JPH11194937A - 電子計算機用プログラムの貸出制御システム - Google Patents

電子計算機用プログラムの貸出制御システム

Info

Publication number
JPH11194937A
JPH11194937A JP9369526A JP36952697A JPH11194937A JP H11194937 A JPH11194937 A JP H11194937A JP 9369526 A JP9369526 A JP 9369526A JP 36952697 A JP36952697 A JP 36952697A JP H11194937 A JPH11194937 A JP H11194937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
rental
personal computer
program
borrower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9369526A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kawashima
健二 河嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orix Rentec Corp
Original Assignee
Orix Rentec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orix Rentec Corp filed Critical Orix Rentec Corp
Priority to JP9369526A priority Critical patent/JPH11194937A/ja
Publication of JPH11194937A publication Critical patent/JPH11194937A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子計算機用プログラムを不正使用ができな
いようにして、その使用期間を限って貸し出しできるよ
うにする。 【解決手段】 所定の通信回線30を介して相互に接続
される貸手側のホストコンピュータ10と借手側のパソ
コン20とから構築され、レンタルソフトをその使用期
間を限定して貸し出するにあたって、レンタルソフト
に、借手の認証番号(ID)、賃借期間およびレンタル
ソフトを使用可能とする解除キーデータを含む認証プロ
グラムを組み合わせて借手側パソコンにインストール
し、借手側の要求に応じてホストコンピュータから解除
キーデータが更新され、この解除キーデータが更新され
ない場合には、賃借期間経過時点で借手側パソコンでの
レンタルソフトの使用が停止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はの貸出制御システム
に関し、さらに詳しく言えば、電子計算機用プログラム
を不正使用ができないようにして、その使用期間を限っ
て貸し出しできるようにした電子計算機用プログラムの
貸出制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの急速な普及に
伴なって、種々の電子計算機用プログラム(いわゆるソ
フトプログラム)が開発され販売されている。その中に
は、例えば構造解析用などの高価な技術計算ソフトか
ら、もっぱら遊び用の大衆的なゲームソフトなどまでが
含まれるが、従来ではそのほとんどが買い取り式であ
り、一般的に、コンピュータソフトメーカーはソフトプ
ログラムのレンタルを禁止している。その理由は、レン
タルによる違法コピーに対する効果的な解決策がないこ
とによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
プログラムの違法コピーはレンタルに関係なく横行して
おり、コンピュータソフトメーカーはその分を見込んで
販売価格を設定しているのが実状であり、結局のところ
正規ユーザーが違法コピー分を負担していることにな
る。
【0004】また、買い取り式の場合、試用ができない
ため折角購入しても期待はずれということがある。さら
には、各種のソフトプログラムがセットで販売されてい
る場合、余計なものまで購入することになり、ユーザー
にして見れば無駄な出費を強いられることになる。
【0005】これに対して、レンタル制にした場合、不
正使用ができないことを前提として、ユーザー側のメリ
ットとして、必要なソフトプログラムを必要な期間だ
け、しかも販売価格よりも低価格で使用することができ
る。最終的に購入するにしても、事前にそのソフトプロ
グラムの評価をすることができる。購入に縛られること
なく、常により良いソフトプログラムに乗り換えること
ができる、などの点が挙げられる。
【0006】また、コンピュータソフトメーカーにして
も、販売価格に比べてレンタルの使用料金の方が安くで
きるため、市場の拡大が期待される。コンピュータ通信
による賃借料金の回収が容易であるため、流通コストが
削減可能であり、販売管理費を低減できる。ユーザー登
録制とすることにより、きめ細かなユーザーサポートが
可能になる、などの利点が挙げられる。
【0007】したがって、本発明の目的は、電子計算機
用プログラムを不正使用ができないようにして、その使
用期間を限って貸し出しできるようにした電子計算機用
