JP2009212955A - ファクシミリ装置、及びファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ装置、及びファクシミリ通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】フェーズBを実行しなくても、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができるファクシミリ装置、及びファクシミリ通信システムを提供する。
【解決手段】送信しようとする画像データに、他のファクシミリ装置を識別する送信先識別情報を付加した画像信号DATAを生成する画像信号生成部111と、画像信号DATAを、他のファクシミリ装置へ送信する送信制御部112と、他のファクシミリ装置から送信された画像信号DATAから送信先識別情報を取得する識別情報取得部114と、送信先識別情報と自機の識別情報とが一致する場合、画像形成部40によって、画像信号DATAに基づき画像を形成させる受信制御部115とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ装置、及びファクシミリ通信システムに関する。
電話回線などの一般公衆回線を介して他のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を実行するファクシミリ装置では、他のファクシミリ装置との間で、ファクシミリ通信を進行させるための進行内容を示す信号(例えば、後述するCNG、MPS、MCF、EOP、DCNなど)を送受信することによりファクシミリ通信が実行される。
このファクシミリ通信の実行手順は、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)勧告により標準化されたフェーズA〜フェーズEの5つに分けられた各フェーズによって構成されている。ここで、図5を用いて、フェーズA〜フェーズCについて説明する。図5は、ファクシミリ装置Xからファクシミリ装置Yに画像データを送信する場合のファクシミリ通信手順を示している。
まず、フェーズAでは、呼設定を行うため、ファクシミリ装置Xが送信可能状態になったことを示すCNG信号が、ファクシミリ装置Xからファクシミリ装置Yへ送信される。そして、CNG信号を受信したファクシミリ装置Yは、CNG信号に応答して、ファクシミリ装置Yが受信可能になったことを示すCED信号をファクシミリ装置Xに送信する。
次に、フェーズBでは、通信の初期設定を行うため、ファクシミリ装置Yの電話番号その他、ファクシミリ装置Yに関する情報(例えば、モデムの種類、用紙幅、解像度など)を示すDIS信号が、ファクシミリ装置Yからファクシミリ装置Xに送信される。
そして、DIS信号を受信したファクシミリ装置Xは、DIS信号に応答して、どのような送信条件(例えば、モデムスピード、用紙幅、解像度など)で通信を開始するかを示すDCS信号と、モデムトレーニングチェック用のTCF信号とを、ファクシミリ装置Yに送信する。
TCF信号を受信したファクシミリ装置Yは、DCS信号に基づく送信条件でモデムトレーニングを実行した後、モデムトレーニングが成功したことを示すCFR信号をファクシミリ装置Xに送信する。なお、モデムトレーニングが失敗した場合にはその旨を示すFTT信号が送信される。
次に、フェーズCでは、フェーズBで設定された送信条件に基づいて、ファクシミリ装置Xからファクシミリ装置Yへ、1ページ目の画像データ(メッセージ)が送信される。
ところでファクシミリの送信先は、電話番号によって指定されるが、ノイズや電話交換機の誤動作その他何らかの理由により、ファクシミリを送信しようとした相手先とは異なるファクシミリ装置と電話回線が接続されてしまう場合がある。このような場合に誤った相手先にファクシミリが送信されてしまうのは不都合である。
そこで、送信元のファクシミリ装置Xが、フェーズBにおいて相手先のファクシミリ装置から送信されたDIS信号によって相手先のファクシミリ装置の電話番号を確認し、電話番号が誤っている場合には、画像データの送信を行わないようにする送信制限機能を備えたファクシミリ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−307626号公報
ところで、フェーズBで用いられる通信信号は、フェーズCで画像データの送信に用いられる通信信号より低速である。さらに、DIS信号には、種々のデータが含まれているためデータ量が増大し、DISの送信に時間がかかる。そのため、フェーズBの処理には、1秒〜数秒程度の時間がかかってしまう。そこで、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮することが考えられる。
しかしながら、フェーズBを実行しないと、DIS信号によって相手先のファクシミリ装置の電話番号を確認することができないため、上述の送信制限機能を実現することができないという、不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、フェーズBを実行しなくても、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができるファクシミリ装置、及びファクシミリ通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係るファクシミリ装置は、他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、送信しようとする画像データに、前記他のファクシミリ装置を識別する送信先識別情報を付加した画像信号を生成する画像信号生成部と、前記画像信号生成部によって生成された画像信号を、前記通信部によって、前記他のファクシミリ装置へ送信させる画像送信処理を行う送信制御部と、画像を形成する画像形成部と、自機を識別するための自機識別情報を記憶する記憶部と、他のファクシミリ装置から送信された画像信号が、前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号から前記送信先識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させる受信制御部とを備える。
