JP2002123328A - ソフトウェア貸出システム - Google Patents

ソフトウェア貸出システム

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JP2002123328A
JP2002123328A JP2000315451A JP2000315451A JP2002123328A JP 2002123328 A JP2002123328 A JP 2002123328A JP 2000315451 A JP2000315451 A JP 2000315451A JP 2000315451 A JP2000315451 A JP 2000315451A JP 2002123328 A JP2002123328 A JP 2002123328A
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JP2000315451A
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Toshihiro Kozai
敏弘 香西
Toshinari Takahashi
俊成 高橋
Mitsuru Sakai
充 坂井
Tatsuya Setoguchi
達也 瀬戸口
Masaru Iwata
勝 岩田
Tomohiro Isobe
朋寛 礒部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが必要とするソフトウェアを、ユーザ
が必要とする期間の間だけ利用することのできるソフト
ウェア貸出システムを提供する。 【解決手段】 本発明のソフトウェア貸出システム1
は、ソフトウェアデータベース3にソフトウェアを暗号
化して格納し、ユーザが貸出を希望する貸出対象ソフト
ウェアを入力したときには、ソフトウェア貸出サーバ4
は貸出対象ソフトウェアをクライアント端末6に送信
し、次に貸出対象ソフトウェアの貸出有効期間がユーザ
によって入力されたときには、ソフトウェア貸出サーバ
4は貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と貸出有効
期間に関する情報とを含むライセンスファイルをクライ
アント端末6に送信し、送信されたライセンスファイル
に基づいて、クライアント端末6は貸出対象ソフトウェ
アを貸出有効期間の間だけ復号化することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介してソ
フトウェアの貸出を行うソフトウェア貸出システムに係
り、特にユーザが必要とするソフトウェアを、ユーザが
必要とする期間の間だけ利用することのできるソフトウ
ェア貸出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、企業がソフトウェアを利用す
る場合には、各企業がソフトウェアを購入して利用する
ことが一般的であった。
【0003】また、ソフトウェアを貸し出すためのシス
テムとして、サーバとクライアント端末とを接続してユ
ーザがソフトウェアを利用できるようにしたシステムが
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、長期間
利用するソフトウェアであれば購入してもよいが、一定
の期間しか利用しないことが分かっているソフトウェア
を購入すると、その期間が経過した後にはソフトウェア
は使われなくなるので、企業は無駄なソフトウェアを購
入しなければならないという問題点があった。例えば、
建設現場で利用される汎用CADや測量、計測などのソ
フトウェアは工事期間が終了すると利用されなくなり、
購入されたソフトウェアは無駄になっていた。
【0005】また、従来のソフトウェアの貸出システム
では、サーバとクライアント端末とが接続されていない
とソフトウェアを利用することができなかったり、貸し
出されたソフトウェアを不正に使い続けることを防ぎに
くいなどの問題点があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ユーザが必要とするソフトウェア
を、ユーザが必要とする期間の間だけ利用することので
きるソフトウェア貸出システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明であるソフトウェア貸出方法
は、データベースに格納されたソフトウェアを、サーバ
がコンピュータシステムによってユーザのクライアント
端末に貸し出しを行うソフトウェア貸出方法であって、
前記データベースにソフトウェアを暗号化して格納し、
前記ユーザが前記データベースに格納されたソフトウェ
アの中から貸出を希望する貸出対象ソフトウェアを選択
したときには、前記サーバは前記貸出対象ソフトウェア
を前記クライアント端末に送信し、送信された前記貸出
対象ソフトウェアの貸出有効期間が、前記ユーザによっ
て前記クライアント端末から入力されたときには、前記
サーバは前記貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と
前記貸出有効期間に関する情報とを含むライセンスファ
イルを前記クライアント端末に送信し、送信された前記
ライセンスファイルに基づいて、前記クライアント端末
は前記貸出対象ソフトウェアを前記貸出有効期間の間だ
け復号化することを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、ユーザが必
要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の間
だけ利用することができる。
【0009】請求項2に記載の発明であるソフトウェア
貸出方法のライセンスファイルは、前記クライアント端
末に予め格納された1つまたは複数のPC鍵を用いて暗
号化されており、前記クライアント端末は前記PC鍵を
用いて前記ライセンスファイルを復号化することを特徴
とする。ここで、PC鍵としては、例えば当該クライア
ント端末に固有のID情報や、当該ソフトウェアを提供
するサーバとクライアント端末との間で共有された共有
