JP2011023024A - ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム - Google Patents

ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011023024A
JP2011023024A JP2010188931A JP2010188931A JP2011023024A JP 2011023024 A JP2011023024 A JP 2011023024A JP 2010188931 A JP2010188931 A JP 2010188931A JP 2010188931 A JP2010188931 A JP 2010188931A JP 2011023024 A JP2011023024 A JP 2011023024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
information
file data
file
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010188931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5345989B2 (ja
Inventor
Koichiro Shoji
幸市郎 小路
Takashi Kuwayama
隆 桑山
Yasumasa Sonoda
耕正 園田
Minoru Taguchi
稔 田口
Yoshito Fujimoto
芳人 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Science Park Corp
Original Assignee
Science Park Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Science Park Corp filed Critical Science Park Corp
Priority to JP2010188931A priority Critical patent/JP5345989B2/ja
Publication of JP2011023024A publication Critical patent/JP2011023024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5345989B2 publication Critical patent/JP5345989B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】低コストのファイルデータ削除システム及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】提供者側のコンピュータ1にファイルデータFiの時限情報Apを付加するアプリケーション部2を備え、このファイルデータFiを通信ネットワーク4を介して受給者側のコンピュータ3に送信し、受給者側のコンピュータ3のOSのドライバプログラム部13がファイルデータFiに受給者側の時限情報を付加し、受給者側のコンピュータ3のアプリケーション部5が受給者側の時限情報と提供者側の時限情報Apとに基づいて、ファイルオープン(表示部に表示)を許可する。また、許可することを禁止したときは、ドライバプログラム部13によってファイルデータFiを削除する。つまり、データの提供者と受給者の2者間の関係に着眼し、ファイルデータの提供者と受給者とが認識する相対的時間を基準として、ファイルデータのセキュリュティの向上を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、提供者側のコンピュータから給者側のコンピュータにファイルデータを送信したときに、互いの時限情報に基づいて使用期間を定め、この使用期間を満たしていないときにファイルデータを削除するファイルデータ削除システム及びファイルデータ削除プログラムに関する。
近年は、情報漏洩の保護が盛んである。例えば、提供者側のコンピュータからファイルデータを受給者側のコンピュータにインターネット等で送信する場合に、提供者側のファイルデータに、〇〇〇〇時〇〇分にファイルデータを削除しなさいとしたデータを書き込んで送り、受給者側のコンピュータがファイルデータを解読し、このファイルデータを受信後に〇〇〇〇時〇〇分にファイルデータを削除する方式もある。
このような方式は、提供者側のコンピュータのタイマと、受給者側のコンピュータのタイマとは完全同期をとることは不可能であること、タイマの時刻を不正に調整することが可能であることから第3者の時刻をそれぞれ基準とすることが多い。
つまり、第3者のコンピュータ、サーバと提供者側のコンピュータと受給者側のコンピュータとを通信ネットワークで接続し、提供者側のコンピュータが、前述の第3者のサーバからの時刻に基づいてファイルデータに〇〇〇〇時〇〇分にファイルデータを削除しなさいとしたデータを書き込んで送り、受給者側のコンピュータが第3者のサーバからの時刻が〇〇〇〇時〇〇分になったときに受信したファイルデータを削除していた。
特許3391992号公報 特許3225919号公報
しかしながら、2つのコンピュータ同士が第3者の時刻を基準とするので、上流側からのファイルデータの消し込みに際しては、コストが掛かるという課題があった。
本発明は上述のような技術背景のもとになされたものであり、下記の目的を達成する。
本発明は、コピー、改竄、編集、再配布を防止できるファイルデータ削除システムを得ることを目的とする。
本発明は、第3者から時刻を通信ネットワークを介して受信しないで、コンピュータ同士で時刻合わせを行って、受給者側のコンピュータが提供者側のコンピュータからのファイルデータを削除することによって、低コストのファイルデータ削除システム及びそのプログラムを得ることを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段を採る。
本発明のファイルデータ削除プログラムは、
提供者側の使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報がファイルデータのヘッダ部に埋め込まれた時限情報付きファイルデータをハードディスクに書き込みさせて、この提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は前記ハードディスクから削除する、OS内で、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト及び該ドライバソフトに対して前記表示、前記削除の条件を設定するもので、前記OSのカーネルモードで動作するアプリケーションソフトからなるファイルデータ削除プログラムであって、
前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
時刻を計測する時刻計測手段、
前記時限情報付きファイルデータが保存される特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフトに出力する手段、
前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているか否かを前記ドライバソフトによって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフトに出力する手段、
前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフトを介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記時限情報付きファイルデータの前記削除を示すコマンドを前記ドライバソフトに出力する手段、
前記ドライバソフトは、コンピュータに、前記OSのカーネルモードで、
(a)前記アプリケーションソフトからの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成し、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、(b)前記アプリケーションソフトからの前記コマンドを受け取り、解析して、該コマンドが前記時限情報付きファイルデータの削除を示す前記コマンドの場合、前記時限情報付きファイルデータを削除し、(c)該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフトに渡し、(d)前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段、
前記アプリケーションソフトから前記受給者の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段、
この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段、
としての機能を実現させる。
また、このファイルデータ削除プログラムは、
前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
前記特定領域の前記時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフトに前記受給者側の時限情報の書込要求を出力する手段、
としての機能を実現させると良い。
更に、このファイルデータ削除プログラムは、
前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込と共に、前記ドライバソフトから前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段、
前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記時限情報付きファイルデータ前記削除を示す前記コマンドを前記ドライバソフトに出力する手段、
としての機能を実現させると良い。
本発明のファイルデータ削除システムは、
提供者側のコンピュータから使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報をファイルデータのヘッダ部に埋め込んだ時限情報付きファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、前記受給者側のコンピュータが前記提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
前記受給者側のコンピュータは、
前記受給者側のコンピュータを制御して動作させているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
前記時限情報付きファイルデータを、生成された特定領域に保存したハードディスクと
を備え、
前記アプリケーションソフト部は、
時刻を計測する時刻計測手段と、
前記時限情報付きファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させるための特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているか否かを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフト部を介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記時限情報付きファイルデータを削除するためのコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
を有し、
前記ドライバソフト部は、
(a)前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成し、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、(b)前記アプリケーションソフトからの前記コマンドを受け取り、解析して、該コマンドが前記時限情報付きファイルデータの削除を示す前記コマンドの場合、前記時限情報付きファイルデータを削除し、(c)該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡し、(d)前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段
前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段と、
この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段と
を有することを特徴とする。
また、本ファイルデータ削除システムの前記アプリケーションソフト部は、
前記特定領域の時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフト部に前記受給側の時限情報の書込要求を出力する手段と
を有すると良い。
更に、前記アプリケーションソフト部は、
前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に前記プログラムドライバから前記受給者側の時限情報の前記使用許可期間を出力させる手段と、
前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に、前記ドライバソフトから前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段と、
前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記ファイルの削除の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と
を有すると良い。
また、本発明のファイルデータ削除システムは、
