JP2003330808A - マルチメディアファイル配信方法、情報端末装置、サーバ装置、及びマルチメディアファイル配信システム - Google Patents

マルチメディアファイル配信方法、情報端末装置、サーバ装置、及びマルチメディアファイル配信システム

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JP2003330808A
JP2003330808A JP2002134485A JP2002134485A JP2003330808A JP 2003330808 A JP2003330808 A JP 2003330808A JP 2002134485 A JP2002134485 A JP 2002134485A JP 2002134485 A JP2002134485 A JP 2002134485A JP 2003330808 A JP2003330808 A JP 2003330808A
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あかね 野口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯可能な情報端末装置に配信するマルチメデ
ィアファイルを再生又は加工する際の制限情報を付加し
たマルチメディアファイルを配信するマルチメディアフ
ァイル配信方法、このファイルを使用する情報端末装
置、このファイルを配信するサーバ装置、及びマルチメ
ディアファイル配信システムを提供する。 【解決手段】携帯電話2の操作部19からマルチメディ
アファイルの再生又は加工の指示があると、条件判断部
13は、記憶部12が記憶するマルチメディアファイル
に再生又は加工の制限情報が付加されている場合、制限
情報と内部情報保持部16の保持情報とを比較して、保
持情報が制限情報を満たした場合に、マルチメディアフ
ァイルの再生部14での再生、又は加工部17での加工
を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯情報端末に
配信するマルチメディアファイルの再生及び加工の制限
に関する。
【0002】
【従来の技術】初期の携帯電話は通話機能のみを備えて
いたが、近時の携帯電話は複数の機能を備えている。例
えば、メール機能、着信メロディ機能、スケジュール管
理機能、電卓機能、待ち受け画像表示機能、ゲーム機
能、写真撮影機能、GPS機能など様々な機能が付加さ
れており、もはや携帯電話と呼ぶよりも携帯情報端末と
呼ぶ方が良いかもしれない。
【0003】携帯電話の付加機能で使用するテキストデ
ータ、表示部に表示させる画像データ、及び音声再生部
で再生させる楽曲データなどが複合された構成のマルチ
メディアファイルは、ユーザが自ら作成したものを使用
する場合もあるが、携帯電話に最初から内蔵されている
ものや、インターネットなどのネットワークやコンテン
ツ提供装置などを介して配信されるものを使用すること
も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように外部から取
得するマルチメディアファイルは、使用料(著作権料)
を支払うことで使用できるものも多いが、使用料を支払
わないでも使用できるものもある。また、ファイルによ
っては、1度配信を受けると使用料を支払わなくても無
制限に使用が可能なものもあり、このようなファイル
は、自由に再生、加工、ユーザ間でのやり取りを行うこ
とができる。しかし、これらのデータは、著作権につい
て全く配慮されずに使用されているのが現状であり、何
らかの使用制限を加えることで適正に使用されること
が、著作権制度の観点からは好ましい。
【0005】また、配信されたマルチメディアファイル
がある特定の条件の時にのみ、再生できたり加工できた
りすると、ユーザにとって有益な場合も多い。
【0006】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに、携帯可能な情報端末装置に配信するマルチメディ
アファイルを再生又は加工する際の制限情報を付加した
マルチメディアファイルを配信するマルチメディアファ
イル配信方法、このファイルを使用する情報端末装置、
このファイルを配信するサーバ装置、及びマルチメディ
アファイル配信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために以下のように構成される。
【0008】(1)携帯可能な情報端末装置で再生又は
加工可能で、画像情報、音楽情報、及びテキスト情報の
全部又は一部を備えたマルチメディアファイルの配信方
法であって、前記マルチメディアファイルの再生又は加
工を制限する制限情報を付加して、前記マルチメディア
ファイルを配信することを特徴とする。
【0009】この構成において、携帯可能な情報端末装
置で再生又は加工可能で、画像情報、音楽情報、及びテ
キスト情報の全部又は一部を備えたマルチメディアファ
イルに、再生又は加工の制限情報を付加して、携帯可能
な情報端末装置へ配信する。したがって、携帯可能な情
報端末装置でマルチメディアファイルの再生又は加工を
行う際に、再生又は加工の制限を加えることができ、マ
ルチメディアファイルが無制限に再生又は加工されるの
を防止できる。
【0010】(2)前記制限情報は、再生又は加工を行
う回数、期間、及び場所のいずれかを少なくとも制限す
る情報を含むことを特徴とする。
【0011】この構成において、マルチメディアファイ
ルの再生又は加工を制限する情報として、再生又は加工
を行う回数、期間、及び場所のいずれかを少なくとも制
限する情報を含んでいる。したがって、マルチメディア
ファイルの再生又は加工の回数、期間、及び場所に応じ
て、使用を限定することが可能となる。