プログラムの貸出制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定の通信回線を介して相互に接続され
る貸手側のホストコンピュータと借手側のパーソナルコ
ンピュータ(パソコン)とから構築され、上記貸手側か
ら上記借手側に対して同借手側が要求する電子計算機用
プログラム(レンタルソフト)を使用期間を限定して貸
し出す電子計算機用プログラムの貸出制御システムにお
いて、上記貸手側から上記借手側に貸し出されるレンタ
ルソフトには、少なくともその借手の認証番号(I
D)、賃借期間およびレンタルソフトを使用可能とする
解除キーデータを含む認証プログラムが組み合わされ、
上記借手側のパソコンには、上記レンタルソフトが上記
認証プログラムとともにインストールされ、上記借手側
の要求に応じて上記貸手側のホストコンピュータから上
記通信回線を介して上記解除キーデータが更新され、こ
の解除キーデータが更新されない場合には、上記賃借期
間経過時点で上記借手側のパソコンでの上記レンタルソ
フトの使用が停止されるようにしたことを特徴としてい
る。
【0009】このように、本発明によれば、貸手側のホ
ストコンピュータから解除キーデータが更新されないか
ぎり、賃借期間を超えてレンタルソフトを使用すること
ができないため、レンタルシステムを安心して導入する
ことができる。また、仮に借手側でレンタルソフトをフ
ルコピーできたとしても、そのコピーソフトには認証プ
ログラムが含まれ、賃借期間というロックがかけられて
いるため、残りの限られた期間しか使用することができ
ない。
【0010】本発明において、レンタルソフトおよび認
証プログラムは、CD−ROMやFD(フロッピーディ
スク)などの記録媒体もしくは貸手側のホストコンピュ
ータから通信回線を介して借手側のパソコンにインスト
ールすることができる。
【0011】借手側のパソコンにレンタルソフトおよび
認証プログラムをインストールする際、認証プログラム
を借手側のパソコンのシステム領域にブラインドをかけ
た状態でインストールすることが好ましい。これによれ
ば、借手側でその認証プログラムを見ることができない
ため、貸手側の秘密性が保持され、借手側でのフルコピ
ーがより困難になる。
【0012】また、貸手側のホストコンピュータおよび
借手側のパソコンにインストールされる認証プログラム
に、相手方に送信する情報の暗号化手段とその復号化手
段をそれぞれ設けることが、通信の秘密性を保持するう
えで好ましい。
【0013】認証プログラムには、借手側のパソコンに
対して、その通信先を制限する通信制限機能を付加する
こともできる。このことは、借手以外の第三者が例えば
パソコン通信などでそのレンタルソフトを使用すること
ができないことを意味している。
【0014】借手側のパソコンに対するレンタルソフト
および認証プログラムの最初のインストール時には、認
証番号(ID)を仮IDとするとともに、賃借期間を例
えば無償の試用期間とし、その試用期間中においては、
レンタルソフトによる新規作成作業は可能であるもの
の、同パソコンの他のデータベース領域への接続を不能
とすることにより、借手側からすれば、気軽にレンタル
ソフトを試用することができ、また、貸手側からすれば
借手側に対して、新規作成は可能であるものの、他のデ
ータベース領域への接続が不能であることから、既存の
データベースとの共用ができないという制限を課すこと
ができる。
【0015】もっとも、試用期間中もしくは試用期間経
過後に、借手側よりレンタルソフトの継続使用の要求が
あった場合には、貸手側のホストコンピュータより通信
回線を介して借手側のパソコンに対して、正式ID、賃
借期間および解除キーデータを設定することにより、正
式のレンタル契約とすることができる。
【0016】なお、レンタルソフトの起動時ごとに、そ
の賃借期間もしくは試用期間の残日数をパソコンのディ
スプレイに表示することにより、借手側に注意を促して
不用意な契約切れということを未然に防止することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するうえで、図面を参照しながら、その好適な
実施例について説明する。
【0018】この電子計算機用プログラムの貸出制御シ
ステムは、図1にその概略が示されているように、貸手
(レンタル会社)側のホストコンピュータ10と、この
ホストコンピュータ10に対して例えば電話回線もしく
はインターネットなどの通信回線30を介して接続され
た借手(ユーザー)側のパーソナルコンピュータ(略
称:パソコン)20とから構築される。
【0019】実際には、図1に示されているように、1
台のホストコンピュータ10に対して、レンタル契約対
象の複数台のパソコン20が、その各々が有する通信モ
デム101,201を介して通信回線30に接続され
る。
【0020】このシステムにおいては、ユーザーから要
求される電子計算機用プログラム(レンタルソフト)
が、レンタル会社から各ユーザーに貸与されるのである
が、その貸与形態としては、CD−ROM(Compa
ct Disk Read Only Memory)
やフロッピーディスク(FD)などの記録媒体により、
パソコン20にインストールする方法と、ホストコンピ
ュータ10からの通信回線30を介してパソコン20に
直接的にインストールする方法とがある。
【0021】いずれにしても、図2に示されているよう
に、レンタル会社側において、そのレンタルソフトRS
には認証プログラムAPとレンタル(使用)プログラム
RPとが一体として付加され、この両プログラムAP,
