JP2009214823A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転部材の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なう。
【解決手段】第1モータのロータの状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったか否かを判定し、状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったときには、ロータの疲労の程度が所定の状態になったと判断して、ロータ状態フラグFに値1を設定する。そして、ロータ状態フラグFが値1のときには(S130)、第1モータの回転数Nm1がその上限回転数Nm1max以下となる範囲内でエンジンを運転して駆動軸に要求トルクTr*が出力されて走行するようエンジンと二つのモータとを制御する(S150〜S220)。これにより、第1モータのロータの疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、共線図上で第1モータジェネレータ,エンジン、出力ギヤ、第2モータジェネレータの回転速度順になるように連結されたラビニョウ型複合遊星歯車列を有するハイブリッド駆動系を搭載したハイブリッド車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、エンジンの動作点が最適燃費線上にくるように変速比を設定し、この変速比設定に基づいて算出されたモータ回転速度N1,N2のうち一方の回転速度が上限値を超えて過回転と判断された場合には、エンジン回転数を補正することによりモータ回転速度N1またはN2が過回転となるのを防止している。
特開2004−153946号公報
しかしながら、上述の車両では、モータ回転速度が上限値以下で過回転とは判断されない回転変動は許容されるから、こうした回転変動の繰り返しにより第1モータジェネレータのロータや遊星歯車列の歯車などの部材が応力を受ける場合がある。このため、こうした部材の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことが好ましい。
本発明の車両およびその制御方法は、回転部材の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、少なくとも上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
内燃機関と、
動力を入出力可能な発電機と、
車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続されると共に該3軸の回転に伴って回転する回転部材を有し、前記3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、
前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
前記発電機および前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
前記発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
前記検出された回転数の変動量である回転数変動量を演算する回転数変動量演算手段と、
前記演算された回転数変動量に基づいて前記発電機または前記3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定する状態判定手段と、
前記所定の状態になるのが判定されたときには、前記発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、動力を入出力可能な発電機の回転数の変動量である回転数変動量に基づいて発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定し、所定の状態になるのが判定されたときには発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう内燃機関と発電機と駆動軸に電動機とを制御する。これにより、発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことができる。
こうした本発明の車両において、前記状態判定手段は、前記発電機の回転数の変動量と該変動量を繰り返し作用させた際の繰り返し回数との関係である繰り返し関係を用いて前記所定の状態になるのを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正に所定の状態になるのを判定することができる。この場合、前記状態判定手段は、前記繰り返し関係における前記演算された回転数変動量に対応する繰り返し回数に対する前記繰り返し関係における基準変動量に対応する繰り返し回数である基準回数の比としての回数比を積算した積算値が前記基準回数より少ない所定回数以上に至ったときに前記所定の状態になるのを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より確実に所定の状態になるのを判定することができる。
この繰り返し関係を用いて回転数変動量に対応する繰り返し回数に対する基準回数の回数比を積算する態様の本発明の車両において、前記回転数変動量演算手段は、前記検出された発電機の回転数が所定の積算用回転数以上に変動するときに前記回転数変動量を演算するものとすることもできるし、前記状態判定手段は、前記演算された回転数変動量が所定変動量より大きいときに前記回数比を積算して前記所定の状態になるのを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、所定の状態になるのを判定する際の演算量を低減することができる。ここで、「所定変動量」としては、発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材に疲労が生じることのない疲労限度としての発電機の回転数の変動量などが含まれる。
本発明の車両において、前記所定の状態になるのが判定されたときには該所定の状態になった旨を出力する出力手段を備えるものとすることもできる。ここで、「出力手段」としては、所定の状態になった旨を乗員に報知する手段などが含まれる。
本発明の車両の制御方法は、