【0012】(3)前記制限情報は、前記情報端末装置
に登録した使用者の個人情報に応じて再生又は加工を制
限する情報を含むことを特徴とする。
【0013】この構成において、マルチメディアファイ
ルの再生又は加工を制限する情報として、情報端末装置
に登録した使用者の個人情報に応じて再生又は加工を制
限する情報を含んでいる。したがって、情報端末装置の
登録使用者は、自己の個人情報に応じたマルチメディア
ファイルを再生又は加工することが可能となる。
【0014】(4)前記制限情報は、前記情報端末装置
の動作履歴に応じて再生又は加工を制限する情報を含む
ことを特徴とする。
【0015】この構成において、マルチメディアファイ
ルの再生又は加工を制限する情報として、情報端末装置
の動作履歴に応じて再生又は加工を制限する情報を含ん
でいる。したがって、情報端末装置の使用者は、情報端
末装置で行った処理や操作によって異なったマルチメデ
ィアファイルを再生又は加工することが可能となる。
【0016】(5)前記制限情報は、前記情報端末装置
が備えた検出部の検出条件に応じて再生又は加工を制限
する情報を含むことを特徴とする。
【0017】この構成において、マルチメディアファイ
ルの再生又は加工を制限する情報として、情報端末装置
が備えた検出部の検出条件に応じて再生又は加工を制限
する情報を含んでいる。したがって、情報端末装置の検
出部としては、様々なセンサ類が適用可能であるため、
情報端末装置の使用者は、検出部の検出条件に応じて異
なったマルチメディアファイルを再生又は加工すること
が可能となる。
【0018】(6)画像情報、音楽情報、及びテキスト
情報の全部又は一部と、マルチメディアファイルの再生
又は加工を制限する制限情報と、を備えたマルチメディ
アファイルを記憶する記憶部と、前記マルチメディアフ
ァイルの再生又は加工を指示するための操作部と、前記
マルチメディアファイルを再生する再生部と、前記マル
チメディアファイルを加工する加工部と、設定情報及び
動作履歴情報を保持する内部情報保持部と、前記操作部
からマルチメディアファイルの再生又は加工を指示され
ると、前記保持情報が前記制限情報を満たしている場合
のみ、該マルチメディアファイルの前記再生部での再
生、又は前記加工部での加工を実行させる条件判断部
と、を備えたことを特徴とする。
【0019】この構成において、情報端末装置の操作部
からマルチメディアファイルの再生又は加工を指示され
ると、条件判断部は、前記保持情報が前記制限情報を満
たしている場合のみ、該マルチメディアファイルの前記
再生部での再生、又は前記加工部での加工を実行させ
る。したがって、情報端末装置では、マルチメディアフ
ァイルに付加された再生又は加工の制限情報に応じて、
その使用条件が限定されるので、情報端末装置の使用者
によるマルチメディアファイルの無制限な使用を防止で
きる。また、特定の条件の時のみマルチメディアファイ
ルを再生又は使用できるので、マルチメディアファイル
の利用価値を向上させることができる。
【0020】(7)前記制限情報は、再生又は加工する
回数、期間及び場所のいずれかを少なくとも制限する情
報を含むことを特徴とする。
【0021】この構成において、情報端末装置で再生又
は加工するマルチメディアファイルには、再生又は加工
する回数、期間及び場所のいずれかを少なくとも制限す
る情報が含まれている。したがって、(2)と同様の効
果を得ることができる。
【0022】(8)前記マルチメディアファイルには、
使用者として設定した者の個人情報に応じた制限情報
が、前記再生部での再生又は前記加工部での加工を制限
する情報として付加されたことを特徴とする。
【0023】この構成において、情報端末装置で再生又
は加工するマルチメディアファイルには、使用者として
登録した者の個人情報に応じた制限情報が付加されてい
る。したがって、(3)と同様の効果を得ることができ
る。
【0024】(9)前記マルチメディアファイルには、
動作履歴情報に応じた制限情報が、前記再生部での再生
又は前記加工部での加工を制限する情報として付加され
たことを特徴とする。
【0025】この構成において、情報端末装置で再生又
は加工するマルチメディアファイルには、情報端末装置
の動作履歴情報に応じた制限情報が付加されている。し
たがって、(4)と同様の効果を得ることができる。
【0026】(10)画像情報、音楽情報、及びテキス
ト情報の全部又は一部と、マルチメディアファイルの再
生又は加工の制限情報と、を備えたマルチメディアファ
イルを記憶する記憶部と、前記マルチメディアファイル
の再生又は加工を指示するための操作部と、前記マルチ
メディアファイルを再生する再生部と、前記マルチメデ
ィアファイルを加工する加工部と、設定情報及び動作履
歴情報を保持する内部情報保持部と、周囲の状態又は使
用者の状態に応じた検出値を出力する検出部と、前記操
作部からマルチメディアファイルの再生又は加工を指示
された時、前記検出部の検出値を確認して、前記検出部
の検出値が前記検出部の検出条件を満たしている場合の
み、前記マルチメディアファイルの前記再生部での再
生、又は前記加工部での加工を実行可能にする条件判断
部と、を備えたことを特徴とする。
【0027】この構成において、情報端末装置で再生又
は加工するマルチメディアファイルに、周囲の状態又は
使用者の状態に応じた検出値を出力する検出部の検出条
件が再生又は加工の制限情報として付加されていると、
検出部の検出条件を満たした場合だけ、再生部での再
生、又は加工部での加工が実行可能になる。したがっ
て、(5)と同様の効果を得ることができる。
【0028】(11)サーバ装置から、前記マルチメデ
ィアファイルの配信を受けるための通信部を備えたこと
を特徴とする。
【0029】この構成において、情報端末装置はマルチ