鍵、非対称暗号方式を用いて当該クライアント端末を認
証するための秘密鍵、ユーザの知っているパスワードな
どが用いられる。
【0010】この請求項2の発明によれば、貸出対象ソ
フトウェアが他のクライアント端末で不正使用されるこ
とを防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明であるソフトウェア
貸出システムは、ソフトウェアデータベースに格納され
たソフトウェアを、コンピュータシステムによってソフ
トウェア貸出サーバがユーザのクライアント端末に貸し
出しを行うソフトウェア貸出システムであって、前記ク
ライアント端末は、前記ユーザに対して貸出を希望する
貸出対象ソフトウェアの入力を促し、入力された前記貸
出対象ソフトウェアのダウンロード要求を前記ソフトウ
ェア貸出サーバに送信するソフトウェア要求手段と、前
記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸出有効
期間の入力を促し、この貸出有効期間に基づいて、前記
貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と前記貸出有効
期間に関する情報とを含むライセンスファイルのダウン
ロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送信するラ
イセンスファイル要求手段と、前記ソフトウェア貸出サ
ーバから前記ライセンスファイルが入力されたときに
は、前記貸出対象ソフトウェアを前記ライセンスファイ
ルに基づいて前記貸出有効期間の間だけ復号化する復号
化手段とを含み、前記ソフトウェア貸出サーバは、前記
ソフトウェアデータベースにソフトウェアを暗号化して
格納するソフトウェア格納手段と、前記クライアント端
末から前記貸出対象ソフトウェアのダウンロード要求が
入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを前記
クライアント端末へ送信するソフトウェア送信手段と、
このソフトウェア送信手段によって送信された前記貸出
対象ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端
末から入力されたときには、前記ライセンスファイルを
前記クライアント端末へ送信するライセンスファイル送
信手段とを含むことを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、ユーザが必
要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の間
だけ利用することができる。
【0013】請求項4に記載の発明であるソフトウェア
貸出システムのライセンスファイルは、前記クライアン
ト端末に予め格納された1つまたは複数のPC鍵を用い
て暗号化されており、前記クライアント端末は前記PC
鍵を用いて前記ライセンスファイルを復号化することを
特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、貸出対象ソ
フトウェアが他のクライアント端末で不正使用されるこ
とを防止することができる。
【0015】請求項5に記載の発明であるソフトウェア
貸出サーバは、ソフトウェアデータベースに格納された
ソフトウェアを、コンピュータシステムによってユーザ
のクライアント端末へ貸し出しを行うソフトウェア貸出
サーバであって、前記ソフトウェアデータベースにソフ
トウェアを暗号化して格納するソフトウェア格納手段
と、前記ユーザが貸出を希望する貸出対象ソフトウェア
のダウンロード要求が、前記クライアント端末から入力
されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを前記クラ
イアント端末へ送信するソフトウェア送信手段と、この
ソフトウェア送信手段によって送信された前記貸出対象
ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端末か
ら入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを復
号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報とを含む
ライセンスファイルを前記クライアント端末へ送信する
ライセンスファイル送信手段とを含むことを特徴とす
る。
【0016】この請求項5の発明によれば、ユーザが必
要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の間
だけ利用することができる。
【0017】請求項6に記載の発明であるソフトウェア
貸出サーバのライセンスファイル送信手段は、前記クラ
イアント端末に予め格納された1つまたは複数のPC鍵
に関連付けられた鍵によって、前記ライセンスファイル
を暗号化して前記クライアント端末へ送信することを特
徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、貸出対象ソ
フトウェアが他のクライアント端末で不正使用されるこ
とを防止することができる。
【0019】請求項7に記載の発明であるソフトウェア
貸出サーバにおけるソフトウェア貸出プログラムを記録
した記録媒体は、ソフトウェアデータベースに格納され
たソフトウェアを、コンピュータシステムによってユー
ザのクライアント端末へ貸し出しを行うソフトウェア貸
出サーバにおけるソフトウェア貸出プログラムを記録し
た記録媒体であって、前記ソフトウェアデータベースに
ソフトウェアを暗号化して格納するソフトウェア格納処
理と、前記ユーザが貸出を希望する貸出対象ソフトウェ
アのダウンロード要求が、前記クライアント端末から入
力されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを前記ク
ライアント端末へ送信するソフトウェア送信処理と、こ
のソフトウェア送信処理によって送信された前記貸出対
象ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端末