提供者側のコンピュータから使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報をファイルデータのヘッダ部に埋め込んだ時限情報付きファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、受給者側のコンピュータが前記提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
前記提供者側のコンピュータは、
時刻を計測する第1の時刻計測手段と、
前記ファイルデータの第1の使用許可期間を入力させ、前記第1の時刻計測手段の現在時刻と該現在時刻から前記使用許可期間までの使用期限を求める手段と、
前記求められた現在時刻と前記使用期限と前記使用許可期間とからなる前記提供者側の時限情報を前記ファイルデータのヘッダ部に埋め込む手段と、
前記時限情報が書き込まれた前記時限情報付きファイルデータを前記通信ネットワークで送信又は前記記憶媒体に保存する手段と
を有し、
前記受給者側のコンピュータは、該コンピュータを制御し動作させているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
前記時限情報付きファイルデータを保存するために生成された特定領域を有する、又は、前記時限情報付きファイルデータが保存された前記特定領域を有するハードディスクと
を備え、
前記アプリケーションソフト部は、
時刻を計測する第2の時刻計測手段と
前記時限情報付きファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているかかを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフトを介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記削除のコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
を有し、
前記ドライバソフト部は、
前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、削除又は該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡す或いは前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段と、
前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記第2の時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段と、
この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段と
を有することを特徴とする。
また、前記アプリケーションソフト部は、
前記特定領域の時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフト部に前記受給側の時限情報の書込要求を出力する手段と
を有する
ことを特徴とすると良い。
更に、前記アプリケーションソフト部は、
前記表示の要求に伴って前記第2の時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に前記プログラムドライバから前記受給者側の時限情報の前記使用許可期間を出力させる手段と、
前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に、前記ドライバソフト部から前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段と、
前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記ファイルの削除の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と
を有する
ことを特徴とすると良い
更に、本発明のファイルデータ削除システムは、
提供者側のコンピュータから使用許可回数をヘッダ部に埋め込んだファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、受給者側のコンピュータが前記提供者側の使用許可回数に基づく受給者側の使用許可回数で前記ファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
前記受給者側のコンピュータは、該コンピュータを制御し動作せているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
前記時限情報付きファイルデータを、生成された特定領域に保存したハードディスクと
を備え
前記アプリケーションソフト部は、
前記ファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ハードディスクの前記特定領域に前記ファイルデータが保存されているかかを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記ファイルデータが保存されているときは、前記受給側の使用許可回数の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
前記ヘッダ部の前記提供者側の使用許可回数と前記受給側の使用許可回数とを前記ドライバソフト部を介して読み取って比較し、該比較結果で前記ファイルデータの表示を許可又は前記削除のコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
を有し、
前記ドライバソフト部は、
前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成する手段と、
該特定領域に前記ファイルデータを書き込み、削除又は該ファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記ファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡す或いは前記ヘッダ部に前記受給者側の使用許可回数を書き込みさせる手段と、
前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の使用許可回数の書込要求を受け取ったとき、該受給側の使用許可回数を前記ヘッダ部に書き込みする手段と、
前記ファイルデータのオープン要求に伴って、記ヘッダ部の前記受給側の前記使用許可回数を更新する手段と
を有することを特徴とする。
また更に、本発明のファイルデータ削除システムは、
ユーザ端末(40)と、該ユーザ端末(40)にコンテンツを送信するサービスサイトのシステム(41、42、43、44)とを通信ネットワーク(4)で接続したファイルデータを削除するためのファイルデータ削除システムであって、
前記ユーザ端末(40)は、
特定ディレクトリ領域が生成され、この特定ディレクトリ領域に、(a)前記コンテンツ及び前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)からのもので、時限規制情報からなる規制情報を有するコンテンツパッケージと、(b)前記コンテンツのハッシュ値とが記憶された第1の記憶手段(46)と、
前記第1の記憶手段(46)とアプリケーション部との間に設けられ、前記OSのカーネルモードで動作するドライバプログラム部(45)とを備え、
前記ドライバプログラム部(45)は、
当該ドライバプログラム部(45)以外の外部からの前記特定ディレクトリへのアクセスを禁止して専用化する手段と、
前記ユーザ端末(40)が変更され他のユーザ端末にする場合、当該ユーザ端末のユーザ情報と、前記ハッシュ値と、前記規制情報とを含む前記ユーザ端末(40)を変更するための変更要求を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)に送信する手段と、
前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から新たなコンテンツパッケージとその新しいハッシュ値並びに利用可能期間残を受信してこれらを前記特定ディレクトリ領域に記憶する手段と、
前記サービスサイトのシステムにアクセスして、前記サービスサイトのシステムのタイムサーバの時刻を抽出し、この時刻と前記新たなコンテンツパッケージの新しい規制情報に基づいて前記コンテンツの利用を許可又は前記コンテンツを削除する手段と
を備え、
前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)は、
前記コンテンツパッケージを前記ユーザ情報に関連つけて記憶した第2の記憶手段(44)と、
前記タイムサーバから時刻を読み込み、この時刻と前記規制情報基づく前記新しい規制情報を埋め込んだ前記新たなコンテンツパッケージを生成する手段と、
前記新たなコンテンツパッケージ及び前記ユーザ情報並びに前記新しいハッシュ値を関連付けて前記第2の記憶手段(44)に記憶する手段と、
前記新たなコンテンツパッケージ、前記新しいハッシュ値を前記他のユーザ端末(40)に送信する手段と、
前記他のユーザ端末(40)から前記新しいハッシュ値を受信した場合は、この新しいハッシュ値が正ならば、前記新たなコンテンツパッケージのダウンロード完了と判断して、前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)の配信サーバ42に保存されている該新たなコンテンツパーケージを削除する手段と
を有する
ことを特徴とする。
また更に、本発明のファイルデータ削除システムは、
ユーザ端末(40)と、該ユーザ端末(40)にコンテンツを送信するサービスサイトのシステム(41、42、43、44)とを通信ネットワーク(4)で接続したファイルデータを削除するためのファイルデータ削除システムであって、
前記ユーザ端末(40)は、
特定ディレクトリ領域が生成され、この特定ディレクトリ領域に、(a)前記コンテンツ及び前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)からのもので、時限規制情報からなる規制情報を有するコンテンツパッケージと、(b)前記コンテンツのハッシュ値とが記憶された第1の記憶手段(46)と、
前記第1の記憶手段(46)とアプリケーション部との間に設けられ、前記OSのカーネルモードで動作するドライバプログラム部(45)とを備え、
前記ドライバプログラム部(45)は、
当該ドライバプログラム部(45)以外の外部からの前記特定ディレクトリへのアクセスを禁止して専用化する手段と、
前記ユーザ端末(40)が変更他のユーザ端末にする場合、当該ユーザ端末のユーザ情報と、前記ハッシュ値と、前記規制情報とを含む前記ユーザ端末(40)を変更するための変更要求を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)に送信する手段と、
前記変更要求による認証されたことを示す認証結果を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から受け取った場合、前記ユーザ端末(40)に記憶されている前記コンテンツパッケージを削除する手段、
前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から新たなコンテンツパッケージとその新しいハッシュ値を受信してこれらを前記特定ディレクトリ領域に記憶する手段と、
前記サービスサイトのシステムにアクセスして、前記サービスサイトのシステムのタイムサーバの時刻を抽出し、この時刻と前記新たなコンテンツパッケージの新しい規制情報に基づいて前記コンテンツの利用を許可又は前記コンテンツを削除する手段と
を備え、
前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)は、
前記コンテンツパッケージを前記ユーザ情報に関連つけて記憶した第2の記憶手段(44)と、
前記変更要求を用いて認証し、前記認証の結果を前記ユーザ端末(40)に送信する手段と、
前記タイムサーバから時刻を読み込み、この時刻と前記規制情報に基づく前記新たなコンテンツパッケージを生成する手段と、
前記新たなコンテンツパッケージ及び前記ユーザ情報並びに前記新しいハッシュ値を関連付けて前記第2の記憶手段(44)に記憶する手段と、
前記新たなコンテンツパッケージ、前記新しいハッシュ値を前記他のユーザ端末(40)に送信する手段と、
前記他のユーザ端末(40)から前記新しいハッシュ値を受信した場合は、この新しいハッシュ値が正ならば、前記新たなコンテンツパッケージのダウンロード完了と判断して、前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)の配信サーバ42に保存されている該新たなコンテンツパーケージを削除する手段と
を有する
ことを特徴とする。
また、前記規制情報は、前記時限規制情報に加え、利用規制情報、及び通信規制情報の中から選択される1情報であり、
前記時限規制情報は、前記コンテンツを削除する日時指定、受取後経過時間、及びオープン経過時間の中から選択される1以上の情報であり、
前記利用規制情報は、前記コンテンツのコピー、リネーム保存、及び編集の禁止の中から選択される1以上の情報であり、
通信規制情報は、通信許可するプロトコルの種類、及び/又は通信自体の可否であると良い
本発明によると、次の効果が奏される。
以上のように、本発明によれば、提供者側のコンピュータから使用開始時刻と使用期間とからなる提供者側の時限情報を書き込んだファイルデータを受給側のコ ンピュータに提供し、受給者側のコンピュータは、この提供者側の時限情報に基づいて、当該コンピュータのタイマ時刻から提供者側の時限情報に基づく受給 者側の時限情報を生成し、これをプログラムドライバでファイルデータに書き込む。