RPは常に対となって動作する。認証プログラムAPは
レンタルソフトRSの不正使用を監視するための制御プ
ログラムであり、この実施例において同認証プログラム
APには、次の制御項目(認証データ)が含まれてい
る。
【0022】すなわち、ユーザーを識別するための認
証番号(ID)、賃借期間(もしくは試用期間)、
レンタルソフトを使用可能とする解除キーデータ、こ
のレンタルソフトについて特定の通信先を限定する通信
制御機能、レンタル会社との間における通信の秘密性
を保持するための暗号化手段およびその復号化手段、お
よび例えば複数種類のレンタルソフトをセットでユー
ザーに貸し出す場合、その内の特定のレンタルソフトの
みを使用可能とするレンタルソフトコントロール機能な
どが含まれている。
【0023】図3に示されているように、認証プログラ
ムAPとレンタルプログラムRPは、ユーザー側のパソ
コン20のプログラム領域に格納されるが、認証プログ
ラムAPの認証データは同パソコン20のシステム領域
に書き込まれ、ユーザー側ではシステム領域のどの場所
に書き込まれたかまでは分からないようにされている。
仮に、その場所が特定されたとしても、解読できないよ
うに暗号がかけられている。
【0024】レンタルソフトRSを使用するため、その
レンタルプログラムRPを起動すると(ステップST
1)、認証プログラムAPが呼び出される(ステップS
T2)。すると、認証プログラムAPはシステム領域内
に書き込まれている認証データを参照し、例えば試用期
間か正式レンタルか、また、その賃借期間および機能制
限などを確認する(ステップST3)。
【0025】そして、確認した内容をレンタルプログラ
ムRPに与える(ステップST4)。レンタルプログラ
ムRPは、その内容に基づいて、使用の可否や賃借期間
および機能制限などの情報のメッセージをユーザーに発
信する。
【0026】なお、ユーザーにおいて、例えば試用から
正式レンタルへの切替、賃借期間の延長、機能制限の解
除などを要求する場合には、それをレンタルプログラム
RPから申し込むと、その要求情報が認証プログラムA
Pに送られ、暗号化してレンタル会社に送信される。
【0027】次に、図4の概念図を参照しながら、この
電子計算機用プログラムの貸出制御システムの動作例を
説明する。なお、図4の例において、レンタル会社はユ
ーザーからの使用料の回収を例えばクレジット会社など
の料金回収会社40に依頼しているが、本発明はこれに
限定されるものでなく、レンタル会社自体で使用料を回
収してもよいことはもちろんである。
【0028】(1)この例では、ユーザーは、まず、試
用期間として自己のパソコン20にトライアルインスト
ールすることができる。このトライアルインストール
は、雑誌などで配布されるCD−ROMやFDなどの記
録媒体によってもよいし、ユーザーが通信回線30を介
してレンタル会社のホストコンピュータ10にコネクト
して希望するレンタルソフトを選択して直接的にインス
トールすることもできる。
【0029】このトライアルインストール時に、認証プ
ログラムAPの認証データがパソコン20のシステム領
域に書き込まれるが、この場合、その認証データにはブ
ラインドがかけられ、ユーザーはそれを見ることができ
ない。
【0030】この試用期間中の認証番号(ID)は仮に
「0」とされる。試用期間はレンタル会社側で任意に設
定できるが、インストールの日から例えば30日間とさ
れる。また、通信できる相手先もレンタル会社のみと
か、例えば複数人で使用するゲームソフトの場合にはそ
の対戦相手の人数とかに限定される。
【0031】そして、起動のつど、システム領域に書き
込まれた認証データが認証プログラムAPにて確認さ
れ、パソコン20のディスプレイに例えば「現在試用期
間中です。xx/xx/xxまで使用することができま
す。」という表示がなされる。なお、使用期間経過後に
は、その旨の警告を表示し、データベース領域(データ
保存領域)にはアクセスすることができない。
【0032】(2)この試用期間中、レンタルソフトを
使用することができるが、この実施例では、その機能の
一部に制限がかけられる。すなわち、レンタルソフトを
使って新規作成は可能であるが、認証番号(ID)が仮
IDであるため、その新規作成によるデータはデータベ
ース領域に保存することはできるものの、例えば既存の
データベースへの接続はできない。すなわち、新規作成
以前に作成し使用していたデータベースを呼び出そうと
してもエラー表示となる。
【0033】このように、ユーザーはそのレンタルソフ
トを一定期間使用して、その評価を行なうことができ
る。なお、試用期間終了後は再インストールすることが
できない。もっとも、アンインストールを行なった場合
には、再インストールはできるが、試用期間自体はユー
ザー側で再設定できないため、期限切れ状態でインスト
ールされることになる。
【0034】すなわち、最初のインストール時にパソコ
ン20のシステム領域に仮IDが設定されるが、アンイ
ンストールしてもこの仮IDはシステム領域に残され、
再インストール時にこれをチェックして、仮IDがすで
に設定されていれば、試用期間を再設定することができ
ないようになっている。なお、試用期間中に作成された
データベースはアンインストール処理によっては削除さ
れない。
【0035】(3)ユーザーがこのレンタルソフトを継
続して使用することを希望する場合には、例えば賃借期
間、支払条件、ソフトウェア契約書およびメールアドレ
スなどを記載した申込書を通信回線30を介してレンタ
ル会社のホストコンピュータ10に送信する。もっと
