JP2009214707A - 収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
蓋本体とホルダー本体との間でねじりばねを架設するにあたり、このねじりばねを容易に取付けることができるねじりばねの取付構造を有する収納具を提供することにある。
【解決手段】
収納凹部としての開口11を有するホルダー本体10と、ホルダー本体10に軸支され回動可能に取付けられた蓋本体30と、螺旋状のコイル部52と、コイル部52の一端から接線方向に延びる第1の腕部54と、コイル部52の他端から接線方向に延びる第2の腕部56とを有するねじりばね50と、蓋本体30に設けられ、第1の腕部54の端部を回動可能に係止する係止部としての貫通孔34と、ホルダー本体10に設けられ、第2の腕部56の揺動を規制する規制部14と、ホルダー本体10に設けられ、第1の腕部54の第1端部55が係止された状態において、第2の腕部56の第2端部57と遊嵌する取付部18とを備えていることを特徴とする収納具。
【選択図】図1

Description

本発明は蓋本体をホルダー本体に回動可能に軸支し、ねじりばねにより蓋本体を開、閉方向に付勢する構造を有した収納具に関する。
従来、蓋本体とホルダー本体の2つの部材間にねじりばねを架設することで、その操作性を向上させるようにしたものがある。具体的には、開閉ドアや開閉蓋においては、これらを支持する部材との間にねじりばねが架設されることにより、これらドアまたは蓋が開く方向や閉じる方向に付勢されるようにした構造が採用されている。
例えば、特許文献1に記載される車両用灰皿は、上部が開口する灰皿のアウターケースと、このアウターケースに取付けられた支持軸に対して回動してアウターケースの開口を開閉するリッドとを備えている。そして、このリッドに形成される装着孔とアウターケースに形成される装着軸との間にコイルスプリング(ねじりばね)が架設されており、これによりこのリッドは開く方向にも閉じる方向にも付勢されるように構成されている。
図7は、このコイルスプリング100とアウターケース110における装着軸115の周辺の構成とを示している。図7に示すように、このコイルスプリング100は、針金状のばね材がコイル状に巻かれてなるコイル部101と、このコイル部101の一端から接線方向に引き出された第1の腕部102と、同コイル部101の他端から接線方向に引き出された第2の腕部103とを備え、全体として「V」字状に形成されている。また、第2の腕部103の端部には、リング部105が形成されるとともに、アウターケース110にはこのリング部105が遊嵌される装着軸115が形成されている。さらに、アウターケース110には、この装着軸115に遊嵌されたリング部105が付勢された時に係合する係合溝116が形成されている。このような構成により、このコイルスプリング100は、第1の腕部102の端部がリッドの装着孔に係止された状態で、第2の腕部のリング部105を装着軸115に遊嵌させると、リング部105が係合溝116に係合して抜け止めされるようになっている。
特開2003−24039号公報
ところで、上記特許文献1に記載の車両用灰皿において、第2の腕部103のリング部105を装着軸115と遊嵌させる際には、このコイルスプリング100において、第1の腕部102と第2の腕部103とがなす「V」字が閉じられるように、コイル部101を中心として第2の腕部103を回動させる。そして、この状態で、コイルスプリング100の第2の腕部103のリング部105がアウターケース110側に押し付けられる。つまり、第2の腕部103のリング部105を、コイルスプリング100の「V」字の開閉方向とコイル部101の軸方向との2方向においてその位置を規制しながら装着軸115に遊嵌させなければならず、その作業性に問題を残すものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、蓋本体とホルダー本体との間でねじりばねを架設するにあたり、このねじりばねを容易に取付けることができるねじりばねの取付構造を有する収納具を提供することにある。
前記目的を達成するために本件本発明の請求項1の発明は、収納凹部を有するホルダー本体と、ホルダー本体に軸支され回動可能に取付けられた蓋本体と、螺旋状のコイル部と、コイル部の一端から接線方向に延びる第1の腕部と、コイル部の他端から接線方向に延びる第2の腕部とを有するねじりばねと、蓋本体に設けられ、第1の腕部の端部を回動可能に係止する係止部と、ホルダー本体に設けられ、第2の腕部の揺動を規制する規制部と、ホルダー本体に設けられ、第1の腕部の端部が係止された状態において、第2の腕部の端部と遊嵌する取付部と、を備えていることを特徴とする。
上記構成では、第1の腕部が係止部に係止された状態で、第2の腕部の揺動規制する規制部に沿わせて第2の腕部の端部を取付部に遊嵌する構成としたので、第2の腕部の端部を容易に遊嵌することができる。
請求項2に記載の発明は、ホルダー本体は、コイル部の軸方向の揺動を制限する制限部を有することを特徴とする。
上記構成では、ねじりばねのコイル部の軸方向の揺動を制限する制限部をさらに有しているので、第2の腕部の規制を行う規制部と共に第2の腕部の端部の動きが制限されるため、さらに端部の取付部への遊嵌を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、揺動規制部は、コイル部が揺動により移動する方向に設けられたリブであることを特徴とする。
上記構成では、簡単なリブ構成によりコイル部の揺動を規制する構成としたので、安価で軽量に揺動規制部を形成することができる。また、第2の腕部の挿入性を考慮して、揺動規制部の取付方向側の端部をテーパー状に構成することも容易にできる。
本発明の収納具では、ねじりばねを第1の部材の係止部に係止させた状態で、規制部により第2の腕部の端部位置規制を行うことにより、蓋本体を回動動作時にねじりばねが安定的に動作すると共に、第2の腕部の端部及び取付部の形状を簡単構成とすることができるので、第2の腕部の端部を取付部と容易に遊嵌させることができる。