この構成によれば、画像信号生成部によって、送信しようとする画像データに送信先識別情報が付加されて画像信号が生成される。また、送信制御部によって、この画像信号が他のファクシミリ装置へ送信される。そして、この画像信号を受信した受信側のファクシミリ装置では、識別情報取得部によって画像信号から送信先識別情報が取得される。さらに、送信先識別情報と受信側のファクシミリ装置の自機識別情報とが一致する場合、受信制御部の指示に応じて画像形成部によって、通信部で受信された画像信号に基づき画像が形成される。この場合、送信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装置の識別情報をフェーズBで取得しなくても、送信側のファクシミリ装置が送信しようとしている相手先の送信先識別情報を画像データに付加して画像信号として送信し、受信したファクシミリ装置側で、当該画像信号に含まれる送信先識別情報と自機の識別情報とが一致するかどうかを確認し、一致した場合に画像形成がおこなわれるので、フェーズBを実行しなくても、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができる。これにより、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮しつつ、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することが可能となる。
また、本発明に係るファクシミリ装置は、他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、送信しようとする画像データに、前記他のファクシミリ装置を識別する送信先識別情報を付加した画像信号を生成する画像信号生成部と、前記画像信号生成部によって生成された画像信号を、前記通信部によって、前記他のファクシミリ装置へ送信させる画像送信処理を行う送信制御部とを備える。
この構成によれば、画像信号生成部によって、送信しようとする画像データに送信先識別情報が付加されて画像信号が生成される。また、送信制御部によって、この画像信号が他のファクシミリ装置へ送信される。そうすると、送信側のファクシミリ装置が送信しようとしている相手先を示す送信先識別情報が画像信号に含まれて送信されるので、この画像信号を受信したファクシミリ装置側で、この送信先識別情報が自機の識別情報と一致するか否かを確認することで、着信誤りを検出することが可能となる。これにより、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮しつつ、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することが可能となる。
また、本発明に係るファクシミリ装置は、他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、画像を形成する画像形成部と、自機を識別するための自機識別情報を記憶する記憶部と、他のファクシミリ装置から送信された画像信号が前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号から当該画像信号の宛先を示す送信先識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させる受信制御部とを備える。
この構成によれば、送信先識別情報が含まれる画像信号を受信したファクシミリ装置では、識別情報取得部によって画像信号から送信先識別情報が取得される。そして、送信先識別情報と自機識別情報とが一致する場合、受信制御部の指示に応じて画像形成部によって、通信部で受信された画像信号に基づき画像が形成される。この場合、送信先識別情報が含まれる画像信号を受信したファクシミリ装置側で、この送信先識別情報が自機の識別情報と一致するか否かが確認され、一致した場合に画像形成がおこなわれるので、フェーズBを実行しなくても、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができる。
また、前記画像信号生成部は、前記他のファクシミリ装置において前記画像信号に含まれる送信先識別情報と当該他のファクシミリ装置を識別する自機識別情報との一致確認を行うか否かを設定する制限要求情報を、前記画像データにさらに付加して前記画像信号を生成することが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置が、受信側のファクシミリ装置に対して、画像信号に含まれる送信先識別情報と当該受信側のファクシミリ装置を識別する自機識別情報との一致確認を行うか否かを指示することが可能となる。
また、他のファクシミリ装置から送信された画像信号が前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号に含まれる送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報との一致確認を行うか否かを設定する制限要求情報を取得する制限要求情報取得部をさらに備え、前記受信制御部は、前記制限要求情報取得部によって取得された制限要求情報が前記一致確認を行う旨を示し、かつ前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させることが好ましい。