も、FAXやメールにて申込書を送付してもよいが、こ
こでは通信回線30を使用する場合について説明する。
【0036】通信回線30を使用する場合、第三者によ
る盗聴、改竄を防止するため、申込書の内容は認証プロ
グラムAP内にある暗号化手段にて暗号化される。この
実施例では、その暗号化方式としてPGP(Prity
Good Privacy)を用いている。
【0037】(4)ユーザーからの申込情報は、ホスト
コンピュータ10にて復号され、本人確認の実施(フィ
ンガプリントの読み合わせ)をした後、与信確認のた
め、料金回収会社40にユーザーからの申込情報を送信
する。ここで、フィンガプリントとはPGP用語で、公
開鍵の鍵情報を簡易的に確認することができる指紋番号
のことである。
【0038】(5)料金回収会社40はその情報に基づ
いて、ユーザーの与信を照会して料金回収の可否を判断
した後、その結果をレンタル会社に通知する。
【0039】(6)料金回収会社40よりユーザーの与
信が確認された場合には、レンタル会社はそのホストコ
ンピュータ10から賃借条件を含む使用許可情報および
解除キーデータを暗号化し、通信回線を介してユーザー
のパソコン20に送信する。なお、料金回収会社40に
てユーザーの与信がとれない場合には、使用不許可情報
を送信することになる。
【0040】解除キーデータは、ユーザーの認証番号
(ID)および賃借期間を含む情報を暗号化したもので
ある。暗号化の鍵(キー)は、レンタル会社で生成し、
そのホストコンピュータ10のシステムと、配布された
CD−ROMなどの記録媒体に書き込まれている。
【0041】(7)この解除キーデータは、ユーザーの
パソコン20に登録され、トライアルインストール時に
そのプログラム領域に書き込まれた認証プログラム内の
復号化手段にて復号される。この解除キーデータによ
り、賃借期間が再設定されるとともに、仮IDが正式I
Dに更新される。
【0042】これにより、ユーザーはレンタルソフトを
正式に使用することが可能となる。なお、試用期間中に
作成されたデータベースもしくは正式レンタルにより作
成し、使用期限切れで呼び出し不能とされていたデータ
ベースも再度参照することが可能となる。
【0043】解除キーデータは、ユーザーの操作なしで
自動的に受信、処理されるが、受信した旨のポップアッ
プメッセージはパソコン20のディスプレイに表示さ
れ、さらにメールボックスにその記録が残される。な
お、解除キーデータ自体は記録に残さない。起動のつ
ど、解除キーデータにより更新された認証プログラムの
照合が行なわれ、使用期間などが表示される。
【0044】この実施例において、レンタル使用料は、
料金回収会社40よりユーザーに対して請求が行なわ
れ、ユーザーから例えば自己の所有するクレジットカー
ド番号を通知することにより回収される。
【0045】不正使用対策として、解除キーデータは暗
号化され、かつ、ブライントをかけられた状態でパソコ
ン20のシステム領域に登録されるため、一般的なユー
ザーではその登録情報だけをコピーして使用することは
きわめて困難である。
【0046】もっとも、暗号鍵とともに暗号化された情
報をそのままコピーして使用する場合には、これを防ぐ
ことができない。しかしながら、そのコピー情報を使用
している全てのパソコンは同じIDとなるため、それら
の間ではメール交換することができない。レンタル会社
のホストコンピュータと通信できるのは正式な解除キー
データを持つものに限られるため、不正使用のパソコン
はいずれ使用期間切れで使用することがでくなくなる。
【0047】上記実施例では、正式のレンタル契約の前
に試用期間を設けているが、本発明においては、必ずし
も試用期間は必要でなく、そのまま正式レンタルとする
こともできる。また、不正使用を防止するため、正式賃
借期間中においても、認証番号や解除キーデータを適宜
更新することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、貸手側のホストコンピュータから解除キーデータが
更新されないかぎり、賃借期間を超えてレンタルソフト
を使用することができないため、ソフトプログラムのレ
ンタルシステムを安心して導入することができる。
【0049】また、仮に借手側でレンタルソフトをフル
コピーできたとしても、そのコピーソフトには認証プロ
グラムが含まれ、賃借期間というロックがかけられてい
るため、残りの限られた期間しか使用することができな
い。これにより、不正使用を防止できる。
【0050】借手側のパソコンにレンタルソフトおよび
認証プログラムをインストールする際、認証プログラム
を借手側のパソコンのシステム領域にブラインドをかけ
た状態でインストールすることにより、貸手側の秘密性
が保持され、借手側でのフルコピーをより困難なものに
することができる。
【0051】また、貸手側のホストコンピュータおよび
借手側のパソコンにインストールされる認証プログラム
に、相手方に送信する情報の暗号化手段とその復号化手
段をそれぞれ設けることにより、通信の秘密性を保持す
ることが可能となる。
【0052】認証プログラムに、借手側のパソコンに対
して、その通信先を制限する通信制限機能を付加するこ
とにより、借手以外の第三者が例えばパソコン通信など
でそのレンタルソフトを不正使用することを防止するこ
とができる。
【0053】借手側のパソコンに対するレンタルソフト
および認証プログラムの最初のインストール時には、認
証番号(ID)を仮IDとするとともに、賃借期間を例