メディアファイルの配信を、サーバ装置から受けるため
の通信部を備えている。したがって、新たなマルチメデ
ィアファイルを入手できるので、情報端末装置の使用者
は、様々なマルチメディアファイルを利用することが可
能となる。
【0030】(12)画像情報、音楽情報、及びテキス
ト情報のいずれかを少なくとも備えるとともに、再生又
は加工を制限する情報が付加された複数のマルチメディ
アファイルを記憶するマルチメディアファイル記憶部
と、前記複数のマルチメディアファイルを検索する検索
部と、前記情報端末装置と情報をやり取りするサーバ通
信部と、を備えたことを特徴とする。
【0031】この構成において、マルチメディアファイ
ル記憶部が画像情報、音楽情報、及びテキスト情報のい
ずれかを少なくとも備えるとともに、再生又は加工を制
限する情報が付加された複数のマルチメディアファイル
を、検索部で検索して、サーバ通信部を介して情報端末
装置とマルチメディアファイルをやり取りすることがで
きる。したがって、マルチメディアファイルの再生又は
加工を制限する情報に応じて検索、配信することが可能
となる。
【0032】(13)(6)乃至(11)のいずれかに
記載の情報端末装置と、(12)に記載のサーバ装置
と、からなることを特徴とする。
【0033】この構成において、マルチメディアファイ
ル配信システムは、(6)〜(11)の情報端末装置、
及び(12)のサーバ装置によって構成される。したが
って、再生又は加工の制限情報を付加したマルチメディ
アファイルを、情報端末装置及びサーバ装置の間でやり
取りできるので、再生又は加工条件を制限して適切な使
用を推進することができる。
【0034】(14)前記情報端末装置では、前記操作
部からマルチメディアファイルの再生又は加工の指示、
及び再生又は加工の条件情報の入力がなされると、前記
条件判断部が、該再生又は加工の条件情報と、前記内部
情報保持部の保持情報と、を比較して、該保持情報が該
再生又は加工の条件情報を満たした場合に、該再生又は
加工の条件情報を満たしたマルチメディアファイルの配
信要求を前記通信部から出力させ、前記サーバ装置は、
該マルチメディアファイルの配信要求に応じたマルチメ
ディアファイルを、サーバ通信部から配信することを特
徴とする。
【0035】この構成において、マルチメディアファイ
ル配信システムでは、情報端末装置から入力されたマル
チメディアファイルの再生又は加工の条件情報に応じた
マルチメディアファイルを配信する。したがって、情報
端末装置の使用者は、所望の再生又は加工の条件を設定
して、その条件に合致したマルチメディアファイルを入
手することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
マルチメディアファイル配信システムの概略構成を示し
たブロック図である。マルチメディアファイル配信シス
テム1は、携帯可能な情報端末装置である携帯電話2、
及びサーバ装置3を備えた構成であり、携帯電話2及び
サーバ装置3は、ネットワークを介してマルチメディア
ファイルのやり取りを行う。
【0037】携帯電話2は、通信部11、記憶部12、
条件判断部13、再生部14、検出部15、内部情報保
持部16、加工部17、計数計時部18、操作部19、
表示部20、及び通話部21を備えている。サーバ装置
3は、サーバ通信部31、制御部32、検索部33、及
びマルチメディアファイル記憶部34を備えている。
【0038】携帯電話2の通信部11は、サーバ装置3
からマルチメディアファイルの配信を受けるためのもの
である。また、通信部11は、通話時の音声データを通
話部21、通信部11及び図外の基地局などを介して、
他の電話とやり取りするためのものである。
【0039】記憶部12は、サーバ装置3から配信され
たマルチメディアファイルを記憶しておくためのもので
ある。条件判断部13は、マルチメディアファイルの制
限情報の判定を行ったり、携帯電話2の検出部15の状
態や内部情報保持部16が保持する情報など判定するた
めのものである。再生部14は、サーバ装置3から配信
されたマルチメディアファイル、及び記憶部12が記憶
したマルチメディアファイルを再生するためのものであ
る。検出部15は、携帯電話2の周囲の状態、位置情
報、携帯電話2のユーザの状態などを検出するためのも
のであり、各種のセンサを適用可能である。内部情報保
持部16は、携帯電話2の状態や実行したプログラムな
どの設定情報や動作履歴情報を保持・管理するためのも
のである。加工部17は、サーバ装置3から配信された
マルチメディアファイル、及び記憶部12が記憶したマ
ルチメディアファイルを加工するためのものである。計
数計時部18は、カレンダ、時計、タイマ、及びカウン
タによって構成されており、再生部14及び加工部17
でマルチメディアファイルを再生又は加工した回数の計
数や、期間の測定などを行うためのものである。操作部
19は、携帯電話2の各種の入力や操作を行うためのも
のである。表示部20は、各種の表示を行うためのもの
である。
【0040】サーバ装置3のサーバ通信部31は、携帯
電話2にマルチメディアファイルを配信するためのもの
である。制御部32は、サーバ装置3の各部を制御する
ためのものである。検索部33は、マルチメディアファ
イル記憶部34に記憶された複数のマルチメディアファ
イルを検索するためのものである。マルチメディアファ
イル記憶部34は、携帯電話2に配信するマルチメディ
アファイルを複数記憶しておくためのものである。
【0041】上記のような構成のマルチメディアファイ
ル配信システム1において、サーバ装置3から携帯電話
2へ配信されるマルチメディアファイルには、携帯電話
2で再生又は加工を行う際に再生又は加工を制限する情
報を、予め付加している。このため、携帯電話2に配信
されたマルチメディアファイルは、付加された制限情報
