃至23−3を
個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート23
と称する。
【0046】図4は、CPU11がコンテンツ管理プログ
ラムを実行することにより実現されるパーソナルコンピ
ュータ1の機能を説明するブロック図である。GUI(Gra
phical User Interface)部101は、使用者によるキ
ーボード18またはマウス19の操作に対応して、曲管
理部104に、使用者が所望するコンテンツに対応する
曲名またはコンテンツが格納されているファイルのファ
イル名などを供給するとともに、データベース107へ
のコンテンツに対応するデータの登録を要求する。
【0047】GUI部101は、曲管理部104を介し
て、データベース107からコンテンツに対応するデー
タ、例えば、曲ID、曲名、またはアーティスト名、およ
び権利情報格納部105から曲名または権利情報などの
データを取得して、曲ID、曲名、またはアーティスト名
などのテキスト、および権利情報に対応するアイコンを
ディスプレイ20に表示させる。GUI部101は、使用
者の操作によりコンテンツの再生が要求されたとき、再
生が要求されたコンテンツに対応する曲IDをコンテンツ
管理処理部102に供給すると共に、コンテンツの再生
をコンテンツ管理処理部102に要求する。
【0048】GUI部101は、使用者の操作によりコン
テンツの転送(チェックアウト、コピー、または移動な
ど)が要求されたとき、転送が要求されたコンテンツに
対応する曲IDを転送処理部103に供給すると共に、コ
ンテンツの転送を転送処理部103に要求する。
【0049】コンテンツ管理処理部102は、GUI部1
01からコンテンツの再生が要求されたとき、曲管理部
104に、再生が要求されたコンテンツに対応する曲ID
を供給すると共に、コンテンツに対応するファイル名を
要求する。コンテンツ管理処理部102は、曲管理部1
04からファイル名を取得したとき、曲管理部104、
ファイル検索部106、およびデータベース107を介
して、曲ファイル格納部108−1または108−2か
ら、コンテンツを取得する。
【0050】コンテンツ管理処理部102は、取得した
コンテンツをPC(Protected Content)プラグイン10
9−1または109−2に供給する。
【0051】PCプラグイン109−1は、コンテンツ管
理処理部102からコンテンツが供給されたとき、コン
テンツが暗号化されていない場合、符号化されているコ
ンテンツを復号して、音声データを音声出力部110−
1に供給する。PCプラグイン109−1は、コンテンツ
管理処理部102からコンテンツが供給されたとき、コ
ンテンツが暗号化されている場合、暗号化されているコ
ンテンツを平文に復号するとともに、符号化されている
コンテンツを復号して、音声データを音声出力部110
−1に供給する。音声出力部110−1は、音声データ
を基に、音声信号を生成して、スピーカ24に音声を出
力させる。
【0052】PCプラグイン109−2は、コンテンツ管
理処理部102からコンテンツが供給されたとき、コン
テンツが暗号化されていない場合、符号化されているコ
ンテンツを復号して、音声データを音声出力部110−
2に供給する。PCプラグイン109−2は、コンテンツ
管理処理部102からコンテンツが供給されたとき、コ
ンテンツが暗号化されている場合、暗号化されているコ
ンテンツを平文に復号するとともに、符号化されている
コンテンツを復号して、音声データを音声出力部110
−2に供給する。音声出力部110−2は、音声データ
を基に、音声信号を生成して、スピーカ24に音声を出
力させる。
【0053】使用者は、PCプラグインをパーソナルコン
ピュータ1に更に追加インストールすることができる。
【0054】以下、PCプラグイン109−1またはPCプ
ラグイン109−2を個々に区別する必要が無いとき、
単に、PCプラグイン109と称する。
【0055】転送処理部103は、GUI部101からコ
ンテンツの転送が要求されたとき、転送が要求されたコ
ンテンツに対応する曲IDを曲管理部104に供給すると
共に、コンテンツに対応するファイル名を要求する。転
送処理部103は、曲管理部104からファイル名を取
得したとき、曲管理部104、ファイル検索部106、
およびデータベース107を介して、曲ファイル格納部
108−1または108−2から、ファイル名に対応す
るコンテンツを取得する。
【0056】転送処理部103は、取得したコンテンツ
をPDプラグイン111−1または111−2に供給す
る。
【0057】PDプラグイン111−1は、ポータブルデ
バイス5−1にコンテンツを転送するとき、ポータブル
デバイス5−1と相互認証する。相互認証されなかった
とき、PDプラグイン111−1は、ポータブルデバイス
5−1にコンテンツを転送しない。
【0058】PDプラグイン111−1は、転送処理部1
03からコンテンツが供給されたとき、コンテンツが暗
号化されている場合、コンテンツに関連するデータと共