内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続されると共に該3軸の回転に伴って回転する回転部材を有し、前記3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機および前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
前記発電機の回転数の変動量である回転数変動量に基づいて前記発電機または前記3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定すると共に該所定の状態になるのが判定されたときには前記発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、動力を入出力可能な発電機の回転数の変動量である回転数変動量に基づいて発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定し、所定の状態になるのが判定されたときには発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう内燃機関と発電機と駆動軸に電動機とを制御する。これにより、発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、駆動輪63a,63bや図示しない従動輪のブレーキを制御するためのブレーキアクチュエータ92と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内
燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、エンジンECU24は、クランクシャフト26に取り付けられた図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも外表面に永久磁石が貼り付けられたロータ45,46と三相コイルが巻回されたステータ47,48とを備える発電可能な周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2のロータ45,46の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ブレーキアクチュエータ92は、ブレーキペダル85の踏み込みに応じて生じるブレーキマスターシリンダ90の圧力(ブレーキ圧)と車速Vとにより車両に作用させる制動力におけるブレーキの分担分に応じた制動トルクが駆動輪63a,63bや図示しない従動輪に作用するようブレーキホイールシリンダ96a〜96dの油圧を調整したり、ブレーキペダル85の踏み込みに無関係に、駆動輪63a,63bや従動輪に制動トルクが作用するようブレーキホイールシリンダ96a〜96dの油圧を調整したりすることができるように構成されている。ブレーキアクチュエータ92は、ブレーキ用電子制御ユニット(以下、ブレーキECUという)94により制御されている。ブレーキECU94は、駆動輪63a,63bや従動輪に取り付けられた車輪速センサ98a〜98dからの車輪速や図示しない操舵角センサからの操舵角などの信号を入力して、運転者がブレーキペダル85を踏み込んだときに駆動輪63a,63bや従動輪のいずれかがロックによりスリップするのを防止するアンチロックブレーキシステム機能(ABS)や運転者がアクセルペダル83を踏み込んだときに駆動輪63a,63bのいずれかが空転によりスリップするのを防止するトラクションコントロール(TRC),車両が旋回走行しているときに姿勢を保持する姿勢保持制御(VSC)なども行なう。ブレーキECU94は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってブレーキアクチュエータ92を駆動制御したり、必要に応じてブレーキアクチュエータ92の状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、不揮発性メモリとしてのEEPROM78と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70からは、運転席前方のコンビネーションメータに組み込まれた警告灯89への点灯信号および消灯信号などが出力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作について説明する。図2はハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,モータMG1のロータ状態フラグF,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,バッテリ50の入出力制限Win,Woutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1のロータ状態フラグFは、初期値としては値0が設定され、モータMG1のロータ45がその回転変動の繰り返しにより疲労の程度が所定の状態になった以降は値1が設定されるフラグであり、後述するロータ状態判定処理により設定されたものを入力するものとした。また、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されたモータMG1,MG2のロータ45,46の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。さらに、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいて設定されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*とエンジン22に要求される要求パワーPe*とを設定する(ステップS110)。要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図3に要求トルク設定用マップの一例を示す。要求パワーPe*は、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものとバッテリ50が要求する充放電要求パワーPb*とロスLossとの和として計算することができる。また、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、車速Vに換算係数kを乗じること(Nr=k・V)によって求めたり、モータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで割ること(Nr=Nm2/Gr)によって求めることができる。なお、要求トルクTr*として負側の制動トルクが設定されたときには、駆動制御ルーチンに代えて、図示しない制動制御ルーチンが実行される。制動制御ルーチンでは、要求トルクTr*に相当する制動トルクを駆動輪63a,63bと図示しない従動輪とに適切に配分して作用させると共にモータMG2の回生制動力ができるだけ大きくなるようモータMG2とブレーキアクチュエータ92との協調制御が行なわれる。制動制御については、本発明の中核をなさないため、これ以上の説明は省略する。