に応じて再生又は加工が可能になる。
【0042】まず、マルチメディアファイル配信システ
ム1の概略動作について説明する。図2及び図3は、マ
ルチメディアファイル配信システム1の概略動作を説明
するためのフローチャートである。携帯電話2での再生
又は加工を制限する情報が付加されたマルチメディアフ
ァイルは、予め配信を受けておき、再生又は加工の制限
情報を満たした場合に、再生又は加工が可能になるよう
にすると良い。
【0043】すなわち、図2に示したように、携帯電話
2で使用する再生又は加工の制限情報が付加されたマル
チメディアファイルを、サーバ装置3から予め配信を受
けておく(ダウンロードしておく)(s1)。条件判断
部13は、マルチメディアファイルの再生又は加工の指
示があるまで待機し、再生又は加工の指示があると(s
2)、再生又は加工するマルチメディアファイルに付加
された制限情報(再生又は加工の条件)を確認する。ま
た、検出部15から出力される検出値、及び内部情報保
持部16が保持した情報を確認する(s3)。続いて、
条件判断部13は、制限情報と、検出値及び保持情報
と、を比較して、検出値又は保持情報が制限情報を満た
しているか否かを判定する(s4)。検出値又は保持情
報が制限情報を満たしていない場合は、さらに、条件判
断部13は、これ以降に検出値又は保持情報が制限情報
を満たす可能性があるか否かを判定する(s5)。つま
り、検出部15から出力される検出値、及び内部情報保
持部16が保持した情報が今後変化した際に、制限情報
を満たす可能性があるか否かを判定する。s5におい
て、満たす可能性がある場合は、現在は制限情報を満た
していないが今後制限情報(条件)を満たす可能性があ
る旨を表示部20に表示させるとともに、制限情報を満
たした際にはマルチメディアファイルを再生又は加工す
るか、又は処理を中止するかの入力を促す表示をさせる
(s6)。
【0044】条件判断部13は、表示に従って使用者
(ユーザ)が操作部19から行った入力内容を確認し
(s7)、制限情報を満たした際にマルチメディアファ
イルを再生又は加工する場合は、s3以降の処理を引き
続き行う。一方、s7において処理を中止する場合は、
処理を終了する。
【0045】また、s5において、検出値又は保持情報
が制限情報を満たす可能性がない場合は、その旨を表示
して(s8)、処理を終了する。
【0046】s4において、検出値又は保持情報が制限
情報を満たしている場合は、マルチメディアファイルの
再生又は加工を実行するか、又はマルチメディアファイ
ルの再生又は加工を実行可能にする(s11)。マルチ
メディアファイルに付加された制限情報が回数制限であ
った場合は、再生又は加工を実施した際に計数計時部1
8で使用回数を1回分減らす(s12)。続いて、s2
以降の処理を行う。
【0047】マルチメディアファイル配信システム1に
おいて、携帯電話2でマルチメディアファイルの再生又
は加工を行う際に、所定の制限情報を満たしているか否
かを判定し、その条件を満たしている場合に、再生又は
加工が可能なマルチメディアファイルの配信を受けるよ
うにしても良い。
【0048】また、所定の制限情報をユーザが設定して
おくか、又は所定の制限情報の配信を予め受けておき、
この制限情報を検出部15の検出値や内部情報保持部1
6の保持情報と比較して、この制限情報を満たしている
場合に、この制限情報を満たしたマルチメディアファイ
ルの配信を受けるようにしても良い。
【0049】すなわち、図3に示したように、携帯電話
2において、操作部19からを再生又は加工の指示が入
力されるまで条件判断部13は待機しておき、再生又は
加工の指示、及び再生又は加工の条件(再生又は加工の
制限情報)が操作部19から入力されると(s21)、
再生又は加工の条件を確認する。また、検出部15から
出力される検出値、及び内部情報保持部16が保持した
情報を確認する(s22)。そして、再生又は加工の条
件と、検出値及び保持情報と、を比較して、検出値又は
保持情報が再生又は加工の条件を満たすか否かを判定す
る(s23)。検出値又は保持情報が再生又は加工の条
件を満たさない場合は、さらに、これ以降に検出値又は
保持情報が再生又は加工の条件を満たす可能性があるか
否かを判定する(s24)。満たす可能性がある場合
は、その旨を表示部20に表示させるとともに、再生又
は加工の条件を満たした際にはマルチメディアファイル
を再生又は加工するか、又は処理を中止するかの入力を
促す表示をさせる(s25)。
【0050】条件判断部13は、表示に従って使用者
(ユーザ)が操作部19から行った入力内容を確認し
(s26)、制限情報を満たした際にマルチメディアフ
ァイルを再生又は加工する場合は、s22以降の処理を
引き続き行う。一方、s26において処理を中止する場
合は、処理を終了する。
【0051】s24において、検出値又は保持情報が再
生又は加工の条件を満たす可能性がない場合は、その旨
を表示して(s27)、処理を終了する。
【0052】s23において、検出値又は保持情報が再
生又は加工の条件を満たしている場合、条件判断部13
は再生又は加工の条件を通信部11を介してサーバ装置
3に送信する(s31)。サーバ通信部31を介して再
生又は加工の条件を受信したサーバ装置3の制御部32
は、検索部33にこの条件情報を伝達してマルチメディ
アファイル記憶部34が記憶する複数のマルチメディア
ファイルからこの条件情報を満たすファイルを検索させ
る(s32)。
【0053】制御部32は、検索部33で条件を満たす
マルチメディアファイルの検索が終了すると、サーバ装
置3はサーバ通信部31を介してこの条件情報を満たし
たマルチメディアファイルを携帯電話2に配信する(s
33)。
【0054】携帯電話2の条件判断部13は、前記条件
情報を満たしたマルチメディアファイルを再生部14又