にコンテンツをポータブルデバイス5−1に供給する。
PDプラグイン111−1は、転送処理部103からコン
テンツが供給されたとき、コンテンツが暗号化されてい
ない場合、コンテンツを暗号化して、コンテンツに関連
するデータと共に暗号化されたコンテンツをポータブル
デバイス5−1に供給する。
【0059】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス5−1がパーソナルコンピュータ1に接続されたと
き、実行されるようにしてもよい。
【0060】PDプラグイン111−2は、ポータブルデ
バイス5−2にコンテンツを転送するとき、ポータブル
デバイス5−2と相互認証する。相互認証されなかった
とき、PDプラグイン111−2は、ポータブルデバイス
5−2にコンテンツを転送しない。
【0061】PDプラグイン111−2は、転送処理部1
03からコンテンツが供給されたとき、コンテンツが暗
号化されている場合、コンテンツに関連するデータと共
にコンテンツをポータブルデバイス5−2に供給する。
PDプラグイン111−2は、転送処理部103からコン
テンツが供給されたとき、コンテンツが暗号化されてい
ない場合、コンテンツを暗号化して、コンテンツに関連
するデータと共に暗号化されたコンテンツをポータブル
デバイス5−2に供給する。
【0062】なお、相互認証の処理は、ポータブルデバ
イス5−2がパーソナルコンピュータ1に接続されたと
き、実行されるようにしてもよい。
【0063】使用者は、PDプラグインをパーソナルコン
ピュータ1に更に追加インストールすることができる。
【0064】以下、PDプラグイン111−1またはPDプ
ラグイン111−2を個々に区別する必要がないとき、
単に、PDプラグイン111と称する。
【0065】曲管理部104は、データベース107
に、コンテンツに対応する曲名、コンテンツに対応する
ファイル名などのデータを記録させると共に、データベ
ース107から、曲名またはファイル名などを読み出
す。曲管理部104は、GUI部101から曲名またはフ
ァイル名を受信したとき、データベース107にレコー
ドを追加させ、レコードのアイテムとして、曲名または
ファイル名を記録させる。
【0066】曲管理部104は、GUI部101からの要
求に対応して、データベース107に記録されている全
ての曲名および曲IDなどをデータベース107から読み
出して、GUI部101に供給する。
【0067】曲管理部104は、コンテンツ管理処理部
102から曲IDが供給されたとき、曲IDに対応するファ
イル名をデータベース107から読み出して、読み出し
たファイル名をコンテンツ管理処理部102に供給す
る。曲管理部104は、転送処理部103から曲IDが供
給されたとき、曲IDに対応するファイル名をデータベー
ス107から読み出して、読み出したファイル名を転送
処理部103に供給する。
【0068】ファイル検索部106は、曲管理部104
の要求に対応して、データベース107から取得したフ
ァイル名を基に、曲ファイル格納部108−1または1
08−2からファイル名に対応するファイル(コンテン
ツが格納されている)を検索する。ファイル検索部10
6は、曲ファイル格納部108−1または108−2か
ら読み出したファイルを曲管理部104に供給するか、
またはファイルのファイル名を変更して、ファイル名を
変更したファイルを曲管理部104に供給する。
【0069】曲管理部104は、ファイル検索部106
から供給された、コンテンツが格納されているファイル
をコンテンツ管理処理部102または転送処理部103
に供給する。
【0070】データベース107は、コンテンツに関す
るデータ、例えば、曲のID、曲名、ファイル名、または
その他の属性などを記録する。データベース107は、
HDD21に格納される。
【0071】曲ファイル格納部108−1は、例えば、
HDD21またはリムーバブルディスク装置などの図示せ
ぬ外部記憶装置で構成され、ファイルとしてコンテンツ
を格納する。曲ファイル格納部108−1に記録されて
いるコンテンツは、権利情報を有するものと、権利情報
を有しないものがある。曲ファイル格納部108−1
は、1つの曲に対応する、1以上のファイルを格納する
ことができる。曲ファイル格納部108−1は、例え
ば、1つのドライブレターに対応する。曲ファイル格納
部108−1に対応するドライブレターが、変更される
場合がある。
【0072】曲ファイル格納部108−2は、例えば、
HDD21またはリムーバブルディスク装置などの図示せ
ぬ外部記憶装置で構成され、ファイルとしてコンテンツ
を格納する。曲ファイル格納部108−2に記録されて
いるコンテンツは、権利情報を有するものと、権利情報
を有しないものがある。曲ファイル格納部108−2
は、1つの曲に対応する、1以上のファイルを格納する
ことができる。曲ファイル格納部108−2は、例え
ば、1つのドライブレターに対応する。曲ファイル格納
部108−2に対応するドライブレターが、変更される
