JPH08186667A - デジタル情報記録システム - Google Patents
デジタル情報記録システムInfo
- Publication number
- JPH08186667A JPH08186667A JP7000257A JP25795A JPH08186667A JP H08186667 A JPH08186667 A JP H08186667A JP 7000257 A JP7000257 A JP 7000257A JP 25795 A JP25795 A JP 25795A JP H08186667 A JPH08186667 A JP H08186667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- key
- center
- digital information
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタルネットワークを用いて音楽ソフトや
映像ソフトを個人向けに伝送するシステムにおいて、ソ
フト著作者の権利を守りながらユーザによる正当なデジ
タルコピーが防止できるシステムを提供する。 【構成】 ICカード6を制御部として、このカードに
固有で秘密のカード鍵kをもたせる一方、マルチメディ
ア端末1からの要求によりセンター3からマルチメディ
ア端末1に、セッション鍵sで暗号化されたデジタル情
報と、カード鍵kで暗号化されたセッション鍵sが送ら
れ、記録メディア7に記録される。デジタル情報を再生
する際には、ICカード6内で復号されたセッション鍵
sによりデジタル情報が復元される。
映像ソフトを個人向けに伝送するシステムにおいて、ソ
フト著作者の権利を守りながらユーザによる正当なデジ
タルコピーが防止できるシステムを提供する。 【構成】 ICカード6を制御部として、このカードに
固有で秘密のカード鍵kをもたせる一方、マルチメディ
ア端末1からの要求によりセンター3からマルチメディ
ア端末1に、セッション鍵sで暗号化されたデジタル情
報と、カード鍵kで暗号化されたセッション鍵sが送ら
れ、記録メディア7に記録される。デジタル情報を再生
する際には、ICカード6内で復号されたセッション鍵
sによりデジタル情報が復元される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線、例えば大容
量のデジタルネットワークを用いて、音楽ソフトや映像
ソフトを個人向けに伝送し、記録するシステムに関す
る。
量のデジタルネットワークを用いて、音楽ソフトや映像
ソフトを個人向けに伝送し、記録するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術およびコンピュータ技術
の発達により、情報のデジタル化が進んでおり、新しい
魅力的なサービスが生まれつつある。例えば、これまで
の放送とは違い、ユーザが好きな時に見たい映像ソフト
を情報センター(以後センターという)要求すると、セ
ンターからそのユーザに要求した映像ソフトが送られて
くる、いわゆるビデオ・オン・デマンドという新しいシ
ステムが実験的に進められており、注目されている。
の発達により、情報のデジタル化が進んでおり、新しい
魅力的なサービスが生まれつつある。例えば、これまで
の放送とは違い、ユーザが好きな時に見たい映像ソフト
を情報センター(以後センターという)要求すると、セ
ンターからそのユーザに要求した映像ソフトが送られて
くる、いわゆるビデオ・オン・デマンドという新しいシ
ステムが実験的に進められており、注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また同様のシステムで
映像ソフトではなく、音楽ソフトに関するサービスへも
展開が可能である。特に音楽ソフトの場合は映像ソフト
と違い1曲あたりの時間が短く、繰り返し聴きたい場合
も多い。その度にセンターにアクセスするのではユーザ
にとって料金が嵩んでしまい、またアクセスする手間が
面倒であり、更にシステムにおいてトラヒックの問題が
発生する。
映像ソフトではなく、音楽ソフトに関するサービスへも
展開が可能である。特に音楽ソフトの場合は映像ソフト
と違い1曲あたりの時間が短く、繰り返し聴きたい場合
も多い。その度にセンターにアクセスするのではユーザ
にとって料金が嵩んでしまい、またアクセスする手間が
面倒であり、更にシステムにおいてトラヒックの問題が
発生する。
【0004】ユーザにとっては、1回聴くための料金は
比較的低額で、気に入った曲は自分の端末にデジタル録
音し、それ以降はセンターへアクセスすることなく繰り
返し聴けることが望ましい。しかしながら、比較的低額
な料金を支払っただけで個人の端末にデジタル録音可能
というシステムでは著作権が保護されないという問題が
ある。
比較的低額で、気に入った曲は自分の端末にデジタル録
音し、それ以降はセンターへアクセスすることなく繰り
返し聴けることが望ましい。しかしながら、比較的低額
な料金を支払っただけで個人の端末にデジタル録音可能
というシステムでは著作権が保護されないという問題が
ある。
【0005】また、このシステムにおいてユーザの本人
確認が暗証番号の照合で行われているという問題があ
る。なぜなら暗証番号による、本人確認の安全性の低さ
は周知の通りであり、サービスが拡大するほど、またサ
ービスが魅力的になるほど不正使用される可能性が大き
く、本人確認の安全性を高める必要がある。
確認が暗証番号の照合で行われているという問題があ
る。なぜなら暗証番号による、本人確認の安全性の低さ
は周知の通りであり、サービスが拡大するほど、またサ
ービスが魅力的になるほど不正使用される可能性が大き
く、本人確認の安全性を高める必要がある。
【0006】また、このシステムは、システムを利用し
たユーザではなく、端末に対して課金されるため、ユー
ザはどの端末でも自由には使用できなかった。その点、
ユーザ本人に課金されるシステムであれば、どの端末で
も自由にこのシステムを利用できることとなり、利便性
が増す。
たユーザではなく、端末に対して課金されるため、ユー
ザはどの端末でも自由には使用できなかった。その点、
ユーザ本人に課金されるシステムであれば、どの端末で
も自由にこのシステムを利用できることとなり、利便性
が増す。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、著作者の権利を守り、かつ、ユーザによる映像、
音楽ソフト等のデジタル記録が可能となるシステムを提
供することを目的とするものである。
あり、著作者の権利を守り、かつ、ユーザによる映像、
音楽ソフト等のデジタル記録が可能となるシステムを提
供することを目的とするものである。
【0008】また、ユーザの本人確認の安全性を高め、
ユーザ本人に課金されるシステムを提供することを目的
とするものである。
