JP2009216654A - 計時装置 - Google Patents

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かつえ 仲野
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Abstract

【課題】端末の保持者が移動に合わせて操作を行わなくとも、移動先の標準時帯に応じた時刻の出力が可能な計時装置を提供する。
【解決手段】計時装置10において、第1の標準時帯の設定を受け、第1の標準時帯と同じか別の第2の標準時帯における時刻を計る、その計られた時刻に相当する第1の標準時帯における時刻を出力する計時部151と、第2の標準時帯と同じ第3の標準時帯における時刻、およびその時刻を契機に計時部151に第1の標準時帯として設定される標準時帯が操作に応じて登録される時帯登録部152と、計時部151によって計られた第2の標準時帯における時刻が、時帯登録部152に登録されている時刻に相当する第2の標準時帯における時刻を経過した場合に、時帯登録部152に登録されている標準時帯を計時部151に第1の標準時帯として設定する設定部153とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は計時装置に関する。
時刻を計る計時装置は、単体の時計としてだけでなく電子機器の時刻表示機能として実現されている。例えば、多くの携帯電話には時刻表示機能が組み込まれており、ユーザによって予め登録された予定時刻を知らせるアラーム機能も付属している。時刻表示機能が組み込まれた携帯電話を、ユーザが海外旅行等で携帯し、タイムゾーン(標準時帯)の異なる場所に移動する際には、移動先のタイムゾーンに合わせて表示時刻を調整することが求められる。
ここで、タイムゾーンとこのタイムゾーンに対応する国との組からなるリストを画面に表示し、利用者により選択された国のタイムゾーンに応じて時刻の設定を変更するタイムゾーン設定機能付の携帯電話が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような携帯電話を保持するユーザが例えば旅行で日本を出発しイギリスおよび韓国に滞在し日本に帰国する場合には、イギリスに到着した時にキーを操作してメニューを選択することによりタイムゾーン設定を起動させ、イギリスのタイムゾーンを選択する。そして、韓国に到着した時にタイムゾーン設定を起動させ韓国のタイムゾーンを選択する。最後に、日本に到着した時にタイムゾーン設定を起動させ日本のタイムゾーンに設定を戻す。このようにして、携帯電話に表示される時刻が移動先のタイムゾーンに合わせられる。
特開2007−133539号公報
しかしながら、リストから国を選ぶ方法によってもなお、タイムゾーンの変更操作は複雑であり、ユーザにとって操作手順を覚えることや操作自体が困難な場合がある。例えば、海外旅行に携帯電話を携帯するユーザが特に高齢者であるような場合には、上述したメニューの選択および国の選択の操作を誤りなく行うのは容易でない。そして時刻の調整ができない場合には、現地時間が表示できず時計としての役割を果たさない。アラーム機能に、普段の朝起きる予定の時刻や、持病の薬の服用時間が登録されている場合には、移動先で時刻の調整を行なかったり調整が失敗したりすると、予期しない時間にアラームが動作する事態ともなる。
また、外部から電波で送信されてくる時刻情報を受信して時刻を補正するいわゆる電波時計が知られているが、世界的に見れば、時刻情報を十分に強度な電波で送信している地域は限られており、電波を受信できない地域では補正ができない。
上記事情に鑑み、本明細書に記載する1つまたは複数の実施形態は、端末の保持者が移動に合わせて操作を行わなくとも、移動先の標準時帯に応じた時刻の出力が可能な計時装置を提供する。
上記目的を達成する計時装置の基本形態は、
第1の標準時帯の設定を受け、この第1の標準時帯と同じか別の第2の標準時帯における時刻を計る、その計られた時刻に相当するこの第1の標準時帯における時刻を出力する計時部と、
上記第2の標準時帯と同じか別の第3の標準時帯における時刻、およびその時刻を契機に上記計時部に上記第1の標準時帯として設定される標準時帯が操作に応じて登録される時帯登録部と、
上記計時部によって計られた上記第2の標準時帯における時刻が、上記時帯登録部に登録されている時刻に相当するこの第2の標準時帯における時刻を経過した場合に、この時帯登録部に登録されている標準時帯を上記計時部に上記第1の標準時帯として設定する設定部とを備えている。