そして、ファイルデータのオープン要求があったときに、受給者側のコンピュータのタイマ時刻とファイルデータの受給者側の時限情報の比較で、ファイルをオープン又はプログラムドライバで削除する。このため、受給者側のコンピュータのタイマー時刻を改竄したとしても、ファイルデータの提供者側の時限情報、受給者側の時限情報を改竄できないので、提供者側の使用期限でファイルデータを受給者側に使用させることができるという効果が得られている。
また、使用回数をプログラムドライバでファイルデータに書き込んでいるので、受給者側でカウンタの回数を改竄しても、提供者側の使用許可回数以内でファイルデータを使用させることができるという効果が得られている。
以上のように、本発明によれば、コピー、改竄、編集、再配布について完全に防止でき
る。
本実施の形態1のファイルデータ削除システムの概略構成図である。 受給者側のコンピュータ3の概略構成図である。 提供者側の概略動作を説明するフローチャートである。 図3の処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の各種時刻、各種時刻の関係を説明する説明図である。 本実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。 ファイルデータに書き込まれる時限情報を説明する説明図である。 本実施の処理Aを説明するフローチャートである。 本実施の形態2のファイルデータ削除システムの概略構成図である。 受給者側のコンピュータ31の概略構成図である。 本実施の形態2の提供者側のコンピュータ30の動作を説明する概略フローチャートである。 本実施の形態のファイルデータのヘッダに書き込まれる使用回数を説明する説明図である。 実施の形態2の受給者側のコンピュータの動作を説明するフローチャートである。 実施の形態3のファイルデータ削除システムの概略構成図である。 本実施の形態3の配信管理サーバ及び配信サーバの概略構成図である。 本実施の形態3の(1)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。 本実施の形態3の(1)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。 本実施の形態3の(2)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。 本実施の形態3の(2)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は本実施の形態1のファイルデータ削除システムの概略構成図である。
本実施の形態は提供者側のコンピュータ1にファイルデータFi時限情報Apを付加するアプリケーション2を備え、このファイルデータFiを通信ネットワーク4を介して受給側のコンピュータ3に送信し、受給者側のコンピュータ3のOSのドライバプログラム部13がファイルデータFiに受給者側の時限情報Aqを付加し、受給側のコンピュータ3のアプリケーション部5が受給側の時限情報Aと提供者側の時限情報Apとに基づいて、ファイルオープン(表示部に表示)を許可する。また、許可することを禁止したときは、ドライバプログラム部13によってファイルデータFiを削除する。
つまり、本実施の形態は、データ提供者と受給者の2者間の関係に着眼し、ファイルデータ提供者と受給者とが認識する相対的時間を基準として、ファイルデータのセキュリュティの向上化を図る。
図1に示すファイルデータ削除システムは、提供者側のコンピュータ1、タイマ6と、データ提供者時間作成部7と、送信ファイル作成部8と、暗号化部10、送受信部(図示せず)等を有する。
データ提供者時間作成部7は、ファイルの送信指示に伴って提供者側の時限情報Apを作成するための画面(図示せず)を表示部に表示し、タイマ6の現在の時刻を提供者側のシステム時刻a1(提供者側の使用開始時刻)として読み込み、この提供者側のシステム時刻a1を前述の画面に表示すると共に、受給者側にファイルデータFiの使用を許可した提供者側から受給者側への有効期限a2(提供者側からの使用期限)を画面に表示し、この受給者側への有効期限a2と提供者側のシステム時刻a1の差を求め、これを提供者側から受給者側への有効期間a3(提供者側からの使用許可期間)として画面に表示する。
前述の提供者側のシステム時刻a1と受給者側への有効期限a2と受給者側への有効期間a3とを総称して提供者側からの時限情報Apと称している。この提供者側からの時限情報Apは、メモリ9に保存される。
送信ファイル作成部8は、ファイルの送信指示に伴って、ファイルデータFiのヘッダFp(Fp1、Fp2、Fp3)にメモリ9に保存されている提供者側からの時限情報Ap(提供者側のシステム時刻a1、受給者側への有効期限a2、受給者側への有効期間a3)とを埋め込み、暗号化部10によって暗号化して送信させている。
また、送信ファイル作成部8は、CDROM又はフロッピィディスク、MO等の記憶媒体11に前述の時限情報Ap付きファイルデータFiを保存することもある。
一方、受給者側のパソコン3は、アプリケーション部5と、タイマ12と、OSに設けられたドライバプログラム部13等を有している。
アプリケーション部5は、少なくともファイルオープン部16、時刻条件判定部17等を備え、ドライバプログラム部13は、ファイルクローズ部18、削除部19、タイムスタンプ書込処理26を備えている。
ファイルオープン部16は、ファイルデータFiのオープン要求があるかどうかを監視し、オープン要求があると判定したときは、ドライバプログラム部13に対してハードディスク15に保存されているファイルデータFiのヘッダRiにタイマ12の現在の時刻(受給者側のシステム時刻b1という又は受給者側の使用開始時刻)と受給者側で設定した有効期限b2(受給者側の使用期限)と受給者側で設定した有効期間b3とをドライバプログラム部13によって書き込みさせる。前述の受給者側のシステム時刻b1と受給者側で設定した有効期限b2と受給者側で設定した有効期間b3(受給者側の使用許可期間)とを総称して受給者側の時限情報Aqという。
時刻条件判定部17は、ドライバプログラム部13によって、受給者側の時限情報Aqと提供者側の時限情報Apとを読み込みさせ、これらの時限情報と予め保存されている判定条件に基づいて前述のファイルのオープン要求を有効又は許可できないときはドライバプログラム部13によってファイルデータFiを削除させる。
図2は受給者側のコンピュータ3の概略構成図である。図2に示すように、アプリケーション部5は、ドライバプログラム13上に設けられている。
ドライバプログラム部13は、図2に示すように、アプリケーションインターフェース部20と、フロー制御部21と、データ処理部22と、ファイルシステム監視ドライバ23と、暗号化/復号化部24と、アクセスデータ管理部25と、タイムスタンプ書込処理部26、通信ネットワーク4との送受信を所定のプロトコル(インターネット)で行う送受信部(図示せず)等を有している。
受給者側のコンピュータ3で動いているアプリケーション部5からハードディスク15に記憶されているファイルへアクセスするときは、アプリケーション5はwindowsが標準で備えているインターフェースを通してファイルへアクセス要求を出す。このとき、アプリケーション部5は、OSに設けられたドライバプログラム部13を経由してハードディスク15とのやりとりを行う。
ファイルシステム監視ドライバ部23は、フロー制御部21又はデータ処理部22からの要求によってファイルシステムドライバ27とデータの送受を行うためのものである。
アプリケーションインターフェース部20は、アプリケーション部5とドライバプログラム部13間のインターフェースを提供し、アプリケーション部5からのファイルアクセス要求等のコマンドを受け取り、その実行結果、又はフロー制御部21から受信したその他のデータをアプリケーション部5に送出するものである。
データ処理部22は、ファイルの属性データの作成と、アクセスデータ管理部25、暗号化/復号化部24、送受信部への入出力を行うためのものである。
フロー制御部21は、アプリケーションインターフェース部20を介して受け取ったアプリケーション部5から命令などを解析してデータ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23などに指示を出して制御するためのものである。
アクセスデータ管理部25は、ハードディスク15などの補助記憶装置に格納されているファイルに関する情報が格納されているファイルを参照・登録・制御し、管理するためのものである。
詳しくは、ファイルへのアクセスのログ、制御条件、ファイル属性などのデータ登録・削除し、その参照を管理する。つまり、ファイルクローズ、削除機能を管理するファイルシステム監視ドライバ23部は、ハードディスク15などの補助記憶装置に格納されているファイルへのアクセスを提供するファイルシステムドライバ27とのインターフェースを提供するためのものである。
上記のように構成されたファイルデータ削除システムについて以下に動作を説明する。
図3は提供者側の概略動作を説明するフローチャートである。提供者側のオペレータが受給者側に送信するファイルを選択し、このファイルの送信指示を入力する。
このファイルの送信指示に伴って、提供者側のコンピュータ1の送信ファイル作成部8は、ハードディスクから選択されたファイルデータFiを読込む(S1)。
また、ファイルの送信指示に伴って、データ提供者時間作成部7は、タイマ6の現在の時刻を提供者側のシステム時刻a1として読み込み、この提供者側のシステム時刻a1を前述の画面に表示すると共に、受給者側にファイルデータFiの使用を許可した提供者側からの受給者側への有効期限a2を画面に表示し、この受給者側への有効期限a2と提供者側のシステム時刻a1の差を求め、これを提供者側から受給者側への有効期間a3として画面に表示する(提供者側からの時限情報Ap)。そして、これをファイルデータFiのヘッダFpに埋め込む時間条件設定処理を行う(S2)。
そして、暗号化部10がこのファイルを暗号化(MPEG、JPEG)し(S3)、送信部が送信バッファメモリに、この暗号化されたファイルを書き込み、送信する(S4)。提供者側からの時限情報Ap付きファイルデータFiは記憶媒体に保存してもよい。
図4は図3の処理を詳細に説明するためのフローチャートである。図4に示すように、送信ファイル作成部8は、ファイル送信指示があるかどうかを監視している(S10)。
ステップS10において、ファイルの送信指示があると判定したときは、送信することを選択したファイル番号に対応するファイルデータFiをデータベースから読み込む(S11)。
次に、データ提供時間作成部7は、表示部に時限条件設定画面(図5(a)参照)を表示する(S12)。
例えば、タイマ6の現在時刻が2004年4月10日、17時00分の場合であれば、図5(a)に示すようにこれを提供者側のシステム時刻a1として表示する。図5(a)においてはUTC時刻も表示している。
次に、データ提供時間作成部7は、受給者側への有効期限a2が設定されたかどうかを判定する(S13)。ステップS13において、受給側への有効期限a2の入力と判定したときは、受給者側への有効期間a3の算出を行う(S14)。
例えば、ファイル(コンテンツ:文書等)の受給者側への有効期限a2を3日間として入力した場合は、受給者側のシステム時刻a1に受給者側の有効期限(3日間)を加算する。本実施の形態では、受給者側への有効期限a2は2004年4月13日17時00分と求められる(図5(a)参照)。また、UTC時刻による有効期間も求めて表示させている。
そして、提供者側のシステム時刻a1(2004/4/10 1700)と受給者への有効期限a2(2004年4月13日17時00分)との差を、受給者側の有効期間a3(259200)として求める(図5(a)参照)。
次に、データ提供時間作成部7がOKボタン(図示せず)が押されたかどうかを判断し(S15)、OKボタンが押されたときは、図5(a)の提供者側からの時限情報Apを送信ファイル作成部8に送出する。
送信ファイル作成部8は、ファイルデータFiのヘッダFp(Fp1、Fp2、Fp3)に提供者側の時限情報Apを埋め込み、これを暗号化部10に渡す(S16)。
暗号化部10は送信ファイル作成部8で作成されたファイルデータFiを暗号化し(S17)、送信部送信バッファメモリに書き込んで(S18)、通信ネットワーク4(インターネット)で送信する(S19)。
一方、受給者側は提供者側のコンピュータ1から暗号化されたファイルデータFiを受信し、これを復号して、予め指定されているフォルダに保存する。つまり、図2に示すハードディスク15に特定領域を生成し、この特定領域にファイルデータFiをドライバプログラム部13アクセスデータ管理部25が保存させる。
そして、図6に示すように、アプリケーション部5は、指定フォルダ上にファイルが存在するか否かをチェックする(S20:ファイルの有無の監視)。つまり、アプリケーション部5は、アプリケーションインターフェース部20を介してハードディスク15にファイルデータが存在しているかかのコマンドを出力し、フロー制御部21がこのコマンドをアクセスデータ管理部25に入力し、アクセスデータ管理部25がデータ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23によってハードディスク15にファイルデータが存在するかかの結果を読み込み、この結果をアプリケーション部5に出力させる。
次に、アプリケーション部5のファイルオープン部16は、ファイルデータFiがハードディスク15に存在すると判定したときは、既にタイムスタンプの書き込みがあるかかを判定する(S21)。この判定は、アプリケーション部5の時刻条件判定部17がタイムスタンプの書き込みがあるか否かの問い合わせのコマンドをアプリケーションインターフェース部20、フロー制御部21、ファイルシステム監視ドライバ部23を介して出力する。
ステップS21でタイムスタンプの書き込みがあるとアプリケーション部5が判定したときは、ファイルオープン部16がファイルオープンの要求があるか否かを判定する(S22)。