ユーザ本人に課金されるシステムを提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、端末に装備される記録メディアへのデジタ
ル情報の書き込み手段は、端末使用者の正否を判断し、
正の場合にセンターの制御手段により、制御される構成
である。また、端末がICカードを受け入れる装置を有
し、ICカードはそのカードに固有の秘密の鍵コード
(以後カード鍵という)を有しており、録音されたデジ
タル情報は秘密データを用いて演算が施されており、I
Cカードはカード鍵を用いて前記秘密データを復元する
手段を有する構成としたものである。
するために、端末に装備される記録メディアへのデジタ
ル情報の書き込み手段は、端末使用者の正否を判断し、
正の場合にセンターの制御手段により、制御される構成
である。また、端末がICカードを受け入れる装置を有
し、ICカードはそのカードに固有の秘密の鍵コード
(以後カード鍵という)を有しており、録音されたデジ
タル情報は秘密データを用いて演算が施されており、I
Cカードはカード鍵を用いて前記秘密データを復元する
手段を有する構成としたものである。
【0010】
【作用】上記構成により、デジタル情報はユーザの正否
の照合の後、センターの制御によってのみ記録メディア
へ記録可能であり、また記録されたデジタル情報はIC
カードを用いてのみ再生可能となり、著作者の権利は保
護される。また、ICカードは秘密のカード鍵を用いる
ことによって、このシステムへのアクセスツールおよび
決済ツールとしても使用できるものである。
の照合の後、センターの制御によってのみ記録メディア
へ記録可能であり、また記録されたデジタル情報はIC
カードを用いてのみ再生可能となり、著作者の権利は保
護される。また、ICカードは秘密のカード鍵を用いる
ことによって、このシステムへのアクセスツールおよび
決済ツールとしても使用できるものである。
【0011】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
システムの概略を示す図であり、ユーザが所有するマル
チメディア端末1はネットワークISDN2を通して、
音楽ソフトを管理しているセンター3および銀行4と接
続されている。センター3と銀行4間はこの場合伝送す
る情報量が多いため、例えば専用回線5で結ばれてい
る。マルチメディア端末1は、ディスプレイ、スピーカ
の他、ICカード6を挿入するためのリーダライタと、
音声信号を録音するための記録メディア7用のドライバ
を有している。
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
システムの概略を示す図であり、ユーザが所有するマル
チメディア端末1はネットワークISDN2を通して、
音楽ソフトを管理しているセンター3および銀行4と接
続されている。センター3と銀行4間はこの場合伝送す
る情報量が多いため、例えば専用回線5で結ばれてい
る。マルチメディア端末1は、ディスプレイ、スピーカ
の他、ICカード6を挿入するためのリーダライタと、
音声信号を録音するための記録メディア7用のドライバ
を有している。
【0012】図1で示した本システムに用いるICカー
ド6の発行について説明を行う。ユーザがセンター3に
対して本システムへの加入申請を行うと、センター3は
銀行4にICカード6の発行を依頼する。銀行4はIC
カード6にユーザの暗証番号や個人情報等、本カードを
銀行業務で使用するために必要な情報を書込み、センタ
ー3に渡す。センター3ではICカード6に会員番号
n、カード鍵kを書き込んでユーザに渡す。ここで、カ
ード鍵kは秘密の暗号鍵であり、次式により算出され
る。
ド6の発行について説明を行う。ユーザがセンター3に
対して本システムへの加入申請を行うと、センター3は
銀行4にICカード6の発行を依頼する。銀行4はIC
カード6にユーザの暗証番号や個人情報等、本カードを
銀行業務で使用するために必要な情報を書込み、センタ
ー3に渡す。センター3ではICカード6に会員番号
n、カード鍵kを書き込んでユーザに渡す。ここで、カ
ード鍵kは秘密の暗号鍵であり、次式により算出され
る。
【0013】k=F(n) ここでFはセンター3のみが知る秘密の関数であり、n
は会員番号である。上記式により、カード鍵kは会員番
号nの関数であり、それぞれのカードに固有(すなわち
ユーザに固有)である。ICカード6にこれらを書き込
んだ後は、会員番号nを読み出すことは可能であるが、
カード鍵kは決して読み出すことができないものであ
る。しかし、センター3はICカード6から会員番号n
を読み出すことにより、カード鍵kを再算出することが
できる。よって、会員番号nとカード鍵kをICカード
6に書き込んだ後は、これらの情報をセンター側で持っ
ておく必要はない。
は会員番号である。上記式により、カード鍵kは会員番
号nの関数であり、それぞれのカードに固有(すなわち
ユーザに固有)である。ICカード6にこれらを書き込
んだ後は、会員番号nを読み出すことは可能であるが、
カード鍵kは決して読み出すことができないものであ
る。しかし、センター3はICカード6から会員番号n
を読み出すことにより、カード鍵kを再算出することが
できる。よって、会員番号nとカード鍵kをICカード
6に書き込んだ後は、これらの情報をセンター側で持っ
ておく必要はない。
【0014】ユーザはICカード6を受け取った後、マ
ルチメディア端末1(以下、単に端末1と記す)を用い
て銀行4にアクセスし、自分の銀行口座の残高の中から
希望金額をICカード6内の口座へ移す。もちろん、こ
の処理を行うためには暗証番号の照合が必要であるが、
これらの手続きについてここでは詳細は省略する。
ルチメディア端末1(以下、単に端末1と記す)を用い
て銀行4にアクセスし、自分の銀行口座の残高の中から
希望金額をICカード6内の口座へ移す。もちろん、こ
の処理を行うためには暗証番号の照合が必要であるが、
これらの手続きについてここでは詳細は省略する。
【0015】次に、図2を用いて本実施例のシステムを
利用する際の処理の流れを説明する。
利用する際の処理の流れを説明する。
【0016】まず、ユーザがICカード6を端末1に挿
入すると、例えば端末1のディスプレイ上に0〜9まで
の10個の数字と、暗証番号の入力を促すメッセージが
出力される。ここでユーザがディスプレイに表示された
数字を指で押し、スイッチの投入で正しい暗証番号を入
力することにより、ICカードが暗証番号の照合を行い
(ステップS1)、端末1は本システムの利用を開始す
るための開始要求をセンター3に送信する(ステップS
2)。センター3はこの要求を受信することによりサー
ビスを開始する。まず最初にセンター3によるICカー
ド6の認証が行われる(ステップS3)。これはICカ
ード6が正当なカードであるか否かを確認するためのも
のであり、正当なカードでない場合、サービスは打ち切