この構成によれば、制限要求情報が含まれる画像信号を受信したファクシミリ装置では、制限要求情報が前記一致確認を行う旨を示し、かつ送信先識別情報と自機識別情報とが一致する場合に、画像信号に基づく画像形成が行われるので、送信側のファクシミリ装置が、制限要求情報を用いて、受信側のファクシミリ装置によって画像信号に含まれる送信先識別情報と当該受信側のファクシミリ装置を識別する自機識別情報との一致確認を行うか否かを指示することが可能となる。
また、前記送信制御部は、ITU−Tで規定されたフェーズBを実行することなくフェーズCにおいて、前記画像信号を前記通信部によって送信させることが好ましい。
この構成によれば、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮することができる。
また、前記送信制御部は、前記フェーズCの実行前に、前記フェーズBを実行せずに前記フェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルの実行を要求する短縮プロトコル要求信号を、前記通信部によって送信させることが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置は、ファクシミリ送信の実行時間を短縮したいときは、短縮プロトコル要求信号を送信してフェーズBの実行を省略することでファクシミリ送信の実行時間を短縮することが可能であると共に、フェーズBの処理を実行したいときは、フェーズBを省略することなく実行することが可能となる。
また、前記受信制御部は、ITU−Tで規定されたフェーズBを実行せずにフェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルの実行を要求する短縮プロトコル要求信号が前記通信部によって受信された場合、前記短縮プロトコルによる通信手順を実行する旨を示す短縮プロトコル応答信号を、当該短縮プロトコル要求信号の送信元へ前記通信部によって送信させることが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置が短縮プロトコル要求信号を送信した場合、受信側のファクシミリ装置が短縮プロトコルを実行可能であれば、短縮プロトコル応答信号が送信側のファクシミリ装置へ送信されるので、送信側のファクシミリ装置で、受信側のファクシミリ装置が短縮プロトコルを実行可能か否かを確認することが可能になる。これにより、送信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装置が短縮プロトコルを実行できない場合には、フェーズBを実行することにより、短縮プロトコルをサポートしないファクシミリ装置との間でITU−Tで規定された通常の通信手順に従ってファクシミリ通信を行うことが可能となる。
また、前記送信制御部は、ITU−Tで規定されたフェーズBを実行せずにフェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルによる通信手順を実行する旨を示す短縮プロトコル応答信号が前記通信部によって受信された場合に、前記フェーズBを実行せずに前記画像送信処理をおこなうことが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装置から短縮プロトコル応答信号が送信された場合にフェーズBを実行せずに画像送信処理をおこなうので、受信側のファクシミリ装置から短縮プロトコル応答信号が送信されず、従って受信側のファクシミリ装置が短縮プロトコルをサポートしていないと考えられる場合には、ITU−Tで規定された通常の通信手順に従ってファクシミリ通信を行うことが可能となる。
また、前記受信制御部は、ITU−Tで規定されたフェーズAの終了後、予め設定された時間内に前記短縮プロトコル要求信号が前記通信部によって受信されない場合、前記フェーズBのDIS信号を前記通信部によって送信させることが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置が短縮プロトコルをサポートしていないためにフェーズAの終了後予め設定された時間内に短縮プロトコル要求信号を送信しない場合、受信側のファクシミリ装置から、フェーズBのDIS信号が送信されてITU−Tで規定された通常の通信手順が実行されるので、短縮プロトコルをサポートしていない送信側のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うことが可能となる。
また、前記送信制御部は、前記フェーズBのDIS信号が前記通信部によって受信された場合、当該フェーズBの通信手順を実行し、前記画像信号生成部は、前記通信部によって前記DIS信号が受信された場合、前記画像データに前記送信先識別情報を付加することなく画像信号を生成することが好ましい。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置において、フェーズBのDIS信号が受信された場合、受信側のファクシミリ装置は、ITU−Tで規定された通常の通信手順を実行するファクシミリ装置であると考えられるので、画像データに送信先識別情報を付加することなく画像信号を生成することで、受信側のファクシミリ装置に正常に画像データを受信させることが可能となる。
また、本発明に係るファクシミリ通信システムは、上述のファクシミリ装置と上述のファクシミリ装置とが通信回線を介して接続されている。