また、ステップS21において、タイムスタンプ(受給者側で設定したシステム時刻、有効期限、有効期間)が書き込まれていないと判定したときは、アプリケーション5の時刻条件判定部17は、アプリケーションインターフェース部20にタイムスタンプ書き込みコマンドを送出し、フロー制御部21が解読してタイムスタンプ書込処理部26にタイムスタンプ書き込みコマンドを出力する。
タイムスタンプ書込処理部26は、データ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23、ファイルシステムドライバ27を介してハードディスク15のファイルデータFiのヘッダFpを読み込み、このヘッダFp(Fp1、Fp2、Fp3)に、例えば図7に示すように、提供者のシステム時間a1が「38087.70833:UTC時刻」、受給者側への有効期限a2が「38090.70833:UTC時刻」、受給者側への有効期間a3が「3.00000」と書き込まれている場合において、例えば絶対時間(図5(c)参照)に対して提供者側のシステム時刻a1が30分遅れている場合は、図7のイに示すように、ファイルデータFiのヘッダR1には、タイマ12の現在時間である受給者側のシステム時刻b1が「38087.68750」と書き込まれ、ヘッダR2には、「38090.68750」が受給者側で設定した有効期限b2として書き込まれる。
また、ヘッダR3には、受給者側のシステム時刻b1と受給者側で設定した有効期限b2との差である受給者側で設定した有効期間b3(3.00000)が書き込まれる(図7のイを参照)。前述のヘッダFp及びRiは時刻情報が書き込まれるとマスクされる。
前述のb1、b2、b3は、タイムスタンプ書込処理部26がデータ処理部22に渡して、ファイルシステム監視ドライバ部23を介して、ファイルシステムドライバ27によってハードディスク15のファイルのヘッダRiに書き込んでいる(マスクされる)。
つまり、カーネルモードでタイムスタンプ時刻情報である受給者側の時限情報Aqを書き込んでいるので、時間の改竄を防止できている。
また、絶対時刻に対して、受給側のタイマ12が2時間30分進んでいる場合(絶対時刻2004/4/10 17:30)は、受給者側のシステム時刻b1は2004/4/10 20:00=38087.83333(図5(b)参照)となる。
また、受給者側で設定した有効期限b2は「38090.70833」、受給者側で設定した有効期間b3は「2.87500」となる。
この受給者側の時限情報AqもファイルデータFiのヘッダRiに書き込まれてマスクされる。
つまり、タイムスタンプ書込処理部26は、このb1、b2、b3の時刻をデータ処理部22に渡して、ファイルシステム監視ドライバ部23を介して、ファイルシステムドライバ27によってハードディスク15のファイルデータのヘッダRiに書き込む。
従って、カーネルモードでタイムスタンプ時刻情報(受給者側の時限情報Aq)を書き込んでいるので、時間の改竄を防止できている。
次に、ステップS22において、ファイルオープンとアプリケーション部5のファイルオープン部16が判定したときは、アプリケーション部5の時刻条件判定部17は、アプリケーションインターフェース部20、フロー制御部21、データ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23に よって、ファイルデータFiのヘッダFpに書き込まれている固定値である提供者側のシステム時刻a1、ヘッダRiに書き込まれている固定値である受給者側のシステム時刻b1を読み込み、比較する(S23)。
ステップS23において、提供者側のシステム時刻a1が受給者側のシステム時刻b1より小さいと判定したときは、提供者側のシステム時刻(a1)が受給者側のシステム時刻(b1)より遅れていると判断して、提供者側からの受給者側への有効期限(a2)を受給者側で設定した有効期限b2とする処理(A処理)を実行する(S24)。このA処理については後述する。
また、ステップS23において、時刻条件判定部17が提供者側のシステム時間(a1)が受給者側のシステム時間(b1)より大きいと判断したとき(つまり、提供者のシステム時刻が進んでいる)、受給者側のファイルオープン要求時の時刻をタイマ12から読み込み、このシステム時刻k1(受給者側の利用開始時のシステム時刻)とヘッダR1の受給者側のシステム時刻(b1;固定値)と比較する(S25)。
ステップS25において、利用開始時のシステム時刻k1がヘッダR1のシステム時刻b1より小さいと判定したときは、ファイルデータFiの利用を許さない後述する処理Bを実行する(S26)。つまり、ファイルオープン要求時のシステム時刻k1がファイルを受給したときの当該システム時間より遅れている場合は、ファイルデータFiを利用させないことになる。
また、ステップS25において、ファイルオープン要求時の受給者側の現在時刻であるシステム時刻k1が受給者側のシステム時刻(b1)より大きいと判定したときは(受給者側の現在時刻がファイルデータを受信したときの受給者側のシステム時刻の方より進んでいる場合)は、後述するステップS28からステップS31の処理を繰り返す(S27)。
次に、受給者側の現在時刻がファイルデータを受信したときの受給者側のシステム時刻の方より進んでいるとステップS25で判定したときは、時間条件判定部17は、ドライバプログラム部13によって、ハードディスク15のファイルデータFiのヘッダR2の受給者側で設定した有効期限b2(固定値)を出力させ、この受給者側で設定した有効期限b2(タイマ12に基づく時刻)とタイマ12の現在時刻であるシステム時刻k1と比較する(S28)。
ステップS28において、受給者側の現在のシステム時刻k1が受給者側で設定した有効期限b2(提供者側からの使用許可期間である有効期間a3と受給者側のシステム時刻b1とに基づいて決定した有効期限b2)に到達していないときは、ファイルデータFiの使用ができる期間と判定して、アプリケーション部5のファイルオープン部16は、ドライバプログラム部13によってハードディスク15からファイルデータFiを読み出させて(S29)、暗号化/復号化部24に渡して復号させ(S30)、これを画面に表示させる(S31)。
また、ステップS28において、アプリケーション部5の時刻条件判定部17がタイマ12の現在時刻であるシステム時刻k1が受給者側で設定した有効期限b2より大きいと判定した場合(受給者側の現在時刻が有効期限b2を超過している場合)は、ドライバプログラム部13によって、ファイルクローズ処理を実行させて(S32)、ファイルを削除させる(S33)。
すなわち、アクセスデータ管理部25がデータ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23、ファイルシステムドライバ27を介してハードディスク15のファイルデータFiを削除する。
次に、処理Aについて図8のフローチャートを用いて以下に説明する。処理Aはファイルオープンの要求があって、かつファイルデータFiのヘッダFpの提供者側のシステム時刻a1がヘッダRiの受給者側で設定したシステム時刻b1より遅れている場合に起動する。
アプリケーション部5の時刻条件判定部17は、タイマ12の現在時刻である受給者側の現在のシステム時刻k1とヘッダFpの提供者側のシステム時刻a1とを比較する(S40)。
ステップS40において、受給者側の現在のシステム時刻k1が提供者側からのシステム時刻a1より小さいと判定したときは(受給者側のタイマ12の現在時刻が提供者側からの時刻より遅れている)、ファイルデータFiの利用を許さない処理Bを実行する(S41)。
また、ステップS40において、受給者側の現在のシステム時刻k1が提供者側のシステム時刻a1より大きいと判定したときは(受給者側の現在のシステム時刻k1が提供者側のシステム時刻a1より進んでいる)、後述するステップS43からステップ46の処理をファイルクローズされるまで繰り返す(S42)。
ステップS43においては、受給者側の現在のシステム時刻k1とファイルデータFiのヘッダRiの受給者側で設定した有効期限b2と比較する(S43)。
ステップS43において、受給者側のタイマ12の現在時刻であるシステム時刻k1がヘッダRiの受給者側で設定した有効期限b2以下の場合(b2に到達していない)は、時間条件判定部17は、ファイルデータFiの使用ができる期間と判定して、アプリケーション部5のファイルオープン部16は、ドライバプログラム部13によってハードディスク15からファイルデータFiを読み出させて(S44)、暗号化/復号化部24に渡して復号させ(S45)、これを画面に表示させる(S46)。
また、ステップS43において、アプリケーション部5の時刻条件判定部17がタイマ12の現在時刻であるシステム時刻k1が受給者側で設定した有効期限b2より小さいと判定した場合(受給者側の現在時刻が有効期限b2を超過している場合)は、ドライバプログラム部13によって、ファイルクローズ処理を実行させて(S47)、ファイルを削除させる(S48)。
つまり、アクセスデータ管理部25がデータ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23、ファイルシステムドライバ27を介してハードディスク15のファイルデータFiを削除する。
すなわち、ファイルデータの利用時の状況により(図6−S23)、以降の処理により、ファイルデータの利用に規制が施される。
また、データ受給者がファイルデータFiを利用する毎にアプリケーションプログラムがコンピュータ上の下記条件を分析して不正使用を防御している。
何れの条件でも有効期限は(a)の意図する時間を超過することはなく、データ提供者の運用面での簡略化が図れる(図6(d)参照)。
上記の時間条件の判定は、
・ヘッダ(a1)>ヘッダ(b1)の場合で、利用開始時のシステム時刻>ヘッダ(b1)の場合(フロー図6 S23、S25、S27)を経過して、有効期限(b2)までファイルデータの利用が可能となる。
有効期限(b2)を過ぎると(フロー図6 S32、S33)により、対象ファイルの強制クローズ及び削除処理が実施される。
元々、(a)の時間より遅れていたコンピュータ(b)の時間を未来修正することは容認させる。
但し、未来修正幅は予測不可能な為、初回の有効期限である(b2)を適用する。
・ヘッダ(a1)>ヘッダ(b1、b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻<ヘッダ(b1,b1’)の場合(フロー図6 S23、S25)を経過して(フロー図6 S26)処理により、対象ファイルの強制クローズ及び削除処理が実施される。
元々、(a)の時間より遅れていたコンピュータ(b)の時間が初回のタイムスランプ時よりさらに遅れる必要性はなく、意図的にシステム時刻を不正に操作したと判断させる。
・ヘッダ(a1)<ヘッダ(b1、b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻>ヘッダ(a1)の場合(フロー図6 S23、S25)を経過して(フロー図8 S40、S42)処理により、有効期限(b2’)までファイルデータの利用が可能となる。
有効期限(b2’)を過ぎると(フロー図8 S47、S48)により、対象ファイルの強制クローズ及び削除処理が実施される。
元々、(a)の時間(図のd参照)より進んでいたコンピュータ(b:受給側のコンピュータ)の時間を未来修正することは容認させる。
但し、未来修正幅は予測不可能な為、初回の有効期限である(b2’)を適用する。
・ヘッダ(a1)<ヘッダ(b1、b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻<ヘッダ(a1)の場合(フロー図6 S23、S25)を経過して(フロー図8 S40、S41)処理により、対象ファイルの強制クローズ及び削除処理が実施される。
元々、(a)の時間より進んでいたコンピュータ(b:受給側のコンピュータ)の時間が基準となる(a)の時刻以前に戻される必要性はなく、基準時間を(a)とする本内容では意図的にシステム時刻を不正に操作したと判断させる。
すなわち、前述の条件は、次のことを示している。
ヘッダ(a1)>ヘッダ(b1,b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻>ヘッダ(b1,b1’)はヘッダ(a2)を有効時限とする。
ヘッダ(a1)>ヘッダ(b1,b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻<ヘッダ(b1,b1’)はファイルデータの利用を許さない。
ヘッダ(a1)<ヘッダ(b1,b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻>ヘッダ(a1)はヘッダ(a2)を有効時限とする。
ヘッダ(a1)<ヘッダ(b1,b1’)の場合で、利用開始時のシステム時刻<ヘッダ(a1)はファイルデータの利用を許さない。
上記の条件制御により、受給者のファイルデータ最大利用有効時限を、データ提供者の認識する時限以内を保証する。
<実施の形態2>
図9は本実施の形態2のファイルデータ削除システムの概略構成図である。
本実施の形態は提供者側のコンピュータ30にファイルデータFiの使用許可回数情報Dpを付加するアプリケーションを備え、このファイルデータFiを通信ネットワーク4を介して受給側のコンピュータ31に送信し、受給者側のコンピュータ31のOSのドライバプログラム部39がファイルデータFiに受給者側の使用許可回数情報Dqを付加し、受給側のコンピュータ31のアプリケーション部35が受給側の使用許可回数情報Dqと提供者側の使用許可回数情報Dpとに基づいて、ファイルオープン(画面に表示)を許可し、許可することを禁止したときは、ドライバプログラム部39によってファイルデータFiを削除する。
つまり、本実施の形態2は、利用回数の制限を実現する仕組みは、従来、システムとしてのアプリケーション側に依存する仕組みとなっており、特定形式のファイルデータ以外の指定が出来なかった。
本実施の形態は、利用回数の条件を指定するカウンタ(使用許可回数)をファイルデータそのものに保持させることにより、提供者及び受給者に利便性の高い、有効回数制御機能を有するシステムを提供する。