続いて、設定した要求パワーPe*に基づいてエンジン22を運転すべき運転ポイントの仮の目標値である仮回転数Netmpと仮トルクTetmpとを設定する(ステップS120)。この設定は、エンジン22を効率よく動作させる動作ラインと要求パワーPe*とに基づいて行なわれる。エンジン22の動作ラインの一例と仮回転数Netmpと仮トルクTetmpとを設定する様子を図4に示す。図示するように、仮回転数Netmpと仮トルクTetmpは、動作ラインと要求パワーPe*(Netmp×Tetmp)が一定の曲線との交点により求めることができる。
次に、入力したモータMG1のロータ状態フラグFを調べ(ステップS130)、ロータ状態フラグFが値0のときには、設定したエンジン22の仮回転数Netmp,仮トルクTetmpをそれぞれ目標回転数Ne*,目標トルクTe*にそのまま設定し(ステップS140)、設定した目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数Nr(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρ(サンギヤ31の歯数/リングギヤ32の歯数)とを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と現在の回転数Nm1とに基づいて式(2)によりモータMG1のトルク指令Tm1*を計算する(ステップS150)。ここで、式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を図5に示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。式(1)は、この共線図を用いれば容易に導くことができる。なお、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。また、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) (1)
Tm1*=前回Tm1*+k1(Nm1*-Nm1)+k2∫(Nm1*-Nm1)dt (2)
こうしてモータMG1の目標回転数Nm1*とトルク指令Tm1*とを計算すると、バッテリ50の入出力制限Win,Woutと計算したモータMG1のトルク指令Tm1*に現在のモータMG1の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tmin,Tmaxを次式(3)および式(4)により計算すると共に(ステップS160)、要求トルクTr*とトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρを用いてモータMG2から出力すべきトルクとしての仮モータトルクTm2tmpを式(5)により計算し(ステップS170)、計算したトルク制限Tmin,Tmaxで仮モータトルクTm2tmpを制限した値としてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する(ステップS180)。このようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定することにより、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力する要求トルクTr*を、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で制限したトルクとして設定することができる。ここで、式(5)は、前述した図5の共線図から容易に導き出すことができる。
Tmin=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 (3)
Tmax=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (4)
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (5)
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*についてはモータECU40にそれぞれ送信して(ステップS190)、駆動制御ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによって示される運転ポイントで運転されるようにエンジン22における燃料噴射制御や点火制御などの制御を行なう。また、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*でモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。こうした制御により、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内でエンジン22を効率よく運転して駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。
ステップS130でモータMG1のロータ状態フラグFが値1のときには、モータMG1のロータ45の疲労の程度が所定の状態になった旨を運転者に報知するために警告灯89を点灯し(ステップS200)、モータMG1の上限回転数Nm1maxとリングギヤ32の回転数Nr(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いて次式(6)によりエンジン22の上限回転数Nemaxを計算する(ステップS210)。ここで、モータMG1の上限回転数Nm1maxはモータMG1の定格値における正回転側の定格上限回転数Nm1limより十分に小さい回転数として予め定められた値を用いるものとした。式(6)は、前述した図5の共線図から容易に導き出すことができる。
Nemax=ρ・Nm1max/(1+ρ)+Nm2/Gr/(1+ρ) (6)
