JP2001197169A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2001197169A
JP2001197169A JP2000005747A JP2000005747A JP2001197169A JP 2001197169 A JP2001197169 A JP 2001197169A JP 2000005747 A JP2000005747 A JP 2000005747A JP 2000005747 A JP2000005747 A JP 2000005747A JP 2001197169 A JP2001197169 A JP 2001197169A
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JP
Japan
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time
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time difference
date
Prior art date
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Application number
JP2000005747A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ishikawa
和彦 石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに世界各国・都市の現在時刻を報知す
る。 【解決手段】 電話番号の入力操作が行なわれると、入
力された電話番号から指示情報(入力指示情報)を検出
する(S001〜S002)。そして入力指示情報をキ
ー情報としてメモリテーブルに記憶されている指示情報
を検索して、入力指示情報に対応した時差情報を検出
し、この時差情報に基づいて発信元(例えば日本)と発
信先の時差を算出する(S003〜S004)。さら
に、算出した時差と日時情報計測部から得られる発信元
の日時情報に基づいて発信先の現在日時情報を生成し、
夏時間情報の有/無情報に基づいて発信先には夏時間が
設定されているか否かの判別を行ない、夏時間が設定さ
れていると判別した場合は、現在発信先は夏時間が設定
されている期間であるか否かの判別を行なう。そして、
現在夏時間の期間であると判別した場合は、発信先の日
時情報に夏時間の時間差を加えて発信先の国・都市名、
日時情報の報知を行なう(S005〜S009)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、世界時計の機能を
有した電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、電話機の多機能化が進んでい
る。例えば表示部を備え、発信時に入力する電話番号を
表示したり、または着信時に発信元の電話番号を表示し
たりすることができる機能を有した機種が知られてい
る。さらに、アイドリング状態においては、前記表示部
に日時情報として、現在の日付、曜日、時刻などを表示
することができるようにされ、電話機を時計やカレンダ
として用いることが可能とされている。したがって、ユ
ーザはアイドリング状態の電話機によって日付や時刻を
知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば国際
電話回線網の発達にともない、世界各国に国際電話をか
けることが容易になってきている。しかし、国際電話を
かける場合、通話相手の地域との時差を考慮しなければ
ならないときがある。前記したように、電話機の表示部
には当該電話機が配置されている国、地方などの発信元
の日時情報が表示されているが、通話相手の時刻を知り
たい場合は、例えばこの日時情報に基づいて通話相手の
日時情報を計算する必要がある。このために時差を把握
する方法としては、例えば地図帳などの書籍や世界時計
を参照するこが挙げられる。また、地図帳を参照した場
合、通話相手の地域を地図上で把握しておき、通話相手
が属する地域を、地図上における時差が設定されている
地域に当てはめて考えることが必要になる。したがっ
て、通話相手の電話番号しかわからない場合は、正確な
時差を求めることが困難とされる。このような問題は国
際電話に限らず、例えばアメリカ合衆国、カナダ、オー
ストラリアなど国内で時差を有している国においても同
様である。
【0004】さらに、国によっては、例えば夏季を含む
一定の期間に夏時間を適用して国や地域の標準時間をず
らしているところがある。この夏時間は、国によって適
用するか否かが異なり、また適用している場合でもその
期間は、それぞれ独自に設定されている場合がある。し
たがって、この場合、夏時間を考慮したうえで時差を求
める必要があるが、ユーザにとって予め夏時間の採用状
態を把握しておくのは困難である。このように、国際電
話などをかけるときに通話相手の現在日時を把握しよう
とした場合、予め他の媒体で確認することが必要とさ
れ、煩わしいものとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、電話番号を形成する番号配列のう
ち、少なくとも所定の番号からなる指示情報に対応付け
るようにして特定の地域毎の時差情報が記憶されるメモ
リテーブルと、所定の地域に対応する現在日時を計時す
る計時手段と、前記メモリテーブルに記憶されている時
差情報における前記所定の地域に対応した時差情報を記
憶する時差情報記憶手段と、入力された前記指示情報を
検出する指示情報検出手段と、前記指示情報検出手段で
検出された指示情報に対応付けられる時差情報を前記メ
モリテーブルから検索する時差情報検索手段と、前記時
差情報検索手段により検索された時差情報と、前記所定
