JPS63241595A

JPS63241595A - 音楽ワ−プロ

Info

Publication number: JPS63241595A
Application number: JP62074349A
Authority: JP
Inventors: 松川　裕子
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-03-30
Filing date: 1987-03-30
Publication date: 1988-10-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、楽譜を作成・編集・清書・演奏する装置に関
する。

（訪米の技術）人間が情報を伝達するために紙上に表現しているものの
中で、その作成・清書作業がコンピユータ化されたもの
に１文書、設計図、絵等がある。

文書はワードプロセッサ、設計図はＣＡＤ装置。

絵はコンピュータグラフィック装置という形で実現し、
商品化されている。他方、音楽の分野では、楽譜の構成
要素が多く、特殊であることがら、まだ、作成・編集・
清書する装置ｆｆ１（以下ミュージックワープロと記す
）は、開発されていない。

（発明が解決しようとする問題点）ミューシュツクワープロは、その実現機能については、
ワードプロセッサと類似している。しかし、現在のワー
ドプロセッサ実現技術では、音符のワ・−ドプロセッサ
化は実現できない、以下にその理由を述べる。

文字・図形と音符は、表現しようとする情報の内容に違
いがある６文字・図形は認識パターンを表わし、音符は
認識パターンに加えて縦方向の記入位置により音の高低
という聴覚要素も表している。

認識パターンを処理する文書用ワードプロセッサは、入
力装置から入力した情報を認識パターン表（文字フォン
ト表）の番号すなわち文字コードで記憶管理する０文書
の編集・清書処理は、基本的に文字コードの操作である
０文書の表示・印刷は、文字コードを文字の並びによっ
て決まる行・桁位置に表示・印字する処理である。すな
わち、人間により指定された認識パターンを指定された
位置に記憶・表示・印字できる機構を持った装置である
。

一方、音符は、音階の拍子に関する情報が音符記号と５
線譜上の配置との関係において表現されている。このた
め、単なる認識パターン表との対応付けによる情報管理
と指定された位置に表示・印字する機構では、情報を表
現しきれなくかつ各種形態への出力は対応できない。

本発明の目的は、楽譜作成において、楽譜情報の入力・
編集・各種形態への清書出力を実現可能な音楽ワープロ
を提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）かかる目的を達成するため本発明は楽譜情報を入力可能
なキーボード装置と、このキーボード装置より入力され
た楽譜情報に対応した楽譜を表示するディスプレイ装置
と、前記楽譜を印字出力可能なプリンタ装置と、前記楽
譜のメロディ−を出力可能なスピーカー装置と前記キー
ボード装置・前記ディスプレイ装置・前記プリンタ装置
・前記スピーカー装置と接続され情報変換・制御を行う
制御演算装置とを備えて成ることを特徴とする。

（作　　用）以上の構成によって、キーボードから楽譜情報をキー人
力し、入力された情報を内部情報形式に変換・記録する
６次に内部情報形式を音符記号と５線譜上の配置に変換
し、ディスプレイに楽譜を表示する。表示されている内
容は、キーボードから編集することができる。

さらに、内部情報形式を上記のように変換した情報をプ
リンタ装置により楽譜を清書印刷できる。

同様にスピーカー装置により、曲のメロディ−を出力す
ることができる。

（実　施　例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

楽譜情報をキー人力するキーボード装置１．キーボード
装置１より入力された楽譜情報より楽譜を表示するディ
スプレイ装置２、楽譜を印字し出力するプリンタ装置３
、この楽譜に対応するメロディ−を出力するスピーカー
装置４．そしてこれらの装置１，２，３．４と接続され
、情報変換・制御を行う制御演算装置５とから構成され
る。

キーボード装置より音符記号で表現している拍子、音符
記号の５線譜上への配置で表現している音階、５線譜上
に記述している曲の調子・拍子及び半音指定（＃、ｂ）
、曲の表現方法を指定する記号さらに歌詞を容易にキー
人力できる。