から入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを
復号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報とを含
むライセンスファイルを前記クライアント端末へ送信す
るライセンスファイル送信処理とを含むことを特徴とす
る。
【0020】この請求項7の発明によれば、ユーザが必
要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の間
だけ利用することができる。
【0021】請求項8に記載の発明であるクライアント
端末は、コンピュータシステムによってソフトウェア貸
出サーバからソフトウェアの貸し出しを受けるクライア
ント端末であって、前記ユーザに対して貸出を希望する
貸出対象ソフトウェアの入力を促し、入力された前記貸
出対象ソフトウェアのダウンロード要求を前記ソフトウ
ェア貸出サーバに送信するソフトウェア要求手段と、前
記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸出有効
期間の入力を促し、この貸出有効期間に基づいて、前記
貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と前記貸出有効
期間に関する情報とを含むライセンスファイルのダウン
ロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送信するラ
イセンスファイル要求手段と、前記ライセンスファイル
がダウンロードされたときには、前記貸出対象ソフトウ
ェアを前記ライセンスファイルに基づいて前記貸出有効
期間の間だけ復号化する復号化手段とを含むことを特徴
とする。
【0022】この請求項8の発明によれば、ユーザが必
要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の間
だけ利用することができる。
【0023】請求項9に記載の発明であるクライアント
端末のライセンスファイルは、前記クライアント端末に
予め格納された1つまたは複数のPC鍵を用いて暗号化
されており、前記復号化手段は前記PC鍵を用いて前記
ライセンスファイルを復号化することを特徴とする。
【0024】この請求項9の発明によれば、貸出対象ソ
フトウェアが他のクライアント端末で不正使用されるこ
とを防止することができる。
【0025】請求項10に記載の発明であるクライアン
ト端末におけるソフトウェア貸出プログラムを記録した
記録媒体は、コンピュータシステムによってソフトウェ
ア貸出サーバからソフトウェアの貸し出しを受けるクラ
イアント端末におけるソフトウェア貸出プログラムを記
録した記録媒体であって、前記ユーザに対して貸出を希
望する貸出対象ソフトウェアの入力を促し、入力された
前記貸出対象ソフトウェアのダウンロード要求を前記ソ
フトウェア貸出サーバに送信するソフトウェア要求処理
と、前記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸
出有効期間の入力を促し、この貸出有効期間に基づい
て、前記貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と前記
貸出有効期間に関する情報とを含むライセンスファイル
のダウンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送
信するライセンスファイル要求処理と、前記ライセンス
ファイルがダウンロードされたときには、前記貸出対象
ソフトウェアを前記ライセンスファイルに基づいて前記
貸出有効期間の間だけ復号化する復号化処理とを含むこ
とを特徴とする。
【0026】この請求項10の発明によれば、ユーザが
必要とするソフトウェアを、ユーザが必要とする期間の
間だけ利用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るソフトウェア
貸出システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】1.システム構成 図1に示すように、本実施形態のソフトウェア貸出シス
テム1は、このソフトウェア貸出システム1を利用する
ユーザのユーザ情報を格納するユーザ情報データベース
2と、ユーザに貸し出されるソフトウェアを格納するソ
フトウェアデータベース3と、このソフトウェアデータ
ベース3に格納されているソフトウェアの貸出を行うソ
フトウェア貸出サーバ4と、このソフトウェア貸出サー
バ4に通信網5を介してアクセスしてソフトウェアの貸
出を受けるユーザのクライアント端末6と、ユーザを管
理しているユーザ管理者のユーザ管理者端末7と、貸し
出すためのソフトウェアをソフトウェア貸出システム1
に提供するソフトウェアベンダのベンダ端末8と、ソフ
トウェア貸出システム1を管理するシステム管理者のシ
ステム管理者端末9とから構成されている。
【0029】ここで、ソフトウェア貸出サーバ4は、ソ
フトウェアベンダによって提供されたソフトウェアを暗
号化してソフトウェアデータベース2に格納するソフト
ウェア格納手段11と、ユーザのクライアント端末6か
ら貸出を希望する貸出対象ソフトウェアのダウンロード
要求が入力されると、貸出対象ソフトウェアをクライア
ント端末6へ送信するソフトウェア送信手段12と、ユ
ーザのクライアント端末6から貸出対象ソフトウェアの
貸出有効期間が入力されると、貸出対象ソフトウェアを
復号化する情報と貸出有効期間に関する情報とを含むラ
イセンスファイルをクライアント端末6へ送信するライ
センスファイル送信手段13とを含んでいる。
【0030】なお、ソフトウェア貸出サーバ4は、各種
の処理を行うためのCPUと、この処理の命令を記憶す
る記憶手段とを含む通常のコンピュータシステムによっ
て構成されたサーバであって、いわゆるインターネット
のプロバイダが管理しており、インターネットを介して
図示していないホストコンピュータに接続されている。
そして、クライアント端末6から通信網5を介してアク
セスがあると、ソフトウェア貸出サーバ4はユーザ向け
のホームページを提供し、このホームページには、貸し