図9に示すファイルデータ削除システムは、提供者側のコンピュータ30は、カウンタ34と、データ提供者使用回数作成部32と、送信ファイル作成部33と、暗号化部10、送受信部(図示せず)等を有する。
データ提供者使用回数作成部32は、ファイルの送信指示に伴って提供者側の使用許可回数情報Dpを入力するための画面(図示せず)を表示部に表示し、入力された提供者側の使用許可回数情報Dpをメモリ36に保存する。
送信ファイル作成部33は、ファイルの送信指示に伴って、ファイルデータFiのヘッダFpにメモリ36に保存されている提供者側の使用許可回数情報Dpを埋め込み、暗号化部10によって暗号化して送信させる。
また、送信ファイル作成部33は、CDROM又はフロッピィディスク、MO等の記憶媒体11に前述の使用許可回数情報Dpを書き込んだファイルデータFiを保存することもある。
一方、受給者側のコンピュータ31は、アプリケーション部35と、カウンタ34と、OSに設けられたドライバプログラム部39等を有している。
アプリケーション部35は、少なくともファイルオープン部16、使用回数条件判定部37等を備え、ドライバプログラム部39は、ファイルクローズ部18、削除部19、使用回数書込処理部38を備えている。
ファイルオープン部16は、ファイルデータFiのオープン要求があるか否かを監視し、オープン要求があると判定したときは、ドライバプログラム部39に対してハードディスク15に保存されているファイルデータFiのヘッダRiにカウンタ34のカウント値(受給者側で設定した使用許可回数情報Dq)をドライバプログラム部39によって書き込みさせる。
使用回数条件判定部37は、ドライバプログラム部39によって、ファイルデータFiのヘッダFpの提供者側の使用許可回数情報Dpと、ヘッダRiの受給者側で設定した使用許可回数情報Dqとを読み込みさせ、これらの使用回数情報と予め保存されている使用回数判定条件に基づいて前述のファイルのオープン要求を有効又は許可できないときはドライバプログラム部39によってファイルデータFiを削除させる。
図10は受給者側のコンピュータ31の概略構成図である。図10に示すように、アプリケーション部35は、ドライバプログラム39上に設けられている。
ドライバプログラム部39は、図10に示すように、アプリケーションインターフェース部20と、フロー制御部21と、データ処理部22と、ファイルシステム監視ドライバ23と、暗号化/復号化部24と、アクセスデータ管理部25と、使用回数書込処理部38、通信ネットワーク4との送受信を所定のプロトコル(インターネット)で行う送受信部(図示せず)等を有している。
受給者側のコンピュータ31で動いているアプリケーション部35からハードディスク15に記憶されているファイルへアクセスするときは、アプリケーション35はwindowsが標準で備えているインターフェースを通してファイルへアクセス要求を出す。このとき、アプリケーション部35は、OSに設けられたドライバプログラム部39を経由してハードディスク15とのやりとりを行う。
ファイルシステム監視ドライバ部23は、フロー制御部21又はデータ処理部22からの要求によってファイルシステムドライバ27とデータの送受を行うためのものである。
アプリケーションインターフェース部20は、アプリケーション部5とドライバプログラム部39間のインターフェースを提供し、アプリケーション部35からのファイルアクセス要求等のコマンドを受け取り、その実行結果、又はフロー制御部21から受信したその他のデータをアプリケーション部35に送出するものである。
上記のように構成された実施の形態2のシステムについて以下に動作を説明する。図11は、提供者側のコンピュータ30の動作を説明する概略フローチャートである。
提供者側のコンピュータ30の送信ファイル作成部33は、指定されたファイルデータFiの読み込みを行う(S50)。
次に、データ提供者使用回数作成部32は、使用許可回数情報Dp画面に入力したときは、この使用許可回数情報Dpをメモリ36に保存し、送信ファイル作成部33はメモリ36の使用許可回数情報DpをファイルデータFiのヘッダFpに書き込む。つまり、ファイルデータFiに使用許可回数を設定(図12のアを参照)する(S51)。
次に、暗号化部10は、このファイルデータFiを暗号化する(S52)。そして、送信バッファメモリに書き出して送信又は記憶媒体に書き出しする(S53)。
図13は受給者側の動作を説明するフローチャートである。一方、受給者側のコンピュータ31は、提供者側からファイルデータFiを受信し、これを復号して、予め指定されているフォルダに保存する。つまり、図9、図10に示すハードディスク15にファイルデータFiを保存する。
そして、図13に示すように、アプリケーション35は、指定フォルダ上にファイルが存在するか否かをチェックする(S60:ファイルの有無の監視)。つまり、アプリケーション35は、アプリケーションインターフェース部20を介してハードディスク15にファイルが存在しているか否かのコマンドを出力し、フロー制御部21がアプリケーションインターフェース部20を介してこのコマンドを入力し、フロー制御部21がファイルシステム監視ドライバ部23によってハードディスク15にファイルが存在するかかの結果をアプリケーション35に出力させる。
次に、アプリケーション部35のファイルオープン部16は、ファイルデータFiがハードディスク15に存在すると判定したときは、既にヘッダRiに使用許可回数情報Dqの書き込みがあるか否かを判定する(S61)。この判定は、アプリケーション部35が使用許可回数の書き込みがあるか否かの問い合わせのコマンドをアプリケーションインターフェース部20に出力し、アプリケーションインターフェース部20がフロー制御部21に所定の形式にして渡す。
フロー制御部21は、使用回数書込処理部38に対して、回数書込みの有無の問い合わせのコマンドを出力する。
ステップS61でアプリケーション部35が使用許可回数情報Dqの書き込みがあると判定したときは、ファイルオープン部16がファイルオープンの要求があるかかを判定する(S62)。
また、ステップS61において、使用許可回数情報Dqが書き込まれていないと判定したときは、アプリケーション35は、アプリケーションインターフェース部20に使用許可回数書き込みコマンドを送出し、フロー制御部21が解読して使用回数書込処理部38に使用回数書き込みコマンドを出力する。
使用回数書込処理部38は、データ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23、ファイルシステムドライバ27を介してハードディスク15のファイルデータFiのヘッダFpの提供者側の使用許可回数情報Dpを読み込み、提供者側の使用許可回数情報DpをヘッダRiに書き込む。例えば、提供者側の使用許可回数情報Dpが「3」とされている場合は、受給者側の使用許可回数情報Dqを「3」と書き込む。
つまり、カーネルモードで使用許可回数情報を書き込んでいるので、使用許可回数の改竄を防止できている。
次に、ステップS61においてヘッダRiに使用許可回数情報Dqが書き込まれていると判定され、かつステップS62において、ファイルオープンとアプリケーション部35が判定したときは、アプリケーション部35は、アプリケーションインターフェース部20、フロー制御部21、データ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23によって、ファイルデータFiのヘッダRiを読み込み、このヘッダRiに書き込まれている使用許可回数情報Dqを減算する(S63)。つまり、カウンタ34のカウント値を減算し、この減算値をヘッダRiに書き込む。
次に、アプリケーション部35の使用回数書込処理部38は、アプリケーションインターフェース部20、フロー制御部21、データ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23によって、ファイルデータのヘッダFpの提供者側の使用許可回数情報DpとヘッダRiの受給者側の使用許可回数情報Dqとを読み込み、比較する(S64)。
次に、ステップS64において、提供者側の使用許可回数情報Dpが受給者側の使用許可回数情報Dqより小さいと判定したときは(受給者側の使用許可回数が提供者からの使用回数を超えているとき)、不正使用を防止するためにドライバプログラム部39のアクセスデータ管理部25によってファイルクローズ、ファイルデータFiを削除する処理Aを行う(S65)。
また、ステップS64で受給者側の使用許可回数情報Dqが提供者側の使用許可回数情報Dp以下と判定したときは、フィルクローズされるまで、後述するステップS67からステップ69までの処理を実行させる(S66)。
次に、ステップS64において、提供者側の使用許可回数情報Dpが受給者側の使用許可回数情報Dq以下と判定したときは、提供者側の使用許可回数情報Dpと受給者側の使用許可回数情報Dqと比較する(S67)。
ステップS67において、Dqが「0」でないときは、使用回数条件判定部37は、ファイルデータFiの使用を使用できる回数が残っていると判定して、アプリケーション部35のファイルオープン部16は、ドライバプログラム部39によってハードディスク15からファイルデータFiを読み出させて(S68)、暗号化/復号化部24に渡して復号させ(S69)、これを画面に表示させる(S69)。
また、ステップS67において、アプリケーション部35の使用回数条件判定部37が受給者側の使用許可回数情報Dqが「0」と判定した場合は、ドライバプログラム部35によって、ファイルクローズ処理を実行させて(S71)、ファイルデータFiを削除させる(S72)。
すなわち、アクセスデータ管理部25がデータ処理部22、ファイルシステム監視ドライバ部23、ファイルシステムドライバ27を介してハードディスク15のファイルデータFiを削除する。
<実施の形態3>
一般に著作権者の権利保護を重視するあまり、従来技術では本来デジタル化により、ユーザが享受できる、購入したコンテンツをどこでも楽しめる、という利便性が失われている。
例えば、メディアID方式は、MOディスクに予め固有の番号(メディアID)を付加し、MOドライブにこの番号を読み取る機能を備えたネットワーク時代のMOが持つ機能である。つまり、このMOに納めてしまえばどこでも楽しめるというものである
しかし、このメディアID方式に対応した機器は少なく(業界標準ではない)、著作権者の頒布、上映権等を保護するものではないということで(つまり誰でもメディアID方式のMO対応した再生機器があれば、どこでも利用できてしまう)、これだけでは普及の見込みがない。
これに対してコンテンツID方式は、業界標準もコンテンツID管理スキームを構築し、コンテンツ、利用者、流通、利用シーン全て管理できれば、ユーザ購入したコンテンツをどこにいっても自由に利用できるという考え方である。
しかし、ユビキタス化されたデジタルコンテンツ市場全体を一元管理するのは、現実的ではない。
また、コンテンツを借りて、その返却期間を延長した場合は、前述のネットワーク時代のMOは対応できてはいない。
このようなユーザのニーズを解決したとしても、コンテンツのコピー、改竄、編集、再配布については、完全に防止されなければならない。
そこで、本実施の形態は図14に示すシステム構成を実現して、これらの不正、改竄等を防止する。
図14は実施の形態3のファイルデータ削除システムの概略構成図である。
図14に示すように、OSにドライバプログラム部45を備えて、ハードディスク46に生成された特定ディレクトリの元データを削除するユーザ側PC40を通信ネットワーク4に接続し、この通信ネットワーク4にタイムサーバ43、配信管理サーバ41、配信サーバ42、DBサーバ44を接続する。前述のタイムサーバ43、配信管理サーバ41、配信サーバ42、DBサーバ44を総称してサービス側と称する場合もある。
前述の元データのヘッダには、時限規制情報(日時指定、受取後経過時間、オープン経過時間)と、アクセス規制情報(利用、印刷回数指定)と、利用規制情報(コピー、リネーム保存、編集等の禁止)と、通信規制情報(通信許可するプロトコルの種類及び通信自体の可否類)と、利用パスワードと、その他情報(配信者や利用者の情報)等が格納されている。以下、時限規制情報、アクセス規制情報、利用規制情報、及び、通信規制情報は、まとめて規制情報という。
そして、この元データは、規制的に許可ならば復号し、元データ情報(拡張子)に関連付けられた再生プレイヤにより、元データを再生することを可能としている。
また、ユーザ側PC40は、ドライバプログラム部45(制御・管理ソフトウアともいう)のDL機能(ダウンロード機能)により、特定ディレクトリ内にデータを格納し、特定ディレクトリからデータの移動やコピー、通信、外部デバイス(メディア)とのやりとりをいっさい許さない(特定ディレクトリ専用機器化)。
そして、特定デレクトリ内は、ドライバプログラム45でしか参照できず、アプリケーションからは特定ディレクトリ内のデータに直接アクセスできない。
また、ドライバプログラム部45は、特定ディレクトリ内のデータを常に監視し、一定間隔(5分毎など)でタイムサーバ43に時刻を取得しにいき、期限切れの場合は、対象データを自動削除する。ここでいう復号化の意味は、元データ拡張子に関連付けられた再生プレイヤによる再生であり、コンテンツパッケージを元データに戻さずに行う。
前述のドライバプログラム部45は、ダウンロー機能(特定ディレクトリにファイルを保存、ダウンロードアドレスは見えない形で)と、特定ディレクトリ専用のエクスプローラー(ファイル参照・実行)機能と、復号化(暗号解読)機能(復号化して、元ファイルの拡張子に関連付けられたアプリケーションを実行し再生)と、特定ディレクトリ(ファイルも)へのアクセス防止機能(OS、アプリケーションからのアクセスを許さない)と、ファイルの複製・編集・移動・リネーム保存防止など利用規制機能と、実施の形態1と同様な時限削除機能と、通信規制機能(ファイルをダウンロー機能以外の通信方法でやり取りさせない。)と、外部デバイスの制御機能(ファイルを外部デバイスやメディアへ送信しない。つまりメディアに書き込みなどはできない。)と、ユーザログイン機能(配信管理サーバ41へアクセスし、ユーザ認証)と、利用管理機能(ハッシュ値生成保存、DL履歴生成保存、コンテンツファイル情報管理、利用端末情報など)とを備えている。また、前述の利用端末情報は、ドライバプグラム部45のインストール時に、配信管理サーバ41よりユニークなコードを配信し、利用端末に保存することで実現している。
