JPH0973479A - ソフトウェア代金返金システム - Google Patents

ソフトウェア代金返金システム

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JPH0973479A
JPH0973479A JP22563295A JP22563295A JPH0973479A JP H0973479 A JPH0973479 A JP H0973479A JP 22563295 A JP22563295 A JP 22563295A JP 22563295 A JP22563295 A JP 22563295A JP H0973479 A JPH0973479 A JP H0973479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフトウェアを入手した者が不正に代金の返金
を要求することを防ぐ。 【解決手段】暗号化されてユーザに提供されたソフトウ
ェアの代金支払いを条件にユーザ端末へ復号化情報をセ
ンタから通知し、ユーザ端末にて前記復号情報により前
記ソフトウェアを復号し、インストールするソフトウェ
アの販売方式において、正式にインストールされたか否
かをインストール履歴に記録するインストール監視手段
17aを備え、ユーザがセンタへソフトウェアの代金の
返金要求を行う際には、ユーザ端末において、返金要求
手段17bで返金要求とともにインストール履歴をセン
タへ通知し、センタにおいて、インストール履歴に正式
にインストールが終了したことを示す情報が含まれてい
るか否かを判別し、インストール終了情報が含まれてい
ない場合に限り、ソフトウェアの代金の返金を許可す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータプロ
グラムあるいは映像著作物等のソフトウエア、特にデジ
タル情報化されたソフトウエアの販売方式におけるソフ
トウェア代金返金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMやMO等の大規模記憶媒体
や、B−ISDN等の大容量の高速通信技術、あるいは
ケーブルテレビ等の技術が発達してくると、これらの手
段を用いてコンピュータプログラムは勿論、画像や音声
をデジタル情報として流通されることが予想される。
【0003】すなわち、従来ビデオテープで供給されて
いたような映像著作物がそのままCD−ROM等の格納
媒体に格納されて販売されたり、またはCD−ROMの
インタラクティブ性(双方向性)を利用したゲームとし
て市場に流通し始めてきている。
【0004】また、通信回線についても同様であり、前
記のような映像著作物が通信を経由してユーザの手元に
届けられる状況になってきている。ところで、この種の
デジタル情報の複写は極めて容易であり、かつアナログ
情報のような複写による劣化がないことから、同一情報
の複製が可能であり、これらの行為により製造者の利益
が害される可能性が極めて高い。すなわち、ユーザは、
大容量の書換え可能な光磁気ディスクや磁気ディスク装
置さえ所有していれば、コンピュータに関するわずかな
知識のみでCD−ROMの内容を簡単に複写することが
できる。
【0005】このように、十分なセキュリティチェック
が不可能であることを理由にこの種のデジタル情報媒体
のレンタル行為は製造者によって禁止されている場合が
殆どである。
【0006】しかしながら、エンドユーザとしては現在
のこの種のソフトウエアの価格は高額であり、ソフトウ
ェアが自身の所有しているハードディスクで使用可能で
あるか、あるいは本当にそのソフトウエアが自身の欲し
ているものと一致するかの確認がとれるまでは購入を躊
躇する場合が多い。
【0007】この点について、機能が制限されている多
数のソフトウエアをCD−ROMに格納して安価に販売
し、エンドユーザはその中から希望するソフトウエアの
代金を支払うことにより機能制限を解除するコードを受
け取るという新しいソフトウエアの販売方式が実現され
始めている。このような販売方式では、エンドユーザ
は、代金の代わりに受け取ったコードによりソフトウェ
アの機能制限を解除し、所有のハードウェアにインスト
ールすることになるが、何等かの理由により機能制限の
解除を行えなかったユーザが、代金の返金を要求するこ
とが予想される。一方、インストールを行えたユーザ
が、インストールすることができなかったと偽って返金
要求することも予想される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、機
能が制限されている多数のソフトウエアをCD−ROM
等に格納して安価に販売し、エンドユーザはその中から
希望するソフトウエアについて代金を支払うことにより
機能制限を解除するコードを受け取るという類のソフト
ウェア販売方式において、返金を要求するユーザの真偽
を判別し、正当な権利を有するユーザにのみ返金を行う
ソフトウェア代金返金システムを提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような手段を採用している。先ず、
第1の発明は、暗号化されてユーザに提供されたソフト
ウェアの代金支払いを条件にユーザ端末へ復号情報をセ
ンタから通知し、ユーザ端末にて前記復号情報により前
記ソフトウェアを復号し、インストールするソフトウェ
アの販売方式において、以下の手段を採用した。
【0010】ユーザ端末では、ソフトウェアのインスト
ールにあたり、ソフトウェア復号手段、インストール履
歴記録手段を備えるようにしている。ソフトウェア復号
手段は、センタから受け取った復号情報により希望のソ
フトウェアを復号する。
【0011】インストール履歴記録手段は、ソフトウェ
ア復号手段が復号したソフトウェアのインストール履歴
を記録する。また、ユーザがセンタへソフトウェアの代
金の返金要求を行う際には、ユーザ端末には、返金要求
とともにインストール履歴をセンタへ通知する返金要求
手段を備えるようにし、センタには、ユーザ端末から返
金要求とインストール履歴とを受信したときにインスト
ール履歴を解析して代金の返金を許可するか否かを判別
する返金処理手段を備えるようにしている。
【0012】尚、ユーザ端末には、ソフトウェア復号手
段が復号したソフトウェアのインストール状態を監視す
るインストール状態監視手段を設けるようにしても良
い。この場合、インストール履歴記録手段は、インスト
ール状態監視手段がインストールの開始を検出するとイ
ンストール開始情報を記録する。また、インストール履
歴記録手段は、インストール状態監視手段がインストー
ルの途中経過を検出すると、インストール経過情報を記