は加工部17に振り分け、再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルの再生又は加工が実施される
(s34)。そして、処理を終了する。
【0055】なお、図3に示したフローチャートのs3
3において、検索の結果、再生又は加工の条件を満たす
マルチメディアファイルが複数ある場合は、検索結果の
リストを携帯電話2に送信して、携帯電話2で検索結果
のリストから再生又は加工するマルチメディアファイル
を指定して配信を受けるようにすると良い。
【0056】次に、マルチメディアファイルの再生又は
加工を制限する情報、すなわち再生又は加工の条件の実
施形態について例を挙げて説明する。
【0057】1.再生又は加工の回数制限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工する回数を制限
する。例えば、携帯電話2に配信されたマルチメディア
ファイルを3回再生又は加工したら、このファイルは以
後再生又は加工できなくなる。但し、このファイルを破
棄して新たに配信を受けると再度再生又は加工が可能に
なる。
【0058】このようにすることで、マルチメディアフ
ァイルを無制限に使用されることがなくなり、マルチメ
ディアファイルの提供者は、マルチメディアファイルの
著作権を保護することができる。また、ユーザから使用
料を徴収する場合、徴収する使用料に応じて使用回数が
異なるマルチメディアファイルを提供することができ
る。さらに、ユーザは支払った使用料(著作権料)に応
じたマルチメディアファイルの利用が可能となる。
【0059】このような制限を適用可能なマルチメディ
アファイルの例としては、使用可能な回数に応じて使用
料が変わるファイルなどがある。
【0060】2.再生又は加工の期間制限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工する期間を制限
する。例えば、携帯電話2に配信されたマルチメディア
ファイルをある日時から所定の期間だけ再生又は加工が
可能になるようにする。このような制限を適用可能なマ
ルチメディアファイルの例としては、クリスマス用コン
テンツなどがあり、この場合、例えば12月16日から
10日間だけ再生又は加工を可能にすると良い。
【0061】また、別の例としては、マルチメディアフ
ァイルの配信を受けてから所定の期間だけ再生又は加工
が可能になるように設定することもできる。例えば、試
用版としてコンテンツを配信する場合などにこのような
制限を適用可能であり、期間経過後にはユーザは正規の
料金を支払うことで、このマルチメディアファイルを購
入することで制限なく使用できるようになる。
【0062】さらに、別の例としては、配信を受けたマ
ルチメディアファイルを所定の曜日又は所定の日時だけ
再生又は加工が可能になるようにする。例えば、スケジ
ュール管理や週刊情報の配信を受ける場合などにこのよ
うな制限が適用可能であり、マルチメディアファイルを
定期的に再生又は加工することが可能となる。
【0063】3.再生又は加工の場所制限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工する場所を制限
する。例えば、携帯電話2の検出部15としてGPSを
備えている場合、位置情報を容易に検出することができ
る。また、位置情報は携帯電話2の基地局の場所によっ
ても検出することが可能である。さらに、無線LANや
Bluetoothなどの短距離無線通信技術を使っ
て、インターネットへアクセスできる場所であるホット
スポットでマルチメディアファイルの配信を受ける場合
にも、位置情報を特定できる。このような制限を適用可
能なマルチメディアファイルの例としては、観光地など
の地域限定コンテンツなどがある。例えば、ある観光地
のみでダウンロード可能なマルチメディアファイルがあ
ると、その観光地でこのファイルの配信を受けて加工し
た画像データを絵はがきメールとして、友人等に送付す
ることが可能となる。よって、マルチメディアファイル
の利用を促進することが可能になる。
【0064】4.ユーザの個人情報による再生又は加工
の制限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工するユーザ(使
用者)の年齢、性別、名前など内部情報保持部16が保
持する個人情報に応じた制限を加える。これにより、ユ
ーザ情報に応じたマルチメディアコンテンツを提供する
ことが可能となる。このような制限を適用可能なマルチ
メディアファイルの例としては、例えば、20歳以上の
ユーザはアルコール類のプレゼント情報を再生可能にす
る場合などがある。
【0065】5.携帯電話の動作履歴による制限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工する際の条件と
して、携帯電話2の内部情報保持部16が保持する動作
履歴に応じた制限を加える。例えば、ゲームのある面ま
でクリアした後だけ、そのゲームに関する特別な情報を
再生可能にする場合に、このような制限を適用可能であ
る。このように、携帯電話の動作履歴に応じてマルチメ
ディアファイルを再生又は加工できるので、ユーザは限
定情報を使用することが可能になる。
【0066】6.携帯電話の検出部の検出条件による制
限 本発明では、携帯電話2の再生部14又は加工部17で
マルチメディアファイルを再生又は加工する際の条件と
して、検出部15の検出条件に応じた制限を加える。検
出部15としては、物理センサ、及び生体センサが適用
可能である。また、物理センサとしては、前記のGPS
以外に振動センサ、気圧センサ、温度センサ、湿度セン
サ、風速センサ、照度センサなどが適用可能である。一
方、生体センサとしては、脈拍センサ、血圧センサ、体