出されるソフトウェアの一覧などの情報が表示される。
同様に、ユーザ管理者端末7からアクセスがあるとユー
ザ管理者向けのホームページが提供され、ベンダ端末8
からアクセスがあるとソフトウェアベンダ向けのホーム
ページが提供され、システム管理者端末9からアクセス
があるとシステム管理者向けのホームページが提供され
る。
【0031】さらに、ユーザ情報データベース2には、
各ユーザの企業情報として、企業名、事業署名、担当部
署面、郵便番号、住所、担当者名、電話番号、FAX番
号、企業ID、パスワードなどの情報がユーザ別に格納
されており、さらにユーザがソフトウェアの貸出を利用
したときには、その利用状況や利用料金などの情報も格
納される。
【0032】また、ソフトウェアデータベース3には、
ソフトウェアベンダ業者によって提供されたソフトウェ
アがカテゴリ毎に分類されて格納されており、この中に
は無料で提供される試行用のソフトウェアも含まれてい
る。このように、無料の試行用ソフトウェアを用意して
おくことによって、ユーザは予めソフトウェアを試して
から借りることができる。
【0033】さらに、格納されているソフトウェアが使
用されると、そのソフトウェアの使用状況やソフトウェ
アベンダに支払われる使用料などの情報も格納される。
そして、各ソフトウェアのダウンロード数などの使用状
況に関する情報から、各ソフトウェアの人気度などの評
価を作成することもできる。
【0034】一方、クライアント端末6は、ユーザに対
して貸出対象ソフトウェアの入力を促し、入力された貸
出対象ソフトウェアのダウンロード要求をソフトウェア
貸出サーバ4に送信するソフトウェア要求手段14と、
ユーザに対して貸出対象ソフトウェアの貸出有効期間の
入力を促し、この貸出有効期間に基づいたライセンスフ
ァイルのダウンロード要求をソフトウェア貸出サーバ4
に送信するライセンスファイル要求手段15と、ソフト
ウェア貸出サーバ4からライセンスファイルがダウンロ
ードされると、貸出対象ソフトウェアをライセンスファ
イルに基づいて貸出有効期間の間だけ復号化する復号化
手段16とを含んでいる。
【0035】また、通信網3はインターネットやダイヤ
ルアップ、専用線、VPN、無線接続などの通信回線に
よって構成される一般の通信網である。
【0036】2.動作説明次に、本実施形態に係るソフ
トウェア貸出システム1によって行われる各処理を図面
に基づいて説明する。
【0037】2−1.ソフトウェア登録処理 まず、図2のフローチャートに基づいて本実施形態に係
るソフトウェア貸出システム1によって貸し出されるソ
フトウェアの登録処理について説明する。
【0038】本実施形態のソフトウェア貸出システム1
にソフトウェアを提供するソフトウェアベンダは、貸出
の対象となるソフトウェアをシステム管理者に提供し
(S201)、システム管理者はこのソフトウェアを暗
号化して(S202)ソフトウェアベンダに返却する
(S203)。
【0039】そして、ソフトウェアベンダは暗号化され
たソフトウェアを受け取ると、この暗号化されたソフト
ウェアをインストールするためのインストーラをソフト
ウェアに組み込んで(S204)ソフトウェア貸出サー
バ4へ送信し(S205)、受信したソフトウェア貸出
サーバ4ではソフトウェアの検証用の登録を行う(S2
06)。
【0040】そして、ソフトウェアベンダはベンダ端末
8からソフトウェア貸出サーバ4にアクセスして、試行
・検証を繰り返し行い、動作確認を行う(S207)。
この試行・検証の結果、ソフトウェアベンダがソフトウ
ェア貸出システム1に対してソフトウェアの提供を決定
したときには、システム管理者との間でソフトウェアの
レンタル許諾契約が行われ(S208)、ソフトウェア
貸出サーバ4にソフトウェアベンダに関する情報である
ベンダ情報が登録され(S209)、ソフトウェアベン
ダから提供されたソフトウェアがソフトウェアデータベ
ース3に格納されて登録される(S210)。また、こ
の登録の際にソフトウェアを特定のユーザに対してのみ
貸出が行えるように、貸し出すときの条件を予め設定し
て登録しておいてもよい。
【0041】このようにして登録が行われると、ソフト
ウェアは貸出の対象として公開されることになり、ソフ
トウェアの登録処理は終了する。
【0042】2−2.ユーザ登録 次に、図3のフローチャートに基づいて本実施形態に係
るソフトウェア貸出システム1を利用するユーザの登録
処理について説明する。
【0043】まず、ソフトウェアの貸出を希望するユー
ザ企業のユーザ管理者は、ユーザ管理者端末7からソフ
トウェア貸出サーバ4に対してソフトウェア貸出システ
ム1の利用希望を送信する(S301)。これに応じて
ソフトウェア貸出サーバ4は貸出を行っているソフトウ
ェアの内容や評価などの資料を返送し(S302)、こ
の資料を受け取ったユーザ管理者は、貸し出されている
ソフトウェアの内容や評価を検討し、ソフトウェア貸出
システム1への登録を希望する場合には利用申し込みを
ソフトウェア貸出サーバ4へ送信する(S303)。
【0044】そして、この利用申し込みをソフトウェア
貸出サーバ4が受信すると、システム管理者はユーザ管
理者との間でソフトウェア貸出システム1の利用契約を
結び、審査した後に企業登録を行う(S304)。この
契約の際に、ソフトウェア貸出システム1を利用するた
めにユーザのクライアント端末6に実装しなければなら
ない基本ソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体で
ユーザに提供する。
【0045】この企業登録が行われると、システム管理
者はユーザ管理者に対して企業IDとパスワードを発行
してユーザ管理者に通知する(S305)。
【0046】そして、ユーザ管理者によって管理されて
いる各ユーザは、ユーザ管理者から基本ソフトウェアを
取得してユーザの使用するクライアント端末6にインス
トールを行う(S306)。そして、インストールされ
た基本ソフトウェアを起動すると、図4に示すログオン
画面が表示され、ユーザはユーザ名とパスワードを入力
してログオンを行う(S307)。ログオンすると、次
に図5に示すマシン名の登録画面が表示され、ユーザは