この基本形態によれば、計時部によって計られた時刻が、時帯登録部に登録されている時刻を経過した場合に、登録されている標準時帯が計時部に第1の標準時帯として設定されるので、登録されている時刻以降は、新たに設定された標準時帯における時刻が出力される。したがって、時帯登録部に予め登録をしておくことによって、移動先で標準時帯の設定操作を行わなくとも、移動先の標準時帯に応じた時刻の出力が可能となる。
上記基本形態に対し、
上記第1の標準時帯における時刻と、その時刻に実行するべき処理とが登録される処理登録部と、
上記計時部から出力される時刻が、上記処理登録部に登録されている時刻を経過した場合に、この処理登録部に登録されている処理を実行する処理実行部とを更に備えた応用形態は好適である。
この好適な応用形態によれば、移動先で標準時帯の設定操作を行わなくとも、移動先での標準時刻に応じて処理が実行されることとなる。
上記基本形態に対し、更に複数の標準時帯と各標準時帯に属する国との対応を表したテーブルを備え、
上記時帯登録部は、国を指定する操作で指定された国から上記テーブルを介して得られる標準時帯が登録されるものである応用形態は好適である。
この好適な応用形態によれば、時帯登録部に予め標準時帯を登録するとき操作が容易となる。
上記基本形態に対し、上記時帯登録部は、時刻と標準時帯との組が複数登録されるものであり、
上記設定部が、上記時帯登録部に登録された複数の組について時刻の順に参照して標準時帯を上記計時部に順次に設定するものである応用形態は好適である。
この好適な応用形態によれば、ユーザが複数の地域に亘って移動する場合にも、移動先それぞれの標準時帯に応じた時刻の出力ができる。
上記基本形態に対し、上記設定部は、上記計時部によって計られた上記第2の標準時帯における時刻が、上記時帯登録部に登録されている時刻に相当するこの第2の標準時帯における時刻を経過した場合に、この計時装置のユーザに対して標準時帯の変更の許可を求め、このユーザの操作によって許可されると、この時帯登録部に登録されている標準時帯を上記計時部に上記第1の標準時帯として設定するものである応用形態は好適である。
この好適な応用形態によれば、予定していた地域への移動が遅れている場合、その地域への到着前に標準時帯が更新されてしまう事態が防止できる。
上記基本形態に対し、上記設定部は、上記計時部によって計られた上記第2の標準時帯における時刻が、上記時帯登録部に登録されている時刻に相当するこの第2の標準時帯における時刻を経過しているか否かを、この計時装置の少なくとも電源投入時に確認するものである応用形態は好適である。
この好適な応用形態によれば、例えばユーザの移動中により計時装置の電源を遮断した後、電源を投入した直後から、移動先の標準時帯による時刻が出力される。
以上説明したように、計時装置の上記基本形態によれば時帯登録部に予め登録をしておくことによって、移動先で標準時帯の設定操作を行わなくとも、移動先の標準時帯に応じた時刻の出力が可能となる。
基本形態および応用形態について上記説明した計時装置に対する具体的な実施形態を、以下図面を参照して説明する。
図1は、計時装置の具体的な一実施形態である携帯電話のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示す携帯電話10は、CPU101、RAM102、マイクデバイス103、スピーカデバイス104、ROM108、不揮発メモリ109、ディスプレイデバイス110、キーデバイス113、リアルタイムクロック(RTC)114、無線通信デバイス115、およびアンテナ116を備えている。アンテナ116を除き、各ブロックの間はバス100を介して互いに接続されている。
CPU101は各種プログラムを実行する機能を有し、携帯電話10全体を制御している。
ROM108、RAM102、および不揮発メモリ109は記憶部を構成している。ROM108には、CPU101で実行される各種プログラムやそれら各種プログラムの実行に必要な各種定数が記憶されており、CPU101は、ROM108に記憶されたプログラムをRAM102を作業領域として使いながら実行する。不揮発メモリ109は書き換え可能なメモリであり、各種テーブルが記録されている。
マイクデバイス103は、ユーザの声をピックアップするマイクロホンおよびそのマイクロホンでピックアップされた音声の信号を処理する機能ブロックである。スピーカデバイス104は、ユーザに向けて音声を出力するスピーカ、およびそのスピーカを駆動する音声信号を生成する機能ブロックである。また、無線通信デバイス115は、アンテナ116を介して音声信号の無線による送受信等を担っている。キーデバイス113はユーザの操作を受け付けるキーおよびそのキーで受け付けられた操作に応じた情報を出力する機能ブロックである。
ROM108に記憶された計時プログラムを実行するCPU101および上述したハードウェアによって計時機能が実現する。