場合がある。
【0073】1つの曲に対応する、1以上のファイル
が、曲ファイル格納部108−1に記録され、その曲に
対応する、1以上のファイルが曲ファイル格納部108
−2に記録される場合がある。
【0074】図5は、権利情報格納部105が記録する
権利情報の例を示す図である。権利情報格納部105
は、例えば、リレーショナルデータベースであり、曲ID
に対応させて、曲名、残りチェックアウト回数、再生開
始日時、再生終了日時、および残り再生回数などを記録
する。曲IDは、1つの曲に一意に対応し、曲毎に固有の
値を有する識別子である。
【0075】曲名は、曲の名前を示す。残りチェックア
ウト回数は、コンテンツをポータブルデバイス5または
外部の記録媒体にチェックアウトできる回数を示す。残
りチェックアウト回数が、”-1”であるとき、チェック
アウトの回数は制限されない。
【0076】再生開始日時は、コンテンツの再生が可能
になる日時を示す。すなわち、現在時刻が再生開始日時
より後であるとき、コンテンツの再生は許可され、現在
時刻が再生開始日時より前であるとき、コンテンツの再
生は許可されない。
【0077】再生終了日時は、コンテンツの再生ができ
なくなる日時を示す。すなわち、現在時刻が再生開始日
時より前であるとき、コンテンツの再生は許可され、現
在時刻が再生開始日時より後であるとき、コンテンツの
再生は許可されない。
【0078】残り再生回数は、そのコンテンツを再生で
きる回数を示す。コンテンツが再生されたとみなされる
毎に、残り再生回数は、1減ぜられる。残り再生回数が
0のとき、コンテンツの再生は許可されない。残り再生
回数が”-1”であるとき、再生回数は、制限されない
(無制限に再生が許可される)。
【0079】図5に示す例において、曲IDが”1”であ
るコンテンツは、曲名が”Song-A”であり、残りチェッ
クアウト回数が”1”であり、残り再生回数が”-1”で
ある。従って、”Song-A”であるコンテンツは、あと1
回チェックアウトすることができ、再生回数が制限され
ない。
【0080】曲IDが2であるコンテンツは、曲名が”Son
g-B”であり、権利情報がない。
【0081】曲IDが”3”であるコンテンツは、曲名
が”Song-C”であり、残りチェックアウト回数が”1”
であり、再生開始日時が”2000/10/01 00:00:00”であ
り、再生終了日時が”2000/10/31 23:59:59”であり、
残り再生回数が”-1”である。従って、”Song-C”であ
るコンテンツは、あと1回チェックアウトすることがで
き、2000年10月1日の00:00:00から、2000年10月31日の2
3:59:59までの期間に再生が可能であり、再生回数が制
限されない。
【0082】曲IDが”4”であるコンテンツは、曲名
が”Song-D”であり、残りチェックアウト回数が”1”
であり、再生開始日時が”2000/10/01 00:00:00”であ
り、再生終了日時が”2000/10/10 23:59:59”であり、
残り再生回数が”10”である。従って、”Song-D”であ
るコンテンツは、あと1回チェックアウトすることがで
き、2000年10月1日の00:00:00から、2000年10月10日の2
3:59:59までの期間に再生が可能であり、あと10回再生
することができる。
【0083】図6乃至図10に示す例を参照してGUI部
101がディスプレイ20に表示させる、権利情報に対
応するアイコンについて説明する。
【0084】図6乃至図8は、GUI部101がディスプ
レイ20に表示させる画像の第1の例を示す図である。
【0085】GUI部101は、ディスプレイ20に、コ
ンテンツに対応する曲名などを表示するためのフィール
ド201を含むウィンドウを表示させる。
【0086】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に含まれる、残り再生回数が1以上のとき、再生
回数が制限され、再生が可能である旨を示すアイコン2
02を、コンテンツの曲名などに対応させてフィールド
201に表示させる。GUI部101は、権利情報に、残
りチェックアウト回数、または再生開始日時若しくは再
生終了日時が設定されていても、残り再生回数が設定さ
れているとき、アイコン202を表示させる。
【0087】図7(A)は、アイコン202を示す図で
ある。
【0088】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報が無いとき、権利情報が無い旨を示すアイコン2
03を、コンテンツの曲名などに対応させてフィールド
201に表示させる。
【0089】図7(B)は、アイコン203を示す図で
ある。
【0090】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に、残り再生回数および再生開始日時または再生
終了日時が設定されておらず、1である残りチェックア
ウト回数が設定されているとき、1である残りチェック