企業IDとパスワードとマシン名とを入力し(S30
8)、これによってソフトウェア貸出サーバ4ではマシ
ン名の登録が行われる(S309)。
【0047】このマシン名の登録が行われると、次にク
ライアント端末6では、各クライアント端末に固有の鍵
であってソフトウェア貸出サーバ4との間で共有される
共有鍵が生成される(S310)。
【0048】ただし、ここでは一例として共有鍵によっ
て暗号化する場合を説明するが、共有鍵に限定する必要
はなく、各クライアント端末が予め保有している鍵情報
であるPC鍵によって暗号化を行うこともできる。この
PC鍵としては、共有鍵の他に例えば当該クライアント
端末に固有のID情報や、非対称暗号方式を用いて当該
クライアント端末を認証するための秘密鍵、ユーザの知
っているパスワードなどが含まれる。また、このPC鍵
は1つである必要はなく、複数の鍵であってもよい。
【0049】そして、生成された共有鍵はクライアント
端末毎に一義的に定められたコード情報に基づいて暗号
化されてクライアント端末6に記憶される。
【0050】これによって、コード情報の異なるクライ
アント端末では共有鍵を復号化することができないの
で、共有鍵の違法コピーを防止することができる。
【0051】次に、ユーザは図6に示す入力画面からユ
ーザ情報の入力を行い(S311)、この入力されたユ
ーザ情報と生成された共有鍵は、ソフトウェア貸出サー
バ4との間で予め定められた暗号によって暗号化処理が
行われてからソフトウェア貸出サーバ4へ送信される
(S312)。
【0052】そして、ソフトウェア貸出サーバ4では、
ユーザ情報と共有鍵とをユーザ情報データベース2に格
納して登録し(S313)、ユーザの登録処理は終了す
る。
【0053】2−3.ソフトウェア貸出処理 次に、図7のフローチャートに基づいて本実施形態に係
るソフトウェア貸出システム1によるソフトウェアの貸
出処理について説明する。
【0054】ソフトウェアの貸出を希望するユーザは、
まずクライアント端末6を起動してソフトウェア貸出サ
ーバ4にアクセスする(S701)。
【0055】そして、ソフトウェアの選択画面が表示さ
れ、ユーザは借りたいソフトウェアのカテゴリを選択す
る(S702)。このカテゴリには、例えば電子納品、
技術計算、測量、計測などのカテゴリがある。
【0056】このカテゴリが選択されると、ソフトウェ
ア貸出サーバ4はソフトウェアデータベース3に格納さ
れているソフトウェアの中から、そのカテゴリに属する
ソフトウェアの情報をクライアント端末6に送信し(S
703)、図8に示す選択画面にソフトウェアの一覧が
表示される(S704)。
【0057】このソフトウェアの選択画面には、図8に
示すようにソフトウェアベンダ名、ソフトウェア名、バ
ージョン情報、使用期間、ソフトウェアのダウンロード
ボタン、ライセンスファイルのダウンロードボタンが表
示されており、画面をスクロールさせることによって、
同じカテゴリに属するソフトウェアが表示されていく。
【0058】そして、ユーザは表示されたソフトウェア
の中から、貸出を希望する貸出対象ソフトウェアを選択
し(S705)、選択画面上のダウンロードボタンをク
リックすると、クライアント端末6からダウンロード要
求が送信される(S706)。
【0059】これに応じてソフトウェア貸出サーバ4
は、ソフトウェアデータベース3に格納されている貸出
対象ソフトウェアを読み出してクライアント端末6にダ
ウンロードする(S707)。このとき、貸出対象ソフ
トウェアはステップS202で既に暗号化されているの
で、この暗号を復号化するための復号化ルーチンと貸出
有効期間などの使用条件を判定するためのライセンス判
定ルーチンとが、貸出対象ソフトウェアに付加されてク
ライアント端末6にダウンロードされる。
【0060】また、貸出対象ソフトウェアは、通信網5
を介してダウンロードされるだけではなく、CD−RO
Mなどの記録媒体に記録してシステム管理者からユーザ
管理者に送られることによって貸し出されてもよい。
【0061】そして、ユーザは、次に図8の選択画面か
ら貸出有効期間に対応するダウンロードボタンをクリッ
クしてライセンスファイルのダウンロード要求を送信す
る(S708)。ここで、図8の選択画面では3ヶ月、
6ヶ月などの一定の貸出有効期間が表示されているが、
ユーザが任意に貸出有効期間を設定することもできる。
さらに、ソフトウェアを借りるのではなく購入したいユ
ーザは、貸出有効期間を無期限と設定することによっ
て、購入することができる。
【0062】そして、このダウンロード要求に応じて、
ソフトウェア貸出サーバ4は貸出有効期間に基づいた使
用条件と、貸出対象ソフトウェアを復号化するためのソ
フト復号鍵とを含むライセンスファイルを生成する(S
709)。
【0063】さらに、ソフトウェア貸出サーバ4は、ユ
ーザ情報データベース2からクライアント端末6の共有
鍵を検索して読み出し、この共有鍵によってライセンス
ファイルを暗号化して(S710)、ユーザのクライア
ント端末6にダウンロードする(S711)。このと
き、共有鍵によって暗号化するだけではなく、共有鍵に
関連付けられた鍵によって暗号化してもよい。
【0064】このように、ライセンスファイルをクライ
アント端末に固有の共有鍵、あるいは共有鍵に関連付け
られた鍵によって暗号化することで、他のクライアント
端末ではライセンスファイルを復号化することができな
いので、貸出対象ソフトウェアが他のクライアント端末
で不正使用されることを防止することができる。
【0065】また、ライセンスファイルがダウンロード
されるのと同時に貸出対象ソフトウェアの貸出有効期間
が開始され、ソフトウェア貸出サーバ4ではユーザに対
して所定の課金処理が行われる(S712)。ただし、
貸出対象ソフトウェアが試行用のソフトウェアである場
合には課金処理は行われない。
【0066】そして、ライセンスファイルがユーザのク
ライアント端末6にダウンロードされると、クライアン
ト端末6は記憶している共有鍵によってライセンスファ
イルを復号化し(S713)、ライセンスファイルに含
まれている貸出有効期間とソフト復号鍵とを取得する
(S714)。
【0067】そして、クライアント端末6は、ライセン
