JP2009216795A - メロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置 - Google Patents

メロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】幹音に対応するキーの入力により音符入力を行うメロディ作成にて、音符入力に際して、音符入力位置に設定された調を知ることができるメロディ作成装置を提供する。
【解決手段】音符・休符挿入手段23は、幹音に対応するキーが押されると、対応する幹音を幹音として持つ音名の音符を挿入する。音符入力に際して、調の指定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、メロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置に関し、更に詳しくは、幹音に対応するキーの入力により音符入力を行うメロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置に関する。
幹音に対応したキーの入力により、音符入力を行うメロディ作成装置がある。このようなメロディ作成装置は、主に、使用できるキーが少なく、表示画面が狭い携帯端末で使用される。特許文献1には、メロディ作成機能を持つ携帯電話機が記載されている。特許文献1では、携帯電話機が備える数字キー“1”〜“7”を入力することで、音符入力を行う。特許文献1では、音符入力後に、カーソルを移動させる方向キーを押し、音符の音階調整を行っている。
特開2002−73023号公報
ところで、作成したいメロディには、調指定がなされることがある。しかし、幹音に対応したキーの入力により音符入力を行う携帯電話機等のメロディ作成装置では、調設定を有していない。このため、メロディ作成者は、音符を入力する際に、その音符が位置する楽曲上の部分が何調であるかを知ることができない。
本発明は、幹音に対応するキーの入力により音符入力を行うメロディ作成にて、音符入力に際して、音符入力位置に設定された調を知ることができるメロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のメロディ作成装置は、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成装置において、調の指定を行う調指定手段を備えることを特徴とする。
本発明のメロディ作成装置は、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成装置において、音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索し、検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断し、変化記号が付けられているときは、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する音符挿入手段を備えることを特徴とする。
本発明の携帯端末装置は、メロディ作成機能を有する携帯端末装置であって、本発明のメロディ作成装置を備えることを特徴とする。
本発明のメロディ作成方法は、コンピュータを用い、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う方法において、前記コンピュータが、調の指定を行うステップを有することを特徴とする。
本発明のメロディ作成方法は、コンピュータを用い、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う方法において、前記コンピュータが、音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索するステップと、前記コンピュータが、前記検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断するステップと、前記コンピュータが、変化記号が付けられていると判断すると、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入するステップとを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う処理を実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、調の指定を行う処理を実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う処理を実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索する処理と、前記検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断する処理と、変化記号が付けられていると判断すると、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明のメロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置は、音符入力に際して、音符入力位置に設定された調を知ることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に、本発明の一実施形態の携帯端末装置の外観を示す。