の地域に対応した時差情報と、前記計時手段により計時
される現在日時に基づいて、前記指示情報が対応する特
定の地域の現在日時を算出する日時算出手段と、前記日
時算出手段によって算出された前記特定の地域の現在日
時を音声によって報知することができる音声報知手段を
備えて電話機を構成する。
【0006】また、電話番号を形成する番号配列のう
ち、国番号、または国番号と所定の局番の組み合わせ、
または1以上の所定の番号の組み合わせによって構築さ
れる指示情報に対応付けるようにして特定の地域毎の時
差情報が記憶されるメモリテーブルと、所定の地域に対
応する現在日時を計時する計時手段と、前記メモリテー
ブルに記憶されている時差情報における前記所定の地域
に対応した時差情報を記憶する時差情報記憶手段と、入
力された前記指示情報を検出する指示情報検出手段と、
前記指示情報検出手段で検出された指示情報に対応付け
られる時差情報を前記メモリテーブルから検索する時差
情報検索手段と、前記時差情報検索手段により検索され
た時差情報と、前記所定の地域に対応した時差情報と、
前記計時手段により計時される現在日時に基づいて、前
記指示情報が対応する特定の地域の現在日時を算出する
日時算出手段と、前記日時算出手段によって算出された
前記特定の地域の現在日時を所定の出力態様によって報
知する報知手段を備えて電話機を構成する。
【0007】さらに、国・都市名からなる指示情報に対
応付けるようにして特定の地域毎の時差情報が記憶され
るメモリテーブルと、所定の地域に対応する現在日時を
計時する計時手段と、表示手段と、前記指示情報を選択
的に表示することができる指示情報表示制御手段と、前
記メモリテーブルに記憶されている時差情報における前
記所定の地域に対応した時差情報を記憶する時差情報記
憶手段と、入力された前記指示情報を検出する指示情報
検出手段と、前記指示情報表示制御手段に表示されてい
る指示情報にした時差情報を前記メモリテーブルから検
索する時差情報検索手段と、前記時差情報検索手段によ
り検索された時差情報と、前記所定の地域に対応した時
差情報と、前記計時手段により計時される現在日時に基
づいて、前記指示情報が対応する特定の地域の現在日時
を算出する日時算出手段と、前記日時算出手段によって
算出された前記特定の地域の現在日時を、所定の出力態
様によって報知する報知手段を備えて電話機を構成す
る。
【0008】本発明によれば、入力された指示情報に基
づいて、該指示情報に対応した国・都市の現地の現在日
時情報を求めて、音声によって報知することができる。
また、電話番号を形成する番号配列のうち、国番号、ま
たは国番号と所定の局番の組み合わせ、または1以上の
所定の番号の組み合わせによって構築される指示情報に
基づいて、該指示情報に対応した国・都市の現地のより
正確な現在日時情報を求めて報知することができる。さ
らに、国・都市名によって構築される指示情報に基づい
て、該指示情報に対応した国・都市の現地の現在日時情
報を求めて報知することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電話機の実施の形
態を説明する。図1は本実施の形態の電話機の構成例を
説明するブロック図である。図示されているように、電
話機は公衆回線と接続されて通話することができるよう
になるが、公衆回線にはトランス部1、着信検出部2が
接続される。音声信号処理部3はトランス部1を介して
公衆回線と接続され、受話音声の復調、送話音声の変
調、音声信号の増幅処理など、通話音声に関しての音声
信号処理を行う。例えば、受話器4を用いて通話を行う
場合は、復調した受話音声を受話器4に備えられている
スピーカ部(図示せず)に供給するとともに、受話器4
のマイク部(図示せず)から入力された音声信号を送話
信号として処理し、トランス部1を介して公衆回線に供
給する。また、音声信号処理部3はハンズフリー通話時
において、マイク部5から入力された音声を送話音声と
して処理し、また受話音声を復調・増幅してスピーカ部
6から出力する。着信検出部2は、当該電話機が公衆回
線を介して着信したことを検出するようにされている。
さらに、着信を検出した場合、発信元の電話番号情報を
検出することができるようにされている。したがって、
着信信号に電話番号情報が含まれている場合は、後述す
る表示部によって相手先の電話番号表示が可能である。
【0010】コントローラ7は、例えばマイクロコンピ
ュータにより形成され、上記の送受話動作や他の動作
(例えばダイヤル発呼動作、着信処理動作その他電話機
としての必要な動作)の実行制御を行う。また各種動作
に応じて表示駆動部8の制御を行なって、例えば液晶表
示装置などで構成されている表示部9の表示駆動制御
や、操作部(各種機能キー、12キー)10をユーザが
操作することによって供給される、機能選択情報や例え
ば発信時の電話番号情報などの操作情報の検出処理、及
び検出された操作情報に応じた所要の処理(ダイヤル発
呼、モード設定その他)を行う。なお、操作部10の各
種機能キーとしては、例えば表示部9の表示形態の切り
替え、表示項目の選択を行なう表示選択キーや、当該電
話機に備えられている例えば世界時計機能などの各種機
能を選択する機能選択キーなど備えられる。
【0011】電話番号メモリ11は、例えば発信時にお
いて12キーによって入力されるか、または着信検出部
2で検出された電話番号が格納される。指示情報検出部
12は、電話番号メモリ11に格納された電話番号か
ら、例えば通話相手の地域(国・都市)を示す指示情報
を検出するようにされている。また、電話番号メモリ1
1には、電話機がアイドリング状態とされているとき
に、12キーによる指示情報の入力によって、指示情報
に対応した国・都市の現在日時を求める場合にも、入力
された電話番号が格納される。
【0012】ここで、例えば国際電話かける場合の電話