録するようにしてもよく、インストール状態監視手段が
インストールの正常終了を検出すると、インストール終
了情報を記録するようにしてもよい。
【0013】さらに、センタは、各ユーザを特定するユ
ーザ識別情報毎に、ソフトウェア識別情報及び復号情報
を含む購入履歴情報を登録する購入履歴登録手段、及び
ユーザ端末から返金要求を受け取った時に、ソフトウェ
ア識別情報及び復号情報に基づいて購入履歴登録手段を
参照し、ユーザが正規の購入者であるか否かを判別する
身元判別手段を備えるようにしてもよい。
【0014】また、インストール履歴記録手段は、個々
のソフトウェアを特定するソフトウェア識別情報毎に、
各ソフトウェアのインストール開始情報及びインストー
ル終了情報を登録するようにしてもよい。
【0015】さらに、返金要求手段は、ソフトウェア識
別情報、復号情報、及びインストール履歴とを暗号化し
てセンタへ通知することが好ましい。次に、上記課題を
解決するための第2の発明について述べる。
【0016】第2の発明では、ユーザに提供すべきソフ
トウェアにソフトウェア固有のチェック情報を付加して
提供することを前提としている。この場合に、ユーザ端
末では、ソフトウェアのインストールにあたり、ソフト
ウェアを、センタから受け取った復号情報により復号す
る復号手段と、復号手段が復号したソフトウェアをイン
ストールするインストール手段と、インストール手段に
よりインストールされたソフトウェアに付加されている
チェック情報を検出し、このチェック情報の正当性を判
別する正当性確認手段とを備えるようにしている。
【0017】また、ユーザ端末には、ユーザがセンタへ
ソフトウェア代金の返金要求を行う際に、返金要求とと
もに、前記正当性確認手段の判別内容を前記センタへ通
知する返金要求手段を備えるようにしている。そして、
センタには、前記ユーザ端末から通知された判別内容を
解析して、前記ソフトウェアの代金の返金を許可するか
否かを判別する返金処理手段を備えるようにしている。
【0018】ここで、センタは、各ユーザを特定するユ
ーザ識別情報毎に、ソフトウェア識別情報及び復号情報
を含む購入履歴情報を登録する購入履歴登録手段、及び
ユーザ端末から返金要求を受け取った時に、ソフトウェ
ア識別情報及び復号情報に基づいて購入履歴登録手段を
参照し、ユーザが正規の購入者であるか否かを判別する
身元判別手段を備えるようにしてもよい。
【0019】尚、チェック情報は、ソフトウェアの属性
を示す情報や、各種の識別情報を用いることができる。
例えば、チェック情報は、ソフトウェアのサイズ情報、
あるいはソフトウェアをハッシュ関数で圧縮した際に得
られる認証コード等である。尚、ソフトウェアを複数の
ソフトウェアユニットから構成することを前提とし、各
ソフトウェアユニットのサイズ情報、各ソフトウェアユ
ニットをハッシュ関数で圧縮した際に得られる認証コー
ドとすることもできる。
【0020】以下、本発明の作用について説明する。ま
ず、第1の発明によれば、ユーザは、希望のソフトウェ
アの代金をセンタへ支払った後に、復号情報を受け取
る。そして、ユーザ端末は、復号情報を受け取ると、復
号手段を起動する。
【0021】復号手段は、センタから受け取った復号情
報により暗号化されたソフトウェアを復号する。そし
て、ユーザ端末は、復号されたソフトウェアのインスト
ールを開始する。このとき、インストール履歴記録手段
は、前記ソフトウェアのインストール履歴を記録し始め
る。
【0022】その後、ユーザがユーザ端末へ返金要求コ
マンドを入力すると、ユーザ端末は、返金要求手段を起
動する。返金要求手段は、返金要求とともにインストー
ル履歴をセンタへ通知する。
【0023】センタは、ユーザ端末から返金要求を受け
取ると、返金処理手段を起動する。返金処理手段は、ユ
ーザから受け取ったインストール履歴を解析して、ソフ
トウェア代金の返金を許可するか否かを判別する。ここ
で、インストール履歴にインストールが正常に終了した
ことが記録されていれば、返金処理手段は、ソフトウェ
ア代金の返金を許可しない。一方、インストール履歴に
インストールが正常に終了していないことが記録されて
いれば、返金処理手段は、ソフトウェア代金の返金を許
可する。例えば、インストール履歴にインストール開始
情報とインストール終了情報とが記録されていれば、返
金処理手段は、インストールが正常に終了したことを判
定する。また、インストール履歴にインストール開始情
報あるいはインストール経過情報のみが記録され、イン
ストール終了情報が記録されていなければ、返金処理手
段は、インストールが正常に終了しなかったことを判定
する。
【0024】また、センタに身元判別手段と購入履歴登
録手段とを備えた場合には、ユーザ端末の返金要求手段
は、返金要求とともに、ユーザ識別情報、ソフトウェア
識別情報、復号情報、及びインストール履歴手段に登録
されているインストール履歴をセンタへ通知するように
する。そして、センタは、ユーザ端末から返金要求とと
もにユーザ識別情報、ソフトウェア識別情報、復号情
報、及びインストール履歴を受け取ると、身元判別手段
を起動する。
【0025】身元判別手段は、ユーザ識別情報に基づい
て購入履歴登録手段へアクセスし、ソフトウェア識別情
報及び復号情報を読み出す。そして、身元判別手段は、
ユーザ端末から受け取ったソフトウェア識別情報及び復
号情報と、購入履歴登録手段から読み出したソフトウェ
ア識別情報及び復号情報とを比較し、双方が一致するか
否かを判別する。そして、ソフトウェア識別情報が一致
し、且つ復号情報が一致すると、身元判別手段は、要求
元ユーザが正当な購入者であれば、返金処理手段を起動
し、インストール履歴の解析を実行させる。
【0026】次に、第2の発明によれば、ユーザは、希
望のソフトウェアの代金をセンタへ支払った後に、復号
情報を受け取る。そして、ユーザ端末は、復号情報を受
け取ると、復号手段を起動する。
【0027】復号手段は、センタから受け取った復号情
報により暗号化されたソフトウェアを復号し、暗号化し
たソフトウェアをインストール手段へ通知する。インス
トール手段は、復号されたソフトウェアをユーザ端末内
へインストールする。
【0028】このとき、正当性確認手段は、インストー
ルされたソフトウェアからチェック情報を検出し、この
チェック情報の正当性を判別することによりインストー
ルが正常に終了したか否かを判定する。そして、正当性
確認手段は、判定内容を保存する。
【0029】その後、ユーザがユーザ端末にソフトウェ
アの返金要求コマンドを入力すると、ユーザ端末は、返
金要求手段を起動する。返金要求手段は、センタに対
し、返金要求とともに、正当性確認手段の判定内容を通
知する。