アウト回数が設定されている旨を示すアイコン204
を、コンテンツの曲名などに対応させてフィールド20
1に表示させる。
【0091】図7(C)は、アイコン204を示す図で
ある。
【0092】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に、残り再生回数が設定されておらず、再生開始
日時または再生終了日時が設定されているとき、現在時
刻が再生が可能な期間内である場合、再生可能な期間が
設定され、再生が可能である旨を示すアイコン205
を、コンテンツの曲名などに対応させてフィールド20
1に表示させる。GUI部101は、権利情報に、残りチ
ェックアウト回数が設定されていても、再生開始日時ま
たは再生終了日時が設定されているとき、アイコン20
5を表示させる。
【0093】図7(D)は、アイコン205を示す図で
ある。
【0094】すなわち、GUI部101は、残り再生回
数、再生開始日時または再生終了日時、残りチェックア
ウト回数の順に優先して、コンテンツに対応する権利情
報に利用条件が設定されているとき、アイコン202、
アイコン204、またはアイコン205を表示させる。
【0095】また、図8に示すように、GUI部101
は、コンテンツに対応する権利情報に、残り再生回数が
0である残り再生回数が設定されているとき、再生回数
が制限され、再生ができない旨を示すアイコン221
を、コンテンツの曲名などに対応させてフィールド20
1に表示させる。アイコン221は、例えば、アイコン
202を灰色としたアイコンである。
【0096】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に、残り再生回数が設定されておらず、再生開始
日時または再生終了日時が設定されているとき、現在時
刻が再生が可能な期間外である場合、再生可能な期間が
設定され、再生ができない旨を示すアイコン222を、
コンテンツの曲名などに対応させてフィールド201に
表示させる。アイコン222は、例えば、アイコン20
5を灰色としたアイコンである。
【0097】図9および図10は、GUI部101がディ
スプレイ20に表示させる画像の第2の例を示す図であ
る。
【0098】図9に示すように、GUI部101は、コン
テンツに対応する権利情報に、1の残りチェックアウト
回数が設定され、現在時刻において再生を許可する再生
開始日時若しくは再生終了日時が設定され、1以上の残
り再生回数が設定されているとき、1の残りチェックア
ウト回数が設定されている旨を示すアイコン204、再
生可能な期間が設定され、再生が可能である旨を示すア
イコン205、1回以上の再生が可能である旨を示すア
イコン202を、コンテンツの曲名などに対応させてフ
ィールド201に表示させる。
【0099】図10(A)は、第2の例における、1つ
のコンテンツに対応して表示される、アイコン204、
アイコン205、およびアイコン202を示す図であ
る。
【0100】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に、チェックアウト回数が設定され、再生開始日
時若しくは再生終了日時が設定されず、残り再生回数が
設定されていないとき、1の残りチェックアウト回数が
設定されている旨を示すアイコン204を、フィールド
201にコンテンツの曲名などに対応させて表示させ、
アイコン205およびアイコン202を表示させない。
【0101】GUI部101は、コンテンツに対応する権
利情報に、1の残りチェックアウト回数が設定され、現
在時刻において再生を許可する再生開始日時若しくは再
生終了日時が設定され、残り再生回数が設定されていな
いとき、1の残りチェックアウト回数が設定されている
旨を示すアイコン204、および再生可能な期間が設定
され、再生が可能である旨を示すアイコン205を、フ
ィールド201にコンテンツの曲名などに対応させて表
示させ、アイコン202を表示させない。
【0102】図10(B)は、第2の例における、1つ
のコンテンツに対応して表示される、アイコン204、
およびアイコン205を示す図である。
【0103】すなわち、GUI部101は、1つのコンテ
ンツに対応する権利情報に、残り再生回数が含まれると
き、アイコン202を表示させ、再生開始日時または再
生終了日時が含まれるとき、アイコン205を表示さ
せ、残りチェックアウト回数が含まれるとき、アイコン
204を表示させる。
【0104】次に、図11に示すフローチャートを参照
して、図6乃至図8に例を示す画像を表示させるとき
の、GUI部101によるアイコンの表示の処理を説明す
る。
【0105】ステップS11において、GUI部101
は、曲管理部104を介して、権利情報格納部105か
ら権利情報を取得する。ステップS12において、GUI
部101は、権利情報の取得に成功したか否かを判定
し、権利情報の取得に成功していないと判定された場
合、権利情報が無いので、ステップS13に進み、権利
情報が無い旨を示すアイコン203を設定し、ステップ
S23に進む。