この構成によれば、送信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装置の識別情報をフェーズBで取得しなくても、送信側のファクシミリ装置が送信しようとしている相手先の送信先識別情報を画像データに付加して画像信号として送信し、受信したファクシミリ装置側で、当該画像信号に含まれる送信先識別情報と自機の識別情報とが一致するかどうかを確認し、一致した場合に画像形成が実行されるので、フェーズBを実行しなくても、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができる。これにより、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮しつつ、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することが可能となる。
このような構成のファクシミリ装置及びファクシミリ通信システムは、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮しつつ、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。図2は、図1に示す複合機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。
複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。この複合機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6と、本体部2の内部に配設された制御部100とを有している。
複合機1のフロント部には、略長方形の操作パネル部47が設けられている。操作パネル部47は、表示部473と、操作キー部476とを備えている。表示部473は、例えばタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等によって構成されている。操作キー部476は、例えばユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキーや、印刷部数等を入力するためのテンキー等の各種キースイッチを備えている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)512及び露光ランプ511等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部100へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部100へ出力する。
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63とを備える。
本体部2は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬出されてきた用紙に画像を形成する画像形成部40と、装置全体の動作制御を司る制御部100とを備える。
画像形成部40は、用紙搬送部411、像形成部412、及び定着部45を備えている。像形成部412は、制御部100から出力された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム43を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム43と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を用紙に転写する転写部41とを備えている。
定着部45は、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる。用紙搬送部411は、画像形成部40内の用紙搬送路中に設けられ、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等を備える。
制御部100は、装置全体の動作制御を司るもので、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。制御部100には、原稿読取部5、画像形成部40、操作パネル部47、ファクシミリ通信部170、ネットワークI/F部210、画像メモリ140、及びHDD(Hard Disk Drive)150が接続されている。
そして、制御部100は、ROMやHDD150等に記憶された制御プログラムを実行することにより、ファクシミリコントローラ101、プリンタコントローラ102、及びコピーコントローラ103として機能する。ファクシミリコントローラ101は、画像信号生成部111、送信制御部112、制限要求情報取得部113、識別情報取得部114、及び受信制御部115を含む。
ファクシミリ通信部170(通信部)は、データ送受信相手である相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)を備えている。また、ファクシミリ通信部170は、ファクシミリ通信用の信号を変復調する変復調回路を備えている。ファクシミリ通信部170は、公衆電話回線等の通信回線171に接続されている。
ネットワークI/F部210は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して、これらネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ等の端末装置との間で通信を行う通信インターフェイス回路である。
ファクシミリコントローラ101は、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。ファクシミリコントローラ101は、ファクシミリ通信部170を用いて通信回線171に接続された他のファクシミリ装置との間でデータ送受信を行う。そして、ファクシミリコントローラ101は、例えば原稿読取部5で読み取られた原稿画像を、ファクシミリ通信部170によって、他のファクシミリ装置へ送信したり、ファクシミリ通信部170によって他のファクシミリ装置から受信された画像信号に基づき、画像形成部40によって用紙に画像形成させたりする。