【0030】センタは、ユーザ端末から返金要求ととも
に、判定内容を受け取ると、返金処理手段を起動する。
返金処理手段は、判定内容を参照し、チェック情報の正
当性を有していれば、ソフトウェア代金の返金を許可す
る。
【0031】尚、センタに身元判別手段と購入履歴登録
手段とを備えた場合には、ユーザ端末の返金要求手段
は、返金要求とともに、ユーザ識別情報、ソフトウェア
識別情報、復号情報、及び比較内容をセンタへ通知する
ようにする。そして、センタは、ユーザ端末から返金要
求とともにユーザ識別情報、ソフトウェア識別情報、復
号情報、及び比較内容を受け取ると、身元判別手段を起
動する。
【0032】身元判別手段は、ユーザ識別情報に基づい
て購入履歴登録手段へアクセスし、ソフトウェア識別情
報及び復号情報を読み出す。そして、身元判別手段は、
ユーザ端末から受け取ったソフトウェア識別情報及び復
号情報と、購入履歴登録手段から読み出したソフトウェ
ア識別情報及び復号情報とを比較する。そして、ソフト
ウェア識別情報が一致し、且つ復号情報が一致すると、
身元判別手段は、要求元ユーザが正当な購入者であるこ
とを判定し、返金処理手段を起動する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。 《実施形態1》本発明のソフトウェア代金返金システム
を適用するソフトウェア販売システムの概略構成を図1
に示す。
【0034】ソフトウェア販売システムは、暗号化され
たコンテンツ(ソフトウェア・プログラム)をCD−R
OMに格納して、ユーザに提供し、ユーザがコンテンツ
の代金を支払うことにより、復号情報であるコンテンツ
復号鍵を受け取ることができるシステムである。そし
て、本実施形態におけるソフトウェア販売システムは、
複数のユーザ端末1とセンタ2とをデジタル通信回線で
接続し、代金の支払い及び復号鍵の授受を通信により行
えるようになっている。
【0035】なお、ソフトウェアの供給媒体は、CD−
ROMに限らず、他の記憶媒体に格納してもよいし、通
信を通じてダウンロードするような供給形態でもよい。
代金の支払いは例えばキャッシュカードの加入番号の通
知や、銀行口座の引き落とし番号などの通知による。但
し、金融機関を通じた直接の振り込みでもよいことはも
ちろんである。
【0036】図2に本実施形態におけるユーザ端末1の
ハードウェア構成を示す。ユーザ端末1は、CPU4、
読み出し専用メモリ(以下、ROMと記す)5、ランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと記す)6をバスで接
続して構成されている。さらに、バスには、入出力装置
(I/O)を介してキーボード7、マウス8、CRT
9、ハードディスク(HDD)31、及びドライブ装置
10が接続されている。また、バスには、インタフェー
ス(IF)を介して通信モデム11が接続されている。
この通信モデム11は通信回線3に接続され、センタ2
との送受信を行う。
【0037】CPU4は、ROM5、あるいはRAM6
に格納されているプログラムを実行し、センタ2との通
信処理、コンテンツの復号処理、コンテンツのインスト
ール処理を実行する。
【0038】キーボード7及びマウス8は、ユーザが任
意のコマンドあるいはデータを入力する装置である。C
RT9は、画像データを出力する装置である。
【0039】ハードディスク(HDD)31は、本発明
のインストール履歴記録手段としてのインストール履歴
ファイル6aとインストールされたコンテンツとを格納
する。
【0040】ドライブ装置10は、CD−ROMに格納
されているコンテンツを読み込む装置である。通信モデ
ム11は、ユーザ端末1内で処理されたデータを通信回
線3上を伝送可能なデータ形式に変換して送信すると共
に、通信回線3上を送信されてきたデータをユーザ端末
1が処理可能なデータ形式に変換する。
【0041】ここで、CPU4がROM5あるいはRA
M6のプログラムを実行することにより、実現されるユ
ーザ端末1の機能について図3に沿って説明する。同図
に示すように、ユーザ端末1は、マシンID検査部1
2、アクセス番号生成部13、コンテンツ復号鍵生成部
14、コンテンツ復号部15、インストーラ16、ナビ
ゲータ17、及び購入要求部18を備えている。
【0042】マシンID検査部12は、ROM5に格納
されているマシンIDファイル5aからユーザ端末1を
特定するマシンIDを読み出す。アクセス番号生成部1
3は、コンテンツの購入要求にセンタ2へ通知すべきア
クセス番号を生成する。具体的には、アクセス番号生成
部13は、マシンIDとCD−ROMを特定するCD番
号とを、予めセンタ2との間で取り決められている演算
式に代入し、演算処理を行う。そして、アクセス番号生
成部13は、算出結果をアクセス番号としてセンタ2へ
通知する。
【0043】コンテンツ復号鍵生成部14は、代金と引
き替えにセンタ2から送信されてくる購入番号を用いて
コンテンツの復号鍵を生成する。具体的には、購入番号
は復号鍵をマシンIDで暗号化したデータであり、コン
テンツ復号鍵生成部14は、購入番号をマシンIDで復
号してコンテンツの復号鍵を得る。
【0044】コンテンツ復号部15は、コンテンツ復号
鍵生成部14が生成した復号鍵でコンテンツを復号す
る。インストーラ16は、コンテンツ復号部15が復号
したコンテンツをユーザ端末1内にインストールするも
のであり、この具体的な説明は後述する。
【0045】ナビゲータ17は、インストーラの保守を
行うものであり、この具体的な説明は後述する。尚、本
実施形態では、ハードディスク(HDD)31に格納さ
れているインストール履歴ファイル6aは、コンテンツ
のインストールを行う際にハードディスク(HDD)3
1からRAM6に書き込まれる。このインストール履歴
ファイル6aは、個々のコンテンツを識別するコンテン
ツID毎に、各コンテンツのインストール履歴を登録し
たファイルである。このインストール履歴ファイル6a
は、ユーザが任意に更新できないように保護することが
好ましく、例えば暗号化した状態で格納する方法や、特
殊なRAMやハードディスクに格納する方法等が考えら
れるが、この方法は本発明の範囲外である。
【0046】ここで、インストーラ16とナビゲータ1
7について図4、5に沿って説明する。図4は、インス
トーラ16の機能別構成を示す図である。同図に示すよ
うに、インストーラ16は、インストール状態通知部1
6aとインストール実行部16bとを備えている。
【0047】インストール状態通知部16aは、インス
トール処理の開始する際にインストール開始を示す開始
コードをナビゲータ17へ通知する。また、インストー