えば無償の試用期間とし、その試用期間中においては、
レンタルソフトによる新規作成作業は可能であるもの
の、同パソコンの他のデータベース領域への接続を不能
とすることにより、借手側からすれば、気軽にレンタル
ソフトを試用することができ、また、貸手側からすれば
借手側に対して、新規作成は可能であるものの、他のデ
ータベース領域への接続が不能であることから、既存の
データベースとの共用ができないという制限を課すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子計算機用プログラムの貸出制
御システムの構成を概略的に示したブロック図。
【図2】認証プログラム、レンタルプログラムおよびレ
ンタルソフトが含まれている送信ファイルデータの模式
図。
【図3】パソコンに書き込まれた認証プログラムとレン
タルプログラムの動作説明用の模式図。
【図4】本発明の動作説明用の概念図。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 20 パソコン 30 通信回線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信回線を介して相互に接続され
    る貸手側のホストコンピュータと借手側のパーソナルコ
    ンピュータ(パソコン)とから構築され、上記貸手側か
    ら上記借手側に対して同借手側が要求する電子計算機用
    プログラム(レンタルソフト)を使用期間を限定して貸
    し出す電子計算機用プログラムの貸出制御システムにお
    いて、 上記貸手側から上記借手側に貸し出されるレンタルソフ
    トには、少なくともその借手の認証番号(ID)、賃借
    期間およびレンタルソフトを使用可能とする解除キーデ
    ータを含む認証プログラムが組み合わされ、上記借手側
    のパソコンには、上記レンタルソフトが上記認証プログ
    ラムとともにインストールされ、上記借手側の要求に応
    じて上記貸手側のホストコンピュータから上記通信回線
    を介して上記解除キーデータが更新され、この解除キー
    データが更新されない場合には、上記賃借期間経過時点
    で上記借手側のパソコンでの上記レンタルソフトの使用
    が停止されるようにしたことを特徴とする電子計算機用
    プログラムの貸出制御システム。
  2. 【請求項2】 上記レンタルソフトおよび上記認証プロ
    グラムは、CD−ROMやFD(フロッピーディスク)
    などの記録媒体もしくは上記貸手側のホストコンピュー
    タから上記通信回線を介して上記借手側のパソコンにイ
    ンストールされることを特徴とする請求項1に記載の電
    子計算機用プログラムの貸出制御システム。
  3. 【請求項3】 上記認証プログラムは、上記借手側のパ
    ソコンのシステム領域にブラインドがかけられた状態で
    インストールされることを特徴とする請求項1または2
    に記載の電子計算機用プログラムの貸出制御システム。
  4. 【請求項4】 上記貸手側のホストコンピュータおよび
    上記借手側のパソコンにインストールされる上記認証プ
    ログラムには、相手方に送信する情報の暗号化手段とそ
    の復号化手段をそれぞれ備えていることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子計算機用プ
    ログラムの貸出制御システム。
  5. 【請求項5】 上記認証プログラムには、上記借手側の
    パソコンに対して、その通信先を制限する通信制限機能
    が付加されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1項に記載の電子計算機用プログラムの貸出制
    御システム。
  6. 【請求項6】 上記借手側のパソコンに対する上記レン
    タルソフトおよび上記認証プログラムの最初のインスト
    ール時には、上記IDが仮IDとされるとともに、上記
    賃借期間が試用期間とされ、同試用期間中においては、
    上記レンタルソフトによる新規作成作業は可能であるも
    のの、同パソコンの他のデータベース領域への接続が不
    能とされることを特徴とする請求項1に記載の電子計算
    機用プログラムの貸出制御システム。
  7. 【請求項7】 上記試用期間中もしくは試用期間経過後
    に、上記借手側より上記レンタルソフトの継続使用の要
    求があった場合には、上記貸手側のホストコンピュータ
    より上記通信回線を介して上記借手側のパソコンに対し
    て、正式ID、賃借期間および解除キーデータが設定さ
    れることを特徴とする請求項6に記載の電子計算機用プ
    ログラムの貸出制御システム。
  8. 【請求項8】 上記レンタルソフトの起動時ごとに、そ
    の賃借期間もしくは試用期間の残日数が上記パソコンの
    ディスプレイに表示されることを特徴とする請求項1ま
    たは6に記載の電子計算機用プログラムの貸出制御シス
    テム。