携帯端末装置は、携帯電話端末であり、本体123に、キー100〜121と、表示画面122とを有する。キー100〜109は、数字の0〜9に対応するキーであり、キー110は*キー、キー111は#キー、キー112は通話キー、キー113はクリアキー、キー114は終話キーである。これらキーは、テンキー部124に配置される。キー115はモードキーであり、キー116はメニューキー、キー117は選択キー、キー118は上キー、キー119は左キー、キー120は右キー、キー121は下キーである。
図2は、携帯端末装置の制御ブロックを示している。携帯端末装置は、制御部10、表示手段11、キー入力手段12、メモリ部13、メロディ用メモリ部14、音声回路15、及び、スピーカ16を有する。図1に示す携帯端末装置は、図2に示す各部を備えている。制御部10は、携帯端末装置全体の動作を制御する部分である。表示手段11は、制御部10からの指示に基づいて画面を生成し、表示画面122(図1)に出力する。キー入力手段12は、キー100〜121の各キーが押されたときに、その情報を制御部10に伝える。メモリ部13は、プログラムや、その実行に必要なデータを格納する。メロディ用メモリ部14は、楽曲のデータを格納する。音声回路15は、制御部10からの指示に基づいて波形を生成し、スピーカ16に出力する。
制御部10は、調指定手段21、調取得手段22、音符・休符挿入手段23、基本音高決定手段24、及び、音高変更手段25を有する。これら各手段により、携帯端末装置内に、メロディ作成装置の機能が構成される。これらの機能は、制御部10が所定のプログラムを実行することで実現可能である。調指定手段21は、音符入力の際に、調指定を行う。調取得手段22は、音符入力位置に調が指定されているか否かを判断し、指定されているときは、指定された調を調べる。
音符・休符挿入手段23は、CDEFGABの幹音に対応するキー、又は、休符に対応するキーが押されたときに、押されたキーに対応する音符又は休符を、音符セルに挿入する。音符・休符挿入手段23は、音符挿入の際は、調取得手段22が調べた調に応じた音名の音符を挿入する。基本音高決定手段24は、入力済み音符の音高を変更する際に、変更対象の音符の基本音高を決定する。基本音高決定手段24は、調取得手段22が調べた調に応じて、基本音高を決定する。音高変更手段25は、基本音高決定手段24が決定した基本音高と、変更対象の音符の音高との関係に基づいて、音高を半音又は1オクターブ変化させる。
図3に、メロディを作成する画面を例示する。音符セル301は、調300、音符302、オクターブ303、音名304、及び、付点306で構成される。調300及び付点306は、なくてもよい。カーソル305は、何れかの音符セル301、又は、最後の音符セル301の直後を示す。カーソル305の移動には、左右キー119、120(図1)を用いる。カーソル305は、キー119が押されると左に移動し、キー120が押されると右に移動する。キー100(“0”)は、休符の入力に用いる。キー100を休符キーと呼ぶ。キー101〜107(“1”〜“7”)は、CDEFGABの幹音に対応したキーであり、音符の入力に用いる。表1に、音符キーと、幹音との対応関係を示す。キー101〜107を音符キーと呼ぶ。
Figure 2009216795
調300は、音符セル301以降の音符セルにて指定されている調を表す。調が指定されていない場合は、空白となる。また、調300には、当該音符セル以降の調指定が解除される場合は、“X”と表示される。音符302は、音符セルの音価を表す。音符302は、キー110(“*”)、111(“#”)を押すことで、音価を全音符・二分音符・三連二分音符・四分音符・三連四分音符・八分音符・三連八分音符・十六分音符・三連十六分音符・三十二分音符の範囲で調整することができる。また、音符302は、キー109(“9”)を押すことで、付点306の有無を選択することができる。付点306は、音価が1.5倍されることを表す。音符セル302には、キー108(“8”)を押すことで、当該音符セルと同じものを挿入することができる。
オクターブ303は、音符セル301のオクターブ指定を表す。オクターブは、低いオクターブから順に、1、2、3、・・・、N(Nは2以上の整数)で表現する。Nは6程度が好ましい。音名304は、音符セル301の音名を表す。表2に、音名の一覧を示す。音名には、表2で示されるものを用いることができる。音名Aが、[♭[♭]|#[#]]X(かぎ括弧は省略できることを表し、“P|Q”は、P又はQであることを表す)で表記できるとき、XをAの幹音と呼ぶ。音符セル301の音高は、音名とオクターブとの組合せで決定される。
Figure 2009216795