なお、画像形成部は、必ずしも画像形成部40のように、用紙に画像を形成するものに限られず、ファクシミリ通信部170によって受信された画像信号から、例えばJPEG(Joint Photographic Expert Group)やPDF(Portable Document Format)等、汎用に用いられるフォーマットの画像ファイルを生成することで、電子データで表された画像を形成するものであってもよい。
HDD150(記憶部)には、自機を識別するための識別情報として、例えば自機の電話番号が予め記憶されている。なお、自機の電話番号は、HDD150に記憶される例に限られず、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性の記憶素子に記憶されていてもよい。
また、HDD150には、例えば原稿読取部5によって原稿から読み取られた画像データや、ネットワークI/F部210によって、ネットワークに接続された端末装置から受信された画像データが記憶される。また、ファクシミリ機能によって、他のファクシミリ装置に送信しようとする画像データも、HDD150に一旦記憶されるようになっている。
プリンタコントローラ102は、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。コピーコントローラ103は、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
図3は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ通信システム10の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すファクシミリ通信システム10は、2台の複合機1、すなわち複合機1−Aと、複合機1−Bが、通信回線171を介して接続されて、構成されている。
次に、上述のように構成された複合機1、及びファクシミリ通信システム10の動作について説明する。図4は、図3に示すファクシミリ通信システム10の動作の一例を説明するための説明図である。図4では、複合機1−Aから複合機1−Bへ、画像信号を送信する場合の例を示している。
まず、複合機1−Aの送信制御部112によって、ITU−TのフェーズAの処理が開始され、複合機1−Aが送信可能状態になったことを示すCNG信号が、ファクシミリコントローラ101からの制御信号に応じてファクシミリ通信部170によって、複合機1−Bへ送信される(ステップS1)。
そして、複合機1−Bのファクシミリ通信部170によって、CNG信号が受信される。複合機1−Bの受信制御部115は、ファクシミリ通信部170で受信されたCNG信号に応答して、複合機1−Bが受信可能になったことを示すCED信号を複合機1−Bのファクシミリ通信部170から複合機1−Aへ送信させる(ステップS2)。以上でフェーズAの処理を終了する。
次に、複合機1−Aの送信制御部112は、フェーズCの実行前に、フェーズBを実行せずにフェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルの実行を要求する短縮プロトコル要求信号SPRQを、ファクシミリ通信部170によって複合機1−Bへ送信させる(ステップS3)。
そして、複合機1−Bのファクシミリ通信部170によって、短縮プロトコル要求信号SPRQが受信される。複合機1−Bの受信制御部115は、ファクシミリ通信部170で受信された短縮プロトコル要求信号SPRQに応答して、複合機1−Bが短縮プロトコルを実行可能であることを示す短縮プロトコル応答信号SPACKを複合機1−Bのファクシミリ通信部170から複合機1−Aへ送信させる(ステップS4)。
ここで、もし仮に、画像データ送信側のファクシミリ装置が複合機1ではなく、短縮プロトコルに対応しない、一般的なファクシミリ装置であった場合、ステップS3において、短縮プロトコル要求信号SPRQが送信されることはない。
そこで、受信側の複合機1−Bにおける受信制御部115は、フェーズAの終了後、予め設定された時間内(例えば1秒以内)に短縮プロトコル要求信号SPRQがファクシミリ通信部170によって受信されない場合、相手先のファクシミリ装置は短縮プロトコルに対応していないと判断してITU−Tで規定された通常の通信プロトコルを実行するべくフェーズBのDIS信号をファクシミリ通信部170によって送信させる。以後、フェーズB〜Eが実行されることで、複合機1−Bは、短縮プロトコルに対応していないファクシミリ装置からのファクシミリ送信を受信することができる。
次に、ステップS4において、複合機1−Aのファクシミリ通信部170によって、短縮プロトコル応答信号SPACKが受信されると、複合機1−Aの送信制御部112は、複合機1−Bに短縮プロトコルの実行開始を指示する短縮プロトコル命令信号SPCMDを、複合機1−Aのファクシミリ通信部170から複合機1−Bへ送信させ、フェーズBを実行することなくフェーズCへ移行する(ステップS5)。
フェーズCへ移行すると、複合機1−Aの画像信号生成部111は、複合機1−Bに送信しようとする画像データをHDD150から読み出す。そして、複合機1−Aの画像信号生成部111は、制限要求情報と送信相手先の電話番号(送信先識別情報)とをHDD150から読み出された画像データに付加して画像信号DATAを生成する。
制限要求情報は、相手先の複合機1−Bにおいて、画像信号に含まれる電話番号と複合機1−Bの電話番号との一致確認を行うか否かを設定する情報である。
画像信号生成部111が制限要求情報と送信相手先の電話番号とを画像データに付加する方法は、限定されない。画像信号生成部111は、例えば画像データの先頭や最後等、所定の位置に制限要求情報と送信相手先の電話番号とを連結してもよい。画像信号生成部111は、例えば画像信号DATAを複数の通信パケットに分割して生成し、その複数の通信パケットの一部を制限要求情報、及び送信相手先の電話番号を含むパケットとして生成してもよい。