られる。
入すると、例えば端末1のディスプレイ上に0〜9まで
の10個の数字と、暗証番号の入力を促すメッセージが
出力される。ここでユーザがディスプレイに表示された
数字を指で押し、スイッチの投入で正しい暗証番号を入
力することにより、ICカードが暗証番号の照合を行い
(ステップS1)、端末1は本システムの利用を開始す
るための開始要求をセンター3に送信する(ステップS
2)。センター3はこの要求を受信することによりサー
ビスを開始する。まず最初にセンター3によるICカー
ド6の認証が行われる(ステップS3)。これはICカ
ード6が正当なカードであるか否かを確認するためのも
のであり、正当なカードでない場合、サービスは打ち切
られる。
【0017】カード認証が正常に終了すると、ディスプ
レイ上にメインメニューが表示される。このメインメニ
ューは端末1を使用して受けられるサービス等の一覧で
あり、ユーザはこの中から例えば「音楽鑑賞」を選択す
る。このメニューが選択されるとディスプレイ上には、
ジャンル、アーチスト名、年代等、ユーザが曲を選択す
る際に手助けとなるサブメニューが表示される。ユーザ
は例えば聴きたい曲のアーチスト名が決まっている場合
は具体的なアーチスト名を指定する。また、タイトルや
アーチスト名が不明であったり、聴きたい曲が具体的に
決まっていない場合、ディスプレイ上に「冬の情景を描
いたフォークソング」といった選択枝を表示し指定させ
てもよい。このようにユーザがサブメニューから希望の
選択枝を指定すると、その情報が端末1からセンター3
へ送信される(ステップS4)。センター3は送られて
きた情報をもとにデータベースを検索し、該当する全て
の曲のタイトルを情報として端末1に提供する(ステッ
プS5)。ユーザがディスプレイに表示されたタイトル
一覧から聴きたい曲を指定すると、端末1はセンター3
へ選曲情報を送信する(ステップS6)。
レイ上にメインメニューが表示される。このメインメニ
ューは端末1を使用して受けられるサービス等の一覧で
あり、ユーザはこの中から例えば「音楽鑑賞」を選択す
る。このメニューが選択されるとディスプレイ上には、
ジャンル、アーチスト名、年代等、ユーザが曲を選択す
る際に手助けとなるサブメニューが表示される。ユーザ
は例えば聴きたい曲のアーチスト名が決まっている場合
は具体的なアーチスト名を指定する。また、タイトルや
アーチスト名が不明であったり、聴きたい曲が具体的に
決まっていない場合、ディスプレイ上に「冬の情景を描
いたフォークソング」といった選択枝を表示し指定させ
てもよい。このようにユーザがサブメニューから希望の
選択枝を指定すると、その情報が端末1からセンター3
へ送信される(ステップS4)。センター3は送られて
きた情報をもとにデータベースを検索し、該当する全て
の曲のタイトルを情報として端末1に提供する(ステッ
プS5)。ユーザがディスプレイに表示されたタイトル
一覧から聴きたい曲を指定すると、端末1はセンター3
へ選曲情報を送信する(ステップS6)。
【0018】曲が指定されると、センター3は音声信号
を暗号化するための鍵をランダムに生成し(以後、この
鍵をセッション鍵という)、これをカード鍵kで暗号化
してICカード6へ送信する(ステップS7)。これと
同時に音声信号をセッション鍵で暗号化し、端末1へ送
る。暗号化された音声信号は端末1の大容量メモリ8に
一旦格納される(ステップS8)。一方暗号化されたセ
ッション鍵はICカード6の第1の復号手段9で復号さ
れ、元のセッション鍵に復元される。この復元されたセ
ッション鍵を用いて第2の復号手段10により、大容量
メモリ8に格納されている暗号化された音声信号は元の
音声信号に復元され、曲の再生が可能となる。その後端
末1のディスプレイ上の「スタート」という表示を指で
押すと、演奏が開始される。
を暗号化するための鍵をランダムに生成し(以後、この
鍵をセッション鍵という)、これをカード鍵kで暗号化
してICカード6へ送信する(ステップS7)。これと
同時に音声信号をセッション鍵で暗号化し、端末1へ送
る。暗号化された音声信号は端末1の大容量メモリ8に
一旦格納される(ステップS8)。一方暗号化されたセ
ッション鍵はICカード6の第1の復号手段9で復号さ
れ、元のセッション鍵に復元される。この復元されたセ
ッション鍵を用いて第2の復号手段10により、大容量
メモリ8に格納されている暗号化された音声信号は元の
音声信号に復元され、曲の再生が可能となる。その後端
末1のディスプレイ上の「スタート」という表示を指で
押すと、演奏が開始される。
【0019】演奏が終わると、ディスプレイには例えば
(1)鑑賞、(2)録音、(3)終了の選択枝が表示さ
れる。別の曲を聴きたい場合は(1)を選択し、ステッ
プS6またはステップS4から同様の処理を繰り返す。
また、今聴いた曲を録音したい場合は(2)を選択す
る。(2)が選択されると、その情報がセンター3へ送
られる(ステップS9)。センター3が録音指示を端末
1に送ると(ステップS10)、大容量メモリ8から記
録メディア7へ暗号化された音声信号が書き込まれる。
これにより、ICカード6を所持する正当なユーザは、
繰り返しその曲を聴くことができ、また、バックアップ
や編集のような個人利用のために暗号化された音声信号
をデジタルコピーすることも可能である。しかし、記録
メディア7の内容を別の記録メディアにコピーして複製
を作ったとしても、書き込まれた音声信号は暗号化され
ているため、このユーザのICカード6がないと音声信
号を復元し再生することはできない。このようにして、
不正コピーを防止することができる。
(1)鑑賞、(2)録音、(3)終了の選択枝が表示さ
れる。別の曲を聴きたい場合は(1)を選択し、ステッ
プS6またはステップS4から同様の処理を繰り返す。
また、今聴いた曲を録音したい場合は(2)を選択す
る。(2)が選択されると、その情報がセンター3へ送
られる(ステップS9)。センター3が録音指示を端末
1に送ると(ステップS10)、大容量メモリ8から記
録メディア7へ暗号化された音声信号が書き込まれる。
これにより、ICカード6を所持する正当なユーザは、
繰り返しその曲を聴くことができ、また、バックアップ
や編集のような個人利用のために暗号化された音声信号
をデジタルコピーすることも可能である。しかし、記録
メディア7の内容を別の記録メディアにコピーして複製
を作ったとしても、書き込まれた音声信号は暗号化され
ているため、このユーザのICカード6がないと音声信
号を復元し再生することはできない。このようにして、
不正コピーを防止することができる。
【0020】本サービスを終了する場合は(3)を選択
すると、決済処理へ移る(ステップS11)。決済処理
では、録音しなかった場合、聴いた回数分だけICカー
ド6の口座から料金が差し引かれるが、これは比較的低
額に設定される。一方、録音を行った場合は、録音料金