なお、表2において、音程欄は、音符セルの音名に基づいて出力する音程を便宜的に示したものである。“#”は、半音高いことを意味する。“<”は、その音符セルのオクターブよりも1オクターブ低く、“>”は1オクターブ高い音程を出力することを意味する。何れも付いていない場合は、その音符セルのオクターブで音程を出力することを意味する。周波数欄は、音符セルの音名及びオクターブに基づいて出力される音程の周波数を示す。周波数の式に含まれるnは、音符セルのオクターブを表す。Mは、N÷2を整数に切り下げた値である。
図4に、メニュー画面例を示す。図3に示す画面にて、ユーザがキー入116(メニューキー)を押すと、携帯端末装置は、図4に示すメニュー画面(メニュー1)を表示する。このメニュー1は、「調設定/解除」の選択肢を含む。ユーザは、「調設定/解除」を選択して、調の入力を行う。図5に、調入力メニュー画面(メニュー2)を示す。メニュー2には、30種類の調、及び、調号解除の選択肢が含まれる。ユーザは、上下左右キーや選択キーによって、それらの選択肢の中から調を選択することができる。ユーザがある調を選択した場合、現在のカーソルが示す音符セル301(図3)に、その調が選択されたことを示すコードを加える。また、ユーザが調号解除を選択した場合は、調号解除を示すコードを加える。表3に、ユーザが調を選択した際に、調300に表示される調号の一覧を示す。
Figure 2009216795
図6に、動作手順を示す。制御部10(図2)は、携帯端末装置の全体の機能からメロディ作成機能が呼ばれたか否かを判断する(ステップA1)。メロディ作成機能が呼ばれていないときは、別の処理を行う(ステップA2)。制御部10は、メロディ作成機能が呼ばれると、メロディ用メモリ14からデータをメモリ部13にコピーし、メロディ編集処理を開始する。以降、制御部10は、メモリ部13上でメロディ編集を行う。メロディを新規に作成する場合は、メロディ用メモリ14からメモリ部13へのデータコピーは不要である。
制御部10は、音符入力処理を行う(ステップA3)。この処理の詳細は後述する。制御部10は、メニュー2(図5)にて、調が指定されたか否かを判断する(ステップA4)。調が指定された場合、制御部10は、調指定手段21により、カーソルが示す音符セルに、調が指定されたことを示すコードを加える(ステップA5)。その後、ステップA3に戻り、音符入力を続行する。制御部10は、調が解除されたか否かを判断する(ステップA6)。調が解除された場合、制御部10は、調指定手段21により、カーソルが示す音符セルに調解除を示すコードを加える(ステップA7)。その後、ステップA3に戻り音符入力を続行する。
制御部10は、音符入力後、メニュー1(図4)から、「メロディ登録」「現在の編集を破棄」などが選択されたか否かを判断する(ステップA8)。制御部10は、「メロディ登録」が選択されると、メモリ部13上で編集したメロディをメロディ用メモリ部14に格納し、メロディ作成を終了する(ステップA10)。制御部10は、「現在の編集を破棄」が選択された場合は、メモリ部13上で編集されたデータを破棄し、メロディ作成を終了する。制御部10は、「メロディ登録」「現在の編集を破棄」以外が選択されたとき、例えば「テンポ設定」などが選択されたときは、それに応じた処理を行い(ステップA9)、ステップA3に戻って音符入力を続行する。
図7に、音符入力処理の手順を示す。音符入力に際して、「挿入モード」を導入する。「挿入モード」は、音価キー(109〜111)や上下キー(118、121)が押されたときの振る舞いを制御するために導入した変数であり、ON又はOFFの値を持つ。制御部10は、はじめに、「挿入モード」をOFFに設定する(ステップB1)。制御部10は、キー入力手段12により、キー入力情報を取得する(ステップB2)。
制御部10は、左右キー(119、120)が押されたか否かを判断する(ステップB3)。左右キーが押された場合、制御部10は、押されたキーに従ってカーソルを移動させる(ステップB4)。また、制御部10は、「挿入モード」をOFFに設定し、ステップB2に戻って、引き続きキー入力情報の取得を行う。制御部10は、音価キー(109〜111)が押されたか否かを判断する(ステップB5)。音価キーが押された場合、制御部10は、以下の位置の音符の音価を変更する(ステップB6)。すなわち、カーソル位置が末尾(音符セルがない)、又は、挿入モードがONの場合は、カーソル位置の直前の音符の音価を変更する。それ以外の場合は、カーソル位置の音符の音価を変更する。
制御部10は、上下キー(118、121)が押されたか否かを判断する(ステップB7)。上下キーが押された場合、制御部10は、音高変更手段25により、音高変更処理を行う(ステップB8)。制御部10は、音高変更処理を終えると、ステップB2に戻って音符入力を続行する。
図8に、音高変更処理の手順を示す。音高変更手段25は、まず、音高変更の対象となる音符セルの位置Lを決定する(ステップC1)。音高変更手段25は、カーソル位置が末尾、又は、挿入モードがONの場合は、カーソル位置の直前の位置を音高変更の対象の音符セルの位置Lとする。音高変更手段25は、それ以外の場合は、カーソル位置を音高変更の対象の音符セルの位置Lとする。