【0106】ステップS12において、権利情報の取得
に成功したと判定された場合、ステップS14に進み、
GUI部101は、取得した権利情報を基に、再生回数に
制限があるか否かを判定し、再生回数に制限があると判
定された場合、ステップS15に進み、再生回数が1以
上であるか否かを判定する。
【0107】ステップS15において、再生回数が1以
上であると判定された場合、ステップS16に進み、GU
I部101は、再生回数に残りがあり(1以上であり)、
再生回数に制限がある旨を示すアイコン202を設定
し、ステップS23に進む。
【0108】ステップS15において、再生回数が1以
上でない、すなわち、再生回数が0であると判定された
場合、ステップS17に進み、GUI部101は、再生回
数に残りがなく(0であり)、再生回数に制限がある旨
を示すアイコン221を設定し、ステップS23に進
む。
【0109】ステップS14において、再生回数に制限
がないと判定された場合、ステップS18に進み、GUI
部101は、再生開始日時または再生終了日時が設定さ
れているか否かを判定する。ステップS18において、
再生開始日時または再生終了日時が設定されていると判
定された場合、ステップS19に進み、GUI部101
は、現在時刻が再生開始日時より後であり、かつ、再生
終了日時より前であるか否かを判定する。
【0110】ステップS19において、現在時刻が再生
開始日時より後であり、かつ、再生終了日時より前であ
ると判定された場合、ステップS20に進み、GUI部1
01は、再生が許可されている期間内であり、再生期間
に制限がある旨を示すアイコン205を設定し、ステッ
プS23に進む。
【0111】ステップS19において、現在時刻が再生
開始日時より後でなく、または、再生終了日時より前で
ないと判定された場合、ステップS21に進み、GUI部
101は、再生が許可されている期間外であり、再生期
間に制限がある旨を示すアイコン222を設定し、ステ
ップS23に進む。
【0112】ステップS18において、再生開始日時お
よび再生終了日時が設定されていないと判定された場
合、ステップS22に進み、GUI部101は、チェック
アウトの可能回数を示すアイコン204を設定し、ステ
ップS23に進む。
【0113】ステップS23において、GUI部101
は、設定されたアイコンをディスプレイ20に表示さ
せ、処理は終了する。
【0114】以上のように、GUI部101が、権利情報
に含まれる利用条件に対応して、アイコンを表示させる
ので、使用者は、迅速にコンテンツに対応する権利情報
に含まれる利用条件を知ることができる。
【0115】次に、図12および図13に示すフローチ
ャートを参照して、図9および図10に例を示す画像を
表示させるときの、GUI部101によるアイコンの表示
の処理を説明する。
【0116】ステップS51において、GUI部101
は、曲管理部104を介して、権利情報格納部105か
ら権利情報を取得する。ステップS52において、GUI
部101は、権利情報の取得に成功したか否かを判定
し、権利情報の取得に成功していないと判定された場
合、権利情報が無いので、ステップS53に進み、チェ
ックアウト権利アイコンに制限が無い旨を示すアイコン
203を設定し、回数制限アイコンおよび期間制限アイ
コンにヌルを設定し、ステップS65に進む。
【0117】ステップS52において、権利情報の取得
に成功したと判定された場合、ステップS54に進み、
GUI部101は、取得した権利情報を基に、チェックア
ウト権利アイコンにチェックアウトの回数に対応するア
イコン204を設定する。
【0118】ステップS55において、GUI部101
は、取得した権利情報を基に、再生回数に制限があるか
否かを判定し、再生回数に制限があると判定された場
合、ステップS56に進み、再生回数が1以上であるか
否かを判定する。
【0119】ステップS56において、再生回数が1以
上であると判定された場合、ステップS57に進み、GU
I部101は、回数制限アイコンに、再生回数に残りが
ある(1以上であり)旨を示すアイコン202を設定
し、ステップS60に進む。
【0120】ステップS56において、再生回数が1以
上でない、すなわち、再生回数が0であると判定された
場合、ステップS58に進み、GUI部101は、回数制
限アイコンに、再生回数に残りがない(0であり)旨を
示すアイコン221を設定し、ステップS60に進む。
【0121】ステップS55において、再生回数に制限
がないと判定された場合、ステップS59に進み、GUI
部101は、回数制限アイコンにヌルを設定し、ステッ
プS60に進む。
【0122】ステップS60において、GUI部101
は、再生開始日時または再生終了日時が設定されている
か否かを判定し、再生開始日時または再生終了日時が設
定されていると判定された場合、ステップS61に進
み、現在時刻が再生開始日時より後であり、かつ、再生
終了日時より前であるか否かを判定する。
【0123】ステップS61において、現在時刻が再生