番号は、例えば図2に示されているように、国際電話を
かけるための電話会社を選択するアクセスコードに続い
て、通話相手が属する国・都市を選択する国番号、さら
に、市外局番、そして市内局番、加入者番号によって構
築される。例えば国際電話をかける場合、電話番号メモ
リ11には図2に示したような電話番号が格納されるこ
とになり、指示情報検出部12はこの電話番号の中から
例えば国番号、市外局番などで構築される指示情報を検
出する。なお、この図ではアクセスコード及び各番号を
「X」で示しているが、各番号の桁数は一例であり、図
示した例に限定されるものではない。また、着信した電
話が国際電話であり、相手先の電話番号が検出された場
合にも、電話番号メモリ11には図2に示した電話番号
が格納され、着信検出部2によって指示情報を検出する
ことができるようにしている。
【0013】図1に示すメモリテーブル13は、後で図
3で説明するように、国名や都市名を示す国・都市名情
報、及びこの国・都市名情報に対応した指示情報、時差
情報、夏時間情報などが格納されている。地域設定メモ
リ14は、少なくとも例えば当該電話機が使用される地
域の時差情報、夏時間情報などが格納される。例えば当
該電話機が日本国内で使用される場合は、日本に関する
情報が設定される。なお、地域設定メモリ14設定され
る情報は、ユーザが設定するようにしても良いし、また
は出荷時に設定しておくようにしても良い。日時情報計
測部15は、当該電話機が設置される地域の日付、時刻
とされる日時情報を計測するようにされる。例えば当該
電話機が日本国で使用される場合は、日本の日時情報を
計測する。また、この日時情報は、例えば表示部9に表
示することができる。さらに日時情報計測部15から得
られる日時情報は、後述するように世界時計機能とし
て、時差のある国・都市の現在日時を求める場合の基準
となる情報とされる。なお、当該電話機が夏時間に対応
している国・都市で使用される場合、日時情報計測部1
5は地域設定メモリ14に設定される夏時間情報に基づ
いて、日時情報の計測を行なうようになる。ワークメモ
リ16は、例えばコントローラ7が各種制御や処理を行
う場合のワークエリアとして備えられ、本実施の形態で
は世界時計機能によって時差の算出を行なったり、例え
ば通話相手の現在日時を求める場合にも用いられる。
【0014】ところで、国番号は前記したように国際電
話をかける際に通話相手の国・都市を選択するための番
号とされており、例えば日本が「81」、ドイツが「4
9」というように、一つの国に対して或る番号が割り当
てられている。しかし、一つの国番号が複数の国・都市
に対応している場合もある。例えば図2に示した国番号
「1」は、アメリカ合衆国本土、カナダなどの北米の各
地方、及びハワイ、グアム、サイパンなどかなり広い範
囲に渡って採用されている。したがって、国番号「1」
だけで国・都市を特定して時差を算出することは不可能
である。
【0015】このような場合、国番号とともに市外局番
などによって通話相手の国・都市を特定して時差を算出
することになり、指示情報は、少なくとも例えば国番号
と市外局番によって構成される。また、指示情報に例え
ば市外局番を適用することで、例えばアメリカ合衆国本
土やカナダ、またはオーストラリア、ロシアなど、国内
で時差を有している国においても、例えば市外局番によ
って国内の地方を特定することができる。したがって、
例えば日本からアメリカ合衆国本土に国際電話をかける
とき、例えばニューヨークに対応した指示情報を検出し
た場合は、日本とニューヨークが属する東部地区の現在
日時を算出することができ、また例えばロサンゼルスに
対応した指示情報を検出した場合は、日本とロサンゼル
スが属する太平洋地区の現在日時を算出することができ
る。また、国内で時差のある国では、国内に電話をかけ
るときに市外局番を指示情報することで、国内における
通話相手の現在日時を算出することも可能となる。さら
に、例えば国によっては夏季の期間に夏時間を採用して
いるところもある。この場合、夏時間に対応した時差を
考慮して現在日時を算出すれば良い。
【0016】したがって、メモリテーブル13には、電
話番号を形成する番号配列のうち、少なくとも所定の番
号からなる指示情報と、この指示情報に対応付けるよう
にして特定の地域毎の時差情報が記憶され、例えば図3
に示されているように構築される。なお、国番号、夏時
間情報などは本願発明の出願時点に採用されているもの
である。この図に示されている国・都市名情報として
は、例えばアメリカ合衆国の一部の都市、ハワイ、エジ
プト、ドイツ、日本、インドなどが示されている。例え
ば国・都市名情報「ニューヨーク」に対応した指示情報
として、国番号は「1」、市外局番はニューヨークに採
用されている番号、そしてアメリカ合衆国においてニュ
ーヨークが属する東部地区の時差情報として「−5」が
記憶される。この時差情報は、例えばGMT(グリニッ
ジ標準時)に準拠した時差とされる。さらに夏時間情報
としては、アメリカ合衆国は夏時間が採用されるので、
有/無情報が「有」、期間情報が例えば「4月の第一日
曜日から10月の最終土曜日まで」、時間差情報が「+
1」となる。また、ボストンも前記東部地区に属してい
るので、国・都市情報「ボストン」に対応した時差情報
も「−5」とされる。
【0017】さらに、シカゴ、ダラスは中部地区に属し
ているので、それぞれ時差情報として「−6」が記憶さ
れる。同様にフェニックス、ラスベガスは山岳地区に属
しているのでそれぞれ時差情報として「−7」、シアト
ル、ロサンゼルスは太平洋地区に属しているので時差情
報として「−8」が記憶される。また、アメリカ合衆国
本土から離れているハワイは時差情報として「+10」
が記憶される。
【0018】なお、図示は省略しているが、国番号
「1」が採用されている国・都市は、アメリカ合衆国本
土、ハワイの他にも、例えばグアム、サイパン、ドミニ