音高変更手段25は、調取得手段22により、現在のカーソル位置の調を取得する(ステップC2)。調取得手段22は、以下の手順で、現在のカーソル位置の調を取得する。すなわち、調取得手段22は、現在のカーソル位置から前方向に向かって、調が選択されたことを示すコードが加えられている音符セル、又は、調解除を示すコードが加えられている音符セルを検索する。調取得手段22は、調が選択されたことを示すコードが加えられている音符セルが検索されたときは、その音符セルにて選択された調を、現在のカーソル位置における調とする。調取得手段22は、調解除を示すコードが加えられた音符セルが検索されたとき、或いは、先頭の音符セルまでの間に調選択を示すコードが加えられた音符セルがないときは、現在のカーソル位置における調を、「調なし」とする。
音高変更手段25は、ステップC2で取得した現在のカーソル位置の音符セルの調を基本音高決定手段24に渡し、基本音高の決定を依頼する。基本音高決定手段24は、現在のカーソル位置に、調が指定されているか否かを判断する(ステップC3)。調が指定されている場合、基本音高決定手段24は、設定された調と、位置Lの音符セルの音高とに基づいて、位置Lの基本音高Sを決定する(ステップC5)。
ステップC5では、基本音高決定手段24は、調と、対応可能な音名との対応関係を用いて基本音高を決定する。表4に、調と、対応可能な音名との対応関係を示す。ステップC5では、表2において、位置Lの音符セルの幹音をRとし、表4において、与えられた調の対応可能な音名のセットの要素のうち幹音が同じものをAとした場合、オクターブを位置Lの音符セルと同じオクターブ音名とし、音名をAとした音高を、基本音高Sとして決定する。例えば、位置Lの音符セルの調が“ヘ長調”であり、音名が“B”で、オクターブが“4”であれば、基本音高Sを、音名“♭B”、オクターブ“4”と決定する。
Figure 2009216795
基本音高決定手段24は、現在のカーソル位置に調が指定されていない場合は、位置Lの音符セルの音高に基づいて、基本音高Sを決定する(ステップC4)。ステップC4では、ハ長調が指定されていた場合の基本音高と同じ音高を基本音高Sとして設定する。例えば、位置Lの音符セルの音高が“#C”の場合は基本音高Sを“C”とし、“♭E”の場合は基本音高Sを“E”とする。
音高変更手段25は、位置Lの音符セルの音高と、ステップC4又はステップC5で決定した基本音高Sとを比較する(ステップC6)。位置Lの音符セルの音高が基本音高Sよりも低い場合、音高変更手段25は、押されたキーの種類を判断し(ステップC7)、上キーが押されていたときは、位置Lの音符セルの音高を、基本音高Sに設定する(ステップC10)。例えば、位置Lの音符セルの音高が“♭E”で、基本音高Sが“E”の場合は、位置Lの音符セルの音高を半音上げて“E”とする。音高変更手段25は、位置Lの音符セルの音高が基本音高Sよりも低く、かつ、下キーが押されていた場合は、位置Lの音符セルの音高を、基本音高Sの1オクターブ下に設定する(ステップC14)。
音高変更手段25は、ステップC6で位置Lの音符セルの音高が基本音高Sよりも高いと判断した場合は、押されたキーの種類を判断し(ステップC8)、上キーが押されていたときは、位置Lの音符セルの音高を、基本音高Sの1オクターブ上に設定する(ステップC15)。音高変更手段25は、位置Lの音符セルの音高が基本音高Sよりも高く、かつ、下キーが押されていた場合は、位置Lの音符セルの音高を、基本音高Sに設定する(ステップC13)。例えば、位置Lの音符セルの音高が“#C”で、基本音高Sが“C”の場合は、位置Lの音符セルの音高を半音上げて“C”とする。
音高変更手段25は、ステップC6で位置Lの音符セルの音高が基本音高Sと等しいと判断した場合は、押されたキーの書類を判断し(ステップC9)、下キーが押されていたときは、位置Lの音符セルの音高を半音下げる(ステップC11)。すなわち、表2において、位置Lの音符セルの幹音が同じグループのうち、位置Lの音符セルの音名を1つ左側のものに変化させる。音高変更手段25は、位置Lの音符セルの音高と基本音高Sとが等しく、かつ、上キーが押されていたときは、位置Lの音符セルの音高を半音上げる(ステップC12)。すなわち、表2において、位置Lの音符セルの幹音が同じグループのうち、位置Lの音符セルの音名を1つ右側のものに変化させる。
図7に戻り、制御部10は、音符(101〜107)、又は、休符キー(100)が押されたか否かを判断する(ステップB9)。制御部10は、音符又は休符キーが押されたときは、音符・休符挿入手段23により、現在のカーソル位置に、押されたキーに応じた音符又は休符を挿入する(ステップB10)。その後、カーソル位置を右に1つ進め、カーソル位置が末尾でない場合は「挿入モード」をONにして(ステップB11)、ステップB2に戻る。
図9に、音符・休符挿入処理の手順を示す。音符・休符挿入手段23は、押されたキーが休符キーであるか否かを判断する(ステップD1)。音符・休符挿入手段23は、押されたキーが休符キーであるときは、現在のカーソル位置に、休符を挿入する(ステップD8)。このとき、休符の音価は、直前の音符又は休符と同じ音価とする。直前に音符又は休符が存在しない場合、つまり、カーソル位置が先頭である場合は、休符の音価を四分休符とする。