が差し引かれるが、これは比較的高額に設定される。
すると、決済処理へ移る(ステップS11)。決済処理
では、録音しなかった場合、聴いた回数分だけICカー
ド6の口座から料金が差し引かれるが、これは比較的低
額に設定される。一方、録音を行った場合は、録音料金
が差し引かれるが、これは比較的高額に設定される。
【0021】次に各ステップを説明する。図3はステッ
プS3のカード認証の一例を示したものである。まず、
ICカード6は会員番号格納部11に格納されている会
員番号nをセンター3へ送信する。センター3はカード
鍵演算部12において関数Fを用いて会員番号nからカ
ード鍵kを算出する。カード鍵kは各ICカードに固有
の秘密番号である。すなわち、カード鍵kは、このIC
カード6のみが有し、センター3のみが会員番号nから
算出し得る秘密の番号であり、カード認証、コピー防
止、決済というセキュリティに関する全ての処理に使用
される極めて機密性の高いデータである。
プS3のカード認証の一例を示したものである。まず、
ICカード6は会員番号格納部11に格納されている会
員番号nをセンター3へ送信する。センター3はカード
鍵演算部12において関数Fを用いて会員番号nからカ
ード鍵kを算出する。カード鍵kは各ICカードに固有
の秘密番号である。すなわち、カード鍵kは、このIC
カード6のみが有し、センター3のみが会員番号nから
算出し得る秘密の番号であり、カード認証、コピー防
止、決済というセキュリティに関する全ての処理に使用
される極めて機密性の高いデータである。
【0022】次にセンター3は乱数生成手段13を用い
て乱数rを生成し、ICカード6へ送信する。ICカー
ド6は演算部14により、カード鍵格納部15に格納し
ているカード鍵kを用いて乱数rに演算Gを施し、セン
ター3へ送信する。このデータをx1とすると、x1は
次式で表される。
て乱数rを生成し、ICカード6へ送信する。ICカー
ド6は演算部14により、カード鍵格納部15に格納し
ているカード鍵kを用いて乱数rに演算Gを施し、セン
ター3へ送信する。このデータをx1とすると、x1は
次式で表される。
【0023】x1=G(k,r) センター3は演算Gを行う演算部16を有しており、先
に算出したカード鍵kで乱数発生手段13が生成した乱
数rに演算Gを施し、x2を算出する。比較手段17は
x1とx2を比較し、これらが等しい場合、ICカード
6がカード鍵kを有する正当なカードであるとみなし、
カード認証のステップS3を正常に終了する。x1とx
2が異なっている場合は、不正なカードによるアクセス
であるため、サービスは打ち切られる。
に算出したカード鍵kで乱数発生手段13が生成した乱
数rに演算Gを施し、x2を算出する。比較手段17は
x1とx2を比較し、これらが等しい場合、ICカード
6がカード鍵kを有する正当なカードであるとみなし、
カード認証のステップS3を正常に終了する。x1とx
2が異なっている場合は、不正なカードによるアクセス
であるため、サービスは打ち切られる。
【0024】次に図4を用いてセッション鍵の配送(図
2のステップS7)および音声信号の送信(ステップS
8)を説明する。まず、センター3はセッション鍵生成
手段18を用いてセッション鍵sをランダムに生成す
る。そして、暗号化手段19において演算Gを施し、前
述のカード鍵kによりセッション鍵sを暗号化してIC
カード6に送信する。このデータをyとすると、yは次
式で表される。
2のステップS7)および音声信号の送信(ステップS
8)を説明する。まず、センター3はセッション鍵生成
手段18を用いてセッション鍵sをランダムに生成す
る。そして、暗号化手段19において演算Gを施し、前
述のカード鍵kによりセッション鍵sを暗号化してIC
カード6に送信する。このデータをyとすると、yは次
式で表される。
【0025】y=E(k,s) ICカード6は暗号化手段19によってyをセッション
鍵sに復元する第1の復号手段9を有しており、これを
用いてカード鍵kによりyをセッション鍵sに復元す
る。
鍵sに復元する第1の復号手段9を有しており、これを
用いてカード鍵kによりyをセッション鍵sに復元す
る。
【0026】次にセンター3は暗号化手段21において
関数Pを用いて音声信号mを上記セッション鍵sで暗号
化し、端末1へ送信する。このデータをzとすると、z
は次式で表される。
関数Pを用いて音声信号mを上記セッション鍵sで暗号
化し、端末1へ送信する。このデータをzとすると、z
は次式で表される。
【0027】z=P(s,m) このデータzは大容量メモリ8に一旦格納された後、第
2の復号手段10において第1の復号手段9で復元され
たセッション鍵sにより元の音声信号mに復元される。
2の復号手段10において第1の復号手段9で復元され
たセッション鍵sにより元の音声信号mに復元される。
【0028】また、同じく図4を用いて録音要求(図2
のステップS9)が出された場合の処理と再生方法につ
いて説明する。端末1の録音要求部22からの録音要求
を受けてセンター3の録音指示部23により録音指示が
出された場合、ドライバ24を介して暗号化されたデー
タyと暗号化されたデータzが記録メディア7に記録さ
れる。録音されたデータzを再生するとき、記録メディ
ア7に記録された暗号化されたセッション鍵のデータy
がICカード6に入力され、前述と同じ処理によりセッ
ション鍵sが復元され、それを用いて暗号化されたデー
タzから元の音声信号mが復元される。
のステップS9)が出された場合の処理と再生方法につ
いて説明する。端末1の録音要求部22からの録音要求
を受けてセンター3の録音指示部23により録音指示が
出された場合、ドライバ24を介して暗号化されたデー
タyと暗号化されたデータzが記録メディア7に記録さ
れる。録音されたデータzを再生するとき、記録メディ
ア7に記録された暗号化されたセッション鍵のデータy
がICカード6に入力され、前述と同じ処理によりセッ
ション鍵sが復元され、それを用いて暗号化されたデー
タzから元の音声信号mが復元される。
【0029】このようにカード鍵kを有するICカード
6を用いれば音声信号mの復元が可能となるが、ICカ
ード6がなければ、セッション鍵sを復元することがで
きないため、音声信号mも復元することができない。
6を用いれば音声信号mの復元が可能となるが、ICカ
ード6がなければ、セッション鍵sを復元することがで
きないため、音声信号mも復元することができない。
【0030】(実施例2)次にICカード6を所持する
ユーザが、ドライバ24を何らかの理由により操作し、
センターが録音指示を出していないにもかかわらず記録
メディア7への録音処理が行なわれた場合、このユーザ
はICカード6の所持者自身であるから音声信号の再生
が可能である。すなわち、このユーザは録音のための料
金を支払うことなく録音が可能となる。
ユーザが、ドライバ24を何らかの理由により操作し、