温センサ、呼吸センサ、脳波センサなどが適応可能であ
る。
【0067】例えば、物理センサの場合、振動センサで
ユーザの歩数を検出しておき、歩数が一万歩になった際
に、ウォーキングに関する情報を含んだマルチメディア
ファイルを再生可能にする場合に、このような制限を適
用可能である。
【0068】また、検出部15として気圧センサを備え
ている場合、所定の気圧以上の時には、行楽情報を再生
できるようにする場合に、このような制限を適用可能で
ある。さらに、検出部15として温度センサを備えてい
る場合、所定の温度以下の時には、積雪情報を再生でき
るようにする場合に、このような制限を適用可能であ
る。加えて、検出部15として湿度センサを備えている
場合、所定の湿度以上の時には、傘の携行を促す情報を
再生できるようにする場合に、このような制限を適用可
能である。また、検出部15として風速センサを備えて
いる場合、所定の風速以上の時には、台風情報を再生で
きるようにする場合に、このような制限を適用可能であ
る。さらに、検出部15として照度センサを備えている
場合、所定の照度以下の時には、照明器具の情報を再生
できるようにする場合に、このような制限を適用可能で
ある。
【0069】また、生体センサの場合、脳波センサでユ
ーザのストレスを検知し、ストレスが溜まった時だけ、
リラックスできる音楽及び画像を含んだマルチメディア
ファイルを再生できるようにする場合に、このような制
限を適用可能である。
【0070】さらに、検出部15として脈拍センサを備
えている場合、所定の脈拍数以上の時には、健康情報を
再生できるようにする場合に、このような制限を適用可
能である。加えて、検出部15として血圧センサを備え
ている場合、所定の血圧以上の時には、塩分やアルコー
ルの摂取に関する情報を再生できるようにする場合に、
このような制限を適用可能である。また、検出部15と
して体温センサを備えている場合、所定の体温以上の時
には、風邪に関する情報を再生できるようにする場合
に、このような制限を適用可能である。さらに、検出部
15として呼吸センサを備えている場合、所定の呼吸数
の乱れを検出した場合には、呼吸法に関する情報を再生
できるようにする場合に、このような制限を適用可能で
ある。
【0071】次に、本発明の具体的な実施例として、画
像とBGMの加工が可能なメールソフトにおいて、回数
制限のあるマルチメディアファイルをユーザが利用する
場合について説明する。図4及び図5は、携帯電話でメ
ールソフトを使用した際の処理の流れ及び表示部の表示
例を示した図である。
【0072】図4に示した携帯電話2において、図外の
アプリケーションソフトの選択画面からメールソフトを
選択すると、携帯電話2の表示部20には、起動画面が
表示された後に、使用する写真の選択画面が表示される
(画面1)。なお、選択する写真は予め携帯電話2に付
属の図外のカメラで撮影済みであるものとする。画面1
において、選択アイコンを操作して、特定のファイル
(図ではめがね.jpg)を選択すると、画面2に示し
たように、選択した写真ファイルの内容、つまり選択し
た写真が表示される。この画面において、戻るアイコン
を操作すると、再度画面1に表示が切り替わる。一方、
画面2において選択アイコンを操作するか、又は画面1
においてOKアイコンを操作すると、選択した写真の周
囲に添付する枠を選択する画面3に表示が切り替わる。
【0073】画面3において、選択アイコンを操作して
特定の枠(図では枠1)を選択すると、画面4に示した
ように、選択した枠の絵柄が表示される。この画面にお
いて、戻るアイコンを操作すると画面3に表示が切り替
わる。一方、画面4において選択アイコンを操作する
か、又は画面3においてOKアイコンを操作すると、写
真及び枠に添付するBGMを選択する画面5に表示が切
り替わる。
【0074】画面5において、選択アイコンを操作して
特定のBGM(図ではBGM曲2)を選択すると、選択
した曲が再生される。選択したBGMの再生後に、画面
5においてOKアイコンを操作すると、メッセージを入
力する画面6に表示が切り替わる。
【0075】画面6において、ユーザは入力アイコンを
操作した後に、任意のメッセージを入力することができ
る。(図では「眼鏡を買ったよ。どう?」と入力)入力
が完了して画面6のOKアイコンを操作すると、プレビ
ューを表示させるための画面7に表示が切り替わる。画
面7において、プレビューアイコンを操作すると、画面
8に示したように、加工したマルチメディアファイルを
確認することができる。つまり、作成した画像及びメッ
セージが表示されるとともに選択したBGMが再生され
る。画面8において、修正アイコンを操作すると各部品
の配置などを変更することができる。一方、画面8にお
いて、OKアイコンを操作すると、メールの送信先アド
レスを入力するための画面9に表示が切り替わる。
【0076】画面9において、修正アイコンを操作する
と表示が画面7に切り替わる。また、画面9において、
アドレスを入力した後にOKアイコンを操作すると、マ
ルチメディアファイルの使用カウントを通知する画面1
0に表示が切り替わる。画面10には、使用制限のある
コンテンツ(部品)の使用回数及び残り使用可能回数が
表示される。(図では、枠1を2回加工に使用し、残り
1回使用可能である。また、BGM曲2を2回加工に使
用し、残り8回使用可能である。)画面10において修
正アイコンを操作すると、マルチメディアファイルの内
容を再度修正することができる。一方、画面10におい
て、OKアイコンを操作すると、画面9において入力し
たアドレスにマルチメディアファイルが送信されるとと
もに、終了画面に表示が切り替わる。
【0077】次に、本発明の別の具体的な実施例とし
て、画像とBGMの加工が可能なメールソフトにおい
て、場所の制限があるコンテンツをユーザが利用する場