JP9369526A 1997-12-26 1997-12-26 電子計算機用プログラムの貸出制御システム Withdrawn JPH11194937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369526A JPH11194937A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電子計算機用プログラムの貸出制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369526A JPH11194937A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電子計算機用プログラムの貸出制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11194937A true JPH11194937A (ja) 1999-07-21

Family

ID=18494649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9369526A Withdrawn JPH11194937A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電子計算機用プログラムの貸出制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11194937A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312325A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Hitachi Ltd プログラムライセンスキー発行方法及び発行システム
JP2002006974A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Nippon Digital Kenkyusho:Kk プログラムのレンタル及び販売方法と、試供、レンタル又は販売したプログラムの管理方法及び端末にインストールされるプログラムの記録媒体
WO2002010879A2 (en) * 2000-07-31 2002-02-07 Gil Lim Yoon Rental system of software through internet
JP2002091598A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Nippon Computer Co Ltd 情報処理システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作する情報処理プログラムを記録した記録媒体
WO2002027592A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-04 Sony Corporation Systeme de gestion d'information faisant intervenir un agent
WO2002027591A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-04 Sony Corporation Systeme d"agent, procede de vente d"un agent, dispositif fournissant des informations et support de donnees
JP2002123328A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Toshiba Corp ソフトウェア貸出システム
KR20020046432A (ko) * 2000-12-14 2002-06-21 최우진 응용 서비스 제공장비를 이용한 소프트웨어 임대 방법
JP2003108254A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Okaya Koki Kk ソフトウェアのレンタルシステム並びにこれに使用するコンピュータ機器及びソフトウェア
JP2003523003A (ja) * 1999-12-20 2003-07-29 パット−ライツ リミテッド 他のソフトウェアの使用を正当なユーザのみに規制するためのソフトウェアおよびその方法
JP2003256062A (ja) * 2001-12-28 2003-09-10 Access:Kk アプリケーション等利用期限管理システム
WO2005085973A1 (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Nec Corporation データ更新システム、データ更新方法、およびデータ更新プログラム、ならびにロボットシステム
JP2006079168A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Denso Corp 電子制御装置及び電子制御装置のメモリ書換え方法
JP2007140962A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Hitachi Ltd ディスクアレイシステム及びセキュリティ方法
JP2008299776A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Kyocera Mita Corp 電子機器、アプリケーション認証方法、アプリケーション実行システムおよびアプリケーション実行プログラム
JP2009199236A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、認証パッケージインストール方法、認証パッケージインストールプログラム、及び記録媒体