図15は、配信管理サーバ41及び配信サーバ42の概略構成図である。配信管理サーバ41は、ユーザ認証部51と、元データ格納部52と、時刻管理部53と、パッケージデータ自動生成部54と、配信管理部55とを備えている。
配信サーバ42は、DL認証部56と、コンテンツ受信部58と、管理部59と、コンテンツ格納配信部57とを備えている。
ユーザ認証部51は、ユーザ認証機能(ユーザID/パスワードをユーザ側より受信)と、ハッシュ値認証機能(ユーザ情報・利用端末情報と共にユーザ側より受信)と、利用パスワード送信機能とを備えている。
元データ格納部52は、商品陳列されているコンテンツを格納管理する。
パッケージデータ自動生成部54は、自動生成機能(ユーザ情報に紐付けられた購入情報をもとに、コンテンツに各種規制情報を埋め込んだコンテンツパッケージとハッシュ値と利用パスワードを自動生成)と、利用残を計算して、自動生成する機能とを備えている。
配信管理部55は、配信サーバ42にパッケージ済みのコンテンツパッケージを移動させるための管理情報を有する。
例えば、購入情報は、別ショップサイト(別システム)でユーザがコンテンツを購入した時点で、DBサーバ44に格納され、そして、そのDBサーバ44にパッケージデータ自動生成部54がアクセスし取得する。
時刻管理部53は、実施の形態1と同様な相対時間の基準となる時刻を決めて、パッケージデータ自動生成部54などに渡す機能とを備えている。
また、配信サーバ42の管理部59は、DLアドレスを生成する機能(ダイナミックDNS的な機能)と、DLパスを生成する機能(生成後、メールなどでユーザに送信)と、DLアドレスを暗号化してユーザ側に送信する機能とを備えている。
コンテンツ受信部58は、配信管理サーバ41からコンテンツパッケージ(ファイルデータともいう)を受信し、コンテンツ格納・配信部57にロケートする機能を有している。DL認証部56は、DLパスを認証する機能を有している。
コンテンツ格納・配信部57は、ユーザ側のソフトウェアのダウンロード機能に接続し、コンテンツパッケージを送信する機能を有している。
また、DBサーバ44は、各工程で生成される全てのデータを格納している。
すなわち、本実施の形態3は、上記の構成により、以下に説明する作用効果を有している。
(1)ユーザ側PC40からの要求に従い、サービス側は、要求されたコンテンツに、その時の基準値(タイムサーバ)の時刻情報と規制情報を埋め込み、コンテンツパッケージを自動作成し、ユニークなハッシュ値をユーザ情報として紐付けて生成保存し、ユーザ側PC40がDL可能な配信サーバ42にロケートし、ユーザ環境下のDLアプリケーションにその都度変わる(ユーザにも見えない形で)DLアドレス情報を送信し、DL用のパスワードをもってユーザDLを許可するレンタルコンテンツ配信システムである(図16、図17のフローチャート参照)。また、ダウンロードが完全完了した場合、コンテンツパッケージは削除、ユーザ側でもハッシュ値の保存を行う。
(2)また、ユーザ側PC40が最初にDL(ダウンロード)した機器以外での利用を要求した際に、ユーザ側PC40の制御・管理ソフトウア機能(ドライバプログラム部45)により、配信サーバ42にコンテンツのハッシュ値と規制情報・時刻情報を送信し、ハッシュ値とユーザ情報により、認証を行い、正しく改竄もされていないことを保証した上で、時刻情報からユーザ側PC40の利用可能期間残を算出し、コンテンツパッケージを再生成した上で(新しいハッシュ値も)、配信サーバ42にロケートし、DLパスワードをユーザに伝え、ユーザ側PC40の制御・管理ソフトウエアは保存されているコンテンツを削除する利用機器書き換えシステム(図18、図19のフローチャート参照)である(延長の場合も同様)。また、ユーザは受け取ったDLパスワードで所用のノートPCなどで再DLを行う。
図16は本実施の形態3の(1)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。
ユーザ側PC40は、コンテンツ配信要求(コンテンツ名、送信元アドレス、ID、パスワード、送信先アドレス等)をサービス側に配信する(S81)。
サービス側の配信管理サーバ41は、コンテンツ配信要求を受信し、DBサーバ44に保存されているユーザ情報と比較してユーザ認証を行う(S82)。
ステップS82において、ユーザ認証がOKと配信管理サーバ41判定したときは、配信管理サーバ41は、タイムサーバ43から基準時間を取得後、コンテンツにこの基準時刻情報、規制情報を埋め込んだコンテンツパッケージとハッシュ値を作成し、DBサーバ44に配信する(S83)。
DBサーバ44は、このコンテンツパッケージとハッシュ値とをユーザ情報に紐付けして保存する(S84)。
そして、配信管理サーバ41がコンテンツDLパスをユーザ側PCに配信し(S85)、ユーザ側PC40は、このコンテンツDLパスを受信する(S86)。
サービス側の配信管理サーバ41は、コンテンツDLパス配信した後に、ユーザの制御管理ソフトウアがアクセス可能なアドレスへコンテンツパッケージをロケートする(S87)。
一方、ユーザ側PC40は、ユーザ側のソフトウダウンロー機能により配信サーバ42へアクセスし、DLをサービス側の配信管理サーバ41に要求する(S90)。次に、サービス側の配信管理サーバ41はDBサーバ44を参照してDLパスを配信後に、DLパスの認証判定を行う(S89)。
ステップS89において、認証OKの場合は、サービス側の配信サーバ42は、ユーザ側にDLアドレスを暗号化して配信する(S91)。
ユーザ側PC40は、DLアドレスを受信し、ユーザに見えない形でこのアドレスを復号化する。そして、特定フォルダにハッシュ値を保存し、このハッシュ値をサービス側に送信する(S92)。サービス側の配信管理サーバ41は、ハッシュ値が正ならば、DL完了として、配信サーバ42に保存されているコンテンツパッケージを削除する(S93)。
また、ユーザ側PC40は、コンテンツパッケージを再生時、タイムサーバ43へ時刻認証を問い合わせる(S96)。
ユーザ側PC40は、時刻認証後に規制情報に基づきコンテンツ利用を許可する(S95)。
次に、上記(2)を図18のフローチャートを用いて説明する。図18は本実施の形態3の(2)のユーザ側、サービス側の動作を説明するフローチャートである。
18に示すように、ユーザ側PC40は、利用機器の変更要求(ユーザ情報、ハッシュ値、時刻、規制情報)をサービス側の配信管理サーバ41に送信する(S101)。
サービス側の配信管理サーバ41は、ユーザ側PC40からの利用機器の変更要求を受信し(S102)、DBサーバ44を参照して、コンテンツパッケージが改竄されていないことをハッシュでDB認証する(S103)。
この認証結果をユーザ側PC40に送信し、ユーザ側PC40は、認証後、コンテンツパッケージを自動削除する(S104)。
サービス側の配信管理サーバ41は、ステップS103で、ユーザ認証の結果がOKと判定したときは、タイムサーバ43からの時刻を読み込み、この時刻取得後、利用時間残を算出し、新たなコンテンツパッケージと新しいハッシュ値を自動生成する(S105)。
サービス側のDBサーバ44は、ユーザ情報と新たなこのコンテンツパッケージとこの新しいハッシュ値とを紐付けして保存する(S107)。
そして、サービス側の配信管理サーバ41は、コンテンツDLパスをユーザ側PC40に配信する(S108)。ユーザ側PC40は、コンテンツDLパスを受信して保存する(S109)。
また、サービス側の配信管理サーバ41は、コンテンツDLパス配信後にユーザの制御・管理ソフトウアがアクセス可能なアドレスへこのコンテンツパッケージをロケートする(S110)。
一方、ユーザ側PC40は、ユーザ側のソフトウアのダウンロー機能により配信サーバ42へアクセスし、DLをサービス側の配信管理サーバ41に要求する(S111)。
また、サービス側の配信管理サーバ41は、ユーザPC側40からのDL要求を受信し、このDL要求をDB44を参照して認証する(S112)。
ステップS112の判定が認証OKと判定したときは、ユーザ側PC40に対してDLアドレスを暗号化して配信する(S113)。
ユーザ側PC40は、ユーザに見えない形で、このDLアドレスを復号化する。終了後に、特定フォルダに新しいハッシュ値を保存し、この新しいハッシュ値をサービス側に送信する(S114)。
サービス側の配信管理サーバ41は、この新しいハッシュ値を受信し、この新しいハッシュ値が正ならばDL完了として、配信サーバ42に保存されているコンテンツパッケージを削除する(S115)。
また、ユーザ側PC40は、この新しいハッシュ値を送信後にコンテンツパッケージの再生時、タイムサーバへ時刻認証を行い(S116)、規制情報に基づきコンテンツの利用を許可する(S117)。
本発明は、ビデオ映像、音楽、本等を記憶媒体に保存又は通信ネットワークで受給側のコンピュータに貸し出しする業務において有効である。
また、文等を受給側に提供して、一定期間だけ見せるような業務において有効である。
1…提供者側のコンピュータ
3…受給者側のコンピュータ
6…タイマ
7…データ提供者時間作成部
8…送信ファイル作成部
10…暗号化部
12…タイマ
13…ドライバプログラム部
16…ファイルオープン部
17…時刻条件判定部
26…タイムスタンプ書込処理

Claims (13)

  1. 提供者側の使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報がファイルデータのヘッダ部に埋め込まれた時限情報付きファイルデータをハードディスクに書き込みさせて、この提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は前記ハードディスクから削除する、OS内で、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト及び該ドライバソフトに対して前記表示、前記削除の条件を設定するもので、前記OSのカーネルモードで動作するアプリケーションソフトからなるファイルデータ削除プログラムであって、
    前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
    時刻を計測する時刻計測手段、
    前記時限情報付きファイルデータが保存される特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフトに出力する手段、
    前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているか否かを前記ドライバソフトによって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフトに出力する手段、
    前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフトを介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記時限情報付きファイルデータの前記削除を示すコマンドを前記ドライバソフトに出力する手段、
    前記ドライバソフトは、コンピュータに、前記OSのカーネルモードで、
    (a)前記アプリケーションソフトからの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成し、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、(b)前記アプリケーションソフトからの前記コマンドを受け取り、解析して、該コマンドが前記時限情報付きファイルデータの削除を示す前記コマンドの場合、前記時限情報付きファイルデータを削除し、(c)該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフトに渡し、(d)前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段、
    前記アプリケーションソフトから前記受給者の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段、
    この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段、
    としての機能を実現させるためのファイルデータ削除プログラム。
  2. 請求項1記載のファイルデータ削除プログラムにおいて、
    前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
    前記特定領域の前記時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフトに前記受給者側の時限情報の書込要求を出力する手段、
    としての機能を実現させるためのファイルデータ削除プログラム。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載のファイルデータ削除プログラムにおいて、
    前記アプリケーションソフトは、コンピュータに、
    前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込と共に、前記ドライバソフトから前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段、
    前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記時限情報付きファイルデータ前記削除を示す前記コマンドを前記ドライバソフトに出力する手段、