こうしてエンジン22の上限回転数Nemaxを設定すると、ステップS120で設定した仮回転数Netmpをエンジン22の上限回転数Nemaxで制限してエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共に要求パワーPe*を目標回転数Ne*で割ることによりエンジン22の目標トルクTe*を設定し(ステップS220)、設定した目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを用いてステップS150からステップS190までの処理を実行して、駆動制御ルーチンを終了する。こうした制御により、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内かつモータMG1の上限回転数Nm1max以下の範囲内でエンジン22を運転して駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。
次に、図6に例示するロータ状態判定処理について説明する。図6のルーチンは、ハイブリッド用電子制御ユニット70により所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
ロータ状態判定処理ルーチンが実行されると、まず、前回このルーチンを実行したときまでに設定されたモータMG1のロータ状態フラグFを調べ(ステップS300)、ロータ状態フラグFが初期値としての値0のときには、モータMG1の回転数Nm1を入力し(ステップS310)、入力した回転数Nm1の微分値ΔNm1を計算する(ステップS320)。微分値ΔNm1は、入力した回転数Nm1と前回このルーチンを実行したときに入力した前回回転数Nm1との偏差を本ルーチンの実行間隔で除することにより求めることができる。
こうしてデータを入力して計算すると、計算した微分値ΔNm1を用いてモータMG1がその回転変動の上ピークにあるか否かを判定し(ステップS330)、上ピークにないときには下ピークにあるか否かを判定し(ステップS340)、下ピークにあるときには入力した回転数Nm1をモータMG1の下ピーク回転数Nm1lpに設定し(ステップS350)、上ピークにも下ピークにもないときには下ピーク回転数Nm1lpを設定することなく、ロータ状態判定処理ルーチンを終了する。ここで、モータMG1がその回転変動の上ピークや下ピークにあるか否かは、実施例では、前回このルーチンを実行したときに計算した前回微分値ΔNm1と今回計算した微分値ΔNm1の組み合わせが、正と負の組み合わせのときに上ピークと判定し、負と正の組み合わせのときに下ピークと判定するものとした。
モータMG1がその回転変動の上ピークにあるときには、入力した回転数Nm1をモータMG1の上ピーク回転数Nm1hpに設定し(ステップS360)、設定した上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref以上であるか否かを判定し(ステップS370)、上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref以上のときには、上ピーク回転数Nm1hpから下ピーク回転数Nm1lpを減じて演算変動量Scを演算し(ステップS380)、演算した演算変動量Scが限界変動量Slimより大きいか否かを判定する(ステップS390)。ここで、閾値Nm1refは、モータMG1の比較的小さい回転変動を判定処理の演算対象としないようにするためのものであり、予め実験などにより定めた値(例えば、3000rpmや6000rpm,9000rpm,12000rpmなど)を用いることができる。また、限界変動量Slimは、モータMG1のロータ45に疲労が生じることのない疲労限度としての回転数Nm1の変動量であり、予め実験などにより求めた値(例えば、2000rpmや3000rpm,4000rpm,5000rpmなど)を用いることができる。
モータMG1の上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref以上のときに演算した演算変動量Scが限界変動量Slimより大きいときには、ロータ45の疲労の程度を積算すると判断し、演算変動量Scに基づいてロータ45の回転変動を繰り返し作用させた際の繰り返し回数である演算用回数Ncを導出する(ステップS400)。この導出は、モータMG1の回転数Nm1の変動量としての回転数変動量S(Stress)とこの回転数変動量Sを繰り返し作用させた際の繰り返し回数N(Number of cycle)との関係を示すロータ45に係るいわゆるS−N線図を表す繰り返し関係マップとして、予め実験などにより求めてROM74に記憶したものを用いて行なわれる。図7に、繰り返し関係マップの一例と演算変動量Scに対応する演算用回数Ncを導出する様子を示す。図示するように、繰り返し関係マップは、モータMG1の回転数変動量Sが小さくなるほど大きくなる傾向の繰り返し回数Nが得られ、回転数変動量Sが前述の限界変動量Slim以下では対応する繰り返し回数Nは得られないようになっている。また、回転数変動量Sの基準として限界変動量Slimより大きい値に予め定めた基準変動量Sb(例えば、3000rpmや6000rpm,9000rpm,12000rpmなど)とこの基準変動量Sbに対応する基準回数Nb(例えば、1万回や10万回,100万回など)との関係も合わせて示している。なお、ステップS370でモータMG1の上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref未満のときやステップS390で演算した演算変動量Scが限界変動量Slim以下のときには、ロータ45の疲労の程度を積算しないと判断して、ロータ状態判定処理ルーチンを終了する。
こうして演算変動量Scに対応する演算用回数Ncを導出すると、基準回数Nbを導出した演算用回数Ncで割ることによりロータ45の疲労程度Nfatを演算し(ステップS410)、演算した疲労程度Nfatをロータ45の状態カウンタNcntに積算する(ステップS420)。疲労程度Nfatは、演算変動量Scによるロータ45の疲労の程度を基準変動量Sbによるロータ45の疲労の程度に換算したものであり、基準回数Nbを演算用回数Ncで割るのは、例えば基準回数Nbを20万回としたときに演算用回数Ncが5万回の場合の疲労程度Nfat(=Nb/Nc)を値4と演算することにより、基準変動量Sbに比して大きな演算変動量Scによって基準回数Nbに換算して4回分に相当する疲労の程度がロータ45に生じたなどのように考えられるためである。