センターが録音指示を出していないにもかかわらず記録
メディア7への録音処理が行なわれた場合、このユーザ
はICカード6の所持者自身であるから音声信号の再生
が可能である。すなわち、このユーザは録音のための料
金を支払うことなく録音が可能となる。
【0031】この操作を防止する方法を図5を用いて説
明する。図5は録音要求が出された場合の処理方法に関
する他の実施例を示したものである。ステップS7、S
8については同様であるため、説明を省略する。ステッ
プS9、S10について説明するとICカード6が鍵処
理部25とセッション鍵格納部26を有しており、ユー
ザからの録音要求があった場合(ステップS9)、鍵処
理部25は乱数uを生成し、出力する。録音要求部22
はこの乱数uをセンター3へ送信する。録音指示部23
は、この乱数uをカード鍵kで暗号化してデータvを生
成し、vとともに録音指示を端末1に送信する(ステッ
プS10)。これにより、ドライバ24を介して暗号化
された音声信号データzが記録メディア7に記録され
る。本実施例では、暗号化されたセッション鍵データy
は記録メディア7には記録されない。一方、信号データ
vはICカード6に与えられ、鍵処理部25により検証
される。この検証結果が正しければ、セッション鍵s′
がセッション鍵格納部26に書き込まれる。再生の際に
は、この格納されたセッション鍵s′が読み出され、音
声信号mの復号のために使われる。本実施例では、ユー
ザが前記のような操作を試みても、ICカード6は物理
的に安全であるため、鍵処理部25を操作してセッショ
ン鍵s′を不正に書き込むことはできない。また、録音
指示部23からの信号データvを偽造しようとしても、
この信号データvはカード鍵kと乱数をもとに暗号化さ
れているため、偽造は不可能である。このように、録音
指示により音声信号mを復号するためのセッション鍵
s′をICカード6に書き込む方法を採用することによ
り、なお一層、セキュリティを向上させることができ
る。
明する。図5は録音要求が出された場合の処理方法に関
する他の実施例を示したものである。ステップS7、S
8については同様であるため、説明を省略する。ステッ
プS9、S10について説明するとICカード6が鍵処
理部25とセッション鍵格納部26を有しており、ユー
ザからの録音要求があった場合(ステップS9)、鍵処
理部25は乱数uを生成し、出力する。録音要求部22
はこの乱数uをセンター3へ送信する。録音指示部23
は、この乱数uをカード鍵kで暗号化してデータvを生
成し、vとともに録音指示を端末1に送信する(ステッ
プS10)。これにより、ドライバ24を介して暗号化
された音声信号データzが記録メディア7に記録され
る。本実施例では、暗号化されたセッション鍵データy
は記録メディア7には記録されない。一方、信号データ
vはICカード6に与えられ、鍵処理部25により検証
される。この検証結果が正しければ、セッション鍵s′
がセッション鍵格納部26に書き込まれる。再生の際に
は、この格納されたセッション鍵s′が読み出され、音
声信号mの復号のために使われる。本実施例では、ユー
ザが前記のような操作を試みても、ICカード6は物理
的に安全であるため、鍵処理部25を操作してセッショ
ン鍵s′を不正に書き込むことはできない。また、録音
指示部23からの信号データvを偽造しようとしても、
この信号データvはカード鍵kと乱数をもとに暗号化さ
れているため、偽造は不可能である。このように、録音
指示により音声信号mを復号するためのセッション鍵
s′をICカード6に書き込む方法を採用することによ
り、なお一層、セキュリティを向上させることができ
る。
【0032】ただし、再生の際にICカード6から読み
出されるセッション鍵s′の盗聴に関しては注意を払わ
なければならない。なぜならば、盗聴されたセッション
鍵s′を記録した媒体と、暗号化された音声信号の複製
との組み合わせにより、音声信号の再生が可能となるか
らである。
出されるセッション鍵s′の盗聴に関しては注意を払わ
なければならない。なぜならば、盗聴されたセッション
鍵s′を記録した媒体と、暗号化された音声信号の複製
との組み合わせにより、音声信号の再生が可能となるか
らである。
【0033】これを防ぐための一つの手段は、ICカー
ド6からセッション鍵sを読み出して音声信号全体を復
号するのではなく、復号手段10とICカード6とが連
動して音声信号mを復号することである。例えば、音声
信号の復号の一部をICカード6内で行うようにする。
この復号処理をICカード6に行わせるためのICカー
ド6への命令は、制御情報として、暗号化された音声信
号がmに付加して記録メディア7に記録される。このよ
うな処理を複雑にし、かつ秘密にすることにより、単な
るセッション鍵s′の盗聴で音声信号mを再生すること
は不可能となり、セキュリティはより一層向上する。
ド6からセッション鍵sを読み出して音声信号全体を復
号するのではなく、復号手段10とICカード6とが連
動して音声信号mを復号することである。例えば、音声
信号の復号の一部をICカード6内で行うようにする。
この復号処理をICカード6に行わせるためのICカー
ド6への命令は、制御情報として、暗号化された音声信
号がmに付加して記録メディア7に記録される。このよ
うな処理を複雑にし、かつ秘密にすることにより、単な
るセッション鍵s′の盗聴で音声信号mを再生すること
は不可能となり、セキュリティはより一層向上する。
【0034】最後に決済処理(図2のステップS11)
について図6を参照しながら説明する。センター3のト
ランザクションデータ送信部27は会員番号、日付、金
額等の情報からなるトランザクションデータtをICカ
ード6に送信する。ここで金額については既に述べたと
おり、録音しなかった場合と、録音した場合では、差が
設けてある。ICカード6の署名生成部28は、ICカ
ード6内の口座の残高から支払額を減算した後、署名鍵
格納部29に格納された署名鍵cを用いて関数Hにより
トランザクションデータtに対する署名データaを生成
する。署名データaは、 a=H(c,t) で表され、センター3に送信される。センター3はメモ
リ30にトランザクションデータtと署名データaとを
対にして記録する。
について図6を参照しながら説明する。センター3のト
ランザクションデータ送信部27は会員番号、日付、金
額等の情報からなるトランザクションデータtをICカ
ード6に送信する。ここで金額については既に述べたと
おり、録音しなかった場合と、録音した場合では、差が
設けてある。ICカード6の署名生成部28は、ICカ
ード6内の口座の残高から支払額を減算した後、署名鍵
格納部29に格納された署名鍵cを用いて関数Hにより
トランザクションデータtに対する署名データaを生成
する。署名データaは、 a=H(c,t) で表され、センター3に送信される。センター3はメモ