図2は、図1に示す携帯電話の計時機能に関連した機能ブロックの構成を示したブロック図である。
携帯電話10は、計時機能に関連するブロックとして、上述したスピーカデバイス104、ディスプレイデバイス110、およびキーデバイス113に加え、時刻を計り出力する計時部151、計時部151に設定される標準時帯(タイムゾーン)が登録される時帯登録部152、時帯登録部152に登録されているタイムゾーンを計時部151に設定する設定部153、時刻に応じて実行するべき処理が登録される処理登録部154、処理登録部154に登録されている処理を実行する処理実行部155、およびタイムゾーンと各タイムゾーンに属する国との対応を表した時帯テーブル156を備えている。
計時部151は、リアルタイムクロック114(図1参照)を用いて現在時刻を計る。なお、ここで時刻とは時分のみでなく、年および日時をも含むものである。計時部151は、後述する、外部から設定されるタイムゾーンにかかわらず、変動しない基準タイムゾーンにおける時刻を計る。計時部151が計る、基準タイムゾーンにおける時刻を基準時刻と称する。図2の携帯電話10では基準タイムゾーンとして、日本のタイムゾーンが用いられている。すなわち、図2に示す計時部151は、基準時刻として日本のタイムゾーンにおける時刻を計っている。また、計時部151は、携帯電話10の移動先となる地域のタイムゾーンである現地タイムゾーンの設定を受け、基準タイムゾーンおける時刻に相当する現地タイムゾーンにおける現地時刻を出力する。計時部151は、現地タイムゾーンとして、より詳細には、基準タイムゾーンと現地タイムゾーンとの時差を表す情報の設定を受け、設定された時差で計った時刻を演算し現地時刻として出力する。ここで、現地タイムゾーンは上述した基本形態における第1の標準時帯の一例に相当し、基準タイムゾーンは上述した基本形態における第2の標準時帯の一例に相当する。
時帯登録部152には、計時部151に現地タイムゾーンとして設定されるタイムゾーンと、このタイムゾーンが設定される変更時刻とを含む組からなるタイムゾーン変更スケジュールテーブルが登録されている。タイムゾーンおよび変更時刻は、ユーザによるキーデバイス113の操作に応じて登録され、具体的には図2に示す不揮発メモリ109に記憶されている。
図3は、図2に示す時帯登録部152に登録されるタイムゾーン変更スケジュールテーブルの例を示す図である。タイムゾーン変更スケジュールテーブルには、変更時刻、地域、タイムゾーン、現地時刻、および、変更起動設定のそれぞれを表す情報の組が含まれている。図3の例では、基準タイムゾーンと同じ日本のタイムゾーンにおける変更時刻が登録されている。また現地時刻は、変更時刻を各タイムゾーンで換算して得られた時刻である。ここで、変更時刻のタイムゾーンは、上述した基本形態における第3の標準時帯の一例に相当する。
図3に示す例では、携帯電話10のユーザの移動予定地域をイギリス、韓国、および日本とした場合の、3つのタイムゾーンおよび変更時刻の組が示されている。例えば、1行目では、変更時刻:’2007.7.1 12:00’に対応して、地域:’ロンドン’、タイムゾーン:’GMT(グリニッジ標準時)+0’、現地時刻:’2007.7.1 04:00’、変更起動設定:’起動設定’の組が登録されている。これは、日本タイムゾーンにおける2007年7月1日12:00に、計時部151にイギリスのタイムゾーンを表すGMT+0を設定する予定を意味している。変更起動設定は、タイムゾーン変更のための時刻の監視を行うか否かを表すものであり、’設定変更’および’変更済’のいずれかが登録される。’設定変更’は、タイムゾーン変更のための時刻の監視を行うことを意味し、’変更済’はタイムゾーンの変更がすでに済んだことを意味する。図3の表の2行目は、日本のタイムゾーンにおける2007年7月3日12:00に、計時部151に韓国のタイムゾーンを表すGMT+8を設定する予定を意味している。表の3行目は、日本タイムゾーンにおける2007年7月6日10:00に、計時部151に日本のタイムゾーンを現すGMT+9を設定する予定を意味している。
時帯登録部152には、タイムゾーン変更スケジュールテーブルがユーザによるキーデバイス113の操作に応じて登録されるが、このとき、時帯テーブルが参照される。
図4は、時帯テーブルの一部を示す図である。
時帯テーブルは、不揮発メモリ109に記録されており、複数のタイムゾーンと各タイムゾーンに属する地域との対応を表している。より詳細には、主要な国名とその国が属するタイムゾーンとが対応付けて記憶されている。なお、図4には時帯テーブルのうち3カ国分のみ示されている。