ル状態通知部16aは、インストール処理が正常に終了
すると、インストールの正常終了を示す終了コードをナ
ビゲータ17へ通知する。
【0048】インストール実行部16bは、コンテンツ
のインストールを実行するものである。図5は、ナビゲ
ータ17の機能別構成を示す図である。同図に示すよう
に、ナビゲータ17は、インストール状態監視部17
a、返金要求部17b、及びナビゲーション処理部17
cを備えている。
【0049】インストール状態監視部17aは、インス
トーラ16のインストール状態を監視するものであり、
インストーラ16のインストール状態通知部16aから
通知されるインストール履歴(開始コード、終了コー
ド)をコンテンツIDとあわせてRAM6のインストー
ル履歴ファイル6aへ書き込む。
【0050】返金要求部17bは、キーボード7あるい
はマウス8から返金要求コマンドとコンテンツIDとが
入力された際に、コンテンツIDをキーワードにしてイ
ンストール履歴ファイル6aを検索し、コンテンツID
に対応するインストール履歴を読み出す。読み出された
インストール履歴は、返金要求とともにセンタ2へ送信
する。
【0051】ナビゲーション処理部17cは、従来のナ
ビゲータの機能を実現するものである。次に、本実施形
態におけるセンタ2について述べる。
【0052】図6は、センタ2のハードウェア構成を示
す図である。センタ2は、同図に示すように、CPU1
9、ROM20、及びRAM21をバスで接続して構成
されている。さらに、バスには、入出力装置(I/O)
を介してキーボード22、マウス23、CRT24、及
びハードディスク(HDD)25を接続すると共に、イ
ンタフェース(IF)を介して通信モデム26を接続し
ている。
【0053】CPU19は、ROM20あるいはRAM
21に格納されているプログラムを実行して、各ユーザ
端末1との通信処理、課金処理、購入番号の生成処理、
返金処理等を行う。
【0054】キーボード22及びマウス23は、センタ
2の保守者が任意のデータ及びコマンドを入力するため
の装置である。CRT24は、画像データを画面表示す
る装置である。
【0055】ハードディスク(HDD)25は、鍵ファ
イル25a、購入履歴ファイル25b、及び偽者ファイ
ル25cを格納しており、これらの各ファイルについて
は後述する。
【0056】通信モデム26は、通信回線3と接続され
ており、ユーザ端末1との間で情報の送受信を行う。こ
こで、CPU19がROM20及びRAM21のプログ
ラムを実行することにより実現されるセンタ2の機能に
ついて図7に沿って説明する。
【0057】同図に示すように、センタ2は、購入要求
受付部27、購入番号生成部28、身元判別部29、及
び返金処理部30を備えている。さらに、ハードディス
ク(HDD)25内には、鍵ファイル25a、購入履歴
ファイル25b、及び偽者ファイル25cを登録してい
る。
【0058】まず、鍵ファイル25aは、個々のコンテ
ンツを識別するコンテンツID毎に、各コンテンツの復
号鍵を登録したファイルである。
【0059】購入履歴ファイル25bは、ユーザの購入
履歴を登録するファイルであり、ユーザ識別情報として
のアクセス番号毎に、ユーザが購入したコンテンツのコ
ンテンツID、及びユーザへ通知した購入番号とを登録
している。
【0060】偽者ファイル25cは、不当に返金要求を
行ったユーザのアクセス番号を登録するファイルであ
る。そして、購入要求受付部27は、ユーザ端末1から
購入要求と共に、購入するコンテンツのコンテンツI
D、及びコンテンツを格納しているCD−ROMのCD
番号を受信したときに、ハードディスク(HDD)25
の鍵ファイル25aからコンテンツIDに対応する復号
鍵を読み出し、CD番号と復号鍵とを購入番号生成部2
8へ通知する。
【0061】購入番号生成部28は、ユーザ端末1から
アクセス番号を受信し、且つ購入要求受付部27からC
D番号と復号鍵とを受け取ったときに、これらのデータ
を用いて購入番号を生成する。具体的には、購入番号生
成部28は、図8に示すようにID検出部28a、CD
番号検査部28b、及び購入番号生成処理部28cから
構成されている。
【0062】ID検出部28aは、予めユーザ端末1と
の間で取り決められた演算式(アクセス番号生成部の演
算式の逆算式)にアクセス番号を代入してマシンIDと
CD番号とを算出する。そして、ID検出部28aは、
算出したCD番号をCD番号検査部28bへ通知し、マ
シンIDを購入番号生成処理部28cへ通知する。
【0063】CD番号検査部28bは、購入要求受付部
27から受け取ったCD番号と、ID検出部28aが算
出したCD番号を照合する。ここで、CD番号検査部2
8bは、CD番号が一致しなければ、処理を中止させ、
その旨をユーザ端末1へ送信する。
【0064】購入番号生成処理部28cは、CD番号が
一致した場合に、購入要求受付部27から受け取った復
号鍵を、ID検出部28aが算出したマシンIDで暗号
化し、暗号化したマシンIDを購入番号としてユーザ端
末1へ送信する。
【0065】ここで、図7に戻り、身元判別部29は、
ユーザ端末1から返金要求を受信した時に、要求者がコ
ンテンツを正当に購入したユーザであるか否かを判別す
る。具体的には、身元判別部29は、ユーザ端末1から
返金要求と共にアクセス番号、コンテンツID、及び購
入番号を受信すると、ハードディスク(HDD)25の
購入履歴ファイル25bを検索し、アクセス番号に対応
するコンテンツIDと購入番号とを読み出す。そして、
身元判別部29は、ユーザ端末1から受信したコンテン
ツIDと購入履歴ファイル25cのコンテンツIDとを
照合する。ここで、コンテンツIDが一致すれば、身元
判別部29は、ユーザ端末1から受信した購入番号と購
入履歴ファイル25bの購入番号とを照合する。ここ
で、双方の購入番号が一致すれば、身元判別部29は、
返金要求者が正規の購入者であることを判定する。一
方、コンテンツIDと購入番号との少なくとも一方が不
一致ならば、身元判別部29は、返金要求者が購入者を
装った不当な返金要求者であることを判定し、返金要求
者のアクセス番号をハードディスク(HDD)25の偽
者ファイル25cへ登録する。
【0066】返金処理部30は、返金要求者が正当な購
入者である場合に限り、ユーザ端末1から受信したイン
ストール履歴を参照し、インストール履歴に開始コード
のみが記録されているか、あるいは開始コードと終了コ
ードの双方が記録されているかを判別する。インストー
ル履歴に開始コードのみが記録されていれば、返金処理
部30は、インストールが正常に行えなかったことを判
定し、コンテンツの代金の返金処理を実行し、処理結果
をユーザ端末へ通知する。一方、インストール履歴に開
