JP2009215630A - 焼結コンロッドとその製造方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、高い疲労強度と良好な被削性とを有し、かつ簡素な工程で生産コストを低減できる焼結コンロッドとその製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】本発明の焼結コンロッドは、質量%で、Mo:0.8〜1.6%、Cu:1.5〜3%、C:0.2〜0.8%、Mn:0.05〜0.5%、S:0.05〜0.5%を含有し、残部がFeと不可避不純物からなり、任意の断面においてマルテンサイト組織が面積率で70%未満で残部はベイナイト組織であり、かつ密度が7.80g/cm以上であることを特徴とする。圧粉成形体を焼結後直ちに熱間鍛造し、熱間鍛造後直ちに50〜90℃/分の冷却速度で常温まで冷却する。
【選択図】なし

Description

本発明は、高疲労強度を有する焼結コンロッドとその製造方法に関する。
内燃機関のピストンとクランクシャフトを連結するコンロッドは、クランク軸が連結される大端部と、ピストンピンが連結される小端部と、大端部と小端部を連結するコラム部とからなっている。一般に、このようなコンロッドでは、ピストンの往復運動とクランクシャフトの回転による慣性力により衝撃的な引張及び圧縮荷重や曲げ荷重などを繰り返し受けるため、特にコラム部においてはこれらの繰り返し荷重に耐えうる高い疲労強度が要求される。一方、コンロッドの大端部と小端部は、クランクシャフトとピストンピンがそれぞれ摺動可能に連結されるため、成形後に軸受メタルを設けるなどの目的で切削や研削などの機械加工が施される。このため、コンロッドの大端部と小端部には良好な被削性が要求される。
このように高い疲労強度と良好な被削性とが要求されるコンロッドとしては、例えば、特許文献1の鉄基焼結合金からなる焼結コンロッドが知られている。この鉄基焼結合金は、Ni:1.5〜4.5重量%、C:0.2〜0.7重量%、Mn:0.01〜0.05重量%を含有し、残りがFe及び不可避不純物からなり、特定の組織を有することで疲労強度に優れているので、コンロッド等の機械部品の材料として好適であるとされている。
特開平9−118965号公報
しかし、近年、エンジンの高性能化、高出力化及び高速化に伴いエンジンに組み込まれるコンロッドには従来よりも一段と苛酷な条件での繰り返し負荷が加えられるので、さらに疲労強度に優れたコンロッドの開発が望まれるようになった。ところが従来の鉄基焼結合金からなるコンロッドでは、疲労強度が不足しており必ずしも満足できるものではなかった。さらに、この従来技術では高温長時間焼結と焼結後の焼入れ焼戻し処理が必要であるので工程が長くてコスト的に不利であるという問題もあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、高い疲労強度と良好な被削性とを有し、かつ簡素な工程で生産コストを低減できる焼結コンロッドとその製造方法を提供することを課題とする。
本発明の焼結コンロッドは、焼結鍛造品よりなり、質量%で、Mo:0.8〜1.6%、Cu:1.5〜3%、C:0.2〜0.8%、Mn:0.05〜0.5%、S:0.05〜0.5%を含有し、残部がFeと不可避不純物からなり、任意の断面においてマルテンサイト組織が面積率で70%未満で残部はベイナイト組織であり、かつ密度が7.80g/cm以上であることを特徴とする。
また、本発明のコンロッドの製造方法は、原料粉末を所定割合で配合して材料粉末を調製する材料粉末調製工程と、該材料粉末を加圧成形して圧粉体とする圧粉体成形工程と、該圧粉体を焼成して焼結体とする焼結工程と、焼結後、該焼結体を直ちに熱間鍛造してコンロッド粗材とする熱間鍛造工程とを有する焼結コンロッドの製造方法において、原料粉末は、Fe−Mo合金粉末、Cu粉末、黒鉛粉末及びMnS粉末であり、コンロッド粗材を熱間鍛造終了温度から室温まで50〜90℃/分の冷却速度で冷却することを特徴とする。
本発明の焼結コンロッドは、Niよりも拡散が速く、通常の焼結で鉄結晶格子中に拡散するMoを含有する鉄基焼結合金からなるので良好な焼入れ性を有する。それ故、本発明の焼結コンロッドは、焼結鍛造による高密度化と相まって、高い疲労強度を有し、マルテンサイト組織の面積率が70%未満で残部がベイナイト組織からなるので良好な被削性を備える。