図2に示す時帯登録部152は、国の一覧をディスプレイデバイス110に表示する。そして、時帯登録部152には、ユーザによるキーデバイス113の操作によって選択された国から図4に示す時帯テーブルを介して得られるタイムゾーンが登録される。また、時帯登録部152の時帯テーブルには、登録されたタイムゾーンと組になる変更時刻も登録される。
設定部153は、計時部151によって計られた基準タイムゾーンにおける基準時刻が、時帯登録部152に登録されている変更時刻を経過した場合に、時帯登録部152に登録されているタイムゾーンを計時部151に設定する。
処理登録部154には、ある時刻に実行するべき処理とその時刻の組が処理予定テーブルとして登録されている。携帯電話10の例では、アラームの時刻とアラーム時に表示される文字が登録されている。
図5は、処理登録部154に登録される処理予定テーブルの例を示す図である。
処理予定テーブルには、アラーム処理を行う時刻と、表示する内容の組が登録されている。例えば、時刻7:00にアラーム音の出力とともに’起床’を表示し、8:30に’薬の服用1回目’を表示し、20:00に’薬の服用2回目’を表示することが登録されている。処理予定テーブルのアラーム時刻は移動先のタイムゾーンにおける時刻である。処理予定テーブルの内容は、ユーザによるキーデバイス113の操作によって入力されている。
処理実行部155は、計時部151から出力される現地時刻が処理登録部154に登録されているアラーム時刻を経過した場合に、処理登録部154に登録されている処理を実行する。例えば、計時部151から出力される現地時刻が7:00を経過した場合、図5の処理予定テーブルに基づき、スピーカデバイス104からアラーム音声を出力させるとともに、ディスプレイデバイス110に’起床’を表示させる。
続いて、図2に示す各部の動作を説明する。
図6は、図2に示す携帯電話におけるタイムゾーン設定処理の動作を説明するフローチャートである。
タイムゾーン設定処理は、時帯登録部152に、図3に例示するタイムゾーン変更スケジュールテーブルが登録される処理であり、キーデバイス113のメニュー選択操作により起動される。例えば、携帯電話10を保持して海外旅行に出ようとするユーザの家族が、このユーザの旅行出発前に旅行予定を参照しながらタイムゾーンの変更予定を入力する場合に、メニュー選択操作を行いタイムゾーン設定処理を起動する。
タイムゾーン設定処理では、まず、時帯登録部152がタイムゾーン変更スケジュールテーブルの変更時刻を設定する(ステップS11)。ユーザによるキーデバイス113の操作に応じた基準タイムゾーンすなわち日本タイムゾーンにおける変更時刻が設定される。次に、タイムゾーン変更スケジュールテーブルの地域に国情報が設定される(ステップS12)。より詳細には、時帯登録部152が、図4に示す時帯テーブルをディスプレイデバイス110に表示し、ユーザによるキーデバイス113の操作に応じて選択された国の情報がタイムゾーン変更スケジュールテーブルに登録される。また、時帯テーブルを参照して、選択された国に対応するタイムゾーンがタイムゾーン変更スケジュールテーブルのタイムゾーンに設定される(ステップS13)。ここで、時帯登録部152は、先に設定された変更時刻と選択されたタイムゾーンとから、選択されたタイムゾーンにおける変更時刻を参考のための現地時刻として算出し、タイムゾーン変更スケジュールテーブルの現地時刻に設定する(ステップS14)。この具体的な実施形態では現時時刻を利用する処理は示さないが、現時時刻は、例えば移動先でのタイムゾーン変更のスケジュール確認等に利用される。
次に、タイムゾーン変更スケジュールテーブルの変更起動設定に’起動設定’を登録する(ステップS15)。これにより、タイムゾーン変更のための時刻の監視が行われる。このようにして、1つの移動先について、基準タイムゾーンにおける変更時刻と、この変更時刻を契機に現地タイムゾーンとして設定されるタイムゾーンとの組が時帯登録部152に登録される。
移動先が更にある場合には、ステップS11〜S15の処理を繰り返して設定処理を更に続ける。
図7は、図2に示す携帯電話における計時処理の動作を説明するフローチャートである。
計時処理は携帯電話10の電源投入状態で繰り返し起動される。計時処理では、まず、計時部151が基準タイムゾーンにおける時刻を計るとともに、この時刻に相当する現地タイムゾーンにおける現地時刻を算出し(ステップS21)、ディスプレイデバイス110に現地時刻を表示する(ステップS22)。