こうしてロータ45の状態カウンタNcntを積算すると、状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったか否かを判定し(ステップS430)、状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至るまではロータ状態フラグFに初期値としての値0を保持したまま、一方、状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったときにはロータ状態フラグFに値1を設定して(ステップS440)、ロータ状態判定処理ルーチンを終了する。ここで、閾値Nrefは、ロータ45の疲労の程度が所定の状態になったか否かを判断するためのものであり、実施例では、ロータ45の基準回数Nbより十分に少ない回数として基準回数Nbに予め定めた制限係数α(例えば、40%や60%など)を乗じたものを用いるものとした。なお、状態カウンタNcntは、実施例では、車両がシステムダウンされてもリセットされないようEEPROM78に記憶するものとし、ロータ状態フラグFに値1が設定されると、モータMG1の異常を示すダイアグコードをEEPROM78に記憶するものとした。
いま、アクセルペダル83の踏み込みによりエンジン22が高回転高トルク域で運転されている高速走行中に運転者が意図的にブレーキペダル85を踏み込む運転を繰り返し行う場合を考える。図8に、こうした運転がなされたときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示し、図9に、こうした運転が繰り返されたときのモータMG1の回転数Nm1の時間変化の一例を示す。図8に示すように、エンジン22が高回転高トルク域で運転されている高速走行中(破線の状態)にブレーキペダル85が踏み込まれると、モータMG2などからの制動力により車速Vに対応するリングギヤ32の回転数Nrが急減する。これに対し、比較的応答が遅いエンジン22の回転数Neは急変しないため、サンギヤ31の回転数としてのモータMG1の回転数Nm1が比較的高い回転数に至り(実線の状態)、モータMG1のロータ45が大きな回転変動によって応力を受ける場合がある。図9に示すように、こうした運転の繰り返しにより、例えば演算変動量S1が演算されて状態カウンタNcntが積算され(時間t11−t12)、更に演算変動量S2が演算されて状態カウンタNcntが積算されることになる(時間t21−t22)。なお、回転数Nm1が閾値Nm1ref未満の範囲内で変動しても状態カウンタNcntは積算されない(時間t31−t32)。こうして状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ってロータ状態フラグFに値1が一旦設定されると、モータMG1の異常を示すダイアグコードが記憶されると共に警告灯89が点灯され、モータMG1の定格上限回転数Nm1limより小さい上限回転数Nm1max以下の範囲内でエンジン22が運転されるから、モータMG1のロータ45の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じてエンジン22やモータMG1,MG2を制御することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、モータMG1のロータ45の状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったか否かを判定し、状態カウンタNcntが閾値Nref以上に至ったときにはロータ45の疲労の程度が所定の状態になったと判断して、モータMG1の回転数Nm1がその上限回転数Nm1max以下となる範囲内でエンジン22を運転して駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*が出力されて走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するから、モータMG1のロータ45の疲労の程度を判定すると共に判定結果に応じた制御を行なうことができる。また、モータMG1の回転数変動量S(Stress)とこの回転数変動量Sを繰り返し作用させた際の繰り返し回数N(Number of cycle)との関係を示すいわゆるS−N線図を表すマップを用いるから、ロータ45の疲労の程度が所定の状態になるのをより適正に判定することができる。さらに、演算用回数Ncに対する基準回数Nbの回数比を状態カウンタNcntとして積算して閾値Nrefと比較するから、ロータ45の疲労の程度が所定の状態になるのをより確実に判定することができる。しかも、モータMG1の上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref未満のときや演算変動量Scが限界変動量Slim以下のときには演算用回数Ncを導出することなくロータ状態判定処理を終了するから、判定処理の演算量を低減することができる。また、ロータ状態フラグFに値1が設定されたときにはモータMG1の異常を示すダイアグコードを記憶したり警告灯89を点灯するから、車両点検の必要性を運転者に報知してより確実に対処することができる。もとより、ロータ45の疲労の程度が所定の状態になるのが判定されても、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内でエンジン22を運転して駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、ロータ状態フラグFに値1が設定されたときには、モータMG1の異常を示すダイアグコードを記憶して警告灯89を点灯するものとしたが、モータMG1の異常を示すダイアグコードを記憶するのみや、警告等89の点灯のみをするものとしてもよいし、音声により運転者や乗員に報知するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1の上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref以上のときには演算変動量Scを演算して続く判定処理を実行するものとしたが、モータMG1の上ピーク回転数Nm1hpが閾値Nm1ref以上であるか否かに拘わらずに演算変動量Scを演算して続く判定処理を実行するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1の演算変動量Scが限界変動量Slimより大きいときには判定処理を終了することなく続く判定処理を実行するものとしたが、モータMG1の演算変動量Scが限界変動量Slimより大きいか否かに拘わらずに続く判定処理を実行するものとしてもよい。この場合、演算変動量Scが限界変動量Slim以下のときには、演算用回数Ncが無限大として導出されて疲労程度Nfatが値0として演算されるから、状態カウンタNcntは積算されない。