リ30にトランザクションデータtと署名データaとを
対にして記録する。
【0035】ここで署名鍵cはICカード6に固有であ
り、図1の銀行4のみが知る秘密鍵である。センター3
も署名鍵cを知らないので、署名データaを偽造するこ
とはできない。したがって、署名データaはトランザク
ションデータtに対するユーザの署名とみなすことがで
きる。これらのデータを図1の専用回線7を用いて銀行
2に送信することにより、銀行2内で処理が行われ、決
済が完了する。
り、図1の銀行4のみが知る秘密鍵である。センター3
も署名鍵cを知らないので、署名データaを偽造するこ
とはできない。したがって、署名データaはトランザク
ションデータtに対するユーザの署名とみなすことがで
きる。これらのデータを図1の専用回線7を用いて銀行
2に送信することにより、銀行2内で処理が行われ、決
済が完了する。
【0036】これまで述べてきた通り、ICカードを用
いた本実施例のシステムにより、ユーザは相応の料金を
支払えば音楽ソフトをデジタル録音することが可能とな
る。その他、ICカードを用いることにより、本実施例
は次の効果を奏する。
いた本実施例のシステムにより、ユーザは相応の料金を
支払えば音楽ソフトをデジタル録音することが可能とな
る。その他、ICカードを用いることにより、本実施例
は次の効果を奏する。
【0037】まず第1に、システムへのアクセスツール
としてICカードを用いているため、ICカードを所持
し、かつ、そのICカードの暗証番号を知らなければシ
ステムにアクセスできないため、暗証番号のみによるア
クセスに比べセキュリティが高い。
としてICカードを用いているため、ICカードを所持
し、かつ、そのICカードの暗証番号を知らなければシ
ステムにアクセスできないため、暗証番号のみによるア
クセスに比べセキュリティが高い。
【0038】第2に、決済処理がICカードを用いて行
われているため、ユーザはICカードさえ所持しておれ
ば、どの端末を用いても本サービスを受けることができ
るという点である。すなわち、ユーザはいろんな場所に
いながらにして、このシステムを利用できることとな
り、利便性が増す。
われているため、ユーザはICカードさえ所持しておれ
ば、どの端末を用いても本サービスを受けることができ
るという点である。すなわち、ユーザはいろんな場所に
いながらにして、このシステムを利用できることとな
り、利便性が増す。
【0039】本実施例では、音楽ソフトの場合を例に上
げて示したが、これに限定されることなく、本発明は映
像ソフト、ゲーム等、デジタル化された情報に関するあ
らゆるサービスに適用し得るものである。
げて示したが、これに限定されることなく、本発明は映
像ソフト、ゲーム等、デジタル化された情報に関するあ
らゆるサービスに適用し得るものである。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ICカー
ドに格納された秘密のカード鍵によってのみ、記録メデ
ィアに記録されたデジタル情報が復元可能となるため、
このICカードがなければ実質的なコピーは得られなく
不法コピーを防止できる。また、センターからの録音指
示により、デジタル情報を復元するための秘密情報をI
Cカード内に書き込む手段を設けることにより、正当な
支払をすることなくデジタル録音するようなユーザの操
作を防止することができる。さらに、ICカードのカー
ド鍵を用いてカード認証を行うことにより、不正アクセ
スに対する防御を強固にできる。また、ICカードのカ
ード鍵を用いて決済処理を行うことにより、端末ではな
くICカードによる決済が可能となり、ユーザは本シス
テムを利用するための端末を限定されることなく利便性
が大きい。
ドに格納された秘密のカード鍵によってのみ、記録メデ
ィアに記録されたデジタル情報が復元可能となるため、
このICカードがなければ実質的なコピーは得られなく
不法コピーを防止できる。また、センターからの録音指
示により、デジタル情報を復元するための秘密情報をI
Cカード内に書き込む手段を設けることにより、正当な
支払をすることなくデジタル録音するようなユーザの操
作を防止することができる。さらに、ICカードのカー
ド鍵を用いてカード認証を行うことにより、不正アクセ
スに対する防御を強固にできる。また、ICカードのカ
ード鍵を用いて決済処理を行うことにより、端末ではな
くICカードによる決済が可能となり、ユーザは本シス
テムを利用するための端末を限定されることなく利便性
が大きい。
【図1】本発明の一実施例におけるシステムの概略を示
す図
す図
【図2】本発明の一実施例の処理フローを示す図
【図3】本発明の実施例のカード認証ステップのブロッ
ク図
ク図
【図4】本発明の実施例のデジタル情報の送信および録
音ステップのブロック図
音ステップのブロック図
【図5】本発明の他の実施例のデジタル情報の送信およ
び録音ステップのブロック図
び録音ステップのブロック図
【図6】本発明の実施例の決済ステップのブロック図
1 マルチメディア端末 2 ISDN 3 センター 4 銀行 5 専用回線 6 ICカード 7 記録メディア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04H 1/02 Z E H04L 9/00 9/10 9/12 H04N 7/173
Claims (3)
- 【請求項1】デジタル情報のデータベースを保有する情
報センターと、この情報センターに接続され前記センタ
ーへデジタル情報の送信を要求する要求手段と、デジタ
ル情報を記録メディアへ書き込む書き込み手段とを有す
る端末を備え前記センターは端末使用者の正否を判断し
て正の場合に端末からの要求に応じてデジタル情報を端
末へ送信する送信手段と、送信したデジタル情報の記録
メディアへの書き込み手段を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とするデジタル情報記録システム。 - 【請求項2】デジタル情報のデータベースを保有する情
報センターと、この情報センターに接続され前記センタ
ーへデジタル情報の送信を要求する要求手段と、デジタ
ル情報を記録メディアへ書き込む書き込み手段とを有す
る端末と第1の鍵を格納する格納部を有するICカード
を備え、前記センターは端末使用者の正否を判断して正
の場合に端末からの要求に応じてデジタル情報を端末へ
送信する送信手段と、送信したデジタル情報の記録メデ
ィアへの書き込み手段を制御する制御手段とデジタル情
報を暗号化する第2の鍵を発生する手段と、前記第1の
鍵と前記第2の鍵から第3の鍵を演算する手段と、前記
第2の鍵によってデジタル情報を暗号化する手段とを有
し、前記ICカードは前記第1の鍵と前記センターから
送信される第3の鍵から第2の鍵を演算する手段を有
し、端末は前記センターから送信される暗号化されたデ
ジタル情報を前記ICカードから送信される第2の鍵に