始コードと終了コードの両方が記録されている場合に
は、インストールが正常に行えたにもかかわらず、イン
ストールが行えなかったユーザを装った不当な返金要求
者であることを判定し、返金要求者のアクセス番号を偽
者ファイル25cへ登録する。
【0067】以下、本実施形態の作用・効果について述
べる。まず、ユーザ端末1の動作について図9、10に
沿って説明する。図9は、センタ2から購入番号を受信
したときのユーザ端末1の動作フローである。
【0068】ユーザ端末1は、通信モデム11を介して
購入番号を受信すると(ステップ901)、コンテンツ
復号鍵生成部14を起動する。コンテンツ復号鍵生成部
14は、購入番号を受け取ると、ROM5のマシンID
ファイル5aから自端末のマシンIDを読み出し、この
マシンIDで購入番号を復号して復号鍵を生成する(ス
テップ902)。そして、コンテンツ復号鍵生成部14
は、生成した復号鍵をコンテンツ復号部15へ通知す
る。
【0069】コンテンツ復号部15は、ドライバ装置1
0を介してCD−ROMのコンテンツを読み出し、この
コンテンツを復号鍵で復号する(ステップ903)。復
号されたコンテンツは、インストーラ16によりユーザ
端末1のハードディスク(HDD)31内へインストー
ルされる(ステップ904)。ここで、インストールを
開始する際に、インストーラ16のインストール状態通
知部16aは、インストール開始コードをナビゲータ1
7へ通知する。そして、ナビゲータ17のインストール
状態監視部17aは、受け取った開始コードをインスト
ール履歴ファイル6aに記録する(ステップ905)。
【0070】そして、インストール実行部16bがコン
テンツのインストールを正常に終了すると(ステップ9
06)、インストール状態通知部16aは、インストー
ル終了コードをインストール履歴ファイル6aに記録す
る(ステップ907)。そして、インストールが成功し
たか不成功かをCRT9から画面表示する(ステップ9
08)。
【0071】一方、上記ステップ906において、イン
ストールが正常に終了しなかった場合には、インストー
ル状態通知部16aは、ナビゲータにインストール終了
コードを通知せず、インストール監視部17aは、イン
ストール履歴ファイル6aに何も記録しない。
【0072】これにより、インストールが正常に終了し
た場合には、インストール履歴ファイル6aに開始コー
ドと終了コードとが記録され、正常に終了しなかった場
合には、インストール履歴ファイル6aに開始コードの
みが記録されることになる。
【0073】図10は、ユーザが返金要求コマンドを入
力した場合のユーザ端末1の動作フローである。ユーザ
がキーボード7あるいはマウス8から返金要求コマンド
とコンテンツIDとを入力すると(ステップ100
1)、ナビゲータ17の返金要求部17bが起動され
る。
【0074】返金要求部17bは、インストール履歴フ
ァイル6aからコンテンツIDに対応するインストール
履歴を読み出し(ステップ1002)、上記コンテンツ
の返金要求とインストール履歴とコンテンツIDとアク
セス番号と購入番号とを通信モデム11からセンタ2へ
送信する(ステップ1003)。
【0075】ここで、センタ2では、ユーザの身元調査
とインストール履歴の解析との結果に従って返金処理を
実行あるいは不実行する。そして、センタ2は、返金の
実行/不実行をユーザ端末1へ送信する。ユーザ端末1
は、処理結果を受信すると(ステップ1004)、これ
をCRT9から画面表示する。
【0076】次に、返金要求を受信した時のセンタ2の
動作について図11に沿って説明する。センタ2は、通
信モデム26がユーザ端末1から返金要求と共に、イン
ストール履歴、コンテンツID、アクセス番号、及び購
入番号を受信すると(ステップ1101)、身元判別部
29を起動する。
【0077】身元判別部29は、ハードディスク(HD
D)25の購入履歴ファイル25bを検索し、アクセス
番号に対応して格納されているコンテンツID及び購入
番号を読み出す(ステップ1102)。
【0078】そして、身元判別部29は、ユーザ端末1
から受信したコンテンツIDと購入履歴ファイル25b
から読み出したコンテンツIDとを照合する(ステップ
1103)。ここで、双方のコンテンツIDが一致すれ
ば(ステップ1104)、身元判別部29は、ユーザ端
末1から受信した購入番号と購入履歴ファイル25bか
ら読み出した購入番号とを照合する(ステップ110
5)。ここで、双方の購入番号が一致すれば(ステップ
1106)、身元判別部29は、返金要求者が正当な購
入者であることを判定し、返金処理部30を起動する。
【0079】返金処理部30は、インストール履歴を解
析し(ステップ1107)、ユーザ端末1から受信した
インストール履歴にインストール開始コードのみが記録
されているか、あるいは開始コードと終了コードの双方
が記録されているかを判別する(ステップ1108)。
【0080】ここで、開始コードのみが記録されている
場合には、返金処理部30は、インストールが正常に行
われなかったことを判定し、返金処理を実行する(ステ
ップ1109)。
【0081】前述のステップ1104においてコンテン
ツIDが不一致の場合、あるいはステップ1106にお
いて購入番号が不一致の場合には、身元判別部29は、
返金要求者が不当に返金を要求していることを判定し、
アクセス番号をハードディスク(HDD)25の偽者リ
スト25cに登録する(ステップ1111)。
【0082】また、前述のステップ1108において、
インストール履歴に、開始コードと終了コードとの両方
のコードが記録されている場合には、インストールが終
了したにもかかわらず、インストールできなかったユー
ザを装って不当に返金要求を行っていることを判定し、
アクセス番号をハードディスク(HDD)25の偽者リ
スト25cに登録する(ステップ1111)。
【0083】以上、本実施形態によれば、コンテンツを
インストールできなかった場合に、代金を支払った正当
な購入者に対してのみ、コンテンツの代金を返金するこ
とができる。
【0084】尚、インストール履歴は、暗号化してセン
タ2へ送信するようにしてもよい。また、インストール
履歴に終了コードが記録されなかった場合に、自動的に
返金要求を行うようにしてもよい。
【0085】さらに、本実施形態では、インストール履
歴として、インストールの開始コードと終了コードとを
例に挙げて説明したが、開始コード及び終了コードに加
えて、インストールの途中経過を示す情報を用いても良
い。この場合には、ユーザ端末1でインストールが失敗
した場合に、センタ側で途中経過を解析することをによ
り、インストール失敗の原因を判別することができると