カ共和国、ジャマイカ、プエルトリコ、カナダなどが挙
げられ、これらの国・都市についても指示情報として例
えば国番号と市外局番を記憶しておけば良い。
【0019】また、国・都市名情報「エジプト」に対応
した指示情報として、国番号「20」、同じく国・都市
名情報「ドイツ」に対応した指示情報として、国番号
「49」、国・都市名情報「日本」に対応した指示情報
として、国番号「81」、国・都市名情報「インド」に
対応した指示情報として、国番号「91」が記憶され
る。さらに、夏時間情報としては国・都市名情報「エジ
プト」、「ドイツ」に「有」が設定され、期間情報とし
て「エジプト」が「5月1日〜9月30日」、また「ド
イツ」が「3月末〜10月末」までの期間とされ、それ
ぞれ時差情報として「−1」が記憶される。
【0020】メモリテーブル13に例えば図3に示され
ている情報を記憶しておくことにより、発信時、着信
時、またはアイドリング時に電話機に入力された電話番
号に基づいて、指示情報、時差情報を検索して検出する
ことができるようになる。例えば、国番号「1」のよう
に同一番号が複数の国・都市に対応している場合でも、
例えば国番号と市外局番との組み合わせによって通話相
手の国・都市に設定されている時差情報を検出すること
ができるようになる。これにより国番号に相当する国、
都市を例えば市外局番などで絞り込んで指示情報を検出
して、正確な時差情報を検索することができる。
【0021】また、例えば日本などのように、国毎に国
番号が一つ割り当てられ、さらに国内における時差もな
いので、指示情報として少なくとも国番号のみを有する
ことで時差情報を検出することが可能である。したがっ
て、指示情報としては、国番号、または国番号及び例え
ば市外局番のいずれかとされていれば良い。つまり、同
一の国番号が割り当てられている国・都市や、一つの国
番号が割り当てられているが国内で時差がある国などを
予め把握しておき、このような国番号が入力された場合
について、例えば市外局番を含めた情報を指示情報と
し、国毎に国番号が一つ割り当てられ、国内で時差のな
い国については国番号のみを指示情報としても良い。ま
た、必要に応じて市外局番に続く市内局番を指示情報と
して採用することも可能であり、このような指示情報の
内容については、指示情報検出部12が指示情報の検出
を行う場合に、国番号を識別して市外局番を指示情報と
して採用するか否かの判別を行うようにすれば良い。
【0022】なお、図3に示す時差情報は例えばGMT
に基づいた各国・都市の時差としているが、例えば当該
電話機が使用される国・都市が限定される場合は、その
国・都市と指示情報に示される各国・都市の時差を時差
情報として有するようにしても良い。例えば当該電話機
が日本で使用されることを前提としている場合、国・都
市名情報「ニューヨーク」に対応する時差は日本とニュ
ーヨークの時差を記憶しておけば良い。また、図3には
国・都市名情報及び国・都市名情報に対応した指示情
報、時差情報、夏時間情報はその一部のみが示されてい
るが、実際には、時差が異なる国・都市を特定すること
ができる情報を有しているものとされる。さらに、メモ
リテーブル13に記憶される各情報は、諸事情により変
更されることが想定される。したがって、メモリテーブ
ル13に記憶されている各情報は、例えば操作部10の
所要の操作によって更新することができるようにされて
いる。
【0023】以下、本実施の形態の電話機による世界時
計機能によって、通話相手の日時情報(日付、時刻)を
求める例を説明する。なお、地域設定メモリ14には発
信元として日本の情報が設定されているものとする。図
4は、通話発信時に入力された電話番号から指示情報を
検出して、発信先(通話相手が属する国・都市)の日時
情報を求めて報知する場合の、コントローラ7の処理遷
移の一例を示すフローチャートである。例えば、12キ
ーなどによって電話番号の入力操作が行なわれ、電話番
号メモリ11に電話番号が格納されたことを検出すると
(S001)、指示情報検出部12によって、ステップ
S001で入力された電話番号から指示情報(例えば国
番号、市外局番)を検出する(S002)。なお、以
下、ステップS002において指示情報検出部12で検
出された指示情報を入力指示情報という。
【0024】ステップS002で入力指示情報が検出さ
れると、入力指示情報をキー情報としてメモリテーブル
13に記憶されている指示情報を検索して、入力指示情
報に対応した時差情報を検出する(S003)。例え
ば、入力指示情報がニューヨークに対応した情報であっ
た場合、図3に示したメモリテーブル13では国・都市
名情報「ニューヨーク」が前記キー情報に一致し、「−
5」という時差情報が検出されることになる。
【0025】そして、検出された時差情報に基づいて発
信元(例えば日本)と発信先の時差を算出する(S00
4)。発信元の時差情報については前記したように地域
設定メモリ14に記憶されているが、例えば当該電話機
が日本で使用される場合は、時差情報として「+9」が
設定されている。この場合、日本とニューヨークの時差
は、例えば 「+9」−「−5」=14時間 となり、日本に対してニューヨークは14時間遅れてい
るとすることができる。また、入力指示情報が例えばエ
ジプトに対応した情報であった場合は、時差情報として
「+2」が検出され、日本とエジプトの時差は、例えば 「+9」−「+2」=7時間 となり、日本に対してエジプトは7時間遅れていること
がわかる。
【0026】このようにして、発信元と発信先との時差
を算出すると、算出した時差と日時情報計測部15から
得られる発信元の日時情報に基づいて発信先の現在日時
情報を生成する(S005)。例えば発信元、すなわち
日本の現在時刻が、午後3時であった場合、14時間遅
れの時差を有しているニューヨークの時刻は、同じ日の
午前1時となる。また、同じくニューヨークが通話相手