音符・休符挿入手段23は、音符キーが入力された場合は、調取得手段22により、現在のカーソル位置における調を取得する(ステップD2)。この処理は、図8のステップC2と同様である。音符・休符挿入手段23は、調が指定されているか否かを判断し(ステップD3)、調が指定されていない場合は、調が指定されていない楽曲上の範囲で、押された音符キーに対応する幹音、つまり、挿入しようとしている音符セルの幹音と同じ幹音を持つ音符を検索する。音符・休符挿入手段23は、調が指定されていない範囲に同じ幹音を持つ音符が存在するときは、同じ幹音を持つ音符のうちで挿入位置から前後で一番近い音符を特定する。音符・休符挿入手段23は、その特定した音符に、変化記号(♭、♭♭、#、##)が付けられているか否かを調べ、付けられているときにはその種類を取得する(ステップD4)。
音符・休符挿入手段23は、ステップD4で調べた変化記号の有無、及び、その種類に応じて、挿入すべき音符セルの音名を決定し、その後、オクターブを決定して、音高を決定する(ステップD5)。音符・休符挿入手段23は、押されたキーに対応する幹音(表1)に対して、ステップD4で調べた変化記号と同じ変化記号を付けた音名を、音符セルの音名とする。音符・休符挿入手段23は、例えば、幹音“C”に対応するキー101(“1”)が入力されたとき、調指定がされていない範囲の直近に“#C”が存在するときは、ステップD5で、“#C”を、音符セルに挿入する音名として決定する。
音符・休符挿入手段23は、ステップD5で、押されたキーに対応する幹音と、音符挿入位置の直前の音符セルの音符の幹音との組み合わせと、直前の音符セルに設定されたオクターブとに基づいて、挿入する音符のオクターブを決定する。オクターブの決定には、下記の表5を用いる。表5において、“0”、“+”、“−”は、オクターブに対する操作を表している。“0”は、オクターブ変更なし、つまり、直前の音符セルにおけるオクターブと同じオクターブを設定することを表している。“+”は1つ上のオクターブを設定することを表し、“−”は1つ下のオクターブを設定することを表している。音符・休符挿入手段23は、表5に示すデータを用いて、直前の音符の幹音と挿入する音符の幹音との組み合わせにより、直前の音符セルにおけるオクターブと同じオクターブ、1つ上のオクターブ、又は、1つ下のオクターブを設定する。
Figure 2009216795
音符・休符挿入手段23は、ステップD3で調が指定されていると判断すると、調の種類に応じて、挿入すべき音符セルの音高を決定する(ステップD6)。ステップD6では、音符・休符挿入手段23は、まず、表4を参照して、現在のカーソル位置の調の対応可能な基本音程のセットを取得する。例えば、調がヘ長調であれば、“F,G,A,♭B,C,D,E”を、基本セットとして取得する。音符・休符挿入手段23は、押されたキーに対応する幹音をYとして、取得した基本セットに含まれる[#|♭]Yで表現される要素の音名を調べ、その音名を、挿入する音符の音名として決定する。例えば、幹音“B”に対応するキー107(“7”)が押されたときは、“♭B”を音符セルの音名として決定する。オクターブの決定については、ステップD5におけるオクターブの決定と同様である。
音符・休符挿入手段23は、ステップD5又はステップD6で決定した音高の音符を、現在のカーソル位置に挿入する(ステップD7)。音符・休符挿入手段23は、音符の音価については、直前の音符又は休符と同じ音価を設定する。メロディの先頭の場合は、四分音符とする。
本実施形態では、調指定手段21により、楽曲の調を、先頭又は途中の音符セルに設定できる。これにより、メロディ作成者が音符を入力する際に、入力する音符が位置する楽曲上の部分が何調であるか、或いは、調指定が解除されている状態であることを知ることができ、音符入力が容易となる。また、本実施形態では、音符入力位置に調指定がある場合、音符・休符挿入手段23は、調に基づく変化記号の有無と種類とが適用された音名を、第一候補として、音符セルに挿入する。これにより、変化記号を入力する手間を省くことができる。
特許文献1では、幹音が割り当てられたキーの入力により、変化記号が付いていない状態で音符入力を行い、その後、方向キーを操作して、半音の上げ下げを調整している。特許文献1では、調指定があり、特定の音名には原則として変化記号が付くような場合は、幹音の指定、変化記号の入力を繰り返す必要があり、変化記号の入力が煩雑であった
本実施形態では、メロディ作成装置が、メロディが持つ調の情報をデータの一部として持ち(表4)、音符入力に際しては、調の情報を用いて、幹音に対応するキー入力のみで、その調で取るべき音名を決定する。このようにすることで、調号や変化記号が付いたメロディを入力する際に、キー入力回数を、特許文献1に比べて少なくすることができる。また、メロディ作成者は、調に固有の変化記号を意識することなく、メロディ作成が可能である。
また、本実施形態では、音符挿入位置に調指定がない場合は、音符・休符挿入手段23は、音符挿入位置を含み、かつ、調指定がされていない楽曲上の範囲で、前後で一番近い同じ幹音を持つ音符を検索する。音符・休符挿入手段23は、検索された音符に変化記号が付けられているか否かを調べ、付けられているときは、その種類を調べる。その後、音符・休符入力手段は、検索された音符に付けられている変化記号と同じ変化記号を付けたものを、第一候補として音符セルに挿入する。このようにすることで、変化記号を入力する手間を省くことができる。この効果は、調指定を行わない携帯端末装置(メロディ作成装置)においても同様に得ることができる。