開始日時より後であり、かつ、再生終了日時より前であ
ると判定された場合、ステップS62に進み、GUI部1
01は、期間制限アイコンに、再生が許可されている期
間内である旨を示すアイコン205を設定し、ステップ
S65に進む。
【0124】ステップS61において、現在時刻が再生
開始日時より後でなく、または、再生終了日時より前で
ないと判定された場合、ステップS63に進み、GUI部
101は、期間制限アイコンに、再生が許可されている
期間外である旨を示すアイコン222を設定し、ステッ
プS65に進む。
【0125】ステップS60において、再生開始日時お
よび再生終了日時が設定されていないと判定された場
合、ステップS64に進み、GUI部101は、期間制限
アイコンにヌルを設定し、ステップS65に進む。
【0126】ステップS65において、GUI部101
は、チェックアウト権利アイコン、回数制限制限アイコ
ン、および期間制限アイコンをディスプレイ20に表示
させ、処理は終了する。
【0127】以上のように、GUI部101が、権利情報
に含まれる利用条件のそれぞれに対応するアイコンを同
時に表示させるので、使用者は、迅速にコンテンツに対
応する権利情報に含まれる利用条件をより詳細に知るこ
とができる。
【0128】なお、コンテンツは、楽音のデータである
して説明したが、動画像、静止画像、数値などのデー
タ、またはプログラムなどでもよい。
【0129】また、パーソナルコンピュータ1は、ポー
タブルデバイス5にコンテンツを転送すると説明した
が、ポータブルデバイスに限らず、携帯電話機、携帯型
撮像機能付きビデオカセットレコーダ、携帯型パーソナ
ルコンピュータ、またはPDA(Personal Digital Assist
ant)などにコンテンツを転送するようにしてもよい。
【0130】なお、パーソナルコンピュータ1は、ポー
タブルデバイス5にコンテンツを転送すると説明した
が、ポータブルデバイスに限らず、磁気ディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどの記
録媒体に転送するようにしてもよい。
【0131】また、権利情報格納部105は、曲IDに対
応させて曲名を記録すると説明したが、データベース1
07が曲IDに対応させて曲名を記録し、GUI部101が
データベース107に記録されている曲名を基に、ディ
スプレイ20に曲名を表示させるようにしてもよい。
【0132】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0133】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図3に示すように、磁気
ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク
42(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DV
D(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク
43(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモ
リ44などよりなるパッケージメディア、または、プロ
グラムが一時的若しくは永続的に格納されるROM12
や、HDD21などにより構成される。プログラム格納媒
体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデ
ムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネッ
トワーク、インターネット、デジタル衛星放送といっ
た、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0134】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0135】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0136】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
6に記載の情報処理方法、および請求項7に記載のプロ
グラム格納媒体によれば、コンテンツに関係するデータ
の記録が制御され、コンテンツの第1の利用条件、およ
び第2の利用条件の記録が制御され、データに対応させ
て、第1の利用条件に対応する第1のアイコンと第2の
利用条件に対応する第2のアイコンの表示が制御される
ようにしたので、面倒な操作を必要とせず、迅速に利用
条件の全体を知ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】権利情報の内容を表示するための従来のダイア
ログボックスを示す図である。
【図2】本発明に係るコンテンツデータ管理システムの
一実施の形態を示す図である。
【図3】パーソナルコンピュータ1の構成を説明するブ