とされ、日本の現在時刻が午前10時であった場合、ニ
ューヨークの現在日時は前日の午後8時となる。ステッ
プS005で日時情報を生成すると、夏時間情報の有/
無情報に基づいて発信先には夏時間が設定されているか
否かの判別を行ない(S006)、夏時間が設定されて
いると判別した場合は、現在発信先は夏時間が設定され
ている期間であるか否かの判別を行なう(S007)。
そして、現在夏時間の期間であると判別した場合は、ス
テップS005で生成された発信先の日時情報に夏時間
の時間差を加える(S008)。そして、発信先の国・
都市名、日時情報の報知を行なう(S009)。ここス
テップS009における報知を音声出力で行う場合は、
受話器4のスピーカ部、及び/またはスピーカ部6か
ら、例えば「ニューヨーク、X月X日X曜日、午前X時
X分」という内容の音声メッセージを出力する。このよ
うに、例えば音声出力により報知を行なうことで、ユー
ザは表示部9に視線を移動させることなく、発信先の国
・都市名、日時情報を知ることができるようになる。ま
た、表示部9によって文字表示を行う場合も、同じよう
に、国・都市名、日時情報を文字メッセージとして出力
する。また、ステップS009における報知は、例えば
音声出力のみ、または表示のみ、または音声出力及び表
示の両方で行なっても良い。これらの報知方法は例えば
ユーザによって選択することができるようにしても良
い。
【0027】なお、ステップS006で夏時間が設定さ
れていないと判別した場合、またはステップS007で
夏時間の期間ではないと判別した場合は、ステップS0
09ではステップS005で生成された発信先の現在日
時情報をそのまま報知する。
【0028】このように、通話の発信時に入力される電
話番号から指示情報を検出して発信先の現在日時情報を
求めて報知することができるので、ユーザは電話をかけ
るまえに他の媒体を用いて発信先の日時を求めることな
く、一連の発信操作によって発信先の現在日時を知るこ
とができるようになる。また、図4に示したフローチャ
ートは発信時における処理遷移を示しているが、例えば
発信時から通話が終了するまでの間、ステップS004
で算出された時差を保持しておけば、通話中においてユ
ーザの所要の操作に基づいて、ステップS005以降の
処理ステップを実行して、随時通話している発信先の現
在日時を報知することができる。この場合、前記ステッ
プS004で算出された時差は、例えばワークメモリ1
6に保持しておけば良い。
【0029】また、指示情報を例えば市外局番のみとす
ることで、例えばアメリカやカナダ、ロシアなど国内で
時差を有している国において、国内に電話をかける場合
に、相手先の現在日時を報知することができるようにな
る。例えばアメリカ国内においてニューヨークからロサ
ンゼルスに電話をかける場合など、ニューヨークでロサ
ンゼルスの時刻を把握したうえでロサンゼルスと通話す
ることができるようになる。
【0030】図5は、通話相手がかけた電話を着信した
場合に、着信側とされる当該電話機が設置されている国
・都市と、発信元(通話相手が属する国・都市)の日時
情報を報知する処理遷移の一例を示すフローチャートで
ある。なお、図4に示したフローチャートとの差異は、
当該電話機から発信するか、または当該電話機で着信す
るかという部分とされ、他の処理部位ついてはほぼ同様
の行程で行なわれる。
【0031】公衆回線を介してトランス部1に供給され
た着信信号を着信検出部2が検出したと判別すると(S
101)、着信検出部2によって検出された電話番号か
ら指示情報を検出する(S102)。この場合も、検出
された電話番号は電話番号メモリ11に格納され、この
電話番号メモリ11に格納された電話番号から入力指示
情報としての指示情報を検出する。
【0032】以下に示すステップS103からステップ
S109は、図4に示したステップS003からステッ
プS009に対応した処理行程となる。すなわち、ステ
ップS102で入力指示情報が検出されると、入力指示
情報をキー情報としてメモリテーブル13に記憶されて
いる指示情報を検索して、入力指示情報に対応した時差
情報を検出する(S103)。そして、検出された時差
情報に基づいて着信側と発信元の時差を算出する(S1
04)。
【0033】このようにして、着信側と発信元の時差を
算出すると、算出した時差と日時情報計測部15から得
られる、当該電話機が配置されている国・都市の日時情
報に基づいて発信元の現在日時情報を生成する(S10
5)。そして、夏時間情報の有/無情報に基づいて発信
元には夏時間が設定されているか否かの判別を行ない
(S106)、夏時間が設定されていると判別した場合
は、現在発信元は夏時間が設定されている期間であるか
否かの判別を行なう(S107)。そして、現在夏時間
の期間であると判別した場合は、ステップS105で生
成された発信元の日時情報に夏時間の時間差を加える
(S108)。そして、発信先の国・都市名、日時情報
を音声出力及び/または文字表示によって報知する(S
109)。
【0034】ところで、本実施の形態の電話機は通話を
行なっていないアイドリング状態でも、世界時計の機能
を使用してユーザが所望する国・都市の現在日時を報知
することができる。図6は、アイドリング時に指示情報
の入力を検出して、この入力された指示情報に基づいて
世界の国・都市の現在日時を報知する場合の処理遷移の
一例をフローチャートで示している。電話機がアイドリ
ング状態とされているときに、操作部10として備えら
れている機能選択キーの入力が検出されたか否かの判別
を行う(S201)。そして機能選択キーが入力された
と判別した場合は、当該電話機に適用されている各種機
能の中から世界時計機能が選択されたか否かの判別を行
ない(S202)、世界時計機能が選択されたなかった
場合は、選択された他の機能を実行する(S250)。
また、ステップS202で世界時計機能が選択されたと