スファイルに含まれている貸出有効期間とクライアント
端末6に実装されている時計機能とに基づいて、ライセ
ンス判定ルーチンによって貸出有効期間内であるか否か
のライセンスチェックを行い、(S715)、貸出有効
期間内のときには復号化ルーチンでソフト復号鍵を用い
て貸出対象ソフトウェアを復号化し(S716)、ユー
ザはソフトウェアを利用する(S717)。
【0068】また、ステップS715において貸出有効
期間を過ぎているときには、クライアント端末6は貸出
対象ソフトウェアを復号化できなくなるので、貸出対象
ソフトウェアの利用は終了する(S718)。
【0069】一方、ソフトウェア貸出サーバ4からはス
テップS712で行われた課金処理に基づいて、ユーザ
管理者に対してソフトウェアの利用料金の請求が行われ
(S719)、この請求に応じて、ユーザ管理者は利用
料金をシステム管理者に送金する(S720)。
【0070】さらに、システム管理者はソフトウェアベ
ンダによって提供されたソフトウェアの使用状況に応じ
た使用料を、ソフトウェアベンダに支払って(S72
1)ソフトウェアの貸出処理は終了する。
【0071】2−4.運用管理処理 次に、図9のフローチャートに基づいて本実施形態に係
るソフトウェア貸出システム1による運用管理処理につ
いて説明する。
【0072】ユーザによるソフトウェア貸出システム1
の利用状況を把握しようとするユーザ管理者が、ユーザ
管理者端末7から企業ID、パスワード、マシン名の認
証情報を入力してソフトウェア貸出サーバ4にアクセス
すると(S901)、ソフトウェア貸出サーバ4はユー
ザ情報データベース2を検索して、図10に示す利用状
況画面を表示してユーザの利用状況に関する情報を提供
する(S902)。
【0073】この利用状況画面では、図10に示すよう
に企業IDに対応するマシンの利用状況が表示され、マ
シン毎に貸し出されているソフトウェア名、有効使用期
間、使用者名、単価などの情報が表示され、また合計の
利用料金も表示されている。
【0074】また、ユーザ管理者がマシンの使用状況を
知りたいときには、ユーザ管理者端末7から企業ID、
パスワードの認証情報を入力してソフトウェア貸出サー
バ4にアクセスすると(S903)、ソフトウェア貸出
サーバ4はユーザ情報データベース2を検索して、図1
1に示す使用状況画面を表示してマシンの使用状況を提
供する(S904)。
【0075】このマシンの使用状況画面では、図11に
示すように企業IDに対応するマシンの使用状況が表示
され、ユーザ管理者は削除の設定などを行うことができ
る。
【0076】また、ソフトウェア貸出サーバ4は、週別
あるいは月別などの一定期間毎に利用状況や利用料金な
どの情報をレポートにしてユーザ管理者に通知する(S
905)。
【0077】一方、ソフトウェア貸出システム1にソフ
トウェアを提供しているソフトウェアベンダは、提供し
たソフトウェアの利用状況を把握したいときには、ベン
ダ端末8からソフトウェア貸出サーバ4にアクセスし
(S906)、ソフトウェア貸出サーバ4はソフトウェ
アデータベース2を検索してソフトウェアの貸出状況に
関する情報を提供する(S907)。
【0078】また、ソフトウェア貸出サーバ4は、週別
あるいは月別などの一定期間毎にソフトウェアベンダに
よって提供されたソフトウェアの貸出状況や使用料など
の情報をレポートにしてソフトウェアベンダに通知する
(S908)。
【0079】このような運用管理処理がソフトウェア貸
出システム1によって行われる。
【0080】上述したように、本実施形態のソフトウェ
ア貸出システム1は、貸出対象ソフトウェアとライセン
スファイルとを別々にクライアント端末に提供し、その
ライセンスファイルに有効期間が設定されていることに
よって、貸出対象ソフトウェアを一定期間のみユーザに
貸し出すことができる。
【0081】これによって、ユーザは必要とするソフト
ウェアを、必要とする期間の間だけ利用することがで
き、ソフトウェアを無駄に購入する必要がなくなる。
【0082】また、ライセンスファイルをクライアント
端末に固有の共有鍵で暗号化することによって、その他
のクライアント端末ではライセンスファイルを復号化す
ることができないので、貸出対象ソフトウェアが他のク
ライアント端末で不正使用されることを防止することが
できる。
【0083】さらに、貸出対象ソフトウェアはクライア
ント端末にダウンロードされてしまうので、貸出対象ソ
フトウェアをクライアント端末で利用するときに通信網
を介する必要がない。したがって、クライアント端末で
貸出対象ソフトウェアを利用しても通話料を支払う必要
がなくなる。
【0084】なお、上述したソフトウェア貸出システム
1におけるソフトウェア貸出サーバ4の各処理を実現す
るためのプログラムは記録媒体に保存することができ、
この記録媒体をコンピュータシステムによって読み込ま
せることにより、前記プログラムを実行してコンピュー
タを制御しながら上述したソフトウェア貸出サーバ4の
各処理を実現することができる。ここで、前記記録媒体
とは、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置
等、プログラムを記録することができるような装置が含
まれる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソフトウ
ェア貸出システムによれば、ユーザが必要とするソフト
ウェアを、ユーザが必要とする期間の間だけ利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソフトウェア貸出システムの一実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すソフトウェア貸出システムによって
貸し出されるソフトウェアの登録処理を説明するための
フローチャートである。
【図3】図1に示すソフトウェア貸出システムを利用す
るユーザの登録処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】図3に示すユーザの登録処理におけるログオン
画面の一例を示す図である。
【図5】図3に示すユーザの登録処理におけるマシン名