ともに、ユーザ側へインストール失敗の原因を通知する
ことができる。 《実施形態2》次に、第2の実施形態について図面に沿
って説明する。
【0086】本実施形態は、前述の実施形態と同様のソ
フトウェア販売システムに適用しており、ユーザ端末1
及びセンタ2のハードウェア構成は、前述の実施形態1
と同様であり、説明は省略する。
【0087】尚、本実施形態では、各コンテンツには、
コンテンツ全体の大きさを示すサイズ情報を含むヘッダ
を付加し、コンテンツとヘッダとを暗号化してCD−R
OMに格納しているものとする。さらに、コンテンツ
は、複数のブロックに分割されており、各ブロックの最
後尾には、本発明のチェック情報として各ブロックの大
きさを示すブロックサイズ情報が埋め込まれている。
【0088】図12は、本実施形態におけるユーザ端末
1の機能別構成を示す。同図に示すように、ユーザ端末
1は、マシンID検査部12、アクセス番号生成部1
3、コンテンツ復号鍵生成部14、コンテンツ復号部1
5、インストーラ16、ナビゲータ17、及び購入要求
部18を備えている。
【0089】マシンID検査部12、アクセス番号生成
部13、コンテンツ復号鍵生成部14、コンテンツ復号
部15、及び購入要求部18は、前述の実施形態1と同
一の機能を有しており、説明は省略する。
【0090】そして、インストーラ16は、従来から使
用されているインストーラであり、コンテンツのインス
トールを行うものである。また、ナビゲータ17は、図
13に示すように、チェックコード演算部17d、コー
ド情報比較部17e、及び返金要求部17b、ナビゲー
ション処理部17cを備えている。
【0091】チェックコード演算部17dとコード情報
比較部17eは、本発明の正当性確認手段を実現する構
成要素であり、チェックコード演算部17dは、インス
トール後のコンテンツから各ブロックのチェック情報
(ブロックサイズ情報)を検出し、これらの総和を計算
してインストール後のコンテンツ全体のサイズ情報を求
める。そして、コード情報比較部17eは、チェックコ
ード演算部17dが算出したサイズ情報と、復号後且つ
インストール前のコンテンツのヘッダ部分から検出した
サイズ情報とを比較する。そして、コード情報比較部1
7eは、比較内容をRAM6に記録する。返金要求部1
7bは、ユーザが返金要求コマンドを入力した時に、R
AM6から比較内容を読み出し、この比較内容と返金要
求とを通信モデム11からセンタ2へ送信する。
【0092】ナビゲーション処理部17cは、前述の実
施形態1のナビゲーション処理部17cと同様である。
次に、本実施形態におけるセンタ2の機能別構成につい
て図14に沿って説明する。
【0093】同図に示すように、センタ2は、購入要求
受付部27、購入番号生成部28、身元判別部29、及
び返金処理部30を備えている。さらに、ハードディス
ク(HDD)25内には、鍵ファイル25a、購入履歴
ファイル25b、及び偽者ファイル25cを登録してい
る。
【0094】ここで、返金処理部30は、返金要求者が
正当な購入者である場合に限り、ユーザ端末1から受信
した比較内容を参照し、インストール後のコンテンツの
サイズとインストール前のコンテンツのサイズ情報とが
一致しているか否かを判別する。そして、インストール
前のコンテンツのサイズとインストール後のコンテンツ
のサイズとが不一致ならば、返金処理部30は、インス
トールが正常に終了しなかったことを判定し、コンテン
ツの返金を許可する。一方、インストール前のコンテン
ツのサイズとインストール後のコンテンツのサイズとが
一致していれば、インストールが正常に終了したことを
判定し、コンテンツの返金を許可しない。そして、返金
処理部30は、インストールが正常に行えたにもかかわ
らず、インストールが行えなかったユーザを装った不当
な返金要求者であることを判定し、返金要求者のアクセ
ス番号を偽者ファイル25cへ登録する。
【0095】その他の構成は前述の実施形態1と同様で
あり、説明は省略する。以下、本実施形態の作用・効果
について述べる。まず、ユーザ端末1の動作について図
14、15に沿って説明する。
【0096】図14は、センタ2から購入番号を受信し
たときのユーザ端末1の動作フローである。ユーザ端末
1は、通信モデム11を介して購入番号を受信すると
(ステップ1501)、コンテンツ復号鍵生成部14を
起動する。
【0097】コンテンツ復号鍵生成部14は、購入番号
を受け取ると、ROM5のマシンIDファイル5aから
自端末のマシンIDを読み出し、このマシンIDで購入
番号を復号して復号鍵を生成する(ステップ150
2)。そして、コンテンツ復号鍵生成部14は、生成し
た復号鍵をコンテンツ復号部15へ通知する。
【0098】コンテンツ復号部15は、ドライバ装置1
0を介してCD−ROMのコンテンツを読み出し、これ
らのコンテンツを復号鍵で復号する(ステップ150
3)。そして、コンテンツ復号部15は、復号されたコ
ンテンツをヘッダ部分とコンテンツ本体部分とに分割
し、ヘッダ部分をナビゲータ17へ通知するとともにコ
ンテンツ本体部分をインストーラ16へ通知する。
【0099】インストーラ16は、復号されたコンテン
ツ本体部分をユーザ端1のハードディスク(HDD)に
インストールする(ステップ1504)。インストール
が終了すると、ナビゲータ17のチェックコード演算部
17dは、インストールされたコンテンツの各ブロック
からチェックコード(各ブロックのサイズ情報)を検出
する(ステップ1505)。そして、チェックコード演
算部17dは、検出したチェックコードの総和を計算し
て(ステップ1506)、インストール後のコンテンツ
本体のサイズを求める。さらに、チェックコード演算部
17dは、算出したコンテンツ本体のサイズをコード情
報比較部17eへ通知する。
【0100】コード情報比較部17eは、コンテンツ復
号部15から通知されたヘッダ部分からコンテンツのサ
イズを読み出し、チェックコード演算部17dから通知
されたインストール後のサイズと比較する(ステップ1
507)。そして、インストール前のサイズとインスト
ール後のサイズとが等しければ、インストールが正常に
終了したことを判定し、前記双方のサイズが不一致なら
ばインストールが失敗したことを判定し、その判定結果
をCRT9から画面表示する(ステップ1508)。さ
らに、コード情報比較部17eは、比較内容をコンテン
ツIDとともにRAM6に登録する(ステップ150
8)。
【0101】図16は、ユーザが返金要求コマンドを入
力した場合のユーザ端末1の動作フローである。ユーザ
がキーボード7あるいはマウス8から返金要求コマンド
とコンテンツIDとを入力すると(ステップ160