次に、設定部153が、変更のための確認を所定時間ごとに行うため、前回の確認から所定のインターバル時間が経過したか否か判定する(ステップS23)。ここで、インターバル時間は例えば10分である。ステップS23でインターバル時間が経過したと判定した場合(ステップS23でYes)、設定部153は、タイムゾーン自動変更処理(ステップS25)を実行するが、ステップS23で所定時間が経過してないと判定された場合も(ステップS23でNo)、携帯電話10の電源投入直後であれば(ステップS24でYes)、タイムゾーン自動変更処理(ステップS25)を実行する。これにより、設定部153は、携帯電話10の電源投入直後にタイムゾーン自動変更処理(ステップS25)を実行する。タイムゾーン自動変更処理の詳細については後述する。
次に、処理実行部155が図5に例示した処理予定テーブルを参照し、計時部151から出力された現地時刻と一致するものが含まれているか否かを検索する(ステップS26)。処理予定テーブルに現地時刻と一致するものが含まれている、すなわち、処理登録部154に登録されている処理予定テーブルに該当処理がある場合に(ステップS27でYes)、処理実行部155は該当する処理を実行する。例えば、スピーカデバイス104からアラーム音声を出力させるとともに、ディスプレイデバイス110に’起床’を表示させる。このようにして、現地時刻が処理登録部154に登録されている時刻を経過した場合に、登録されている処理が実行される。
図8は、図7に示すタイムゾーン自動変更の処理を説明するフローチャートである。
タイムゾーン自動変更の処理では、設定部153が、まず時帯登録部152に登録されたタイムゾーン変更スケジュールテーブルのうち、変更起動設定の欄が’起動設定’となっている組を検索する(ステップS251)。変更起動設定の欄に’起動設定’の登録が全くない場合(ステップS252で’設定なし’)、タイムゾーン自動変更の処理は終了するが、’起動設定’の登録がある場合(ステップS252で’設定あり’)、設定部153は、タイムゾーン変更スケジュールテーブルのうち、’起動設定’の登録がある組の変更時刻と、計時部151で計られた基準時刻とを比較する(ステップS253)。基準時刻が変更時刻を経過していない場合には(S253で基準時刻<変更時刻)タイムゾーン自動変更の処理が終了するが、基準時刻が変更時刻を経過した場合(S253で基準時刻≧変更時刻)、設定部153は、ディスプレイデバイス110に計時部151が出力した現地時刻と、基準時刻から、該当する組のタイムゾーンによって算出した時刻の両方を表示する(ステップS254)。またこのとき、タイムゾーンを変更するか否かを選択する操作を促すメッセージも同時に表示する。
ここで、ユーザが移動先にまだ到着していないといった事情により、ユーザによるキーデバイス113の操作が非変更選択であった場合には(ステップS255で非変更選択)、タイムゾーンの設定は変更せずタイムゾーン自動変更処理を終了する。この一方、操作が変更選択であった場合には、設定部153は、ステップS254で該当した変更時刻に対応するタイムゾーンを計時部151に設定する(ステップS256)。これにより、タイムゾーンの設定が変更され、計時部151では、変更されたタイムゾーンにおける現時時刻が表示される。また、処理実行部155が処理予定テーブルを参照して実行するアラーム処理も、移動先のタイムゾーンにおける現時時間に基づいて実行されることとなる。
次に、設定部153は、時帯登録部152に登録されたタイムゾーン変更スケジュールテーブルのうち、ステップS256で変更したタイムゾーンに対応する変更起動設定を「変更済」に変更する(ステップS257)。これにより、タイムゾーン変更スケジュールテーブルのうち変更処理が完了したタイムゾーンの組については、これ以降、上述したステップS253での比較等の対象から外れることとなる。タイムゾーン自動変更処理は所定のインターバルで定期的に実行されるので、設定部153は、時帯登録部152に登録されたタイムゾーン変更スケジュールテーブルの各組について、変更時刻の順に参照して、タイムゾーンを計時部151に順次に設定する。
このようにして、タイムゾーン変更スケジュールテーブルに登録された時刻に、時帯登録部152に登録されたタイムゾーンが計時部151に設定されるので、ユーザは、移動の際にタイムゾーンの設定を変更することを覚えていなくてもタイムゾーンの変更が行われる。また、ユーザは、移動先でタイムゾーンの設定操作を行う必要がなく、登録された時刻に自動的に表示されるメッセージに応じ、変更するか否かの選択操作を行うだけで、移動先のタイムゾーンにおける時刻を表示させることができる。また、処理登録部154に登録された処理も移動先のタイムゾーンに応じた時刻に実行されるので、予期しない時刻に処理が実行されることがない。