より、デジタル情報を復元する手段を有することを特徴
とするデジタル情報記録システム。 - 【請求項3】ICカードは、第4の鍵を発生する手段と
第5の鍵を格納する格納部とを有し、センターの制御手
段は、第4の鍵と第1の鍵から第5の鍵を演算し、端末
の書き込み手段は、前記第5の鍵によって制御されるこ
とを特徴とする請求項2記載のデジタル情報記録システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000257A JPH08186667A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | デジタル情報記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000257A JPH08186667A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | デジタル情報記録システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186667A true JPH08186667A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=11468872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7000257A Pending JPH08186667A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | デジタル情報記録システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08186667A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19923250A1 (de) * | 1999-05-20 | 2000-11-23 | Beta Res Gmbh | Datenschutz bei Datenübertragung |
WO2001013358A1 (fr) * | 1999-08-10 | 2001-02-22 | Fujitsu Limited | Carte memoire |
WO2001016932A1 (fr) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Fujitsu Limited | Systeme de distribution de donnees |
WO2001041445A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Hitoshi Ishida | Appareil et procede de diffusion pour vendre de la musique et/ou des video diffusees comme un programme, unite et procede d'ecoute/visualisation, et systeme et procede pour vendre de la musique/video diffusee comme un programme |
US6452952B1 (en) | 1997-07-09 | 2002-09-17 | Nec Corporation | Digital information processing system with copy protection subsystem |
KR20030001721A (ko) * | 2001-06-27 | 2003-01-08 | 주식회사 케이티 | 개방형 네트워크 상에서 스마트 카드의 원격 온라인 인증시스템 및 그 인증방법 |
US7203312B1 (en) | 1999-08-30 | 2007-04-10 | Fujitsu Limited | Data reproduction apparatus and data reproduction module |
US7734920B2 (en) | 1998-10-02 | 2010-06-08 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, information providing medium, information decryption apparatus, and information recording medium |
US8051302B1 (en) | 1999-11-17 | 2011-11-01 | Fujitsu Limited | Data distributing system and recording medium used for it |
-
1995
- 1995-01-05 JP JP7000257A patent/JPH08186667A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6452952B1 (en) | 1997-07-09 | 2002-09-17 | Nec Corporation | Digital information processing system with copy protection subsystem |
US7734920B2 (en) | 1998-10-02 | 2010-06-08 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, information providing medium, information decryption apparatus, and information recording medium |
DE19923250A1 (de) * | 1999-05-20 | 2000-11-23 | Beta Res Gmbh | Datenschutz bei Datenübertragung |
WO2001013358A1 (fr) * | 1999-08-10 | 2001-02-22 | Fujitsu Limited | Carte memoire |
US6999948B1 (en) | 1999-08-10 | 2006-02-14 | Fujitsu Limited | Memory card |
US7747538B2 (en) | 1999-08-10 | 2010-06-29 | Fujitsu Limited | Memory card |
WO2001016932A1 (fr) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Fujitsu Limited | Systeme de distribution de donnees |