1)、ナビゲータ17の返金要求部17bが起動され
る。
【0102】返金要求部17bは、RAM6からコンテ
ンツIDに対応する比較内容を読み出し(ステップ16
02)、上記コンテンツの返金要求と比較内容とコンテ
ンツIDとアクセス番号と購入番号とを通信モデム11
からセンタ2へ送信する(ステップ1603)。
【0103】ここで、センタ2では、ユーザの身元調査
の結果と比較内容の検証結果とに従って返金処理を実行
あるいは不実行する。そして、センタ2は、返金処理の
実行/不実行をユーザ端末1へ送信する。ユーザ端末1
は、処理結果を受信すると(ステップ1604)、これ
をCRT9から画面表示する。
【0104】次に、返金要求を受信した時のセンタ2の
動作について図17に沿って説明する。センタ2は、通
信モデム26がユーザ端末1から返金要求と共に、比較
内容、コンテンツID、アクセス番号、及び購入番号を
受信すると(ステップ1701)、身元判別部29を起
動する。
【0105】身元判別部29は、ハードディスク(HD
D)25の購入履歴ファイル25bを検索し、アクセス
番号に対応して格納されているコンテンツID及び購入
番号を読み出す(ステップ1702)。
【0106】そして、身元判別部29は、ユーザ端末1
から受信したコンテンツIDと購入履歴ファイル25b
から読み出したコンテンツIDとを照合する(ステップ
1703)。ここで、双方のコンテンツIDが一致すれ
ば(ステップ1704)、身元判別部29は、ユーザ端
末1から受信した購入番号と購入履歴ファイル25bか
ら読み出した購入番号とを照合する(ステップ170
5)。ここで、双方の購入番号が一致すれば(ステップ
1706)、身元判別部29は、返金要求者が正当な購
入者であることを判定し、返金処理部30を起動する。
【0107】返金処理部30は、ユーザ端末1から受信
した比較内容を解析し(ステップ1707)、認証コー
ドの値とチェックコードの総和とが一致しているか否か
を判別する(ステップ1708)。
【0108】ここで、認証コードの値とチェックコード
の総和とが不一致ならば、返金処理部30は、インスト
ールが正常に行われなかったことを判定し、返金処理を
実行する(ステップ1709)。
【0109】前述のステップ1704においてコンテン
ツIDが不一致の場合、あるいはステップ1706にお
いて購入番号が不一致の場合には、身元判別部29は、
返金要求者が不当に返金を要求していることを判定し、
アクセス番号をハードディスク(HDD)25の偽者リ
スト25cに登録する(ステップ1711)。
【0110】また、前述のステップ1708において、
認証コードの値とチェックコードの総和とが一致してい
れば、インストールが終了したにもかかわらず、インス
トールできなかったユーザを装って不当に返金要求を行
っていることを判定し、アクセス番号をハードディスク
(HDD)25の偽者リスト25cに登録する(ステッ
プ1711)。
【0111】以上、本実施形態によれば、実施形態1と
同様の効果を得ることができる。尚、比較内容は、暗号
化してセンタ2へ送信するようにしてもよい。また、本
実施形態では、チェック情報として、コンテンツのサイ
ズ情報を用いたが、コンテンツ自体をデジタル署名に用
いられるハッシュ関数で圧縮した際に得られる認証コー
ドを用いても良く、また本実施形態の目的が達成される
限り、いかような情報を用いても構わないのは当然のこ
とである。
【0112】さらに、ユーザ端末は、コード情報が不一
致の場合には、自動的に返金要求を行うようにしてもよ
い。
【0113】
【発明の効果】本発明のソフトウェア代金返金システム
によれば、機能が制限されている多数のソフトウエアを
CD−ROM等に格納して安価に販売し、エンドユーザ
はその中から希望するソフトウエアについて代金を送金
することにより機能制限を解除するコードを受け取ると
いう類のソフトウェア販売方式において、インストール
できたにもかかわらず、不当に代金の返金を要求するの
を排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1におけるソフトウェア販売システム
の概略構成図
【図2】ユーザ端末のハードウェア構成図
【図3】実施形態1におけるユーザ端末の機能別構成ブ
ロック図
【図4】インストーラの機能別構成ブロック図
【図5】ナビゲータの機能別構成ブロック図
【図6】実施形態1におけるセンタの内部構成図
【図7】実施形態1におけるセンタの機能別構成ブロッ
ク図
【図8】購入番号生成部の機能別構成図
【図9】購入番号受信時におけるユーザ端末の動作過程
を示すフローチャート図
【図10】返金要求時におけるユーザ端末の動作過程を
示すフローチャート図
【図11】返金要求受付時におけるセンタの動作過程を
示すフローチャート図
【図12】実施形態2におけるユーザ端末の機能別構成
ブロック図
【図13】実施形態2におけるナビゲータの機能別構成
ブロック図
【図14】実施形態2におけるセンタの機能別構成ブロ
ック図
【図15】購入番号受信時におけるユーザ端末の動作過
程を示すフローチャート図
【図16】返金要求時におけるユーザ端末の動作過程を
示すフローチャート図
【図17】返金要求受付時におけるセンタの動作過程を
示すフローチャート図
【符号の説明】
1・・ユーザ端末 2・・センタ 3・・通信回線 4・・CPU 5・・読み出し専用メモリ(ROM) 5a・・マシンIDファイル 6・・ランダムアクセスメモリ(RAM) 6a・・インストール履歴ファイル 7・・キーボード 8・・マウス 9・・CRT 10・・ドライブ装置 11・・通信モデム 12・・マシンID検査部 13・・アクセス番号生成部 14・・コンテンツ復号鍵生成部 15・・コンテンツ復号部 16・・インストーラ 16a・・インストール状態通知部 16b・・インストール実行部 17・・ナビゲータ 17a・・インストール状態監視部 17b・・返金要求部 17c・・ナビゲーション処理部 17d・・チェックコード演算部 17e・・コード情報比較部 18・・購入要求部 19・・CPU 20・・読み出し専用メモリ(ROM) 21・・ランダムアクセスメモリ(RAM) 22・・キーボード 23・・マウス 24・・CRT 25・・ハードディスク(HDD) 25a・・鍵ファイル 25b・・購入履歴ファイル 25c・・偽者ファイル 26・・通信モデム 27・・購入要求受付部 28・・購入番号生成部 28a・・ID検出部 28b・・CD番号検査部 28c・・購入番号生成処理部 28a・・ID検出部 28b・・CD番号検査部 28c・・購入番号生成処理部 29・・身元判別部 30・・返金処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 眞雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 長谷部 高行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化されてユーザに提供されたソフト