キーボードは以下の情報を入力できるキーから構成され
る。

・音階を入力するピアノのけんぽんと同じ並びで１オク
タ一ブ分の音階があるキー。

・音の高さくオクターブ）を指定するキー。

・調子を指定するキー。

・拍子を指定するキー・・半音（＃、ｂ）を入力するキー。

・曲の拍子（４分の４拍子等）を入力するキー。

・歌詞付けを指定するキー。

・歌詞を入力するキー。

・音楽の表現（スタッカート、アクセント、強弱等）を
入力するキー。

・訂正、挿入、削除等の編集キー。

・清書印刷を指定するキー。

・旋律演奏を指定するキー。

・連符を指定するキー。

制御演算袋Ｍ２はキーボード装置１から入力した楽譜情
報を曲及び音符に関する内部情報形式に変換する機構、
内部情報形式から音符記号に変換し５線譜上の配置を決
定する機構、各種楽譜情報の内部情報を楽譜上の記号に
変換し５楽譜上の配置を決定する機構、上記機構により
生成した情報をディスプレイに表示する機構、プリンタ
に出力する機構、スピーカーに出力する機構から構成さ
れる。

第２図は、ミュージックワープロ全体の操作手順を示す
フロー図、第３図は、楽譜作成部分の操作手順を示すフ
ロー図である。

以下に実施例の作用を説明する。

第１図において、キーボード装置１の各種キーを用いて
、音符を入力する０例えば、４分音符のドは、ピアノの
けんばんをたたくのと同様に、゛ド゛のキーを入力し、
次にオクターブを指定するキーを入力、拍子の４分音符
を指定するキーを入力する・・・。このようにしてキー
人力した情報は、制御演算装置５で内部情報形式に変換
され、記憶される。さらにディスプレイの表示情報形式
（音符記号）に変換されディスプレイの５線譜上に表示
される。この時１拍子を基に、１小節の中の表示位置が
自動的に決定され、表示される。また、小節の終わりに
なると自動的に小節くぎりの線が５線譜上に表示される
。

歌詞付けは、歌詞付けを指定するキーを入力して行う。

このキーを入力すると、カーソルが音符の真下を自由に
動くようになる。歌詞を付ける音符の下にカーソルを移
動し、歌詞を入力する。連続して歌詞をキー人力すると
カーソルは音符に対応付けて移動し、歌詞も付けられて
いく。

上記の様にして入力した音符は、ファイルに保存できる
。さらに編集もできる。

さらに、清書印刷指定キーを入力すると、プリンタ装置
５に楽譜が印刷される。また、旋律演奏指定キーを入力
すると、楽譜の旋律がスピーカ出力用情報形式に変換さ
れ、スピーカー装置４から出力される。

〔発明の効果〕

本発明の方式によれば、音楽家が楽譜を入力しやすいキ
ーボードにより手軽にかつ高速に楽譜作成が可能であり
１作成した楽譜は容易に編集・訂正・清書作業が行える
。さらに、楽譜を作成しながらメロディを確認できるた
め、入力ミスを確認することが容易であり、また、作曲
作業の能率を高める効果がある。

音楽ワープロは音楽家の作曲作業を合理化することはも
ちろん音楽愛好家に楽譜作成・作曲を容易に実行可能と
する効用を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる音楽ワープロの構成
図、第２図は音楽ワープロ全体の操作手順を示すフロー
図、第３図は楽譜作成部分の操作手順を示すフロー図で
ある。１・・・キーボード装置、　２・・・ディスプレイ装置
３・・・プリンタ装置、　　４・・・スピーカー装置５
・・・制御演算装置代理人　弁理士　則　近　憲　佑同　　三俣弘文第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

楽譜情報を入力可能なキーボード装置と、このキーボー
ド装置より入力された楽譜情報に対応した楽譜を表示す
るディスプレイ装置と、前記楽譜を印字出力可能なプリ
ンタ装置と、前記楽譜のメロディーを出力可能なスピー
カー装置と、前記キーボード装置・前記ディスプレイ装
置・前記プリンタ装置・前記スピーカー装置と接続され
情報変換制御を行う制御演算装置とを備えて成ることを
特徴とする音楽ワープロ。