JP2009217332A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Yamaha Corp コンテンツ利用装置及びプログラム
WO2010021302A1 (ja) * 2008-08-22 2010-02-25 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 端末装置、プログラム、記録媒体及びサーバ装置
JP2011154473A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Ricoh Co Ltd プログラム、画像形成装置、及びインストール方法
JP2011165041A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 制御装置及び管理装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003523003A (ja) * 1999-12-20 2003-07-29 パット−ライツ リミテッド 他のソフトウェアの使用を正当なユーザのみに規制するためのソフトウェアおよびその方法
JP2001312325A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Hitachi Ltd プログラムライセンスキー発行方法及び発行システム
JP2002006974A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Nippon Digital Kenkyusho:Kk プログラムのレンタル及び販売方法と、試供、レンタル又は販売したプログラムの管理方法及び端末にインストールされるプログラムの記録媒体
WO2002010879A3 (en) * 2000-07-31 2002-05-16 Gil Lim Yoon Rental system of software through internet
WO2002010879A2 (en) * 2000-07-31 2002-02-07 Gil Lim Yoon Rental system of software through internet
JP2002091598A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Nippon Computer Co Ltd 情報処理システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作する情報処理プログラムを記録した記録媒体
WO2002027591A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-04 Sony Corporation Systeme d"agent, procede de vente d"un agent, dispositif fournissant des informations et support de donnees
WO2002027592A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-04 Sony Corporation Systeme de gestion d'information faisant intervenir un agent
JP2002123328A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Toshiba Corp ソフトウェア貸出システム
KR20020046432A (ko) * 2000-12-14 2002-06-21 최우진 응용 서비스 제공장비를 이용한 소프트웨어 임대 방법
JP2003108254A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Okaya Koki Kk ソフトウェアのレンタルシステム並びにこれに使用するコンピュータ機器及びソフトウェア
JP2003256062A (ja) * 2001-12-28 2003-09-10 Access:Kk アプリケーション等利用期限管理システム
US7600119B2 (en) 2004-03-04 2009-10-06 Nec Corporation Data update system, data update method, data update program, and robot system
KR100914568B1 (ko) * 2004-03-04 2009-08-31 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 데이터 갱신 시스템, 데이터 갱신 방법, 및 데이터 갱신 프로그램을 기록한 기록 매체, 데이터 제공 장치, 로봇 장치 및 로봇 시스템
WO2005085973A1 (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Nec Corporation データ更新システム、データ更新方法、およびデータ更新プログラム、ならびにロボットシステム
JP2006079168A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Denso Corp 電子制御装置及び電子制御装置のメモリ書換え方法