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1のロータ状態フラグFが値1のときには、モータMG1の回転数が上限回転数Nm1max以下の範囲内になるようエンジン22の目標回転数Ne*を制限してエンジン22を運転するものとしたが、モータMG1の回転数が上限回転数Nm1max以下の範囲内になるよう制御するものであれば、要求トルクTr*や要求パワーPe*を制限するなどとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、ロータ45の状態カウンタNcntが基準回数Nbと制限係数αとの積としての閾値Nref以上のときにロータ状態フラグFに値1を設定してモータMG1の回転数制限や警告灯89の点灯などをするものとしたが、ロータ45の状態カウンタNcntを段階的に判定してロータ状態フラグFを設定しモータMG1の回転数制限や警告灯89の点灯などをするものとしてもよい。例えば、状態カウンタNcntが基準回数Nbと制限係数α1(例えば40%など)との積としての閾値Nref1以上のときにロータ状態フラグFに値1を設定してモータMG1の回転数制限を行ない、状態カウンタNcntが基準回数Nbと制限係数α2(例えば60%など)との積として閾値Nref1より大きい閾値Nref2以上のときにモータMG1の回転数制限に加えて警告灯89の点灯を行なうなどとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1のロータ45の疲労の程度が所定の状態になるのを判定してモータMG1の回転数制限を行なうものとしたが、動力分配統合機構30のピニオンギヤ33の疲労の程度が所定状態になるのを判定してモータMG1の回転数制限を行なうものとしてもよい。これは、ピニオンギヤ33が、サンギヤ31の回転数であるモータMG1の回転数Nm1とリングギヤ32の回転数Nrとの回転数差に相当する回転数で回転することから、モータMG1の回転変動に伴って歯先などが応力を受ける場合があることに基づく。したがって、図6のルーチンのうち、ステップS390ではロータ45の限界変動量Slimに代えてピニオンギヤ33の限界変動量を用い、ステップS400ではロータ45に係るS−N線図を表すマップに代えてピニオンギヤ33に係るS−N線図を表すマップを用い、ステップS410,S430ではロータ45の基準回数Nbに代えてピニオンギヤ33の基準回数を用いて、ステップS440でロータ状態フラグFに代えてピニオンギヤ状態フラグを設定し、ロータ状態フラグFに代えてピニオンギヤ状態フラグに基づいて図2の駆動制御ルーチンを実行するものとすればよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ35を介して駆動軸としてのリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしたが、リングギヤ軸32aにモータMG2を直接取り付けるものとしてもよいし、減速ギヤ35に代えて2段変速や3段変速,4段変速などの変速機を介してリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図10の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図10における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の列車などの車両の形態やこうした車両の制御方法の形態としても構わない。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、回転位置検出センサ43とモータECU40とが「回転数検出手段」に相当し、演算変動量Scを演算する図6のロータ状態判定処理ルーチンのステップS310〜380の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「回転数変動量演算手段」に相当し、演算変動量Scに基づいて状態カウンタNcntを積算してロータ状態フラグFを設定する図6のロータ状態判定処理ルーチンのステップS390〜S440の処理と図2の駆動制御ルーチンのステップS130の判定処理とを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「状態判定手段」に相当し、ロータ状態フラグFが値1のときにモータMG1の回転数Nm1が上限回転数Nm1max以下となる範囲内でリングギヤ軸32aに要求トルクTr*が出力されるように設定したエンジン22の目標回転数Ne*,目標トルクTe*やモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をエンジンECU24やモータECU40に送信する図5の駆動制御ルーチンのステップS100〜S120,S150〜S220の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とに基づいてエンジン22を制御するエンジンECU24とトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてモータMG1,MG2を制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの発電機としても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる差動作用を有するものなど、車軸に連結された駆動軸と内燃機関の出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続されると共に3軸の回転に伴って回転する回転部材を有し、3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「蓄電手段」としては、二次電池としてのバッテリ50に限定されるものではなく、キャパシタなど、発電機および電動機と電力のやり取りが可能であれば如何なるものとしても構わない。「回転数検出手段」としては、回転位置検出センサ43とモータECU40との組み合わせに限定されるものではなく単一のセンサによるものなど、発電機の回転数を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「回転数変動量演算手段」としては、演算変動量Scを演算するハイブリッド用電子制御ユニット70に限定されるものではなく、モータECU40やセンサによるものなど、検出された回転数の変動量である回転数変動量を演算するものであれば如何なるものとしても構わない。