なお、具体的な各実施形態に対する上記説明では、「課題を解決するための手段」で説明した基本形態における「第2の標準時帯と同じか別の第3の標準時帯」の一例として基準タイムゾーンと同じ変更時刻のタイムゾーンすなわち日本のタイムゾーンが示されているが、この第3の標準時帯は2の標準時帯は、日本のタイムゾーンに限られず、また互いに別であってもよい。例えば、基準タイムゾーンは世界標準時であるGMTとし、変更時刻のタイムゾーンは日本のタイムゾーンとしてもよく、また、変更時刻のタイムゾーンは移動先のタイムゾーンとするものであってもよい。
また、具体的な各実施形態に対する上記説明では、「課題を解決するための手段」で説明した基本形態の一例として携帯電話が示されているが、基本形態の計時装置は、携帯電話以外にも、パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置であってもよく、あるいは時計であってもよい。
また、具体的な各実施形態に対する上記説明では、「課題を解決するための手段」で説明した処理の一例としてアラームの処理が示されているが、応用形態の処理は、アラーム以外にも、例えば自動通話処理といった処理であってもよい。
計時装置の具体的な一実施形態である携帯電話のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯電話の計時機能に関連した機能ブロックの構成を示したブロック図である。 図2に示す時帯登録部に登録されるタイムゾーン変更スケジュールテーブルの例を示す図である。 時帯テーブルの一部を示す図である。 処理登録部に登録される処理予定テーブルの例を示す図である。 図2に示す携帯電話におけるタイムゾーン設定処理の動作を説明するフローチャートである。 図2に示す携帯電話における計時処理の動作を説明するフローチャートである。 図7に示すタイムゾーン自動変更の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話(計時装置)
151 計時部
152 時帯登録部
153 設定部
154 処理登録部
155 処理実行部
156 時帯テーブル

Claims (6)

  1. 第1の標準時帯の設定を受け、該第1の標準時帯と同じか別の第2の標準時帯における時刻を計る、その計られた時刻に相当する該第1の標準時帯における時刻を出力する計時部と、
    前記第2の標準時帯と同じか別の第3の標準時帯における時刻、およびその時刻を契機に前記計時部に前記第1の標準時帯として設定される標準時帯が操作に応じて登録される時帯登録部と、
    前記計時部によって計られた前記第2の標準時帯における時刻が、前記時帯登録部に登録されている時刻に相当する該第2の標準時帯における時刻を経過した場合に、該時帯登録部に登録されている標準時帯を前記計時部に前記第1の標準時帯として設定する設定部とを備えたことを特徴とする計時装置。
  2. 前記第1の標準時帯における時刻と、その時刻に実行するべき処理とが登録される処理登録部と、
    前記計時部から出力される時刻が、前記処理登録部に登録されている時刻を経過した場合に、該処理登録部に登録されている処理を実行する処理実行部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の計時装置。
  3. 複数の標準時帯と各標準時帯に属する国との対応を表したテーブルを備え、
    前記時帯登録部は、国を指定する操作で指定された国から前記テーブルを介して得られる標準時帯が登録されるものであることを特徴とする請求項1または2記載の計時装置。
  4. 前記時帯登録部は、時刻と標準時帯との組が複数登録されるものであり、
    前記設定部が、前記時帯登録部に登録された複数の組について時刻の順に参照して標準時帯を前記計時部に順次に設定するものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の計時装置。
  5. 前記設定部は、前記計時部によって計られた前記第2の標準時帯における時刻が、前記時帯登録部に登録されている時刻に相当する該第2の標準時帯における時刻を経過した場合に、この計時装置のユーザに対して標準時帯の変更の許可を求め、該ユーザの操作によって許可されると、該時帯登録部に登録されている標準時帯を前記計時部に前記第1の標準時帯として設定するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の計時装置。
  6. 前記設定部は、前記計時部によって計られた前記第2の標準時帯における時刻が、前記時帯登録部に登録されている時刻に相当する該第2の標準時帯における時刻を経過しているか否かを、この計時装置の少なくとも電源投入時に確認するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の計時装置。
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