判別した場合は、例えば12キーの操作によって指示情
報が入力されたか否かの判別を行なう(S203)。こ
のステップS203では、例えば12キーによって国番
号、市外局番などを入力した後に、入力した数値を決定
する決定キーの入力を検出した時点で、指示情報が入力
されたと判別する。なお、ステップS203で入力が検
出された指示情報は、例えば12キーの操作によって入
力される情報とされ、図4、図6で説明した入力指示情
報に相当する。
【0035】入力指示情報の入力を検出すると、以下、
図4のフローチャートに示したステップS003からス
テップS009と同様の処理行程を得て日時情報の報知
を行なう。すなわち、ステップS203で入力指示情報
が検出されると、入力指示情報をキー情報としてメモリ
テーブル13に記憶されている指示情報を検索して、入
力指示情報に対応した時差情報を検出する(S20
4)。そして、検出された時差情報に基づいて所望する
国・都市の時差を算出する(S205)。
【0036】このようにして、所望する国・都市との時
差を算出すると、算出した時差と日時情報計測部15か
ら得られる、当該電話機が配置されている国・都市の日
時情報に基づいて所望する国・都市の現在日時情報を生
成する(S206)。そして、夏時間情報の有/無情報
に基づいて所望する国・都市に夏時間が設定されている
か否かの判別を行ない(S207)、夏時間が設定され
ていると判別した場合は、現在所望する国・都市は夏時
間が設定されている期間であるか否かの判別を行なう
(S208)。そして、現在夏時間の期間であると判別
した場合は、ステップS206で生成された日時情報に
夏時間の時間差を加える(S209)。そして、所望す
る国・都市の国・都市名、日時情報を音声出力及び/ま
たは文字表示によって報知する(S210)。
【0037】以上、説明したフローチャートでは例えば
発信時、着信時、またはアイドリング時に供給される国
番号、市外局番などの指示情報の入力を検出して、該指
示情報に対応した国・都市の現在日時を求める例を示し
た。しかし、メモリテーブル13は国・都市名情報を有
しているので、所望する国・都市とされる国・都市名を
表示部9に選択的に表示して、表示している国・都市名
の現在日時を求めて報知するようにすることもできる。
【0038】以下、国・都市名に基づいて現地の現在日
時を求める場合の処理遷移を図7に示されているフロー
チャートにしたがい説明する。この例の場合も、電話機
がアイドリング状態とされているときに、操作部10と
して備えられている機能選択キーの入力を検出し(S3
01)、世界時計機能が選択されたと判別した場合は
(S302)、表示部9にメモリテーブル13に記憶さ
れている国・都市名情報を表示する制御を行なう(S3
03)。そして、表示選択を行なう操作キー(表示選択
キー)の入力が検出されたか否かの検出を行ない(S3
04)、表示選択キーの入力が検出されると国・都市名
情報の表示を切り替える(S305)。ここで、表示さ
れている国・都市名情報を決定する決定キーの入力が検
出されたら(S306)、現在表示されている国・都市
名情報が選択されたものとしてステップS307に進
む。なお、ステップS302で世界時計機能が選択され
たなかった場合は、選択された他の機能を実行する(S
350)。
【0039】このように、ステップS304、S305
を繰り返すことで、表示部9に表示される国・都市名情
報を切り替えるようにしているが、本実施の形態では、
例えば図3に示されている国・都市名情報として「ニュ
ーヨーク」、「ボストン」・・・、「シカゴ」・・・、
「日本」・・・「インド」・・・というように順次国・
都市名情報を表示していく。そして例えば「シカゴ」が
表示されている状態で、決定キーの操作が検出された場
合、シカゴが所望する国・都市であるとしてステップS
307に進む。なお、ステップS306で選択された国
・都市名情報に対応した国・都市を表示地域という。
【0040】ステップS307では、現在表示部9に表
示されている国・都市名情報に対応した時差情報と、地
域設定メモリ14に設定されている当該電話機が配置さ
れている国・都市の時差情報に基づいて、当該国・都市
と表示地域の時差を算出する。そして、算出された時差
に基づいて表示地域の日時情報を生成する(S30
8)。さらに、表示地域に対応した夏時間情報の有/無
情報に基づいて所望する国・都市に夏時間が設定されて
いるか否かの判別を行ない(S309)、夏時間が設定
されていると判別した場合は、現在所望する国・都市は
夏時間が設定されている期間であるか否かの判別を行な
う(S310)。そして、現在夏時間の期間であると判
別した場合は、ステップS308で生成された日時情報
に夏時間の時間差を加える(S311)。そして、表示
地域の国・都市名、日時情報を音声出力及び/または文
字表示によって報知する(S312)。
【0041】このように、本実施の形態の電話機は、メ
モリテーブル13に国・都市名情報を有しているので、
この国・都市名情報に対応した国・都市の現在日時を求
めることができる。したがって、ユーザは例えば所望す
る国・都市の電話番号がわからなくても、現地の現在日
時を知ることができるようになる。また、図6、図7で
説明したように本実施の形態の電話機は、例えばアイド
リング時にも世界時計機能を利用することができるの
で、通話に関係なく世界時計として使用することができ
る。したがって、ユーザは専用の世界時計などを用いる
ことなく、必要とするときに世界各国・都市の現在日時
を知ることができるようになる。
【0042】なお、図6、図7で説明したフローチャー
トは、アイドリング時に実装する処理行程として説明し
ているが、例えばユーザのに基づいて通話中に実行する
ことができるようにすることも可能である。この場合、
ユーザは通話相手、または通話相手ではなく第三の国・
