JP2009214328A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクジェット式プリンタは、搬送ベルト21によって搬送される用紙Pにハロゲンヒータ30からの熱線を照射する加熱ユニット16を有し、加熱ユニット16によって用紙Pに吐出されたインクを加熱乾燥して記録する。加熱ユニット16には、ハロゲンヒータ30に対する用紙Pの通過に合わせ、用紙Pに熱線が照射されるようにする一方で、搬送ベルト21における用紙P以外の領域へは熱線が照射されないように熱線の照射領域を規定するシャッターフィルム38が設けられている。
【選択図】図3
Description
この構成によれば、記録に供される記録媒体のサイズに大小があっても熱線が搬送体に照射されることを防止することができる。
この構成によれば、熱源がONされたままでも、搬送体上における熱線が照射される領域を記録媒体が通過した後は、遮断部によって熱線が搬送体に照射されることを防止することができる。
図1に示すように、記録装置としてのインクジェット式プリンタ(以下、単に「プリンタ」という)11は、搬送ユニット12と、給紙ユニット13と、記録手段としての記録ユニット14と、排紙ユニット15と、加熱手段としての加熱ユニット16とを有している。搬送ユニット12には支持台17が設けられるとともに、この支持台17を囲むように駆動ローラ18、従動ローラ19、及びテンションローラ20が配設されている。駆動ローラ18、従動ローラ19、及びテンションローラ20には、搬送体としての無端状の搬送ベルト21が掛装されている。搬送ベルト21は樹脂材料(例えば、ポリイミド)によって形成されている。
図2及び図3に示すように、加熱ユニット16は、熱源として長尺状のハロゲンヒータ30を有するとともに、このハロゲンヒータ30の長さは搬送ベルト21の幅方向に沿った長さより短くなっている。ハロゲンヒータ30は、長さ方向の両端が搬送ベルト21の幅方向両端より内寄りに位置するように搬送ベルト21上に配設されている。そして、ハロゲンヒータ30の下側を用紙Pが通過すると、ハロゲンヒータ30からの熱線が、用紙Pの記録面に吐出されたインクに照射されるようになっている。
さて、制御部41は、印刷命令が入力されているか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定判定である場合、制御部41は、印刷命令が入力されていないものと判断し、ステップS10の判定結果が肯定判定になるまでステップS10の判定処理を繰り返し実行する。一方、ステップS10の判定結果が肯定判定である場合、制御部41は、シャッターフィルム38を移動させるために駆動モータを駆動させる(ステップS11)。なお、印刷命令には、印刷に供される用紙Pの枚数及びサイズも入力される。そして、ステップS11において、制御部41は、印刷命令によって指定された用紙Pのサイズと対応する照射開口部(例えば、第1照射開口部39a)に隣り合う遮断部40が、ハロゲンヒータ30(照射領域R)の下側に位置するように駆動モータを駆動させてシャッターフィルム38を移動させる(ステップS11)。
(1)加熱ユニット16はシャッターフィルム38を備え、このシャッターフィルム38によってハロゲンヒータ30の照射領域Rを規定することができる。すなわち、シャッターフィルム38により、ハロゲンヒータ30の下側を用紙Pが通過する際には、熱線が用紙Pのみに照射されるように熱線の照射領域Rを規定するとともに、用紙Pが通過しない際には熱線が搬送ベルト21に照射されないように熱線の照射領域Rを規定することができる。このため、熱線によって搬送ベルト21が直接加熱されることを防止することができる。その結果として、加熱によって搬送ベルト21にしわや溶解部が発生して熱劣化してしまうことを防止することができ、搬送ベルト21による搬送精度の悪化や搬送ベルト21の耐久性が低下することを防止することができる。
(変形例1)図7に示すように、搬送ベルト21の幅方向に沿って、球状をなすハロゲンランプ50を複数並設して熱源とする。そして、用紙Pの幅と対応する位置にあるハロゲンランプ50をONさせてインクを加熱乾燥させるとともに、用紙Pと対応しない位置にあるハロゲンランプ50はOFFのままとして、熱線が搬送ベルト21に照射されないようにしてもよい。この場合、複数のハロゲンランプ50を個別にON/OFF制御する制御部41が照射領域規定手段を構成するとともに、シャッターフィルム38は削除される。
(変形例5)印刷に供される用紙Pのサイズが1種類だけのインクジェット式プリンタ11においては、シャッターフィルム38に照射開口部を1つだけ形成してもよい。
(変形例8)加熱処理において、照射タイミングか否かの判定を、印刷命令が入力されてから、用紙Pが熱線照射領域に達するまでに要する時間が経過したか否かによって判定したが、用紙検知センサによって用紙Pの位置を検知して照射タイミングか否かの判定を行ってもよい。
(1)前記照射領域規定手段は、前記搬送体による前記記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に並設された複数の熱源よりなり、前記複数の熱源は、前記記録媒体に前記熱線が照射されるように、前記記録媒体と対向する位置にある熱源をONする一方で、前記搬送体上における前記記録媒体の支持領域以外の領域へは熱線が照射されないように、前記搬送体上における前記記録媒体の支持領域以外の領域と対向する位置にある熱源をOFFして熱線の照射領域を規定する請求項1に記載の記録装置。
Claims (8)
- 記録媒体を支持して搬送する搬送体と、
前記記録媒体に記録を施すための液体を付着させる記録手段と、
前記搬送体によって搬送される前記記録媒体に熱源からの熱線を照射することにより前記液体を加熱乾燥する加熱手段とを有し、
該加熱手段には、前記搬送体における前記熱線による受熱可能領域と前記記録媒体との重なりに応じて前記熱線の照射領域を規定するための照射領域規定手段を設けたことを特徴とする記録装置。 - 前記照射領域規定手段は、前記搬送体上に支持された前記記録媒体に前記熱線が照射されるようにする一方で、前記搬送体における前記記録媒体の支持領域以外の領域へは熱線が照射されないように、前記熱線の照射領域を規定する請求項1に記載の記録装置。
- 前記照射領域規定手段は、前記搬送体による前記記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に沿った前記記録媒体の幅全体に亘って前記熱線が照射されるように前記照射領域を規定する請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
- 前記照射領域規定手段は、前記熱源に対して移動可能に設けられたシャッター部材よりなり、前記シャッター部材には前記熱線の照射領域を規定しつつ熱線を通過させる照射開口部が形成されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記シャッター部材には、開口幅が異なる複数の照射開口部が形成されている請求項4に記載の記録装置。
- 前記シャッター部材には、前記熱線を遮断する遮断部が設けられている請求項4又は請求項5に記載の記録装置。
- 前記シャッター部材は、前記記録媒体の搬送方向に沿って移動可能に設けられ、前記遮断部は前記シャッター部材の移動方向において前記照射開口部に隣り合う位置に設けられている請求項6に記載の記録装置。
- 記録を施すために液体が付着された記録媒体を搬送体によって支持しつつ搬送する途中で前記記録媒体に熱源からの熱線を照射することにより前記液体を加熱乾燥して記録する記録方法であって、
前記搬送体における前記熱線による受熱可能領域と前記記録媒体との重なりに応じて前記熱線の照射領域を規定することを特徴とする記録方法。
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