合について説明する。図6は、携帯電話でメールソフト
を使用した際の処理の流れ及び表示部の表示例を示した
図である。
【0078】図6に示した携帯電話2において、図外の
アプリケーションソフトの選択画面からメールソフトを
選択すると、携帯電話2の表示部20には、起動画面が
表示され、起動画面において条件入力を選択すると、画
面11に示した条件を入力する表示に切り替わる。画面
11において、選択アイコンを操作して、条件を選択し
てOKアイコンを操作すると(図では場所限定を選
択)、条件を絞り込むための画面12に表示が切り替わ
る。この時、携帯電話2は、携帯電話2が検出部15と
して備えるGPSアンテナから得られる位置情報、又は
携帯電話2と通信を行う基地局の位置情報を取得して、
図外のサーバ装置3にこの位置情報を送信する。サーバ
装置3は、この位置情報に基づいて地域限定のマルチメ
ディアファイルを検索して、そのリストを携帯電話2へ
配信する。
【0079】画面12において、選択アイコンを操作し
て条件を選択してOKアイコンを操作すると(図では札
幌限定を選択)、選択した条件を満たすマルチメディア
ファイルのリストを表示した画面13に表示が切り替わ
る。
【0080】画面13において、選択アイコンを操作し
て、特定のファイル(図では、時計台.jpg)を選択
すると、画面14に示したように、選択した絵はがき素
材の内容、つまり選択した時計台の画像が表示される。
画面14において、戻るアイコンを操作すると、再度画
面13に表示が切り替わる。一方、画面14において選
択アイコンを操作するか、又は画面13においてOKア
イコンを操作すると、選択した絵はがき素材に添付する
BGMを選択する画面15に表示が切り替わる。
【0081】画面15において、選択アイコンを操作し
て特定のBGM(ここでは、ご当地ソング2)を選択す
ると、選択した曲が再生される。選択したBGMの再生
後に、画面15においてOKアイコンを操作すると、メ
ッセージを入力する図5に示した画面6に表示が切り替
わる。
【0082】これ以降の処理は、図5に基づいて説明し
た通りであるので、説明を省略するが、所定のメッセー
ジ(図では「毛ガニ食べたよ。」)を入力すると、画面
16のようなマルチメディアファイルとなり、このファ
イルは絵はがきメールとして送信することができる。
【0083】
【発明の効果】この発明によれば、携帯可能な情報端末
装置でマルチメディアファイルの再生又は加工を行う際
に、再生又は加工の制限を加えることができ、マルチメ
ディアファイルが無制限に再生又は加工されるのを防止
できる。また、マルチメディアファイルの再生又は加工
の回数、期間、及び場所に応じて、使用を限定すること
ができる。さらに、情報端末装置の登録使用者は、自己
の個人情報に応じたマルチメディアファイルを再生又は
加工することができる。加えて、情報端末装置の使用者
は、情報端末装置で行った処理や操作によって異なった
マルチメディアファイルを再生又は加工することができ
る。また、情報端末装置の検出部としては、様々なセン
サ類が適用可能であるため、情報端末装置の使用者は、
検出部の検出条件に応じて異なったマルチメディアファ
イルを再生又は加工することができる。さらに、情報端
末装置では、マルチメディアファイルに付加された再生
又は加工の制限情報に応じて、その使用条件が限定され
るので、情報端末装置の使用者によるマルチメディアフ
ァイルの無制限な使用を防止できる。また、特定の条件
の時のみマルチメディアファイルを再生又は使用できる
ので、マルチメディアファイルの利用価値を向上させる
ことができる。さらに、再生又は加工の制限情報を付加
したマルチメディアファイルを、情報端末装置及びサー
バ装置の間でやり取りできるので、再生又は加工条件を
制限して適切な使用を推進することができる。加えて、
情報端末装置の使用者は、所望の再生又は加工の条件を
設定して、その条件に合致したマルチメディアファイル
を入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるマルチメディアファイ
ル配信システムの概略構成を示したブロック図である。
【図2】マルチメディアファイル配信システム1の概略
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】マルチメディアファイル配信システム1の概略
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】携帯電話でメールソフトを使用した際の処理の
流れ及び表示部の表示例を示した図である。
【図5】携帯電話でメールソフトを使用した際の処理の
流れ及び表示部の表示例を示した図である。
【図6】携帯電話でメールソフトを使用した際の処理の
流れ及び表示部の表示例を示した図である。
【符号の説明】
1−マルチメディアファイル配信システム 2−携帯電話 3−サーバ装置 11−通信部 12−記憶部 13−条件判断部 14−再生部 15−検出部 16−内部情報保持部 17−加工部 18−計数計時部 19−操作部 20−表示部 21−通話部 31−サーバ通信部 32−制御部 33−検索部 34−マルチメディアファイル記憶部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な情報端末装置で再生又は加工
    可能で、画像情報、音楽情報、及びテキスト情報の全部
    又は一部を備えたマルチメディアファイルの配信方法で
    あって、 前記マルチメディアファイルの再生又は加工を制限する
    制限情報を付加して、前記マルチメディアファイルを配
    信することを特徴とするマルチメディアファイル配信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記制限情報は、再生又は加工を行う回