ロック図である。
【図4】パーソナルコンピュータ1の機能を説明するブ
ロック図である。
【図5】権利情報の例を示す図である。
【図6】権利情報に対応するアイコンを説明する図であ
る。
【図7】権利情報に対応するアイコンを説明する図であ
る。
【図8】権利情報に対応するアイコンを説明する図であ
る。
【図9】権利情報に対応するアイコンを説明する図であ
る。
【図10】権利情報に対応するアイコンを説明する図で
ある。
【図11】GUI部101によるアイコンの表示の処理を
説明するフローチャートである。
【図12】GUI部101によるアイコンの表示の処理を
説明するフローチャートである。
【図13】GUI部101によるアイコンの表示の処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 パーソナルコンピュータ, 2 ネットワーク,
3 EMDサーバ,4 WWWサーバ, 5−1乃至5
−3 ポータブルデバイス, 11 CPU, 12
ROM, 13 RAM, 21 HDD, 41 磁気
ディスク,42 光ディスク, 43 光磁気ディス
ク, 44 半導体メモリ, 101GUI部, 102
コンテンツ管理処理部, 103 転送処理部, 1
04曲管理部, 105 権利情報格納部, 106
ファイル検索部, 107データベース, 108−1
および108−2 曲ファイル格納部, 109−1お
よび109−2 PCプラグイン, 110−1および1
10−2 音声出力部, 111−1および111−2
PDプラグイン, 202 アイコン,203 アイコ
ン, 204 アイコン, 205 アイコン, 22
1 アイコン, 222 アイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 美樹子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA02 AB30 AC25 BA03 CA02 CB02 CB09 FA04 FA46 FB25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツに関係するデータの記録を制
    御する第1の記録制御手段と、 前記コンテンツの第1の利用条件、および第2の利用条
    件の記録を制御する第2の記録制御手段と、 前記データに対応させて、前記第1の利用条件に対応す
    る第1のアイコンと前記第2の利用条件に対応する第2
    のアイコンの表示を制御する表示制御手段とを含むこと
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記データに対応
    させて、前記第1のアイコンおよび前記第2のアイコン
    のいずれか一方を表示させるように表示を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記データに対応
    させて、前記第1のアイコンを表示させると共に、前記
    第2のアイコンを表示させるように表示を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の利用条件または前記第2の利
    用条件は、前記コンテンツの再生を許可する回数、前記
    コンテンツの再生を許可する期間、および前記コンテン
    ツのチェックアウトを許可する回数のいずれか1つであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記第1の利用条
    件および前記第2の利用条件が無い場合、前記データに
    対応させて、第3のアイコンを表示させるように表示を
    制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 コンテンツに関係するデータの記録を制
    御する第1の記録制御ステップと、 前記コンテンツの第1の利用条件、および第2の利用条
    件の記録を制御する第2の記録制御ステップと、 前記データに対応させて、前記第1の利用条件に対応す
    る第1のアイコンと前記第2の利用条件に対応する第2
    のアイコンの表示を制御する表示制御ステップとを含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 コンテンツに関係するデータの記録を制
    御する第1の記録制御ステップと、 前記コンテンツの第1の利用条件、および第2の利用条
    件の記録を制御する第2の記録制御ステップと、 前記データに対応させて、前記第1の利用条件に対応す
    る第1のアイコンと前記第2の利用条件に対応する第2
    のアイコンの表示を制御する表示制御ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムが格納されているプログラム格納媒体。
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