また、本発明の焼結コンロッドは、焼結後直ちに熱間鍛造し所定の冷却速度で冷却するだけで得ることができるので、焼入れ焼戻し処理が必要な従来の焼結コンロッドに比べて工程が短く、生産コストの大幅な低減が可能となる。
本発明の焼結コンロッドは、焼結鍛造品よりなり、質量%で、Mo:0.8〜1.6%、Cu:1.5〜3%、C:0.2〜0.8%、Mn:0.05〜0.5%、S:0.05〜0.5%を含有し、残部がFeと不可避不純物からなり、任意の断面においてマルテンサイト組織が面積率で70%未満であり、かつ密度が7.80g/cm以上であることを特徴とする。
まず、本発明の焼結コンロッドの成分組成と組織を上記のように限定した理由を説明する。
(A)成分組成
(a)Mo:MoはCと結合して炭化物を形成するとともに、焼入れ性の向上、固溶強化、析出強化などによって、材料の強度を向上させる作用がある。しかし、その含有量が0.8%未満ではこれらの作用に所望の効果を得ることができない。一方、その含有量が1.6%を超えると、靱性が急激に低下するようになることから、Moの含有量を0.8〜1.6%とした。
(b)Cu:Cuは、素地に固溶して強度と靱性を向上させる作用がある。しかし、その含有量が1.5%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方、その含有量が3%を超えると、被削性を低下させる虞があることから、Cuの含有量を1.5〜3%とした。Cu含有量の一層好ましい範囲は2〜2.5%である。
(c)C:Cは、素地に固溶して疲労強度を向上させる効果がある。しかし、その含有量が0.2%未満では効果が充分ではなく、一方、0.8%を超えて含有すると材料の脆化を促進させるので好ましくない。従って、Cの含有量を0.2〜0.8%に定めた。Cの一層好ましい範囲は0.3〜0.6%である。
(d)Mn:Mnは、素地に固溶して強度を向上させる作用がある。しかし、その含有量が0.05%未満では所望の効果が得られず、一方、含有量が0.5%を超えると、圧縮性や焼結性を阻害して材料の疲労強度と靱性を低下させるところから、その含有量を0.05〜0.5%とした。
(e)S:SはMnSの形でMnとともに添加される元素である。従って、0.05%程度は不可避的に含有される。しかし、その含有量が0.3%を超えると粒界に析出して粒界強度が低下することがあるので好ましくない。従って、その含有量を0.3%以下とした。
(B)組織
Feの結晶格子内にMoが存在するとパーライト形成が遅れてベイナイトが形成される。それ故、焼結コンロッドの素地はベイナイト組織を主体とする組織となっている。ベイナイト組織は、パーライト組織より硬さが高くセメンタイトがフェライトの粒内又は粒界に細かく分散しているので強度が高く被削性に優れた組織である。なお、組成や焼結鍛造後の冷却速度などによりこのベイナイト組織中にマルテンサイト組織が混在してもよい。しかし、マルテンサイト組織は任意の断面における面積率で70%未満とされる。マルテンサイトは素地を強化及び硬化させる組織であるが、その面積率が70%を超えると被削性が低下する。好ましくは55%以下であり、より好ましくは40%以下である。
(C)密度
焼結コンロッドの密度は7.80g/cm以上である。コンロッドの密度が7.80g/cm未満では、所望の疲労強度を得ることができない。
次に、焼結コンロッドの製造方法の好ましい一例について説明する。
まず、原料粉末として、Mo:0.8〜1.6質量%を含む平均粒径が40〜60μmのFe−Mo合金粉末と、平均粒径が40〜45μmのCu粉末と、平均粒径が3〜30μmの黒鉛粉末および平均粒径が5〜10μmのMnS粉末を用意する。そして、これらの原料粉末を所望の割合で配合しV型ミキサーなどで混合して所望の材料粉末を調製する(材料粉末調製工程)。
次いで、この材料粉末を所定の金型キャビティに充填し、550〜750MPaの圧力で加圧成形して圧粉体とする(圧粉体成形工程)。
続いて、この圧粉体を還元雰囲気又は不活性雰囲気中で、1100〜1250℃の範囲内の所定の温度に10〜20分間保持して焼結し(焼結工程)、その後直ちに950〜1100℃で熱間鍛造して所望のコンロッド粗材とする(熱間鍛造工程)。得られたコンロッド粗材を50〜90℃/分の範囲内の所定の冷却速度で常温まで冷却する。ここで、冷却速度が50℃/分未満ではフェライト組織が生成することがあるので望ましくない。一方、冷却速度が90℃/分を超えて早いとマルテンサイト組織の面積率が高くなり、被削性が低下するので適当ではない。より好ましい冷却速度は、60〜90℃/分である。この冷却速度は例えば以下のようにして調整することができる。