本実施形態では、音高変更手段25は、上下キー118、121が押されると、半音の上げ下げを行い、変化記号の入力を行う。上下キー118、121を変化記号を入力するキーに割り当てているため、メロディ作成者は、メロディに含まれる変化記号を感覚的に入力できる。また、本実施形態では、音高変更の対象となる音符セルの音高と、基本音高との関係に従って、上下キー118、121を、半音の上げ下げの他に、オクターブの上げ下げに用いる。本実施形態では、上下キー118、121を押すことで、幹音を変化させないまま、1オクターブ上下できるため、オクターブの修正が容易となる。
本実施形態では、音符・休符入力手段23は、音符入力の際に、直前の音符と、挿入する音符との関係に従って、直前の音符と同じオクターブ、直前の音符よりも1つ低いオクターブ、又は、直前の音符よりも1つ高いオクターブを設定する。一般に、メロディに含まれる連なった2つの音符の音程差はあまりない。この性質を利用し、音程差が所定度数以下のときは直前の音符と同じオクターブを設定し、音程差が所定度数以上であれば、オクターブを上げ下げする。所定音程差は、例えば4度とする。このようにすることで、メロディ作成者は、オクターブを変更する操作を、少なくすることができる。上記ではオクターブ操作の表(表5)を用いたが、音程差から、オクターブ操作を決定することも可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明のメロディ作成装置、方法、プログラム、及び、携帯端末装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態の携帯端末装置の外観を示すブロック図。 携帯端末装置の構成を示すブロック図。 メロディ作成画面例を示すブロック図。 メニュー画面例(メニュー1)を示すブロック図。 メニュー画面例(メニュー2)を示すブロック図。 メロディ作成の手順を示すフローチャート。 音符入力の手順を示すフローチャート。 音高変更の手順を示すフローチャート。 音符・休符挿入の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10:制御部
11:表示手段
12:キー入力手段
13:メモリ部
14:メロディ用メモリ部
15:音声回路
16:スピーカ
21:調指定手段
22:調取得手段
23:音符・休符挿入手段
24:基本音高決定手段
25:音高変更手段
100〜121:キー
122:表示画面
123:本体
124:テンキー部
300:調
301:音符セル
302:音符
303:オクターブ
304:音名
305:カーソル
306:付点

Claims (30)

  1. 幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成装置において、
    調の指定を行う調指定手段を備えるメロディ作成装置。
  2. 前記幹音が割り当てられたキーが入力されると、前記調指定手段によって音符挿入位置に指定された調を判別し、調と各調に対応可能な音名のセットとの対応関係を参照して、前記対応可能な音名のセットの中から、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索し、該検索した音名に変化記号が付けられているか否かを判断し、変化記号が付けられているときは、前記検索した音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する音符挿入手段を更に備える、請求項1に記載のメロディ作成装置。
  3. 前記音符挿入手段は、前記調指定手段によって音符挿入位置に調が指定されていないときは、音符挿入位置を含む調が指定されていない楽曲上の範囲で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索し、検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断し、変化記号が付けられているときは、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する、請求項2に記載のメロディ作成装置。
  4. 前記音符挿入手段は、前記音符挿入位置の直前の位置の音符の音名と、挿入する音符の音名との組み合わせ、及び、前記直前の位置の音符に設定されたオクターブに応じて、前記挿入する音符に設定するオクターブを決定する、請求項2又は3に記載のメロディ作成装置。
  5. 前記音符挿入手段は、前記直前の位置の音符の音名と、挿入する音符の音名との組み合わせごとに、オクターブ設定に対する操作を規定したテーブルを参照して、前記挿入する音符に設定するオクターブを決定する、請求項4に記載のメロディ作成装置。
  6. 前記オクターブ操作は、前記直前の位置の音符に設定されたオクターブに対して、オクターブ変更なし、オクターブを1つ下げる、及び、オクターブを1つ上げる旨を含む、請求項5に記載のメロディ作成装置。