ここで、もし仮に、複合機1−Aと接続されたファクシミリ装置が複合機1ではなく、短縮プロトコルに対応しない一般的なファクシミリ装置であった場合、このようなファクシミリ装置は、ステップS3において、短縮プロトコル要求信号SPRQを受信しても、短縮プロトコル応答信号SPACKを送信することなくフェーズBのDIS信号を送信する。
そこで、送信側の複合機1−Aにおける送信制御部112は、フェーズBのDIS信号がファクシミリ通信部170によって受信された場合、相手先のファクシミリ装置は短縮プロトコルに対応していないと判断してITU−Tで規定された通常の通信プロトコルを実行するべく、フェーズBに移行する。このとき、画像信号生成部111は、制限要求情報と送信相手先の電話番号とを用いることなく、HDD150から読み出された画像データのみから画像信号DATAを生成する。
これにより、受信側のファクシミリ装置が複合機1ではなく、短縮プロトコルに対応していないファクシミリ装置であっても、複合機1−Aは、以後、フェーズB〜Eを実行することで、正常にファクシミリ送信を行うことができる。
ステップS5において、フェーズBを実行することなくフェーズCへ移行した場合、次に、複合機1−Aの送信制御部112は、画像信号生成部111によって生成された画像信号DATAをファクシミリ通信部170によって複合機1−Bへ送信させる(ステップS6)。
そして、複合機1−Bのファクシミリ通信部170によって、画像信号DATAが受信される。複合機1−Bの制限要求情報取得部113は、ファクシミリ通信部170で受信された画像信号DATAに含まれる制限要求情報を取得する。また、複合機1−Bの識別情報取得部114は、ファクシミリ通信部170で受信された画像信号DATAに含まれる送信先の電話番号を取得する。
さらに、複合機1−Bの受信制御部115は、制限要求情報取得部113で取得された制限要求情報が、複合機1−Bにおいて画像信号DATAに含まれる電話番号と複合機1−Bの電話番号との一致確認を行う旨の設定を示す場合、識別情報取得部114により取得された電話番号と、HDD150に記憶されている自機の電話番号とを比較する。そして、受信制御部115は、各電話番号が互いに一致する場合にのみ、画像信号DATAに含まれる画像データを画像形成部40へ送信し、画像形成部40によって、当該画像データに基づき用紙に画像を形成させると共に、フェーズDへ移行する。
また、受信制御部115は、比較した各電話番号が互いに一致しなかった場合、画像形成を行うことなくフェーズDへ移行する。
この場合、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうことを防ぎたい場合には、複合機1−Aにおいて、制限要求情報を、画像信号DATAに含まれる電話番号と複合機1−Bの電話番号との一致確認を行う設定にしておくことにより、フェーズBを実行しなくても、画像信号DATAを受信した複合機1−Bにおいて電話番号の一致確認を行わせることで、誤った送信相手先のファクシミリ装置で画像が形成されてしまうおそれを低減することができる。そして、フェーズBの実行を省略してファクシミリ送信の実行時間を短縮することができる。
一方、受信制御部115は、制限要求情報が、画像信号DATAに含まれる電話番号と複合機1−Bの電話番号との一致確認を行わない旨の設定を示す場合、比較した各電話番号が一致するか否かにかかわらず、画像信号DATAに含まれる画像データを画像形成部40へ送信し、画像形成部40によって、当該画像データに基づき用紙に画像を形成させると共に、フェーズDへ移行する。
フェーズDでは、複合機1−Aの送信制御部112は、送信ページの終わりを示すPPS−Q信号をファクシミリ通信部170によって複合機1−Bへ送信させる(ステップS7)。そして、PPS−Q信号が、複合機1−Bのファクシミリ通信部170で受信されると、複合機1−Bの受信制御部115は、全メッセージ(全画像信号DATA)が受信されたことを示すMCF信号をファクシミリ通信部170によって複合機1−Aへ送信させる(ステップS8)。
MCF信号が複合機1−Aのファクシミリ通信部170で受信されると、複合機1−Aの送信制御部112は、フェーズEに移行して、回線の切断を指示するDCN信号をファクシミリ通信部170によって複合機1−Bへ送信させ(ステップS9)、ファクシミリ送信処理を終了する。
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 図1に示す複合機の電気的構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す複合機を用いたファクシミリ通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図3に示すファクシミリ通信システムの動作の一例を説明するための説明図である。 背景技術に係るファクシミリ通信手順を示す説明図である。
符号の説明
1 複合機
5 原稿読取部
10 ファクシミリ通信システム
40 画像形成部
100 制御部
101 ファクシミリコントローラ
102 プリンタコントローラ
103 コピーコントローラ
111 画像信号生成部
112 送信制御部
113 制限要求情報取得部
114 識別情報取得部
115 受信制御部
170 ファクシミリ通信部
171 通信回線
DATA 画像信号
SPACK 短縮プロトコル応答信号
SPCMD 短縮プロトコル命令信号
SPRQ 短縮プロトコル要求信号

Claims (12)

  1. 他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、
    送信しようとする画像データに、前記他のファクシミリ装置を識別する送信先識別情報を付加した画像信号を生成する画像信号生成部と、