    ウェアの代金支払いを条件にユーザ端末へ復号情報をセ
    ンタから通知し、ユーザ端末にて前記復号情報により前
    記ソフトウェアを復号し、インストールするソフトウェ
    アの販売方式において、 前記ユーザ端末では、ソフトウェアのインストールにあ
    たり、 前記センタから受け取った復号情報により希望のソフト
    ウェアを復号するソフトウェア復号手段と、 前記ソフトウェア復号手段が復号したソフトウェアのイ
    ンストール履歴を記録するインストール履歴記録手段
    と、 を備え、 前記ユーザが前記センタへ前記ソフトウェアの代金の返
    金要求を行う際には、ユーザ端末において、返金要求と
    ともに前記インストール履歴を前記センタへ通知する返
    金要求手段を備えるとともに、 前記センタにおいて、前記インストール履歴を解析し
    て、ソフトウェア代金の返金を許可するか否かを決定す
    る返金処理手段を具備するソフトウェア代金返金システ
    ム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記ユーザ端末は、前記ソフト
    ウェア復号手段が復号したソフトウェアのインストール
    状態を監視するインストール状態監視手段を備え、 前記インストール履歴記録手段は、前記インストール状
    態監視手段が前記ソフトウェアのインストールが開始さ
    れたことを検出すると、インストール開始情報を記録す
    る請求項1記載のソフトウェア代金返金システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ユーザ端末は、前記ソフト
    ウェア復号手段が復号したソフトウェアのインストール
    途中経過、およびまたはインストールの正常終了を監視
    するインストール状態監視手段を備え、 前記インストール履歴記録手段は、前記インストール状
    態監視手段が前記ソフトウェアのインストール経過およ
    びまたはインストールの正常終了を検出すると、インス
    トール経過情報およびまたはインストール終了情報を記
    録する請求項1記載のソフトウェア代金返金システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記センタは、各ユーザを特定
    するユーザ識別情報毎に、ソフトウェアを特定するソフ
    トウェア識別情報及び復号情報を含む購入履歴情報を登
    録する購入履歴登録手段と、 前記ユーザ端末から返金要求を受け取った時に、ソフト
    ウェア識別情報及び復号情報に基づいて前記購入履歴登
    録手段を参照し、前記ユーザが正規の購入者であるか否
    かを判別する身元判別手段とを具備する請求項1記載の
    ソフトウェア代金返金システム。
  5. 【請求項5】 複数のソフトウェアを供給した場合、前
    記インストール履歴記録手段は、個々のソフトウェアを
    特定するソフトウェア識別情報毎に、各ソフトウェアの
    インストール履歴を登録する請求項1記載のソフトウェ
    ア代金返金システム。
  6. 【請求項6】 前記返金要求手段は、返金要求ととも
    に、前記ソフトウェア識別情報、復号情報、及び前記イ
    ンストール履歴とを暗号化して前記センタへ通知する請
    求項1記載のソフトウェア代金返金システム。
  7. 【請求項7】 暗号化されてユーザに提供されたソフト
    ウェアの代金支払いを条件にユーザ端末へ復号情報をセ
    ンタから通知し、前記ユーザ端末にて前記復号情報によ
    り前記ソフトウェアを復号し、インストールするソフト
    ウェアの販売方式において、 前記ソフトウェアにチェック情報を付加して提供するこ
    とを前提とし、 前記ユーザ端末では、ソフトウェアのインストールにあ
    たり、 前記ソフトウェアを前記復号情報により復号する復号手
    段と、 前記復号手段が復号したソフトウェアをインストールす
    るインストール手段と、 前記インストール手段によりインストールされたソフト
    ウェアからチェック情報を検出し、このチェック情報の
    正当性を判別する正当性確認手段と、 を備え、 ユーザが前記センタへ前記ソフトウェアの代金の返金要
    求をする際に、 ユーザ端末において、返金要求とともに、前記正当性確
    認手段の判別内容をを前記センタへ通知する返金要求手
    段を備えるとともに、 前記センタにおいて、前記ユーザ端末から通知された判
    別内容を解析して、ソフトウェア代金の返金を許可する
    か否かを決定する返金処理手段を具備するソフトウェア
    代金返金システム。
  8. 【請求項8】 前記チェック情報は、前記ソフトウェア
    の属性およびまたは各種識別情報である請求項7記載の
    ソフトウェア代金返金システム。
  9. 【請求項9】 前記ソフトウェアは、複数のソフトウェ
    アユニットから構成されており、前記チェック情報は、
    各ソフトウェアユニットをハッシュ関数で圧縮して得ら
    れる認証コード、およびまたは前記ソフトウェア全体を
    ハッシュ関数で圧縮して得られる認証コードである請求
    項7記載のソフトウェア代金返金システム。
  10. 【請求項10】 前記ソフトウェアは、複数のソフトウ
    ェアユニットから構成されており、 前記チェック情報は、各ソフトウェアユニットの大きさ
    を示す情報、およびまたは、前記ソフトウェア全体の大
    きさを示す情報である請求項7記載のソフトウェア代金
    返金システム。
  11. 【請求項11】 さらに、前記センタは、各ユーザを特
    定するユーザ識別情報毎に、ソフトウェア識別情報及び
    復号情報を含む購入履歴情報を登録する購入履歴登録手
    段と、 前記ユーザ端末から返金要求を受け取った時に、ソフト
    ウェア識別情報及び復号情報に基づいて前記購入履歴登
    録手段を参照し、前記ユーザが正規の購入者であるか否
    かを判別する身元判別手段とを具備する請求項7記載の
    ソフトウェア代金返金システム。
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