    としての機能を実現させるためのファイルデータ削除プログラム。
  4. 提供者側のコンピュータから使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報をファイルデータのヘッダ部に埋め込んだ時限情報付きファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、前記受給者側のコンピュータが前記提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
    前記受給者側のコンピュータは、
    前記受給者側のコンピュータを制御して動作させているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
    前記時限情報付きファイルデータを、生成された特定領域に保存したハードディスクと
    を備え、
    前記アプリケーションソフト部は、
    時刻を計測する時刻計測手段と、
    前記時限情報付きファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させるための特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているか否かを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフト部を介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記時限情報付きファイルデータを削除するためのコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
    を有し、
    前記ドライバソフト部は、
    (a)前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成し、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、(b)前記アプリケーションソフトからの前記コマンドを受け取り、解析して、該コマンドが前記時限情報付きファイルデータの削除を示す前記コマンドの場合、前記時限情報付きファイルデータを削除し、(c)該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡し、(d)前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段
    前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段と、
    この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段と
    を有することを特徴とするファイルデータ削除システム。
  5. 請求項3に記載のファイルデータ削除システムにおいて、
    前記アプリケーションソフト部は、
    前記特定領域の時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフト部に前記受給側の時限情報の書込要求を出力する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  6. 請求項4又は5に記載のファイルデータ削除システムにおいて、
    前記アプリケーションソフト部は、
    前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に前記プログラムドライバから前記受給者側の時限情報の前記使用許可期間を出力させる手段と、
    前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に、前記ドライバソフトから前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段と、
    前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記ファイルの削除の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  7. 提供者側のコンピュータから使用開始時刻と使用許可期間とからなる提供者側の時限情報をファイルデータのヘッダ部に埋め込んだ時限情報付きファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、受給者側のコンピュータが前記提供者側の時限情報に基づく受給者側の時限情報で前記時限情報付きファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
    前記提供者側のコンピュータは、
    時刻を計測する第1の時刻計測手段と、
    前記ファイルデータの第1の使用許可期間を入力させ、前記第1の時刻計測手段の現在時刻と該現在時刻から前記使用許可期間までの使用期限を求める手段と、
    前記求められた現在時刻と前記使用期限と前記使用許可期間とからなる前記提供者側の時限情報を前記ファイルデータのヘッダ部に埋め込む手段と、
    前記時限情報が書き込まれた前記時限情報付きファイルデータを前記通信ネットワークで送信又は前記記憶媒体に保存する手段と
    を有し、
    前記受給者側のコンピュータは、該コンピュータを制御し動作させているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
    前記時限情報付きファイルデータを保存するために生成された特定領域を有する、又は、前記時限情報付きファイルデータが保存された前記特定領域を有するハードディスクと
    を備え、
    前記アプリケーションソフト部は、
    時刻を計測する第2の時刻計測手段と
    前記時限情報付きファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ハードディスクの前記特定領域に前記時限情報付きファイルデータが保存されているかかを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記時限情報付きファイルデータが保存されているときは、前記受給側の時限情報の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報と前記受給側の時限情報とを前記ドライバソフトを介して読み取って比較し、該比較結果で前記時限情報付きファイルデータの表示を許可又は前記削除のコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
    を有し、
    前記ドライバソフト部は、
    前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成、該特定領域に前記時限情報付きファイルデータを書き込み、削除又は該時限情報付きファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記時限情報付きファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡す或いは前記ヘッダ部に前記受給者側の時限情報を書き込みさせる手段と、
    前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の時限情報の書込要求を受け取ったとき、前記第2の時刻計測手段の現在時刻を受給者側の使用開始時刻とし、この使用開始時刻と前記ヘッダ部の前記提供者側の時限情報の使用許可期間とに基づく受給側の使用期限を求める手段と、
    この受給者側の使用期限と前記提供者側の使用許可期間とを前記受給者側の時限情報として前記ヘッダ部に書き込みさせる手段と
    を有することを特徴とするファイルデータ削除システム。
  8. 請求項7に記載のファイルデータ削除システムにおいて、
    前記アプリケーションソフト部は、
    前記特定領域の時限情報付きファイルデータに対して表示の要求があったとき、前記ドライバソフト部に前記受給側の時限情報の書込要求を出力する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  9. 請求項7又は8に記載のファイルデータ削除システムにおいて、
    前記アプリケーションソフト部は、
    前記表示の要求に伴って前記第2の時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に前記プログラムドライバから前記受給者側の時限情報の前記使用許可期間を出力させる手段と、
    前記表示の要求に伴って前記時刻計測手段の現在時刻を読み込みと共に、前記ドライバソフト部から前記受給者側の時限情報の使用期限を出力させる手段と、
    前記読み込んだ現在時刻がこの受給者側の使用期限以下のときは、前記表示を許可し、前記受給者側の使用期限以上のときは、前記ファイルの削除の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  10. 提供者側のコンピュータから使用許可回数をヘッダ部に埋め込んだファイルデータを記憶媒体に保存又は通信ネットワークを介して受給者側のコンピュータに提供し、受給者側のコンピュータが前記提供者側の使用許可回数に基づく受給者側の使用許可回数で前記ファイルデータを表示又は削除するファイルデータ削除システムであって、
    前記受給者側のコンピュータは、該コンピュータを制御し動作せているOS上に構築されたアプリケーションソフト部及び前記OS内に構築され、前記OSのカーネルモードで動作するドライバソフト部、並びに、
    前記時限情報付きファイルデータを、生成された特定領域に保存したハードディスクと
    を備え
    前記アプリケーションソフト部は、
    前記ファイルデータが保存される前記特定領域を前記ハードディスクに生成させる特定領域生成の命令を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ハードディスクの前記特定領域に前記ファイルデータが保存されているかかを前記ドライバソフト部によって読みとらせ、前記ファイルデータが保存されているときは、前記受給側の使用許可回数の書込要求を前記ドライバソフト部に出力する手段と、
    前記ヘッダ部の前記提供者側の使用許可回数と前記受給側の使用許可回数とを前記ドライバソフト部を介して読み取って比較し、該比較結果で前記ファイルデータの表示を許可又は前記削除のコマンドを前記ドライバソフト部に出力する手段と
    を有し、
    前記ドライバソフト部は、
    前記アプリケーションソフト部からの前記特定領域生成の命令を受け取り、前記ハードディスクに前記特定領域を生成する手段と、
    該特定領域に前記ファイルデータを書き込み、削除又は該ファイルデータのヘッダ部の情報若しくは前記ファイルデータを前記アプリケーションソフト部に渡す或いは前記ヘッダ部に前記受給者側の使用許可回数を書き込みさせる手段と、
    前記アプリケーションソフト部から前記受給者側の使用許可回数の書込要求を受け取ったとき、該受給側の使用許可回数を前記ヘッダ部に書き込みする手段と、
    前記ファイルデータのオープン要求に伴って、記ヘッダ部の前記受給側の前記使用許可回数を更新する手段と
    を有することを特徴とするファイルデータ削除システム。
  11. ユーザ端末(40)と、該ユーザ端末(40)にコンテンツを送信するサービスサイトのシステム(41、42、43、44)とを通信ネットワーク(4)で接続したファイルデータを削除するためのファイルデータ削除システムであって、
    前記ユーザ端末(40)は、
    特定ディレクトリ領域が生成され、この特定ディレクトリ領域に、(a)前記コンテンツ及び前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)からのもので、時限規制情報からなる規制情報を有するコンテンツパッケージと、(b)前記コンテンツのハッシュ値とが記憶された第1の記憶手段(46)と、
    前記第1の記憶手段(46)とアプリケーション部との間に設けられ、前記OSのカーネルモードで動作するドライバプログラム部(45)とを備え、
    前記ドライバプログラム部(45)は、
    当該ドライバプログラム部(45)以外の外部からの前記特定ディレクトリへのアクセスを禁止して専用化する手段と、
    前記ユーザ端末(40)が変更され他のユーザ端末にする場合、当該ユーザ端末のユーザ情報と、前記ハッシュ値と、前記規制情報とを含む前記ユーザ端末(40)を変更するための変更要求を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)に送信する手段と、
    前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から新たなコンテンツパッケージとその新しいハッシュ値並びに利用可能期間残を受信してこれらを前記特定ディレクトリ領域に記憶する手段と、
    前記サービスサイトのシステムにアクセスして、前記サービスサイトのシステムのタイムサーバの時刻を抽出し、この時刻と前記新たなコンテンツパッケージの新しい規制情報に基づいて前記コンテンツの利用を許可又は前記コンテンツを削除する手段と
    を備え、
    前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)は、
    前記コンテンツパッケージを前記ユーザ情報に関連つけて記憶した第2の記憶手段(44)と、
    前記タイムサーバから時刻を読み込み、この時刻と前記規制情報基づく前記新しい規制情報を埋め込んだ前記新たなコンテンツパッケージを生成する手段と、
    前記新たなコンテンツパッケージ及び前記ユーザ情報並びに前記新しいハッシュ値を関連付けて前記第2の記憶手段(44)に記憶する手段と、