の登録画面の一例を示す図である。
【図6】図3に示すユーザの登録処理におけるユーザ情
報の登録画面の一例を示す図である。
【図7】図1に示すソフトウェア貸出システムにおける
ソフトウェアの貸出処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】図7に示すソフトウェア貸出処理におけるソフ
トウェアの選択画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示すソフトウェア貸出システムにおける
運用管理処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】図9に示す運用管理処理における利用状況画
面の一例を示す図である。
【図11】図9に示す運用管理処理におけるマシンの使
用状況画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトウェア貸出システム 2 ユーザ情報データベース 3 ソフトウェアデータベース 4 ソフトウェア貸出サーバ 5 通信網 6 クライアント端末 7 ユーザ管理者端末 8 ベンダ端末 9 システム管理者端末 11 ソフトウェア格納手段 12 ソフトウェア送信手段 13 ライセンスファイル送信手段 14 ソフトウェア要求手段 15 ライセンスファイル要求手段 16 復号化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G07F 17/00 B G07F 17/00 G06F 9/06 660C (72)発明者 坂井 充 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 瀬戸口 達也 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 岩田 勝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 礒部 朋寛 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B076 FB18 FC10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースに格納されたソフトウェア
    を、サーバがコンピュータシステムによってユーザのク
    ライアント端末に貸し出しを行うソフトウェア貸出方法
    であって、 前記データベースにソフトウェアを暗号化して格納し、 前記ユーザが前記データベースに格納されたソフトウェ
    アの中から貸出を希望する貸出対象ソフトウェアを選択
    したときには、前記サーバは前記貸出対象ソフトウェア
    を前記クライアント端末に送信し、 送信された前記貸出対象ソフトウェアの貸出有効期間
    が、前記ユーザによって前記クライアント端末から入力
    されたときには、前記サーバは前記貸出対象ソフトウェ
    アを復号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報と
    を含むライセンスファイルを前記クライアント端末に送
    信し、 送信された前記ライセンスファイルに基づいて、前記ク
    ライアント端末は前記貸出対象ソフトウェアを前記貸出
    有効期間の間だけ復号化することを特徴とするソフトウ
    ェア貸出方法。
  2. 【請求項2】 前記ライセンスファイルは、前記クライ
    アント端末に予め格納されたPC鍵を用いて暗号化され
    ており、前記クライアント端末は前記PC鍵を用いて前
    記ライセンスファイルを復号化することを特徴とする請
    求項1に記載のソフトウェア貸出方法。
  3. 【請求項3】 ソフトウェアデータベースに格納された
    ソフトウェアを、コンピュータシステムによってソフト
    ウェア貸出サーバがユーザのクライアント端末に貸し出
    しを行うソフトウェア貸出システムであって、 前記クライアント端末は、 前記ユーザに対して貸出を希望する貸出対象ソフトウェ
    アの入力を促し、入力された前記貸出対象ソフトウェア
    のダウンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送
    信するソフトウェア要求手段と、 前記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸出有
    効期間の入力を促し、この貸出有効期間に基づいて、前
    記貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と前記貸出有
    効期間に関する情報とを含むライセンスファイルのダウ
    ンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送信する
    ライセンスファイル要求手段と、 前記ソフトウェア貸出サーバから前記ライセンスファイ
    ルが入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェアを
    前記ライセンスファイルに基づいて前記貸出有効期間の
    間だけ復号化する復号化手段とを含み、 前記ソフトウェア貸出サーバは、 前記ソフトウェアデータベースにソフトウェアを暗号化
    して格納するソフトウェア格納手段と、 前記クライアント端末から前記貸出対象ソフトウェアの
    ダウンロード要求が入力されたときには、前記貸出対象
    ソフトウェアを前記クライアント端末へ送信するソフト
    ウェア送信手段と、 このソフトウェア送信手段によって送信された前記貸出
    対象ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端
    末から入力されたときには、前記ライセンスファイルを
    前記クライアント端末へ送信するライセンスファイル送
    信手段とを含むことを特徴とするソフトウェア貸出シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記ライセンスファイルは、前記クライ