JP2007140962A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Hitachi Ltd ディスクアレイシステム及びセキュリティ方法
JP2008299776A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Kyocera Mita Corp 電子機器、アプリケーション認証方法、アプリケーション実行システムおよびアプリケーション実行プログラム
JP2009199236A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、認証パッケージインストール方法、認証パッケージインストールプログラム、及び記録媒体
JP2009217332A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Yamaha Corp コンテンツ利用装置及びプログラム
WO2010021302A1 (ja) * 2008-08-22 2010-02-25 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 端末装置、プログラム、記録媒体及びサーバ装置
JP2011154473A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Ricoh Co Ltd プログラム、画像形成装置、及びインストール方法
JP2011165041A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 制御装置及び管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4039923B2 (ja) ソフトウェア実行管理装置、ソフトウェア実行管理方法、およびソフトウェア実行管理プログラム
JPH11194937A (ja) 電子計算機用プログラムの貸出制御システム
US8443455B2 (en) Apparatus, method, and computer program for controlling use of a content
TWI220620B (en) Method of protecting and managing digital contents and system for using thereof
US7747873B2 (en) Method and apparatus for protecting information and privacy
JP3928561B2 (ja) コンテンツ配信システム、情報処理装置又は情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
US6873975B1 (en) Content usage control system, content usage apparatus, computer readable recording medium with program recorded for computer to execute usage method
KR100467929B1 (ko) 디지털 컨텐츠의 보호 및 관리를 위한 시스템
JP2003500722A (ja) 情報保護方法および装置
KR20050111326A (ko) 소프트웨어 관리 시스템, 기록 매체, 및 정보-처리 장치
JPH0883205A (ja) データコンテンツ利用システム
JP2003518351A (ja) ディジタル・データの無許可アクセスを防止するための適応可能セキュリティ機構
JPH0973479A (ja) ソフトウェア代金返金システム
JP4012771B2 (ja) ライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラム
JPH10207779A (ja) デジタル情報管理システム、端末装置、情報管理センタ及びデジタル情報管理方法
US8995661B2 (en) Information provision system, provision information copying device, user terminal device and user management device
EP1471405A1 (en) Method and device for protecting information against unauthorised use
JP4454280B2 (ja) ライセンス認証方法およびライセンス認証システム
US20050120210A1 (en) Method to minimize software piracy and enhance security in processes related with many industries
JPH08335170A (ja) プログラム使用料課金システム
JP4406128B2 (ja) コンテンツ取込み方法及びその装置
JPH11238038A (ja) ネットワークライセンス管理システムおよび記録媒体
JPH10222427A (ja) ネットワークライセンス管理システムおよび記録媒体
JP2002123328A (ja) ソフトウェア貸出システム
JP3042309B2 (ja) ソフトウエア使用許諾方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301