US7181629B1 (en) | 1999-08-27 | 2007-02-20 | Fujitsu Limited | Data distribution system as well as data supply device terminal device and recording device for the same |
US7203312B1 (en) | 1999-08-30 | 2007-04-10 | Fujitsu Limited | Data reproduction apparatus and data reproduction module |
US8051302B1 (en) | 1999-11-17 | 2011-11-01 | Fujitsu Limited | Data distributing system and recording medium used for it |
WO2001041445A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Hitoshi Ishida | Appareil et procede de diffusion pour vendre de la musique et/ou des video diffusees comme un programme, unite et procede d'ecoute/visualisation, et systeme et procede pour vendre de la musique/video diffusee comme un programme |
JP3937088B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2007-06-27 | 石田 齋 | コンテンツ情報放送・受信システム、コンテンツ情報放送装置及びコンテンツ情報受信装置 |
KR20030001721A (ko) * | 2001-06-27 | 2003-01-08 | 주식회사 케이티 | 개방형 네트워크 상에서 스마트 카드의 원격 온라인 인증시스템 및 그 인증방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1238427A (en) | Code protection using cryptography | |
US7010809B2 (en) | Reproduction device stopping reproduction of encrypted content data having encrypted region shorter than predetermined length | |
US7020636B2 (en) | Storage-medium rental system | |
US7881476B2 (en) | Delivering enhanced multimedia content on physical media | |
JP4689920B2 (ja) | ディジタル・データの無許可アクセスを防止するための適応可能セキュリティ機構 | |
US6941283B2 (en) | Information recording device and information reproducing device | |
JP4305593B2 (ja) | データ記録再生方法および装置、データ記録装置および方法 | |
JP3733026B2 (ja) | 電子著作物販売装置 | |
US7328458B2 (en) | Authoring system, authoring key generator, authoring device, authoring method, and data supply device, information terminal and information distribution method | |
US20020138442A1 (en) | Content provision device and method and license server capable of facilitating circulation of encrypted content data | |
US20040243488A1 (en) | Storage medium rental system | |
JP2003115163A (ja) | 認証のためのハイブリッド光ディスクを使用する、ネットワークを介した電子的コンテンツの配送 | |
JPH10133955A (ja) | 可搬型メディア駆動装置とその方法、及び可搬型メディアとネットワークの連携装置とその方法 | |
JPH11283327A (ja) | 情報記録装置および情報再生装置および課金装置および判定装置および更新装置および情報利用装置および鍵配信装置および記録媒体 | |
US8121952B2 (en) | System, method, and service for delivering multimedia content by means of a permission to decrypt titles on a physical media | |
US7158641B2 (en) | Recorder | |
JP2001094554A (ja) | 情報送信システム、情報送信装置、情報受信装置、情報送信方法 | |
JPH08186667A (ja) | デジタル情報記録システム | |
JP2001067324A (ja) | 情報送信システム、情報送信装置及び情報受信装置 | |
JP2000339539A (ja) | コンテンツ販売システムにおける販売先端末 | |
EP1249771B1 (en) | Large capacity data sales/mediation/purchase method, system, server, terminal and recording medium recording program thereof | |
US7418433B2 (en) | Content providing system, content providing method, content processing apparatus, and program therefor | |
US20070136605A1 (en) | Data processing method and data reading method | |
JP4502822B2 (ja) | 電子書籍表示装置 | |
JP2002352146A (ja) | コンテンツ部分課金方法及びシステム及びコンテンツ部分課金プログラム及びコンテンツ部分課金プログラムを格納した記憶媒体 |