    アント端末に予め格納されたPC鍵を用いて暗号化され
    ており、前記クライアント端末は前記PC鍵を用いて前
    記ライセンスファイルを復号化することを特徴とする請
    求項3に記載のソフトウェア貸出システム。
  5. 【請求項5】 ソフトウェアデータベースに格納された
    ソフトウェアを、コンピュータシステムによってユーザ
    のクライアント端末へ貸し出しを行うソフトウェア貸出
    サーバであって、 前記ソフトウェアデータベースにソフトウェアを暗号化
    して格納するソフトウェア格納手段と、 前記ユーザが貸出を希望する貸出対象ソフトウェアのダ
    ウンロード要求が、前記クライアント端末から入力され
    たときには、前記貸出対象ソフトウェアを前記クライア
    ント端末へ送信するソフトウェア送信手段と、 このソフトウェア送信手段によって送信された前記貸出
    対象ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端
    末から入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェア
    を復号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報とを
    含むライセンスファイルを前記クライアント端末へ送信
    するライセンスファイル送信手段とを含むことを特徴と
    するソフトウェア貸出サーバ。
  6. 【請求項6】 前記ライセンスファイル送信手段は、前
    記クライアント端末に予め格納されたPC鍵に関連付け
    られた鍵によって、前記ライセンスファイルを暗号化し
    て前記クライアント端末へ送信することを特徴とする請
    求項5に記載のソフトウェア貸出サーバ。
  7. 【請求項7】 ソフトウェアデータベースに格納された
    ソフトウェアを、コンピュータシステムによってユーザ
    のクライアント端末へ貸し出しを行うソフトウェア貸出
    サーバにおけるソフトウェア貸出プログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記ソフトウェアデータベースにソフトウェアを暗号化
    して格納するソフトウェア格納処理と、 前記ユーザが貸出を希望する貸出対象ソフトウェアのダ
    ウンロード要求が、前記クライアント端末から入力され
    たときには、前記貸出対象ソフトウェアを前記クライア
    ント端末へ送信するソフトウェア送信処理と、 このソフトウェア送信処理によって送信された前記貸出
    対象ソフトウェアの貸出有効期間が前記クライアント端
    末から入力されたときには、前記貸出対象ソフトウェア
    を復号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報とを
    含むライセンスファイルを前記クライアント端末へ送信
    するライセンスファイル送信処理とを含むことを特徴と
    するソフトウェア貸出サーバにおけるソフトウェア貸出
    プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータシステムによってソフトウ
    ェア貸出サーバからソフトウェアの貸し出しを受けるク
    ライアント端末であって、 前記ユーザに対して貸出を希望する貸出対象ソフトウェ
    アの入力を促し、入力された前記貸出対象ソフトウェア
    のダウンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送
    信するソフトウェア要求手段と、 前記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸出有
    効期間の入力を促し、この貸出有効期間に基づいて、前
    記貸出対象ソフトウェアを復号化する情報と前記貸出有
    効期間に関する情報とを含むライセンスファイルのダウ
    ンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送信する
    ライセンスファイル要求手段と、 前記ライセンスファイルがダウンロードされたときに
    は、前記貸出対象ソフトウェアを前記ライセンスファイ
    ルに基づいて前記貸出有効期間の間だけ復号化する復号
    化手段とを含むことを特徴とするクライアント端末。
  9. 【請求項9】 前記ライセンスファイルは、前記クライ
    アント端末に予め格納されたPC鍵を用いて暗号化され
    ており、前記復号化手段は前記PC鍵を用いて前記ライ
    センスファイルを復号化することを特徴とする請求項8
    に記載のクライアント端末。
  10. 【請求項10】 コンピュータシステムによってソフト
    ウェア貸出サーバからソフトウェアの貸し出しを受ける
    クライアント端末におけるソフトウェア貸出プログラム
    を記録した記録媒体であって、 前記ユーザに対して貸出を希望する貸出対象ソフトウェ
    アの入力を促し、入力された前記貸出対象ソフトウェア
    のダウンロード要求を前記ソフトウェア貸出サーバに送
    信するソフトウェア要求処理と、 前記ユーザに対して前記貸出対象ソフトウェアの貸出有
    効期間の入力を促し、 この貸出有効期間に基づいて、前記貸出対象ソフトウェ
    アを復号化する情報と前記貸出有効期間に関する情報と
    を含むライセンスファイルのダウンロード要求を前記ソ
    フトウェア貸出サーバに送信するライセンスファイル要
    求処理と、 前記ライセンスファイルがダウンロードされたときに
    は、前記貸出対象ソフトウェアを前記ライセンスファイ
    ルに基づいて前記貸出有効期間の間だけ復号化する復号
    化処理とを含むことを特徴とするクライアント端末にお
    けるソフトウェア貸出プログラムを記録した記録媒体。
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