  7. 入力済み音符の音高を変化させる旨のキーが入力されると、音高変更対象の音符の幹音と前記調指定手段によって音高変更対象の位置に指定された調に基づいて定まる基本音高と、前記音高変更対象の音符の音高とを比較し、該比較結果に基づいて、前記音高変更対象の音符の音高を、半音又は1オクターブ変化させる音高変更手段を更に備える、請求項1乃至6の何れか一に記載のメロディ作成装置。
  8. 前記音高変更手段は、前記音高変更対象の位置に調が指定されているときは、調と各調に対応可能な音名のセットとの対応関係を参照して、前記対応可能な音名のセットに含まれる、前記音高変更対象の音符の幹音と同じ幹音を持つ音名を基本音高とする、請求項7に記載のメロディ作成装置。
  9. 前記音高変更手段は、前記音高変更対象の位置に調が指定されていないときは、前記音高変更対象の音符の幹音を基本音高とする、請求項7に記載のメロディ作成装置。
  10. 前記音高変更手段は、前記基本音高と前記音高変更対象の音符の音高とが等しいとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音下げる、請求項7乃至9の何れか一に記載のメロディ作成装置。
  11. 前記音高変更手段は、前記音高変更対象の音符の音高が前記基本音高よりも低いとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を1オクターブ下げる、請求項7乃至9の何れか一に記載のメロディ作成装置。
  12. 前記音高変更手段は、前記音高変更対象の音符の音高が前記基本音高よりも高いとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を1オクターブ上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音下げる、請求項7乃至9の何れか一に記載のメロディ作成装置。
  13. 幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成装置において、
    音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索し、検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断し、変化記号が付けられているときは、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する音符挿入手段を備えるメロディ作成装置。
  14. メロディ作成機能を有する携帯端末装置であって、
    請求項1乃至13の何れか一に記載のメロディ作成装置を備える携帯端末装置。
  15. コンピュータを用い、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う方法において、
    前記コンピュータが、調の指定を行うステップを有するメロディ作成方法。
  16. 前記コンピュータが、前記幹音が割り当てられたキーが入力されると、音符挿入位置に指定された調を判別するステップと、
    前記コンピュータが、調と各調に対応可能な音名のセットとの対応関係を参照して、前記対応可能な音名のセットの中から、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索するステップと、
    前記コンピュータが、前記検索した音名に変化記号が付けられているか否かを判断するステップと、
    前記コンピュータが、変化記号が付けられていると判断すると、前記検索した音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入するステップとを更に有する、請求項15に記載のメロディ作成方法。
  17. 前記コンピュータが、前記幹音が割り当てられたキーが入力されると、音符挿入位置に調が指定されているか否かを判断するステップと、
    前記コンピュータが、音符挿入位置に調が指定されていないと判断すると、音符挿入位置を含む調が指定されていない楽曲上の範囲で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索するステップと、
    前記コンピュータが、前記検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断するステップと、
    前記コンピュータが、変化記号が付けられていると判断すると、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入するステップとを有する、請求項15に記載のメロディ作成方法。
  18. 前記音符を挿入するステップでは、前記コンピュータは、前記音符挿入位置の直前の位置の音符の音名と、挿入する音符の音名との組み合わせ、及び、前記直前の位置の音符に設定されたオクターブに応じて、前記挿入する音符に設定するオクターブを決定する、請求項16又は17に記載のメロディ作成方法。
  19. 前記コンピュータは、前記オクターブの決定では、前記直前の位置の音符の音名と、挿入する音符の音名との組み合わせごとに、オクターブ設定に対する操作を規定したテーブルを参照して、前記挿入する音符に設定するオクターブを決定する、請求項18に記載のメロディ作成方法。