「状態判定手段」としては、演算変動量Scに基づいて状態カウンタNcntを積算してロータ状態フラグFを設定して判定処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70に限定されるものではなく、動力分配統合機構30のピニオンギヤ33の状態カウンタを積算してピニオンギヤ状態フラグを設定して判定するものなど、演算された回転数変動量に基づいて発電機または3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定するものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、ロータ状態フラグFが値1のときにモータMG1の回転数Nm1が上限回転数Nm1max以下となる範囲内でリングギヤ軸32aに要求トルクTr*が出力されるように設定したエンジン22の目標回転数Ne*,目標トルクTe*やモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*でエンジン22やモータMG1,MG2を制御するものに限定されるものではなく、所定の状態になるのが判定されたときには、発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう内燃機関と発電機と電動機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインの一例と仮回転数Netmpと仮トルクTetmpとを設定する様子を示す説明図である。 エンジン22を運転して走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるロータ状態判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 モータMG1のロータ45に係る繰り返し関係マップの一例と演算変動量Scに対応する演算用回数Ncを導出する様子を示す説明図である。 エンジン22が高回転高トルク域で運転されている高速走行中にブレーキペダル85が踏み込まれたときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 エンジン22が高回転高トルク域で運転されている高速走行中にブレーキペダル85を踏み込む運転が繰り返されたときのモータMG1の回転数Nm1の時間変化の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、45,46 ロータ、47,48 ステータ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、78 EEPROM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 警告灯、90 ブレーキマスターシリンダ、92 ブレーキアクチュエータ、94 ブレーキ用電子制御ユニット(ブレーキECU)、96a〜96d ブレーキホイールシリンダ、98a〜98d 車輪速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (7)

  1. 内燃機関と、
    動力を入出力可能な発電機と、
    車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続されると共に該3軸の回転に伴って回転する回転部材を有し、前記3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、
    前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
    前記発電機および前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
    前記発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記検出された回転数の変動量である回転数変動量を演算する回転数変動量演算手段と、
    前記演算された回転数変動量に基づいて前記発電機または前記3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定する状態判定手段と、
    前記所定の状態になるのが判定されたときには、前記発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御する制御手段と、
    を備える車両。
  2. 前記状態判定手段は、前記発電機の回転数の変動量と該変動量を繰り返し作用させた際の繰り返し回数との関係である繰り返し関係を用いて前記所定の状態になるのを判定する手段である請求項1記載の車両。
  3. 前記状態判定手段は、前記繰り替し関係における前記演算された回転数変動量に対応する繰り返し回数に対する前記繰り替し関係における基準変動量に対応する繰り返し回数である基準回数の比としての回数比を積算した積算値が前記基準回数より少ない所定回数以上に至ったときに前記所定の状態になるのを判定する手段である請求項2記載の車両。
  4. 前記回転数変動量演算手段は、前記検出された発電機の回転数が所定の積算用回転数以上に変動するときに前記回転数変動量を演算する手段である請求項3記載の車両。
  5. 前記状態判定手段は、前記演算された回転数変動量が所定変動量より大きいときに前記回数比を積算して前記所定の状態になるのを判定する手段である請求項3または4記載の車両。
  6. 前記所定の状態になるのが判定されたときに該所定の状態になった旨を出力する出力手段を備える請求項1ないし5いずれか1つの請求項に記載の車両。
  7. 内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続されると共に該3軸の回転に伴って回転する回転部材を有し、前記3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機および前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
    前記発電機の回転数の変動量である回転数変動量に基づいて前記発電機または前記3軸式動力入出力手段の回転部材の疲労の程度が所定の状態になるのを判定すると共に該所定の状態になるのが判定されたときには前記発電機の回転数が所定回転数以下となる範囲内で走行に要求される要求駆動力が出力されて走行するよう前記内燃機関と前記発電機と前記電動機とを制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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