コンロッド粗材は約900〜1000℃で熱間鍛造を終了し、その後一定速度で回転している搬送コンベア上で放冷される。この搬送コンベア上にトンネルを設けその長さを調節することでコンロッド粗材の冷却速度を調整することができる。
その後、冷却されたコンロッド粗材に所定の加工を施して焼結コンロッドを得ることができる。
原料粉末として、上記のFe−Mo合金粉末、Cu粉末、黒鉛粉末、MnS粉末を用意した。次いで、これらの原料粉末を所定の割合で配合し、さらに潤滑材であるステアリン酸亜鉛を0.75質量%添加してV型ミキサーで30分間混合し、表1に示す試料番号1〜18の材料粉末を調製した。
次に、これらの材料粉末を所定(コンロッド用)の金型のキャビティに充填し、6ton/cmでプレス成形して圧粉体とした。得られた各圧粉体をメッシュベルト式焼結炉で窒素5%水素雰囲気中、1150℃で10分間保持した後、直ちに1100℃で熱間鍛造してコンロッド粗材とし、鍛造後それぞれ40〜100℃/分の範囲内の所定の冷却速度で常温まで冷却して実施例1〜11および比較例12〜18のコンロッド粗材を得た。なお、それぞれの冷却速度は、コンベアを囲むトンネルを設けその長さを調節することで変化させた。
これら実施例1〜11及び比較例12〜18の各コンロッド粗材について、化学組成分析、マルテンサイト組織の面積率と疲労強度の測定、および被削性の評価を実施した。結果を表1に示す。
なお、試験方法は以下の通りであった。
1)マルテンサイト組織の面積率:各コンロッド粗材のコラム部の長手方向中央部を長手方向に対して直角に切断し、得られた断面の任意の部位を金属顕微鏡下100倍で観察し、画像解析により求めた。
2)密度測定:各コンロッド粗材のコラム部から切り出した試験片(25mm×30mm)について、周知のアルキメデス法によって測定した。
3)疲労強度:疲労試験用の試験片を各コンロッド粗材のコラム部から切り出し、この試験片を用いてJIS Z2274に準じて回転曲げ疲労試験を行った。疲労強度は応力−繰り返し数曲線より求めた10回の繰り返し数を示す応力とした。
4)被削性:所定のバイトと切削条件とで各コンロッド粗材の大端部外周を切削し、従来例によるコンロッド粗材の大端部と同等以上の被削性を有するものを合格(○)、従来例よりも劣るものを不合格(×)と判定した。ここで、従来例は、特許文献1に記載のNiとCを含有する鉄基焼結合金に所定の浸炭焼入れ焼戻し処理を施したものである。
Figure 2009215630
表1から、成分組成、冷却速度、マルテンサイト組織の面積率および密度の測定値が全て本発明の範囲内である実施例1〜11は優れた疲労強度(380〜435MPa)と良好な被削性とを有することが分かる。一方、これらの測定値のうち、一以上の値が本発明の範囲外(*で表示)である比較例12〜18では、疲労強度あるいは被削性のいずれかを満足することができなかった。比較例12〜16では、被削性は良好であるものの、疲労強度は300〜340MPaと従来例(370MPa)よりも低いものであった。また、比較例17および18は疲労強度は400MPa以上と高いものの、マルテンサイトの面積率が70%以上と高くベイナイト組織が少ないために良好な被削性を得ることができなかった。
本発明は自動車などのエンジンのコンロッドに好適に用いることができる。

Claims (2)

  1. 焼結鍛造品よりなり、質量%で、Mo:0.8〜1.6%、Cu:1.5〜3%、C:0.2〜0.8%、Mn:0.05〜0.5%、S:0.05〜0.5%を含有し、残部がFeと不可避不純物からなり、任意の断面においてマルテンサイト組織が面積率で70%未満で残部はベイナイト組織であり、かつ密度が7.80g/cm以上であることを特徴とする焼結コンロッド。
  2. 原料粉末を所定割合で配合して材料粉末を調製する材料粉末調製工程と、
    該材料粉末を加圧成形して圧粉体とする圧粉体成形工程と、
    該圧粉体を焼成して焼結体とする焼結工程と、
    焼結後、該焼結体を直ちに熱間鍛造してコンロッド粗材とする熱間鍛造工程とを有する焼結コンロッドの製造方法において、
    前記原料粉末は、Fe−Mo合金粉末、Cu粉末、黒鉛粉末及びMnS粉末であり、
    前記コンロッド粗材を熱間鍛造終了温度から室温まで50〜90℃/分の冷却速度で冷却することを特徴とする焼結コンロッドの製造方法。
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