都市などとされる所望する国・都市の現在日時を知るこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の電話機は
以下のような効果を奏する。請求項1の電話機によれ
ば、入力された指示情報に基づいて、該指示情報に対応
した国・都市の現地の現在日時情報を求めて、音声によ
って報知することができる。これにより、ユーザは、例
えば電話機に備えられている表示部などに視線を移動さ
せることなく、音声によって日時情報を知ることができ
る。請求項2の電話機によれば、指示情報を、国番号や
市外局番など、地域を特定することができる情報として
構築することで、より正確な日時情報を求めることがで
きる。
【0044】また、請求項7の電話機によれば、電話番
号を形成する番号配列のうち、国番号、または国番号と
所定の局番の組み合わせ、または1以上の所定の番号の
組み合わせによって構築される指示情報に基づいて、該
指示情報に対応した国・都市の現地の現在日時情報を求
めて報知することができる。これにより、ユーザは地域
を特定して、より正確な日時情報を求めることができ
る。請求項3、請求項8の電話機によれば、発信時、着
信時に指示情報を検出することで、発信、着信時におい
て通話相手の現在日時を求めることができ、ユーザはあ
えて所要の操作などを行なわずに現在日時を知ることが
できる。また、アイドリング時に指示情報を検出して指
示情報に対応した国・都市の現在日時を知ることができ
るようにしているので、ユーザは通話以外においても世
界時計の機能を利用することができる。請求項9の電話
機によれば、音声出力手段を備えて音声によって指示情
報に対応した国・都市の日時情報を報知するようにして
いる。これにより、ユーザは、例えば電話機に備えられ
ている表示部などに視線を移動させることなく、音声に
よって指示情報に対応した国・都市の日時情報を知るこ
とができる。請求項4、請求項10の電話機は表示部を
備えることで、指示情報に基づいて求めた日時情報を表
示することができるので、ユーザは目視によって日時情
報を知ることができる。
【0045】また、請求項13の電話機によれば、国・
都市名によって構築される指示情報に基づいて、該指示
情報に対応した国・都市の現地の現在日時情報を求めて
報知することができる。これにより、国番号や市外局番
などの入力を行なわずに特定の地域の正確な日時情報を
求めることができる。請求項14の電話機は音声出力手
段を備えることで、指示情報に対応した国・都市の日時
情報を、例えば電話機に備えられている表示部などに視
線を移動させることなく、音声によって日時情報を知る
ことができる。請求項15の電話機は表示部を備えるこ
とで、指示情報に対応した国・都市の日時情報を表示す
ることができるので、ユーザは目視によって日時情報を
知ることができる。請求項5、請求項11、請求項16
の電話機によれば、夏時間情報に基づいて日時情報を求
めるようにしているので、ユーザは標準時間と夏時間に
対応した正しい日時情報を知ることができる。さらに、
請求項6、請求項12、請求項17の電話機によれば、
指示情報などが記憶されているメモリテーブルの内容を
更新することができるようにしているので、最新の情報
に基づいた日時情報を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電話機の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】電話番号の構成例を説明する図である。
【図3】メモリテーブルに記憶される各情報を説明する
図である。
【図4】発信時に発信先の現在日時を求める処理遷移を
説明するフローチャートである。
【図5】着信時に発信元の現在日時を求める処理遷移を
説明するフローチャートである。
【図6】アイドリング時に入力された指示情報に基づい
て所望する国・都市の現在日時を求める処理遷移を説明
するフローチャートである。
【図7】アイドリング時に選択表示されている国・都市
名に基づいて所望する国・都市の現在日時を求める処理
遷移を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 トランス部、2 着信検出部、3 音声信号処理
部、4 受話器、5 マイク、6 スピーカ、7 コン
トローラ、8 表示駆動部、9 表示部、10操作部、
11 電話番号メモリ、12 指示情報検出部、13
メモリテーブル、14 地域設定メモリ、15 日時情
報計測部、16 ワークメモリ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号を形成する番号配列のうち、少
    なくとも所定の番号からなる指示情報に対応付けるよう
    にして特定の地域毎の時差情報が記憶されるメモリテー
    ブルと、 所定の地域に対応する現在日時を計時する計時手段と、 前記メモリテーブルに記憶されている時差情報における
    前記所定の地域に対応した時差情報を記憶する時差情報
    記憶手段と、 入力された前記指示情報を検出する指示情報検出手段
    と、 前記指示情報検出手段で検出された指示情報に対応付け
    られる時差情報を前記メモリテーブルから検索する時差
    情報検索手段と、 前記時差情報検索手段により検索された時差情報と、前
    記所定の地域に対応した時差情報と、前記計時手段によ
    り計時される現在日時に基づいて、前記指示情報が対応
    する特定の地域の現在日時を算出する日時算出手段と、 前記日時算出手段によって算出された前記特定の地域の
    現在日時を音声によって報知することができる音声報知
    手段と、 を備えたことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 前記指示情報は国番号、または国番号と
    所定の局番の組み合わせ、または1以上の所定の番号の