    前記新たなコンテンツパッケージ、前記新しいハッシュ値を前記他のユーザ端末(40)に送信する手段と、
    前記他のユーザ端末(40)から前記新しいハッシュ値を受信した場合は、この新しいハッシュ値が正ならば、前記新たなコンテンツパッケージのダウンロード完了と判断して、前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)の配信サーバ42に保存されている該新たなコンテンツパーケージを削除する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  12. ユーザ端末(40)と、該ユーザ端末(40)にコンテンツを送信するサービスサイトのシステム(41、42、43、44)とを通信ネットワーク(4)で接続したファイルデータを削除するためのファイルデータ削除システムであって、
    前記ユーザ端末(40)は、
    特定ディレクトリ領域が生成され、この特定ディレクトリ領域に、(a)前記コンテンツ及び前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)からのもので、時限規制情報からなる規制情報を有するコンテンツパッケージと、(b)前記コンテンツのハッシュ値とが記憶された第1の記憶手段(46)と、
    前記第1の記憶手段(46)とアプリケーション部との間に設けられ、前記OSのカーネルモードで動作するドライバプログラム部(45)とを備え、
    前記ドライバプログラム部(45)は、
    当該ドライバプログラム部(45)以外の外部からの前記特定ディレクトリへのアクセスを禁止して専用化する手段と、
    前記ユーザ端末(40)が変更他のユーザ端末にする場合、当該ユーザ端末のユーザ情報と、前記ハッシュ値と、前記規制情報とを含む前記ユーザ端末(40)を変更するための変更要求を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)に送信する手段と、
    前記変更要求による認証されたことを示す認証結果を前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から受け取った場合、前記ユーザ端末(40)に記憶されている前記コンテンツパッケージを削除する手段、
    前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)から新たなコンテンツパッケージとその新しいハッシュ値を受信してこれらを前記特定ディレクトリ領域に記憶する手段と、
    前記サービスサイトのシステムにアクセスして、前記サービスサイトのシステムのタイムサーバの時刻を抽出し、この時刻と前記新たなコンテンツパッケージの新しい規制情報に基づいて前記コンテンツの利用を許可又は前記コンテンツを削除する手段と
    を備え、
    前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)は、
    前記コンテンツパッケージを前記ユーザ情報に関連つけて記憶した第2の記憶手段(44)と、
    前記変更要求を用いて認証し、前記認証の結果を前記ユーザ端末(40)に送信する手段と、
    前記タイムサーバから時刻を読み込み、この時刻と前記規制情報に基づく前記新たなコンテンツパッケージを生成する手段と、
    前記新たなコンテンツパッケージ及び前記ユーザ情報並びに前記新しいハッシュ値を関連付けて前記第2の記憶手段(44)に記憶する手段と、
    前記新たなコンテンツパッケージ、前記新しいハッシュ値を前記他のユーザ端末(40)に送信する手段と、
    前記他のユーザ端末(40)から前記新しいハッシュ値を受信した場合は、この新しいハッシュ値が正ならば、前記新たなコンテンツパッケージのダウンロード完了と判断して、前記サービスサイトのシステム(41、42、43、44)の配信サーバ42に保存されている該新たなコンテンツパーケージを削除する手段と
    を有する
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
  13. 請求項11又は12記載のファイルデータ削除システムにおいて、
    前記規制情報は、前記時限規制情報に加え、利用規制情報、及び通信規制情報の中から選択される1情報であり、
    前記時限規制情報は、
    前記コンテンツを削除する日時指定、受取後経過時間、及びオープン経過時間の中から選択される1以上の情報であり、
    前記利用規制情報は、
    前記コンテンツのコピー、リネーム保存、及び編集の禁止の中から選択される1以上の情報であり、
    通信規制情報は、
    通信許可するプロトコルの種類、及び/又は通信自体の可否である
    ことを特徴とするファイルデータ削除システム。
JP2010188931A 2010-08-25 2010-08-25 ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム Expired - Lifetime JP5345989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188931A JP5345989B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188931A JP5345989B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004136656A Division JP4652719B2 (ja) 2004-04-30 2004-04-30 ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011023024A true JP2011023024A (ja) 2011-02-03
JP5345989B2 JP5345989B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43632979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010188931A Expired - Lifetime JP5345989B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5345989B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2704045A2 (en) 2012-08-31 2014-03-05 Fujifilm Corporation Apparatus and method for providing medical support
US9043442B2 (en) 2012-03-16 2015-05-26 Fujitsu Limited Control method of information processing system, server device, and terminal device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243523A (ja) * 1985-04-22 1986-10-29 Nec Corp フアイル管理方式
JPH1131131A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Fuji Xerox Co Ltd サービス提供システム、認証装置及び認証プログラムを記録した媒体
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2003330808A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Yamaha Corp マルチメディアファイル配信方法、情報端末装置、サーバ装置、及びマルチメディアファイル配信システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243523A (ja) * 1985-04-22 1986-10-29 Nec Corp フアイル管理方式
JPH1131131A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Fuji Xerox Co Ltd サービス提供システム、認証装置及び認証プログラムを記録した媒体
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2003330808A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Yamaha Corp マルチメディアファイル配信方法、情報端末装置、サーバ装置、及びマルチメディアファイル配信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9043442B2 (en) 2012-03-16 2015-05-26 Fujitsu Limited Control method of information processing system, server device, and terminal device
EP2704045A2 (en) 2012-08-31 2014-03-05 Fujifilm Corporation Apparatus and method for providing medical support

Also Published As

Publication number Publication date
JP5345989B2 (ja) 2013-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2260918C2 (ru) Система и способ безопасного и удобного управления цифровым электронным контентом
JP4304220B2 (ja) 自己保護文書が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び自己保護文書を使用する方法
US8726010B2 (en) Secure content distribution
US7934266B2 (en) Contents reproduction device, contents reproduction control method, program
KR101379861B1 (ko) Drm 제공 장치, 시스템 및 그 방법
JP4039489B2 (ja) マルチメディアコンテンツの情報保護方法及びシステム
US7010809B2 (en) Reproduction device stopping reproduction of encrypted content data having encrypted region shorter than predetermined length
US7886361B2 (en) Storage-medium processing method, storage-medium processing device, and program
US7366915B2 (en) Digital license with referral information
US20020194492A1 (en) Method of protecting and managing digital contents and system for using thereof
US20060294017A1 (en) Information server, information device, information processing system, information processing method, and informaiton processing program
US20030079133A1 (en) Method and system for digital rights management in content distribution application
EP1881440A1 (en) Digital right management system, content server, and mobile terminal
JP2005539423A (ja) メタデータ暗号化及び復号化方法と暗号化されたメタデータ管理方法及びそのシステム
KR100461940B1 (ko) 디지털 컨텐츠의 정보보호 방법 및 시스템
KR20110017466A (ko) 애플리케이션들 및 미디어 콘텐츠의 보호되는 배포를 위한 방법 및 장치
KR100440037B1 (ko) 문서보안 시스템
KR20140088065A (ko) Drm 권리객체를 관리하는 방법 및 장치
JP2002041347A (ja) 情報提供システムおよび装置
KR100739474B1 (ko) Drm 기반의 컨텐츠 선물 서비스 방법 및 장치
KR100373811B1 (ko) 데이터 무단 사용 방지 시스템 및 방법과 휴대용 데이터 저장 장치
JP4652719B2 (ja) ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム
JP5345989B2 (ja) ファイルデータ削除プログラム及びファイルデータ削除システム
KR102448531B1 (ko) 전자 문서의 암복호화 시스템
JP2006237687A (ja) プログラムおよび利用者追跡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5345989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250