  20. 前記オクターブ操作は、前記直前の位置の音符に設定されたオクターブに対して、オクターブ変更なし、オクターブを1つ下げる、及び、オクターブを1つ上げる旨を含む、請求項19に記載のメロディ作成方法。
  21. 前記コンピュータが、入力済み音符の音高を変化させる旨のキーが入力されると、音高変更対象の音符の幹音と音高変更対象の位置に指定された調とに基づいて基本音高を決定するステップと、
    前記コンピュータが、前記基本音高と前記音高変更対象の音符の音高とを比較し、該比較結果に基づいて、前記音高変更対象の音符の音高を、半音又は1オクターブ変化させるステップを更に有する、請求項15乃至20の何れか一に記載のメロディ作成方法。
  22. 前記コンピュータは、前記基本音高を決定するステップでは、前記音高変更対象の位置に調が指定されているときは、調と各調に対応可能な音名のセットとの対応関係を参照して、前記対応可能な音名のセットに含まれる、前記音高変更対象の音符の幹音と同じ幹音を持つ音名を基本音高とする、請求項21に記載のメロディ作成方法。
  23. 前記コンピュータは、前記基本音高を決定するステップでは、前記音高変更対象の位置に調が指定されていないときは、前記音高変更対象の音符の幹音を基本音高とする、請求項21に記載のメロディ作成方法。
  24. 前記コンピュータは、前記音高を変化させるステップでは、前記基本音高と前記音高変更対象の音符の音高とが等しいとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音下げる、請求項21乃至23の何れか一に記載のメロディ作成方法。
  25. 前記コンピュータは、前記音高を変化させるステップでは、前記音高変更対象の音符の音高が前記基本音高よりも低いとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を1オクターブ下げる、請求項21乃至23の何れか一に記載のメロディ作成方法。
  26. 前記コンピュータは、前記音高を変化させるステップでは、前記音高変更対象の音符の音高が前記基本音高よりも高いとき、音高を上げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を1オクターブ上げ、音高を下げる旨のキーが入力されると、前記音高変更対象の音符の音高を半音下げる、請求項21乃至23の何れか一に記載のメロディ作成方法。
  27. コンピュータを用い、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う方法において、
    前記コンピュータが、音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索するステップと、
    前記コンピュータが、前記検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断するステップと、
    前記コンピュータが、変化記号が付けられていると判断すると、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入するステップとを有するメロディ作成方法。
  28. コンピュータに、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う処理を実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    調の指定を行う処理を実行させるプログラム。
  29. 前記コンピュータに、
    前記幹音が割り当てられたキーが入力されると、音符挿入位置に指定された調を判別する処理と、
    調と各調に対応可能な音名のセットとの対応関係を参照して、前記対応可能な音名のセットの中から、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索する処理と、
    前記検索した音名に変化記号が付けられているか否かを判断する処理と、
    変化記号が付けられていると判断されると、前記検索した音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する処理とを更に実行させる、請求項28に記載のプログラム。
  30. コンピュータに、幹音が割り当てられたキーの入力により音符入力を行うメロディ作成を行う処理を実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    音符挿入位置の前後で、前記入力されたキーに対応する幹音と同じ幹音の音名を検索する処理と、
    前記検索した音名のうち、前記音符挿入位置の前後で最も近い位置にある音符の音名に変化記号が付けられているか否かを判断する処理と、
    変化記号が付けられていると判断すると、前記最も近い位置にある音符の音名に付けられている変化記号と同じ変化記号を、前記入力されたキーに対応する幹音に付けた音名の音符を挿入する処理とを実行させるプログラム。
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