    数、期間、及び場所のいずれかを少なくとも制限する情
    報を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメデ
    ィアファイル配信方法。
  3. 【請求項3】 前記制限情報は、前記情報端末装置に登
    録した使用者の個人情報に応じて再生又は加工を制限す
    る情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    マルチメディアファイル配信方法。
  4. 【請求項4】 前記制限情報は、前記情報端末装置の動
    作履歴に応じて再生又は加工を制限する情報を含むこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマルチ
    メディアファイル配信方法。
  5. 【請求項5】 前記制限情報は、前記情報端末装置が備
    えた検出部の検出条件に応じて再生又は加工を制限する
    情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載のマルチメディアファイル配信方法。
  6. 【請求項6】 画像情報、音楽情報、及びテキスト情報
    の全部又は一部と、マルチメディアファイルの再生又は
    加工を制限する制限情報と、を備えたマルチメディアフ
    ァイルを記憶する記憶部と、 前記マルチメディアファイルの再生又は加工を指示する
    ための操作部と、 前記マルチメディアファイルを再生する再生部と、 前記マルチメディアファイルを加工する加工部と、 設定情報及び動作履歴情報を保持する内部情報保持部
    と、 前記操作部からマルチメディアファイルの再生又は加工
    を指示された時、前記保持情報が前記制限情報を満たし
    ている場合のみ、該マルチメディアファイルの前記再生
    部での再生、又は前記加工部での加工を実行させる条件
    判断部と、を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記制限情報は、再生又は加工する回
    数、期間及び場所のいずれかを少なくとも制限する情報
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の情報端末装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制限情報は、使用者として登録した
    者の個人情報に応じて再生又は加工を制限する情報を含
    むことを特徴とする請求項6又は7に記載の情報端末装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制限情報は、動作履歴に応じて再生
    又は加工を制限する情報を含むことを特徴とする請求項
    6乃至8のいずれかに記載の情報端末装置。
  10. 【請求項10】 画像情報、音楽情報、及びテキスト情
    報の全部又は一部と、マルチメディアファイルの再生又
    は加工の制限情報と、を備えたマルチメディアファイル
    を記憶する記憶部と、 前記マルチメディアファイルの再生又は加工を指示する
    ための操作部と、 前記マルチメディアファイルを再生する再生部と、 前記マルチメディアファイルを加工する加工部と、 設定情報及び動作履歴情報を保持する内部情報保持部
    と、 周囲の状態又は使用者の状態に応じた検出値を出力する
    検出部と、 前記操作部からマルチメディアファイルの再生又は加工
    を指示された時、前記検出部の検出値を確認して、前記
    検出部の検出値が前記検出部の検出条件を満たしている
    場合のみ、前記マルチメディアファイルの前記再生部で
    の再生、又は前記加工部での加工を実行可能にする条件
    判断部と、を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  11. 【請求項11】 サーバ装置から、前記マルチメディア
    ファイルの配信を受けるための通信部を備えたことを特
    徴とする請求項6乃至10に記載の情報端末装置。
  12. 【請求項12】 画像情報、音楽情報、及びテキスト情
    報のいずれかを少なくとも備えるとともに、再生又は加
    工を制限する情報が付加された複数のマルチメディアフ
    ァイルを記憶するマルチメディアファイル記憶部と、 情報端末装置に対してマルチメディアファイルを配信す
    るサーバ通信部と、を備えたことを特徴とするサーバ装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至11のいずれかに記載の
    情報端末装置と、請求項12に記載のサーバ装置と、か
    らなるマルチメディアファイル配信システム。
  14. 【請求項14】 前記情報端末装置は、前記操作部から
    マルチメディアファイルの再生又は加工の指示、及び再
    生又は加工の条件情報の入力がなされると、前記条件判
    断部が、該再生又は加工の条件情報と、前記内部情報保
    持部の保持情報と、を比較して、該保持情報が該再生又
    は加工の条件情報を満たした場合に、該再生又は加工の
    条件情報を満たしたマルチメディアファイルの配信要求
    を前記通信部から出力させ、 前記サーバ装置は、該マルチメディアファイルの配信要
    求に応じたマルチメディアファイルを、サーバ通信部か
    ら配信することを特徴とする請求項13に記載のマルチ
    メディアファイル配信システム。
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