    組み合わせによって構築されることを特徴とする請求項
    1に記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記指示情報検出手段は、通話の発信
    時、着信時、またはアイドリング時に前記指示情報を検
    出することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  4. 【請求項4】 前記日時算出手段によって算出された前
    記特定の地域の現在日時を表示することができる表示手
    段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  5. 【請求項5】 前記メモリテーブルに、前記指示情報に
    対応した夏時間情報を記憶し、 前記日時算出手段は、前記夏時間情報に基づいて前記特
    定の地域の現在日時を算出するようにされていることを
    特徴とする請求項1に記載の電話機。
  6. 【請求項6】 前記メモリテーブルに格納される情報は
    更新することができるようにされていることを特徴とす
    る請求項1に記載の電話機。
  7. 【請求項7】 電話番号を形成する番号配列のうち、国
    番号、または国番号と所定の局番の組み合わせ、または
    1以上の所定の番号の組み合わせによって構築される指
    示情報に対応付けるようにして特定の地域毎の時差情報
    が記憶されるメモリテーブルと、 所定の地域に対応する現在日時を計時する計時手段と、 前記メモリテーブルに記憶されている時差情報における
    前記所定の地域に対応した時差情報を記憶する時差情報
    記憶手段と、 入力された前記指示情報を検出する指示情報検出手段
    と、 前記指示情報検出手段で検出された指示情報に対応付け
    られる時差情報を前記メモリテーブルから検索する時差
    情報検索手段と、 前記時差情報検索手段により検索された時差情報と、前
    記所定の地域に対応した時差情報と、前記計時手段によ
    り計時される現在日時に基づいて、前記指示情報が対応
    する特定の地域の現在日時を算出する日時算出手段と、 前記日時算出手段によって算出された前記特定の地域の
    現在日時を所定の出力態様によって報知する報知手段
    と、 を備えたことを特徴とする電話機。
  8. 【請求項8】 前記指示情報検出手段は、通話の発信
    時、着信時、またはアイドリング時に前記指示情報を検
    出することを特徴とする請求項7に記載の電話機。
  9. 【請求項9】 音声出力手段を備え、 前記報知手段は、前記特定の地域の現在日時を前記音声
    出力手段によって音声出力することができるようにされ
    ていることを特徴とする請求項7に記載の電話機。
  10. 【請求項10】 表示手段を備え、 前記報知手段は、前記特定の地域の現在日時を前記表示
    手段によって表示することができるようにされているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の電話機。
  11. 【請求項11】 前記メモリテーブルに、前記指示情報
    に対応した夏時間情報を記憶し、 前記日時算出手段は、前記夏時間情報に基づいて前記特
    定の地域の現在日時を算出するようにされていることを
    特徴とする請求項7に記載の電話機。
  12. 【請求項12】 前記メモリテーブルに格納される情報
    は更新することができるようにされていることを特徴と
    する請求項7に記載の電話機。
  13. 【請求項13】 国・都市名からなる指示情報に対応付
    けるようにして特定の地域毎の時差情報が記憶されるメ
    モリテーブルと、 所定の地域に対応する現在日時を計時する計時手段と、 表示手段と、 前記指示情報を選択的に表示することができる指示情報
    表示制御手段と、 前記メモリテーブルに記憶されている時差情報における
    前記所定の地域に対応した時差情報を記憶する時差情報
    記憶手段と、 入力された前記指示情報を検出する指示情報検出手段
    と、 前記指示情報表示制御手段に表示されている指示情報に
    した時差情報を前記メモリテーブルから検索する時差情
    報検索手段と、 前記時差情報検索手段により検索された時差情報と、前
    記所定の地域に対応した時差情報と、前記計時手段によ
    り計時される現在日時に基づいて、前記指示情報が対応
    する特定の地域の現在日時を算出する日時算出手段と、 前記日時算出手段によって算出された前記特定の地域の
    現在日時を、所定の出力態様によって報知する報知手段
    と、 を備えたことを特徴とする電話機。
  14. 【請求項14】 音声出力手段を備え、 前記報知手段は、前記特定の地域の現在日時を前記音声
    出力手段によって音声出力することができるようにされ
    ていることを特徴とする請求項13に記載の電話機。
  15. 【請求項15】 表示手段を備え、 前記報知手段は、前記特定の地域の現在日時を前記表示
    手段によって表示することができるようにされているこ
    とを特徴とする請求項13に記載の電話機。
  16. 【請求項16】 前記メモリテーブルに、前記指示情報
    に対応した夏時間情報を記憶し、 前記日時算出手段は、前記夏時間情報に基づいて前記特
    定の地域の現在日時を算出するようにされていることを
    特徴とする請求項13に記載の電話機。
  17. 【請求項17】 前記メモリテーブルに格納される情報
    は更新することができるようにされていることを特徴と
    する請求項13に記載の電話機。
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