以下、本件発明の収納具の構造をカップホルダーに具現化した実施形態について、図1〜図6を参照して面に基づいて説明する。
図1及び図2には、カップホルダー1の蓋本体30を閉じた状態、及び開いた状態の斜視図を示す。この収納具としてのカップホルダー1は、車両前部の座席間のコンソール部分に配置されるもので、ペットボトルなどの飲用容器を収容する収納凹部としての開口11を有するホルダー本体10と、収容部を覆う蓋本体30と、使用時に蓋本体30を収容する蓋受部12から構成されている。このホルダー本体10の側面には、蓋本体30を開・閉状態を保持するためのねじりばね50が取付けられている。
次に、図3及び図4にカップホルダー1を側面から見た図で、蓋本体30が閉じた状態、及び開いた状態を示している。
この図3、図4に示すように、蓋本体30の側面に一体的に設けられた円形状の側板32に軸40でホルダー本体10とねじ42により軸支されている。また、蓋本体30の後側には、回動した蓋本体30が収納される蓋受部12が設けられている。蓋受部12は前側のホルダー本体10よりも側方に突出する形状となっており、蓋本体30が回動して開状態になった蓋本体30の下端部が当接する段部(図示せず)を有している。
ホルダー本体10の側方には、ねじりばね50の第2の腕部56の第2端部57が遊嵌される取付部18が設けられている。取付部18は、ホルダー本体10に一体的に逆L字状に形成されている。そして、第2の腕部56の略中央には、ホルダー本体10に一体的に形成された逆L字状の規制部14が設けられている。この規制部14は、取付状態でのねじりばねの反転などの必要以上の動きを規制し安定し動作させるために設けられ、第2の腕部56を上方から側方に覆うように設けられている。
コイル部52とホルダー本体10との間には、コイル部のホルダー本体側への揺動を制限するための制限部としての2本のリブ16が設けられている。このリブ16は、蓋本体30が開閉された時のコイル部52の移動方向に形成され、コイル部52揺動しホルダー本体10側に倒れこんだ場合、当接するように配置されている。
ねじりばね50の第1の腕部54の第1端部55は蓋本体30の側方に形成された側板32の係止部としての貫通孔34に回動可能に係止されている。
次に、図5のねじりばねの斜視図及び図6のねじりばねの取付部分の断面図(蓋本体を閉じた状態)に基づき、ねじりばねの形状、取付状態について説明する。このねじりばね50は、コイル部52を中心にコイル部52の接線方向に約120度程度の角度で、第1の腕部54と第2の腕部56が形成されている。第1の腕部54と第2の腕部56の先端側には、異なるクランク形状の第1端部55と第2端部57が形成されている。第1端部55は、第1の腕部54からコイル部52の軸方向のコイル部52側方向に直角に曲げられ、さらにその先端は、図5の左側のコイル部52の軸方向から見て、第1の腕部54から60度程度時計逆回り方向に直角に曲げられている。これにより、ねじりばね50の第1端部を貫通孔34に挿入しやすい形状となっている。
また、第2の腕部56の第2端部57は、コイル部52の軸方向のコイル部から離間する方向に直角に曲げられ、さらにその先端は、図5の左側のコイル部52の軸方向から見て、第2の腕部から90度程度時計逆回り方向に直角に曲げられている。これは、ねじりばね50の第2端部を取付部18の取付溝20に遊嵌すると共に、取付部から外れることがないような形状となっている。
なお、このねじりばね50は、第1端部を貫通孔34に挿入し回動可能に係止したのち、蓋本体30を閉じた状態でコイル部52を保持しながら、第2端部57を取付部18の取付溝20に下方から挿入して組付ける。
本発明に係る実施形態のカップホルダーの蓋が閉じた状態の斜視図である。 本発明に係る実施形態のカップホルダーの蓋が開いた状態の斜視図である。 本発明に係る実施形態のカップホルダーの蓋が閉じた状態の側面図である。 本発明に係る実施形態のカップホルダーの蓋が開いた状態の側面図である。 本発明に係る実施形態のカップホルダーに用いるねじりばねの斜視図である。 本発明に係る実施形態のカップホルダーのねじりばねの蓋が閉じた状態の取付構造を示す断面図である。 従来技術のねじりばねの取付構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 : カップホルダー(収納具)
10 : ホルダー本体
11 : 開口(収納凹部)
12 : 蓋受部
14 : 規制部
16 : リブ(制限部)
18 : 取付部
20 : 取付溝
30 : 蓋本体
32 : 側板
34 : 貫通孔(係止部)
40 : 軸
42 : ねじ
50 : ねじりばね
52 : コイル部
54 : 第1の腕部
55 : 第1端部
56 : 第2の腕部
57 : 第2端部

Claims (3)

  1. 収納凹部を有するホルダー本体と、
    ホルダー本体に軸支され回動可能に取付けられた蓋本体と、
    螺旋状のコイル部と、該コイル部の一端から接線方向に延びる第1の腕部と、前記コイル部の他端から接線方向に延びる第2の腕部とを有するねじりばねと、
    前記蓋本体に設けられ、前記第1の腕部の端部を回動可能に係止する係止部と、
    前記ホルダー本体に設けられ、前記第2の腕部の揺動を規制する規制部と、
    前記ホルダー本体に設けられ、前記第1の腕部の端部が係止された状態において、前記第2の腕部の端部と遊嵌する取付部と、
    を備えていることを特徴とする収納具。
  2. 前記ホルダー本体は、前記コイル部の軸方向の揺動を制限する制限部を有することを特徴とする請求項1に記載の収納具。
  3. 前記制限部は、前記コイル部が揺動により移動する方向に設けられたリブであることを特徴とする請求項2に記載の収納具。
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