    前記画像信号生成部によって生成された画像信号を、前記通信部によって、前記他のファクシミリ装置へ送信させる画像送信処理を行う送信制御部と、
    画像を形成する画像形成部と、
    自機を識別するための自機識別情報を記憶する記憶部と、
    他のファクシミリ装置から送信された画像信号が、前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号から前記送信先識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させる受信制御部と
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、
    送信しようとする画像データに、前記他のファクシミリ装置を識別する送信先識別情報を付加した画像信号を生成する画像信号生成部と、
    前記画像信号生成部によって生成された画像信号を、前記通信部によって、前記他のファクシミリ装置へ送信させる画像送信処理を行う送信制御部と
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 他のファクシミリ装置と通信を行う通信部と、
    画像を形成する画像形成部と、
    自機を識別するための自機識別情報を記憶する記憶部と、
    他のファクシミリ装置から送信された画像信号が前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号から当該画像信号の宛先を示す送信先識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させる受信制御部と
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 前記画像信号生成部は、
    前記他のファクシミリ装置において前記画像信号に含まれる送信先識別情報と当該他のファクシミリ装置を識別する自機識別情報との一致確認を行うか否かを設定する制限要求情報を、前記画像データにさらに付加して前記画像信号を生成すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  5. 他のファクシミリ装置から送信された画像信号が前記通信部によって受信された場合、当該受信された画像信号に含まれる送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報との一致確認を行うか否かを設定する制限要求情報を取得する制限要求情報取得部をさらに備え、
    前記受信制御部は、
    前記制限要求情報取得部によって取得された制限要求情報が前記一致確認を行う旨を示し、かつ前記識別情報取得部によって取得された送信先識別情報と前記記憶部に記憶されている自機識別情報とが一致する場合、前記画像形成部によって、前記通信部で受信された画像信号に基づき画像を形成させること
    を特徴とする請求項1又は3に記載のファクシミリ装置。
  6. 前記送信制御部は、
    ITU−Tで規定されたフェーズBを実行することなくフェーズCにおいて、前記画像信号を前記通信部によって送信させること
    を特徴とする請求項1、2、及び4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  7. 前記送信制御部は、
    前記フェーズCの実行前に、前記フェーズBを実行せずに前記フェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルの実行を要求する短縮プロトコル要求信号を、前記通信部によって送信させること
    を特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 前記受信制御部は、
    ITU−Tで規定されたフェーズBを実行せずにフェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルの実行を要求する短縮プロトコル要求信号が前記通信部によって受信された場合、前記短縮プロトコルによる通信手順を実行する旨を示す短縮プロトコル応答信号を、当該短縮プロトコル要求信号の送信元へ前記通信部によって送信させること
    を特徴とする請求項1、3、及び5のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  9. 前記送信制御部は、
    ITU−Tで規定されたフェーズBを実行せずにフェーズCを実行する通信手順である短縮プロトコルによる通信手順を実行する旨を示す短縮プロトコル応答信号が前記通信部によって受信された場合に、前記フェーズBを実行せずに前記画像送信処理をおこなうこと
    を特徴とする請求項6又は7記載のファクシミリ装置。
  10. 前記受信制御部は、
    ITU−Tで規定されたフェーズAの終了後、予め設定された時間内に前記短縮プロトコル要求信号が前記通信部によって受信されない場合、前記フェーズBのDIS信号を前記通信部によって送信させること
    を特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  11. 前記送信制御部は、
    前記フェーズBのDIS信号が前記通信部によって受信された場合、当該フェーズBの通信手順を実行し、
    前記画像信号生成部は、
    前記通信部によって前記DIS信号が受信された場合、前記画像データに前記送信先識別情報を付加することなく画像信号を生成すること
    を特徴とする請求項9記載のファクシミリ装置。
  12. 請求項2記載のファクシミリ装置と、請求項3記載のファクシミリ装置とが通信回線を介して接続されたこと
    を特徴とするファクシミリ通信システム。
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